JPH0773310B2 - ビル内交換システム - Google Patents

ビル内交換システム

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JPH0773310B2
JPH0773310B2 JP2012637A JP1263790A JPH0773310B2 JP H0773310 B2 JPH0773310 B2 JP H0773310B2 JP 2012637 A JP2012637 A JP 2012637A JP 1263790 A JP1263790 A JP 1263790A JP H0773310 B2 JPH0773310 B2 JP H0773310B2
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signal format
exchange
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signal
building
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Inventor
健一 大島
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未来ビル研究開発株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 ビル内の各フロア毎に設置される複数のフロア交換機
と、これらのフロア交換機に共通の外線インタフェース
をなすセンター交換機とを有し、該センター交換機と該
フロア交換機との間の交換処理を行う共通線信号方式が
複数種の信号フォーマットを用いて実行される場合に、
該センター交換機にて発呼者側の信号フォーマットと被
呼者側の信号フォーマットの種別を判別すると共に、そ
の判別結果に基づいて相手側の信号フォーマットに変換
した信号フォーマットを該センター交換機に供給するこ
とにより、該フロア交換機相互間での信号フォーマット
の相違を、各該フロア交換機で意識することなく共通線
信号方式による交換処理を行うことができる。
〔産業上の利用分野〕
ビルの各フロア毎に設置される複数のフロア交換機と、
該複数のフロア交換機に共通の外線インタフェースをな
すと共に、各該フロア交換機との間は共通線信号方式の
もとで交換処理を行う単一のセンター交換機とからな
り、且つ、該共通線信号方式を実行する信号フォーマッ
トの種類が複数種混在するビル内交換システムに関す
る。
上記の形式のビル内交換機システムは、本出願人により
既に提案されたもので、例えばインテリジェントビル等
に応用して好適な、いわばビル内分散設置形構成の交換
システムである。ちなみに、従来一般のビル内交換シス
テムにおいては、上記のセンター交換機の存在はなく、
各フロア交換機が個別に外線と接続し、また、特定のフ
ロア交換機相互間でのみ内線接続が行えるものであっ
て、ハードウェア上効率の良いシステムとは言えなかっ
た。
本発明は上記のビル内分散設置形構成の交換システムに
おける共通線信号処理について述べるものである。
〔従来の技術〕
従来のビル内交換機システムにおけるフロア交換機相互
間の交換制御を担ういわゆる局間信号としては、ダイヤ
ルパルス(DP)形式や多周波符号(MF)形式を採用する
のが一般的である。そしてこのような局間信号を用いる
場合には、各フロア交換機が比較的自由に通信処理プロ
グラムを作成し使用することができる。したがって、例
えば大形インテリジェントビル等において、各種のフロ
ア交換機が混在する場合であっても、各フロア交換機の
仕様の相違をそれ程気にすることなく、ビル内交換機シ
ステムを構築することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
近年のISDN化に呼応し、交換制御を共通線信号方式で行
う傾向にある。この場合、公衆網における交換局間での
共通線信号方式はいわゆるCCI TTのNo.7用勧告に準拠し
ており、この共通線信号方式を実行する信号フォーマッ
トは一つに統一されている。ところがビル内交換システ
ム内のフロア交換機、すなわちPBXについては、その共
通線信号方式を実行するための信号フォーマットについ
て何らの制約もなく、PBXの各製造者毎にまちまちであ
る。なお、信号フォーマットの内容は、被呼者の電話番
号情報、発呼者の電話番号情報、各種サービス情報等を
含むものであり、各製造者が独自に開発し、ユーザーに
提供している。
上記の各種信号フォーマットの互換を図るべく、現在2
つの手法を実施している。第1の手法は、1つのビル内
交換システムにて1つの統一信号フォーマットを予め規
定し、各フロア交換機で使用する信号フォーマットを全
てこれに合わせる、というものである。一方、第2の手
法は、1つのビル内交換システムで複数のメーカーのフ
ロア交換機が競合するときは、お互いに信号フォーマッ
トを公開し合い、各々が相手方の信号フォーマットに対
応し得る処理プログラムをさらに組み込むというもので
ある。
しかしながら上記のいずれの手法も問題がある。まず上
記第1の手法(統一信号フォーマット手法)によると、
当該ビル内に新たに設置(または代替)されるフロア交
換機は必ずその統一信号フォーマットに合わせて設計変
更をしなければならない、という問題である。また上記
の第2の手法(相手方用処理プログラムの組み込み手
法)によると、当該ビル内にフロア交換機が新たに設置
(または代替)されると、他の全てのフロア交換機で
は、その新たなフロア交換機で使用する信号フォーマッ
トに対応し得る処理プログラムをさらに追加しなければ
ならない、という問題である。
したがって本発明は上記問題点に鑑み、ビル内交換シス
テム内に導入される多数のフロア交換機に対しては一切
設計変更を強いることなく、相互に交換接続が可能なビ
ル内交換システムを提供することを目的とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明に基づくビル内交換システムの原理構成
を示す図である。本図において、10はビル内交換システ
ム、11は、ビルの各フロア毎に設置される複数のフロア
交換機、12は、複数のフロア交換機11に共通の外線イン
タフェースをなすと共に、各フロア交換機11との間は共
通線信号方式のもとで交換処理を行う単一のセンター交
換機である。また本発明の前提として、ビル内交換シス
テム10内には、共通線信号方式を実行する信号フォーマ
ットの種類が複数種混在する。なお、本図中、各フロア
交換機11とセンター交換機12とを結ぶ信号線は共通線信
号方式に係る交換制御用の信号線であり、音声等の情報
用の信号線は省略してある。
本図中、本発明を特徴づける構成要素は、信号フォーマ
ット判別部13および信号フォーマット設定部14である。
そしてこれらの信号フォーマット判別部13および信号フ
ォーマット設定部14が共にセンター交換機12に具備され
ることも本発明の特徴をなす。
〔作 用〕
信号フォーマット判別部13は、発呼者(加入者15)の属
するフロア交換機11が使用する信号フォーマットの種別
と被呼者(加入者15)の属する他のフロア交換機11が使
用する信号フォーマットの種別とを判別する。
また信号フォーマット設定部14は、前記発呼者側の信号
フォーマットの種別と前記被呼者側の信号フォーマット
の種別とが一致すると判別したときは、当該信号フォー
マットを、逆に一致しないものと判別したときは、相手
側の信号フォーマットに変換した信号フォーマットをそ
れぞれセンター交換機12に供給する。
かくして、全てのフロア交換機11に共通のセンター交換
機12で全ての信号フォーマットを取り込んで処理可能と
なるから、多数のフロア交換機相互間では、信号フォー
マットの違いを一切気にすることなく、共通線信号方式
による交換処理が可能となる。
〔実施例〕
第2図は本発明に係る一実施例を示す図である。なお、
第1図の構成要素と対応する部分には同一の参照番号を
付して示す。21はビルのフロアである。またCSはセンタ
ーステーションの略、FSはフロアステーションの略であ
る。
本発明のポイントをなす信号フォーマット判別部13は、
例えば既存の共通線信号用中央制御装置(CC)41と主記
憶装置(MM)42を利用して形成され、信号フォーマット
設定部14も同様の中央制御装置(CC)41と主記憶装置
(MM)42を利用して形成される。中央制御装置31と主記
憶装置32はセンター交換機(CS)12を制御するものであ
る。また中央制御装置41と主記憶装置42は既存の共通線
信号装置(CSE1,CSE2)43を制御するものである。
この場合、主記憶装置42内には種別表示テーブルが新た
に形成される。種別表示テーブルは、各加入者の属する
フロア交換機11が使用する信号フォーマットの種別を表
示する。例えば種別Iは製造者(メーカー)Aにより提
供される信号フォーマット、種別IIは製造者Bにより提
供される信号フォーマットである。この種別表示テーブ
ルを参照すれば発呼者の発呼を中央制御装置41が検出し
たとき、当該加入者に対して使用すべき信号フォーマッ
トを即座に判別できる。また発呼者からの電話番号をも
とに被呼者が特定され、さらにこの被呼者に対して使用
すべき信号フォーマットが即座に判別できる。
中央制御装置41はこの判別結果に従い、対応する主記憶
装置42内に新たに形成された種別表示テーブルから、該
当する信号種別を採り出して、該種別用の共通線信号フ
ォーマットを作成して該主記憶装置42に設定する(共通
線信号装置は常時作動している)。なお、第2図中、DT
は双方向トランク装置、COTは外線用トランク装置、LS
はローカルスイッチ交換局である。
第3図は信号フォーマットメモリの一例を示す図であ
る。前述した交換機製造種別用に作成した信号フォーマ
ットメモリは、本図中参照番号44で示され、主記憶装置
42内の一部に新たに形成される。このメモリ44内は製造
者別に、すなわち信号フォーマット別に区分され、さら
にこの区別は増設可能である。各区分内は、CSE(共通
線信号装置)受信用信号フォーマット記録エリアとCSE
送信用信号フォーマット記録エリアとに分けられてい
る。
以上述べた具体的構成のもとでの通信シーケンス例を以
下に詳述する(但し、制御線と通話線構成は対応網構成
とする)。
第4図は通信シーケンスの一例を示す図であり、第2図
のa加入者とb加入者との間での通信シーケンスを示
す。また、フロア交換機(FS)はa加入者側が製造者A
の製造によるもの、b加入側が製造者Bの製造によるも
のとし、センター交換機(CS)は製造者Aの製造による
ものとしている。
(1) まずa加入者はビル内番号形態に従って、b加
入者の電話番号をダイヤルする。
製造者Aのフロア交換機は先ず、a加入者の発呼を検出
後ダイヤルトーンをa加入者に送出し、電話番号を受信
する。その後該電話番号を分析し該発信者がその相手方
に対し発信許容と判断したら、その分析結果情報から出
ルート(この場合は、対CSまでのルート)を選択する。
該出ルートが共通線であるから、その出ルート情報から
対応の信号リンクルートを算出する。次に発信用信号IA
I(付加情報付アドレス信号)情報を作成し該信号リン
クルート(この場合CS)へ送信する。
(2) A社製センター交換機(CS)は、受信情報をも
とに前記種別表示テーブルを参照し、A社製信号と判別
したら信号フォーマット設定処理へ制御を渡す。該処理
(レベル3)はまずDPC(着信局番号)を分析し、自局
落ちならさらにレベル4処理へ制御を渡し、該処理で被
呼者の電話番号を分析し、ここで自局あてでない事が確
認出来たら、該分析結果情報から出ルート(この場合
は、CSならb加入者FSまでのルート)を選択する。該出
ルートが共通線であるからその出ルート情報から対応の
信号リンクルートを算出する。算出した信号リンクルー
トを分析し、それが発呼側の製造者と同一ならばそのま
まの形式で、又異なる製造者ならば送信先の製造者特有
の信号フォーマットに変換作成し、その後該信号リンク
ルートへ送信する。このとき、信号フォーマットメモリ
44が利用される。
(3) B社製フロア交換機(FS)は、受信した信号情
報を分析後自局あてと判断できたら該加入者の状態を分
析し、空きで着信可なら発信側(この場合は、対CSへ)
へ完了信号ACI(付加情報付アドレス完了信号)を作成
し返送する。その後被呼者には呼び出しトーンを送出
し、発呼者側へはRBT(リングバックトーン)信号を送
信する。
(4) A社製センター交換機(CS)は、受信情報をも
とに種別表示テーブルを参照し、B社製信号と判断した
ら信号フォーマット設定処理へ制御を渡す。以下は上記
の(2)の出ルートハント処理を除いた相手先フォーマ
ット変換処理に準ずる。
(5) A社製フロア交換機(FS)は、受信した信号情
報を分析後自局あてと判断できたら次に該信号情報がア
ドレス完了信号(ACI)なので、b加入者の応答待状態
(a加入者の切断待状態を含む)へ移行させる。
(6) その後のb加入者の応答時は、通常の応答信号
(ANI)が、さらにa加入者の切断後は、通常の切断(C
LF)信号と復旧完了(RLG)信号がやりとりされるが、
これらもそれぞれの信号フォーマットにCS交換機で変換
されてからそれぞれの交換機へ送信される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、各フロアのフロア
交換機相互間では、センター交換機を経由させることで
共通線信号方式の信号フォーマットの相違を全く気にす
る必要のないビル内交換システムが実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づくビル内交換システムの原理構成
を示す図、 第2図は本発明に係る一実施例を示す図、 第3図は信号フォーマットメモリの一例を示す図、 第4図は通信シーケンスの一例を示す図 である。 図において、 10……ビル内交換システム、 11……フロア交換機、 12……センター交換機、 13……信号フォーマット判別部、 14……信号フォーマット設定部、 15……加入者、 31,41……中央制御装置、 32,42……主記憶装置、 43……共通線信号装置、 44……信号フォーマットメモリ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビルの各フロア毎に設置される複数のフロ
    ア交換機(11)と、 該複数のフロア交換機(11)に共通の外線インタフェー
    スをなすと共に、各該フロア交換機(11)との間は共通
    線信号方式のもとで交換処理を行う単一のセンター交換
    機(12)とからなり、且つ、該共通線信号方式を実行す
    る信号フォーマットの種類が複数種混在するビル内交換
    システムにおいて、 発呼者の属する前記フロア交換機(11)が使用する前記
    信号フォーマットの種別と、被呼者の属する他の前記フ
    ロア交換機(11)が使用する前記信号フォーマットの種
    別とを判別する信号フォーマット判別部(13)と、 前記信号フォーマット判別部(13)により判別された前
    記発呼者の信号フォーマットの種別および前記被呼者側
    の信号フォーマットの種別が相互に一致すると判別した
    ときは、当該信号フォーマットを、逆に一致しないもの
    と判別したときは、相手側の信号フォーマットに変換し
    た信号フォーマットを、それぞれ前記センター交換機
    (12)に供給する信号フォーマット設定部(14)とを、
    共に該センター交換機(12)に具備せしめることを特徴
    とするビル内交換システム。
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JP3700589B2 (ja) * 2001-02-16 2005-09-28 日本電気株式会社 交換機間制御信号伝送システムおよび交換機間制御信号伝送方法
JP5886107B2 (ja) * 2012-03-30 2016-03-16 沖電気工業株式会社 交換装置及び呼制御信号変換プログラム

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