JP2006197175A - 内線呼制御装置および事業所携帯電話システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 保守が簡単で、内線番号による他事業所の携帯端末および固定端末との通話が可能な内線呼制御装置および事業所携帯電話システムを提供する。
【解決手段】 事業所毎に配置された内線呼制御装置が、事業所内の端末から受信した呼接続要求メッセージが示すダイヤル番号に基づいて、着信先事業所の内線呼制御装置に割り当てられたSS7信号局コードを特定し、内線番号を着番号情報として含むSS7呼接続要求メッセージ(IAM)を公衆携帯電話網に送信することによって、公衆携帯電話網で接続された事業所間の呼接続を実現する事業所携帯電話システム。
【選択図】 図1
【解決手段】 事業所毎に配置された内線呼制御装置が、事業所内の端末から受信した呼接続要求メッセージが示すダイヤル番号に基づいて、着信先事業所の内線呼制御装置に割り当てられたSS7信号局コードを特定し、内線番号を着番号情報として含むSS7呼接続要求メッセージ(IAM)を公衆携帯電話網に送信することによって、公衆携帯電話網で接続された事業所間の呼接続を実現する事業所携帯電話システム。
【選択図】 図1
Description
本発明は、公衆携帯電話端末を用いた企業内通信システムに関し、更に詳しくは、同一企業に属する複数の事業所間で、公衆携帯電話網を経由して内線電話番号による通話を可能とする内線呼制御装置および事業所携帯電話システムに関する。
公衆携帯電話事業者が企業向けに提供するモバイル・セントレックスサービスは、例えば、日経BP社発行の日経コミュニケーション、2004年4月26日号、P50−58(非特許文献1)に記載されているように、或る企業の社員が自分の所有する公衆携帯電話を社内に持ち込めば、これを無料内線電話として利用できるようにしたものであり、各社員が社外用と内線用の複数の専用端末を所有する必要がなくなるという利点がある。
公衆携帯電話網の利用を極力回避して、局所的な通話、例えば、同一事業所内での内線通話を実現する場合、公衆移動交換機の前段に内線呼制御装置が設けられる。事業所内の端末から内線番号をダイヤルして発信すると、内線呼制御装置が、企業独自の電話番号体系に基づいてダイヤル番号を分析し、事業所内に設置された私設の基地局を介して着端末を呼び出す。着端末が応答しない場合、内線呼制御装置は、内線番号と対応する着端末の公衆携帯電話番号を求め、この電話番号で公衆携帯電話網に発信することによって、事業所外に移動した端末を呼び出す。この方式によれば、公衆携帯電話網に新たな機能を追加することなく、内線番号ダイヤルからの着信が実現できる。
PBX専用線網を有する企業では、内線電話網を収容する内線呼制御装置が事業所毎に異なっていても、専用線経由で事業所間の内線通話が可能となる。例えば、或る事業所内の端末が専用線番号をダイヤルした場合、内線呼制御装置が、PBX経由で専用線網に発信する。専用線網で接続された着信先事業所のPBXは、着端末の種類に応じて、PBX経由の内線呼び出し、あるいは内線呼制御装置経由の携帯電話呼び出しを実行する。この場合、公衆携帯電話網を経由することなく事業所間の通話を実現できる。尚、この分野の従来技術として、特開2003−299157号公報(特許文献1)がある。
しかしながら、PBX専用線網を持っていない企業、またはPBX専用線網を廃止したい企業では、事業所毎に内線呼制御装置が異なっていると、他事業所端末への発呼は、全て公衆携帯電話網を経由せざるを得ない。この場合、各内線呼制御装置は、管理下にある事業所内の端末以外に、企業内の他の事業所に所属する全ての端末について、各端末の内線番号と公衆携帯電話番号と関係を示す対応表を保持しておき、管理下にある端末から内線番号ダイヤルにより他事業所端末宛の発呼が発生した時、呼び出し内線番号を公衆携帯電話番号に変換した上で、公衆携帯電話網に発信する必要がある。
従って、或る事業所に新たな端末が追加された場合、従来の方式では、企業内の全ての内線呼制御装置で対応表を更新する必要があり、保守作業が容易でないという問題があった。また、着信側の端末が公衆携帯電話番号を持たない固定IP電話などの場合、内線電話では呼び出せないという問題があった。
本発明の目的は、保守が簡単で、内線番号による他事業所の携帯端末および固定端末との通話が可能な内線呼制御装置および事業所携帯電話システムを提供することにある。
本発明は、各事業所で他の事業所に所属する端末の公衆携帯電話番号を管理することなく、内線電話番号をダイヤルして他の事業所に着信できるようにするために、各事業所の内線呼制御装置が、事業所内の端末から受信した呼接続要求メッセージが示すダイヤル番号に基づいて、着信先事業所の内線呼制御装置に割り当てられたSS7信号局コードを特定し、内線番号を着番号情報として含むSS7呼接続要求メッセージ(IAM)を公衆携帯電話網に送信することによって、公衆携帯電話網で接続された事業所間の呼接続を実現するようにしたことを特徴とする。
更に詳述すると、本発明は、事業所内に配置された少なくとも1つの無線基地局を収容する無線基地局制御装置と接続され、同一企業内の他の事業所に所属した内線呼制御装置と公衆携帯電話網を介して交信し、上記事業所に所属する電話端末と他の事業所に所属する公衆携帯電話端末または固定端末との間の呼接続制御を行う内線呼制御装置が、同一企業内の各事業所の識別番号と、各事業所に所属する内線呼制御装置に割り当てられた上記公衆携帯電話網内で固有の信号局コードとの対応関係を記憶した事業所番号管理テーブルを有し、上記事業所内の電話端末から着信先を内線番号で指定した発信要求を受信した時、該内線番号で特定される着信側事業所の識別番号に基づいて、上記事業所番号管理テーブルから、着信先端末が所属する事業所の内線呼制御装置に割り当てられた信号局コードを特定し、該信号局コードを宛先として、上記公衆携帯電話網に呼接続要求メッセージを送信することを特徴とする。
本発明の他の特徴は、上記内線呼制御装置が、上記事業所に所属する複数の公衆携帯電話端末について、それぞれの内線番号と対応して各公衆携帯電話端末の現在の位置情報を示す事業所端末情報テーブルを有し、上記公衆携帯電話網を介して他の事業所からの呼接続要求メッセージを受信した時、事業所端末情報テーブルから、上記呼接続要求メッセージが示す着電話番号を内線番号とする公衆携帯電話端末を検索し、着電話番号に該当する公衆携帯電話端末が存在した場合は、上記テーブルが示す現在の位置情報と対応する無線基地局を介して着信端末を呼び出すようにしたことにある。
本発明の1実施例では、上記事業所端末情報テーブルが、各内線番号と対応して各公衆携帯電話端末の公衆携帯電話番号を記憶しており、着信端末の呼び出しに対して応答がない場合に、着信側の内線呼制御装置が、上記呼接続要求メッセージの発信元信号局コードを宛先とし、上記事業所端末情報テーブルが示す着信端末の公衆携帯電話番号を転送先番号情報として含む呼切断メッセージを生成し、前記公衆携帯電話網に送信することを特徴としている。この場合、発信側の内線呼制御装置は、呼接続要求メッセージを送信した後、公衆携帯電話網から、上記転送先番号情報を含む呼切断メッセージを受信した場合、該呼切断メッセージに含まれる転送先番号情報を着信先公衆携帯電話番号とする新たな呼接続要求メッセージを公衆携帯電話網に発信する。
本発明の1実施例では、上記事業所端末情報テーブルが、事業所に所属する固定IP電話端末について、それぞれの内線番号と対応して各固定IP電話端末のIPアドレスを記憶しており、着信側の内線呼制御装置が、公衆携帯電話網を介して他の事業所からの呼接続要求メッセージを受信した時、上記事業所端末情報テーブルから、上記呼接続要求メッセージが示す着電話番号を内線番号とする公衆携帯電話端末または固定IP電話端末を検索し、着電話番号が固定IP電話端末に該当した場合、上記事業所端末情報テーブルが示すIPアドレスを適用して着信端末を呼び出すことを特徴としている。
本発明の事業所携帯電話システムは、事業所内に配置された少なくとも1つの無線基地局と、該無線基地局を収容する無線基地局制御装置と、該無線基地局制御装置と公衆携帯電話網との間に接続された内線呼制御装置とからなり、上記内線呼制御装置が、上述した事業所番号管理テーブルと事業所端末情報テーブルとを利用して、事業所内の端末と他事業所の端末との間の内線番号ダイヤルによる公衆携帯電話網経由の呼制御を行うことを特徴としている。
本発明によれば、発信された内線番号に基づいて、着端末の所属する事業所の内線呼制御装置を特定し、該信号局コードを宛先として、上記公衆携帯電話網に呼接続要求メッセージを送信するようにしているため、各内線呼制御装置で、他事業所に所属する端末の公衆携帯電話番号を管理する必要がなくなる。従って、或る事業所で端末が増設された場合でも、他事業所の内線呼制御装置に上記増設端末に関する端末情報を登録する必要がないため、保守が容易になる。また、本発明では、公衆携帯電話網は、内線呼制御装置間でのSS7メッセージの転送路および通話路としての利用に留まっているため、既存の公衆移動交換機に設計変更を加えることことなく、事業所間の内線番号通話を実現できるという利点がある。
以下、本発明の実施例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明による事業所携帯電話システムの全体構成を示す。
100Aと100Bは、同一企業に属したA事業所とB事業所の構内を示す。MS101aは、A事業所に所属する内線番号が「8111」の携帯電話端末、TE110aは、A事業所に所属する内線番号が「8122」のIP電話端末(固定端末)を示す。また、MS101bは、B事業所に所属する内線番号が「8211」の携帯電話端末、TE110bは、B事業所に所属する内線番号が「8222」のIP電話端末を示す。各事業所内には、多数の携帯電話端末とIP電話端末とが存在しているが、ここでは、簡単化のために、上述した4台の端末のみが図示してある。各事業所に所属するユーザは、自分の端末から内線番号をダイヤルすることによって、社内の他の端末宛に発呼する。
図1は、本発明による事業所携帯電話システムの全体構成を示す。
100Aと100Bは、同一企業に属したA事業所とB事業所の構内を示す。MS101aは、A事業所に所属する内線番号が「8111」の携帯電話端末、TE110aは、A事業所に所属する内線番号が「8122」のIP電話端末(固定端末)を示す。また、MS101bは、B事業所に所属する内線番号が「8211」の携帯電話端末、TE110bは、B事業所に所属する内線番号が「8222」のIP電話端末を示す。各事業所内には、多数の携帯電話端末とIP電話端末とが存在しているが、ここでは、簡単化のために、上述した4台の端末のみが図示してある。各事業所に所属するユーザは、自分の端末から内線番号をダイヤルすることによって、社内の他の端末宛に発呼する。
例えば、A事業所に所属するTE110aが、B事業所に所属するMS101bを呼び出すときは、MS101bの現在位置には関係なく、内線番号「8211」をダイヤルする。本実施例では、内線番号は、「事業所番号+事業所内端末番号」の番号形式となっている。事業所番号は、企業内の各事業所の割り当てられた識別番号であり、本例では、A事業所は「81」、B事業所は「82」となっている。事業所内端末番号は、各事業所内で所属する端末にユニークに割り当てられた番号である。
BTS102a(102a−1、102a−2)は、A事業所内に配置された無線基地局、BTS102b(102b−1、102b−2)は、B事業所内に配置された無線基地局であり、それぞれ公衆携帯電話の無線インタフェース規格に基づいて、事業所内に位置したMS101a、101bと通信する。無線インタフェース規格としては、例えば、cdma2000が適用される。
BSC103(103a、103b)は、各事業所内に設置された無線基地局制御装置であり、それぞれ配下のBTS102a、102bを制御する。BTSとBSCとの間の通信方式としては、例えば、3GPP2のAbisインタフェース規格が適用される。CA104(104a、104b)は、内線呼制御装置であり、端末からの内線番号ダイヤルによる発信要求を処理し、端末間の呼接続を実現する。
CA104とBSC103との間の通信方式には、例えば、3GPP2のAインタフェース規格が適用される。また、CA104とTE110(110a、110b)との間の通信方式には、例えば、RFC 3261、3263に記述されたSIP(Session Initiation Protocol)が適用される。尚、Aインタフェース規格に規定されたメッセージをIPで転送することにより、TE110とBSC103を共にイーサネット(登録商標名)を用いて接続することが可能になる。
CA104a、104bは、それぞれ公衆移動交換機(MSC)107a、107bを介して、公衆携帯電話網(PLMN)109に接続される。PLMN109には、公衆携帯電話端末の位置情報を管理するHLR(Home Location Register)108が接続されている。CA104とMSC107、PLMN109との接続には、PLMN109内で使用される公衆携帯電話網インタフェース規格が使用され、MAP(Mobile Application Part)としては、例えば、IS−41を用いたSS7が適用される。すなわち、CA104a、104bには、PLMN109内でユニークなSS7信号局コードが割り当てられる。
社内事業所番号DB105(105a、105b)には、図2に示すように、社内全事業所の内線呼制御装置CAについて、事業所番号201と信号局コード202との対応関係を示す事業所番号テーブル200が用意されている。ここに示した例では、A事業所100Aに所属するCA104aの信号局コードを「A」、B事業所100Bに所属するCA104bの信号局コードを「B」で示してある。事業所番号テーブル200の内容は、半固定的なものであり、企業に新しい事業所ができた時、その事業所の事業所番号201と信号局コード202との対応関係を示す新たなテーブルエントリが管理者によって追加登録される。事業所番号テーブル200の内容は、全ての社内事業所番号DBで共通になっている。
図1に戻って、A事業所端末DB106aは、A事業所に所属する端末の位置情報等を管理するデータベースであり、同様に、B事業所端末DB106bは、B事業所に所属する端末の位置情報等を管理するデータベースである。
図3は、B事業所端末DB106bに用意される事業所端末情報テーブル300の1例を示す。
DB106bに用意される事業所端末情報テーブル300は、B事業所に所属する端末と対応した複数のテーブルエントリからなり、各テーブルエントリは、端末の内線番号301、端末種別302、IMSI303、公衆番号304、事業所内位置305、IP306を示している。
DB106bに用意される事業所端末情報テーブル300は、B事業所に所属する端末と対応した複数のテーブルエントリからなり、各テーブルエントリは、端末の内線番号301、端末種別302、IMSI303、公衆番号304、事業所内位置305、IP306を示している。
端末種別302には、その端末が携帯電話か固定電話(IP電話)かの識別情報が設定される。IMSI303、公衆番号304、事業所内位置305は、端末種別302が「携帯」の場合に有効となる。IMSI303には、携帯電話の端末識別番号であるIMSI(International Mobile Subscriber Identity)が設定される。IMSIは、例えば、CA104bが携帯電話端末を呼び出す際に使用される。公衆番号304には、携帯電話端末に割り当てられた公衆携帯電話番号が設定され、事業所内位置305には、携帯電話端末の現在位置と対応するBTSの識別子が設定される。図3の例では、MS101b(内線番号:「8211」)の現在位置が、BTS1の通信圏内にあることを示している。IP306は、端末のIPアドレスを示しており、端末種別302が「固定」の場合に有効となる。
事業所端末情報テーブル300の登録データは、事業所内位置305以外の項目は、半固定的なデータであり、B事業所に新たな端末が追加されたとき、追加端末と対応するテーブルエントリが管理者によって登録される。事業所内位置305は、携帯電話端末が、事業所内を移動中にBST102bとの間で行われる位置登録に連動して、自動的に更新される。
一方、B事業所に所属しない携帯電話端末については、その端末が事業所内で初めて位置登録を行った時点で、全項目の情報を含む新たなテーブルエントリが事業所端末情報テーブル300に登録される。尚、MS101b、BTS102b、BSC103b、CA104b、HLR108の間で行われる位置登録は、CA104bがPLMN109内のMSCの場合と同様、公衆携帯電話の一般的な手順に従って行われる。
A事業所端末DB106aも、A事業所に所属する端末に関して、上記と同様の事業所端末情報テーブル300を備える。図1において、社内事業所番号DB105a(105b)とA事業所端末DB106a(106b)は、CA104a(104b)に内蔵された記憶媒体に形成されても良い。また、CA104a(104b)は、MSC107a(107b)に内蔵されても良い。
図4は、内線呼制御装置(CA)104aの構成を示す。
ここでは、CA104aが、社内事業所番号DB105aとA事業所端末DB106aを内蔵した構成となっているが、図1に示したように、これらのDBは、CA104aの外部に位置してもよい。CA104bも、DB105aとDB106aがB事業所用のDB105bと106bに置き換わるだけで、基本的にはCA104aと同様の構造となっている。
ここでは、CA104aが、社内事業所番号DB105aとA事業所端末DB106aを内蔵した構成となっているが、図1に示したように、これらのDBは、CA104aの外部に位置してもよい。CA104bも、DB105aとDB106aがB事業所用のDB105bと106bに置き換わるだけで、基本的にはCA104aと同様の構造となっている。
CA104aは、BSC103aと接続するためのBSCインタフェース(BSC・I/F)機能と、MSC107aに接続するためのMSCインタフェース(MSC・I/F)機能とを備えている。先ず、BSC・I/F機能について説明する。
レイヤ1/2終端部(L1/2)701は、BSC103aとの通信のための物理層(L1)およびデータリンク層(L2)の制御、例えば、イーサネットの物理/MAC制御を行う。トランスポート部(TRN)702は、イーサネット上でIOSアプリケーションメッセージ、SIPメッセージ、音声データを送受信するための通信モジュールであり、TCP/IP、UDP/IPのプロトコル制御を実行する。IOSアプリケーション部(IOS−AP)704は、MS101a、BTS102a、BSC103aを制御するための通信モジュールである。SIP712は、TE110aとの間で呼制御のためのSIPプロトコル処理を実行するモジュールである。
CC707は、BSC・I/FとMSC・I/Fに共通する呼処理モジュールであり、例えば、BSCI/FのIOS−AP704またはSIP712からの端末発信要求を受け付け、MSCI/FのSS7:708に発信指示を行う。RM706は、無線リソースの管理部、MM705は、MS101の位置管理部を示す。CODEC703は、各端末からの音声データに適用された符号化方式と、PLMN109で使用される符号化方式との間の変換モジュールであり、端末側とPLMN側の符号化方式が共通している場合、CODEC703による音声データ処理は行われない。
次に、MSCI/F機能について説明する。
MSC107aとの間で送受信される音声データは、レイヤ1/2終端部(L1/2)701によって、物理層およびデータリンク層の制御、例えば、SDH(Synchronous Digital Hierarchy)規格に基づく複数呼の音声情報の多重化/分離化が行われる。SS7:708は、呼処理モジュール(CC)707からの指示に従って、MSC107aとの間で、SS7共通線信号方式による制御信号を送受信する。MTP711は、SS7信号方式における物理層、データリンク層、ネットワーク層の制御部であり、前述した事業所番号テーブル200に記憶された信号局コード202は、MTP711が、SS7メッセージをPLMN109内でルーチングするために使用される。
MSC107aとの間で送受信される音声データは、レイヤ1/2終端部(L1/2)701によって、物理層およびデータリンク層の制御、例えば、SDH(Synchronous Digital Hierarchy)規格に基づく複数呼の音声情報の多重化/分離化が行われる。SS7:708は、呼処理モジュール(CC)707からの指示に従って、MSC107aとの間で、SS7共通線信号方式による制御信号を送受信する。MTP711は、SS7信号方式における物理層、データリンク層、ネットワーク層の制御部であり、前述した事業所番号テーブル200に記憶された信号局コード202は、MTP711が、SS7メッセージをPLMN109内でルーチングするために使用される。
ISUP710は、特定呼について呼の設定/解放などの制御を行うためのモジュール、IS−41:709は、携帯電話端末のPLMN109内での位置管理のために使用される通信モジュールであり、例えば、端末がダイヤルした公衆携帯電話番号を検索キーとして、端末の現在位置をHLR108に問合せる際に利用される。尚、CA104aは、MSC107aに内蔵される場合でも、基本的に、図4と同様の構成をもつ。
次に、図5を参照して、図1に示したA事業所のMS101aが他事業所の端末、ここではB事業所のMS101bを内線番号ダイヤルで呼び出した場合の本発明による呼制御手順について説明する。
MS101aのユーザが、内線番号「8211」をダイヤルすると(ステップ501)、MS101aからの発信要求502が、BTS102a、BSC103aを介して、CA104aに届く。
MS101aのユーザが、内線番号「8211」をダイヤルすると(ステップ501)、MS101aからの発信要求502が、BTS102a、BSC103aを介して、CA104aに届く。
上記発信要求メッセージ502は、例えば、図6に示すIOS−APメッセージフォーマットで送信される。
601は、MS毎に設定されるBSC103aとCA104aとの間のTCPコネクションを識別するためのTCP/IPヘッダ、602は、BSMAPヘッダであり、メッセージタイプとして、本メッセージがBSMAP(BS Management Part)メッセージであることを示すコード「00H」が設定されている。603は、メッセージ長であり、後続するメッセージ604の長さをオクテット数で示している。メッセージ604は、メッセージ種別605と、メッセージ種別に応じた複数の情報要素606とからなる。メッセージ種別605には、Complete Layer3 Informationメッセージであることを示すコード「57H」が設定される。各情報要素606は、1対の情報要素識別子607とパラメータ値608とからなり、ダイヤル番号(以下、着番号と言う)「8211」は、情報要素識別子607として「5BH(Called Party ASCII Number)」または「5EH(Called Party BCD Number)」を含む着番号情報要素のパラメータ値608として、メッセージ604に設定される。
601は、MS毎に設定されるBSC103aとCA104aとの間のTCPコネクションを識別するためのTCP/IPヘッダ、602は、BSMAPヘッダであり、メッセージタイプとして、本メッセージがBSMAP(BS Management Part)メッセージであることを示すコード「00H」が設定されている。603は、メッセージ長であり、後続するメッセージ604の長さをオクテット数で示している。メッセージ604は、メッセージ種別605と、メッセージ種別に応じた複数の情報要素606とからなる。メッセージ種別605には、Complete Layer3 Informationメッセージであることを示すコード「57H」が設定される。各情報要素606は、1対の情報要素識別子607とパラメータ値608とからなり、ダイヤル番号(以下、着番号と言う)「8211」は、情報要素識別子607として「5BH(Called Party ASCII Number)」または「5EH(Called Party BCD Number)」を含む着番号情報要素のパラメータ値608として、メッセージ604に設定される。
図5において、上述した発信要求メッセージ502を受信したCA104aは、受信メッセージが示す着番号から、着信先端末の所属事業所を判定する(ステップ503)。この例では、着番号「8211」の先頭が、A事業所の事業所番号「81」でないことから、CA104aは、着信先が他事業所の所属端末であると判断し、事業所番号テーブル200から、上記事業所番号「81」と対応する着信先CAの信号局コードを検索する(ステップ504)。CA104aは、事業所番号テーブル200から検索された信号局コード「B」を宛先とするISUPメッセージ(SS7メッセージ)IAM505を生成し、これをMSC107aに送信する。
図7は、ISUPメッセージIAM505のフォーマットを示す。
ISUPメッセージは、共通部701と個別部702とからなる。共通部701は、本メッセージの宛先信号局コードが設定されるDPC703と、送信元信号局コードが設定されるOPC704と、メッセージ種別705を含む。図5のIAM505の場合、DPC703にはCA104bの信号局コード「B」、OPC704にはCA104aの信号局コード「A」が設定され、メッセージ種別705にはIAMメッセージを示す種別コードが設定される。また、個別部702には、着番号情報「8211」が設定される。
ISUPメッセージは、共通部701と個別部702とからなる。共通部701は、本メッセージの宛先信号局コードが設定されるDPC703と、送信元信号局コードが設定されるOPC704と、メッセージ種別705を含む。図5のIAM505の場合、DPC703にはCA104bの信号局コード「B」、OPC704にはCA104aの信号局コード「A」が設定され、メッセージ種別705にはIAMメッセージを示す種別コードが設定される。また、個別部702には、着番号情報「8211」が設定される。
図5に戻って、IAM505を受信したMSC107aは、IAM505のDPC403が示す宛先信号局コード「B」で特定されたCA104bのMSC107b宛に受信メッセージを転送する(IAM506)。MSC107bは、受信メッセージをCA104bに転送する(IAM507)。IAM507を受信したCA104bは、事業所端末情報テーブル300から、受信メッセージの個別部702が示す着番号「8211」と対応する着信端末の事業所内位置情報305を検索する(ステップ508)。図3に示した事業所端末情報テーブル300では、内線番号8211の端末は、IMSIが「1」で、事業所内位置情報305からBTS1の通信圏内に位置することが判る。従って、CA104bは、BSC103bに呼び出しメッセージ509を送信する。
呼び出しメッセージ509は、図6で説明した発信要求502と同一のフォーマットを有し、メッセージ種別605には、Paging Requestメッセージであることを示すコード「52H」が設定される。また、情報要素識別子607が「0DH」のIMSI情報要素に、パラメータ値608として「1」が設定される。
上記呼び出しメッセージ509の送信に続いて、CA104bは、CA104a宛に、発信局から着信に必要な情報を受信したことを示す応答メッセージACM510を返送する。ACM510は、図7のメッセージフォーマットにおいて、DPC403にCA104aの信号局コード「A」、OPC404にCA104bの信号局コード「B」を含み、MSC107bとMSC107aを経由して(ACM511、ACM512)、CA104aに届く。
CA104bは、BTS102bとBSC103bを介して、着信端末MS101bからの応答513を受信すると、CA104a宛にANM514を送信する。ANM514は、MSC107b、MSC107aを経由して(ANM515、ANM516)、CA104aに届く。CA104aは、上記ANMを受信すると、MS101a宛に接続通知517を送信する。MS101aが、BSC103a、BTS102aを介して、上記接続通知517を受信すると、MS101aと101bが通話中518の状態となる。
その後、一方の端末、例えば、MS101bから通話終了のため切断要求519を送信すると、この切断要求が、BTS102bとBSC103bを介して、CA104bで受信される。切断要求を受信したCA104bは、CA104a宛にSS7の呼切断メッセージREL520を送信すると共に、MS101aに切断通知524を送信する。
上記REL520は、MSC107b、107aを経由して(REL521、REL522)、CA104aに転送される。MSC107b、MSC107a、CA104aは、REL(520、521、522)の受信に応答して、それぞれの上流側に位置したCA104b、MSC107b、MSC107aに、呼の解放を意味するRLCメッセージを送信する(525、526、527)。また、CA104aは、REL522の受信に応答して、MS101aに切断要求523を送信する。BSC103a、BTS102aを介して、切断要求523を受信したMS101aが、CA104aに切断通知528を送信すると、呼の解放が完了する。
次に、図8を参照して、MS101aが「8211」をダイヤルした時、MS101bがB事業所の外にいた場合の本発明による呼制御手順について説明する。
ステップ501〜512は、図5と同一のため、ここでの説明は省略する。
CA104bは、着信端末MS101bに呼び出しメッセージ509を送信した後、MS101bからの応答を待っている。ここで、所定時間内にMS101bからの応答が受信されなかった場合(ステップ810)、CA104bは、事業所端末情報テーブル300から、内線番号「8211」と対応する公衆番号304(この例では、「09012345678」)を検索し、この公衆番号を転送先とするSS7の呼切断メッセージREL811をMSC107bに送信する。上記公衆番号は、図7に示したメッセージフォーマットの個別部702に、転送先番号情報要素のパラメータとして設定される。
ステップ501〜512は、図5と同一のため、ここでの説明は省略する。
CA104bは、着信端末MS101bに呼び出しメッセージ509を送信した後、MS101bからの応答を待っている。ここで、所定時間内にMS101bからの応答が受信されなかった場合(ステップ810)、CA104bは、事業所端末情報テーブル300から、内線番号「8211」と対応する公衆番号304(この例では、「09012345678」)を検索し、この公衆番号を転送先とするSS7の呼切断メッセージREL811をMSC107bに送信する。上記公衆番号は、図7に示したメッセージフォーマットの個別部702に、転送先番号情報要素のパラメータとして設定される。
MSC107bは、REL811を受信すると、これをMSC107aに転送(REL812)すると共に、CA104bに呼の解放メッセージRLC814を送信する。MSC107aも、同様に、MSC107bからREL812を受信すると、これをCA104aに転送(REL813)すると共に、MSC107bに呼の解放メッセージRLC815を送信する。CA104aは、MSC107aからREL813を受信すると、MSC107aに呼の解放メッセージRLC816を送信し、CA104bとの間の呼接続処理の解消する。
この後、MSC107aは、REL813の転送先番号情報要素で指定された公衆番号「09012345678」を着信番号として、発信端末MS101aが公衆番号をダイヤルした場合と同様、公衆携帯電話網の一般的な発着信手順を開始する(ステップ817)。すなわち、CA104aは、PLMN109のHLR108に対して、電話番号「09012345678」をもつMS101bの現在位置を問合せるためのIS−41メッセージ(LOCREQ)818を送信する。上記LOCREQに応答して、HLR108は、MS101bの通信圏内に位置するMSCの識別番号をCA104aに通知する。
その後、CA104aは、HLR108から通知されたMSC宛にIAMメッセージを送信し、MSCの配下にあるMS101bを呼び出す。
その後、CA104aは、HLR108から通知されたMSC宛にIAMメッセージを送信し、MSCの配下にあるMS101bを呼び出す。
図9は、IP電話端末TE110a(またはTE110b)が発/着信する際に、CA104a(またはCA104b)との間で送受信するSIPメッセージのフォーマットを示す。
SIPメッセージは、TE110aとCA104aの間のTCPコネクションを識別するためのTCP/IPヘッダ901を付したパケット形式で送受信される。SIPメッセージ902は、スタートライン903、メッセージヘッダ904、メッセージボディ905からなる。TE110aが、上述したように、「8211」をダイヤルした場合に、TE110aからCA104aに送信されるSIPメッセージは、スタートライン903に、メッセージ種類「INVITE」と、ダイヤル番号を含む宛先URL(Uniform Resource Locator)とが設定される。メッセージヘッダ904には、発信元URL、宛先URL、呼識別子などが設定され、メッセージボディ905には、SDP記述によるセッション情報が設定される。
SIPメッセージは、TE110aとCA104aの間のTCPコネクションを識別するためのTCP/IPヘッダ901を付したパケット形式で送受信される。SIPメッセージ902は、スタートライン903、メッセージヘッダ904、メッセージボディ905からなる。TE110aが、上述したように、「8211」をダイヤルした場合に、TE110aからCA104aに送信されるSIPメッセージは、スタートライン903に、メッセージ種類「INVITE」と、ダイヤル番号を含む宛先URL(Uniform Resource Locator)とが設定される。メッセージヘッダ904には、発信元URL、宛先URL、呼識別子などが設定され、メッセージボディ905には、SDP記述によるセッション情報が設定される。
CA104aは、上記SIPメッセージを受信すると、宛先URLからダイヤル番号を抽出した後、携帯電話端末MS101aからの発信時と同様に、CA104b宛にIAMメッセージ505を送信する。CA104bは、図5のステップ508において、事業所端末情報テーブル300から内線番号「8211」と対応するテーブルエントリを検索し、着信端末MS101bに呼び出しメッセージ509を送信し、以降、図5と同様のシーケンスが行われる。
発信側端末TE110aが、固定端末であるIP電話端末の電話番号「8222」をダイヤルしていた場合、上記ステップ508における事業所端末情報テーブル300の検索の結果、着信端末が固定端末であることが判明する。この場合、CA104bは、検索エントリのIP306が示すIPアドレス宛にTCPコネクションを確立し、着信端末にSIPメッセージを送信する。
101:携帯電話端末(MS)、102:無線基地局(BTS)、103:無線基地局制御装置(BSC)、104:内線呼制御装置(CA)、105:社内事業所番号DB、106:事業所端末DB、107:公衆移動交換機(MSC)、108:ホームロケーションレジスタ(HLR)、109:公衆携帯電話網(PLMN)、200:事業所番号テーブル、300:事業所端末情報テーブル。
Claims (7)
- 事業所内に配置された少なくとも1つの無線基地局を収容する無線基地局制御装置と接続され、同一企業内の他の事業所に所属した内線呼制御装置と公衆携帯電話網を介して交信し、上記事業所に所属する電話端末と他の事業所に所属する公衆携帯電話端末または固定端末との間の呼接続制御を行う内線呼制御装置であって、
同一企業内の各事業所の識別番号と、各事業所に所属する内線呼制御装置に割り当てられた上記公衆携帯電話網内で固有の信号局コードとの対応関係を記憶した事業所番号管理テーブルを有し、
上記事業所内の電話端末から着信先を内線番号で指定した発信要求を受信した時、該内線番号で特定される着信側事業所の識別番号に基づいて、上記事業所番号管理テーブルから、着信先端末が所属する事業所の内線呼制御装置に割り当てられた信号局コードを特定し、該信号局コードを宛先として、上記公衆携帯電話網に呼接続要求メッセージを送信することを特徴とする内線呼制御装置。 - 前記事業所に所属する複数の公衆携帯電話端末について、それぞれの内線番号と対応して各公衆携帯電話端末の現在の位置情報を示す事業所端末情報テーブルを有し、
前記公衆携帯電話網を介して他の事業所からの呼接続要求メッセージを受信した時、事業所端末情報テーブルから、上記呼接続要求メッセージが示す着電話番号を内線番号とする公衆携帯電話端末を検索し、着電話番号に該当する公衆携帯電話端末が存在した場合は、上記テーブルが示す現在の位置情報と対応する無線基地局を介して着信端末を呼び出すことを特徴とする請求項1に記載の内線呼制御装置。 - 前記事業所端末情報テーブルが、前記内線番号と対応して各公衆携帯電話端末の公衆携帯電話番号を記憶しており、
前記着信端末の呼び出しに対して応答がない場合に、前記呼接続要求メッセージの発信元信号局コードを宛先とし、上記事業所端末情報テーブルが示す着信端末の公衆携帯電話番号を転送先番号情報として含む呼切断メッセージを生成し、前記公衆携帯電話網に送信することを特徴とする請求項2に記載の内線呼制御装置。 - 前記呼接続要求メッセージを送信した後、前記公衆携帯電話網から、転送先番号情報を含む呼切断メッセージを受信した場合、該呼切断メッセージに含まれる転送先番号情報を着信先公衆携帯電話番号とする新たな呼接続要求メッセージを前記公衆携帯電話網に発信することを特徴とする請求項1に記載の内線呼制御装置。
- 前記事業所端末情報テーブルが、前記事業所に所属する固定IP電話端末について、それぞれの内線番号と対応して各固定IP電話端末のIPアドレスを記憶しており、
前記公衆携帯電話網を介して他の事業所からの呼接続要求メッセージを受信した時、上記事業所端末情報テーブルから、上記呼接続要求メッセージが示す着電話番号を内線番号とする公衆携帯電話端末または固定IP電話端末を検索し、着電話番号が固定IP電話端末に該当した場合、上記事業所端末情報テーブルが示すIPアドレスを適用して、着信端末を呼び出すことを特徴とする請求項2に記載の内線呼制御装置。 - 事業所内に配置された少なくとも1つの無線基地局と、該無線基地局を収容する無線基地局制御装置と、該無線基地局制御装置と公衆携帯電話網との間に接続された内線呼制御装置とからなり、上記公衆携帯電話網を介して、上記事業所に所属する電話端末と同一企業内の他の事業所に所属する公衆携帯電話端末または固定端末との間の呼接続制御を行う事業所携帯電話システムであって、
上記内線呼制御装置が、同一企業内の各事業所の識別番号と、各事業所に所属する内線呼制御装置に割り当てられた上記公衆携帯電話網内で固有の信号局コードとの対応関係を記憶した事業所番号管理テーブルを有し、
上記内線呼制御装置が、上記事業所内の電話端末から着信先を内線番号で指定した発信要求を受信した時、該内線番号で特定される着信側事業所の識別番号に基づいて、上記事業所番号管理テーブルから、着信先端末が所属する事業所の内線呼制御装置に割り当てられた信号局コードを特定し、該信号局コードを宛先として、上記公衆携帯電話網に呼接続要求メッセージを送信することを特徴とする事業所携帯電話システム。 - 前記内線呼制御装置が、前記事業所に所属する複数の公衆携帯電話端末について、それぞれの内線番号と対応して各公衆携帯電話端末の現在の位置情報を示す事業所端末情報テーブルを有し、
前記公衆携帯電話網を介して他の事業所からの呼接続要求メッセージを受信した時、事業所端末情報テーブルから、上記呼接続要求メッセージが示す着電話番号を内線番号とする公衆携帯電話端末を検索し、着電話番号に該当する公衆携帯電話端末が存在した場合は、上記テーブルが示す現在の位置情報と対応する無線基地局を介して着信端末を呼び出すことを特徴とする請求項6に記載の事業所携帯電話システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005005960A JP2006197175A (ja) | 2005-01-13 | 2005-01-13 | 内線呼制御装置および事業所携帯電話システム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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JP2006197175A true JP2006197175A (ja) | 2006-07-27 |
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JP2005005960A Pending JP2006197175A (ja) | 2005-01-13 | 2005-01-13 | 内線呼制御装置および事業所携帯電話システム |
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JP (1) | JP2006197175A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013211664A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Oki Electric Ind Co Ltd | 交換装置及び呼制御信号変換プログラム |
-
2005
- 2005-01-13 JP JP2005005960A patent/JP2006197175A/ja active Pending
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