JPH0832704A - 信号局接続装置 - Google Patents

信号局接続装置

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Publication number
JPH0832704A
JPH0832704A JP16647694A JP16647694A JPH0832704A JP H0832704 A JPH0832704 A JP H0832704A JP 16647694 A JP16647694 A JP 16647694A JP 16647694 A JP16647694 A JP 16647694A JP H0832704 A JPH0832704 A JP H0832704A
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JP
Japan
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station
signal
station code
code length
msu
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Withdrawn
Application number
JP16647694A
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English (en)
Inventor
Akira Ohata
朗 尾幡
Shinjiro Fujii
慎二郎 藤井
Hiroshi Numajiri
浩 沼尻
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 局コード長の異なる信号局間で信号ユニット
(MSU)の送受を可能にする。 【構成】 局コード識別部21aは入力リンクを介して
到来するMSUに含まれるルーチング情報に基づいて該
信号を送出した信号局の局コード長を識別する。局コー
ド変換部21bは該局コード長に基づいてMSUに含ま
れる局コードを内部局コード(あるいは最長局コードあ
るいは14ビット局コード)に変換する。ルーチング部
22は内部局コード(最長局コード、14ビット局コー
ド)でMSUの出方路を決定するためのルーチング処理
を行う。局コード長識別部23cはルーチング処理によ
り得られたルーチング情報に基づいてMSUが送出され
る信号局の局コード長を識別し、実局コード変換部23
dは該局コード長に基づいて内部局コード(最長局コー
ド、14ビット局コード)を実際の局コードに変換して
送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は信号局接続装置に係わ
り、特にNO.7信号網等において異なる局コード長を
有する信号局間を接続する信号局接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】共通線信号方式は、通話回線とは別に信
号伝送用の回線を設け、該信号回線を複数の通話回線が
共用するものである。すなわち、共通線信号方式におい
て、制御信号(着信先電話番号や応答信号、終話信号、
切断信号等)は通話回線と別の専用の信号回線を介して
発信局と着信局間で送受され、発信局と着信局間の通話
回線の確立、切断等が制御される。図1は共通線信号方
式を採用した通信システムの構成図であり、1は通話
網、2はNO.7信号網、3a,3bは通話回線、4
a,4bは交換機、5a,5bは電話端末6a,6bは
信号回線(信号リンク)である。NO.7信号網2は、
信号端局(SEP:Signal End Point)、信号中継局
(STP:Signal TransferPoint)およびこれらの間を
接続する信号リンクを備えている。尚、信号端局及び信
号中継局は総称して信号局(SP:Signal Point)とよば
れる。
【0003】図2は電話端末5aから電話端末5bに発
呼して通話が終了するまでの共通線信号方式の手順説明
図である。電話端末5aから電話端末5bの電話番号を
ダイヤルすると、発信局4aは着側電話番号、発信者電
話番号、発信者種別情報等に基づいて出方路を決定し、
該出方路に対応する通話回線番号CIC(circuit Ident
ification Code)及び着信局4bの局コードDPC(Des
tination Point Code)を求め、これら及び発信局の局コ
ードOPC(Originating Point Code)を用いてルーチ
ングラベルを作成する。そして、該ルーチングラベルを
NO.7信号におけるSIF(Signal Information Fie
ld)に挿入してアドレス信号IAM(Initial Address M
essage)信号を作成して信号網の信号局4cに送出す
る。以後、信号局4cは順次アドレス信号IAMを信号
局4d,・・・を介して着信局4bに送る。
【0004】アドレス信号を送出すると発信局4aは通
話回線を介して着信局4bに導通試験音(2,010Hz)を送
出し、着信局4bは該導通試験音を発信局4aに折り返
す。導通試験が良好に行なわれると、発信局4aはN
O.7信号網を介して着信局4bに導通試験良好信号C
OTを送出する。これにより、着信局4bは電話端末5
bを呼び出し、リンギングバックトーン(呼び出し音)
を通話回線を介して発信局4aに送る。着信加入者が呼
び出し音に応答してオフフックすると着信局4bは応答
信号ANCをNO.7信号網を介して発信局4aに送出
する。以上により、電話端末5a,5b間の通話路が確
立し、通話が可能となる。通話が終了して、電話端末5
bをオンフックすると、着信局4bは終話信号CBKを
NO.7信号網を介して発信局4aに送る。発信局4a
は終話信号CBKを受信すれば、切断信号CLFをN
O.7信号網を介して着信局4bに向けて送り、各局は
復旧完了信号RLGを前位局に送って通話が終了する。
【0005】図3はNO.7信号における有意信号ユニ
ット(MSU:Message Signal Unit)のフォーマット説明
図であり、それぞれ以下の機能を有している。Fはフラ
グであり、信号ユニットの識別に用いるもの、CHKは
チェックビットであり、ビット列としての情報の誤り制
御を行なうもの、SIFは信号情報フィールドであり、
ヘッディングコード、ダイヤル情報、ルーチングラベル
等が記入される。PRIは送出優先度を表示するもの、
NIはネットワークの種別を示すネットワークインジケ
ータ(Network Indicator)、SIはサービスインジケー
タであり、LIは信号長を示すインジケータ(Lngth Ind
icator)である。FSN(Foward Sequence Number)は送
信される信号ユニットの順序を示す順方向シーケンス番
号であり、番号の不連続により誤りを検出できる。BS
N(Backward Sequence Number)は逆方向シーケンス番
号、FIBは誤り再送制御用の順方向表示ビット(Fowa
rd Indicator Bit)、BIBは再送要求用の逆方向表示
ビット(Backward Indicator Bit)である。
【0006】信号情報フィールドSIFはルーチングラ
ベルRLBとそれ以外の信号情報部DTを備えている。
ルーチングラベルRLBは、信号リンク選択番号SLS
と、発信号局番号OPCと、着信号局番号DPCを備え
ている。信号リンク選択番号SLSは3ビットのリンク
番号LSNと1ビットのA/B面表示ビットを備え、同
一信号ルートに複数の信号リンクが存在する場合にはリ
ンク番号LSNにより1つのリンクが指定される。信号
情報部DTには、4ビットのヘッディングコードH0
1が設けられ、アドレス信号、応答信号、終話信号、
切断信号、復旧完了信号等の信号種別を特定するように
なっている。アドレス信号IAMの場合には、ヘッディ
ングコードH 0,H1に加えて、着信電話番号D、その数
字数N、呼種別表示MI、発呼者種別CPCが含まれて
いる。
【0007】NO.7信号方式では、4段階の階層化が
採用されている。レベル1は信号の転送媒体の電気・物
理条件(通信速度、伝送方式等)を合わせる階層であ
る。レベル2は信号リンクともよばれ、信号回線を通し
て隣接する交換局に信号ユニットを誤り無く転送するた
め誤りチェックや再送の働きをする階層である。レベル
3はネットワークレベルともよばれ、信号リンクを組み
合わせて目的とする交換局まで信号メッセージをルーチ
ングする働きを有する階層である。信号リンクが切断等
により使えなくなった時には、他の信号リンクに迂回す
る網機能及びレベル4への信号の分配機能を実現する。
レベル4は別名ユーザ部とも呼ばれる階層であり、信号
の送信、受信のために設けられた通信役である。レベル
4には電話、ファクシミリ、ISDN等のように取り扱
う信号の働きに応じた複数の通信役(ユーザ)が存在す
る。レベル4に信号送出を依頼する通信の主体は、プロ
セスと呼ばれる。例えば、電話呼接続のために、着信先
電話番号、応答信号、切断信号等の信号を転送する場合
には、呼処理がプロセスであり、呼処理のためのメッセ
ージ編集、送信、受信を行なう通信役が電話ユーザ部で
ある。
【0008】レベル1〜3はレベル4から信号を預か
り、宛先に応じて信号を運び、配達する役割であり、通
信を行なう際の基本的かつ汎用的な部分であり、メッセ
ージ転送部(MTO:Message Transfer Part)と呼ばれ
る。共通線信号網には、前述のように信号の発生、受信
局である信号端局(SEP)と信号の中継を行なう信号
中継局(STP)があり、信号端局(SEP)では複数
のユーザ部を持つが、信号中継局(STP)では基本的
にユーザ部を持たない。このため、プロトコルの階層構
成は図4に示すようになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のNO.7信号方
式では、MSU内のネットワーク識別子(ネットワーク
インディケータ)NIで局コード長を表示・識別してい
る。図5はネットワーク識別子NIの説明図であり、N
I=0は国際ネットワーク、NI=1は拡張のための予
備、NI=2は国内ネットワーク、NI=3は拡張のた
めの予備である。局コード長には例えば14ビットと2
4ビットが有る。図6は局コード長が14ビットと24
ビットのMSUにおけるルーチングラベルの説明図であ
り、局コード長が14ビットの場合には発信局番号OP
C及び着信局番号DPCは共に14ビットで表現され
る。一方、局コード長が24ビットの場合には発信局番
号OPC及び着信局番号DPCは共に24ビットで表現
される。
【0010】国際ネットワーク(NI=0)のとき局コ
ード長は14ビット、国内ネットワーク(NI=2)の
とき局コード長は24ビットと予め決めておけば、信号
局のMSU受付部において、NIの値を判別することに
より局コード長を識別することができる。そして、この
ように取決めておくことにより、MSUのNIが同じネ
ットワークには局コードが14ビットと24ビットが混
在することはない。
【0011】図7は国内ネットワークと国際ネットワー
クが連携したネットワークの説明図であり、11はNI
=0の国際ネットワーク、12はNI=2の国内ネット
ワークであり、11a〜11dは国際ネットワーク11
における局コード長14ビットの信号局(SP:Signal
Point)、12a〜12dは国内ネットワークにおける
局コード長24ビットの信号局(SP:Signal Point)
である。信号局11d,12dは異なる局コード長の局
間を接続する信号局であり、NIの値を判別することに
より局コード長を識別できる。すなわち、信号局11d
はNIの値を判別することにより局コード長を識別して
信号ユニット(MSU)を次の所定の信号局にルーチン
グできる。又、同様に、信号局12dはNIの値を判別
することにより局コード長を識別して信号ユニット(M
SU)を次の所定の信号局にルーチングできる。
【0012】ところで、NO.7信号方式における局コ
ード長は、CCS(Common ChanelSignaling)方式を導
入している主な国々では14ビットを採用している。し
かし、北米や中国の一部の国々では国内ネットワーク
(NI=2)において、信号局コード長として24ビッ
トを採用している国がある。図8は局コードが14ビッ
ト、24ビットの信号局が混在する場合の国内ネットワ
ーク説明図であり、13a,13,・・・は局コード長
が14ビットの信号局、14a,14b,・・・は局コ
ード長が24ビットの信号局である。かかる混在ネット
ワークが存在する具体的な地域としては香港を含む中国
があり、香港では局コード長が14ビット、それ以外の
中国では局コード長が24ビットとなっている。混在ネ
ットワークでは以下の問題がある。
【0013】(1) 混在ネットワークにおいては、同一N
I値であっても局コード長が不定であるため局コードを
識別出来ず、14ビットの信号局と24ビットの信号局
で信号ユニット(MSU)の送受ができない問題があ
る。すなわち、異なるコード長の信号局間を接続する信
号局のMSU送受信部は、信号ユニット(MSU)のフ
ォーマットがわからないと該MSUの送受信が出来な
い。なぜならば、局コード長が異なる信号ユニット(M
SU)は図6に示すようにフォーマットが異なるからで
ある。つまり、MSUの送受信に必要な情報であるルー
チングラベル内の各情報の格納位置が異なり、ルーチン
グ情報が読み出せないからである。 (2) 前述のように、信号ユニット(MSU)のフォーマ
ットが違うため、異なる局コード長の信号局同志で信号
のやり取りが出来ず、このためCCS網の管理が出来な
い。
【0014】(3)局コード長が違うと局コード長の小さ
い局は、局コード長の大きい局の一部しか認識出来な
い。例えば、14ビットと24ビット長の信号局同士を
接続しようとしたとき、24ビット長の局コードが14
ビットを越える値の場合には14ビット長の信号局は該
24ビット長の局コードを正しく認識出来ない。 (4) MSU長を示す信号長表示(LI:Length Indicat
or)は最大63バイトまでを表すことが出来るが、許容さ
れる最大MSUの長さは272バイトである。よって、63
バイトを越える信号ユニット(MSU)のとき、MSU
のフォーマット変換が出来ない。 (5) 自局ユーザ(レベル4)が異なる局コード長に対応
出来ない場合、つまり、固定の局コード長のみに対応出
来る場合、異なる局コード長の網に対してユーザ部のサ
ービスの提供が出来ない。
【0015】以上から本発明の目的は、混在ネットワー
クにおいて同一NI値であっても局コード長を正しく識
別でき、従って、局コード長の異なる信号局間で信号ユ
ニット(MSU)の送受が可能な信号局接続装置を提供
することである。本発明の別の目的は、局コード長の異
なる信号局間で信号ユニット(MSU)の送受ができ、
CCS網の管理が可能な信号局接続装置を提供すること
である。本発明の更に別の目的は、信号ユニット(MS
U)が63バイトを越えてもMSUのフォーマット変換
ができる信号局接続装置を提供することである。本発明
の他の目的は、ユーザ(レベル4)が異なる局コード長
に対応出来ない場合でも、該異なる局コード長の網に対
してユーザ部のサービスを提供できる信号局接続装置を
提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】図9は本発明の原理説明
図である。21aは信号リンクを介して到来するNO.
7信号に含まれるルーチング情報に基づいて該信号を送
出した信号局の局コード長を識別する手段、21bは該
局コード長に基づいてNO.7信号に含まれる局コード
を信号局接続装置の内部局コード(あるいは最長局コー
ドあるいは14ビット局コード)に変換する手段、22
は内部局コード(あるいは最長局コードあるいは14ビ
ット局コード)でNO.7信号の出方路を決定するため
のルーチング処理を行うルーチング手段、23cはルー
チング処理により得られたルーチング情報に基づいてN
O.7信号が送出される信号局の局コード長を識別する
手段、23dは該局コード長に基づいてNO.7信号に
含まれる内部局コード(あるいは最長局コードあるいは
14ビット局コード)を実際の局コードに変換する手段
である。
【0017】
【作用】局コード長識別部21aは信号リンクを介して
到来するNO.7信号に含まれるルーチング情報に基づ
いて該信号を送出した信号局の局コード長を識別する。
局コード変換部21bは該局コード長に基づいてNO.
7信号に含まれる局コードを信号局接続装置の内部局コ
ード(あるいは最長局コードあるいは14ビット局コー
ド)に変換する。ルーチング部22は内部局コード(あ
るいは最長局コードあるいは14ビット局コード)でN
O.7信号の出方路を決定するためのルーチング処理を
行う。局コード長識別部23cはルーチング処理により
得られたルーチング情報に基づいてNO.7信号が送出
される信号局の局コード長を識別し、実局コード変換部
23dは該局コード長に基づいて内部局コード(あるい
は最長局コードあるいは14ビット局コード)を実際の
局コードに変換して送出する。このようにすれば、局コ
ード長が異なる信号局間でMSUの送受ができる。
【0018】
【実施例】
(A) NO.7信号方式(CCS)の内部処理 本発明は異なる局コード長の信号局間に信号局接続装置
を設け、該信号局接続装置の内部処理により異なる局コ
ード長を有する信号局間の接続を可能とする。すなわ
ち、図10は本発明の全体のネットワーク構成図であ
り、13a,13b,・・・は局コード長が14ビット
の信号局、14a,14b・・・は局コード長が24ビ
ットの信号局、15は異なる信号局間を接続する信号局
接続装置(接続信号局)である。信号局接続装置15が
実行する内部処理としては、内部局コード変換方式、
最長局コード変換方式、14ビット局コード変換方
式、分割ルーチン処理方式がある。以下、各内部処理
方式について説明する。
【0019】(a) 内部局コードに変換して処理する方式
(内部局コード変換方式): (a-1) 内部局コード変換方式の概略 内部局コード変換方式は、受信した信号ユニット(MS
U)を内部局コードに変換してルーチング処理を行い、
しかる後内部局コードを実局コードに変換して所定の方
路に送出する方式である。内部局コードとは、局コード
長がバラバラであってもCCS処理上同一に扱えるよう
にするため、CCS内部で仮に割り当てた局コードであ
る。実局コードから内部局コードへの変換及び内部局コ
ードから実局コードへの変換はそれぞれ、内部局コード
変換テーブルと実局コード変換テーブルを使って行われ
る。
【0020】(a-2) 信号局接続装置の構成 図11は異なる局コード長の信号局間を接続する本発明
の信号局接続装置の実施例構成図である。図中、15は
異なる局コード長の信号局間を接続する信号局、21は
第1のMSU受け付け部、22はルーチング処理を行う
ルーチング部、23は第2のMSU受け付け部である。
第1、第2のMSU受け付け部21,23は信号方向に
応じて信号受信側、信号送信側になる。MSU受け付け
部21は、第1の局コード長判定部(SPC長判定部)
21a、内部局コード変換部21b、第2の局コード長
判定部21c、実局コード変換部21dを備えている。
【0021】第1の局コード長判定部21aは後述する
方法により局コード(SPC:Signal Point Code)の
長さを判定するもので、レベル4(ユーザ)あるいはレ
ベル2(隣接信号局)からNO.7信号ユニット(MS
U)を受信し、該信号ユニットに含まれるルーチングチ
ング情報に基づいて該信号を送出したユーザあるいは信
号局の局コード長を識別する。内部局コード変換部21
bは識別した局コード長に基づいてNO.7信号に含ま
れる局コードを信号局15の内部局コードに変換する。
第2の局コード長判定部21cはルーチング処理により
得られたルーチング情報に基づいてNO.7信号が送出
される次の信号局の局コード長を識別する。実局コード
変換部21dは識別した局コード長に基づいてNO.7
信号に含まれる内部局コードを実際の局コードに変換す
る。ルーチング部22は着信局番号DPC等に基づいて
ルーチング処理(レベル3処理)を行って出力リンク
(出方路)を決定し、ルーチングラベルをMSUの信号
情報フィールドSIFに挿入し、あるいは挿入されてい
るルーチングラベルを書き替える。
【0022】第2のMSU受け付け部23は、第1のM
SU受け付け部21と同一の構成を備えており、第1の
局コード長判定部(SPC長判定部)23a、内部局コ
ード変換部23b、第2の局コード長判定部23c、実
局コード変換部23dを有している。第1の局コード長
判定部23aは局コードの長さを判定するもので、レベ
ル4(ユーザ)あるいはレベル2(隣接信号局)からN
O.7信号ユニット(MSU)を受信し、該信号ユニッ
トに含まれるルーチングチング情報に基づいて該信号を
送出したユーザあるいは信号局の局コード長を識別す
る。内部局コード変換部23bは識別した局コード長に
基づいてNO.7信号に含まれる局コードを信号局15
の内部局コードに変換する。第2の局コード長判定部2
3cはルーチング処理により得られたルーチング情報に
基づいてNO.7信号が送出される次の信号局の局コー
ド長を識別する。実局コード変換部23dは識別した局
コード長に基づいてNO.7信号に含まれる内部局コー
ドを実際の局コードに変換する。
【0023】(a-3) 局コード長の識別 (a-3-1) リンクセット番号に局コード長を持たせる方
式:図12は局コード長を識別する第1実施例(LSN
識別方式)の説明図である。13a,13b,・・・は
局コード長が14ビットの信号局、14a,14b,1
4c・・・は局コード長が24ビットの信号局、16
a,・・・は局コード長がxxビットの信号局であり、
それぞれNI=2の国内ネットワーク内に存在する。1
5は異なる信号局間を接続する信号局であり、図11に
示す構成を有するものである。
【0024】信号局15の局コード長判定部21a,2
1c,23a,23cには、信号リンクSLKi(i
=1,2,・・)と該信号リンクに接続された信号局の
局コード長との対応関係を記憶するテーブルが設けられ
ている。図13は信号リンクSLKi(i=1,2,・
・)を示すリンクセット番号LSNと局コード長の対応
テーブル(LSN・SPC長テーブル)であり、リンク
セット番号LSNより局コード長(SPC長)が得られ
るようになっている。従って、局コード長判定部21
a,23aは、レベル2又はレベル4より受信したN
O.7信号ユニット(MSU)のルーチング情報よりリ
ンクセット番号LSNを抽出し、LSN・SPC長テー
ブルより該信号ユニットを送出した隣接信号局又はユー
ザ部の局コード長を識別する。又、局コード長判定部2
1c,23cは、ルーチング処理により決定された出方
路のリンクセット番号LSNを抽出し、LSN・SPC
長テーブルより信号ユニットが送出される出方路に接続
される隣接信号局又はユーザ部の局コード長を識別す
る。
【0025】(a-3-2) 内部ネットワーク識別子NIDに
局コード長を持たせる方式:内部ネットワーク識別子N
IDとは、ネットワーク識別子NI値の範囲値を更に拡
張してCCS内部(接続信号局)の処理でNIの変わり
に使用するものである。この内部ネットワーク識別子N
IDを使用すれば、同一NI値のネットワーク内に存在
する局を内部的にグループ化し、グループ単位で局コー
ド長を識別することができる。図14は局コード長を識
別する第2実施例(NID識別方式)の説明図である。
13a,13b,13cは局コード長が14ビットの信
号局、14a,14bは局コード長が24ビットの信号
局、16a,16b,16cは局コード長がxxビット
の信号局であり、それぞれNI=2の国内ネットワーク
内に存在する。15は異なる信号局間を接続する信号局
であり、図11に示す構成を有するものである。
【0026】国内ネットワークの信号局を局コード長が
同じもの同士でグループ化し、それぞれに固有の内部ネ
ットワーク識別子NIDを付す。例えば、局コード長が
14ビットの信号局の内部ネットワーク識別子NIDの
値を2とし、局コード長が24ビットの信号局の内部ネ
ットワーク識別子NIDの値を4とし、以下同様に局コ
ード長がXXビットの信号局の内部ネットワーク識別子
NIDの値を6とする。そして、図15に示すように、
信号リンクを特定するリンクセット番号LSNとネッ
トワーク識別子NIの組合せに対応させて内部ネットワ
ーク識別子NIDを記憶するNID変換テーブル(図1
5(a))と、内部ネットワーク識別子NIDに対応させ
て前記リンクセット番号LSNにより指示された信号リ
ンクに接続された信号局の局コード長(SPC長)を記
憶するSPC長登録テーブル(図15(b))を設ける。
【0027】局コード長判定部21a,23aは隣接信
号局(レベル2)より受信したNO.7信号ユニット(M
SU)のルーチング情報よりリンクセット番号LSNを
抽出すると共にネットワーク識別子NIを抽出する。つ
いで、該リンクセット番号LSNとネットワーク識別子
NIを用いて、NID変換テーブル(図15(a))から該
信号ユニットを送出した隣接信号局の内部ネットワーク
識別子NIDを求める。内部ネットワーク識別子NID
が求まれば、SPC長登録テーブル(図15(b))よりN
IDの値に応じた局コード長を求める。又、局コード長
判定部21c,23cは、ルーチング処理により決定さ
れた出方路のリンクセット番号LSN及びネットワーク
識別子NIを抽出し、該リンクセット番号LSNとネッ
トワーク識別子NIを用いて、NID変換テーブル(図
15(a))から出方路に接続される隣接信号局の内部ネッ
トワーク識別子NIDを求め、しかる後、SPC長登録
テーブル(図15(b))よりNIDの値に応じた局コード
長を求める。
【0028】(a-3-3) レベル3,4間のインタフェー
ス:以上は局コード長をNID値に対応させて記憶して
おき、LSN,NIの組合せからNIDを求め、該NI
D値に応じた局コード長を求めるものである。このよう
にすることにより、NI値の異なるネットワーク毎に所
定のNID値を定めることができ、信号局接続装置が種
々のネットワークの信号局に接続される場合にも対応す
ることができる。しかし、レベル4(ユーザ部)とレベ
ル3(信号局)間のインタフェースで内部ネットワーク
識別子NIDを使用し、このNIDより局コード長を直
接求めることができる。この場合、信号局接続装置にお
けるレベル3インタフェース部に、図16(a)に示すよ
うにNID値と局コード長との対応関係を記憶するテー
ブルを設ける。このテーブルを用いることにより、レベ
ル3側(信号局)でレベル4(ユーザ部)が送出する信
号ユニットMSUの局コード長を識別することができ
る。又、図16(b)に示す内部ネットワーク識別子NI
Dとネットワーク識別子NIの対応テーブルを設け、こ
のテーブルを用いてインタフェースで用いたNIDに応
じたNIを求め、該NIを信号ユニットMSUに書き込
む。
【0029】(a-4) 内部局コード変換及び実局コード変
換 図17(a)は内部局コード変換テーブルであり、局コー
ド長(SPC長)に基づいて信号ユニットMSUに含ま
れる実局コードを内部局コードに変換するためのもので
ある。すなわち、内部局コード変換部21b,23bは局
コード判定部21a,23aが識別した局コード長に基
づいて、上記変換テーブルを用いてNO.7信号に含ま
れる実局コードを内部局コードに変換する。図17(b)
は実局コード変換テーブルであり、局コード長(SPC
長)に基づいてルーチング処理で決定したルーチング情
報に含まれる内部局コードを実局コードに変換するため
のものである。すなわち、内部局コード変換部23d,
21dは局コード長判定部23c,21cが識別した局
コード長に基づいて、上記実局変換テーブルを用いてル
ーチング情報に含まれる内部局コードを実局コードに変
換する。
【0030】(a-5) 内部局コード変換処理の概略処理フ
ロー 図18は内部局コード変換処理方式の概略の流れ図であ
る。 レベル4のユーザ部から信号リンクを介して到来する
NO.7信号を受信する。ついで、NO.7信号に含
まれるルーチング情報より、該信号を送出した信号局の
局コード長を識別し、該局コード長に基づいてNO.7
信号に含まれる局コードを信号局の内部局コードに変換
する。しかる後、レベル3のルーチング部で内部局コ
ードに基づいてNO.7信号の出方路を決定するための
ルーチング処理を行う。そして、ルーチング処理によ
り得られたルーチング情報に基づいてNO.7信号が送
出される出方路に接続される信号局の局コード長を識別
し、該局コード長に基づいてNO.7信号に含まれる内
部局コードを実際の局コードに変換し、変換により得
られたNO.7信号ユニットをレベル2の隣接信号局に
送出する。以上は、レベル4(ユーザ部)から信号ユニ
ットを受信した場合であるが、レベル2(隣接信号局)
より信号ユニットを受信した場合は逆方向に′→′
→′→′→′と信号ユニットが転送される。
【0031】(a-6) 内部局コード変換処理の詳細な処理
フロー 図19は内部局コード変換処理のフロー図(自局からM
SUを送信する場合)である。MSU受け付け部21の
局コード長判定部21aは、レベル4(ユーザ部)から
信号ユニット(MSU)を受信すると(ステップ10
1)、該信号ユニットを送出したユーザ部の局コード長
を判定する(ステップ102)。ついで、内部局コード
変換部21bで該局コード長に基づいてNO.7信号に
含まれる局コードを信号局の内部局コードに変換する
(ステップ103)。しかる後、ルーチング部22は内
部局コードに基づいてルーチング処理を行いNO.7信
号の出方路を決定する(ステップ104)。ルーチング
処理が終了すると、局コード長判定部23cは得られた
ルーチング情報に基づいてNO.7信号が送出される出
方路が接続される信号局の局コード長を識別し(ステッ
プ105)、実局コード変換部23dは識別した局コー
ド長に基づいてNO.7信号に含まれる内部局コードを
実際の局コードに変換する(ステップ106)。
【0032】ついで、局コード長に基づいてNO.7信
号ユニット(MSU)を編集し(ステップ107)、該
MSUを隣接信号局に向けて送出する(ステップ10
8)。図20は内部局コード変換処理のフロー図(隣接
信号局からMSUを受信する場合)である。MSU受け
付け部21の局コード長判定部23aは、レベル2(隣
接信号局)から信号ユニット(MSU)を受信すると
(ステップ111)、該信号ユニットを送出した隣接信
号局の局コード長を判定する(ステップ112)。つい
で、内部局コード変換部23bで該局コード長に基づい
てNO.7信号に含まれる局コードを信号局15の内部
局コードに変換する(ステップ113)。しかる後、ル
ーチング部22は内部局コードに基づいてルーチング処
理を行いNO.7信号の出方路を決定する(ステップ1
14)。ルーチング処理が終了すると、自局着信MSU
か判断し(ステップ115)、自局着信であれば、局コ
ード長判定部21cは得られたルーチング情報に基づい
てNO.7信号が送出される信号局の局コード長を識別
し(ステップ116)、実局コード変換部21dは識別
した局コード長に基づいてNO.7信号に含まれる内部
局コードを実際の局コードに変換する(ステップ11
7)。ついで、局コード長に基づいてNO.7信号ユニ
ット(MSU)を編集し(ステップ118)、該MSU
を自局配下のユーザに渡す(ステップ119)。
【0033】一方、ステップ115において、自局着信
でなく信号中継の場合には、局コード長判定部21cは
得られたルーチング情報に基づいてNO.7信号が送出
される信号局の局コード長を識別し(ステップ11
6′)、実局コード変換部21dは識別した局コード長
に基づいてNO.7信号に含まれる内部局コードを実際
の局コードに変換する(ステップ117′)。ついで、
局コード長に基づいてNO.7信号ユニット(MSU)
を編集し(ステップ118′)、該MSUを隣接信号局
に向けて送出する(ステップ119′)。
【0034】(b) 最長局コード方式: (b-1) 最長局コード方式の概略 最長局コード方式(最長ビット局コード方式)は最長ビ
ットの局コード形式に統一して最長局コードで内部処理
を実行して異なる局コード長の信号局間を接続する方式
である。すなわち、この方式では、最長ビット局コード
(最長局コード)で内部処理するためにすべての実局コ
ードを、MSUの受け付け部において最長ビット長の局
コード形式に変換する。ついで、最長ビットの局コード
で方路決定処理を実施し、出力リンク又は着信ユーザを
決定する。しかる後、出側の局コード長を識別し、該出
側の局コード長に合ったMSUのフォーマットに再編集
して、MSUを出力リンクより送信又はユーザに分配す
ること。これにより、異なる局コード長の信号局間を接
続する。
【0035】(b-2) 信号局接続装置の構成 図21は最長局コード方式により異なる局コード長の信
号局間を接続する本発明の信号局接続装置の第2実施例
構成図であり、図11と同一部分には同一符号を付して
いる。15は異なる局コード長の信号局間を接続する信
号局、21は第1のMSU受け付け部、22はルーチン
グ処理を行うルーチング部、23は第2のMSU受け付
け部である。第1、第2のMSU受け付け部21,23
は信号方向に応じて信号受信側、信号送信側になる。M
SU受け付け部21は、第1の局コード長判定部(SP
C長判定部)21a、最長局コード変換部21b′、第
2の局コード長判定部21c、実局コード変換部21
d、局コード長が最長か否かを判断する最長局判別部2
1eを備えている。最長局コード変換部21b′は識別
した局コード長が最長の場合、局コード変換を行わず、
最長でない場合、局コードを最長局コードに変換する。
第2のMSU受け付け部23は、第1のMSU受け付け
部21と同一の構成を備えており、第1の局コード長判
定部(SPC長判定部)23a、最長局コード変換部2
3b′、第2の局コード長判定部23c、実局コード変
換部23d、局コード長が最長か否かを判断する最長局
判別部23eを備えている。最長局コード変換部23
b′は識別した局コード長が最長の場合、局コード変換
を行わず、最長でない場合、局コードを最長局コードに
変換する。
【0036】(b-3) 最長局コード方式の処理の流れ 図22は最長局コード方式の処理フロー図(自局からM
SUを送信する場合)である。MSU受け付け部21の
局コード長判定部21aは、レベル4(ユーザ部)から
信号ユニット(MSU)を受信すると(ステップ12
1)、該信号ユニットを送出したユーザ部の局コード長
を判定する(ステップ122)。ついで、最長局判別部
21eは局コード長が最長であるかチェックし(ステッ
プ123)、最長局コード変換部21b′は識別した局
コード長が最長の場合、局コード変換を行わず、最長で
ない場合は実局コードを最長局コードに変換する(ステ
ップ124)。しかる後、ルーチング部22は最長局コ
ードに基づいてルーチング処理を行いNO.7信号の出
方路を決定する(ステップ125)。ルーチング処理が
終了すると、局コード長判定部23cは得られたルーチ
ング情報に基づいてNO.7信号が送出される出方路に
接続される信号局の局コード長を識別し(ステップ12
6)、実局コード変換部23dは識別した局コード長に
基づいてNO.7信号に含まれる最長局コードを実際の
局コードに変換する(ステップ127)。ついで、局コ
ード長に基づいてNO.7信号ユニット(MSU)を編
集し(ステップ128)、該MSUを隣接信号局に向け
て送出する(ステップ129)。
【0037】図23は実局コード変換処理のフロー図
(隣接信号局からMSUを受信する場合)である。MS
U受け付け部23の局コード長判定部23aは、レベル
2(隣接信号局)から信号ユニット(MSU)を受信す
ると(ステップ131)、該信号ユニットを送出した隣
接信号局の局コード長を判定する(ステップ132)。
ついで、最長局判別部23eは局コード長が最長である
かチェックし(ステップ133)、最長局コード変換部
23b′は識別した局コード長が最長の場合、局コード
変換を行わず、最長でない場合は実局コードを最長局コ
ードに変換する(ステップ134)。しかる後、ルーチ
ング部22は最長局コードに基づいてルーチング処理を
行いNO.7信号の出方路を決定する(ステップ13
5)。ルーチング処理が終了すると、自局着信MSUか
判断し(ステップ136)、自局着信であれば、局コー
ド長判定部21cは得られたルーチング情報に基づいて
NO.7信号が送出される信号局の局コード長を識別し
(ステップ137)、実局コード変換部21dは識別し
た局コード長に基づいてNO.7信号に含まれる最長局
コードを実際の局コードに変換する(ステップ13
8)。ついで、局コード長に基づいてNO.7信号ユニ
ット(MSU)を編集し(ステップ139)、該MSU
を自局配下のユーザに渡す(ステップ140)。
【0038】一方、ステップ136において、自局着信
でなく信号中継の場合には、局コード長判定部21cは
得られたルーチング情報に基づいてNO.7信号が送出
される信号局の局コード長を識別し(ステップ13
7′)、実局コード変換部21dは識別した局コード長
に基づいてNO.7信号に含まれる最長局コードを実際
の局コードに変換する(ステップ138′)。ついで、
局コード長に基づいてNO.7信号ユニット(MSU)
を編集し(ステップ139′)、該MSUを隣接信号局
に向けて送出する(ステップ140′)。
【0039】(b-4) 仮局コード機能 局コードが短い信号局例えば14ビット長の信号局から
見るとビット長が長い局コード例えば24ビット長の局
コードはビットオーバフローするため認識することが出
来ない。このため、本発明では長い局コードに対して仮
局コードを割り当て、該仮局コード用いて局コードが短
い信号局であっても局コードが長い信号局を認識できる
ようにしている。図24は仮局コードの説明図であり、
13は局コード長が小さい信号局(例えば14ビット長
の局)、14は局コード長が大きい信号局(例えば24
ビット長の局)、15は異なる局コード長の局同士を接
続する信号局(接続信号局)である。信号局13は信号
局14から見るとその局コードはビットオーバフローせ
ず正しく認識することが出来る。しかし、信号局14は
信号局13から見るとその局コードがビットオーバフロ
ーするから認識することが出来ない。例えば、図24
(b)に示すように、信号局14の局コード(SPC)を
10進数で「65535」とすると、これは2進数で表
現すると 1111 1111 1111 1111 となり16ビットとなる。
【0040】信号局13は局コード長を14ビットとし
て扱うため信号局14の局コードの上位2ビットを見落
としてしまい、 11 1111 1111 1111 と認識してしまう。これは10進数で「16383」で
ある。以上から、局コード長の短い信号局13は局コー
ド長が長い信号局14の局コード「65535」を「1
6383」と誤って認識してしまう。そこで、図24
(c)に示すように、接続信号局15と局コードが短い信
号局13との間で信号局14の仮局コードを取決め、接
続信号局15は信号局14の実局コード(=6553
5)と仮局コード(=3)の対応関係をテーブル15a
に登録する。そして、接続信号局15は、信号局14か
ら信号局13への信号ユニットMSU内の局コードを、
実局コード(=65535)から仮局コード(=3)に
置き換えて信号局13に送信する。又、接続信号局15
は、信号局13から信号局14への信号ユニットMSU
内の局コードを、仮局コード(=3)から実局コード
(=65535)に変換して信号局14へ送信する。図
25は実局コードより仮局コードに変換する仮SPC登
録テーブル及び仮局コードより実局コードに変換する仮
SPC変換テーブルの説明図である。
【0041】(b-5) 仮局コードを用いた場合の信号局接
続装置 図26は最長局コード方式において仮局コードを用いる
場合の信号局接続装置の構成図であり、図21と同一部
分には同一符号を付している。15は異なる局コード長
の信号局間を接続する信号局(信号局接続装置)、21
は第1のMSU受け付け部、22はルーチング処理を行
うルーチング部、23は第2のMSU受け付け部であ
る。MSU受け付け部23において、23aは第1の局
コード長判定部(SPC長判定部)、23b′は実コー
ドを最長局コードに変換する最長局コード変換部、23
cは第2の局コード長判定部、23dは最長局コードを
実局コードに変換する実局コード変換部、23eは局コ
ード長が最長か否かを判断する最長局判別部である。
又、23fは仮局コードに変換する必要があるか、例え
ば、出力リンク(出方路)に接続される信号局の局コー
ド長が14ビット長であるか判断する変換有無判定部、
23gは実局コードを仮局コードに変換する仮局コード
変換部、23hは受信した信号ユニットMSUに含まれ
る局コードが仮局コードであるか判断する仮局コード判
定部、23iは仮局コードを実局コードに変換する実局
コード変換部である。
【0042】MSU受け付け部21は図21の場合と同
様にレベル2(隣接信号局)から信号ユニットMSUを
受信すると、該信号ユニットを送出した隣接信号局の局
コード長を判定する。ついで、局コード長が最長である
かチェックし、局コード長が最長の場合には局コード変
換を行わず、最長でない場合は実局コードを最長局コー
ドに変換する。しかる後、ルーチング部22は最長局コ
ードに基づいてルーチング処理を行いNO.7信号の出
方路(出力リンク)を決定する。ルーチング処理が終了
すると、局コード長判定部23cは得られたルーチング
情報に基づいて出力リンクに接続されている信号局の局
コード長を識別する。実局コード変換部23dは識別し
た局コード長に基づいて信号ユニットMSUに含まれる
最長局コードを実局コードに変換する。ついで、変換有
無判定部23fは実局コードを仮局コードに変換する必
要があるか判断する。仮局コードに変換する必要があれ
ば、仮局コード変換部23gは仮SPC登録テーブル
(図25(a))を参照して実局コードを仮局コードに変換
し、信号ユニットを送出する。尚、仮局コードに変換す
る必要が有る場合とは、出方路に接続される信号局の局
コード長が14ビットの場合である。
【0043】又、レベル2(隣接信号局)から信号ユニ
ットMSUを受信すると、仮局コード判定部23hは受
信した信号ユニットMSUの局コードが仮局コードであ
るか判断する。仮局コードであれば、実局コード変換部
23iは仮SPC変換テーブル(図25(b))を参照して
仮局コードを実局コードに変換する。ついで、SPC長
判定部23aは、信号ユニットMSUを送出した信号局
の局コード長を識別し、最長局判別部23eは局コード
長が最長か否かを判断する。最長局コード変換部23
b′は、局コード長が最長の場合には局コード変換を行
わず、最長でない場合は実局コードを最長局コードに変
換する。しかる後、ルーチング部22は最長局コードに
基づいてルーチング処理を行い、MSU受け付け部21
は同様の処理により、適宜実局コードを仮局コードに変
換して、信号ユニットMSUを所定の出力リンクに送出
する。
【0044】(c) 14ビット局コード方式: (c-1) 14ビット局コード方式の概略 14ビット局コード方式はCCSの局コード長の主流で
ある14ビット長をベースに、他の異なる局コード長の
信号局間を接続する方式である。すなわち、この方式
は、他の異なる局コード長で14ビット長を越える局コ
ードについては14ビット長の仮局コードを割り当てて
内部処理及び14ビット網の制御を可能にする方式であ
る。14ビット長局コードで内部処理するためには、局
コード長を識別し、局コードが14ビットを越える信号
ユニットMSUについては、MSU受け付け部において
変換テーブルを使用して14ビット長の内部局コード
(仮局コード)に変換する。ついで、14ビット長局コ
ードで方路決定処理を実施し、出力リンク又は着信ユー
ザが決定したら出側の局コード長を識別する。しかる
後、識別した実局コード長にあったMSUフォーマット
に編集し、編集後のMSUを出側リンクより送信し、ま
たはユーザに分配して異なる局コード長の信号局間を接
続する。
【0045】(c-2) 信号局接続装置の構成 図27は14ビット局コード方式により異なる局コード
長の信号局間を接続する本発明の信号局接続装置の第3
実施例構成図である。15は異なる局コード長の信号局
間を接続する信号局、21は第1のMSU受付部、22
はルーチング処理を行うルーチング部、23は第2のM
SU受付部である。第1、第2のMSU受付部21,2
3は信号方向に応じて信号受信側、信号送信側になる。
MSU受付部21において、21aは第1の局コード長
判定部(SPC長判定部)、21bは14ビット長の仮
局コードに変換する仮局コード変換部、21cは第2の
局コード長判定部、21dは14ビットの仮局コードよ
り実局コードに変換する実局コード変換部、21f,2
1gは局コード長が14ビット長か否かを判断する14
ビット長判別部である。仮局コード変換部21bは識別
した局コード長が14ビットの場合には局コード変換を
行わず、局コード長が14ビット以外の場合(例えば2
4ビット)には局コードを14ビットの仮局コードに変
換する。実局コード変換部21dは識別した局コード長
(出側リンクの局コード長)が14ビットの場合には局
コード変換を行わず、14ビット以外の場合(例えば2
4ビット)には14ビットの仮局コードを24ビットの
実局コードに変換して出力リンクに送出する。
【0046】MSU受付部23はMSU受付部21と同
一の構成を備えている。MSU受付部23において、2
3aは第1の局コード長判定部(SPC長判定部)、2
3bは14ビット長の仮局コードに変換する仮局コード
変換部、23cは第2の局コード長判定部、23dは1
4ビットの仮局コードより実局コードに変換する実局コ
ード変換部、23f,23gは局コード長が14ビット
長か否かを判断する14ビット長判別部である。仮局コ
ード変換部23bは識別した局コード長が14ビットの
場合には局コード変換を行わず、局コード長が14ビッ
ト以外の場合(例えば24ビット)には局コードを14
ビットの仮局コードに変換する。実局コード変換部23
dは識別した局コード長(出側リンクの局コード長)が
14ビットの場合には局コード変換を行わず、14ビッ
ト以外の場合(例えば24ビット)には14ビットの仮
局コードを24ビットの実局コードに変換して出力リン
クに送出する。
【0047】(c-3) 14ビット局コード方式の処理の流
れ 図28は14ビット局コード方式の処理フロー図(自局
からMSUを送信する場合)である。MSU受付部21
の局コード長判定部21aは、レベル4(ユーザ部)か
ら信号ユニット(MSU)を受信すると(ステップ15
1)、該信号ユニットを送出したユーザ部の局コード長
を判定する(ステップ152)。ついで、14ビット長
局判別部21fは局コード長が14ビットであるかチェ
ックし(ステップ153)、仮局コード変換部21bは
識別した局コード長が14ビット長の場合、局コード変
換を行わず、14ビット以外の場合は実局コードを14
ビットの仮局コードに変換する(ステップ154)。し
かる後、ルーチング部22は14ビット局コードに基づ
いてルーチング処理を行いNO.7信号の出方路を決定
する(ステップ155)。ルーチング処理が終了する
と、局コード長判定部23cは得られたルーチング情報
に基づいてNO.7信号が送出される信号局の局コード
長を識別する(ステップ156)。14ビット長局判別
部23gは局コード長が14ビットであるかチェックし
(ステップ157)、実局コード変換部23dは識別し
た局コード長が14ビット長の場合、局コード変換を行
わず、14ビット以外の場合は仮局コードを所定ビット
(例えば24ビット)の実局コードに変換する(ステッ
プ158)。ついで、変換により得られた局コードを用
いて信号ユニットMSUを再編集し(ステップ15
9)、該MSUを隣接信号局に向けて送出する(ステッ
プ160)。図29は14ビットMSUから24ビット
MSUにフォーマット変換する場合の説明図である。
【0048】図30は隣接信号局からMSUを受信した
場合の14ビット局コード変換処理のフロー図である。
MSU受付部23の局コード長判定部23aは、隣接信
号局の共通線信号装置CSEから信号ユニット(MS
U)を受信すると(ステップ171)、該信号ユニット
を送出した信号局の局コード長を判定する(ステップ1
72)。ついで、14ビット長局判別部23fは局コー
ド長が14ビットであるかチェックし(ステップ17
3)、仮局コード変換部23bは識別した局コード長が
14ビット長の場合、局コード変換を行わず、14ビッ
ト以外の場合は実局コードを14ビットの仮局コードに
変換する(ステップ174)。
【0049】しかる後、ルーチング部22は14ビット
局コードに基づいてルーチング処理を行いNO.7信号
の出方路を決定する(ステップ175)。ルーチング処
理が終了すると、局コード長判定部21cは得られたル
ーチング情報に基づいて自局着信か、信号中継かを判断
し(ステップ176)、自局着信であれば、NO.7信
号ユニットMSUが送出される信号局の局コード長を識
別する(ステップ177)。14ビット局判別部21g
は識別した局コード長が14ビットであるかチェックす
る(ステップ178)。実局コード変換部21dは識別
した局コード長が14ビット長の場合には局コード変換
を行わず、14ビット以外の場合には仮局コードを所定
ビット(例えば24ビット)の実局コードに変換する
(ステップ179)。ついで、変換により得られた局コ
ードを用いて信号ユニットMSUを再編集し(ステップ
180)、該MSUをユーザに分配する(ステップ18
1)。ステップ176において、信号中継であれば、ス
テップ177〜181と同様の処理(ステップ187〜
191)を行ってMSUを出力リンクを介して隣接信号
局の共通線信号装置CSEに送信する。
【0050】(d) 分割ルーチング方式 (d-1) 分割ルーチング方式の概略 分割ルーチング方式は、ルーチング部に種々の実局コー
ド長に対応させて方路決定処理ルーチンを用意してお
き、局コード長に応じた方路決定処理ルーチンを用いて
方路を決定する方式である。すなわち、MSU受付部に
おいて局コード長を識別し、該局コード長に対応する方
路決定処理ルーチンを実行する。ルーチング処理により
出力リンクを決定した後、該出力リンクに接続された隣
接信号局の局コード長を識別する。入力リンクと出力リ
ンクに接続された隣接信号局の局コード長が同じ時は、
そのままMSUを送信又はユーザに分配する。しかし、
入力リンクと出力リンクに接続された隣接信号局の局コ
ード長が異なる場合には、入力リンクより受け付けたM
SUを出力側の局コード長に応じたMSUに編集する
(局コードを変換する)。しかる後、局コード変換によ
り得られた局コード長に応じた方路決定処理ルーチンを
用いて再度方路決定処理を実施し、MSUを送信又はユ
ーザに分配し、異なる局コード長の信号間を接続する。
【0051】(d-2) 信号局接続装置の構成 図31は分割ルーチング方式により局コード長が異なる
信号局間を接続する本発明の信号局接続装置の第4実施
例構成図である。尚、図32にレベル2からレベル4方
向へ信号ユニットMSUを転送する場合に着目した信号
局接続装置を示している。15は異なる局コード長の信
号局間を接続する信号局(信号局接続装置)、51はレ
ベル2(隣接信号局)、61はユーザ部である。信号局
接続装置15において、71は信号ユニットMSUを送
出したレベル2の隣接信号局の局コード長を識別する第
1の局コード長判定部(SPC長判定部)、72は信号
ユニットMSUを送出したレベル4のユーザ部の局コー
ド長を識別する第2の局コード長判定部、73は信号ユ
ニットMSUが送出される出力リンクに接続されている
ユーザ部61の局コード長を識別する第3の局コード長
判定部、74は信号ユニットMSUが送出される出力リ
ンクに接続されている隣接信号局51の局コード長を識
別する第4の局コード長判定部である。75はxxビッ
ト長(例えば14ビット長)のルーチング部、76はy
yビット長(例えば24ビット長)のルーチング部、7
7は信号ユニットMSUの局コード長を別のビット長の
局コードに変換・編集するMSU変換処理部、78,4
9は送信部である。
【0052】ルーチング部75には種々の実局コード長
(14ビット、24ビット、・・・)に対応させて方路
決定処理ルーチン75a,75b,・・・が用意されて
おり、入力あるいは出力リンクに接続された信号局の局
コード長に応じた方路決定処理ルーチンを用いて方路を
決定するようになている。また、ルーチング部76にも
種々の実局コード長(14ビット、24ビット、・・
・)に対応させて方路決定処理ルーチン76a,76
b,・・・が用意されており、入力あるいは出力リンク
に接続されて信号局の局コード長に応じた方路決定処理
ルーチンを用いて方路を決定するようになっている。M
SU変換処理部77は、入力リンク、出力リンクにそれ
ぞれ接続された隣接信号局あるいはユーザの局コード長
が互いに異なるとき、入力リンクより受け付けたMSU
を出力側の局コード長に応じたMSUに変換・編集す
る。
【0053】(d-3) 分割処理方式の処理フロー 図33は分割処理方式の処理フロー図(自局からMSU
を送信する場合)である。信号局接続装置15の局コー
ド長判定部72は、レベル4のユーザ部61から信号ユ
ニット(MSU)を受信すると(ステップ201)、該
信号ユニットを送出したユーザ部の局コード長を判定す
る(ステップ202)。ついで、ルーチング部76は識
別した局コード長に応じた方路決定ルーチンに基づいて
ルーチング処理を行い信号ユニットMSUの出方路を決
定する(ステップ204)。ルーチング処理が終了する
と、局コード長判定部74は得られたルーチング情報に
基づいて信号ユニットMSUが送出される隣接信号局5
1の局コード長を識別する(ステップ205)。つい
で、入力リンク及び出力リンクにそれぞれ接続されたユ
ーザ61と隣接信号局51の局コード長が一致するか判
断し(ステップ206)、一致する場合には、送信部7
8はそのままMSUを出力リンクを介して隣接信号局5
1に送信する(ステップ207)。
【0054】一方、ユーザ61と隣接信号局51の局コ
ード長が異なる場合には、MSU変換処理部77は入力
リンクより受け付けたMSUの局コードを出力側局コー
ド長に応じた局コードに変換し(ステップ208)、得
られた局コードを用いて信号ユニットMSUを再編集す
る(ステップ209)。ついで、ルーチング部75は再
編集された信号ユニットMSUの局コード長に応じた方
路決定ルーチンに基づいてルーチング処理を行い信号ユ
ニットMSUの出方路を決定する(ステップ210)。
しかる後、送信部78は該MSUを出力リンクを介して
隣接信号局51に送信する(ステップ207)。
【0055】図34、図35は隣接信号局51からMS
Uを受信した場合の分割処理方式の処理フロー図であ
る。信号局接続装置15の局コード長判定部71は、レ
ベル2の隣接信号局51から信号ユニット(MSU)を
受信すると(ステップ221)、該信号ユニットを送出
した隣接信号局51の局コード長を判定する(ステップ
222)。ついで、ルーチング部75は識別した局コー
ド長に応じた方路決定ルーチンに基づいてルーチング処
理を行い信号ユニットMSUの出方路を決定する(ステ
ップ224)。ルーチング処理が終了すると、局コード
長判定部73は得られたルーチング情報に基づいて自局
着信か、信号中継かを判断する(ステップ225)。
又、自局着信であれば、ルーチング情報に基づいてユー
ザ61のの局コード長を識別する(ステップ226)。
しかる後、入力リンク及び出力リンクにそれぞれ接続さ
れた隣接信号局51とユーザ61の局コード長が一致す
るか判断し(ステップ227)、一致する場合には、送
信部79はそのままMSUを出力リンクを介してユーザ
61に送信する(ステップ228)。
【0056】一方、隣接信号局51とユーザ61の局コ
ード長が異なる場合には、MSU変換処理部77は入力
リンクより受け付けたMSUの局コードを出力側局コー
ド長に応じた局コードに変換し(ステップ229)、得
られた局コードを用いて信号ユニットMSUを再編集す
る(ステップ230)。ついで、ルーチング部76は再
編集された信号ユニットMSUの局コード長に応じた方
路決定ルーチンに基づいてルーチング処理を行い信号ユ
ニットMSUの出方路を決定する(ステップ231)。
しかる後、送信部79は該MSUを出力リンクを介して
ユーザ61に送信する(ステップ228)。ステップ2
25において、信号中継であれば、ステップ226〜2
31と同様の処理(図35のステップ336〜341)
を行ってMSUを出力リンクを介して隣接信号局の共通
線信号装置CSEに送信する。
【0057】(e) LI(Length Indicator)の拡張 信号ユニットMSU内のLIは6ビット長で63バイト
までしか表示出来ない。しかし、許容されるMSUの長
さは272バイトである。そこで、信号局の共通線信号
装置CSEに、MSUのサービスオクテットSIOと
信号情報フィールドSIFの総バイト数をカウントする
カウンタ部と、該バイト数に応じてLIを設定するL
I値設定部を設ける。図36はLI値を可変に設定する
構成説明図である。55aは共通線信号装置CSEにお
けるカウンタ部、55bはLI値設定部である。レベル
2の共通線信号装置CSEはレベル1の信号をMSUに
組立てる。又、この際、サービスオクテットSIOと信
号情報フィールドSIFの総バイト数を監視し、該総バ
イト数に基づいてLIを決定する。そして、レベル3の
ルーチング部でルーチング処理を行い信号ユニットMS
Uをレベル4のユーザ部に分配する。
【0058】(B)実施態様 (a) 内部コード変換方式 局コード長を識別する方式には、前述のように内部ネッ
トワーク識別子NIDを使用する方法とリンクセット番
号LSNを使用する方法がある。又、ユーザ部の処理が
内部局コード方式を採用している場合には、ユーザ部か
らの局コードを内部局コードに変換する必要はなく、内
部局コード方式を採用していない場合にはユーザ部から
の局コードを内部局コードに変換する必要がある。 こ
の局コード識別方式とユーザ部が内部局コード方式を採
用しているか否かに応じて図37〜図44に示す種々の
組合せが考えられる。図37の信号局接続装置は以下の
〜に従った実施態様である。 CCS内部処理は内部局コード変換方式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51aからの
MSU受付部23Rは、CCS内部処理部(ルーチング
22等)に合わせた局コードに変換する機能を有する
が、その際の局コード識別処理はNID識別データ方式
を採用する。
【0059】隣接信号局51の共通線信号装置CSE
51bへのMSU送信部23Sは、対向局に合わせたM
SUフォーマット及び局コードに変換する機能を有する
が、その際の局コード識別処理はNID識別データ方式
を採用する。 自局ユーザ部61aへのMSU分配部21Sは、ユー
ザに合わせたMSUフォーマット及び局コードに変換す
る機能を有するが、その際の局コード識別処理は、NI
D識別データ方式を採用する。 自局ユーザ61bからのMSU受付部21Rは、内部
処理に合わせた局コードに変換する機能を有するが、そ
の際の局コード識別処理は、NID識別データ方式を採
用する。
【0060】図38の信号局接続装置は以下の〜に
従った実施態様である。 CCS内部処理は内部局コード変換方式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51aからの
MSU受付部23Rは、CCS内部処理部(ルーチング
22等)に合わせた局コードに変換する機能を有する
が、その際の局コード識別処理はNID識別データ方式
を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51bへのM
SU送信部23Sは、対向局に合わせたMSUフォーマ
ット及び局コードに変換する機能を有するが、その際の
局コード識別処理はNID識別データ方式を採用する。 自局ユーザ部61aへのMSU分配部21Sは、ユー
ザに合わせたMSUフォーマット及び局コードに変換す
る機能を持たない。これは、ユーザ部61aの処理が内
部局コードを採用しているためである。 自局ユーザ61bからのMSU受付部21Rは、内部
処理に合わせた局コードに変換する機能を持たない。こ
れは、ユーザ部61bの処理が内部局コードを採用して
いるためである。
【0061】図39の信号局接続装置は以下の〜に
従った実施態様である。 CCS内部処理は内部局コード変換方式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51aからの
MSU受付部23Rは、CCS内部処理部(ルーチング
22等)に合わせた局コードに変換する機能を有する
が、その際の局コード識別処理はNID識別データ方式
を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51bへのM
SU送信部23Sは、対向局に合わせたMSUフォーマ
ット及び局コードに変換する機能を有するが、その際の
局コード識別処理はNID識別データ方式を採用する。 自局ユーザ部61aへのMSU分配部21Sは、ユー
ザに合わせたMSUフォーマット及び局コードに変換す
る機能を有するが、その際の局コード識別処理は、NI
D識別データ方式を採用する。 自局ユーザ61bからのMSU受付部21Rは、内部
処理に合わせた局コードに変換する機能を持たない。こ
れは、ユーザ部61bの処理が内部局コードを採用して
いるためである。
【0062】図40の信号局接続装置は以下の〜に
従った実施態様である。 CCS内部処理は内部局コード変換方式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51aからの
MSU受付部23Rは、CCS内部処理部(ルーチング
22等)に合わせた局コードに変換する機能を有する
が、その際の局コード識別処理はNID識別データ方式
を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51bへのM
SU送信部23Sは、対向局に合わせたMSUフォーマ
ット及び局コードに変換する機能を有するが、その際の
局コード識別処理はNID識別データ方式を採用する。 自局ユーザ部61aへのMSU分配部21Sは、ユー
ザに合わせたMSUフォーマット及び局コードに変換す
る機能を持たない。これは、ユーザ部61aの処理が内
部局コードを採用しているためである。 自局ユーザ61bからのMSU受付部21Rは、内部
処理に合わせた局コードに変換する機能を有するが、そ
の際の局コード識別処理は、NID識別データ方式を採
用する。
【0063】図41の信号局接続装置は以下の〜に
従った実施態様である。 CCS内部処理は内部局コード変換方式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51aからの
MSU受付部23Rは、CCS内部処理部(ルーチング
22等)に合わせた局コードに変換する機能を有する
が、その際の局コード識別処理はLSN識別データ方式
を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51bへのM
SU送信部23Sは、対向局に合わせたMSUフォーマ
ット及び局コードに変換する機能を有するが、その際の
局コード識別処理はLSN識別データ方式を採用する。 自局ユーザ部61aへのMSU分配部21Sは、ユー
ザに合わせたMSUフォーマット及び局コードに変換す
る機能を有するが、その際の局コード識別処理は、NI
D識別データ方式を採用する。 自局ユーザ61bからのMSU受付部21Rは、内部
処理に合わせた局コードに変換する機能を有するが、そ
の際の局コード識別処理は、NID識別データ方式を採
用する。
【0064】図42の信号局接続装置は以下の〜に
従った実施態様である。 CCS内部処理は内部局コード変換方式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51aからの
MSU受付部23Rは、CCS内部処理部(ルーチング
22等)に合わせた局コードに変換する機能を有する
が、その際の局コード識別処理はLSN識別データ方式
を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51bへのM
SU送信部23Sは、対向局に合わせたMSUフォーマ
ット及び局コードに変換する機能を有するが、その際の
局コード識別処理はLSN識別データ方式を採用する。 自局ユーザ部61aへのMSU分配部21Sは、ユー
ザに合わせたMSUフォーマット及び局コードに変換す
る機能を持たない。これは、ユーザ部61aの処理が内
部局コードを採用しているためである。 自局ユーザ61bからのMSU受付部21Rは、内部
処理に合わせた局コードに変換する機能を持たない。こ
れは、ユーザ部61bの処理が内部局コードを採用して
いるためである。
【0065】図43の信号局接続装置は以下の〜に
従った実施態様である。 CCS内部処理は内部局コード変換方式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51aからの
MSU受付部23Rは、CCS内部処理部(ルーチング
22等)に合わせた局コードに変換する機能を有する
が、その際の局コード識別処理はLSN識別データ方式
を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51bへのM
SU送信部23Sは、対向局に合わせたMSUフォーマ
ット及び局コードに変換する機能を有するが、その際の
局コード識別処理はLSN識別データ方式を採用する。 自局ユーザ部61aへのMSU分配部21Sは、ユー
ザに合わせたMSUフォーマット及び局コードに変換す
る機能を有するが、その際の局コード識別処理は、NI
D識別データ方式を採用する。 自局ユーザ61bからのMSU受付部21Rは、内部
処理に合わせた局コードに変換する機能を持たない。こ
れは、ユーザ部61bの処理が内部局コードを採用して
いるためである。
【0066】図44の信号局接続装置は以下の〜に
従った実施態様である。 CCS内部処理は内部局コード変換方式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51aからの
MSU受付部23Rは、CCS内部処理部(ルーチング
22等)に合わせた局コードに変換する機能を有する
が、その際の局コード識別処理はLSN識別データ方式
を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51bへのM
SU送信部23Sは、対向局に合わせたMSUフォーマ
ット及び局コードに変換する機能を有するが、その際の
局コード識別処理はLSN識別データ方式を採用する。 自局ユーザ部61aへのMSU分配部21Sは、ユー
ザに合わせたMSUフォーマット及び局コードに変換す
る機能を持たない。これは、ユーザ部61aの処理が内
部局コードを採用しているためである。 自局ユーザ61bからのMSU受付部21Rは、内部
処理に合わせた局コードに変換する機能を有するが、そ
の際の局コード識別処理は、NID識別データ方式を採
用する。
【0067】(b) 最長局コード方式 局コード識別方式とユーザ部が最長局コード方式を採用
しているか否かに応じて図45〜図52に示す種々の組
合せが考えられる。図45の信号局接続装置は以下の
〜に従った実施態様である。 CCS内部処理は最長局コード変換方式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51aからの
MSU受付部23Rは、CCS内部処理部(ルーチング
22等)に合わせた最長局コードに変換する機能を有す
るが、その際の局コード識別処理はNID識別データ方
式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51bへのM
SU送信部23Sは、対向局に合わせたMSUフォーマ
ット及び局コードに変換する機能を有するが、その際の
局コード識別処理はNID識別データ方式を採用する。 自局ユーザ部61aへのMSU分配部21Sは、ユー
ザ61aに合わせたMSUフォーマット及び局コードに
変換する機能を有するが、その際の局コード識別処理
は、NID識別データ方式を採用する。 自局ユーザ61bからのMSU受付部21Rは、内部
処理に合わせた局コードに変換する機能を有するが、そ
の際の局コード識別処理は、NID識別データ方式を採
用する。
【0068】図46の信号局接続装置は以下の〜に
従った実施態様である。 CCS内部処理は最長局コード変換方式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51aからの
MSU受付部23Rは、CCS内部処理部(ルーチング
22等)に合わせた最長局コードに変換する機能を有す
るが、その際の局コード識別処理はNID識別データ方
式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51bへのM
SU送信部23Sは、対向局に合わせたMSUフォーマ
ット及び局コードに変換する機能を有するが、その際の
局コード識別処理はNID識別データ方式を採用する。 自局ユーザ部61aへのMSU分配部21Sは、ユー
ザに合わせたMSUフォーマット及び局コードに変換す
る機能を持たない。これは、ユーザ部61aの処理が最
長局コードを採用しているためである。 自局ユーザ61bからのMSU受付部21Rは、内部
処理に合わせた局コードに変換する機能を持たない。こ
れは、ユーザ部61bの処理が最長局コードを採用して
いるためである。
【0069】図47の信号局接続装置は以下の〜に
従った実施態様である。 CCS内部処理は内部局コード変換方式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51aからの
MSU受付部23Rは、CCS内部処理部(ルーチング
22等)に合わせた最長局コードに変換する機能を有す
るが、その際の局コード識別処理はNID識別データ方
式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51bへのM
SU送信部23Sは、対向局に合わせたMSUフォーマ
ット及び局コードに変換する機能を有するが、その際の
局コード識別処理はNID識別データ方式を採用する。 自局ユーザ部61aへのMSU分配部21Sは、ユー
ザに合わせたMSUフォーマット及び局コードに変換す
る機能を有するが、その際の局コード識別処理は、NI
D識別データ方式を採用する。 自局ユーザ61bからのMSU受付部21Rは、内部
処理に合わせた局コードに変換する機能を持たない。こ
れは、ユーザ部61bの処理が最長局コードを採用して
いるためである。
【0070】図48の信号局接続装置は以下の〜に
従った実施態様である。 CCS内部処理は最長局コード変換方式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51aからの
MSU受付部23Rは、CCS内部処理部(ルーチング
22等)に合わせた最長局コードに変換する機能を有す
るが、その際の局コード識別処理はNID識別データ方
式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51bへのM
SU送信部23Sは、対向局に合わせたMSUフォーマ
ット及び局コードに変換する機能を有するが、その際の
局コード識別処理はNID識別データ方式を採用する。 自局ユーザ部61aへのMSU分配部21Sは、ユー
ザに合わせたMSUフォーマット及び局コードに変換す
る機能を持たない。これは、ユーザ部61aの処理が最
長局コードを採用しているためである。 自局ユーザ61bからのMSU受付部21Rは、内部
処理に合わせた局コードに変換する機能を有するが、そ
の際の局コード識別処理は、NID識別データ方式を採
用する。
【0071】図49の信号局接続装置は以下の〜に
従った実施態様である。 CCS内部処理は最長局コード変換方式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51aからの
MSU受付部23Rは、CCS内部処理部(ルーチング
22等)に合わせた最長局コードに変換する機能を有す
るが、その際の局コード識別処理はLSN識別データ方
式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51bへのM
SU送信部23Sは、対向局に合わせたMSUフォーマ
ット及び局コードに変換する機能を有するが、その際の
局コード識別処理はLSN識別データ方式を採用する。 自局ユーザ部61aへのMSU分配部21Sは、ユー
ザ61aに合わせたMSUフォーマット及び局コードに
変換する機能を有するが、その際の局コード識別処理
は、NID識別データ方式を採用する。 自局ユーザ61bからのMSU受付部21Rは、内部
処理に合わせた局コードに変換する機能を有するが、そ
の際の局コード識別処理は、NID識別データ方式を採
用する。
【0072】図50の信号局接続装置は以下の〜に
従った実施態様である。 CCS内部処理は最長局コード変換方式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51aからの
MSU受付部23Rは、CCS内部処理部(ルーチング
22等)に合わせた最長局コードに変換する機能を有す
るが、その際の局コード識別処理はLSN識別データ方
式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51bへのM
SU送信部23Sは、対向局に合わせたMSUフォーマ
ット及び局コードに変換する機能を有するが、その際の
局コード識別処理はLSN識別データ方式を採用する。 自局ユーザ部61aへのMSU分配部21Sは、ユー
ザに合わせたMSUフォーマット及び局コードに変換す
る機能を持たない。これは、ユーザ部61aの処理が最
長局コードを採用しているためである。 自局ユーザ61bからのMSU受付部21Rは、内部
処理に合わせた局コードに変換する機能を持たない。こ
れは、ユーザ部61bの処理が最長局コードを採用して
いるためである。
【0073】図51の信号局接続装置は以下の〜に
従った実施態様である。 CCS内部処理は最長局コード変換方式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51aからの
MSU受付部23Rは、CCS内部処理部(ルーチング
22等)に合わせた最長局コードに変換する機能を有す
るが、その際の局コード識別処理はLSN識別データ方
式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51bへのM
SU送信部23Sは、対向局に合わせたMSUフォーマ
ット及び局コードに変換する機能を有するが、その際の
局コード識別処理はLSN識別データ方式を採用する。 自局ユーザ部61aへのMSU分配部21Sは、ユー
ザに合わせたMSUフォーマット及び局コードに変換す
る機能を有するが、その際の局コード識別処理は、NI
D識別データ方式を採用する。 自局ユーザ61bからのMSU受付部21Rは、内部
処理に合わせた局コードに変換する機能を持たない。こ
れは、ユーザ部61bの処理が最長局コードを採用して
いるためである。
【0074】図52の信号局接続装置は以下の〜に
従った実施態様である。 CCS内部処理は最長局コード変換方式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51aからの
MSU受付部23Rは、CCS内部処理部(ルーチング
22等)に合わせた最長局コードに変換する機能を有す
るが、その際の局コード識別処理はLSN識別データ方
式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51bへのM
SU送信部23Sは、対向局に合わせたMSUフォーマ
ット及び局コードに変換する機能を有するが、その際の
局コード識別処理はLSN識別データ方式を採用する。 自局ユーザ部61aへのMSU分配部21Sは、ユー
ザに合わせたMSUフォーマット及び局コードに変換す
る機能を持たない。これは、ユーザ部61aの処理が最
長局コードを採用しているためである。 自局ユーザ61bからのMSU受付部21Rは、内部
処理に合わせた局コードに変換する機能を有するが、そ
の際の局コード識別処理はNID識別データ方式を採用
する。
【0075】(c) 14ビット局コード方式 局コード識別方式とユーザ部が14ビット局コード方式
を採用しているか否かに応じて図53〜図60に示す種
々の組合せが考えられる。図53の信号局接続装置は以
下の〜に従った実施態様である。 CCS内部処理は14ビット局コード変換方式を採用
する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51aからの
MSU受付部23Rは、CCS内部処理部(ルーチング
22等)に合わせた14ビット局コードに変換する機能
を有するが、その際の局コード識別処理はNID識別デ
ータ方式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51bへのM
SU送信部23Sは、対向局に合わせたMSUフォーマ
ット及び局コードに変換する機能を有するが、その際の
局コード識別処理はNID識別データ方式を採用する。 自局ユーザ部61aへのMSU分配部21Sは、ユー
ザ61aに合わせたMSUフォーマット及び局コードに
変換する機能を有するが、その際の局コード識別処理
は、NID識別データ方式を採用する。 自局ユーザ61bからのMSU受付部21Rは、内部
処理に合わせた局コードに変換する機能を有するが、そ
の際の局コード識別処理は、NID識別データ方式を採
用する。
【0076】図54の信号局接続装置は以下の〜に
従った実施態様である。 CCS内部処理は14ビット局コード変換方式を採用
する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51aからの
MSU受付部23Rは、CCS内部処理部(ルーチング
22等)に合わせた14ビット局コードに変換する機能
を有するが、その際の局コード識別処理はNID識別デ
ータ方式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51bへのM
SU送信部23Sは、対向局に合わせたMSUフォーマ
ット及び局コードに変換する機能を有するが、その際の
局コード識別処理はNID識別データ方式を採用する。 自局ユーザ部61aへのMSU分配部21Sは、ユー
ザに合わせたMSUフォーマット及び局コードに変換す
る機能を持たない。これは、ユーザ部61aの処理が1
4ビット局コードを採用しているためである。 自局ユーザ61bからのMSU受付部21Rは、内部
処理に合わせた局コードに変換する機能を持たない。こ
れは、ユーザ部61bの処理が14ビット局コードを採
用しているためである。
【0077】図55の信号局接続装置は以下の〜に
従った実施態様である。 CCS内部処理は内部局コード変換方式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51aからの
MSU受付部23Rは、CCS内部処理部(ルーチング
22等)に合わせた14ビット局コードに変換する機能
を有するが、その際の局コード識別処理はNID識別デ
ータ方式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51bへのM
SU送信部23Sは、対向局に合わせたMSUフォーマ
ット及び局コードに変換する機能を有するが、その際の
局コード識別処理はNID識別データ方式を採用する。 自局ユーザ部61aへのMSU分配部21Sは、ユー
ザに合わせたMSUフォーマット及び局コードに変換す
る機能を有するが、その際の局コード識別処理は、NI
D識別データ方式を採用する。 自局ユーザ61bからのMSU受付部21Rは、内部
処理に合わせた局コードに変換する機能を持たない。こ
れは、ユーザ部61bの処理が14ビット局コードを採
用しているためである。
【0078】図56の信号局接続装置は以下の〜に
従った実施態様である。 CCS内部処理は14ビット局コード変換方式を採用
する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51aからの
MSU受付部23Rは、CCS内部処理部(ルーチング
22等)に合わせた14ビット局コードに変換する機能
を有するが、その際の局コード識別処理はNID識別デ
ータ方式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51bへのM
SU送信部23Sは、対向局に合わせたMSUフォーマ
ット及び局コードに変換する機能を有するが、その際の
局コード識別処理はNID識別データ方式を採用する。 自局ユーザ部61aへのMSU分配部21Sは、ユー
ザに合わせたMSUフォーマット及び局コードに変換す
る機能を持たない。これは、ユーザ部61aの処理が1
4ビット局コードを採用しているためである。 自局ユーザ61bからのMSU受付部21Rは、内部
処理に合わせた局コードに変換する機能を有するが、そ
の際の局コード識別処理は、NID識別データ方式を採
用する。
【0079】図57の信号局接続装置は以下の〜に
従った実施態様である。 CCS内部処理は14ビット局コード変換方式を採用
する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51aからの
MSU受付部23Rは、CCS内部処理部(ルーチング
22等)に合わせた14ビット局コードに変換する機能
を有するが、その際の局コード識別処理はLSN識別デ
ータ方式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51bへのM
SU送信部23Sは、対向局に合わせたMSUフォーマ
ット及び局コードに変換する機能を有するが、その際の
局コード識別処理はLSN識別データ方式を採用する。 自局ユーザ部61aへのMSU分配部21Sは、ユー
ザ61aに合わせたMSUフォーマット及び局コードに
変換する機能を有するが、その際の局コード識別処理
は、NID識別データ方式を採用する。 自局ユーザ61bからのMSU受付部21Rは、内部
処理に合わせた局コードに変換する機能を有するが、そ
の際の局コード識別処理は、NID識別データ方式を採
用する。
【0080】図58の信号局接続装置は以下の〜に
従った実施態様である。 CCS内部処理は14ビット局コード変換方式を採用
する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51aからの
MSU受付部23Rは、CCS内部処理部(ルーチング
22等)に合わせた14ビット局コードに変換する機能
を有するが、その際の局コード識別処理はLSN識別デ
ータ方式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51bへのM
SU送信部23Sは、対向局に合わせたMSUフォーマ
ット及び局コードに変換する機能を有するが、その際の
局コード識別処理はLSN識別データ方式を採用する。 自局ユーザ部61aへのMSU分配部21Sは、ユー
ザに合わせたMSUフォーマット及び局コードに変換す
る機能を持たない。これは、ユーザ部61aの処理が1
4ビット局コードを採用しているためである。 自局ユーザ61bからのMSU受付部21Rは、内部
処理に合わせた局コードに変換する機能を持たない。こ
れは、ユーザ部61bの処理が14ビット局コードを採
用しているためである。
【0081】図59の信号局接続装置は以下の〜に
従った実施態様である。 CCS内部処理は14ビット局コード変換方式を採用
する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51aからの
MSU受付部23Rは、CCS内部処理部(ルーチング
22等)に合わせた14ビット局コードに変換する機能
を有するが、その際の局コード識別処理はLSN識別デ
ータ方式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51bへのM
SU送信部23Sは、対向局に合わせたMSUフォーマ
ット及び局コードに変換する機能を有するが、その際の
局コード識別処理はLSN識別データ方式を採用する。 自局ユーザ部61aへのMSU分配部21Sは、ユー
ザに合わせたMSUフォーマット及び局コードに変換す
る機能を有するが、その際の局コード識別処理は、NI
D識別データ方式を採用する。 自局ユーザ61bからのMSU受付部21Rは、内部
処理に合わせた局コードに変換する機能を持たない。こ
れは、ユーザ部61bの処理が14ビット局コードを採
用しているためである。
【0082】図60の信号局接続装置は以下の〜に
従った実施態様である。 CCS内部処理は14ビット局コード変換方式を採用
する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51aからの
MSU受付部23Rは、CCS内部処理部(ルーチング
22等)に合わせた14ビット局コードに変換する機能
を有するが、その際の局コード識別処理はLSN識別デ
ータ方式を採用する。 隣接信号局51の共通線信号装置CSE51bへのM
SU送信部23Sは、対向局に合わせたMSUフォーマ
ット及び局コードに変換する機能を有するが、その際の
局コード識別処理はLSN識別データ方式を採用する。 自局ユーザ部61aへのMSU分配部21Sは、ユー
ザに合わせたMSUフォーマット及び局コードに変換す
る機能を持たない。これは、ユーザ部61aの処理が1
4ビット局コードを採用しているためである。 自局ユーザ61bからのMSU受付部21Rは、内部
処理に合わせた局コードに変換する機能を有するが、そ
の際の局コード識別処理はNID識別データ方式を採用
する。
【0083】(d) 分割処理方式 局コード識別方式としてNID識別方式を採用するか、
LSN識別方式を採用するかに応じて種々の組合せが考
えられる。例えば,(1) 図31における信号局接続装置
の全ての局コード長判定部71〜74が局コード長の識
別をNID識別方式により識別する場合、(2) 信号局接
続装置の全ての局コード長判定部71〜74が局コード
長の識別をLSN識別方式により識別する場合、(3)信
号局接続装置におけるレベル2側の局コード長判定部7
1,74はNID識別方式により局コード長を識別し、
レベル4側の局コード長判定部72,73はLSN識別
方式により局コード長を識別する場合がある。以上、N
O.7信号網における信号局接続装置について説明した
が、本発明はNO.7信号網以外の信号局 接続装置に
も適用できるものである。以上、本発明を実施例により
説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本発明の主
旨に従い種々の変形が可能であり、本発明はこれらを排
除するものではない。
【0084】
【発明の効果】以上本発明によれば、混在ネットワーク
において同一NI値であってもNID識別方式あるいは
LSN識別方式に基づいて局コード長を正しく識別で
き、従って、局コード長の異なる信号局間で信号ユニッ
ト(MSU)の送受ができる。又、本発明によれば、局
コード長の異なる信号局間で信号ユニット(MSU)の
送受ができるため共通線信号装置CCS網の管理が可能
となる。更に、本発明によれば、異なる局コード長にユ
ーザ(レベル4)が対応出来ない場合でも、ユーザの局
コード長を識別できるため、ユーザを異なる局コード長
の網に接続して該ユーザのサービスを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】共通線信号方式を採用した通信システムの構成
図である。
【図2】共通線信号方式の手順説明図である。
【図3】信号ユニットのフォーマットである。
【図4】プロトコルの階層構成図である。
【図5】ネットワーク識別子NIの説明図である。
【図6】局コード長の違いによるMSUフォーマットの
ずれ説明図である。
【図7】国内ネットワークと国際ネットワークが連携し
たネットワークの説明図である。
【図8】国内ネットワークに局コード長が異なる信号局
が混在する場合のネットワーク説明図である。
【図9】本発明の原理説明図である。
【図10】異なる局コード長の信号局の接続図である。
【図11】本発明の信号局接続装置の構成図(内部局コ
ード変換)である。
【図12】本発明の局コード長を識別する第1実施例説
明図(LSN識別方式)である。
【図13】LSN・SPC長テーブルである。
【図14】本発明の局コード長を識別する第2実施例説
明図(NID識別方式)である。
【図15】NID変換テーブル及びSPC長登録テーブ
ルである。
【図16】SPC長登録テーブル及びNID変換テーブ
ルである。
【図17】内部局コード変換テーブル及び実局コード変
換テーブルである。
【図18】内部局コード変換処理の概略の流れ図であ
る。
【図19】内部局コード変換処理フロー(自局からMS
Uを送信する場合)である。
【図20】内部局コード変換処理フロー(隣接信号局か
らMSUを受信する場合)である。
【図21】本発明の信号局接続装置の構成図(最長局コ
ード変換)である。
【図22】最長局コード処理方式のフロー(自局からM
SUを送信する場合)である。
【図23】最長局コード処理方式のフロー(隣接信号局
からMSUを受信する場合)である。
【図24】局コード変換の説明図である。
【図25】仮SPC登録テーブル及び仮SPC変換テー
ブルである。
【図26】仮局コードを用いた場合の信号局接続装置の
構成図である。
【図27】本発明の信号局接続装置の構成(14ビット
局コード方式)である。
【図28】14ビット局コード方式の処理フロー(自局
からMSUを送信する場合)である。
【図29】14ビットMSUから24ビットMSUへの
フォーマット変換説明図である。
【図30】14ビット局コード方式の処理フロー(隣接
信号局からMSUを受信する場合)である。
【図31】本発明の信号局接続装置の構成(分割ルーチ
ング処理方式)である。
【図32】1方向に信号ユニットMSUを転送する場合
に着目した信号局接続装置(分割ルーチング処理方式)
の構成である。
【図33】分割処理方式の処理フロー(自局からMSU
を送信する場合)である。
【図34】分割処理方式の処理フロー(隣接信号局から
MSUを受信する場合:その1)である。
【図35】分割処理方式の処理フロー(隣接信号局から
MSUを受信する場合:その2)である。
【図36】LI拡張機能説明図である。
【図37】内部コード変換方式の第1実施態様である。
【図38】内部コード変換方式の第2実施態様である。
【図39】内部コード変換方式の第3実施態様である。
【図40】内部コード変換方式の第4実施態様である。
【図41】内部コード変換方式の第5実施態様である。
【図42】内部コード変換方式の第6実施態様である。
【図43】内部コード変換方式の第7実施態様である。
【図44】内部コード変換方式の第8実施態様である。
【図45】最長局コード変換方式の第1実施態様であ
る。
【図46】最長局コード変換方式の第2実施態様であ
る。
【図47】最長局コード変換方式の第3実施態様であ
る。
【図48】最長局コード変換方式の第4実施態様であ
る。
【図49】最長局コード変換方式の第5実施態様であ
る。
【図50】最長局コード変換方式の第6実施態様であ
る。
【図51】最長局コード変換方式の第7実施態様であ
る。
【図52】最長局コード変換方式の第8実施態様であ
る。
【図53】14ビット局コード変換方式の第1実施態様
である。
【図54】14ビット局コード変換方式の第2実施態様
である。
【図55】14ビット局コード変換方式の第3実施態様
である。
【図56】14ビット局コード変換方式の第4実施態様
である。
【図57】14ビット局コード変換方式の第5実施態様
である。
【図58】14ビット局コード変換方式の第6実施態様
である。
【図59】14ビット局コード変換方式の第7実施態様
である。
【図60】14ビット局コード変換方式の第8実施態様
である。
【符号の説明】
21a・・局コード長識別手段 21b・・局コード変換手段 22・・ルーチング手段 23c・・局コード長識別手段 23d・・実局コード変換手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沼尻 浩 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる局コード長を有する信号局間の接
    続を行う信号局接続装置において、 信号リンクを介して到来する信号に含まれるルーチング
    情報に基づいて該信号を送出した信号局の局コード長を
    識別する手段、 該局コード長に基づいて信号に含まれる局コードを信号
    局接続装置の内部局コードに変換する手段、 内部局コードで信号の出方路を決定するためのルーチン
    グ処理を行うルーチング手段、 ルーチング処理により得られたルーチング情報に基づい
    て信号が送出される出方路に接続される信号局の局コー
    ド長を識別する手段、 該局コード長に基づいて内部局コードを実際の局コード
    に変換して送出する手段を備えたことを特徴とする信号
    局接続装置。
  2. 【請求項2】 前記コード長識別手段は、 リンクセット番号LSNと該リンクセット番号LSNが
    示す信号リンクに接続された信号局の局コード長との対
    応関係を記憶するテーブルと、 送受信する信号のルーチング情報に含まれるリンクセッ
    ト番号LSNに基づいて前記テーブルを検索して局コー
    ド長を識別する手段を備えたことを特徴とする請求項1
    記載の信号局接続装置。
  3. 【請求項3】 前記コード長識別手段は、 リンクセット番号LSNとネットワーク識別子NIの組
    合せに内部ネットワーク識別子NIDを対応させると共
    に、内部ネットワーク識別子NIDに対応させて前記リ
    ンクセット番号LSNが示す信号リンクに接続された信
    号局の局コード長を記憶するテーブルと、 送受信する信号のルーチング情報に含まれるリンクセッ
    ト番号LSNとネットワーク識別子NIとの組合せに基
    づいて前記テーブルを検索して局コード長を識別する手
    段を備えたことを特徴とする請求項1記載の信号局接続
    装置。
  4. 【請求項4】 異なる局コード長を有する信号局間の接
    続を行う信号方式における信号局接続装置において、 信号リンクを介して到来する信号に含まれるルーチング
    情報に基づいて該信号を送出した信号局の局コード長を
    識別する手段、 該局コード長に基づいて信号に含まれる局コードを最長
    局コードに変換する手段、 最長局コードで信号の出方路を決定するためのルーチン
    グ処理を行うルーチング手段、 ルーチング処理により得られたルーチング情報に基づい
    て信号が送出される出方路に接続される信号局の局コー
    ド長を識別する手段、 該局コード長に基づいて最長局コードを実際の局コード
    に変換して出力する手段を備えたことを特徴とする信号
    局接続装置。
  5. 【請求項5】 前記コード長識別手段は、 リンクセット番号LSNと該リンクセット番号LSNが
    示す信号リンクに接続された信号局の局コード長との対
    応関係を記憶するテーブルと、 送受信する信号のルーチング情報に含まれるリンクセッ
    ト番号LSNに基づいて前記テーブルを検索して局コー
    ド長を識別する手段を備えたことを特徴とする請求項4
    記載の信号局接続装置。
  6. 【請求項6】 前記コード長識別手段は、 リンクセット番号LSNとネットワーク識別子NIの組
    合せに内部ネットワーク識別子NIDを対応させると共
    に、内部ネットワーク識別子NIDに対応させて前記リ
    ンクセット番号LSNが示す信号リンクに接続された信
    号局の局コード長を記憶するテーブルと、 送受信する信号のルーチング情報に含まれるリンクセッ
    ト番号LSNとネットワーク識別子NIとの組合せに基
    づいて前記テーブルを検索して局コード長を識別する手
    段を備えたことを特徴とする請求項4記載の信号局接続
    装置。
  7. 【請求項7】 異なる局コード長を有する信号局間の接
    続を行う信号局接続装置において、 信号リンクを介して到来する信号に含まれるルーチング
    情報に基づいて該信号を送出した信号局の局コード長を
    識別する手段、 該局コード長に基づいて信号に含まれる局コードを14
    ビット局コードに変換する手段、 14ビット局コードで信号の出方路を決定するためのル
    ーチング処理を行うルーチング手段、 ルーチング処理により得られたルーチング情報に基づい
    て信号が送出される出方路が接続された信号局の局コー
    ド長を識別する手段、 該局コード長に基づいて14ビット局コードを実際の局
    コードに変換して送出する手段を備えたことを特徴とす
    る信号局接続装置。
  8. 【請求項8】 前記コード長識別手段は、 リンクセット番号LSNと該リンクセット番号LSNが
    示す信号リンクに接続された信号局の局コード長との対
    応関係を記憶するテーブルと、 送受信する信号のルーチング情報に含まれるリンクセッ
    ト番号LSNに基づいて前記テーブルを検索して局コー
    ド長を識別する手段を備えたことを特徴とする請求項7
    記載の信号局接続装置。
  9. 【請求項9】 前記コード長識別手段は、 リンクセット番号LSNとネットワーク識別子NIの組
    合せに内部ネットワーク識別子NIDを対応させると共
    に、内部ネットワーク識別子NIDに対応させて前記リ
    ンクセット番号LSNが示す信号リンクに接続された信
    号局の局コード長を記憶するテーブルと、 送受信する信号のルーチング情報に含まれるリンクセッ
    ト番号LSNとネットワーク識別子NIとの組合せに基
    づいて前記テーブルを検索して局コード長を識別する手
    段を備えたことを特徴とする請求項1記載の信号局接続
    装置。
  10. 【請求項10】 異なる局コード長を有する信号局間の
    接続を行う信号局接続装置において、 入方路を介して到来する信号に含まれるルーチング情報
    に基づいて該入方路に接続されている信号局の局コード
    長を識別する手段、 該局コード長に応じた方路決定処理ルーチンに基づいて
    信号の出方路を決定するルーチング手段、 方路決定処理ルーチンにより得られたルーチング情報に
    基づいて信号が送出される出方路に接続されている信号
    局の局コード長を識別する手段、 入方路と出方路に接続されている信号局の局コード長が
    一致するか調べ、一致している場合には前記方路決定処
    理ルーチンにより得られたルーチン情報を有する信号を
    送出する送信手段、 一致しない場合には、前記入方路からの信号に含まれる
    局コードを出方路に接続されている信号局の局コード長
    に基づいてコード変換する手段、 コード変換により得られた局コードの長さに応じた方路
    決定処理ルーチンに基づいて信号の出方路を決定するル
    ーチング手段、 該方路決定処理ルーチンにより得られたルーチング情報
    を有する信号を送出する送信手段を有することを特徴と
    する信号局接続装置。
  11. 【請求項11】 前記コード長識別手段は、 リンクセット番号LSNと該リンクセット番号LSNが
    示す信号リンクに接続された信号局の局コード長との対
    応関係を記憶するテーブルと、 送受信する信号のルーチング情報に含まれるリンクセッ
    ト番号LSNに基づいて前記テーブルを検索して局コー
    ド長を識別する手段を備えたことを特徴とする請求項1
    0記載の信号局接続装置。
  12. 【請求項12】 前記コード長識別手段は、 リンクセット番号LSNとネットワーク識別子NIの組
    合せに内部ネットワーク識別子NIDを対応させると共
    に、内部ネットワーク識別子NIDに対応させて前記リ
    ンクセット番号LSNが示す信号リンクに接続された信
    号局の局コード長を記憶するテーブルと、 送受信する信号のルーチング情報に含まれるリンクセッ
    ト番号LSNとネットワーク識別子NIとの組合せに基
    づいて前記テーブルを検索して局コード長を識別する手
    段を備えたことを特徴とする請求項10記載の信号局接
    続装置。
JP16647694A 1994-07-19 1994-07-19 信号局接続装置 Withdrawn JPH0832704A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013211664A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Oki Electric Ind Co Ltd 交換装置及び呼制御信号変換プログラム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0668799B2 (ja) * 1987-03-02 1994-08-31 三菱電機株式会社 遠方監視制御方式

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