JP5880061B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置に関する。
従来より、プリンター、複写機などとして電子写真方式の画像形成装置が知られている。この画像形成装置では、搬送される用紙に片寄りが生じた場合、すなわち、用紙の搬送方向と直交する方向(用紙幅方向)において用紙が規定の位置からずれた場合には、用紙に形成される画像が本来の適正位置からずれてしまい、印刷品質の低下に繋がるという不都合がある。そのため、画像形成装置は、用紙幅方向に沿って移動することにより用紙の搬送位置を補正する用紙補正部を備えている。例えば、この用紙補正部は、電動モーターによって駆動される。
例えば特許文献1には、用紙を基準ガイド側に寄せる斜送ローラーと、この斜送ローラーよりも下流側に設けられかつ用紙幅方向に移動可能な用紙補正部(例えばレジストローラー)とを備える画像形成装置が開示されている。この画像形成装置は、斜送ローラーにより用紙を基準ガイドに突き当ててスキュー矯正し、その後、用紙をレジストローラーでニップし、このレジストローラーを用紙幅方向に移動させている。
特開2010−260696号公報
ところで、用紙補正部が正常な動作状態とは異なる状態で動作している場合があるため、このようなケースでは、用紙の位置とトナー画像の位置との整合性が低下してしまうという不都合がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、用紙Pの位置とトナー画像の位置との整合性が確保されるように制御を行うことである。
かかる課題を解決するために、本発明は、搬送経路に沿って搬送される用紙に画像を形成する画像形成装置を提供する。この画像形成装置は、予め設定されたホームポジションを起点として用紙の搬送方向と直行する方向である用紙幅方向に揺動可能に構成されており、用紙の用紙幅方向における搬送位置を補正する用紙補正部と、パルス信号に応じて回転駆動することにより、用紙補正部を用紙幅方向に沿って移動させる電動機と、用紙の用紙幅方向における搬送位置を検出する用紙検出部と、用紙補正部の位置がホームポジションであるか否かを検出する位置検出部と、用紙検出部により検出された用紙の用紙幅方向における搬送位置に基づいて指令パルス数を演算して、当該指令パルス数に応じたパルス信号を電動機に出力するとともに、指令パルス数に応じたパルス信号の出力後に、位置検出部の検出結果に基づいて用紙補正部がホームポジションに移動するまでパルス信号を電動機に出力する揺動制御部と、用紙補正部がホームポジションに移動するまでの間に電動機に出力されるパルス信号のパルス数を計測する計測部と、を有する。この場合、揺動制御部は、指令パルス数と計測部により計測されたパルス数とを比較し、電動機の出力トルクの調整又はパルス信号の出力パルスの調整を行う。
ここで、本発明において、揺動制御部は、指令パルス数が計測部により計測されたパルス数よりも大きい場合、電動機の出力トルクを増加させる、又は、指令パルス数を演算値よりも増やした値に補正することが望ましい。
また、本発明において、揺動制御部は、計測部により計測されたパルス数が指令パルス数よりも大きい場合、電動機の出力トルクを増加させる、又は、指令パルス数を演算値よりも減らした値に補正することが好ましい。
また、本発明において、揺動制御部は、予め設定された特定種類の用紙の場合は、電動機の出力トルク、又は、パルス信号の出力パルスの調整を行い、予め設定された特定種類以外の用紙の場合は、電動機の出力トルク、又は、パルス信号の出力パルスの調整を行わないことが好ましい。
また、本発明において、用紙補正部の移動範囲に、指令パルス数と計測部により計測されたパルス数とが相違する第1の範囲と、指令パルス数と計測部により計測されたパルス数とが一致する第2の範囲の2つの範囲が存在し、揺動制御部は、第1の範囲への用紙補正部の移動を制限する、又は、用紙補正部が第1の範囲へ移動する場合に限り電動機の出力トルクの調整若しくはパルス信号の出力パルスの調整を行うことが望ましい。
本発明によれば、用紙の位置とトナー画像の位置との整合性が確保されるように制御を行うことができる。
画像形成装置を模式的に示す構成図 レジストローラーを中心とする搬送経路の要部を示す説明図 レジストローラーの揺動状態を示す説明図 画像形成装置の制御系を示すブロック図 第1の実施形態にかかる揺動モーターの制御手順を示すフローチャート 第3の実施形態にかかる揺動モーターの制御手順を示すフローチャート
図1は、本実施形態にかかる画像形成装置を模式的に示す構成図である。この画像形成装置は、例えば複写機といった電子写真方式の画像形成装置であり、複数の感光体を一本の中間転写ベルトに対面させて縦方向に配列することによりフルカラーの画像を形成する、いわゆる、タンデム型カラー画像形成装置である。
画像形成装置は、原稿読取装置SC、画像形成部10、定着装置50を主体に構成され、これらが一つの筐体内に収められている。
原稿読取装置SCは、走査露光装置の光学系により原稿の画像を走査露光し、その反射光をラインイメージセンサーにより読み取り、これにより、画像信号を得る。この画像信号は、A/D変換、シェーディング補正、圧縮等の処理が施された後、画像データとして制御部40に入力される。なお、制御部40に入力される画像データとしては、原稿読取装置SCで読み取ったものに限らず、例えば、画像形成装置に接続されたパーソナルコンピューターや他の画像形成装置から受信したものであってもよい。
画像形成部10は、用紙Pにトナー画像を転写する機能を担っており、4組の画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kを主体に構成されている。これらの画像形成ユニット10Y〜10Kは、イエロー(Y)の画像を形成する画像形成ユニット10Y、マゼンダ(M)の画像を形成する画像形成ユニット10M、シアン(C)の画像を形成する画像形成ユニット10C、ブラック(K)の画像を形成する画像形成ユニット10Kである。
画像形成ユニット10Yは、感光体ドラム1Y及びその周辺に配置された帯電部2Y、光書込部3Y、現像装置4Y及びドラムクリーナー5Yで構成されている。同様に、画像形成ユニット10M,10C,10Kは、感光体ドラム1M,1C,1K及びその周辺に配置された帯電部2M,2C,2K、光書込部3M,3C,3K、現像装置4M,4C,4K及びドラムクリーナー5M,5C,5Kで構成されている。
感光体ドラム1Y〜1Kは、帯電部2Y〜2Kによりその表面が一様に帯電させられており、光書込部3Yによる走査露光により、感光体ドラム1Y〜1Kには潜像が形成される。さらに、現像装置4Y〜4Kは、トナーで現像することによって感光体ドラム1Y〜1K上の潜像を顕像化する。これにより、各感光体ドラム1Y〜1K上には、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックに対応するトナー画像がそれぞれ形成される。各感光体ドラム1Y〜1K上に形成されたトナー画像は、回転する中間転写ベルト6上の所定位置へと、1次転写ローラー7Y,7M,7C,7Kにより逐次転写される。
中間転写ベルト6上に転写された各色にからなるトナー画像は、転写ローラー9により、所定のタイミングで搬送される用紙Pに転写される。
用紙搬送部20は、搬送経路に沿って用紙Pを搬送する。用紙Pは給紙トレイ21に収容されており、当該給紙トレイ21に収容された用紙Pは、給紙部22により最上面の一枚が取り込まれ、搬送経路へと送り出される。この搬送経路において、用紙Pに画像を形成する画像形成位置(具体的には、用紙Pにトナー画像を転写する画像転写位置)よりも上流側には、複数の中間搬送ローラー、ループローラー23及びレジストローラー24を含む複数の搬送部材が配置されている。個々の搬送部材は、例えば搬送ローラー対によって構成されており、必要に応じてローラー間の状態をニップ状態とニップ解除状態とで切り換えることができるようになっている。
図2は、レジストローラー24を中心とする用紙Pの搬送経路の要部を示す説明図である。具体的には、給紙トレイ21から給紙された用紙Pは、複数の中間搬送ローラーを経由した後、ループローラー23により搬送されて、回転停止状態のレジストローラー24に突き当たる。ループローラー23が所定時間だけ回転を継続することで用紙Pにループが形成され、これにより、用紙Pの曲がりが矯正される(スキュー補正)。つぎに、レジストローラー24は、所定のタイミングで回転を開始して用紙Pの搬送を再開すると、用紙Pの搬送を行いながら後述する揺動動作を行い、そして、画像転写位置へと搬送する。
図3は、レジストローラー24の揺動状態を示す説明図である。レジストローラー24は、予め設定されたホームポジションを起点として用紙幅方向CD(用紙Pの紙面において用紙搬送方向FDと直行する方向)に揺動可能に構成されている。このレジストローラー24には、図示しない動力伝達機構を介して揺動モーター25の出力軸が接続されており、レジストローラー24は、揺動モーター25の回転駆動に応じて、用紙幅方向CDに沿って移動する。そのため、用紙Pがレジストローラー24を通過する通過期間に合わせてレジストローラー24がホームポジションから所定位置まで用紙幅方向CDに沿って移動することにより、搬送される用紙Pを用紙幅方向CDに沿って移動させることができる。これにより、レジストローラー24は、用紙幅方向CDにおける用紙Pの搬送位置を補正することができる(用紙補正部)。
なお、本明細書では、レジストローラー24の移動動作のうち、ホームポジションから所定位置(用紙Pの搬送位置に応じて定まる位置)へと移動する動作を初期動作といい、初期動作後に当該所定位置からホームポジションへと移動する動作を復帰動作という。
揺動モーター25は、パルス信号に応じて回転駆動する電動機であり、例えばステッピングモーターである。揺動モーター25に所定のパルス信号が入力された場合、揺動モーター25の巻線にはパルス状の電圧が印加され、これにより、パルス信号に含まれるパルス数に応じた回転角、かつ、パルス周期に応じた回転速度で揺動モーター25の出力軸が回転する。揺動モーター25に入力されるパルス信号に含まれるパルス数に応じて、レジストローラー24が所定量だけ移動し、これにより、用紙Pを所定量だけ移動させることができる。
再び図1を参照するに、トナー画像が転写された用紙Pは、定着装置50へと搬送される。定着装置50は、未定着な状態のトナー画像を用紙Pに定着する装置であり、例えば、定着ニップ部を形成する一対の定着部材(例えば定着ローラー)と、当該定着部材の一方又は双方を加熱するヒーターとで構成されている。この定着装置50は、用紙Pの搬送過程において当該用紙Pが定着ニップ部を通過することより、一対の定着部材による加圧と定着部材の有する熱との作用を通じて、用紙Pへのトナー画像の定着を行う。
定着装置50により定着処理が施された用紙Pは、排紙ローラーにより、筐体の外部側面に取り付けられた排紙トレイ26に排出される。また、用紙Pの裏面にも画像形成を行う場合、用紙表面に対する画像形成を終えた用紙Pは、ガイド部材30により、下方にある反転ローラー31へと搬送される。反転ローラー31は、搬送された用紙Pの後端を挟持した後、逆送することによって用紙Pを反転させて、再給紙搬送経路に送り出す。この再給紙搬送経路へと送り出された用紙Pは、中間搬送ローラー及びプレレジストローラー32を含む複数の搬送部材によって搬送され、これにより、ループローラー23よりも上流側の搬送経路へと回帰する。
図4は、本実施形態にかかる画像形成装置の制御系を概略的に示すブロック図である。制御部40は、画像形成装置を統合的に制御する機能を担っている。制御部40としては、CPU、ROMやRAMなどのメモリ、補助記憶装置としてのHDD(Hard Disk Drive)、通信I/F部などを備えるコンピューターを用いることができる。
制御部40は、画像形成装置の各部(例えば、画像形成部10、定着装置50及び用紙搬送部20など)を制御することにより、以下に示す各プロセスを実行し、用紙Pにトナー画像を形成する。
(1)感光体ドラム1Y〜1Kを帯電させる
(2)光書込部3Y〜3Kにより感光体ドラム1Y〜1K上に静電潜像を形成する
(3)形成された静電潜像にトナーを付着させる
(4)感光体ドラム1Y〜1K上のトナー画像を中間転写ベルト6に一次転写させる
(5)搬送経路に沿って用紙Pを搬送する
(6)中間転写ベルト6上のトナー画像を用紙Pに二次転写させる
(7)定着装置50により用紙Pに転写されたトナー画像に定着処理を施す
本実施形態との関係において、制御部40は、これを機能的に捉えた場合、揺動制御部と、計測部とを有しており、揺動モーター25を制御することにより、揺動処理を行う。
揺動制御部としての制御部40は、用紙Pの搬送位置、具体的には、用紙Pの用紙幅方向における片寄り量に基づいて指令パルス数を演算して、この指令パルス数に応じたパルス信号を揺動モーター25に出力する。これにより、レジストローラー24が初期動作を行い、用紙Pの搬送位置が片寄りの無い状態に補正される。また、制御部40は、初期動作後、すなわち、指令パルス数に応じたパルス信号の出力後に、レジストローラー24がホームポジションに移動するまで、揺動モーター25にパルス信号を出力する。これにより、レジストローラー24が復帰動作を行い、次なる用紙Pが到達する前にレジストローラー24がホームポジションに存在することとなる。なお、この復帰動作に際して、用紙Pがレジストローラー24を通過している場合には、制御部40は、レジストローラー24のニップを解除した上で、復帰動作を行う。
計測部としての制御部40は、復帰動作におけるパルス信号のパルス数を計測する。すなわち、計測値となるパルス数は、レジストローラー24が初期動作による移動位置からホームポジションに移動するまでの間に揺動モーター25に出力されるパルス信号に含まれるパルス数に相当する。
以下、図3を参照して、揺動処理の概念について説明する。一般に、搬送経路を搬送される用紙Pは、用紙幅方向CDにおける用紙Pの基準位置Cppが、用紙幅方向CDにおける搬送経路の基準位置Cstと一致するように搬送されている。例えば、用紙Pの基準位置は、用紙中心に設定され、搬送経路の基準位置Cstは、搬送経路の機械中心に設定される。この場合、画像形成ユニット10Y〜10Kによって形成される画像の位置と搬送経路の基準位置Cstとが所定の関係を満たして設定されることにより、用紙Pの位置とトナー画像の位置とが適切に合致した状態で、用紙Pにトナー画像が形成されることとなる。
しかしながら、画像形成装置を実際に運転した場合には、用紙Pの搬送位置に片寄り、すなわち、用紙Pの基準位置Cppが搬送基準位置Cstからずれてしまうといった実態が生じ得る。これにより、用紙Pの位置とトナー画像の位置とが本来あるべき関係からずれた状態で用紙Pにトナー画像が形成されてしまう。用紙Pの片寄りは、例えば、再給紙搬送路を経由して画像転写位置へと用紙Pが搬送されたりするといったように、比較的長い距離を用紙Pが搬送されることにより、搬送部材の機械的な誤差などの影響によって生じ得る。また、給紙トレイ21内に収容される用紙Pの初期的な収容状態等も、用紙Pの片寄りの要因となり得る。
そこで、制御部40は、揺動処理を実行し、レジストローラー24を揺動させることにより、用紙Pの用紙幅方向CDにおける搬送位置を補正する。このような制御を行うために、制御部40には、先端検知センサー41、片寄りセンサー42、レジストセンサー43、ホームポジションセンサー44からの信号が入力されている。
先端検知センサー41は、画像転写位置とレジストローラー24との間に配置されており(図2参照)、センサー検出位置(画像転写位置の所定距離だけ手前の位置)への用紙Pの到達を検出する。先端検知センサー41は、例えば発光素子と受光素子とを有する反射型の光学センサーである。
片寄りセンサー42は、先端検知センサー41とレジストローラー24との間に配置されており(図2,3参照)、用紙Pの用紙幅方向CDにおける搬送位置を検出する(用紙検出部)。片寄りセンサー42としては、例えば、互いに並列する発光素子と受光素子とを用紙幅方向CDに沿って直線状に複数組配列したリニアイメージセンサー(例えばCCDラインセンサー等)などを用いることができる。具体的には、片寄りセンサー42は、搬送基準位置Cstから用紙Pの端部までの距離を検知することにより、用紙Pの搬送位置を検出する。この検出により、用紙Pの片寄り方向と、その片寄り量とを検出することができる。
レジストセンサー37は、レジストローラー24とループローラー23との間に配置されており(図2参照)、センサー検出位置(レジストローラー24の所定距離だけ手前の位置)への用紙Pの到達を検出する。
ホームポジションセンサー44は、レジストローラー24の近傍に配置されており(図3参照)、レジストローラー24の位置がホームポジションであるか否かを検出する(位置検出部)。ホームポジションセンサー44の検出結果は、レジストローラー24をホームポジションに復帰させる際に参照される。
操作部60は、ユーザーによって設定される種々の情報を制御部40に出力する。操作部60としては、例えば、ディスプレイ上に表示される情報に従い、入力操作を行うことが可能なタッチパネルを用いることができる。かかる操作部60を通じて、ユーザーは、印刷条件、例えば、揺動モード又は非揺動モードの選択、用紙Pの種類(例えば、斤量やサイズ)、画像の濃度などを設定することができる。また、制御部40は、操作部60を制御することにより、当該操作部60を介してユーザーに種々のメッセージを表示することができる。換言すれば、この操作部60は、種々の情報を報知する報知部としての機能も担っている。
図5は、本実施形態にかかる揺動モーター25の制御手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、ジョブの開始指令に伴い、制御部40によって実行される。
まず、ステップ10(S10)において、制御部40は、片寄りセンサー42により用紙Pの搬送位置を検出する。この検出により、制御部40は、用紙Pの片寄り方向と、その片寄り量とを検出することができる。片寄りセンサー42による用紙Pの搬送位置の検出は、例えば先端検知センサー35により用紙Pの先端が検知されたことをトリガーとして実行される。
ステップ11(S11)において、制御部40は、片寄りセンサー42によって検出された用紙Pの搬送位置に基づいて、揺動動作におけるレジストローラー24の移動量を演算する。この移動量は、レジストローラー24の揺動動作にともない、用紙Pの片寄りを補正するための値であり、通常は、片寄りセンサー42の検出により得られる片寄り量に相当する。そして、制御部40は、演算されたレジストローラー24の移動量に基づいて、当該移動量を得るために揺動モーター25に出力することが必要なパルス信号のパルス数を演算し、その演算値を指令パルス数Aとして設定する。
ステップ12(S12)において、制御部40は、演算された指令パルス数Aに応じたパルス信号を揺動モーター25に出力する。このパルス信号の出力により、レジストローラー24の初期動作が実行される。ここで、本実施形態の特徴の一つとして、パルス信号を通じた揺動モーター25の制御は、後述するように、前回の演算サイクルで決定された制御フラグFlagの設定内容に応じて異なる態様で実行される。
制御フラグFlagは、初期的には「0」に設定されている。制御フラグFlagが「0」に設定されている場合、制御部40は、揺動モーター25の制御を行うにあたり、パルス信号の出力電流を予め設定された基準電流を用いる。また、制御部40は、パルス信号を出力するにあたり、ステップ11の演算処理において演算される値をそのまま指令パルス数Aとして用いる。
ステップ13(S13)において、制御部40は、揺動モーター25に対して、復帰動作に対応するパルス信号の出力を開始する。係るパルス信号の出力の開始により、レジストローラー24の復帰動作が開始する。
ステップ14(S14)において、制御部40は、揺動モーター25に出力されるパルス信号のパルス数の計測を開始する。
ステップ15(S15)において、制御部40は、ホームポジションセンサー44の検出結果に基づいて、レジストローラー24の位置がホームポジションであるか否かを判断する。このステップ15において肯定判定された場合、すなわち、レジストローラー24の位置がホームポジションである場合には、ステップ16(S16)に進む。一方、ステップ15において否定判定された場合、すなわち、レジストローラー24の位置がホームポジションでない場合には、ステップ15の処理に戻る。
ステップ16において、制御部40は、パルス信号の出力を終了する。かかるパルス信号の出力の終了により、レジストローラー24の復帰動作が終了する。
そして、ステップ16に続くステップ17(S17)において、制御部40は、揺動モーター25に出力されるパルス信号のパルス数の計測を終了する。これにより、レジストローラー24の復帰動作の期間に対応して出力されたパルス信号に含まれるパルス数が計測値Bとして得られる。
ステップ18(S18)において、制御部40は、指令パルス数Aが計測値Bよりも大きいか否かを判断する。指令パルス数Aに対応する理論的な移動量に対し、揺動動作におけるレジストローラー24の実際の移動量が不足することで、指令パルス数Aが計測値Bよりも大きい状態となる。このような原因としては、例えばレジストローラー24の揺動動作時における用紙Pのイナーシャが挙げられ、この傾向は厚紙を搬送する場合には顕著となる。
ステップ18において肯定判定された場合、すなわち、指令パルス数Aが計測値Bよりも大きい場合には、ステップ19(S19)に進む。一方、ステップ18において否定判定された場合、すなわち、指令パルス数Aが計測値B以下の場合には、ステップ21(S21)に進む。
ステップ19において、制御部40は、用紙Pの種類が厚紙であるか否かを判断する。本ステップ19における厚紙の定義は、前述のように、揺動動作においてレジストローラー24の実際の移動量の不足となるようなイナーシャを生じさせる用紙Pをいうものであり、具体的には坪量256g/m以上がこれに該当する。このステップ19において肯定判定された場合、すなわち、用紙Pの種類が厚紙である場合には、ステップ20(S20)に進む。一方、ステップ19において否定判定された場合、すなわち、用紙Pの種類が厚紙でない場合には、本ルーチンを抜ける。
ステップ20において、制御部40は、指令パルス数Aと計測値Bとのずれを解消すべく、制御フラグFlagを「1」に設定する。本ステップ20において制御フラグFlagが「1」に設定されると、制御部40は、次回の演算サイクルにおいて、以下に示す2つの手法の一方又は双方を利用して、揺動モーター25の制御を行う。
第1の手法としては、制御部40は、揺動モーター25の出力トルクを通常状態(すなわち、制御フラグFlagが「0」に設定されている状態)よりも増加させる。出力トルクを増加させる手法としては、揺動モーター25に出力されるパルス信号の出力電流を基準電流よりも増加させたり、パルス信号におけるパルス周波数を調整して加減速トルクにより出力トルクを増加させたりするといった手法が挙げられる。
第2の手法としては、制御部40は、指令パルス数Aを、ステップ11の演算処理において演算される値よりも増やした値に補正し、この補正された指令パルス数Aに基づいて初期動作時のパルス信号を出力する。
これに対して、ステップ21において、制御部40は、計測値Bが指令パルス数Aよりも大きいか否かを判断する。指令パルス数Aに対応する理論的な移動量に対し、揺動動作におけるレジストローラー24の実際の移動量が過多となることで、計測値Bが指令パルス数Aよりも大きい状態となる。このような原因としては、例えば駆動機構の経年的な劣化が考えられ、具体的には、初期動作の終了に伴いレジストローラー24が停止する際に、当該レジストローラー24の慣性により停止精度が悪化したり、ホームポジションへと移動する際に動作異常があったりといったことが考えられる。
ステップ21において肯定判定された場合、すなわち、計測値Bが指令パルス数Aよりも大きい場合には、ステップ22(S22)に進む。一方、ステップ21において否定判定された場合、すなわち、計測値Bと指令パルス数Aとが同じ場合には、ステップ24(S24)に進む。
ステップ22において、制御部40は、ステップ19と同様に、用紙Pの種類が厚紙であるか否かを判断する。ステップ22において肯定判定された場合、すなわち、用紙Pの種類が厚紙である場合には、ステップ23(S23)に進む。一方、ステップ22において否定判定された場合、すなわち、用紙Pの種類が厚紙でない場合には、本ルーチンを抜ける。
ステップ23において、制御部40は、指令パルス数Aと計測値Bとのずれを解消すべく、制御フラグFlagを「2」に設定する。本ステップ23において制御フラグFlagが「2」に設定されると、制御部40は、次回の演算サイクルにおいて、以下に示す2つの手法の一方又は双方を利用して、揺動モーター25の制御を行う。
第1の手法としては、制御フラグFlagが「1」に設定されている場合と同様、制御部40は、揺動モーター25の出力トルクを通常状態(すなわち、制御フラグFlagが「0」に設定されている状態)よりも増加させる。
第2の手法としては、制御部40は、指令パルス数Aを、ステップ11の演算処理において演算される値よりも減らした値に補正し、この補正された指令パルス数Aに基づいてパルス信号を出力する。
これに対して、ステップ24において、制御部40は、制御フラグFlagを「0」に設定する。
このように本実施形態において、制御部40は、片寄りセンサー42により検出された用紙Pの搬送位置に基づいて指令パルス数Aを演算して、この指令パルス数Aに応じたパルス信号を揺動モーター25に出力する。また、制御部40は、指令パルス数Aに応じたパルス信号の出力後に、ホームポジションセンサー44の検出結果に基づいてレジストローラー24がホームポジションに移動するまでパルス信号を揺動モーター25に出力する。さらに、制御部40は、レジストローラー24がホームポジションに移動するまでの間に揺動モーター25に出力されるパルス信号のパルス数を計測値Bとして計測する。そして、制御部40は、指令パルス数Aと計測値Bとを比較し、揺動モーター25の出力トルク、又は、パルス信号の出力パルスの調整を行う。
かかる構成によれば、指令パルス数Aと計測値Bとの比較により、レジストローラー24が正常に揺動しているか否かを監視することができ、また、正常に揺動していない場合には、初期動作に異常があるのかそれとも復帰動作に異常があるのかを把握することができる。そして、指令パルス数Aと計測値Bとの比較に基づいて、揺動モーター25の出力トルク、又は、パルス信号の出力パルスの調整を行うことで、レジストローラー24の揺動異常を解消する方向に揺動モーター25を動作させることができる。これにより、用紙Pの位置とトナー画像の位置との整合性が確保されるように制御を行うことができる。
また、本実施形態において、制御部40は、指令パルス数Aが計測値Bよりも大きい場合、揺動モーター25の出力トルクを増加させる、又は、指令パルス数Aを演算値よりも増やした値に補正している。
かかる構成によれば、揺動モーター25のトルクが不足する等で揺動動作時のレジストローラー24の移動量が不足するような場合であっても、トルク増加又は指令パルス数Aを演算値よりも増やすことで、用紙Pの補正量と対応するように、レジストローラー24の移動量を調整することができる。これにより、用紙Pの位置とトナー画像の位置との整合性が確保されるように制御を行うことができる。
また、本実施形態において、制御部40は、計測値Bが指令パルス数Aよりも大きい場合、揺動モーター25の出力トルクを増加させる、又は、指令パルス数Aを演算値よりも減らした値に補正している。
かかる構成によれば、揺動モーター25のトルクが不足する等で揺動動作時のレジストローラー24の移動量が過大となるような場合であっても、トルク増加又は指令パルス数Aを演算値よりも減らすことで、用紙Pの補正量と対応するように、レジストローラー24の移動量を調整することができる。これにより、用紙Pの位置とトナー画像の位置との整合性が確保されるように制御を行うことができる。
また、本実施形態において、制御部40は、予め設定された用紙Pの種類を条件として、揺動モーター25の出力トルクの調整又はパルス信号の出力パルスの調整を行っている。
かかる構成によれば、レジストローラー24の移動に不具合が生じ易い厚紙を対象として制御を行うことで、不具合の発生を抑制するとともに、画像形成装置の負荷低減を図ることができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態にかかる画像形成装置について説明する。この第2の実施形態にかかる画像形成装置が、第1の実施形態のそれと相違する点は、揺動モーター25の制御内容である。以下、第1の実施形態と重複する内容については説明を省力することとし、以下、相違点を中心に説明を行う。
例えば、揺動動作におけるレジストローラー24の移動量が基準値(例えば3mm)よりも小さい場合には、指令パルスAと計測値Bとが一致するが、その移動量が基準値以上の場合には、指令パルスAと計測値Bとが相違するといったことが起こりうる。この基準値は、種々の移動量に対応してレジストローラー24を実際に動作させることで、実験的に得ることができる。
そして、制御部40は、揺動動作におけるレジストローラー24の移動量を演算した際に、この移動量が基準値よりも小さい場合には、通常の形態で、すなわち、制御フラグFlagが「0」の設定に対応して、揺動モーター25の制御を行う。一方、演算した移動量が基準値以上の場合には、制御部40は、基準値を超える移動を禁止する。あるいは、制御部40は、基準値を超える揺動を行う際には、第1の実施形態に示すように、指令パルスAと計測値Bとの比較に応じて制御フラグFlagを設定し、この制御フラグFlagの設定に対応して、揺動モーター25の制御を行ったりする。
このように本実施形態において、レジストローラー24の移動範囲に、指令パルス数Aと計測値Bとが相違する第1の範囲(例えば3mm以上の範囲)と、指令パルス数Aと計測値Bとが一致する第2の範囲(例えば3mmよりも小さい範囲)とが存在する。この場合、制御部40は、第1の範囲へのレジストローラー24の移動を制限する、又は、第1の範囲へのレジストローラー24の移動に際して揺動モーター25の出力トルクの調整若しくはパルス信号の出力パルスの調整を行っている。
かかる構成によれば、制御の態様の切り換えを極力抑えた状態で画像形成装置を可動しつつも、用紙Pの位置とトナー画像の位置との整合性が確保されるように制御を行うことができる。
なお、本実施形態では、指令パルス数Aと計測値Bとが相違する第1の範囲が、指令パルス数Aと計測値Bとが一致する第2の範囲よりも大きい状態について説明したが、第2の範囲が第1の範囲よりも大きい場合であっても、上述した手法を適用することができる。
(第3の実施形態)
図5は、本実施形態にかかる揺動モーター25の制御手順を示すフローチャートである。この第2の実施形態にかかる画像形成装置が、第1の実施形態のそれと相違する点は、揺動モーター25の制御内容である。以下、第1の実施形態と重複する内容については説明を省力することとし、以下、相違点を中心に説明を行う。
ステップ30(S30)において、制御部40は片寄りセンサー42により用紙Pの搬送位置を検出すると、ステップ31(S31)からステップ37(S37)までの各処理を行う。ここで、ステップ30からステップ37までの各処理は、第1の実施形態に示すステップ10からステップ18までの各処理と対応しているので、その説明については省略する。
ステップ38(S38)において、制御部40は、指令パルス数Aが計測値Bよりも大きいか否かを判断する。演算値に対し、揺動動作におけるレジストローラー24の実際の移動量が不足することで、指令パルス数Aが計測値Bよりも大きい状態となる。このような原因としては、例えばレジストローラー24の揺動動作時における用紙Pのイナーシャが挙げられる。
このステップ38において肯定判定された場合、すなわち、指令パルス数Aが計測値Bよりも大きい場合には、ステップ39(S39)に進む。一方、ステップ38において否定判定された場合、すなわち、指令パルス数Aが計測値B以下の場合には、ステップ40(S40)に進む。
ステップ39(S39)において、制御部40は、操作部60を制御することにより、揺動動作の異常を異常原因として表示する。
ステップ40(S40)において、制御部40は、計測値Bが指令パルス数Aよりも大きいか否かを判断する。演算値に対して、揺動動作におけるレジストローラー24の実際の移動量が過多となることで、計測値Bが指令パルス数Aよりも大きい状態となる。このような原因としては、例えば駆動機構の経年的な劣化が考えられ、具体的には、初期動作の終了に伴いレジストローラー24が停止する際に、当該レジストローラー24の慣性により停止精度が悪化したり、ホームポジションへと移動する際に動作異常があったりといったことが考えられる。
ステップ40において肯定判定された場合、すなわち、計測値Bが指令パルス数Aよりも大きい場合には、ステップ41(S41)に進む。一方、ステップ40において否定判定された場合、すなわち、計測値Bと指令パルス数Aとが同じ場合には、本ルーチンを抜ける。
ステップ39(S39)において、制御部40は、操作部60を制御することにより、揺動停止時の異常又は復帰動作の異常を異常原因として表示する。
このように本実施形態において、制御部40は、片寄りセンサー42により検出された用紙Pの搬送位置に基づいて指令パルス数Aを演算して、この指令パルス数Aに応じたパルス信号を揺動モーター25に出力する。また、制御部40は、指令パルス数Aに応じたパルス信号の出力後に、ホームポジションセンサー44の検出結果に基づいてレジストローラー24がホームポジションに移動するまでパルス信号を揺動モーター25に出力する。さらに、制御部40は、レジストローラー24がホームポジションに移動するまでの間に揺動モーター25に出力されるパルス信号のパルス数を計測値Bとして計測する。そして、制御部40は、指令パルス数Aと計測値Bとを比較することで、レジストローラー24の揺動状態を監視している。
かかる構成によれば、指令パルス数Aと計測値Bとの比較を通じてレジストローラー24の揺動状態を監視している。そのため、レジストローラー24が正常に揺動しているか否かを監視することができ、また、正常に揺動していない場合には、揺動動作に異常があるのかそれとも復帰動作に異常があるのかを監視することができる。これにより、サービスマンが故障修復にあたる際に監視結果を参照することで、不具合原因の究明が行い易くなり、作業効率の向上を図ることができる。
以上、本発明の実施形態にかかる画像形成装置について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、その発明の範囲内において種々の変形が可能であることはいうまでもない。本実施形態では、レジストローラーの揺動により用紙の搬送位置を補正する構成であるが、トナー画像の転写位置へと至る前の紙送り部材(レジストローラ以外の搬送ローラ)で用紙の搬送位置を補正してもよい。だたし、用紙の搬送位置を補正する場合には、なるべく転写位置に近いことが好ましいことから、レジストローラーであることが好ましいが、搬送ローラー以外の専用部材により用紙の搬送位置を補正してもよい。
SC 原稿読取装置
10 画像形成部
10Y〜10K 画像形成ユニット
20 用紙搬送部
21 給紙トレイ
22 給紙部
23 ループローラー
24 レジストローラー
25 揺動モーター
26 排紙トレイ
30 ガイド部材
31 反転ローラー
32 プレレジストローラー
50 定着装置
40 制御部
41 先端検知センサー
42 片寄りセンサー
43 レジストセンサー
44 ホームポジションセンサー
60 操作部

Claims (5)

  1. 搬送経路に沿って搬送される用紙に画像を形成する画像形成装置において、
    予め設定されたホームポジションを起点として用紙の搬送方向と直行する方向である用紙幅方向に揺動可能に構成されており、用紙の用紙幅方向における搬送位置を補正する用紙補正部と、
    パルス信号に応じて回転駆動することにより、前記用紙補正部を用紙幅方向に沿って移動させる電動機と、
    用紙の用紙幅方向における搬送位置を検出する用紙検出部と、
    前記用紙補正部の位置が前記ホームポジションであるか否かを検出する位置検出部と、
    前記用紙検出部により検出された用紙の用紙幅方向における搬送位置に基づいて指令パルス数を演算して、当該指令パルス数に応じたパルス信号を前記電動機に出力するとともに、前記指令パルス数に応じたパルス信号の出力後に、前記位置検出部の検出結果に基づいて前記用紙補正部が前記ホームポジションに移動するまでパルス信号を前記電動機に出力する揺動制御部と、
    前記用紙補正部が前記ホームポジションに移動するまでの間に前記電動機に出力される前記パルス信号のパルス数を計測する計測部と、を有し、
    前記揺動制御部は、前記指令パルス数と前記計測部により計測されたパルス数とを比較し、前記電動機の出力トルクの調整又は前記パルス信号の出力パルスの調整を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記揺動制御部は、前記指令パルス数が前記計測部により計測されたパルス数よりも大きい場合、前記電動機の出力トルクを増加させる、又は、前記指令パルス数を演算値よりも増やした値に補正することを特徴とする請求項1に記載された画像形成装置。
  3. 前記揺動制御部は、前記計測部により計測されたパルス数が前記指令パルス数よりも大きい場合、前記電動機の出力トルクを増加させる、又は、前記指令パルス数を演算値よりも減らした値に補正することを特徴とする請求項1又は2に記載された画像形成装置。
  4. 前記揺動制御部は、予め設定された特定種類の用紙の場合は、前記電動機の出力トルク、又は、前記パルス信号の出力パルスの調整を行い、予め設定された特定種類以外の用紙の場合は、前記電動機の出力トルク、又は、前記パルス信号の出力パルスの調整を行わないことを特徴とする請求項1又は2に記載された画像形成装置。
  5. 記用紙補正部の移動範囲に、前記指令パルス数と前記計測部により計測されたパルス数とが相違する第1の範囲と、前記指令パルス数と前記計測部により計測されたパルス数とが一致する第2の範囲の2つの範囲が存在し、前記揺動制御部は、前記第1の範囲への前記用紙補正部の移動を制限する、又は、前記用紙補正部が前記第1の範囲へ移動する場合に限り前記電動機の出力トルクの調整若しくは前記パルス信号の出力パルスの調整を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載された画像形成装置。
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