JP5879145B2 - ディスクブレーキ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車等の車両に制動力を付与するディスクブレーキに関する。
一般に、自動車等の車両に設けられるディスクブレーキは、ディスク(ロータ)を跨いで形成され車両の非回転部に取付けられるキャリアと、裏板と該裏板に接合(固着)されるライニング(摩擦材)とからなりキャリパへの液圧供給によりディスクに押圧される摩擦パッドと、該摩擦パッドに取付けられ、該摩擦パッドをディスク周方向に押圧すると共に、ライニングが予め設定した所定部位(例えば、摩耗限界)まで摩耗したときに、先端がディスクと接触して音(異音)を発生するばね部材とを含んで構成されている(例えば、特許文献1参照)。
車両の運転者等がブレーキ操作を行ったときは、例えばキャリパに設けたピストンを外部からの液圧供給によりディスク側に摺動変位させ、該ピストンによって摩擦パッドをディスクに向けて押圧することにより、該ディスクに制動力が付与される。長期間の使用等に伴って、ライニングが予め設定した所定部位(摩耗限界)まで摩耗したときは、ばね部材の先端とディスクとが接触することにより音が発生し、運転者等に摩擦パッドの交換時期がきたこと(ライニングの摩耗限界)を警報することができる。
特開昭57−140934号公報
上述した従来技術の場合は、ばね部材のばね力、即ち、摩擦パッドをディスク周方向に押圧する力を十分に確保することと、ばね部材の警報音、即ち、ばね部材の先端とディスクとの接触に伴う警報音を十分に確保することとを両立させることが難しいという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、ばね部材のばね力の確保と警報音の確保とを両立することができるようにしたディスクブレーキを提供することにある。
上述した課題を解決するため本発明は、ディスクを跨いで形成され車両の非回転部に取付けられるキャリアと、該キャリアにおけるディスク周方向部位に形成された支持部に対して凹凸嵌合する嵌合部を有した裏板と該裏板のディスク対向面に接合されるライニングとからなる摩擦パッドと、前記裏板の嵌合部に取付けられ、前記支持部を付勢して前記摩擦パッドをディスク周方向に押圧すると共に、前記裏板と前記ディスクとの間に配置される先端が前記ディスクと接触したときに音を発生することにより前記ライニングの摩耗限界を警報するばね部材とを備えてなるディスクブレーキに適用される。
そして、本発明が採用する構成の特徴は、前記ばね部材は、先端のディスク径方向の寸法が、前記支持部を付勢する部位のディスク径方向の寸法よりも大きく形成されており、前記ばね部材の先端の一部は、前記裏板のディスク対向面と前記ディスクとの間に入り込むことにある。
本発明によれば、ばね部材のばね力の確保と警報音の確保とを両立することができる。
第1の実施の形態によるディスクブレーキを上方からみた平面図である。 ディスクブレーキをアウタ側(図1の下側)からみた正面図である。 インナ側の摩擦パッドとばね部材とを拡大して示す図1と同方向からみた平面図である。 インナ側の摩擦パッドとばね部材とを拡大して示す図2と同方向からみた正面図である。 ライニングが摩耗する前の状態のインナ側の摩擦パッド、ばね部材、ディスク等を拡大して示す図1と同方向からみた要部断面図である。 ライニングが摩耗限界の状態のインナ側の摩擦パッド、ばね部材、ディスク等を拡大して示す図5と同様位置の要部断面図である。 インナ側の摩擦パッド、ばね部材、ディスク等を図5の矢示VII−VII方向からみた要部断面図である。 インナ側の摩擦パッド、ばね部材、ディスク等を図6の矢示VIII−VIII方向からみた要部断面図である。 ばね部材を単体で示す斜視図である。 ばね部材等を示す図4中の(X)部拡大図である。 第2の実施の形態によるばね部材を単体で示す斜視図である。
以下、実施の形態によるディスクブレーキを、添付図面に従って詳細に説明する。
図1ないし図10は第1の実施の形態を示している。図1および図2に示すディスク1は、例えば車両が前進方向に走行するときに、車輪(図示せず)と共に矢示A方向に回転し、車両が後退するときには矢示B方向に回転するものである。
車両の非回転部(図示せず)に取付けられるキャリア(支持部材)2は、ディスク1を跨いで形成されている。即ち、キャリア2は、図1および図2に示すように、一対の腕部2A,2Aと、支承部2Bと、補強ビーム2Cとにより大略構成されている。各腕部2A,2Aは、ディスク1の回転方向(図1および図2の左,右方向、本出願においてはディスク周方向という)に離間してディスク1の外周を跨ぐようにディスク1の軸方向(図1の上,下方向、図2の表,裏方向、本出願においてはディスク軸方向という)に延びている。
支承部2Bは、各腕部2Aの基端側を一体化するように接続して設けられ、ディスク1のインナ側となる位置で車両の非回転部に固定されている。補強ビーム2Cは、ディスク1のアウタ側となる位置で各腕部2Aの先端側を互いに連結している。これにより、キャリア2の各腕部2Aは、ディスク1のインナ側で支承部2Bにより一体的に連結されるとともに、アウタ側で補強ビーム2Cにより一体的に連結されている。
キャリア2の各腕部2Aのうちディスク軸方向に関する中間部には、ディスク1の外周(回転軌跡)に沿って弧状に延びるディスクパス部(図示せず)が形成されている。キャリア2のうちディスクパス部の両側(ディスク軸方向の両側)には、インナ側,アウタ側のパッドガイド3,3がそれぞれ形成されている。
換言すれば、キャリア2におけるディスク周方向部位(ディスク周方向の両側)には、インナ側とアウタ側とでそれぞれ支持部としてのパッドガイド3,3が形成されている。これら各パッドガイド3,3は、断面コ字形状をなす凹溝として形成され、後述の摩擦パッド6が摺動変位する方向、即ち、ディスク軸方向に延びている。
各パッドガイド3は、摩擦パッド6を構成する裏板7の耳部7B,7Cを介して、該摩擦パッド6をディスク軸方向にガイドするものである。このために、各パッドガイド3には、摩擦パッド6(裏板7)の耳部7B,7Cが、ディスク1の径方向(図1の表,裏方向、図2の上,下方向、本出願においてはディスク径方向という)に挟まれるように凹凸嵌合している。
各パッドガイド3の奥側壁面は、所謂トルク受部としてのトルク受面4を構成するものである。このトルク受面4は、ブレーキ操作時に発生する制動トルクを摩擦パッド6の耳部7B,7Cを介して受承する。
キャリア2には、キャリパ5が摺動可能に設けられている。このキャリパ5は、インナ脚部5Aと、ブリッジ部5Bと、アウタ脚部5Cとにより構成されている。インナ脚部5Aは、ディスク1の軸方向一側であるインナ側に設けられている。ブリッジ部5Bは、キャリア2の各腕部2A間でディスク1の外周側を跨ぐようにインナ脚部5Aからディスク1の軸方向他側であるアウタ側へと延設されている。アウタ脚部5Cは、ブリッジ部5Bの先端側であるアウタ側からディスク径方向の内向きに延び、先端側が二又状の爪部となっている。
キャリパ5のインナ脚部5Aには、ピストン5D(図2参照)が摺動可能に挿嵌されるシリンダ(図示せず)が形成されている。また、インナ脚部5Aには、図1に示すように、ディスク周方向に突出する一対の取付部5E,5Eが一体に設けられている。これら各取付部5E,5Eは、摺動ピン(図示せず)を介してキャリア2の各腕部2Aにキャリパ5を摺動可能に支持するものである。
インナ側,アウタ側の摩擦パッド6,6は、ディスク1の軸方向両側面に対向して配置されている。各摩擦パッド6は、ディスク周方向に延びる平板状の裏板7と、該裏板7の表面のうちディスク対向面7Aに接合(固着)されディスク1の表面(軸方向側面)に摩擦接触する摩擦材としてのライニング8とにより大略構成されている。なお、裏板7は金属や樹脂等で成形することができる。
摩擦パッド6の裏板7は、ディスク周方向の両側の側縁部に位置してそれぞれ凸形状をなした嵌合部としての耳部7B,7Cを有している。これら各耳部7B,7Cは、キャリア2のパッドガイド3に対して凹凸嵌合するものである。そして、各耳部7B,7Cは、車両のブレーキ操作時にディスク1から摩擦パッド6が受ける制動トルクをキャリア2のトルク受面4に当接して伝達するトルク伝達部を構成するものである。
摩擦パッド6(裏板7)の耳部7B,7Cは、例えば図3および図4に示すように左,右対称に形成され、互いに同一の形状をなしている。ここで、一方(図3および図4の右方)の耳部7Bは、車両の前進時に矢示A方向に回転するディスク1の回転方向入口側(回入側)に配置され、他方(図3および図4の左方)の耳部7Cは、ディスク1の回転方向出口側(回出側)に配置されるようになっている。各耳部7B,7Cのうちディスク1の回入側に位置する一方の耳部7Bには、後述のばね部材21が取付けられている。
摩擦パッド6の裏板7には、各耳部7B,7Cの基端(根元)側寄りに位置してそれぞれ突起9,9が設けられている。これら各突起9は、裏板7の背面7D(ライニング8が設けられるディスク対向面7Aに対して反対側となる面、裏面)側に突出して設けられており、その横断面形状は、非円形、例えば略小判形(トラック形)に形成されている。各突起9のうちディスク1の回入側に位置する一方の突起9は、後述するばね部材21を裏板7に対して位置決めするためのものである。即ち、一方の突起9には、ばね部材21の係合孔22Dが係合(嵌合)されている。
裏板7の各耳部7B,7Cのうちパッドガイド3のトルク受面4との対向面7Eには、それぞれ段差部10,10が形成されている。これら各段差部10は、耳部7B,7Cの先端側(突出側)の端面である対向面7Eを部分的にL字状に切欠くことにより形成されている。各段差部10は、耳部7B,7Cの幅方向(ディスク径方向)の中心位置よりも径方向外側寄りとなる位置に配置されている。
ここで、各段差部10は、ディスク周方向に切欠かれた周方向切欠面10Aと、ディスク径方向に切欠かれた径方向切欠面10Bとからなる。そして、各段差部10のうちディスク1の回入側に位置する段差部10は、後述するばね部材21の一部を収納するための収納隙間を構成し、該段差部10には、ばね部材21がディスク軸方向に延出して配置されている。
この場合、図7に示すように、ばね部材21の先端となる振動部24の一部、即ち、振動部24の傾斜部24Bは、裏板7のディスク対向面7Aとディスク1との間に入り込んでいる。また、図8に示すように、ライニング8が摩耗限界まで摩耗したときには、段差部10の周方向切欠面10Aと裏板7のディスク対向面7Aとが交わる角隅部7Fに、ばね部材21の傾斜部24Bが当接する。
インナ側,アウタ側の摩擦パッド6には、裏板7の背面7D側に位置して鳴き防止用のシム板11(アウタ側のシム板11のみ図2に図示)が着脱可能に取付けられている。アウタ側のシム板11は、キャリパ5のアウタ脚部5Cと裏板7との間に配置され、両者が直に接触することを防止することにより、両者の間で所謂ブレーキ鳴きの発生を抑えるものである。一方、インナ側のシム板は、キャリパ5のインナ脚部5Aに挿嵌されたピストン5Dと裏板7との間に配置され、両者が直に接触することを防止することにより、両者の間でブレーキ鳴きの発生を抑えるものである。
キャリア2の各腕部2Aには、それぞれパッドスプリング12,12が取付けられている。これら各パッドスプリング12は、それぞれインナ側,アウタ側の摩擦パッド6を弾性的に支持すると共に、これら各摩擦パッド6の摺動変位を滑らかにするものである。パッドスプリング12は、ばね性を有するステンレス鋼板等を曲げ加工(プレス成形)することにより形成されている。
パッドスプリング12は、一対の案内板部12Aと、連結板部12Bと、径方向付勢板部12Cとを含んで構成されている。一対の案内板部12Aは、キャリア2の各パッドガイド3内に嵌合するように略コ字状に折曲げて形成され、ディスク1のインナ側とアウタ側とで互いに離間して形成されている。
連結板部12Bは、各案内板部12Aをディスク1のインナ側とアウタ側とで一体的に連結するため、ディスク1の外周側を跨いだ状態で軸方向に延びて形成されている。径方向付勢板部12Cは、各案内板部12Aのディスク径方向内側部位に一体形成されている。
パッドスプリング12の各案内板部12Aは、キャリア2の各パッドガイド3内に嵌合して取付けられ、摩擦パッド6の裏板7を凸形状の耳部7B,7Cを介してディスク軸方向に案内する機能を有している。各径方向付勢板部12Cは、キャリア2の各パッドガイド3内で各摩擦パッド6(裏板7)の耳部7B,7Cに弾性的に当接することにより、各摩擦パッド6の裏板7をディスク径方向の外側に向けて付勢している。これにより、各摩擦パッド6のがたつきを抑えつつ、ブレーキ操作時には、摩擦パッド6を案内板部12Aに沿ってディスク軸方向へと円滑に案内することができる。
次に、摩擦パッド6をディスク周方向に押圧すると共に、運転者等に摩擦パッド6の交換時期がきたこと(ライニング8が摩耗限界である旨)を警報するばね部材21について説明する。
ばね部材21は、インナ側,アウタ側の摩擦パッド6を構成する裏板7の各側縁部(耳部7B,7C)のうち、車両前進時にディスク回入側となる側縁部(耳部7B)と、これに対向するキャリア2のトルク受面4との間に設けられている。ここで、ばね部材21は、パッドガイド3を付勢して摩擦パッド6をディスク周方向(ディスク1の回出側)に押圧する押圧機能を有している。また、これと共に、ばね部材21は、摩擦パッド6の裏板7とディスク1との間に配置される先端、即ち、振動部24(の先端24A)が、ディスク1と接触したときに音を発生することにより、運転者等にライニング8の摩耗限界を警報する機能を有するものである。
ばね部材21は、例えば、ばね性を有するステンレス鋼板等を曲げ加工(プレス成形)することにより形成されている。ばね部材21は、挟持部22と、ばね部23と、振動部24とにより大略構成され、これら挟持部22とばね部23と振動部24とは一体成形されている。
ばね部材21の挟持部22は、裏板7の側縁部である一方の耳部7Bに差し込み可能な断面コ字形に形成されている。この挟持部22は、耳部7Bを厚さ方向(図3,図5〜図8の上,下方向、図4の表,裏方向)両側から挟持する2つの対向片22A,22Bと、これら両対向片22A,22Bを前記厚さ方向で連結する連結片22Cとを有している。
挟持部22の両対向片22A,22Bのうち裏板7の背面7D側に配置される一方の対向片22Aは、略四角形状に形成され、その中央部には、裏板7(耳部7B)の突起9に係合(嵌合)される係合孔22Dが貫通して設けられている。この係合孔22Dは、図9および図10に示すように、耳部7Bの突起9の横断面形状と略同様な非円形の孔、即ち、略小判形状の孔として形成されている。これら係合孔22Dと突起9とは、互いに非円形(略小判形)に形成されているため、裏板7に対するばね部材21の位置決め精度の確保、ばね部材21のがたつき防止等を図ることができる。
挟持部22の連結片22Cは、その一端側が一方の対向片22Aに接続され、裏板7の背面7D側からディスク対向面7A側に向け、耳部7Bの段差部10(径方向切欠面10B)を介してディスク1に近付く方向に延出されている。また、裏板7のディスク対向面7A側に延出された連結片22Cの他端側は、他方の対向片22Bに接続されている。図9に示すように、連結片22C(および他方の対向片22B)は、その幅寸法を一方の対向片22Aの幅寸法の1/2ないし2/3程度に設定している。
一方の対向片22Aのうち連結片22Cが接続された位置からディスク径方向の内側に外れた部位には、延出片22Eが設けられている。この延出片22Eは、一方の対向片22Aから耳部7Bの先端側(対向面7E側)に向けて延びている。
挟持部22を構成する他方の対向片22Bは、連結片22Cの他端側に接続され、該他端側から裏板7のディスク対向面7Aに沿って延びている。他方の対向片22Bには、一方の対向片22Aに向けて(裏板7のディスク対向面7Aに近付く方向に)屈曲した屈曲爪部22Fが設けられている。
ばね部材21を構成するばね部23は、挟持部22から裏板7の背面7D側で断面U字状に回曲して形成されている。このばね部23は、立上がり部23Aと、折返し部23Bと、当接部23Cとにより構成されている。
立上がり部23Aは、一方の対向片22Aのうち係合孔22Dを挟んで連結片22Cとは反対側の部位に接続され、裏板7の背面7D側から離れる方向に延びている。折返し部23Bは、立上がり部23Aの先端側に接続され、裏板7の背面7D側でディスク1に近付く方向に向けてU字状に折返されている。
当接部23Cは、折返し部23Bの先端側に接続され、該先端側から裏板7のディスク対向面7A側へとディスク1に近付く方向に延びている。この当接部23Cは、ディスク1に近付く程幅寸法が小さくなる先細部23C1と、幅寸法が変化せずに(一定で)ディスク1に向けて延びる同幅部23C2とにより構成されている。また、当接部23Cには、先細部23C1から同幅部23C2にわたって突出部23C3が設けられている。
図5および図6に示すように、当接部23C(突出部23C3)は、キャリア2のトルク受面4にパッドスプリング12の案内板部12Aを介して弾性変形状態で当接(弾接)する。本実施の形態の場合は、当接部23Cのうち同幅部23C2、より具体的には、同幅部23C2の基端側(ディスク軸方向の外側)で先細部23C1との接続部位が、案内板部12Aを介してパッドガイド3のトルク受面4を付勢している。なお、図9では、当接部23Cがパッドスプリング12を介してトルク受面4に当接することによりばね部23が弾性変形している状態を実線で示しており、仮想線(二点鎖線)は、自由状態(弾性変形していない状態)のばね部23を示している。
ばね部材21のばね部23は、当接部23Cがパッドスプリング12を介してトルク受面4に弾接することにより、摩擦パッド6をディスク周方向、より具体的には、ディスク1の回出側に付勢する。これにより、摩擦パッド6が車両走行時の振動等でディスク周方向にがたつくことを防止できると共に、緩制動時のブレーキ鳴き(微圧鳴き)を低減することができる。
ばね部材21を構成する振動部24は、ばね部23(当接部23C)の先端側からディスク1に向けて延びると共に、先端24Aに向けてディスク径方向の寸法が大きくなっている。振動部24は、摩擦パッド6のライニング8が予め設定した所定部位(摩耗限界)まで摩耗したときに、その先端24Aがディスク1の軸方向側面(表面)と接触して振動することにより、音(異音)を発生するものである。
即ち、図6および図8に示すように、ライニング8が摩耗することにより、制動時における裏板7のディスク対向面7Aがディスク1に対して近付くと、振動部24の先端24Aは、ディスク1の側面と接触して音を発生する。これにより、運転者等に摩擦パッド6の交換時期がきたこと(ライニング8が摩耗限界である旨)を警報することができる。
ここで、ばね部材21の振動部24は、その先端24Aのディスク径方向の寸法W1が、ばね部材21のうちパッドガイド3を付勢する部位、即ち、ばね部材21の当接部23Cのうち耳部7Bとディスク周方向に重なる部位である同幅部23C2のディスク径方向の寸法W2よりも大きく形成されている。このために、ばね部材21の先端側となる部位である振動部24には、パッドガイド3を付勢する部位(当接部23Cの同幅部23C2)から先端24Aに向けてディスク径方向の寸法が大きくなる傾斜部24Bが形成されている。換言すれば、振動部24Aは、全体として台形状に形成され、当接部23Cの同幅部23C2と同じ幅寸法をもって先端側に延びる略四角形状の本体部24Cと、該本体部24Cのディスク径方向の内側に一体的に設けられた略三角形状の傾斜部24Bとにより構成されている。
ばね部材21の先端の一部である振動部24の傾斜部24Bは、図7および図8に示すように、裏板7のディスク対向面7Aとディスク1との間に入り込んでいる。この場合、傾斜部24Bは、図9および図10に示すように、ディスク径方向の内側に向かう程、ライニング8に近付く方向に傾斜している。即ち、傾斜部24Bは、ディスク径方向に延びる仮想線X−Xに対してなす角度θを有している。これにより、振動部24の傾斜部24Bが、裏板7のディスク対向面7Aとディスク1との間に確実に入り込むようにしている。
図8に示すように、ライニング8が摩耗限界まで摩耗すると、振動部24の先端24Aがディスク1の側面と接触する。この場合、先端24Aのディスク径方向の寸法W1を大きくしているので、先端24Aとディスク1との接触面積を大きくすることができる。これにより、警報音の発生の確実化、音量増大等を図ることができる。
また、振動部24の先端24Aがディスク1の側面と接触したときに、傾斜部24Bは、裏板7のディスク対向面7Aとディスク1の側面との間で挟み込まれる。より具体的には、傾斜部24Bは、裏板7の段差部10の周方向切欠面10Aとディスク対向面7Aとが交わる角隅部7Fに当接する。
これにより、振動部24の先端24Aがディスク1の側面に押付けられ、この面からも、警報音の発生の確実化、音量増大等を図ることができる。この場合、傾斜部24Bが角隅部7Fに当接するため、角隅部7Fから傾斜部24Bに加わる力の一部を、図8に矢示Dで示す方向、即ち、角隅部7Fから傾斜部24Bをディスク径方向の外側に逃す方向の分力とすることができる。これにより、警報音の発生の確実化、音量増大を図りつつ、傾斜部24Bに圧縮方向の過大な力が加わることを抑制することができる。
本実施の形態によるディスクブレーキは、上述の如き構成を有するもので、次にその作動について説明する。
まず、車両のブレーキ操作時には、キャリパ5のインナ脚部5A(シリンダ)にブレーキ液圧を供給することによりピストン5Dをディスク1に向けて摺動変位させ、これによりインナ側の摩擦パッド6をディスク1の一側面に押圧する。そして、このときにはキャリパ5がディスク1からの押圧反力を受けるため、キャリパ5全体がキャリア2の腕部2Aに対してインナ側に摺動変位し、アウタ脚部5Cがアウタ側の摩擦パッド6をディスク1の他側面に押圧する。
これにより、インナ側とアウタ側の摩擦パッド6は、例えば図1および図2中の矢示A方向(車両の前進時)に回転しているディスク1を、両者の間で軸方向両側から強く挟持することができ、このディスク1に制動力を与えることができる。そして、ブレーキ操作を解除したときには、ピストン5Dへの液圧供給が停止されることにより、インナ側とアウタ側の摩擦パッド6がディスク1から離間し、再び非制動状態に復帰する。
このようなブレーキ操作時、解除時(非制動時)には、摩擦パッド6の耳部7B,7Cのうちディスク1の回入側に位置する耳部7Bが、ばね部材21のばね部23によって、図2中のC方向に付勢され、摩擦パッド6は、ディスク1の回出側(図2中の矢示A方向)に弱い力で常時付勢される。そして、ディスク1の回出側に位置する耳部7Cは、このときの付勢力によりパッドスプリング12の案内板部12Aを介してパッドガイド3のトルク受面4に弾性的に押付けられる。
このため、摩擦パッド6が車両走行時の振動等でディスク周方向にがたつくことを、ディスク1の回入側の耳部7Bとトルク受面4との間に設けたばね部材21により規制することができる。そして、車両前進時のブレーキ操作時には、摩擦パッド6がディスク1から受ける制動トルク(矢示A方向の回転トルク)を、回出側の腕部2A(パッドガイド3のトルク受面4)により受承することができる。
これにより、ディスク1の回出側に位置する摩擦パッド6の耳部7Cは、パッドガイド3のトルク受面4に案内板部12Aを介して当接し続ける。しかも、回出側の耳部7Cは、ブレーキ操作前にばね部材21のばね部23の付勢力により案内板部12Aに当接し、クリアランス(隙間)がない状態となっているので、制動トルクによって摩擦パッド6が移動して異音が発生することを防止することができる。これにより、緩制動時のブレーキ鳴き(微圧鳴き)を防止することができる。
一方、長期間の使用等に伴って、摩擦パッド6のライニング8が予め設定した所定部位(摩耗限界)まで摩耗すると、図6および図8に示すように、制動時における裏板7の位置がディスク1に近付く。この場合、ばね部材21の振動部24の先端24Aが、ディスク1の側面(表面)と接触し、ばね部材21から音が発生する。これにより、運転者等に、摩擦パッド6の交換時期がきたことを知らせることができる。
本実施の形態によれば、ばね部材21の先端、即ち、振動部24の先端24Aのディスク径方向の寸法W1を大きくしているので、この先端24Aとディスク1との接触面積を大きくすることができ、警報音の発生の確実化、音量増大を図ることができる。この場合、ばね部材21のうちパッドスプリング12を介してパッドガイド3を付勢する部位、即ち、当接部23Cの同幅部23C2は、先端24Aよりもディスク径方向の寸法W2が小さい。このため、同幅部23C2とパッドガイド3(パッドスプリング12の案内板部12A)との摺動抵抗を低減することができる。これにより、当接部23Cとパッドガイド3との付勢状態を良好に維持することができ、ばね部材21のばね力の安定化を図ることができる。この結果、ばね部材21のばね力の確保と警報音の確保とを両立することができる。
本実施の形態によれば、ばね部材21の先端の一部、即ち、振動部24の傾斜部24Bが、裏板7のディスク対向面7Aとディスク1との間に入り込む構成となっている。このため、ばね部材21の振動部24の先端24Aがディスク1と接触したときに、裏板7のディスク対向面7Aとディスク1との間に入り込んだ傾斜部24Bが、ディスク対向面7Aとディスク1との間で挟み込まれる。これにより、振動部24の先端24Aがディスク1に押付けられ、この面からも、警報音の発生の確実化、音量増大を図ることができる。また、これと共に、振動部24の先端24Aのディスク対向面7Aからの突出量を安定化(一定化)させることができ、ばね部材21の個体差等に起因する警報音の発生時期のずれ(ばらつき)を抑制することができる。
本実施の形態によれば、傾斜部24Bが、段差部10の周方向切欠面10Aと裏板7のディスク対向面7Aとが交わる角隅部7Fに当接する構成としている。このため、傾斜部24Bがディスク対向面7Aとディスク1との間で挟み込まれたときに、角隅部7Fから傾斜部24Bに加わる力の一部を、図8に矢示Dで示す方向、即ち、角隅部7Fから傾斜部24Bをディスク径方向の外側に逃がす方向の分力とすることができる。これにより、傾斜部24Bに圧縮方向の過大な力が加わることを抑制することができ、傾斜部24Bの変形を抑制することができる。
なお、上述した第1の実施の形態では、振動部24を略四角形状の本体部24Cと略三角形状の傾斜部24Bとにより構成した場合を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えば図11に示す第2の実施の形態のように、振動部31を略四角形状の本体部31Aと略四角形状の突起部31Bとにより構成することにより、先端31Cのディスク径方向の寸法W3を当接部23Cの同幅部23C2のディスク径方向の寸法W2よりも大きく形成する構成としてもよい。即ち、ばね部材の先端は、そのディスク径方向の寸法が支持部(パッドガイド)を付勢する部位(パッドガイドとの当接部、換言すれば、ばね部材のうち耳部とディスク周方向に重なる部位)のディスク径方向の寸法よりも大きくできる形状であれば、各種の形状を採用することができる。
上述した各実施の形態では、係合孔22Dを小判形状の孔とすると共に、裏板7の突起9の横断面形状を小判形に形成した場合を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えば、係合孔を楕円形状の孔により形成し、これに対応して突起の横断面形状を楕円形に形成する等、小判形以外の他の非円形状を採用してもよい。
さらに、上述した各実施の形態では、キャリパ5のインナ脚部5Aにシリンダを介してピストン5Dを摺動可能に設け、キャリパ5のアウタ脚部5Cをアウタ側の摩擦パッド6に当接させる構成とした所謂フローティングキャリパ型のディスクブレーキを例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えばキャリパのインナ側とアウタ側とにそれぞれピストンを設ける構成とした所謂対向ピストン型のディスクブレーキに適用してもよい。
以上の実施の形態によれば、ばね部材のばね力の確保と警報音の確保とを両立することができる。即ち、ばね部材の先端のディスク径方向の寸法を大きくしているので、ばね部材の先端とディスクとの接触面積を大きくすることができ、警報音の発生の確実化、音量増大を図ることができる。この場合、ばね部材のうち支持部を付勢する部位は、先端よりもディスク径方向の寸法が小さいため、当該部位と支持部との摺動抵抗を低減することができる。これにより、当該部位と支持部との付勢状態を良好に維持することができ、ばね部材のばね力の安定化を図ることができる。この結果、ばね部材のばね力の確保と警報音の確保とを両立することができる。
実施の形態によれば、ばね部材の先端の一部が、裏板のディスク対向面とディスクとの間に入り込む構成としている。このため、ばね部材の先端がディスクと接触したときに、ばね部材の先端の一部、即ち、裏板のディスク対向面とディスクとの間に入り込んだ部位が、ディスク対向面とディスクとの間で挟み込まれる。これにより、ばね部材の先端がディスクに押付けられ、更なる警報音の発生の確実化、音量増大を図ることができる。また、これと共に、ばね部材の先端のディスク対向面からの突出量を安定化(一定化)させることができ、ばね部材の個体差等に起因する警報音の発生時期のずれ(ばらつき)を抑制することができる。
さらに、実施の形態によれば、ばね部材の先端の傾斜部が、段差部の周方向切欠面と裏板のディスク対向面とが交わる角隅部に当接する構成としている。このため、傾斜部がディスク対向面とディスクとの間で挟み込まれたときに、角隅部から傾斜部に加わる力の一部を、該角隅部から傾斜部をディスク径方向に逃がす方向の分力とすることができる。これにより、ばね部材の先端でディスク対向面とディスクとの間で挟み込まれる部位(傾斜部)に、圧縮方向の過大な力が加わることを抑制することができ、当該部位の変形を抑制することができる。
1 ディスク
2 キャリア
3 パッドガイド(支持部)
6 摩擦パッド
7 裏板
7A ディスク対向面
7B 耳部(嵌合部)
8 ライニング
21 ばね部材
23C 当接部
23C2 同幅部
24,31 振動部
24A,31C 先端
24B 傾斜部
31B 突起部

Claims (2)

  1. ディスクを跨いで形成され車両の非回転部に取付けられるキャリアと、
    該キャリアにおけるディスク周方向部位に形成された支持部に対して凹凸嵌合する嵌合部を有した裏板と該裏板のディスク対向面に接合されるライニングとからなる摩擦パッドと、
    前記裏板の嵌合部に取付けられ、前記支持部を付勢して前記摩擦パッドをディスク周方向に押圧すると共に、前記裏板と前記ディスクとの間に配置される先端が前記ディスクと接触したときに音を発生することにより前記ライニングの摩耗限界を警報するばね部材とを備えてなるディスクブレーキにおいて、
    前記ばね部材は、先端のディスク径方向の寸法が、前記支持部を付勢する部位のディスク径方向の寸法よりも大きく形成されており、
    前記ばね部材の先端の一部は、前記裏板のディスク対向面と前記ディスクとの間に入り込む構成としてなることを特徴とするディスクブレーキ。
  2. ディスクを跨いで形成され車両の非回転部に取付けられるキャリアと、
    該キャリアにおけるディスク周方向部位に形成された支持部に対して凹凸嵌合する嵌合部を有した裏板と該裏板のディスク対向面に接合されるライニングとからなる摩擦パッドと、
    前記裏板の嵌合部に取付けられ、前記支持部を付勢して前記摩擦パッドをディスク周方向に押圧すると共に、前記裏板と前記ディスクとの間に配置される先端が前記ディスクと接触したときに音を発生することにより前記ライニングの摩耗限界を警報するばね部材とを備えてなるディスクブレーキにおいて、
    前記ばね部材は、先端のディスク径方向の寸法が、前記支持部を付勢する部位のディスク径方向の寸法よりも大きく形成されており、
    前記嵌合部のうち前記支持部との対向面には、ディスク周方向に切欠かれた周方向切欠面とディスク径方向に切欠かれた径方向切欠面とからなり、前記ばね部材がディスク軸方向に延出して配置される段差部が形成され、
    前記ばね部材の先端側には、前記支持部を付勢する部位から前記先端に向けてディスク径方向の寸法が大きくなる傾斜部が形成され、
    該傾斜部は、前記段差部の周方向切欠面と前記裏板のディスク対向面とが交わる角隅部に当接可能な構成としてなるディスクブレーキ。
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