JP5877206B2 - レンズユニット及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯型電子機器のカメラモジュールなどに用いられるレンズユニット及びその製造方法に関する。
携帯電話やモバイルパソコンなどの携帯型の電子機器には、カメラ機能を備えたものがある。こうした携帯型の電子機器に用いられるカメラモジュールは、被写体像を撮像する撮像素子、被写体像を撮像素子に結像させるレンズユニット、撮像素子からの撮像信号を処理する信号処理回路、撮像素子と信号処理回路とを電気接続するフレキシブル配線基板、このフレキシブル配線基板の一端に取り付けられ、カメラモジュールを電子機器に接続するためのコネクタ、及びこれらを一体に保持するホルダなどで構成されている。
レンズユニットは、複数枚のレンズと、これらの各レンズを内部に収容して保持する筒状のレンズ保持枠とを備えている(特許文献1参照)。レンズ保持枠の前端には前面板が一体成形され、前面板の中央部には1枚目のレンズの絞りとなる開口が形成されている。1枚目のレンズをレンズ保持枠の後端から挿入すると、レンズの外周に一体成形されたフランジ部の前面が、開口を形成したレンズ保持枠の前面板に背面側から当接して1枚目のレンズが位置決めされる。2枚目以降のレンズは、レンズ保持枠に先に挿入されたレンズのフランジ部に当接して順次に位置決めされ、位置決めの後には各レンズはレンズ保持枠に接着して保持される。
ところが、この構成では、各レンズがレンズ保持枠の中に組み込まれるため、レンズユニットの光軸の調整が困難であった。そこで、特許文献1では、2枚目以降のレンズを従来と同様に後端側から挿入してレンズ保持枠に保持させた後、レンズ保持枠の前端側から1枚目のレンズを取り付けている。
そして、特許文献1では、レンズユニットの光軸合わせに大きな影響をもつ1枚目のレンズをレンズ保持枠に接着保持する際に、その1枚目のレンズを光軸と直交する面に沿って移動し、MTFが最大となる位置で固定するという手法で光軸調整を行っている。こうすれば、レンズユニットの光軸調整を迅速かつ容易に行うことができ、レンズユニットの製造時間の短縮を図ることができる。
特開2009−282264号公報
特に薄型化が求められる携帯型の電子機器に内蔵されるカメラモジュールには、そこに用いられるレンズユニットにも薄型化が要求され、光軸方向の厚みを極力薄くすることが望まれる。しかしながら、特許文献1では、1枚目のレンズをレンズ保持枠に取り付けた後、絞りとなる開口が中央に形成された円板形状の蓋を1枚目のレンズの上に被せる構造であるため、この蓋の厚み分は薄型化の妨げとなり、携帯型の電子機器のカメラモジュール用のレンズユニットとしては未だ不十分であった。
本発明の目的は、光軸調整を容易に行うことができ、かつ薄型化もできるレンズユニット、及びその製造方法を提供することである。
本発明のレンズユニットは、第1のレンズと、第2のレンズと、これらのレンズを保持する保持枠と、第1のレンズの絞りとなる遮光フィルムとを有する。第1及び第2のレンズは、それぞれ光学的なレンズ面が形成されたレンズ本体部とその周囲を環状に囲むフランジ部とを備えた円板形状であり、第2のレンズは第1のレンズよりも直径が大きい。これらのレンズを保持する保持枠は、第2のレンズの直径に応じた内径の円筒形状をした枠本体と、枠本体の前端部に内側に向かって突出して設けられた突出部であり、その中央部には第1のレンズの直径よりも大きく第2のレンズの直径よりも小さい直径の枠開口が形成され、光軸方向の厚みが第1のレンズのフランジ部と等しい突出部とを備えている。後端側から枠本体に第2のレンズを挿入してそのフランジ部を突出部に突き当て、枠本体の前端側から第1のレンズを枠開口で囲まれた空間に嵌め込むことにより、第1レンズのフランジ部前面と突出部の前面とが面一に保たれ、第1及び第2のレンズが光軸方向で重ね合わされた状態で保持枠に保持される。遮光性の薄いフィルムからなる遮光フィルムは中央部に絞り開口を備え、面一となった第1レンズのフランジ部又は突出部の前面の少なくとも一方に貼り付けられる。絞り開口は、第1のレンズの光軸を含むレンズ本体部の一部を露呈させ、第1のレンズに入射する光の光量は遮光フィルムによって制限される。
面一である第1のレンズのフランジ部前面と枠本体に設けられた突出部の前面は、レンズの光軸と直交する平面であることが望ましい。突出部に形成された枠開口の縁に、接着剤を流し込むための接着用切り欠きと、第1のレンズを枠開口で囲まれた空間に嵌め込むときに用いられる治具の一部を挿入する治具用切り欠きを設けることが好ましい。この場合、遮光フィルムを貼り付けて第1のレンズのフランジ部を覆う際には、各々の切り欠きも同時に遮光フィルムで覆うのがよい。
以上のようなレンズユニットの製造に際しては、後端側から枠本体の内部に第2のレンズを挿入し、第2のレンズのフランジ部を突出部に突き当てて第2のレンズを保持枠に保持させるステップ、枠本体の前端側から第1のレンズを枠開口で囲まれた空間内に嵌め込んで第2のレンズのフランジ部前面に第1のレンズのフランジ部背面を突き当て、第1のレンズのフランジ部前面と突出部の前面とが面一にしてから第1のレンズを保持枠に保持させるステップ、第1のレンズのフランジ部前面と突出部の前面との少なくともいずれかに遮光フィルムを貼り付けるステップを順次に行うことで対応が可能である。なお、レンズユニットに用いられるレンズの枚数が3枚以上である場合には、枠本体の後端側から第2のレンズを挿入した後、枠本体の後端側から第3のレンズ以降のレンズを順次に挿入して保持させればよい。
第1のレンズを保持枠に保持させるステップでは、第2のレンズのフランジ部前面に第1のレンズのフランジ部背面との当接により第1のレンズが光軸方向に移動しないようにした後、光軸と直交する方向に第1のレンズを移動させながら検査光を入射させ、各レンズを通して得られる結像画像を評価するステップを組み合わせ、光学性能が最適となる位置で第1のレンズを位置決め保持するのが好ましい。結像性能を評価するステップでは遮光フィルムは未貼付であるから、結像画像を評価するステップでは第1のレンズに入射する光の光量を制限する機能を治具にもたせ、遮光フィルムを貼付したのと同じ条件で評価できるようにしておくのが望ましい。
本発明では、第1のレンズのフランジ部と枠本体に設けられた突出部の前面とが面一になるようにし、これらの面の少なくとも一方に薄手の遮光フィルムを貼り付ける構成としたので、従来のように板状の蓋部を取り付ける場合に比べて、板厚分の厚みを増やさずにレンズユニットの薄型化を図ることができる。そして、第2のレンズを光軸方向で位置決めするために枠本体の前端に設けた突出部に枠開口を形成し、この枠開口で囲まれた空間を利用して第1のレンズを光軸と直交する方向に移動して光軸調整を行うことができるから、光軸調整機能のためにレンズユニットの構造を複雑化させ、あるいは薄型化が阻害されることもない。
レンズユニットの構成を示す断面図である。 各レンズの構成を示す説明図である。 保持枠の構成を示す説明図である。 保持枠の構成を示す斜視図である。 第1の遮光フィルムを貼り付けた状態を示す斜視図である。 位置決め用治具の構成を示す斜視図である。 位置決め用治具を保持枠の上に乗せた状態を示す説明図である。 第2〜第5のレンズを保持枠に保持させる手順を示す説明図である。 第5のレンズに接着剤を塗布する手順を示す説明図である。 第1のレンズを保持した位置決め用治具を保持枠の上に乗せる手順を示す説明図である。 第1のレンズを接着する手順を示す説明図である。 第1の遮光フィルムを貼り付ける手順を示す説明図である。 第1の遮光フィルムの位置決め用の突起を保持枠に設けた例を示す断面図である。
図1に示すように、レンズユニット10は、第1〜第5の5枚のレンズ11〜15と、第1〜第5の5枚の遮光フィルム16〜20と、これらを保持する保持枠22とで構成されている。このレンズユニット10は、携帯電話やモバイルパソコンなどの携帯型の電子機器のカメラモジュールに用いられる。各レンズ11〜15は、レンズユニット10がカメラモジュールに組み付けられた際に、その撮像素子に向けて被写体像を結像させるように、それぞれ光学的特性が調整されて構成されている。
各レンズ11〜15は、円板状に形成されている。各レンズ11〜15は、前側に位置する光入射側のレンズほど径が小さくなるように形成されている。すなわち、各レンズ11〜15では、最も後側の第5のレンズ15が最も径が大きく、第1のレンズ11が最も径が小さくなっている。なお、各レンズ11〜15の円板状の「円」の意味は、必ずしも真円のみを表すものではなく、楕円や一部に不連続部分をもつ形状であってもよい。
図2に示すように、各レンズ11〜15は、所定の光学的特性を有するレンズ面が形成されたレンズ本体部11a〜15aと、このレンズ本体部11a〜15aの周囲に環状に形成されたフランジ部11b〜15bとを有している。フランジ部11b〜15bは、各レンズ11〜15を保持枠22に保持させる際に用いられる部分である。フランジ部11b〜15bには、光軸と直交する平面(いわゆるコバ面)が、光入射側(前面側)及び出射側(背面側)の両面に形成されている。各レンズ11〜15は、このフランジ部11b〜15bの平面部分を互いに当接させることで光軸方向の位置が決められる。なお、コバ面と光軸とは厳密な意味で直交していなくてもよく、レンズの位置決めや組み立てに大きな支障が生じなければよい。
保持枠22は、各レンズ11〜15の直径に応じた円筒形状の枠本体23を有している。枠本体23の軸方向の長さは、各レンズ11〜15を光軸方向に重ねた際の高さに対応して形成されている。保持枠22は、この枠本体23の内部に各レンズ11〜15を光軸方向に重ねて保持する。
図1及び図3に示すように、枠本体23の前端部分(光入射側の端部)には、突出部24が設けられている。突出部24は、円筒状の枠本体23から内側(円筒の中心)に向かって径を狭めるように突出し、突出部24の中央部には枠本体23の内径よりも一回り小さい円形の枠開口25が形成されている。この枠開口25の直径は、第1のレンズ11の直径よりも僅かに大きく、第2のレンズ12の直径よりも小さく形成されている。
また、突出部24は、第1のレンズ11のフランジ部11bと同一の厚みを有する板状に形成されている。これにより、突出部24の中央部には、その前面24aからの厚みがフランジ部11bの厚みと同一で、開口25の内周壁で周囲が囲まれた空間26が形成される。保持枠22は、この空間26に第1のレンズ11を嵌め込むようにして、第1のレンズ11を保持する。また、突出部24は、各レンズ11〜15の光軸と直交する方向に突出しており、前面24a及び背面24bは、それぞれ光軸と直交する平面に形成されている。なお、突出部24の光軸方向の厚みとフランジ部11bの厚みは、その差分が0.5mm程度の範囲内であれば同一厚みと見做して差しつかえない。
第1の遮光フィルム16は、保持枠22の前端よりも僅かに小さい直径を有する円形に形成されている。この第1の遮光フィルム16には、遮光性のある材料が用いられている。第1の遮光フィルム16の中央には、第1のレンズ11のレンズ本体部11aに対応した円形の絞り開口16aが形成されている。
第1の遮光フィルム16は、絞り開口16aの中心と第1のレンズ11の光軸とが一致するように位置が合わせられた状態で、第1のレンズ11の上に貼り付けられている。これにより、第1の遮光フィルム16は、第1のレンズ11のフランジ部11bを覆い、第1のレンズ11のレンズ本体部11aのみに所望の光量の光を入射させる絞りとして機能する。
第2の遮光フィルム17は、第2のレンズ12と同一の直径を有する円形に形成されている。この第2の遮光フィルム17にも、遮光性のある材料が用いられている。第2の遮光フィルム17の中央には、第2のレンズ12のレンズ本体部12aに対応した円形の絞り開口17aが形成されている。
第2の遮光フィルム17は、第2のレンズ12の上に載置され、第2のレンズ12のフランジ部12bと突出部24の背面24bとの間に挟み込まれるように配置されている。これにより、第2の遮光フィルム17は、第2のレンズ12のフランジ部12bを覆い、フランジ部12bに入射した光に起因する迷光の発生を防ぐ。なお、第2の遮光フィルム17の直径は、第2のレンズ12の直径に厳密な意味で同一でなくてもよく、保持枠22に組み込むことができ、かつフランジ部12bへの光入射を十分に防ぎ得る程度の直径であればよい。
第3の遮光フィルム18は、第3のレンズ13と同一の直径を有する円形に形成されている。第3の遮光フィルム18の中央には、第3のレンズ13のレンズ本体部13aに対応した円形の絞り開口18aが形成されている。第4の遮光フィルム19は、第4のレンズ14と同一の直径を有する円形に形成されている。第4の遮光フィルム19の中央には、第4のレンズ14のレンズ本体部14aに対応した円形の絞り開口19aが形成されている。第5の遮光フィルム20は、第5のレンズ15と同一の直径を有する円形に形成されている。第5の遮光フィルム20の中央には、第5のレンズ15のレンズ本体部15aに対応した円形の絞り開口20aが形成されている。なお、第3〜第5の遮光フィルム18〜20の直径も、前述した第2の遮光フィルム17の直径と同様の意味で第3〜第5のレンズ13〜15の直径と同じであればよい。
以下、第3の遮光フィルム18、第4の遮光フィルム19、第5の遮光フィルム20の構成及び機能は、第2の遮光フィルム17と同様であるから、説明を省略する。また、各図では、便宜的に各遮光フィルム16〜20を厚く図示しているが、各遮光フィルム16〜20は、実際には厚さが数十μm程度(好ましくは20〜50μm)の極薄いフィルムである。
前述のように、各レンズ11〜15は、光入射側のものほど径が小さくなっている。このため、保持枠22の枠本体23の内側面には、前端側に向かうほど内径が小さくなるようにした第1〜第4の4つの段差部23b〜23eが設けられている。
最も前端側に位置する第1の段差部23bは、その内径が第2のレンズ12の直径と同一に形成されている。この同一の意味は、第2のレンズ12を挿入する際に、第2のレンズ12の外周面を段差部23bの内周面に摺接させながら組み込んで嵌合させることができる程度であればよく、これは以下の第2〜第4の段差部23c〜23eでも同様である。これにより、第2のレンズ12は、枠本体23の後端側から挿入し、第1の段差部23bの部分に嵌合させることで光軸と直交する方向の位置が決められる。そして、その状態でフランジ部12bの前面を第2の遮光フィルム17に当接させ、第2の遮光フィルム17を挟んでフランジ部12bの前面を突出部24の背面24bに突き当てることで光軸方向の位置が決められる。第2のレンズ12は、このように位置が決められた状態で保持枠22に保持される。
第2の段差部23cは、その内径が第3のレンズ13の直径と同一に形成されている。第3のレンズ13は、枠本体23の後端側から挿入し、第2の段差部23cの部分に嵌合させることで光軸と直交する方向の位置が決められる。そして、その状態でフランジ部13bの前面を第3の遮光フィルム18に当接させ、第3の遮光フィルム18を挟んでフランジ部13bを第2のレンズ12のフランジ部12bの背面に突き当てることで光軸方向の位置が決められる。第3のレンズ13は、このように位置が決められ、第2のレンズ12の後方に重ねられた状態で保持枠22に保持される。
第3の段差部23dは、その内径が第4のレンズ14の直径と同一に形成されている。第4の段差部23eは、その内径が第5のレンズ15の直径と同一に形成されている。第4のレンズ14及び第5のレンズ15は、第3のレンズ13と同様の手順で位置が決められ、それぞれ光軸方向に重ねられて保持枠22に保持される。
第2のレンズ12〜第5のレンズ15は、上記のように保持枠22に保持された後、第5のレンズ15のフランジ部15bの背面(光出射側の面)と枠本体23の内側面とが接触する部分に塗布される接着剤28によって枠本体23からの抜けが防止され、保持枠22に固定される。この接着剤28には、例えば、紫外線硬化型の樹脂接着剤などが用いられる。
図3及び図4に示すように、枠開口25を形成する内周壁には、第1のレンズ11を保持する接着剤30を流し込むための接着用切り欠き32と、第1のレンズ11の位置決めを行う際に、治具40(図6参照)の一部を入り込ませるための治具用切り欠き34とが設けられている。接着用切り欠き32と治具用切り欠き34とは、互いに対面して配置され、例えばそれぞれ120度ごとに3つずつ設けられている。なお、接着剤30には、接着剤28と同様に、紫外線硬化型の樹脂接着剤などを用いればよい。
第1のレンズ11は、第2のレンズ12〜第5のレンズ15を保持枠22に保持させた後、枠本体23の前端側から空間26に嵌め込むようにして保持枠22に取り付けられる。突出部24は、第1のレンズ11のフランジ部11bと同一の厚みで形成されているから、第1のレンズ11を空間26に嵌め、第2の遮光フィルム17を挟んで第1のレンズ11のフランジ部11bの背面を第2のレンズ12のフランジ部12bの前面に突き当てると、第1のレンズ11のフランジ部11bの前面と、枠本体23と一体の突出部24の前面24aとが面一になる。面一とは、フランジ部11bの前面と突出部24の前面24sとが同一の面上に並ぶことを意味するが、厳密に同一面上でなくてもよく、0.5mm程度の高低差であれば問題はない。
レンズユニット10では、第1のレンズ11を空間26に嵌め込んだ後、光軸と直交する方向の第1のレンズ11の位置を調節することによって、第2〜第5のレンズ12〜15に対する第1のレンズ11の光軸調整が行われる。この光軸調整は、第1のレンズ11の直径よりも僅かに大きい直径で形成された空間26の中で、第1のレンズ11を光軸と直交する方向に移動させながら、検査用の撮像素子や解像度チャートなどを用いて、各レンズ11〜15によって形成される結像画像の光学的特性(MTF特性など)を測定し、この光学的特性が良好となるように、好ましくは最大となるように第1のレンズ11の位置を決めることで行われる。
この位置決めの後、各接着用切り欠き32に接着剤30を流し込んで、第1のレンズ11を保持枠22に固定する。これにより、各レンズ11〜15の光軸が調整された状態で、第1のレンズ11が保持枠22に保持される。なお、接着剤30は固化後に突出部24の前面24aから突出しないように量が規定されている。
第1の遮光フィルム16は、第1のレンズ11が保持枠22に保持された後、第1のレンズ11の上に貼り付けられる。
この際、第1の遮光フィルム16は、保持枠22の前端よりも僅かに小さい直径を有する円形に形成されているから、図1及び図5に示すように、面一になっている第1のレンズ11のフランジ部11bの光入射側の面と、突出部24の前面24aとの両面に接するように載置される。そして、第1の遮光フィルム16は前面24aに塗布された接着剤によって枠本体23に貼り付けられる。
これにより、第1の遮光フィルム16は、第1のレンズ11のフランジ部11bの前面を覆うとともに、突出部24の前面24aに現れている各切り欠き32、34も覆い、これらの各切り欠き32、34からの不要な光の入射も防ぐ。なお、第1の遮光フィルム16は、フランジ部11bの光入射側の面のみに貼り付けてもよいし、この面と前面24aとの両面に貼り付けてもよい。
このように、第1のレンズ11のフランジ部11bの光入射側の面と、枠本体23に形成された突出部24の前面24aとが面一になるようにし、これらに跨って薄いフィルム状の部材である第1の遮光フィルム16を貼り付けるようにすれば、従来のように板状の蓋部を取り付ける場合に比べて、板厚分の厚みが抑えられ、レンズユニット10の薄型化を図ることができる。そして、レンズユニット10では、薄型化を図った場合にも、第1のレンズ11の光軸と直交する方向の位置を調節するだけで、各レンズ11〜15の光軸調整を容易に行うことができる。
第1のレンズ11の位置決めを行う際には、図6に示す位置決め用治具40が用いられる。位置決め用治具40は、三角形状の3つの切り欠き41を円板に設けた形状に形成されている。各切り欠き41は、120度置きに設けられている。位置決め用治具40の一面には、第1のレンズ11を保持するための3つの爪部42が設けられている。
各爪部42は、各切り欠き41が形成されていない部分に設けられており、それぞれ各切り欠き41と対面するように120度置きに配置されている。これらの各爪部42の位置及び形状は、保持枠22に形成された各治具用切り欠き34の位置及び形状に対応しており、各爪部42は、それぞれ各治具用切り欠き34に入り込むように形成されている。また、各爪部42の高さはフランジ部11bの厚みよりも低く、第1のレンズ11を保持した際に、フランジ部11bが各爪部42よりも僅かに突出するようにしている。
各切り欠き41は、各爪部42が設けられた面と反対側の面から見たときに、各爪部42に保持された第1のレンズ11の一部が露呈するように、側端面からの切り欠きの量が調節されている。
図7に示すように、位置決め用治具40の中央には、円形の開口43が形成されている。この開口43は、第1の遮光フィルム16の絞り開口16aと同一の直径で形成されている。これにより、位置決め用治具40は、第1の遮光フィルム16を貼り付けた場合と同様の光量の光を第1のレンズ11に入射させるようになる。
第1のレンズ11の位置決めを行う場合には、まず、出射側の面を外側に向けて各爪部42に第1のレンズ11を保持させる。この後、図7に示すように、各爪部42が各治具用切り欠き34に入り込むように位置を合わせ、第2〜第5のレンズ12〜15を保持した保持枠22の上に位置決め用治具40を乗せる。
上記のように位置決め用治具40を保持枠22の上に乗せると、各爪部42が各治具用切り欠き34に入り込み、第1のレンズ11が空間26に嵌る。この際、第1のレンズ11のフランジ部11bは、各爪部42よりも僅かに突出しているから、フランジ部11bが第2の遮光フィルム17に当接し、位置決め用治具40の重みによってフランジ部11bが第2のレンズ12のフランジ部12bに突き当てられる。
また、各切り欠き41は、各爪部42と対面する位置に設けられ、突出部24の各接着用切り欠き32は、各治具用切り欠き34と対面する位置に設けられている。従って、保持枠22の上に位置決め用治具40を乗せた際にも、各切り欠き41を介して各接着用切り欠き32が露呈される。
第1のレンズ11及び位置決め用治具40を保持枠22の上に乗せた後、各レンズ11〜15によって形成される結像画像の光学的特性を測定しながら第1のレンズ11と位置決め用治具40とを移動させることで、光学的特性が良好な第1のレンズ11の位置を決める。
位置決め用治具40を用いない場合、第1のレンズ11が空間26に嵌ると、把持する部分が無くなってしまうため、光軸と直交する方向に第1のレンズ11を移動させるのが難しい。対して、位置決め用治具40を用いた場合には、位置決め用治具40の各爪部42以外の部分が、保持枠22の外側に突出しているから、位置決め用治具40を把持することで、第1のレンズ11を容易に移動させることができる。
また、位置決め用治具40を用いた場合には、開口43により、第1の遮光フィルム16を貼り付けた場合と同様の光量の光を第1のレンズ11に入射させることができるから、用いない場合に比べて光学的特性の測定の精度を高めることもできる。さらに、各切り欠き41を介して各接着用切り欠き32を露呈させているので、接着時に邪魔になることもない。
このように、位置決め用治具40を用いれば、位置決め用治具40の重みによって第1のレンズ11が第2のレンズ12に突き当てることができるとともに、空間26に嵌った後の第1のレンズ11を容易に移動させることができる。さらには、第1の遮光フィルム16と同様の光量の光を第1のレンズ11に入射させることができ、位置を合わせた状態で接着を行うこともできるので、光軸と直交する方向の第1のレンズ11の位置決めを容易かつ適切に行うことができる。
次に、上記構成のレンズユニット10の製造方法について説明する。レンズユニット10を製造する場合には、まず図8に示すように、第2の遮光フィルム17が載置された第2のレンズ12、第3の遮光フィルム18が載置された第3のレンズ13、第4の遮光フィルム19が載置された第4のレンズ14、第5の遮光フィルム20が載置された第5のレンズ15の順に、後端側から枠本体23に挿入し、これらの各レンズ12〜15、及び各遮光フィルム17〜20を保持枠22に保持させる。なお、各遮光フィルム17〜20は、挟んで保持させるだけでなく、各レンズ12〜15に貼り付けてもよい。
各レンズ12〜15、及び各遮光フィルム17〜20を保持枠22に保持させた後、図9に示すように、第5のレンズ15のフランジ部15bの光出射側の面と枠本体23の内側面とが接触する部分に、接着剤28を塗布することによって、これらを保持枠22に固定する。
接着剤28を塗布して各部を固定した後、図10に示すように、出射側の面を外側に向けて位置決め用治具40の各爪部42に第1のレンズ11を保持させる。そして、各爪部42が各治具用切り欠き34に入り込むように位置を合わせ、各レンズ12〜15を保持した保持枠22の上に第1のレンズ11及び位置決め用治具40を乗せる。この後、前述のように、各レンズ11〜15によって形成される結像画像の光学的特性を測定しながら第1のレンズ11と位置決め用治具40とを移動させ、光学的特性が良好、好ましくは最大となる第1のレンズ11の位置を決める。
第1のレンズ11の位置決めの後、図11に示すように、位置決め用治具40に保持させたまま決定した位置から第1のレンズ11が動かないようにし、位置決め用治具40の各切り欠き41を介して各接着用切り欠き32に接着剤30を流し込むことにより、第1のレンズ11を保持枠22に固定する。
接着剤30が硬化し、第1のレンズ11が保持枠22に確実に固定されたことを確認した後、第1のレンズ11から位置決め用治具40を取り外す。そして、図12に示すように、第1のレンズ11の光軸と第1の遮光フィルム16の絞り開口16aの中心とが一致するように位置を合わせ、面一になっている第1のレンズ11のフランジ部11bの光入射側の面と、突出部24の前面24aとの両面に接するように第1の遮光フィルム16を載置する。この後、前面24aに接着剤を塗布し、前面24aに第1の遮光フィルム16を貼り付ける。以上により、レンズユニット10が完成する。
上記実施形態では、枠本体23に一体に形成された突出部24の前面24aに第1の遮光フィルム16を貼り付けるようにしたが、この構成では、第1の遮光フィルム16の位置合わせが難しい。そこで、図13に示すレンズユニット50の保持枠52のように、前面24aの外周付近に位置決め用突起54を設けてもよい。なお、上記実施形態と機能・構成上同一のものについては、同符号を付し、詳細な説明を省略する。
位置決め用突起54は、前面24aの外周に沿って環状に形成され、その内径が第1の遮光フィルム16の直径と同一になっている。こうすれば、この位置決め用突起54の内側に第1の遮光フィルム16を嵌めるだけで、第1の遮光フィルム16の絞り開口16aの中心と、保持枠52の枠開口25の中心との位置を容易に合わせることができる。
位置決め用突起54は、第1のレンズ11の光入射側の面の頂点部分よりも低くしておくことが好ましく、図示のように第1の遮光フィルム16の厚みと同一の高さで形成することが最適である。また、位置決め用突起54は、別部材で構成された後、前面24aに貼り付けられるものでもよいし、保持枠52と一体成形されたものでもよい。さらには、環状に形成された1つの位置決め用突起54に限らず、所定の形状に形成された複数の突起を前面24aの外周付近に所定の間隔で環状に配置してもよい。
上記実施形態では、5枚のレンズ11〜15からなるレンズユニット10を示したが、レンズの枚数は、2枚以上であればよい。上記実施形態では、円板状のレンズ11〜15を示したが、レンズの形状は、楕円形の板状や多角形の板状のものでもよい。また、保持枠や遮光フィルムは、こうしたレンズの形状に合わせて適宜形成すればよい。
また、上記実施形態では、枠本体23の前端に設けられた突出部24が中央に開口25が形成されたディスク状の板状部として示されているが、枠本体23の前端外周側から中央に向かって延ばされた複数の突出片などで構成してもよい。すなわち、突出部24は、枠本体23の後端側から挿入された第2のレンズ12を光軸方向で受け止め、第1のレンズ11が光軸と直交する方向に移動調節可能となる空間を形成し、さらに第1の遮光フィルム16の貼り付けが可能な形状であればよい。また、上記実施形態では、携帯型の電子機器のカメラモジュールに用いられるレンズユニット10を例に説明したが、他の用途のレンズユニットに本発明を適用してもよい。
10 レンズユニット
11 第1のレンズ
12 第2のレンズ
16 第1の遮光フィルム
16a 絞り開口
22 保持枠
23 枠本体
24 突出部
25 枠開口
26 空間

Claims (6)

  1. レンズ本体部の外周に環状のフランジ部を有する円板状の第1のレンズと、
    レンズ本体部の外周に環状のフランジ部を有し、前記第1のレンズよりも直径が大きい円板状の第2のレンズと、
    前記第1及び第2のレンズを光軸方向に重ねて保持する保持枠と、
    前記第1のレンズの絞りとなる遮光フィルムと
    を備え、
    前記保持枠は、前記第2のレンズに対応した内径を有する円筒形状の枠本体と、前記枠本体の前端部に内側に向かって突出して設けられ、中央部に前記第1のレンズの直径よりも大きく前記第2のレンズの直径よりも小さい枠開口が形成され、光軸方向の厚みが前記第1のレンズのフランジ部と等しい突出部とを有し、
    前記保持枠は、前記枠本体の後端側から挿入された前記第2のレンズのフランジ部を前記突出部で受け止め、且つ前記枠本体の前端側から前記第1のレンズを前記枠開口で囲まれる空間に嵌め込んだ状態で、前記第1のレンズのフランジ部前面と前記突出部の前面とを面一に保ち、
    前記遮光フィルムは、前記第1のレンズの光軸を含むレンズ本体部の一部を露呈させる絞り開口が形成され、前記第1のレンズのフランジ部前面及び、前記突出部の前面の少なくともいずれかに貼り付けられる
    レンズユニット。
  2. 面一になっている前記第1のレンズのフランジ部前面と前記突出部の前面とは、前記各レンズの光軸と直交する平面に形成されている請求項1に記載のレンズユニット。
  3. 前記突出部に形成された前記枠開口の縁には、前記第1のレンズを保持する接着剤を流し込む接着用切り欠きと、前記第1のレンズの嵌め込み時に用いられる治具の一部を挿入する治具用切り欠きとが設けられ、前記遮光フィルムは前記第1のレンズのフランジ部を覆い、かつこれらの各切り欠きも覆う請求項1又は2に記載のレンズユニット。
  4. 請求項1から3いずれか1項に記載のレンズユニットの製造方法であって、
    前記枠本体の後端側から前記第2のレンズを前記枠本体の内部に挿入し、前記第2のレンズのフランジ部を前記突出部に突き当てた状態で、前記第2のレンズを前記保持枠に保持させるステップと、
    前記枠本体の前端側から前記第1のレンズを前記空間に嵌め込み、保持された前記第2のレンズのフランジ部前面に前記第1のレンズのフランジ部背面を突き当て、前記第1のレンズのフランジ部前面と前記突出部の前面とが面一になった状態で、前記第1のレンズを前記保持枠に保持させるステップと、
    面一になっている前記第1のレンズのフランジ部前面と前記突出部の前面との少なくともいずれか一方に前記遮光フィルムを貼り付けるステップとを有するレンズユニットの製造方法。
  5. 前記第1のレンズを前記保持枠に保持させるステップには、前記第1のレンズを前記第2のレンズに突き当てて光軸方向の位置を決めた後、前記空間の中で前記第1のレンズを光軸と直交する方向に移動させながら、前記各レンズによって形成される結像画像の光学的特性が良好となるように前記第1のレンズの位置を決めるステップが含まれ、前記第1のレンズは、このステップで決めた位置で前記保持枠に保持される請求項4に記載のレンズユニットの製造方法。
  6. 前記第1のレンズの光軸と直交する方向の位置を決める際には、前記遮光フィルムの絞り開口と同一の直径の開口が形成され、前記遮光フィルムを貼り付けた場合と同様の光量の光を前記第1のレンズに入射させる治具を用いる請求項5に記載のレンズユニットの製造方法。
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