JP5871130B2 - 車両用シート - Google Patents

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本発明は、車両用シートに関する。
従来から自動車の室内に設けられたリヤシートを折り畳んで収納することにより、車室内の後部の荷室スペースを大きくする構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、前記特許文献1に記載の構造では、床面に凹部を形成して該凹部内に後側シートを収納するため、荷室の上下方向のスペースが小さくなるという問題があった。
このため、当該出願人は、特願2011−114469号において、車室内後部に設けられた荷室の上下方向のスペースを縮小することなく、リヤシートを折り畳んで収納することができる車両用シートの収納構造を提案した。
特開2003−118451号公報
しかしながら、前記従来の技術では、後側に配置された第2シートを後方に倒した状態で、前側に配置された第1シートを後方に倒して第2シート上に載置した場合に、第1シートに着座しても違和感が少ない。この場合、第1シートが床面に係止されていないため、シートの安定性の点で好ましくないという問題があった。
そこで、本発明は、後方に倒した第2シートの上に第1シートを倒した場合に第1シートが正規の姿勢でないことが認識できる車両用シートを提供することを目的とする。
本発明に係る車両用シートは、車両前後方向に沿って並設された複数のシートのうち、前後に隣接する一対の第1シートおよび第2シートを倒立させた状態で収納する車両用シートである。前側に配置された前記第1シートは、シートクッションと該シートクッションに対して回動可能に支持されたシートバックとを備え、前記シートクッションの前部が床面側に回動可能に支持されている。前記第2シートは、シートクッションと該シートクッションに対して回動可能に支持されたシートバックとを備え、前記シートクッションの前部が回動可能に支持されている。また、前記床面には、誤着座防止部材が設けられている。この誤着座防止部材は、シートバックを前側に折り畳んで上下方向に沿って倒立させた前記第2シートを後方に倒したのちに前記第1シートを後方に倒して前記第2シートの上に載置したときに前記第1シートが正規の姿勢と異なる姿勢になるように構成されている。
本発明に係る車両用シートによれば、シートバックを前側に折り畳んで上下方向に沿って倒立させた前記第2シートを後方に倒したのちに前記第1シートを後方に倒して前記第2シートの上に載置すると前記第1シートが前のめりの姿勢(前傾姿勢)になる誤着座防止部材が設けられている。
従って、第1シートが正規の姿勢でないことが認識できるため、誤って第1シートに乗員が着座することを効果的に抑制することができる。
本発明の実施形態による通常状態におけるリヤシートを示す斜視図である。 図1における誤着座防止部材を拡大した斜視図である。 図1の側面図である。 第1シートにおけるシートバックを折り畳んで倒立させると共に第2シートにおけるシートバックを折り畳んだ状態を示す側面図である。 第2シートを回動させて倒立させた状態を示す側面図である。 図5の状態から、第2シートを後方に回動させた状態を示す側面図である。 図6を斜め前方から見た斜視図である。 図6の状態から、第2シートを後方に回動させた状態を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。なお、本実施形態では、リヤシート1が2つの場合について説明するが、3つ以上ある場合も本発明に含まれる。
図1〜図3に示すように、本実施形態によるリヤシート1は、前側の第1シート3と、後側の第2シート5を有し、これらの第1シート3と第2シート5は前後に隣接している。
第1シート3は、シートクッション7と、該シートクッション7の後端部に配設されたヒンジ9を介して前後に回動可能に支持されたシートバック11と、前記シートクッション7の裏面7a(下面)の前部から下方に延びる前側脚部13と、前記シートクッション7の裏面7a(下面)の後部から下方に延びる後側脚部15と、を備えている。前記ヒンジ9には回動レバー17が設けられ、該回動レバー17を操作することによってシートバック11を前側に回動して倒すことができる。なお、シートバック11においては、表面11a(前面)に着座した乗員の背中が当接し、裏面(背面)は11bである。シートバック11を前側に倒すと、表面11aがシートクッション7の表面7b(上面)に当接する。
また、床面19(図3参照)には、左右一対の固定ブラケット21が設けられており、該固定ブラケット21の上端が前側脚部13の下端に回動可能に支持されている。前記後側脚部15は、シートクッション7の裏面7aの後部における左右両側を橋渡しする正面視コ字状の部材であり、床面19のロック孔に係合可能なロック部23が左右一対に配設されている。このロック部23は、床面19に結合および結合解除が可能に構成されている。また、後側脚部15は前側に回動可能に構成され、折り畳んだときにはシートクッション7の裏面7aに当接される。
第2シート5は、シートクッション31と、該シートクッション31の後端部に配設されたヒンジ33を介して前後に回動可能に支持されたシートバック35と、前記シートクッション31の裏面31a(下面)の後部から下方に延びる後側脚部37と、を備えている。前記ヒンジ33には回動レバー34が設けられている。前記後側脚部37は、シートクッション31の裏面31aの後部における左右両側を橋渡しする正面視コ字状の部材であり、床面19のロック孔に係合可能なロック部39が左右一対に配設されている。このロック部39は、床面19に結合および結合解除が可能に構成されている。また、後側脚部37は前側に回動可能に構成され、折り畳んだときにはシートクッション31の裏面31aに当接される。なお、シートバック35においては、表面35a(前面)に乗員の背中が当接し、裏面(背面)は35bである。シートバック35を前側に倒すと、表面35aがシートクッション31の表面31b(上面)に当接する。
そして、第1シート3の前部の下方に位置する床面19には、左右一対の取付ブラケット51が固定されている。第2シート5のシートクッション31の前部における裏面(下面)31aと前記取付ブラケット51とは、側面視L字状の支持部材53を介して回動可能に支持されている。具体的には、支持部材53は、前記取付ブラケット51から後方に向けて直線状に延びる本体部55と、該本体部55の後端から屈曲して上方に延びる延設部57とから一体形成されている。
図2に示すように、前記本体部55の前端部55aは、前方に向かうにつれて斜め上方に屈曲して延びており、取付ブラケット51にピン55bを介して回動可能に支持されている。具体的には、取付ブラケット51は、床面19にボルト締結される締結面51aと、該締結面51aの車内側端部から上方に屈曲して延びる縦壁面51bとから正面視でL字状に一体形成されている。縦壁面51bは、側面視において略台形状に形成されており、縦壁面51bの前端部の上端にピン55bを介して支持部材53の前端が回動可能に軸支されている。なお、本体部55の前端部55aは、取付ブラケット51の縦壁面51bの上縁に沿って形成されている。また、取付ブラケット51の縦壁面51bには、金属製の丸棒からなる誤着座防止部材71が接合されている。この誤着座防止部材71は、側面視でコ字状に形成されており、前側脚部71cと、該前側脚部71cの上端71eから後方に屈曲して延びる本体71aと、該本体71aの後端71dから屈曲して下方に延びる後側脚部71bとから一体形成されている。そして、前側脚部71cの下端と後側脚部71bの下端とが取付ブラケット51の縦壁面51bに溶接等によって接合されている。
また、図1に示すように、延設部57の上端は、第2シート5のシートクッション31における裏面31aの前部に回動可能に支持されている。ここで、延設部57は、第2シート5の前側の脚部を構成している。また、支持部材53の左右の本体部55における前部同士は前側連結体59を介して連結され、左右の延設部57の下端同士は後側連結体61を介して連結されている。後側連結体61には、床面19のロック孔に係合可能なロック部63が設けられている。なお、図3に示すように、第1シート3の前側には、フロントシート65が配設されている。
次に、リヤシート1を折り畳んで収納する手順を説明する。
図3,4に示すように、第1シート3の回動レバー17を操作するとシートバック11が前側に折り畳まれてシートバック11の表面11aがシートクッション7の表面7bに当接される。次いで、第1シート3のスライドレバーを操作すると、後側脚部15のロック部23と床面19との係合が解除されるため、この状態で、第1シート3を前側脚部13を中心にして前側に回動させる。すると、図4に示すように、第1シート3が上下方向に配置された状態で倒立する。そして、第1シート3の後側脚部15を下方(前側)に回動させて格納する。
これと共に、第2シート5の回動レバー34を操作して、シートバック35を前側に折り畳むと図4の状態になる。図4に示すように、第2シート5の後側脚部37に設けられたスライドレバーを操作すると、ロック部39と床面19との係合が解除されるため、この状態で第2シート5を前側に回動させて第2シート5を支持部材53上に載置する。さらに、第2シート5の後側脚部37を車両後方に向けて回動させて格納する。こののち、第2シート5および支持部材53を前端を中心として前側に回動させると図5の状態となる。これによって、第1および第2シート3,5ともに倒立した状態で収納される。ここで、図5に示すように、収納が終了した段階では、第1シート3の前側脚部13の上方に第2シート5が配置されている。
次いで、図6,7に示すように、第2シート5を後方側に回動させると、シートバック35の裏面35bにおけるヒンジ33近傍部が誤着座防止部材71の本体71aおよび後端71dの上に載置される。従って、シートバック35の裏面35bが支持部材53から上方に所定高さだけ浮いた状態で保持されており、シートクッション31の裏面31aおよび後側脚部37も側面視で後方斜め下方に傾斜して配置されている。
こののち、図8に示すように、第1シート3を後方に回動させると、シートクッション7の裏面に配置された後側脚部15が、第2シート5の後側脚部37の上に載置される。ここで、第1シート3のシートクッション7は前方斜め下方に傾斜して配置されるため、仮に、乗員が第1シート3のシートクッション7に着座しようとしても前のめりの姿勢(前傾姿勢)になる。従って、第1シート3が床面19に正常にセットされていないことが明らかに認識することができる。
以下に、本実施形態による作用効果を説明する。
(1)車両前後方向に沿って並設された複数のシートのうち、前後に隣接する一対の第1シート3および第2シート5を倒立させた状態で収納する車両用シートである。前側に配置された前記第1シート3は、シートクッション7と該シートクッション7に対して回動可能に支持されたシートバック11とを備え、前記シートクッション7の前部が床面側に回動可能に支持されている。前記第2シート5は、シートクッション31と該シートクッション31に対して回動可能に支持されたシートバック35とを備え、前記シートクッション31の前部が回動可能に支持されている。また、前記床面19には、誤着座防止部材71が設けられている。この誤着座防止部材71は、シートバック35を前側に折り畳んで上下方向に沿って倒立させた前記第2シート5を後方に倒したのちに前記第1シート3を後方に倒して前記第2シート5の上に載置したときに前記第1シート3が正規の姿勢と異なる姿勢、例えば、前のめりの姿勢(前傾姿勢)になるように構成されている。
従って、第2シート5の上に第1シート3を倒した場合に第1シート3が正規の姿勢でないことが認識できるため、誤って第1シート3に着座することを抑制することができる。
(2)前記誤着座防止部材71は、上方に向けて突出して設けられており、シートバック35を前側に折り畳んで上下方向に沿って倒立させた前記第2シート5を後方に倒したときに、該第2シート5を床面19から所定高さだけ浮いた状態で保持するように構成されている。
従って、第2シート5の上に第1シート3を後方に倒した場合に、第1シート3のシートクッッション7が前方斜め下方に向けて傾斜配置されるため、仮に乗員が第1シート3に着座しても前のめり状態の姿勢になって違和感を感じる。よって、乗員は明らかに第1シート3が正常な姿勢でないことを認識することができるため、誤って第1シート3に着座することを確実に抑制することができる。
1…リヤシート
3…第1シート
5…第2シート
7,31…シートクッション
11,35…シートバック
13…前側脚部
19…床面
71…誤着座防止部材

Claims (2)

  1. 車両前後方向に沿って並設された複数のシートのうち、前後に隣接する一対の第1シートおよび第2シートを倒立させた状態で収納する車両用シートであって、
    前記第1シートは、シートクッションと該シートクッションに対して回動可能に支持されたシートバックと前記シートクッションの前部から下方に延びて床面側に回動可能に支持された前側脚部とを備え、
    前記第2シートは、シートクッションと該シートクッションに対して回動可能に支持されたシートバックとを備え、前記シートクッションの前部が回動可能に支持されており、
    前記床面には、
    シートバックを前側に折り畳んで上下方向に沿って倒立させた前記第2シートを後方に倒したのちに前記第1シートを後方に倒して前記第2シートの上に載置したときに前記第1シートが正規の姿勢と異なる姿勢になるように構成した誤着座防止部材が設けられたことを特徴とする車両用シート。
  2. 前記誤着座防止部材は、上方に向けて突出して設けられており、
    シートバックを前側に折り畳んで上下方向に沿って倒立させた前記第2シートを後方に倒したときに、該第2シートを床面から所定高さだけ浮いた状態で保持するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
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