JP5870539B2 - 画像処理装置、画像処理方法 - Google Patents
画像処理装置、画像処理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5870539B2 JP5870539B2 JP2011177023A JP2011177023A JP5870539B2 JP 5870539 B2 JP5870539 B2 JP 5870539B2 JP 2011177023 A JP2011177023 A JP 2011177023A JP 2011177023 A JP2011177023 A JP 2011177023A JP 5870539 B2 JP5870539 B2 JP 5870539B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image signal
- image
- white balance
- temperature
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Description
色成分の大きさ = 暗部の色ノイズ成分 + 被写体の色成分
と表す。
R = 50 + 100 = 150
G = 10 + 100 = 110
B = 10 + 100 = 110
AWB処理では、G成分を固定して、R成分とB成分の量を調整して、R、G、Bの量を1:1:1にする。R画素、G画素、B画素をそれぞれ110にするため、以下の計算を行う。
R = (110/150)× (50 + 100) = 110/3 + 220/3 = 36.666 + 73.333 = 110
G = 10 + 100 = 110
B = (110/110)× (10 + 100) = 10 + 100 = 110
R画素、G画素、B画素の被写体の色成分は、AWB処理前はすべて100であったが、AWB処理後はそれぞれ73、100、100となり、被写体のR成分の割合が低下している。これは、R成分の暗部ノイズが他に比較して大きいため、R成分、G成分、B成分の量を1:1:1にすると、色成分である100までもが暗部ノイズと同じように低減されてしまうためである。
図2は、本実施例のAWB機能が搭載されたデジタルスチルカメラ100の外観図の一例を示す。図2(a)は正面図を、図2(b)は背面図をそれぞれ示す。図の外観は一例に過ぎない。なお、本実施例ではデジタルスチルカメラ100を例に説明するが、静止画又は動画の撮影機能を備えたデジタルカメラであれば本実施例のAWB処理を好適に適用できる。例えば、デジタルスチルカメラ100はコンパクトデジカメ、マイクロフォーサーズを搭載したデジタル一眼レフ(ミラーレス一眼レフ)又はレフレックスを搭載した一眼レフのいずれでもよい。また、静止画の撮像機能を備えたデジタルビデオカメラ、携帯電話、スマートフォン等にも本実施例のAWB処理を搭載できる。
図4は、本実施例のAWB処理を模式的に説明する図の一例である。図4において図3と同一構成部には同一の符号を付しその説明は省略する。なお図4では画像信号の色空間がRGBであるとする。センサI/F41はAWB評価値を算出するため、輝度値算出部411、輝度値判定部412、R積算部413、G積算部414、及び、B積算部415を有する。
Y = 0.299*R +0.587*G +0.114*B
R-Y = +0.701*R -0.587*G -0.114*B
B-Y = -0.299*R -0.587*G +0.886*B
輝度値判定部412は、輝度値Yが予め定められたY_min以上かつY_max以下の間に入るか否かを判定し、輝度値YがY_min以上かつY_max以下の場合にのみ、画像信号をR積算部413、G積算部414、及び、B積算部415に出力する。
R_gain(t+1)=R_gain(t)+k*(G_sum−R_sum)
を計算する(S20)。すなわち、基準であるGの積算値G_sumに対し、Rの積算値R_sumを減じて、ゲインへの変換係数k*を乗じる。これにより、Rの積算値R_sumがG_sumと同様になるようなゲインの補正値がえられる。この補正値を現在のRチャネルのゲインR_gain(t)に加えることで、次に設定するR_gain(t+1)が得られる。
B_gain(t+1)=B_gain(t)+k*(G_sum−B_sum)
を計算する(S20)。すなわち、基準であるGの積算値G_sumに対し、Bの積算値B_sumを減じて、ゲインへの変換係数k*を乗じる。これにより、Bの積算値B_sumがG_sumと同様になるようなゲインの補正値がえられる。この補正値を現在のBチャネルのゲインB_gain(t)に加えることで、次に設定するB_gain(t+1)が得られる。
撮像センサ32からの信号がYCrCbの場合もほぼ同様に処理できる。
図6は、撮像センサ32からの画像信号の色空間がYCrCbの場合のAWB処理を模式的に説明する図の一例である。図6において図4と同一構成部には同一の符号を付しその説明は省略する。図6では撮像センサ32が出力する画像信号の色空間がYCrCbである。CCDやCMOSが出力する画像信号はRGBを色空間とするので、輝度値変換部325が画像信号をRGBからYCrCbを色空間とする画像信号に変換する。
R = Y+1.402Cr
G = Y-0.714Cr-0.344Cb
B = Y+1.772Cb
R積算部413、G積算部414及びB積算部415については図4と同様である。また、ゲイン決定部481がR_gain(t+1)及びB_gain(t+1)を計算する手順も図5と同様である。
Y_min = 0.299*R1 +0.587*G1 +0.114*B1
なお、温度オフセット値テーブル483において、温度と輝度値のオフセット値を対応づけておいてもよい。
撮像センサ32からの信号がYCrCbの場合もほぼ同様に処理できる。
図15は、撮像センサ32からの信号がYCrCbの場合のAWB処理を模式的に説明する図の一例である。図15において図13と同一構成部には同一の符号を付しその説明は省略する。
24 LCD
32 撮像センサ
34 SDRAM
35 画像処理IC
41 センサI/F
42 メモリコントローラ
48 CPU
100 デジタルスチルカメラ
411 輝度値算出部
412 輝度値判定部
413 R積算部
414 G積算部
415 B積算部
416 RGB変換部
481 ゲイン決定部
482 閾値決定部
Claims (7)
- 入射光を光電変換する撮像素子と、
前記撮像素子が出力する画像信号を増幅する増幅回路と、
画像信号に含まれる色成分を用いて前記増幅回路のゲインを調整し画像信号のホワイトバランスを調整するホワイトバランス調整手段と、
温度情報を取得する温度情報取得手段と、
画像信号に含まれる輝度情報の大きさが下限閾値以上か否かを判定し、輝度情報の大きさが下限閾値以上である場合は前記ホワイトバランス調整手段によりホワイトバランスを調整するホワイトバランス調整判定手段と、を有し、
前記下限閾値は、前記温度情報に基づいて定められることを特徴とする画像処理装置。 - 前記ホワイトバランス調整判定手段は、画像信号に含まれる輝度情報の大きさが上限閾値以下か否かを判定し、輝度情報の大きさが下限閾値以上かつ上限閾値以下の場合、前記ホワイトバランス調整手段によりホワイトバランスを調整することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記画像信号のオフセット値と温度情報とを対応づけて登録した温度オフセット変換テーブルと、
前記温度情報取得手段が取得した前記温度情報が対応づけられたオフセット値を前記温度オフセット変換テーブルから読み出し、該オフセット値に基づいて算出された輝度値を前記下限閾値として前記ホワイトバランス調整判定手段に設定する下限閾値決定手段と、を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 前記撮像素子のうち入射光の進入が遮蔽されたオプティカルブラック部位の電圧値と、温度情報を対応づけた電圧値温度変換テーブルと、
前記画像信号のオフセット値と温度情報とを対応づけて登録した温度オフセット変換テーブルと、
前記温度情報取得手段が取得した前記オプティカルブラック部位の電圧値に対応づけられた前記温度情報を前記電圧値温度変換テーブルから読み出し、該温度情報に対応づけられたオフセット値を前記温度オフセット変換テーブルから読み出し、該オフセット値に基づいて算出された輝度値を前記下限閾値として前記ホワイトバランス調整判定手段に設定する下限閾値決定手段と、
を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 前記撮像素子が出力する画像信号がRGBの色空間である場合、画像信号から輝度情報を算出する輝度情報算出部を有する、
ことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記撮像素子が出力する画像信号がYCrCbの色空間である、ことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の画像処理装置。
- 撮像素子が、入射光を光電変換するステップと、
増幅回路が、前記撮像素子が出力する画像信号を増幅するステップと、
ホワイトバランス調整手段が、画像信号に含まれる色成分を用いて前記増幅回路のゲインを調整し画像信号のホワイトバランスを調整するステップと、
温度情報取得手段が、温度情報を取得するステップと、
ホワイトバランス調整判定手段が、画像信号に含まれる輝度情報の大きさが前記温度情報に基づいて定められた下限閾値以上か否かを判定し、輝度情報の大きさが前記下限閾値以上である場合は前記ホワイトバランス調整手段によりホワイトバランスを調整するステップと、を有する画像処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011177023A JP5870539B2 (ja) | 2011-08-12 | 2011-08-12 | 画像処理装置、画像処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011177023A JP5870539B2 (ja) | 2011-08-12 | 2011-08-12 | 画像処理装置、画像処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013042290A JP2013042290A (ja) | 2013-02-28 |
JP5870539B2 true JP5870539B2 (ja) | 2016-03-01 |
Family
ID=47890300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011177023A Expired - Fee Related JP5870539B2 (ja) | 2011-08-12 | 2011-08-12 | 画像処理装置、画像処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5870539B2 (ja) |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2652152B2 (ja) * | 1985-02-28 | 1997-09-10 | キヤノン株式会社 | 撮像装置 |
JPH0583729A (ja) * | 1991-09-24 | 1993-04-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | オートホワイトバランス装置 |
JP3889867B2 (ja) * | 1997-10-03 | 2007-03-07 | オリンパス株式会社 | 撮像装置 |
JP3410662B2 (ja) * | 1998-07-06 | 2003-05-26 | 株式会社メガチップス | 監視装置 |
JP3652902B2 (ja) * | 1998-12-28 | 2005-05-25 | 株式会社リコー | ホワイトバランス調整装置 |
JP2002290987A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 映像信号処理装置及び映像信号処理方法 |
JP2004297650A (ja) * | 2003-03-28 | 2004-10-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | ホワイトバランスの制御方法及びデジタルカメラ |
JP2007053482A (ja) * | 2005-08-16 | 2007-03-01 | Fujifilm Holdings Corp | 撮像装置 |
JP2007088843A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Konica Minolta Photo Imaging Inc | 撮像装置、および撮像素子の駆動方法 |
-
2011
- 2011-08-12 JP JP2011177023A patent/JP5870539B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013042290A (ja) | 2013-02-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5321163B2 (ja) | 撮像装置及び撮像方法 | |
US8937677B2 (en) | Digital photographing apparatus, method of controlling the same, and computer-readable medium | |
US20120268641A1 (en) | Image apparatus | |
JP5169318B2 (ja) | 撮像装置、撮像方法 | |
JP5780764B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP5458937B2 (ja) | 撮像装置及び撮像方法及びこの撮像方法を実行するためのプログラムが記録されたコンピュータが読み取り可能な記録媒体 | |
JP4999871B2 (ja) | 撮像装置およびその制御方法 | |
EP2161938B1 (en) | Imaging apparatus, imaging method and computer readable recording medium storing programs for executing the imaging method | |
JP2007235640A (ja) | 撮影装置及び方法 | |
JP6873679B2 (ja) | 撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラム | |
JP5948997B2 (ja) | 撮像装置及び撮像方法 | |
JP2010011153A (ja) | 撮像装置、撮像方法及びプログラム | |
JP5146015B2 (ja) | 撮像装置及び撮像方法 | |
KR20130134165A (ko) | 촬영 장치, 그 제어 방법, 및 컴퓨터 판독가능 기록매체 | |
JP5335964B2 (ja) | 撮像装置およびその制御方法 | |
JP5515795B2 (ja) | 撮像装置及び撮像方法 | |
JP2015050733A (ja) | 露出制御装置、その制御方法、および制御プログラム、並びに撮像装置 | |
JPWO2017159336A1 (ja) | 合焦位置検出装置及び合焦位置検出方法 | |
JP5870539B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法 | |
JP5123010B2 (ja) | 撮像装置、撮像方法及び撮像装置が備えるコンピュータに撮像方法を実行させるためのプログラム | |
JP5799550B2 (ja) | 撮像装置、撮像方法および撮像プログラム | |
JP6222904B2 (ja) | 撮像装置およびその制御方法 | |
JP5915242B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムおよび該画像処理プログラムをコンピュータに実行可能に記録した記録媒体 | |
JP2010068064A (ja) | 撮像装置及び撮像方法 | |
KR101448538B1 (ko) | 디지털 영상 처리기에서 브라케팅 촬영을 이용한 광 역광보정 장치 및 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140711 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150518 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150526 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150724 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151215 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151228 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5870539 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |