JP5868889B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、不揮発性半導体記憶装置に関する。
不揮発性半導体記憶装置では、メモリセルからビット線に読み出されたデータを検知するためにセンスアンプ回路が搭載されている。センスアンプ回路の高速化の要請があるため、センスアンプ回路のゲート絶縁膜は薄膜化されている一方で、メモリセルにはデータの書き込みや消去時に高電圧がかかる。このため、メモリセルとセンスアンプ回路との間にビット線接続トランジスタを設け、メモリセルに印加される高電圧がセンスアンプ回路にかからないようにしている。
特開平11−273369号公報
本発明の一つの実施形態は、ビット線接続トランジスタのレイアウト面積の増大を抑制しつつ、ビット線接続トランジスタの耐圧を確保することが可能な不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本発明の一つの実施形態によれば、電気的に書き込みおよび消去が可能なメモリセルと、前記メモリセルに記憶されたデータに応じた電位をカラム方向に伝送するビット線と、前記ビット線の電位を検出するセンスアンプ回路と、前記ビット線と前記センスアンプ回路との間に接続されたビット線接続回路とを備える。前記ビット線接続回路は、前記ビット線接続回路の外側レイアウト領域に配置された第1のビット線接続トランジスタと、前記ビット線接続回路の内側レイアウト領域に配置された第2のビット線接続トランジスタとを備える。前記第1のビット線接続トランジスタは、前記ビット線に接続される不純物拡散層と素子分離領域との間のチャネル長方向の距離が前記第2のビット線接続トランジスタに比べて長い。
図1は、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図である。 図2は、図1の不揮発性半導体記憶装置のブロックの概略構成を示す回路図である。 図3は、図1の不揮発性半導体記憶装置の1NANDセル分の概略構成を示す断面図である。 図4は、図1のビット線接続回路の概略構成を示す断面図である。 図5は、図4のビット線接続トランジスタの構成例を示す断面図である。 図6は、図1のビット線接続回路に配置されるビット線接続トランジスタのレイアウト例を示す平面図である。 図7(a)は、図4および図6の内側レイアウト領域に配置されるビット線接続トランジスタの概略構成を示す平面図、図7(b)は、図4の外側レイアウト領域に配置されるビット線接続トランジスタの一例を示す平面図、図7(c)は、図6の外側レイアウト領域に配置されるビット線接続トランジスタのその他の例を示す平面図である。 図8は、図6のビット線接続トランジスタのドレイン電流とドレイン電圧との関係を示す図である。 図9は、第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置に適用されるビット線接続トランジスタのレイアウト例を示す平面図である。 図10(a)は、図9の内側レイアウト領域に配置されるビット線接続トランジスタの概略構成を示す平面図、図10(b)は、図9の外側レイアウト領域に配置されるビット線接続トランジスタの一例を示す平面図、図10(c)は、図9の外側レイアウト領域に配置されるビット線接続トランジスタのその他の例を示す平面図である。 図11は、第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置に適用されるビット線接続トランジスタのレイアウト例を示す平面図である。
以下に添付図面を参照して、実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置を詳細に説明する。なお、これらの実施形態により本発明が限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、この半導体記憶装置には、メモリセルアレイ1、ロウ選択回路2、ウェル電位設定回路3、ソース電位設定回路4、カラム選択回路5、データ入出力バッファ6、制御回路7、センスアンプ回路8およびビット線接続回路9が設けられている。
メモリセルアレイ1には、データを記憶するメモリセルがロウ方向およびカラム方向にマトリックス状に配置されている。なお、1個のメモリセルは、1ビット分のデータを記憶するようにしてもよいし、2ビット以上のデータが記憶できるように多値化されていてもよい。
ここで、メモリセルアレイ1は、n(nは正の整数)個のブロックB1〜Bnに分割されている。なお、各ブロックB1〜Bnは、NANDセルをロウ方向に複数配列して構成することができる。また、メモリセルアレイ1には、メモリセルに記憶されたデータに応じた電位をカラム方向に伝送するビット線BLと、メモリセルをロウ方向に選択するワード線WLが設けられている。
また、ロウ選択回路2は、メモリセルの読み書き消去動作時において、メモリセルアレイ1のロウ方向のメモリセルを選択することができる。ウェル電位設定回路3は、メモリセルの読み書き消去動作時において、メモリセルアレイ1のウェル電位を設定することができる。ソース電位設定回路4は、メモリセルの読み書き消去動作時において、メモリセルアレイ1のソース電位を設定することができる。カラム選択回路5は、メモリセルの読み書き消去動作時において、メモリセルアレイ1のカラム方向のメモリセルを選択することができる。センスアンプ回路8は、メモリセルから読み出されたデータをカラムごとに判別することができる。データ入出力バッファ6は、外部から受け取ったコマンドやアドレスを制御回路7に送ったり、センスアンプ回路8と外部との間でデータの授受を行ったりすることができる。制御回路7は、コマンドおよびアドレスに基づいて、ロウ選択回路2、ウェル電位設定回路3、ソース電位設定回路4およびカラム選択回路5の動作を制御することができる。ビット線接続回路9は、ビット線BLとセンスアンプ回路8の間に接続されている。そして、ビット線接続回路9は、ビット線BLにかかる所定値以上の電圧がセンスアンプ回路に伝わらないように遮断することができる。この所定値以上の電圧は、例えば、メモリセルの書き込み時または消去時にビット線BLにかかる20V程度以上の高電圧である。なお、センスアンプ回路8は、高速動作に対応するため高速トランジスタを用いることができる。ビット線接続回路9は、高耐圧に対応するため高耐圧トランジスタを用いることができる。この高速トランジスタのゲート絶縁膜は、高耐圧トランジスタのゲート絶縁膜より薄くすることができる。
図2は、図1の不揮発性半導体記憶装置のブロックの概略構成を示す回路図である。
図2において、各ブロックB1〜Bnには、h(hは正の整数)本のワード線WL1〜WLh、セレクトゲート線SGD、SGSおよびソース線SCEが設けられている。また、各ブロックB1〜Bnには、m(mは正の整数)本のビット線BL1〜BLmが共通に設けられている。
そして、各ブロックB1〜Bnには、m個のNANDセルNU1〜NUmが設けられ、NANDセルNU1〜NUmはビット線BL1〜BLmにそれぞれ接続されている。
ここで、NANDセルNU1〜NUmには、セルトランジスタMT1〜MThおよびセレクトトランジスタMS1、MS2がそれぞれ設けられている。なお、メモリセルアレイ1の1個のメモリセルは、1個のセルトランジスタにて構成することができる。そして、セルトランジスタMT1〜MThが直列に接続されることでNANDストリングが構成され、そのNANDストリングの両端にセレクトトランジスタMS1、MS2が接続されることで各NANDセルNU1〜NUmが構成されている。
そして、各NANDセルNU1〜NUmにおいて、セルトランジスタMT1〜MThの制御ゲート電極には、ワード線WL1〜WLhがそれぞれ接続されている。なお、各ワード線WL1〜WLhを共有するロウ方向の複数のメモリセルは、ページを構成する。また、各NANDセルNU1〜NUmにおいて、セルトランジスタMT1〜MThからなるNANDストリングの一端は、セレクトトランジスタMS1を介してビット線BL1〜BLmにそれぞれ接続され、NANDストリングの他端は、セレクトトランジスタMS2を介してソース線SCEに接続されている。セレクトトランジスタMS1のゲート電極には、セレクトゲート線SGDが接続され、セレクトトランジスタMS2のゲート電極には、セレクトゲート線SGSが接続されている。
図3は、図1の不揮発性半導体記憶装置の1NANDセル分の概略構成を示す断面図である。
図3において、ウェル31上にゲート絶縁膜を介して電荷蓄積層35およびセレクトゲート電極39、40が配置され、電荷蓄積層35上には電極間絶縁膜を介して制御ゲート電極36が配置されている。平面NANDフラッシュメモリでは、電荷蓄積層35としてフローティングゲートを用いることができる。このゲート絶縁膜の膜厚は1〜10nm程度に設定することができる。
そして、ウェル31には、電荷蓄積層35間または電荷蓄積層35とセレクトゲート電極39、40との間に配置された不純物拡散層32および隣接するNANDセルのセレクトゲート電極39、40間に配置された不純物拡散層33、34が形成されている。なお、例えば、ウェル31はP型、不純物拡散層32、33、34はN型に形成することができる。
そして、不純物拡散層33は接続導体38を介してビット線BLに接続され、不純物拡散層34は接続導体37を介してソース線SCEに接続されている。なお、各メモリセルの制御ゲート電極36はワード線WL1〜WLhに接続され、セレクトゲート電極39、40はセレクトゲート線SGD、SGSにそれぞれ接続されている。
そして、書き込み動作では、選択ワード線に書き込み電圧Vpp(例えば、20V)を印加し、選択ビット線に0Vを印加する。非選択ワード線には選択セルを含むNANDストリングの非選択セルをオンさせるのに十分な電圧を印加し、非選択ビット線には書き込み禁止電圧Vfe(例えば、3V)を印加する。また、セレクトゲート線SGDには、セレクトトランジスタMS1がオンし、セレクトゲート線SGSには、セレクトトランジスタMS2をオフする電圧を印加する。
すると、選択ビット線に印加された0Vの電圧は、セレクトトランジスタMS1および非選択セルを介して選択セルに転送され、ウェル31および不純物拡散層32が0Vに設定される。この時、選択ワード線に書き込み電圧Vppが印加されているため、選択セルの制御ゲート電極36に高電圧がかかり、選択セルの電荷蓄積層35の電位が上昇する。このため、トンネル現象によって選択セルのチャネルから電荷が電荷蓄積層35に注入され、選択セルのセルトランジスタMT1〜MThのしきい値が上昇することで、選択セルの書き込み動作が実行される。
一方、非選択ビット線に接続されたNANDセルでは、書き込み禁止電圧Vfeが非選択ビット線に印加されているので、セレクトトランジスタMS1がオフする。その結果、非選択ビット線に接続されたNANDセルのセルトランジスタMT1〜MThはフローティング状態になり、選択ワード線に印加された書き込み電圧Vppに追従するように、選択ワード線に接続された非選択セルのチャネルの電位が上昇する(セルフブースト)。このため、非選択セルではチャネルから電荷が電荷蓄積層35に注入されず、非選択セルのセルトランジスタMT1〜MThのしきい値電圧が上昇しないようにすることができる。
一方、消去動作では、各ブロックB1〜Bnのワード線WL1〜WLhに0〜1Vを印加し、メモリセルアレイ1のウェル電位を消去電圧Ve(例えば、20V)に設定する。この時、各ブロックB1〜Bnのメモリセルのウェル31と制御ゲート電極36との間に高電圧がかかり、電荷蓄積層35に蓄積されていた電荷が引き抜かれる。この結果、各ブロックB1〜BnのセルトランジスタMT1〜MThのしきい値が下降することで、メモリセルの消去動作が実行される。
また、読み出し動作では、選択ワード線に読み出し電圧Vrgが印加され、非選択ワード線にはセルトランジスタをオンさせるのに十分な中間電圧(例えば、2.5V)が印加される。また、セレクトゲート線SGD、SGSには、セレクトトランジスタMS1、MS2をオンさせるのに十分な中間電圧が印加される。また、選択ビット線にプリチャージ電圧が印加され、ソース線SCEに0Vが印加される。
この時、選択セルの閾値が読み出しレベルに達していない場合は、選択ビット線に充電された電荷がNANDストリングを介して放電され、選択ビット線の電位がロウレベルになる。一方、選択セルのしきい値が読み出しレベルに達している場合は、選択ビット線に充電された電荷がNANDストリングを介して放電されないので、選択ビット線の電位がハイレベルになる。
そして、選択ビット線の電位がロウレベルかハイレベルかがセンスアンプ回路8で検出されることで選択セルの閾値が読み出しレベルに達しているかどうかが判定され、選択セルに記憶されているデータが読み出される。
図4は、図1のビット線接続回路の概略構成を示す断面図である。
図4において、ビット線接続回路9のレイアウト領域には、外側レイアウト領域R1および内側レイアウト領域R2が設けられている。なお、外側レイアウト領域R1は内側レイアウト領域R2を囲むように、ビット線接続回路9のレイアウト領域の最外周に配置することができる。そして、外側レイアウト領域R1および内側レイアウト領域R2には、ビット線BL1〜BLk(kは3以上の整数)ごとにビット線接続トランジスタが形成されている。このビット線接続トランジスタは、チャネル長方向がカラム方向に一致するようにマトリックス状に配置することができる。
ここで、半導体基板21には、ビット線接続トランジスタを素子分離する素子分離領域22が形成されている。素子分離領域22は、例えば、STI(Shallow Trench Isolation)構造を用いることができる。素子分離領域22の材料は、シリコン酸化膜を用いることができる。
そして、外側レイアウト領域R1および内側レイアウト領域R2において、素子分離領域22にて素子分離されたアクティブ領域上には、ゲート絶縁膜を介してゲート電極27が形成されている。このゲート絶縁膜の膜厚は13〜40nm程度に設定することができる。そして、内側レイアウト領域R2のアクティブ領域において、ゲート電極27下のチャネル領域の両側には、高濃度不純物拡散層24および低濃度不純物拡散層25が形成されている。また、外側レイアウト領域R1のアクティブ領域において、ゲート電極27下のチャネル領域の両側には、高濃度不純物拡散層24および低濃度不純物拡散層25Aが形成されている。低濃度不純物拡散層25、25Aの内側には、高濃度不純物拡散層26が形成されている。なお、高濃度不純物拡散層24はソース層、高濃度不純物拡散層26はドレイン層として用いることができる。低濃度不純物拡散層25、25AはLDD層として用いることができる。また、半導体基板21はP型、低濃度不純物拡散層25、25Aおよび高濃度不純物拡散層24、26はN型に設定することができる。高濃度不純物拡散層24、26の表面濃度は1019cm−3〜1022cm−3の範囲内に設定することができる。低濃度不純物拡散層25、25Aの表面濃度は1017cm−3〜1019cm−3の範囲内に設定することができる。低濃度不純物拡散層25、25Aおよび高濃度不純物拡散層24、26の接合深さは、例えば、10〜300nmの範囲内に設定することができる。高濃度不純物拡散層26の外周部と低濃度不純物拡散層25、25Aの外周部との間の距離は0.05〜2μmの範囲内に設定することができる。また、外側レイアウト領域R1の外側を囲むようにパンチスルーストッパ層23となる不純物拡散層が素子分離領域22下の半導体基板21に形成されている。パンチスルーストッパ層23は、ビット線接続トランジスタのソース層/ドレイン層とは逆導電型で半導体基板21より高濃度のP型に設定することができる。
各ビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26はビット線BL1〜BLkに接続され、各ビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層24は配線HA1〜HAkをそれぞれ介してセンスアンプ回路8に接続されている。なお、センスアンプ回路8は、P型トランジスタおよびN型トランジスタにて構成することができ、これらのP型トランジスタおよびN型トランジスタのゲート絶縁膜の膜厚は1〜10nm程度に設定することができる。
そして、ビット線BL1〜BLkは、メモリセルの形成されるウェル31に設けられた不純物拡散層33に接続されている。このため、消去動作時に消去電圧Veがウェル31に印加されると、カップリングにより最大で消去電圧Veまでビット線BL1〜BLkの電位が上昇する。
一方、センスアンプ回路8は、高速化を図るためゲート絶縁膜が薄膜化され、1.5〜3.3V程度の電圧で動作される。そして、消去動作時には、ビット線接続トランジスタのゲート電極27に1.5〜3.3V程度の電圧が印加され、ビット線BL1〜BLkに印加された20V程度の高電圧がビット線接続トランジスタにてカットオフされる。このため、消去動作時にビット線BL1〜BLkに印加された20V程度の高電圧がセンスアンプ回路8に伝わるのを防止することができ、センスアンプ回路8を保護することができる。なお、消去動作時には、ビット線接続トランジスタのゲート電極27および高濃度不純物拡散層24に1.5〜3.3V程度の電圧を印加するようにしてもよい。これにより、ビット線接続トランジスタのソース層を半導体基板21に対して正電位に設定することができ、ビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層24に0Vの電圧を印加した場合に比べて、バックバイアス効果によりリーク電流を抑えることができる。
ここで、外側レイアウト領域R1に配置されたビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26はパンチスルーストッパ層23に近接しているため、外側レイアウト領域R1に配置されたビット線接続トランジスタは、内側レイアウト領域R2に配置されたビット線接続トランジスタよりも、ドレイン電圧(ビット線電圧)の上昇に対するリーク電流の増大が顕著になる。リーク電流が増大すると、消去時においてウェル31を所望の消去電圧Veにまで昇圧できず、消去不良を引き起こす懸念が生じる。
このため、外側レイアウト領域R1に配置されたビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26と素子分離領域22との間のチャネル長方向の距離L3´は、内側レイアウト領域R2に配置されたビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26と素子分離領域22との間のチャネル長方向の距離L3より長くする。これにより、外側レイアウト領域R1に配置されたビット線接続トランジスタのリーク電流を抑制しつつ、内側レイアウト領域R2のビット線接続トランジスタの微細化を図ることが可能となる。
図5は、図4のビット線接続トランジスタの構成例を示す断面図である。なお、ビット線接続トランジスタに用いられる高耐圧トランジスタは、15V以上の電圧が印加されるトランジスタを言う。
図5において、半導体基板21にはゲート絶縁膜41を介して下部ゲート電極27Aが形成されている。なお、半導体基板21には、例えばボロンをP型不純物としてドープすることができる。半導体基板21の表面から1μmまでの深さにおけるP型不純物濃度は、1014cm−3以上且つ5×1016cm−3以下に設定することができる。ゲート絶縁膜41は、例えば膜厚が13nm〜40nmの範囲であるシリコン酸化膜、またはシリコンオキシナイトライド膜を材料に用いて形成することができる。ゲート絶縁膜41の膜厚を13nm以上とすることで、下部ゲート電極27Aと半導体基板21との間に20V以上の高電圧が印加されても、トンネルリークの発生を抑制し、MOSトランジスタの信頼性劣化を抑えることができる。下部ゲート電極27Aは、メモリセルトランジスタの電荷蓄積層35と同時に同一材料を用いて形成することができる。例えばリン、砒素、またはボロンが、1018cm−3から1021cm−3の範囲の濃度で添加された導電性の多結晶シリコンを材料に用いて形成することができる。下部ゲート電極27Aの膜厚は、例えば30nmから120nmの範囲に設定することができる。
下部ゲート電極27A上には、電極間絶縁膜27Bを介して上部ゲート電極27Cが形成されている。なお、下部ゲート電極27Aと上部ゲート電極27Cとは、電極間絶縁膜27Bに形成された開口部を介して接続されている。電極間絶縁膜27Bは、例えば、全体の厚さが2nmから30nmの間のシリコン酸化膜/シリコン窒化膜/シリコン酸化膜、シリコン窒化膜/シリコン酸化膜/シリコン窒化膜/シリコン酸化膜/シリコン窒化膜、シリコン酸化膜/AlOx/シリコン酸化膜、シリコン酸化膜/HfAlOx/シリコン酸化膜、シリコン酸化膜/HfOx/シリコン酸化膜、または、シリコン酸化膜を用いることができる。上部ゲート電極27Cは、例えば厚さ10nmから100nmの範囲のポリシリコン膜、厚さ2nmから40nmの範囲のWN(窒化タングステン)、厚さ10nmから100nmの範囲のW(タングステン)が順次積層されてなる3層構造とすることができる。上部ゲート電極27Cは、メモリセルトランジスタの制御ゲート電極36と同時に形成することができる。
上部ゲート電極27C上には、キャップ層27D、マスク層27Eおよび層間絶縁膜43が順次形成されている。下部ゲート電極27A、電極間絶縁膜27B、上部ゲート電極27C、キャップ層27Dおよびマスク層27Eの側壁には、サイドウォール42が形成されている。また、半導体基板21において、下部ゲート電極27A下のチャネル領域の両側には高濃度不純物拡散層24および低濃度不純物拡散層25が形成されている。なお、キャップ層27Dは、シリコン酸化膜またはシリコン窒化膜を用いることができる。マスク層27E、サイドウォール42および層間絶縁膜43は、シリコン酸化膜を用いることができる。
図6は、図1のビット線接続回路に配置されるビット線接続トランジスタのレイアウト例を示す平面図である。
図6において、半導体基板21には、ウェル31、51が形成され、ビット線接続回路9のレイアウト領域がウェル31、51間に設けられている。なお、ウェル31、51はP型に形成することができる。ウェル31にはメモリセルアレイ1を形成し、ウェル51にはセンスアンプ回路8を形成することができる。
ビット線接続回路9のレイアウト領域には、外側レイアウト領域R1および内側レイアウト領域R2が設けられている。外側レイアウト領域R1および内側レイアウト領域R2には、ビット線接続トランジスタがマトリックス状に配置され、素子分離領域22にて素子分離されている。外側レイアウト領域R1の外側にはパンチスルーストッパ層23が形成されている。
そして、外側レイアウト領域R1および内側レイアウト領域R2のアクティブ領域上には、ゲート絶縁膜を介してゲート電極27が形成されている。内側レイアウト領域R2のアクティブ領域において、ゲート電極27下のチャネル領域の両側には、高濃度不純物拡散層24および低濃度不純物拡散層25が形成されている。また、外側レイアウト領域R1のアクティブ領域において、ゲート電極27下のチャネル領域の両側には、高濃度不純物拡散層24および低濃度不純物拡散層25Bが形成されている。低濃度不純物拡散層25、25Bの内側には、高濃度不純物拡散層26が形成されている。なお、低濃度不純物拡散層25、25BはLDD層として用いることができる。また、ビット線接続トランジスタの素子間距離は0.3〜1μm程度に設定することができる。
さらに、マトリックス状に配置されたビット線接続トランジスタにおいて、チャネル長方向に隣接するビット線接続トランジスタは、互いに高濃度不純物拡散層26どうしが、または互いに低濃度不純物拡散層25どうしが対向するように配置されている。外側レイアウト領域R1においてウェル31、51と近接するビット線接続トランジスタは、隣接する内側レイアウト領域R2のビット線接続トランジスタと高濃度不純物拡散層24どうしが対向し、最外周に低濃度不純物拡散層25Bが配置されるように形成されている。各ビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26はビット線BL1〜BLmに接続され、各ビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層24はセンスアンプ回路8に接続されている。
また、外側レイアウト領域R1においてウェル31、51と近接して配置されたビット線接続トランジスタの最外周の高濃度不純物拡散層26と素子分離領域22との間のチャネル長方向の距離は、内側レイアウト領域R2に配置されたビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26と素子分離領域22との間のチャネル長方向の距離より長くする。さらに、外側レイアウト領域R1においてウェル31、51と近接して配置されたビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26とゲート電極27との間のチャネル長方向の距離は、内側レイアウト領域R2に配置されたビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26とゲート電極27との間のチャネル長方向の距離より長くする。
これにより、ウェル31、51と近接する側の外側レイアウト領域R1においてチャネル幅方向に沿って配置されたビット線接続トランジスタのリーク電流を抑制しつつ、耐圧を向上させることが可能となるとともに、内側レイアウト領域R2のビット線接続トランジスタでは必要以上にレイアウト面積を割り当てる必要がなくなり、ビット線接続回路9のアレイ長H2の増大を抑えることが可能となる。
図7(a)は、図4および図6の内側レイアウト領域に配置されるビット線接続トランジスタの概略構成を示す平面図、図7(b)は、図4の外側レイアウト領域に配置されるビット線接続トランジスタの一例を示す平面図、図7(c)は、図6の外側レイアウト領域に配置されるビット線接続トランジスタのその他の例を示す平面図である。
図7(a)において、図4および図6の内側レイアウト領域R2に配置されるビット線接続トランジスタでは、ビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26と素子分離領域22との間のチャネル長方向の距離はL3に設定される。このビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26と素子分離領域22との間のチャネル幅方向の距離はL4に設定される。このビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26とゲート電極27との間のチャネル長方向の距離はL2に設定される。ビット線接続トランジスタのチャネル幅はL1に設定される。このチャネル幅L1は0.4〜1.2μm程度に設定することができる。
図7(b)において、図4の外側レイアウト領域R1に配置されたビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26と素子分離領域22との間のチャネル長方向の距離L3´は、内側レイアウト領域R2に配置されたビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26と素子分離領域22との間のチャネル長方向の距離L3より長い。なお、距離L3´は0.35〜0.6μm程度とし、距離L3と比べて、少なくとも0.1μm以上1μm以内の範囲内で拡大することが好ましい。
図7(c)において、図6の外側レイアウト領域R1に配置されたビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26と素子分離領域22との間のチャネル長方向の距離L3´は、内側レイアウト領域R2に配置されたビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26と素子分離領域22との間のチャネル長方向の距離L3より長い。さらに、外側レイアウト領域R1に配置されたビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26とゲート電極27との間のチャネル長方向の距離L2´は、内側レイアウト領域R2に配置されたビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26とゲート電極27との間のチャネル長方向の距離L2より長い。
図8は、図6のビット線接続トランジスタのドレイン電流とドレイン電圧との関係を示す図である。なお、P2は、縦横5個以上アレイ状にビット線接続トランジスタを配置し、アレイ中央付近のビット線接続トランジスタのドレイン電圧を変化させ、その他のトランジスタのドレイン電圧を15Vに維持した場合を示す。P1は、アレイ状に配置された全てのビット線接続トランジスタのドレイン電圧を一度に変化させた場合を示す。
図8において、ドレイン電流が1E−10[A]から1E−6[A]の範囲の立ち上がりが、それぞれビット線接続トランジスタのドレイン層の表面耐圧を示している。明らかに、P2の方がP1よりも3V以上耐圧が高いことが判る。これは、中心部分のビット線接続トランジスタよりも、周辺部分のビット線接続トランジスタの耐圧が3V以上劣化する要因があることを示している。
ビット線接続トランジスタのようにチャネル幅が0.4〜1.2μm程度では、消去電圧印加時にドレイン層の空乏層の素子分離領域22下端の角で高電界がかかり、耐圧破壊やリーク不良に至る場合がある。特に、ビット線接続回路9のレイアウト領域の最外周に位置するビット線接続トランジスタは、パンチスルーストッパ層23との境界に近接することになり、素子分離端での耐圧不良およびリーク不良が懸念される。
アレイ内部のビット線接続トランジスタと比較して、アレイ端のビット線接続トランジスタは、パンチスルーストッパ層23に近接しているため、素子分離領域22下端のボロン濃度が濃い不純物分布となっている。消去電圧が印加されることにより、ビット線接続トランジスタのドレイン層の空乏層が拡大する。この時、パンチスルーストッパ層23があると、素子分離領域22下端の角での不純物濃度勾配が大きくなるため、ドレイン層の空乏層の伸びが抑制され、高電界がかかりやすい。特に、図6のようなビット線接続トランジスタの配置では、端のビット線接続トランジスタほど、パンチスルーストッパ層23からビット線接続トランジスタまでの距離が近く、ドレイン層の空乏層が伸びにくいため、空乏層で律速される耐圧が劣化する。
なお、図8の実験では、ビット線接続トランジスタ間の素子分離の間隔に対して、ビット線接続トランジスタとパンチスルーストッパ層23との距離を1.5倍以上十分確保して、単体のトランジスタの評価で耐圧劣化が無いほどの距離を維持しているが、ビット線接続トランジスタをアレイ状に配置すると、耐圧に影響が見られた。
ビット線接続トランジスタの耐圧を向上させるためには、ドレイン層表層および素子分離領域22下端の電界を緩和することが重要である。これらの電界を緩和するには、図7(a)の距離L2〜L4を増大させればよい。ここで、中心部分のビット線接続トランジスタよりも、周辺部分のビット線接続トランジスタの耐圧が3V以上劣化する要因があることを考慮し、周辺部分のみ図7(b)または図7(c)のようなビット線接続トランジスタを配置することにより、チップ面積の増大を抑えつつ、ビット線接続回路9の信頼性を向上させることができる。
(第2実施形態)
図9は、第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置に適用されるビット線接続トランジスタのレイアウト例を示す平面図である。
図9において、図6のレイアウトと同様に、ウェル31、51と近接する側の外側レイアウト領域R1においてチャネル幅方向に沿って配置されたビット線接続トランジスタでは、内側レイアウト領域R2の低濃度不純物拡散層25の代わりに低濃度不純物拡散層25Bが設けられている。
一方、外側レイアウト領域R1においてチャネル長方向に沿って配置されたビット線接続トランジスタでは、内側レイアウト領域R2の高濃度不純物拡散層24および低濃度不純物拡散層25の代わりに高濃度不純物拡散層24Cおよび低濃度不純物拡散層25Cが設けられている。外側レイアウト領域R1の四隅では内側レイアウト領域R2の高濃度不純物拡散層24および低濃度不純物拡散層25の代わりに高濃度不純物拡散層24Dおよび低濃度不純物拡散層25Dが設けられている。
ここで、外側レイアウト領域R1においてチャネル長方向に沿って配置されたビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26と素子分離領域22との間のチャネル幅方向の距離は、内側レイアウト領域R2に配置されたビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26と素子分離領域22との間のチャネル幅方向の距離より長くする。
これにより、外側レイアウト領域R1に配置されたビット線接続トランジスタのリーク電流を抑制しつつ、耐圧を向上させることが可能となるとともに、内側レイアウト領域R2のビット線接続トランジスタでは必要以上にレイアウト面積を割り当てる必要がなくなり、ビット線接続回路9のアレイ幅H1およびアレイ長H2の増大を抑えることが可能となる。
図10(a)は、図9の内側レイアウト領域に配置されるビット線接続トランジスタの概略構成を示す平面図、図10(b)は、図9の外側レイアウト領域に配置されるビット線接続トランジスタの一例を示す平面図、図10(c)は、図9の外側レイアウト領域に配置されるビット線接続トランジスタのその他の例を示す平面図である。
図10(a)において、図9の内側レイアウト領域R2に配置されるビット線接続トランジスタでは、ビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26と素子分離領域22との間のチャネル長方向の距離はL3に設定される。このビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26と素子分離領域22との間のチャネル幅方向の距離はL4に設定される。このビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26とゲート電極27との間のチャネル長方向の距離はL2に設定される。
図10(b)において、図9の外側レイアウト領域R1にチャネル長方向に沿って配置されたビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26と素子分離領域22との間のチャネル幅方向の距離L4´は、内側レイアウト領域R2に配置されたビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26と素子分離領域22との間のチャネル幅方向の距離L4より長い。そして、外側レイアウト領域R1にチャネル長方向に沿って配置されたビット線接続トランジスタのチャネル幅L1´は、内側レイアウト領域R2に配置されたビット線接続トランジスタのチャネル幅L1より長い。
図10(c)において、図9の外側レイアウト領域R1の4隅に配置されたビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26と素子分離領域22との間のチャネル長方向の距離L3´は、内側レイアウト領域R2に配置されたビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26と素子分離領域22との間のチャネル長方向の距離L3より長い。また、外側レイアウト領域R1の4隅に配置されたビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26と素子分離領域22との間のチャネル幅方向の距離L4´は、内側レイアウト領域R2に配置されたビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26と素子分離領域22との間のチャネル幅方向の距離L4より長い。さらに、外側レイアウト領域R1の4隅に配置されたビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26とゲート電極27との間のチャネル長方向の距離L2´は、内側レイアウト領域R2に配置されたビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26とゲート電極27との間のチャネル長方向の距離L2より長い。
なお、図10(c)において、高濃度不純物拡散層26とゲート電極27との間のチャネル長方向の距離を、図4の外側レイアウト領域R1に配置されたビット線接続トランジスタと同様内側レイアウト領域R2に配置されたビット線接続トランジスタにおける距離L2と等しくしてもよい。また、図10(b)および図10(c)において、各ビット線接続トランジスタの高濃度不純物拡散層26と素子分離領域22との間のチャネル幅方向の距離を、高濃度不純物拡散層26の両側で内側レイアウト領域R2に配置されたビット線接続トランジスタに比べて長くなるようにしたが、パンチスルーストッパ層23に近接する側についてのみ高濃度不純物拡散層26と素子分離領域22との間のチャネル幅方向の距離を長くして、内側レイアウト領域R2に近接する側高濃度不純物拡散層26と素子分離領域22との間のチャネル幅方向の距離については、内側レイアウト領域R2に配置されたビット線接続トランジスタが有する距離L4と等しくなるようにしてもよい。
(第3実施形態)
図11は、第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置に適用されるビット線接続トランジスタのレイアウト例を示す平面図である。
図11において、このレイアウトでは、外側レイアウト領域R1に配置されたビット線接続トランジスタは、内側レイアウト領域R2に配置されたビット線接続トランジスタとサイズが等しくなっている。
ただし、ビット線接続回路9のレイアウト領域における高濃度不純物拡散層24と低濃度不純物拡散層25の配置を入れ換えることで、ウェル31、51と近接する側の外側レイアウト領域R1に配置されたビット線接続トランジスタでは、センスアンプ回路8に接続される高濃度不純物拡散層24に対してビット線BL1〜BLmに接続される高濃度不純物拡散層26が内側に配置されている。
これにより、ウェル31、51と近接する側の外側レイアウト領域R1に配置されたビット線接続トランジスタでは、高濃度不純物拡散層26を外側に配置した場合に対してパンチスルーストッパ層23との間の距離を大きくすることができる。このため、外側レイアウト領域R1に配置されたビット線接続トランジスタのサイズを大きくすることなく、そのビット線接続トランジスタのリーク電流を抑制することができ、ビット線接続回路9のアレイ幅H1およびアレイ長H2の増大を抑えることが可能となる。なお、外側レイアウト領域R1においてチャネル長方向に沿って配置されたビット線接続トランジスタに対し、第2実施形態と同様に、高濃度不純物拡散層26と素子分離領域22との間のチャネル幅方向の距離を内側レイアウト領域R2に配置されたビット線接続トランジスタにおける距離より長くしてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 メモリセルアレイ、B1〜Bn ブロック、2 ロウ選択回路、3 ウェル電位設定回路、4 ソース電位設定回路、5 カラム選択回路、6 データ入出力バッファ、7 制御回路、8 センスアンプ回路、9 ビット線接続回路

Claims (5)

  1. 電気的に書き込みおよび消去が可能なメモリセルと、
    前記メモリセルに記憶されたデータに応じた電位をカラム方向に伝送するビット線と、
    前記ビット線の電位を検出するセンスアンプ回路と、
    前記ビット線と前記センスアンプ回路との間に接続されたビット線接続回路とを備え、
    前記ビット線接続回路は、
    前記ビット線接続回路の外側レイアウト領域に配置された第1のビット線接続トランジスタと、
    前記ビット線接続回路の内側レイアウト領域に配置された第2のビット線接続トランジスタとを備え、
    前記第1のビット線接続トランジスタは、前記ビット線に接続される不純物拡散層と素子分離領域との間のチャネル長方向の距離が前記第2のビット線接続トランジスタに比べて長いことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 電気的に書き込みおよび消去が可能なメモリセルと、
    前記メモリセルに記憶されたデータに応じた電位をカラム方向に伝送するビット線と、
    前記ビット線の電位を検出するセンスアンプ回路と、
    前記ビット線と前記センスアンプ回路との間に接続されたビット線接続回路とを備え、
    前記ビット線接続回路は、
    前記ビット線接続回路の外側レイアウト領域に配置された第1のビット線接続トランジスタと、
    前記ビット線接続回路の内側レイアウト領域に配置された第2のビット線接続トランジスタとを備え、
    前記第1のビット線接続トランジスタは、前記ビット線に接続される不純物拡散層と素子分離領域との間のチャネル幅方向の距離が前記第2のビット線接続トランジスタに比べて長いことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記第1のビット線接続トランジスタは、前記ビット線に接続される不純物拡散層とゲート電極との間の距離が前記第2のビット線接続トランジスタに比べて長いことを特徴とする請求項1または2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 電気的に書き込みおよび消去が可能なメモリセルと、
    前記メモリセルに記憶されたデータに応じた電位をカラム方向に伝送するビット線と、
    前記ビット線の電位を検出するセンスアンプ回路と、
    前記ビット線と前記センスアンプ回路との間に接続されたビット線接続回路とを備え、
    前記ビット線接続回路は、
    前記ビット線接続回路の外側レイアウト領域に配置された第1のビット線接続トランジスタと、
    前記ビット線接続回路の内側レイアウト領域に配置された第2のビット線接続トランジスタとを備え、
    前記第1のビット線接続トランジスタは、前記センスアンプ回路に接続される不純物拡散層に対して前記ビット線に接続される不純物拡散層が内側に配置されていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記ビット線接続回路のレイアウト領域を囲むようにパンチスルーストッパ層が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
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