JP5862537B2 - コルゲートチューブ及びコルゲートチューブ付ワイヤーハーネス - Google Patents

コルゲートチューブ及びコルゲートチューブ付ワイヤーハーネス Download PDF

Info

Publication number
JP5862537B2
JP5862537B2 JP2012222999A JP2012222999A JP5862537B2 JP 5862537 B2 JP5862537 B2 JP 5862537B2 JP 2012222999 A JP2012222999 A JP 2012222999A JP 2012222999 A JP2012222999 A JP 2012222999A JP 5862537 B2 JP5862537 B2 JP 5862537B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corrugated tube
extending
pieces
main body
extending pieces
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012222999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014075936A (ja
Inventor
正堂 清水
正堂 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2012222999A priority Critical patent/JP5862537B2/ja
Priority to EP13843356.0A priority patent/EP2905855A4/en
Priority to US14/431,443 priority patent/US9263866B2/en
Priority to PCT/JP2013/071189 priority patent/WO2014054337A1/ja
Priority to CN201380052179.9A priority patent/CN104704692A/zh
Publication of JP2014075936A publication Critical patent/JP2014075936A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5862537B2 publication Critical patent/JP5862537B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/0207Wire harnesses
    • B60R16/0215Protecting, fastening and routing means therefor
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/04Protective tubing or conduits, e.g. cable ladders or cable troughs
    • H02G3/0406Details thereof
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L9/00Rigid pipes
    • F16L9/22Pipes composed of a plurality of segments
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B7/00Insulated conductors or cables characterised by their form
    • H01B7/0045Cable-harnesses
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/04Protective tubing or conduits, e.g. cable ladders or cable troughs
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/04Protective tubing or conduits, e.g. cable ladders or cable troughs
    • H02G3/0462Tubings, i.e. having a closed section
    • H02G3/0468Corrugated

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Description

この発明は、電線を保護するコルゲートチューブに関する。
電線に対して保護のためにコルゲートチューブが外装されることがある。コルゲートチューブには、スリットが形成されており、当該スリットを通じて電線がコルゲートチューブ内に配設される。また、コルゲートチューブ内に電線を配設した後には、コルゲートチューブに粘着テープが巻付けられ、これにより、コルゲートチューブの開きが抑制されている。
しかしながら、長時間経過すると、粘着テープの粘着性が劣化してしまう恐れがある。あるいは、粘着テープの基材が劣化し、粘着テープが破断してしまう恐れがある。このため、コルゲートチューブがスリットで開いてしまう恐れがある。
そこで、特許文献1のように、ロック構造を形成したコルゲートチューブが提案されている。
特許文献1に開示のコルゲートでは、スリットを挟む両端部の一方側にロック突起が形成されている。そして、スリットを閉じると、前記ロック突起と前記両端部の他方側の閉壁とが係合して、スリットが閉鎖状態にロックされる。
特開2009−38964号公報
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、ロック突起は閉壁の内周側から閉壁に係合している。このため、スリットを挟む両端部がコルゲートチューブの径方向にずれてしまう恐れがある。これにより、例えば、スリットを挟む一方側の端部が他方側の端部の内周側に入り込んでしまう恐れがある。あるいは、ロック突起の係合が解除され、コルゲートチューブが開いてしまう恐れがある。
そこで、本発明は、スリットの閉じ合わせ状態をより確実に一定に維持できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、第1〜第3の態様は、筒状に形成され、その長手方向に沿って環状凸部と環状凹部とが交互に形成されると共に、その長手方向に沿ってスリットが形成されたコルゲートチューブ本体部と、前記コルゲートチューブ本体部のうち前記スリットを挟む両側縁部の一方側に間隔をあけて設けられ、両側部に第1係止用凹部が形成された複数の第1延出片と、前記両側縁部の他方側であって前記複数の第1延出片の間の各位置に間隔をあけて設けられ、両側部に前記第1係止用凹部に係止可能な第2係止用凹部が形成された複数の第2延出片と、を備える。
第4の態様は、第1〜第3のいずれか1つの態様に係るコルゲートチューブであって、前記複数の第1延出片及び前記複数の第2延出片の少なくとも一方に、それらの先端側に向けて内側に向うガイド側部が少なくとも1つ形成されている。
また、第1の態様では、前記コルゲートチューブ本体部の内周部のうち、前記複数の第1延出片と前記複数の第2延出片とが嵌め合わされた状態で、前記複数の第1延出片又は前記複数の第2延出片が配設される部分に凹部が形成されている。
また、第2の態様では、前記複数の第1延出片は、前記第1係止用凹部が設けられた位置で段部を介して前記コルゲートチューブ本体部の内周側に凹んでおり、前記複数の第2延出片は、前記第2係止用凹部が設けられた位置で段部を介して前記コルゲートチューブ本体部の内周側に凹んでいる。
また、第3の態様では、互いに対向し合う2つの前記第1係止用凹部又は2つの前記第2係止用凹部の底間寸法は、それらの間に嵌め込まれる前記第2延出片又は第1延出片の最大幅寸法よりも大きい。
第5の態様に係るコルゲートチューブ付ワイヤーハーネスは、少なくとも1本の電線を含むワイヤーハーネスと、前記複数の第1延出片と前記複数の第2延出片とが嵌まり合った状態で、前記ワイヤーハーネスを覆う、第1〜第4のいずれか1つの態様に係るコルゲートチューブと、を備える。
第1〜第3又は第5の態様によると、複数の第1延出片と複数の第2延出片とを、互いの隙間に挿入するように嵌め合わせることで、複数の第1延出片の各第1係止用凹部と、複数の第2延出片の各第2係止用凹部とが係止し合う。これにより、スリットの閉じ合わせ状態をより確実に一定に維持することができる。
第4の態様によると、前記複数の第1延出片及び前記複数の第2延出片の少なくとも一方に、それらの先端側に向けて内側に向うガイド側部が少なくとも1つ形成されているため、前記複数の第1延出片及び前記複数の第2延出片の少なくとも一方を、他方の間に挿入し易い。
第1の態様によると、コルゲートチューブの内周側への第1延出片及び第2延出片の突出を抑制することができる。
第2の態様によると、複数の第1延出片の第1係止用凹部と複数の第2延出片の第2係止用凹部とは、それぞれの段部の位置で互いに係止し合うため、第1係止用凹部と第2係止用凹部とがより確実に係止し合い、スリットの開きをより確実に抑制できる。
第3の態様によると、互いに対向し合う2つの前記第1係止用凹部又は2つの前記第2係止用凹部の底間寸法は、それらの間に嵌め込まれる前記第2延出片又は第1延出片の最大幅寸法よりも大きいため、前記複数の第1延出片及び前記複数の第1延出片の少なくとも一方を、互いに対向し合う2つの前記第1係止用凹部又は前記第2係止用凹部間に容易に挿入することができる。

実施形態に係るコルゲートチューブが取付けられたワイヤーハーネスの部分平面図である。 同上のコルゲートチューブの部分斜視図である。 同上のコルゲートチューブの部分断面図である。 同上のコルゲートチューブのスリット部分を内周側から見た部分説明図である。 スリットを閉じる前の状態におけるコルゲートチューブの部分平面図である。 同上のコルゲートチューブの部分斜視図である。 同上のコルゲートチューブの部分断面図である。 同上のコルゲートチューブのスリット部分を内周側から見た部分説明図である。 スリットを閉じる途中状態におけるコルゲートチューブの部分平面図である。 同上のコルゲートチューブの部分斜視図である。 同上のコルゲートチューブの部分断面図である。 同上のコルゲートチューブのスリット部分を内周側から見た部分説明図である。 変形例に係るコルゲートチューブが取付けられたワイヤーハーネスの部分平面図である。 同上のコルゲートチューブの部分斜視図である。 同上のコルゲートチューブの部分断面図である。 同上のコルゲートチューブのスリット部分を内周側から見た部分説明図である。 スリットを閉じる前の状態におけるコルゲートチューブの部分平面図である。 同上のコルゲートチューブの部分斜視図である。 同上のコルゲートチューブの部分断面図である。 同上のコルゲートチューブのスリット部分を内周側から見た部分説明図である。
以下、実施形態に係るコルゲートチューブ及びコルゲートチューブ付ワイヤーハーネスについて説明する。図1は実施形態に係るコルゲートチューブ20が取付けられたワイヤーハーネス10の部分平面図であり、図2はコルゲートチューブ20の部分斜視図であり、図3はコルゲートチューブ20の部分断面図であり、図4はコルゲートチューブ20のスリットS部分を内周側から見た部分説明図である。また、図5〜図8はコルゲートチューブ20をスリットSで閉じる前の状態を示す図であり、図9〜図12はコルゲートチューブをスリットSで閉じる途中状態を示す図である。
このコルゲートチューブ20は、車両等に配設されるワイヤーハーネス10を覆って保護する部材である。
ここで、ワイヤーハーネス10は、複数の電線が結束された構成とされている。より具体的には、ワイヤーハーネス10は、複数の電線が配設対象となる車両への配線形態に応じて分岐しつつ結束された構成とされている。ワイヤーハーネス10は、必ずしも分岐していなくてもよい。また、ワイヤーハーネス10は、単一の電線によって構成されていてもよい。さらに、ワイヤーハーネス10に、他の光ケーブル等が結束されていてもよい。ワイヤーハーネス10に対して本コルゲートチューブ20が装着される部分は、ワイヤーハーネス10の少なくとも一部であればよく、ワイヤーハーネス10の一部であっても、ほぼ全体であってもよい。
コルゲートチューブ20は、コルゲートチューブ本体部21と、複数の第1延出片30と、複数の第2延出片40とを備えており、全体としてスリットSを有する筒状に形成されている。このコルゲートチューブ20は、例えば、溶融した樹脂を筒状に押出し、これをバキューム成形或はブロー成形等によって所定の金型に押付けることによって形成される。このため、コルゲートチューブ20は、後述する環状凸部22及び環状凹部24を含むコルゲートチューブ本体部21の部分,複数の第1延出片30及び複数の第2延出片40を形成する各部分において、同一厚みとなるように形成されている。
コルゲートチューブ本体部21は、筒状に形成されており、その長手方向に沿ってスリットSが形成されている。換言すれば、コルゲートチューブ本体部21は、横断面C字状をなす筒状に形成されている。また、コルゲートチューブ本体部21は、その長手方向に沿って環状凸部22及び環状凹部24が交互に形成された構成とされている。環状凸部22は、コルゲートチューブ本体部21の外周面においてその周方向に突出する部分である。環状凹部24は、コルゲートチューブ本体部21の外周面においてその周方向に凹む部分である。これら環状凸部22及び環状凹部24は、上記したように、同一厚みとなるように形成されている。従って、コルゲートチューブ本体部21を内側から観察すると、上記環状凸部22が形成された部分は環状に凹んでおり、上記環状凹部24が形成された部分は環状に突出している。
このコルゲートチューブ本体部21は、環状凸部22と環状凹部24との間の段部等で容易に弾性変形するため、全体としてみると曲げ変形容易な性質を有している。また、上記環状凹部24の内径は、装着対象となるワイヤーハーネス10の外径よりも大きい(通常は多少大きい程度)に設定されている。
複数の第1延出片30は、コルゲートチューブ本体部21のうちスリットSを挟む両側縁部の一方側に間隔をあけて形成されている。また、複数の第2延出片40は、コルゲートチューブ本体部21のうちスリットSを挟む両側縁部の他方側に間隔をあけて形成されている。
また、複数の第2延出片40は、コルゲートチューブ本体部21の長手方向において、複数の第1延出片30の間の各位置に設けられている。換言すれば、複数の第1延出片30と複数の第2延出片40とは、コルゲートチューブ本体部21の長手方向において、交互に設けられている。隣合う第1延出片30と第2延出片40とは、後述する僅かな隙間である切断線を介して隣合っている。
そして、複数の第1延出片30が、複数の第2延出片40の間を通ってコルゲートチューブ本体部21の内周側に潜り込むように配設されると共に、複数の第2延出片40が複数の第1延出片30の間を通ってコルゲートチューブ本体部21の内周側に潜り込むように配設される。これにより、複数の第1延出片30と複数の第2延出片40とが互いに噛合うように嵌まり合ってスリットSが閉じられるようになっている。
特に、本実施形態においては、複数の第1延出片30及び複数の第2延出片40は、複数の環状凸部22と対応する位置及びピッチで形成されている。より具体的には、複数の第1延出片30が複数の環状凸部22に対して一つおきに形成されている。複数の第2延出片40は、上記複数の第1延出片30間に配設されるように、複数の環状凸部22に対して一つおきに形成されている。そして、隣合う第1延出片30と第2延出片40とが、環状凹部24に対応する位置で分離されている。そして、スリットSを閉じると、複数の第1延出片30と複数の第2延出片40とは、それぞれ対向する環状凸部22の内周側に潜り込むように配設される。
なお、第1延出片30及び第2延出片40は、上記環状凸部22及び環状凹部24の位置及びピッチとは無関係に形成されていてもよい。
第1延出片30の両側部には、第1係止用凹部32が形成されている。ここでは、第1延出片30は、板状に形成されており、その基端部の両側部に、第1延出片30の幅方向中央部に向けて線状に凹むようにして第1係止用凹部32が形成されている。より具体的には、第1係止用凹部32は、第1延出片30の平面視において、方形状に凹む形状に形成され、その一側の縁部は、スリットSを挟む両側縁部の一方側の外縁に対して同一直線上に位置している。
また、第2延出片40の両側部には、第2係止用凹部42が形成されている。これらの第2延出片40及び第2係止用凹部42は、上記第1延出片30及び第1係止用凹部32と同形状に形成されている。
そして、複数の第1延出片30と複数の第2延出片40とを上記のように嵌め合った状態で、第1延出片30の基端部と第2延出片40の基端部とが、コルゲートチューブ本体部21の周方向において重なり合う位置に配設されると、互いに隣合う第1係止用凹部32と第2係止用凹部42とが係止し合う。これにより、複数の第1延出片30と複数の第2延出片40との嵌め合い状態が維持される。
また、第1延出片30の両側部に、その先端側に向けて内側に向う一対のガイド側部34が形成されている。ここでは、第1延出片30の両側部が、その先端側に向けて内向き傾斜するガイド側部34に形成されている。また、ここでは、第1延出片30の先端縁部は、第1延出片30の延出方向に対して直交する方向に延びている。つまり、第1延出片30は台形状の平面視形状を呈している。
また、第2延出片40の両側部に、その先端側に向けて内側に向う一対のガイド側部44が形成されている。ここでは、第2延出片40の両側部が、その先端側に向けて内向き傾斜するガイド側部44に形成されている。また、ここでは、第2延出片40の先端縁部は、第2延出片40の延出方向に対して直交する方向に延びている。つまり、第2延出片40は台形状の平面視形状を呈している。
そして、複数の第1延出片30と複数の第2延出片40とを、互いの隙間に挿入する際に、各ガイド側部34、44が相手側のガイド側部34、44、第11係止用凹部32、第2係止用凹部42に摺接する。これにより、複数の第1延出片30と複数の第2延出片40との挿入作業を円滑に行える。
なお、ガイド側部34、44は、直線状に傾斜している必要はなく、湾曲しつつ第1延出片30又は第2延出片40の先端側に向けてその内側に向う形状であってもよい。
なお、隣合う第1延出片30の対向部分に形成され、互いに対向し合う2つの第1係止用凹部32の底間寸法Aは、それらの間に嵌め込まれる第2延出片40の最大幅寸法Bよりも大きく設定されている(図4参照)。これにより、第2延出片40を、隣合う第1延出片30間であって隣合う2つの第1係止用凹部32間に円滑に挿入することができる。
もっとも、互いに対向し合う2つの第1係止用凹部32の底間寸法Aが、それらの間に嵌め込まれる第2延出片40の最大幅寸法Bと同じ又は当該最大幅寸法Bよりも小さく設定されていてもよい。この場合でも、第1延出片30及び第2延出片40を弾性変形させることで、第2延出片40を、隣合う第1延出片30間であって隣合う2つの第1係止用凹部32間に挿入することができる。
同様に、隣合う第2延出片40の対向部分に形成され、互いに対向し合う2つの第2係止用凹部42の底間寸法は、それらの間に嵌め込まれる第1延出片30の最大幅寸法よりも大きく設定されている。これは勿論必須ではない。
また、第1延出片30は、上記第1係止用凹部32が形成された部分、より具体的には、2つの第1係止用凹部32の間の部分で段部36を介してコルゲートチューブ本体部21の内周側に凹んでいる(図3、図7及び図11参照)。第1延出片30のうち段部36よりも先端側の部分36bは、その基端側の部分(コルゲートチューブ本体部21の内周部分である環状凹部24部分)よりも第1延出片30の厚み分程度コルゲートチューブ本体部21の内周側に凹んでいる。また、第1延出片30の前記先端側の部分36bは、コルゲートチューブ本体部21の周方向に沿って湾曲する板状に形成されている。
同様に、第2延出片40は、上記第2係止用凹部42が形成された部分で段部46を介してコルゲートチューブ本体部21の内周側に凹んでいる(図3、図7及び図11参照)。第2延出片40のうち段部46よりも先端側の部分46bは、その基端側の部分(コルゲートチューブ本体部21の内周部分である環状凹部24部分)よりも第2延出片40の厚み分程度コルゲートチューブ本体部21の内周側に凹んでいる。また、第2延出片40の前記先端側の部分46bは、それぞれコルゲートチューブ本体部21の周方向に沿って湾曲する板状に形成されている。
そして、第1延出片30と第2延出片40とが嵌まり合った状態では、段部36、46の位置で、第1係止用凹部32と第2係止用凹部42とが係止し合う。この状態では、第1延出片30のうち上記先端側の部分36bと、第2延出片40のうち上記先端側の部分46bとが、コルゲートチューブ本体部21の内周側に一段下がった位置に配設される(図3参照)。そして、上記先端側の部分36bの両側部の基端向き部分(台形状の底辺両側部分)と、上記先端側の部分46bの両側部の基端向き部分(台形状の底辺両側部分)とが互いに対向し合う位置に配設される(図3参照)。そして、コルゲートチューブ本体部21をスリットSで開くような力が加わると、上記先端側の部分36bの両側部の基端向き部分と、上記先端側の部分46bの両側部の基端向き部分とが当接し合い、第1係止用凹部32と第2係止用凹部42とがより確実に係止し合うようになる。これにより、スリットSの開きがより確実に抑制されている。
もっとも、第1延出片30と第2延出片40とが段部36、46を介してコルゲートチューブ本体部21の内周側に凹まない形状であっても、第1延出片30と第2延出片40とを弾性変形させつつそれらを嵌め合わせることにより、第1係止用凹部32と第2係止用凹部42とは係止し合う。このため、第1延出片30と第2延出片40とが段部36、46を介してコルゲートチューブ本体部21の内周側に凹むことは必須ではない。
なお、本実施形態では、第1延出片30と第2延出片40とは、コルゲートチューブ本体部21の長手方向に位置をずらすと対称形状を呈する例で説明したが、これは必須ではない。
また、コルゲートチューブ本体部21の内周部のうち、複数の第1延出片30と複数の第2延出片40とが嵌め合わされた状態で、複数の第1延出片30又は複数の第2延出片40が配設される部分に凹部26が形成されている。
第1延出片30と第2延出片40とが嵌まり合った状態で、第1延出片30の先端側の部分36bはコルゲートチューブ本体部21の内周側に配設され、第2延出片40の先端側の部分36bはコルゲートチューブ本体部21の内周側に配設される。このため、特に対策を施さないと、コルゲートチューブ本体部21の内周部において第1延出片30及び第2延出片40がその厚み分突出してしまう。そこで、コルゲートチューブ本体部21の内周部のうちスリットSを挟む部分に、第1延出片30又は第2延出片40の厚みに応じた凹みを形成して、上記凹部26を形成している。
本実施形態では、コルゲートチューブ本体部21のうちスリットSを挟む両側縁部の内周側部分(つまり、各環状凹部24の内周側部分)に、コルゲートチューブ本体部21の長手方向において連続的に凹む凹部26を形成している。コルゲートチューブ本体部21の周方向において、凹部26は、第1延出片30の先端側の部分36b又は第2延出片40の先端側の部分36bの長さ寸法以上の凹みに形成されている。
上記のようなコルゲートチューブ20は、例えば、次のようにして製造することができる。すなわち、上記コルゲートチューブ本体部21に対して複数の第1延出片30及び複数の第2延出片40が一体的に繋がった環状のコルゲートチューブ中間生成物を製造する(図5において、コルゲートチューブ本体部21に対して複数の第1延出片30及び複数の第2延出片40が一体化されている構成を想定)。かかるコルゲートチューブ中間生成物は、溶融した樹脂を筒状に押出し、これをバキューム成形或はブロー成形等によって所定の金型に押付けることによって形成することができる。このコルゲートチューブ中間生成物を製造するための装置としては、一般的に用いられている、コルゲートチューブ成形用のバキューム成形装置等において、金型等を変更することで実現することができる。
このコルゲートチューブ中間生成物を、第1延出片30と第2延出片40との間、第1延出片30及び第2延出片40とコルゲートチューブ本体部21との間、さらに、第1係止用凹部32及び第2係止用凹部42を形成すべき部分で、切断すると、図5〜図8に示すように、直線状のスリットSを挟む両側縁部の一方側に複数の第1延出片30が形成されると共に、両側縁部の他方側に複数の第2延出片40が形成されたコルゲートチューブ20を製造することができる。なお、切断は、レーザー加工、剪断刃等により行うことができる。特に、各切断箇所を直線状に切断することで、当該切断加工を容易に行うことができる。
もっとも、上記のようなコルゲートチューブ20は、一般的な射出成形金型等によって製造されてもよい。
このように構成されたコルゲートチューブ20をワイヤーハーネス10に装着する際の動作について説明する。
すなわち、コルゲートチューブ20内にワイヤーハーネス10を配設した状態で、図9〜図12に示すように、複数の第1延出片30と複数の第2延出片40とを相互間に配設するようにした状態で、コルゲートチューブ本体部21の両側縁部を近づけて、複数の第1延出片30を対向する側縁部の内周側に滑り込ませると共に、複数の第2延出片40を対向する側縁部の内周側に滑り込ませるようにする。そして、図1〜図4に示すように、複数の第1延出片30と複数の第2延出片40とを奥深く挿入し、複数の第1延出片30の基端部と複数の第2延出片40の基端部とが、コルゲートチューブ本体部21の周方向において互いに重なり合う位置関係になると、第1係止用凹部32と第2延出片40とが係止し合う。より具体的には、第1係止用凹部32のうちの第1延出片30基端側向き部分と、第2係止用凹部42のうちの第2延出片40基端側向き部分とが対向し合うようになる。これにより、複数の第1延出片30と複数の第2延出片40とが互いの抜け方向に移動することが抑制され、スリットSの開きが抑制される。また、スリットSを挟む両側縁部の一方側に設けられた第1延出片30は、当該両側縁部の他方側の内周部に配設されており、当該両側縁部の他方側に設けられた第2延出片40は、当該両側縁部の一方側の内周部に配設されている。このため、スリットSを挟む両側縁部が、コルゲートチューブ本体部21の径方向に位置ずれし難い。
以上のように構成されたコルゲートチューブ20、コルゲートチューブ20付のワイヤーハーネス10によると、複数の第1延出片30と複数の第2延出片40とを、互いの隙間に挿入するように嵌め合わせることで、第1係止用凹部32と第2係止用凹部42とが係止し合う。この状態では、スリットSを挟む両側縁部がコルゲートチューブ20の径方向にずれ難い。このため、スリットSを挟む両側縁部の一方が他方の内側に潜り込むといった事態は生じ難い。また、スリットSを挟む両側縁部をコルゲートチューブ20の径方向にずらす力が作用したとしても、第1係止用凹部32と第2係止用凹部42との係止は解除され難い。このため、スリットSの閉じ合わせ状態を安定して一定状態に維持することができる。勿論、複数の第1延出片30と複数の第2延出片40とは、コルゲートチューブ本体部21の長手方向においても嵌まり合っているため、コルゲートチューブ20の長手方向においても、スリットSを挟む両側縁部はずれ難い。
また、特許文献1に開示のように、スリットを挟む両端部の一方側にロック突起を形成し、かかるロック突起を利用したロック構造では次のような問題もあった。すなわち、コルゲートチューブに、ロック突起及びこれを受ける凹部を含む凹凸形状を形成する場合、生産時の条件調整(生産ライン速度、樹脂吐出量、ブロー成形する際等のエアー吐出圧力等)が非常に難しかった。また、かかるコルゲートチューブを、金型を利用して成形する際には、凹凸形状によって離型性も悪化してしまうこととなっていた。また、上記ロック突起の突出高さによって、当該ロック突起が凹部に嵌まった状態での保持力が変動すると推測されるため、上記ロック突起の形状の安定化は重要であり、この点から、通常よりも厳しい製造品質管理が要求されることとなる。
これに対して、本コルゲートチューブ20では、第1延出片30の側部に形成された第1係止用凹部32と第2延出片40の側部に形成された第2係止用凹部42とが係止し合ってスリットSを閉じる構成である。このため、コルゲートチューブ20に、新たに付加して形成すべき凹凸加工部分は少ない。このため、生産時の条件調整の困難性を引き起し難い。また、コルゲートチューブ20の径方向への突出部分を利用した係止構造ではないため、スリットSを閉じる保持力を一定にするために、金型成型時の凹凸高さを厳しく管理する必要性はそれ程要求されない。このため、通常と比べて厳しい製造品質管理が要求され難い。
また、複数の第1延出片30及び複数の第2延出片40に、それらの先端側に向けて内側に向うガイド側部34が形成されているため、複数の第1延出片30及び複数の第2延出片40を、相互の間に容易に挿入することができる。
また、コルゲートチューブ本体部21のうち、複数の第1延出片30と複数の第2延出片40とが嵌め合わされた状態で、複数の第1延出片30又は複数の第2延出片40が配設される部分に凹部26が形成されているため、コルゲートチューブ本体部21の内周側への第1延出片30及び第2延出片40の突出が抑制される。
もっとも、コルゲートチューブ本体部21が凹部26で凹んでいることは必須ではない。
また、複数の第1延出片30は、第1係止用凹部32が設けられた位置で段部36を介してコルゲートチューブ本体部21の内周側に凹んでおり、複数の第2延出片40は、第2係止用凹部42が設けられた位置で段部46を介してコルゲートチューブ本体部21の内周側に凹んでいるため、第1係止用凹部32と第2係止用凹部42とは、それぞれの段部36、46の位置で互いに係止し合う。このため、第1係止用凹部32と第2係止用凹部42とがより確実に係止し合い、スリットSの開きをより確実に抑制できる。
また、互いに対向し合う2つの第1係止用凹部32又は2つの第2係止用凹部42の底間寸法Aは、それらの間に嵌め込まれる第2延出片40又は第1延出片30の最大幅寸法Bよりも大きいため、複数の第1延出片30及び複数の第2延出片40の少なくとも一方を、互いに対向し合う2つの第1係止用凹部32又は第2係止用凹部42間に容易に挿入することができる。
なお、第1延出片30及び第2延出片40の側部が、上記のようなガイド側部34、44に形成されていることは必須ではなく、第1延出片30及び第2延出片40の延出方向に向けて真っ直ぐ延在していてもよい。また、第1延出片30及び第2延出片40の一方のみにガイド側部34、44が形成されていてもよい。また、第1延出片30及び第2延出片40の一方側の側部のみにガイド側部34、44が形成されていてもよい。
第1延出片130及び第2延出片140の側部形状に関する変形例について説明する。
図13は変形例に係るコルゲートチューブ120が取付けられたワイヤーハーネス110の部分平面図であり、図14はコルゲートチューブ120の部分斜視図であり、図15はコルゲートチューブ120の部分断面図であり、図16はコルゲートチューブ120のスリットS部分を内周側から見た部分説明図である。また、図17〜図20はコルゲートチューブ120をスリットSで閉じる前の状態を示す図である。
この変形例に係るコルゲートチューブ120が上記実施形態に係るコルゲートチューブ20と異なるのは、第1延出片30に対応する第1延出片130の形状、及び、第2延出片40に対応する第2延出片140の形状である。
すなわち、複数の第1延出片130の両端部には、第1係止用凹部132が形成されている。ここでは、第1延出片130は、板状に形成されており、その基端部の両側部に、第1延出片130の幅方向中央部に向けて線状に凹むようにして第1係止用凹部132が形成されている。より具体的には、第1係止用凹部132は、第1延出片130の平面視において、方形状に凹む形状に形成され、その一側の縁部は、スリットSを挟む両側縁部の一方側の外縁に対して同一直線上に位置している。
また、第2延出片140の両側部には、第2係止用凹部142が形成されている。これらの第2延出片140及び第2係止用凹部142は、上記第1延出片130及び第1係止用凹部132と同形状に形成されている。
そして、複数の第1延出片130と複数の第2延出片140とを上記のように嵌め合った状態で、第1延出片130の基端部と第2延出片140の基端部とが、コルゲートチューブ本体部21の周方向において重なり合う位置に配設されると、互いに隣合う第1係止用凹部132と第2係止用凹部142とが係止し合う。これにより、複数の第1延出片130と複数の第2延出片140との嵌め合い状態が維持される。
また、第1延出片130の先端側両角部は、L字状に切り欠かれた形状に形成されている。つまり、第1延出片130のうち一対の第1係止用凹部132よりも先端側の部分は、両側外方に突出する方形状の一対の側部134aと、一対の側部134aよりも幅狭な幅で先端側に突出する方形状の先端部134bとを含み、平面視においてT字状をなす形状に形成されている。
また、第2延出片140も、一対の側部144aと先端部144bとを含み、上記第1延出片130と同形状に形成されている。
第1延出片130及び第2延出片140を上記形状に形成することで、第1延出片130の一対の側部134aを第2延出片140の先端側の切り欠き状部分に配設し、また、第2延出片140の一対の側部144aを第1延出片130の先端側の切り欠き状部分に配設することができる。従って、コルゲートチューブ本体部21のうちスリットSを挟む部分を、第1延出片130及び第2延出片140の境界に沿って線状に切断することで、それら第1延出片130及び第2延出片140を容易に形成することができる。
なお、隣合う第1延出片130の対向部分に形成され、互いに対向し合う2つの第1係止用凹部132の底間寸法Aは、それらの間に嵌め込まれる第2延出片140の最大幅寸法Bよりも大きく設定されている(図16参照)。また、第1延出片130及び第2延出片140の基端部には、上記実施形態と同様に段部36、46が形成されている。
この変形例でも、第1延出片130及び第2延出片140の先端部を下方に押えながら、それらを上記実施形態と同様に嵌め合うことができる。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10 ワイヤーハーネス
20、120 コルゲートチューブ
21 コルゲートチューブ本体部
22 環状凸部
24 環状凹部
26 凹部
30、130 第1延出片
32、132 第1係止用凹部
34、44 ガイド側部
36、46 段部
40、140 第2延出片
42、142 第2係止用凹部
S スリット

Claims (5)

  1. 筒状に形成され、その長手方向に沿って環状凸部と環状凹部とが交互に形成されると共に、その長手方向に沿ってスリットが形成されたコルゲートチューブ本体部と、
    前記コルゲートチューブ本体部のうち前記スリットを挟む両側縁部の一方側に間隔をあけて設けられ、両側部に第1係止用凹部が形成された複数の第1延出片と、
    前記両側縁部の他方側であって前記複数の第1延出片の間の各位置に間隔をあけて設けられ、両側部に前記第1係止用凹部に係止可能な第2係止用凹部が形成された複数の第2延出片と、
    を備え
    前記コルゲートチューブ本体部の内周部のうち、前記複数の第1延出片と前記複数の第2延出片とが嵌め合わされた状態で、前記複数の第1延出片又は前記複数の第2延出片が配設される部分に凹部が形成されている、コルゲートチューブ。
  2. 筒状に形成され、その長手方向に沿って環状凸部と環状凹部とが交互に形成されると共に、その長手方向に沿ってスリットが形成されたコルゲートチューブ本体部と、
    前記コルゲートチューブ本体部のうち前記スリットを挟む両側縁部の一方側に間隔をあけて設けられ、両側部に第1係止用凹部が形成された複数の第1延出片と、
    前記両側縁部の他方側であって前記複数の第1延出片の間の各位置に間隔をあけて設けられ、両側部に前記第1係止用凹部に係止可能な第2係止用凹部が形成された複数の第2延出片と、
    を備え、
    前記複数の第1延出片は、前記第1係止用凹部が設けられた位置で段部を介して前記コルゲートチューブ本体部の内周側に凹んでおり、
    前記複数の第2延出片は、前記第2係止用凹部が設けられた位置で段部を介して前記コルゲートチューブ本体部の内周側に凹んでいる、コルゲートチューブ。
  3. 筒状に形成され、その長手方向に沿って環状凸部と環状凹部とが交互に形成されると共に、その長手方向に沿ってスリットが形成されたコルゲートチューブ本体部と、
    前記コルゲートチューブ本体部のうち前記スリットを挟む両側縁部の一方側に間隔をあけて設けられ、両側部に第1係止用凹部が形成された複数の第1延出片と、
    前記両側縁部の他方側であって前記複数の第1延出片の間の各位置に間隔をあけて設けられ、両側部に前記第1係止用凹部に係止可能な第2係止用凹部が形成された複数の第2延出片と、
    を備え、
    互いに対向し合う2つの前記第1係止用凹部又は2つの前記第2係止用凹部の底間寸法は、それらの間に嵌め込まれる前記第2延出片又は第1延出片の最大幅寸法よりも大きい、コルゲートチューブ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のコルゲートチューブであって、
    前記複数の第1延出片及び前記複数の第2延出片の少なくとも一方に、それらの先端側に向けて内側に向うガイド側部が少なくとも1つ形成されている、コルゲートチューブ。
  5. 少なくとも1本の電線を含むワイヤーハーネスと、
    前記複数の第1延出片と前記複数の第2延出片とが嵌まり合った状態で、前記ワイヤーハーネスを覆う、請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載のコルゲートチューブと、
    を備えるコルゲートチューブ付ワイヤーハーネス。
JP2012222999A 2012-10-05 2012-10-05 コルゲートチューブ及びコルゲートチューブ付ワイヤーハーネス Expired - Fee Related JP5862537B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012222999A JP5862537B2 (ja) 2012-10-05 2012-10-05 コルゲートチューブ及びコルゲートチューブ付ワイヤーハーネス
EP13843356.0A EP2905855A4 (en) 2012-10-05 2013-08-06 WELL TUBE AND CABLE TREE WITH WELL TUBE
US14/431,443 US9263866B2 (en) 2012-10-05 2013-08-06 Corrugated tube and wire harness with corrugated tube
PCT/JP2013/071189 WO2014054337A1 (ja) 2012-10-05 2013-08-06 コルゲートチューブ及びコルゲートチューブ付ワイヤーハーネス
CN201380052179.9A CN104704692A (zh) 2012-10-05 2013-08-06 波纹管及附带波纹管的线束

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012222999A JP5862537B2 (ja) 2012-10-05 2012-10-05 コルゲートチューブ及びコルゲートチューブ付ワイヤーハーネス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014075936A JP2014075936A (ja) 2014-04-24
JP5862537B2 true JP5862537B2 (ja) 2016-02-16

Family

ID=50434672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012222999A Expired - Fee Related JP5862537B2 (ja) 2012-10-05 2012-10-05 コルゲートチューブ及びコルゲートチューブ付ワイヤーハーネス

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9263866B2 (ja)
EP (1) EP2905855A4 (ja)
JP (1) JP5862537B2 (ja)
CN (1) CN104704692A (ja)
WO (1) WO2014054337A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2886156T3 (es) * 2014-09-18 2021-12-16 Igus Gmbh Equipo de guiado de líneas, en particular para aplicaciones de sala blanca, partes de carcasa y nervaduras de apoyo para ello.
DE102015112272B4 (de) * 2015-07-27 2020-12-17 Schlemmer Gmbh Aufklappbarer Wellschlauch, Kabelbaum und Verfahren zum Herstellen eines derartigen aufklappbaren Wellschlauchs
DE102016123040A1 (de) * 2016-11-29 2018-05-30 Schlemmer Gmbh Aufklappbarer Wellschlauch und Kabelbaum
US11707819B2 (en) 2018-10-15 2023-07-25 General Electric Company Selectively flexible extension tool
US11702955B2 (en) 2019-01-14 2023-07-18 General Electric Company Component repair system and method
JP7019272B2 (ja) * 2019-06-07 2022-02-15 矢崎総業株式会社 コルゲートチューブ及びワイヤハーネス
US11752622B2 (en) 2020-01-23 2023-09-12 General Electric Company Extension tool having a plurality of links
US11692650B2 (en) 2020-01-23 2023-07-04 General Electric Company Selectively flexible extension tool
US11613003B2 (en) 2020-01-24 2023-03-28 General Electric Company Line assembly for an extension tool having a plurality of links
US11371437B2 (en) 2020-03-10 2022-06-28 Oliver Crispin Robotics Limited Insertion tool
US11977217B2 (en) 2020-12-04 2024-05-07 General Electric Company Insertion tool
US11654547B2 (en) 2021-03-31 2023-05-23 General Electric Company Extension tool

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60114521U (ja) * 1984-01-05 1985-08-02 日産自動車株式会社 ハ−ネス把持用コルゲ−ト管
JPS60158055A (ja) * 1984-01-18 1985-08-19 日産自動車株式会社 結束体装置
JPS63182395A (ja) 1987-01-26 1988-07-27 Canon Inc 液晶組成物及び液晶素子
JPS63182395U (ja) * 1987-05-19 1988-11-24
FR2745429B1 (fr) * 1996-02-28 1998-04-17 Sofanou Sa Gaine annelee fendue
CN1075619C (zh) * 1996-09-03 2001-11-28 住友电装株式会社 一种波纹管、一种自动导线装载方法和装置
CN1198031A (zh) * 1997-02-21 1998-11-04 住友电装株式会社 波纹管
JP3440012B2 (ja) * 1998-12-18 2003-08-25 矢崎総業株式会社 コルゲートチューブ用カバー
JP2000224727A (ja) * 1999-01-29 2000-08-11 Yazaki Corp 筒状保護具
JP3949396B2 (ja) * 2001-06-12 2007-07-25 矢崎総業株式会社 コルゲートチューブ
JP3883398B2 (ja) * 2001-06-12 2007-02-21 矢崎総業株式会社 コルゲートチューブ及びその形成方法
WO2005088796A1 (ja) * 2004-03-03 2005-09-22 Yazaki Corporation コルゲートチューブ、コルゲートチューブの穿孔装置およびコルゲートチューブの穿孔方法
CN1820399A (zh) * 2004-03-03 2006-08-16 矢崎总业株式会社 波纹管、波纹管打孔设备及波纹管打孔的方法
JP2006005983A (ja) * 2004-06-15 2006-01-05 Yazaki Corp コルゲートチューブ
JP5146165B2 (ja) 2007-07-11 2013-02-20 住友電装株式会社 コルゲートチューブ
US7614427B2 (en) * 2008-03-28 2009-11-10 Mckane James H Cable routing conduit

Also Published As

Publication number Publication date
US20150270691A1 (en) 2015-09-24
JP2014075936A (ja) 2014-04-24
US9263866B2 (en) 2016-02-16
WO2014054337A1 (ja) 2014-04-10
CN104704692A (zh) 2015-06-10
EP2905855A4 (en) 2016-07-13
EP2905855A1 (en) 2015-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5862537B2 (ja) コルゲートチューブ及びコルゲートチューブ付ワイヤーハーネス
JP5772405B2 (ja) 経路維持部材付コルゲートチューブ及びワイヤーハーネス
JP5234002B2 (ja) バンド及びバッグセット
JP5668617B2 (ja) 経路維持部材付コルゲートチューブ及びワイヤーハーネス
US20160254654A1 (en) Structure for attaching band clip to corrugated tube
JP2012057741A (ja) ワイヤハーネス用外装材へのバンドクランプ取付構造
JP2011155819A (ja) バンド型クランプ
JP5691751B2 (ja) ワイヤハーネス用のプロテクタ
JP5668613B2 (ja) 経路維持部材付コルゲートチューブ及びワイヤーハーネス
JP5691995B2 (ja) コルゲートチューブ及びコルゲートチューブ付ワイヤーハーネス
JP5413213B2 (ja) ワイヤハーネス用のプロテクタ
JP2015037333A (ja) コルゲートチューブ
JP5780200B2 (ja) コルゲートチューブ用のクランプ
JP5803752B2 (ja) スリット装着部材装着治具及びワイヤーハーネスの製造方法
JP2012137165A (ja) ベルトクランプ及びその製造方法
JP5786677B2 (ja) ロック付コルゲートチューブ
JP5468919B2 (ja) 両面共用樹脂成形品
JP2010187447A (ja) ワイヤハーネス外装用のコルゲートチューブおよびコルゲートチューブの製造方法
JP2011094770A (ja) ワイヤーハーネス用結束バンド
JP2014045628A (ja) ワイヤハーネス外装用のコルゲートチューブ、該コルゲートチューブの外装治具およびコルゲートチューブの外装方法
WO2013099357A1 (ja) ロック付コルゲートチューブ
JP5754400B2 (ja) 経路維持部材及びワイヤーハーネス
JP2013102634A (ja) 経路維持部材付コルゲートチューブおよびワイヤーハーネス
JP2018019508A (ja) 結束バンド
JP2016197963A (ja) ワイヤハーネス用バンドクリップ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150915

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5862537

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees