JP5857700B2 - ラベル作成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、テープに印刷を行った後、印刷されたテープを切断することによってラベルを作成するラベル作成装置に関する。
ラベル作成装置は、印刷媒体であるテープに対して文字等の印刷を行い、その後、印刷されたテープを切断することによってラベルを作成する。ラベル作成装置は、印刷を行う印刷ヘッドと、印刷ヘッドに対してテープの搬送方向下流側に設けられた切断刃とを備えている。切断刃は、テープを切断することによって、テープのうち印刷された部分を切り離す。切り離された部分がラベルに相当する。
作成されたラベルの先頭部分に、文字等が印刷されない余白が形成される場合がある。理由は、印刷ヘッドと切断刃との間が離間しているため、印刷および切断が繰り返される場合、テープの切断部分から印刷ヘッドまでの部分には印刷を行うことができないためである。これに対し、印刷されたテープを切断してラベルが作成された後、次に印刷を開始する前に、印刷時の搬送方向と逆方向にテープを搬送する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。この技術では、テープを逆方向に搬送することによって切断部分を印刷ヘッドの位置まで戻し、切断部分の近傍、即ちラベルの先頭部分に印刷を行う。これによってラベル作成装置は、ラベルの先頭に余白が形成されることを抑止する。
特開2003−118151号公報
しかしながら上述の技術が用いられた場合、ラベルの先頭に故意に余白を設けて印刷が行われる場合でも、印刷を開始する前にテープが常に逆方向に搬送されることになる。このため、テープを逆方向に搬送するために要する時間が余分に発生し、短時間でラベルを作成することができないという問題点がある。
本発明の目的は、ラベルの先頭に余白が形成されることを適切に抑止し、且つ、短時間でラベルを作成することが可能なラベル作成装置を提供することである。
本発明のラベル作成装置は、印刷媒体に印刷を行う印刷手段と、前記印刷手段により前記印刷媒体に印刷を行うための印刷データであって、印刷される文字の位置を示す第一情報と、印刷可能な領域をラベルの端部からの距離によって特定した第三情報とを含む印刷データを受信する受信手段と、前記印刷手段によって印刷が行われた前記印刷媒体を第一方向に搬送する搬送手段と、前記印刷手段に対して前記第一方向側に設けられ、前記搬送手段によって搬送される前記印刷媒体のうち前記印刷手段によって印刷が行われた部分を切り離してラベルを作成するために、前記印刷媒体を切断する切断手段と、前記印刷媒体のうち印刷が行われない部分であって、前記切断手段によって切断された端部近傍に設けられる空白部分の搬送方向の長さである第一距離を、前記受信手段によって受信された前記印刷データの前記第三情報を参照して特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された前記第一距離と、前記印刷手段から前記切断手段までの間の長さである第二距離とを比較し、前記第一距離よりも前記第二距離の方が大きいとき、前記第一方向と反対方向である第二方向に前記印刷媒体を前記第二距離分搬送し、前記第二距離が前記第一距離以下であるとき、前記第二方向への前記印刷媒体の搬送を禁止するように、前記搬送手段を制御する第一制御手段と、前記第一制御手段によって前記搬送手段が制御されたとき、前記受信手段によって受信された前記印刷データの前記第一情報に基づいて、前記印刷媒体に文字を印刷させるように前記印刷手段を制御する印刷制御手段とを備えている。
第二距離が第一距離以下である場合に、従来どおり、第二方向に印刷媒体を搬送する制御が行われた場合を想定する。この場合、印刷媒体が第二方向に搬送された後、第二方向への搬送量よりも大きな搬送量分、印刷媒体は第一方向に搬送され、その後印刷処理が開始されることになる。これに対してラベル作成装置は、第一距離と第二距離との関係に基づいて、第二方向に印刷媒体を搬送するか否かを判断し、第二距離が第一距離以下である場合、第二方向への印刷媒体の搬送は不要と判断し、搬送を禁止する。これによってラベル作成装置は、第二方向への印刷媒体の搬送を適切に実行してラベルの端部に印刷を行い、且つ、第二方向への印刷媒体の搬送が不要な場合には、第二方向への印刷媒体の搬送を禁止できる。従ってラベル作成装置は、ラベルの作成に要する時間を短縮できる。
又、ラベル作成装置は、第二方向に印刷媒体を搬送する場合の搬送量を一律に特定できる。従ってラベル作成装置は、第二方向に印刷媒体を搬送する場合の制御を簡素化し、処理負荷を軽減することができる。
本発明において、前記第三情報に基づき、前記印刷媒体のうち前記切断手段によって切断された端部から、前記印刷可能な領域までの距離を前記第一距離として特定してもよい。ラベルの印刷可能な領域を示す情報として、例えば、ラベルの余白領域の設定情報が使用される。従ってラベル作成装置は、第一距離を容易に特定することができる。
本発明において、前記特定手段は、前記印刷媒体のうち前記切断手段によって切断された端部から、前記印刷媒体に印刷される対象の最も前記端部側の位置までの距離を前記第一距離として特定してもよい。これによってラベル作成装置は、第二方向への印刷媒体の搬送を更に適切に抑制することができるので、ラベル作成に要する時間を更に短縮できる。
本発明において、前記第一制御手段は、前記第二距離が前記第一距離以下であるとき、前記第一方向に前記印刷媒体が、前記第一距離から前記第二距離を減算した値分搬送されるように、前記搬送手段を制御してもよい。ラベル作成装置は、印刷を開始する前に印刷媒体を第一方向に搬送する場合の搬送量を、適切に算出できる。従ってラベル作成装置は、印刷媒体のうち印刷が開始される位置から迅速に印刷を実行することができる。
ラベル作成システム5の概要を示す図である。 ラベル作成装置1の斜視図である。 トップカバー101を外した状態のラベル作成装置1を示す斜視図である。 図2のI−I線矢視方向断面図である。 ラベル作成装置1の電気的構成を示すブロック図である。 感熱テープ8が搬送される様子を示す図である。 ラベル7が作成される様子を示す図である。 感熱テープ8が搬送される様子を示す図である。 感熱テープ8が搬送される様子を示す図である。 ラベル61を示す図である。 メイン処理を示すフローチャートである。 ラベル71を示す図である。 変形例におけるメイン処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。これらの図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものである。記載されている装置の構成、各種処理のフローチャート等は、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
図1を参照し、ラベル作成システム5の概要について説明する。ラベル作成システム5は、ラベル作成装置1および外部端末2を備える。ラベル作成装置1および外部端末2は、USB(登録商標)ケーブル3によって接続する。ラベル作成装置1は、印刷媒体である感熱テープ8(図6等参照)に文字や図形等を印刷した後、感熱テープ8のうち文字や図形等が印刷された部分を切り離すことによって、ラベルを作成する。ラベル作成装置1は、外部端末2から受信した印刷データに基づいて駆動し、ラベルを作成する。外部端末2は汎用のパーソナルコンピュータ(PC)である。外部端末2は、ラベル作成装置1がラベルを作成する場合に必要な印刷データを作成する。ユーザは、外部端末2のキーボードやマウスを介して印刷データを編集することができる。
図2から図4を参照し、ラベル作成装置1の構成について説明する。図2の右下、左上、右上、左下、上方向、および下方向を、それぞれ、ラベル作成装置1の右方、左方、後方、前方、上方、下方と定義する。
図2に示すように、ラベル作成装置1は筐体100を備える。筐体100の形状は略箱形である。筐体100は、トップカバー101およびアンダーカバー102を備える。トップカバー101は、筐体100の上面に設けられる。アンダーカバー102は、筐体100の下面に設けられる。トップカバー101は、固定部101Aおよび開閉蓋101Bを備える。固定部101Aは、トップカバー101の前側部分である。開閉蓋101Bは、トップカバー101の後側部分である。
図3に示すように、開閉蓋101B(図2参照)の下方に、ロール収納部161が設けられる。ロール収納部161には、感熱テープ8(図6等参照)が巻回されたロール9が収容される。ロール9の両端部に、支持部材162が取り付けられる。ロール9は、支持部材162によって回転可能に軸支される。これによって、ロール収納部161から連続的に感熱テープ8を供給することができる。開閉蓋101Bの後端は、ヒンジ部164に回転可能に軸支される。開閉蓋101Bは、後端を軸として前端を上下に揺動させることで開閉する。開閉蓋101Bが開いた状態で、ロール収納部161は露出する。従ってユーザは、ロール9の装着および交換を容易に行うことができる。
図4に示すように、トップカバー101(図2参照)の前後方向略中央部であって固定部101Aと開閉蓋101Bとの間に、排出口107が設けられる。排出口107は、感熱テープ8のうち印刷が行われた部分を、筐体100の内部から外部に向けて通す。これによって、感熱テープ8は筐体100の内部から外部に排出される。開閉蓋101Bの前方側端部に、プラテンローラ111が回転可能に支持される。筐体100の内部に設けられた駆動モータ(図示外)は、ギア機構(図示外)を介してプラテンローラ111に接続する。駆動モータは、筐体100内部前方に設けられた制御基板170上のCPU11(図5参照)によって駆動が制御される。駆動モータの回転駆動力はプラテンローラ111に伝達し、プラテンローラ111は回転する。
固定部101Aの後端部下方に、サーマルラインヘッド112、固定板113、およびばね114が設けられる。固定板113は、プラテンローラ111の前方に設けられる。固定板113は、平面を前後方向に向けた状態で左右方向に延びる。固定板113の後面に、サーマルラインヘッド112が設けられる。サーマルラインヘッド112は、左右方向に延びる。サーマルラインヘッド112は、感熱テープ8に形成する画像の一ライン分の発熱素子が主走査方向(左右方向)に配列した構造を有している。サーマルラインヘッド112の発熱素子は、電流を通電することによって発熱する。ばね114は、固定板113を後方に付勢する。
サーマルラインヘッド112の上方に切断刃160が設けられる。切断刃160は、排出口107に沿うように延びる。ユーザは、排出口107から排出された感熱テープ8を前方に引っ張り、切断刃160に押し付けることによって、感熱テープ8を手動で切断できる。
ラベル7(図7参照)が作成されるまでの工程について説明する。プラテンローラ111とサーマルラインヘッド112との間に、ロール収納部161に収容されたロール9から延びる感熱テープ8が下方から上方に向けて挿通される。ばね114が固定板113を後方に付勢し、サーマルラインヘッド112は所定の力でプラテンローラ111に感熱テープ8を押し付ける。駆動モータの回転に伴いプラテンローラ111が回転することによって、ロール9から感熱テープ8が順次繰り出され、下方から上方に向けて搬送される。以下、下方から上方に向かう方向を「第一方向」ともいう。感熱テープ8を第一方向に搬送させるためにプラテンローラ111が回転する回転方向を「順方向」という。同時に、サーマルラインヘッド112の発熱素子が発熱する。これによって、感熱テープ8に文字や図形が印刷される。印刷後の感熱テープ8は、プラテンローラ111およびサーマルラインヘッド112の第一方向側にある排出口107から、筐体100の外部へ排出される。排出された感熱テープ8は、排出口107に沿って設けられた切断刃160によって切断される。これによってラベル7(図7参照)が作成される。
図5を参照し、ラベル作成装置1の電気的構成について説明する。ラベル作成装置1は、CPU11、SRAM12、FLASH ROM13、EEPROM14、入出力インタフェース(以下、入出力I/Fという。)15、駆動回路16、18、サーマルラインヘッド112、プラテンローラ111、及びUSBコントローラ20を備えている。CPU11、SRAM12、FLASH ROM13、EEPROM14、入出力インタフェース(以下、入出力I/Fという。)15、駆動回路16、18、及びUSBコントローラ20は、制御基板170(図4参照)に実装される。
CPU11は、ラベル作成装置1全体の制御を司る。FLASH ROM13は、書き換え可能な不揮発性記憶素子である。FLASH ROM13には、制御プログラム等が記憶される。SRAM12には、外部端末2から受信した印刷データが一時的に記憶される。入出力I/F15は、駆動回路16、18、およびUSBコントローラ20とCPU11との間に挿入される。入出力I/F15は、データや制御信号を伝達する。駆動回路16は、サーマルラインヘッド112を駆動する。駆動回路18は、プラテンローラ111を駆動する。USBコントローラ20は、USBケーブル3を介して外部端末2と通信を行うためのデバイスである。
図6から図9を参照し、従来の感熱テープ8の搬送制御方法について説明する。図6から図9に示すように、サーマルラインヘッド112と切断刃160との間は距離L分離間しているとする。距離Lは約7mmである。図6に示すように、はじめにプラテンローラ111は、サーマルラインヘッド112との間に感熱テープ8を挟んだ状態で順方向に回転する。プラテンローラ111の回転によって、感熱テープ8はロール9(図3参照)から繰り出され、第一方向(矢印41)に搬送される。またプラテンローラ111の回転と同時に、サーマルラインヘッド112の発熱素子が発熱する。これによって、外部端末2(図5参照)から受信した印刷データに基づく文字や図形51が、感熱テープ8に順次印刷される。感熱テープ8のうち文字や図形51が印刷された部分は、プラテンローラ111およびサーマルラインヘッド112に対して第一方向側にある切断刃160の後方(図6の上方)を通過する。感熱テープ8のうち文字や図形51が印刷された部分は、切断刃160に対して第一方向側にある排出口107を通り、ラベル作成装置1の外部に排出される。
印刷データに基づいた印刷が全て実行された場合、プラテンローラ111の回転は停止する。感熱テープ8は、文字や図形51が印刷された部分がラベル作成装置1の外部に露出した状態で停止する。
図7に示すように、ユーザは、感熱テープ8のうち文字や図形51が印刷された部分を切り離すために、ラベル作成装置1の外部に露出した部分を前方(図7の下方)に引っ張る(矢印42)。感熱テープ8は、前方にある切断刃160に押し付けられ、切断される。感熱テープ8のうち文字や図形51が印刷された部分が切り離される。切り離された部分がラベル7に相当する。このようにしてラベル7は作成される。
感熱テープ8への印刷が繰り返し実行される場合を想定する。ラベル7が感熱テープ8から切り離された状態では、感熱テープ8のうち切断刃160によって切断された先端部44と、プラテンローラ111およびサーマルラインヘッド112との接触部との間の部分43は、プラテンローラ111およびサーマルラインヘッド112よりも第一方向側に位置する。従って、ラベル7が感熱テープ8から切り離された後、部分43に印刷を行うためには、第一方向と反対方向に感熱テープ8を搬送する必要がある。以下、第一方向と反対方向を「第二方向」という。
そこで従来の方法では、次のようにして感熱テープ8の搬送制御を行う。感熱テープ8に対する一連の印刷処理が終了し、ラベル7が感熱テープ8から切り離された後、図8に示すように、プラテンローラ111は順方向とは逆向きの方向に回転する。以下、順方向とは逆向きの回転方向を「逆方向」という。プラテンローラ111の回転によって、感熱テープ8は第二方向(矢印45)に距離L分搬送される。搬送後、プラテンローラ111の回転は停止する。感熱テープ8は、プラテンローラ111およびサーマルラインヘッド112が先端部44に接触した状態で停止する。これによって、感熱テープ8の部分43に対して先端部44から印刷を行うことが可能な状態になる。
なお実際には、感熱テープ8の第二方向への搬送量は、距離Lよりも僅かに小さい距離とされる。これによって、感熱テープ8の先端部44がプラテンローラ111およびサーマルラインヘッド112よりも第二方向側に移動してしまい、プラテンローラ111が感熱テープ8を搬送できなくなることを抑止している。具体的には、距離Lが7mmである場合、第二方向への搬送量は6mmである。
続いて図9に示すように、プラテンローラ111は順方向の回転を開始する。プラテンローラ111の回転によって、感熱テープ8は第一方向(矢印46)に搬送される。プラテンローラ111の回転と同時に、サーマルラインヘッド112の発熱素子が発熱し、文字や図形52が感熱テープ8に順次印刷される。感熱テープ8は第二方向に移動しており、部分43に対して印刷を行うことが可能であるため、印刷データに基づき、必要に応じて部分43への印刷(文字や図形52)が実行される。感熱テープ8のうち文字や図形52が印刷された部分は、切断刃160の後方(図9の上方)を通過し、排出口107を通ってラベル作成装置1の外部に排出される。
以上のように従来の感熱テープ8の搬送制御方法では、一連の印刷処理が終了してラベル7が作成された後、続けて感熱テープ8への印刷が実行される場合、印刷が開始される前に感熱テープ8は第二方向に距離L分搬送される。これによって、ラベル作成装置1は、感熱テープ8の先端部44からの印刷が可能な状態とする。その後、プラテンローラ111及びサーマルラインヘッド112の駆動が開始され、感熱テープ8への印刷が実行される。
ここで、図10に示すラベル61を作成するための印刷データが、外部端末2によって作成されたとする。印刷データは、文字の種別、フォント、大きさ、並び、およびラベルに対する文字の位置を示す情報(以下「第一情報」という。)を含んでいる。また印刷データは、印刷が行われる場合の感熱テープ8の搬送方向、すなわち第一方向を示す情報(以下「第二情報」という。)を含んでいる。さらに印刷データは、ラベルのうち印刷可能な領域を、ラベルの端部からの距離によって特定した情報(以下「第三情報」という。)を含んでいる。図10の場合、第一情報は、例えば文字の種別「ABCDEFG」、フォント「ゴシック」、大きさ「○pt」、並び「二段」、ラベル61に対する文字の位置「上端から○mm、下端から○mm、左端から○mm、右端から○mm」である(文字64)。第二情報は「第一方向:左方向」である(矢印66)。第三情報は「上端から◎mm、下端から◎mm、左端からSmm、右端から◎mm」(印刷可能領域63)である。第一情報、第二情報、および第三情報は、外部端末2(図1参照)のキーボードやマウスを介してユーザによって入力される。
ここで、ラベル61の第一方向側端部62から、印刷可能領域63の第一方向側端部65までの間の距離Sが、サーマルラインヘッド112(図6等参照)と切断刃160(図6等参照)との間の距離L(図6等参照)よりも大きくなっていたとする。図7に相当する位置に感熱テープ8が配置した状態で、印刷データに基づいて文字64の印刷が開始される場合を想定する。この場合、プラテンローラ111およびサーマルラインヘッド112は、印刷可能領域63よりも第一方向側(図10の矢印66側)に配置する。このため、上述した従来の搬送制御方法に基づき、文字64の印刷前に感熱テープ8が第二方向に距離L分搬送される(図8参照)と、その後、感熱テープ8への印刷が実行されることなく、距離Lよりも大きい距離S分第一方向に感熱テープ8は搬送される。これによって、印刷可能領域63の第一方向側端部65にサーマルラインヘッド112が位置した状態になる。そして更に感熱テープは第一方向に搬送される(図9参照)。搬送の過程で、サーマルラインヘッド112によって感熱テープ8に文字64の印刷が実行される。
以上のように、感熱テープ8を第二方向に距離L分搬送し、その後、感熱テープを第一方向に距離S分搬送する過程で、サーマルラインヘッド112による印刷処理は実行されない。このためラベル61のように距離Sが距離Lよりも大きい場合、感熱テープ8を第二方向に距離L分搬送する処理、および、第一方向に距離S分搬送する処理が不要となる。従って、これらの搬送処理を行うために必要な時間が余分に発生し、ラベル61が作成されるまでの時間は長くなる。
そこで本発明では、距離Sと距離Lとを比較し、距離Lが距離S以下である場合には、第二方向への感熱テープ8の搬送を禁止する。即ち、図7でラベル7が感熱テープ8から切り離された後、図8のように第二方向(矢印45)への感熱テープ8の搬送を行うことなく、そのまま、図9に示すように継続して第一方向(矢印46)に感熱テープ8を搬送し、同時に、サーマルラインヘッド112によって文字64の印刷を行う。これによって、感熱テープ8を第二方向に距離L分搬送する処理(図8参照)、および、第一方向に距離S分搬送する処理に要する時間を短縮できる。従って、ラベル作成装置1がラベル61を作成するために要する時間は短縮される。
図11を参照し、ラベル作成装置1のCPU11において実行されるメイン処理について、図10のラベル61が作成される場合を想定して説明する。メイン処理は、ラベルの作成指示がラベル作成装置1に対して行われた場合に、CPU11において起動され実行される。はじめにCPU11は、USBケーブル3(図1参照)を介して外部端末2から印刷データを受信する(S11)。CPU11は、外部端末2から受信した印刷データを、SRAM12(図5参照)に記憶する。CPU11は、印刷データに含まれている第三情報を参照し、ラベル61の第一方向側端部62から、印刷可能領域63の第一方向側端部65までの間の距離Sを特定する(S13)。
CPU11は、S13で特定した距離Sと、サーマルラインヘッド112(図6等参照)と切断刃160(図6等参照)との間の距離Lとを比較する(S15)。ラベル61の場合、距離Sは距離L以上であるので(S15:NO)、第二方向に感熱テープ8を距離L分搬送する処理(図8等参照)は行わない。処理はS19に進む。一方、ラベル61の場合とは異なり、距離Sが距離L未満となる場合には(S15:YES)、感熱テープ8のうち先端部44に近い部分43(図7、図8参照)に印刷を行うことが可能なように感熱テープ8を第二方向に移動させる必要がある。CPU11は、プラテンローラ111(図6等参照)を逆方向に回転させ、感熱テープ8を第二方向に距離L分搬送する(S17)。感熱テープ8は、プラテンローラ111およびサーマルラインヘッド112が先端部44に接触した状態となる(図8参照)。処理はS19に進む。
CPU11は、SRAM12に記憶された印刷データに含まれる第一情報に基づき、文字64の印刷を行うためにプラテンローラ111を順方向に回転させ、感熱テープ8を第一方向に搬送する(S19)。同時にCPU11は、第一情報に基づき、サーマルラインヘッド112の発熱素子を発熱させる。これによって感熱テープ8に文字64が印刷される(S21)。感熱テープ8のうち文字64が印刷された部分は、排出口107(図6等参照)からラベル作成装置1の外部に排出される。文字64の印刷が終了した場合、CPU11はプラテンローラ111の回転を停止する(S23)。感熱テープ8は、文字64が印刷された部分が排出口107から外部に露出した状態で停止する(図6参照)。メイン処理は終了する。
なおユーザは、感熱テープ8のうち文字64が印刷された部分を切り離すために、排出口107から外部に露出した部分を前方(図7の下方)に引っ張る(図7参照)。感熱テープ8は、前方にある切断刃160に押し付けられて切断される。感熱テープ8のうち文字64が印刷された部分が切り離され、ラベル61が作成される。
以上説明したように、ラベル作成装置1は、距離Sと距離Lとの関係に基づき、印刷の開始前に感熱テープ8を第二方向に搬送するか否かを判断する。ラベル作成装置1は、距離Lが距離S以下である場合、感熱テープ8を第二方向に搬送させる処理は不要と判断し、感熱テープ8を第二方向に搬送しない。これによってラベル作成装置1は、ラベル61を作成するために要する時間を短縮できる。なお、距離Lが距離Sよりも大きい場合には、従来通り、印刷の開始前に感熱テープ8は第二方向に距離L分搬送されるので、ラベル作成装置1は、感熱テープ8を第二方向に搬送する処理を適切に実行し、端部まで印刷されたラベルを作成できる。
またラベル作成装置1は、ラベル61の第一方向側端部62から、印刷可能領域63の第一方向側端部65までの間の距離を距離Sとして特定する。印刷可能領域63は、外部端末2に対してユーザが直接入力するパラメータである。従ってラベル作成装置1は、距離Sを容易に特定できる。
またラベル作成装置1は、印刷前に第二方向に感熱テープ8を搬送する場合の搬送量を距離Lとして一律に定める。これによってラベル作成装置1は、プラテンローラ111を逆方向に回転する場合の回転量を一律に特定できる。従ってラベル作成装置1は、CPU11の制御を簡素化して処理負荷を軽減できる。またラベル作成装置1は、印刷前に感熱テープ8を第二方向に距離L分搬送することで、感熱テープ8の先端部44がサーマルラインヘッド112に接触する状態まで感熱テープ8を移動させることができる。従ってラベル作成装置1は、感熱テープ8の先端部44から確実に印刷を行い、文字や図形が先端部に印刷されたラベルを作成できる。
なお本発明は上述の実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。上述の実施形態では、ラベル61の第一方向側端部62から、印刷可能領域63の第一方向側端部65までの間を距離Sとして特定し、距離Lと比較した。これに対してラベル作成装置1は、距離Sとは異なるパラメータを特定し、距離Lと比較することによって、印刷の開始前に感熱テープ8を第二方向に搬送させるか否かを判断してもよい。例えば、距離Lと比較するパラメータは、図12のように特定されてもよい。
例えば図12に示すように、ラベル71を作成するための印刷データが、外部端末2によって作成されたとする。印刷データには、ラベル61(図10参照)の印刷データと同様、第一情報(文字74)、第二情報(矢印77)、および第三情報(印刷可能領域73)が含まれている。ラベル71の第一方向側端部72から、印刷可能領域73の第一方向側端部75までの間の距離Sは、ラベル61の場合と異なり、距離Lよりも小さくなっている。従って上述した場合と同様、距離Sと距離Lとが比較された場合、印刷の開始前に感熱テープ8は第二方向に距離L分搬送されることになる。
ここでCPU11は、文字74のうち最も第一方向側(矢印77の方向側)の位置(以下、「開始位置」という。)76を、第一情報に基づいて特定する。文字74の印刷が開始される場合、サーマルラインヘッド112が開始位置76に配置していれば、感熱テープ8が第一方向に搬送される過程で文字74を感熱テープ8に印刷することができることになる。そこでCPU11は、ラベル71の第一方向側端部72から、特定した開始位置76までの間の距離Tを特定する。CPU11は、距離Tと距離Lとを比較し、印刷の開始前に感熱テープ8を第二方向に搬送させるか否かを判断する。
距離Sの代わりに距離Tが距離Lと比較される場合のメイン処理では、図11のS15で、距離Sの代わりに距離Tと距離Lとが比較される。距離Tが距離L以上である場合(S15:NO)、感熱テープ8を第二方向に搬送しなくても、CPU11は、感熱テープ8を第一方向に搬送する過程で文字74を開始位置76から印刷できることになる。従ってCPU11は、第二方向に感熱テープ8を距離L分搬送する処理を行わず、処理はS19に進む。一方、距離Tが距離Lよりも小さい場合(S15:YES)、感熱テープ8に対して文字74を開始位置76から印刷するためには、感熱テープ8を第二方向に搬送する必要がある。CPU11は、プラテンローラ111(図6等参照)を逆方向に回転させ、感熱テープ8を第二方向に距離L分搬送する(S17)。処理はS19に進む。他の処理は、距離Sと距離Lとが比較される場合と同一であるので、説明を省略する。
以上のようにラベル作成装置1は、距離Tと距離Lとを比較することによって、印刷の開始前に感熱テープ8を第二方向に搬送させるか否かをより適切に特定できる。距離Sが距離L以下となっている場合でも、距離Tが距離Lよりも大きければ、ラベル71の印刷の開始前に感熱テープ8を第二方向に搬送する処理を行わなくても、文字74を感熱テープ8に印刷することが可能なためである。従ってラベル作成装置1は、ラベル71を作成するために要する時間を更に短縮できる。
上述では、印刷前に感熱テープ8を第二方向に搬送する場合、常に距離L分搬送していた、これに対してラベル作成装置1は、印刷を開始する位置にサーマルラインヘッド112が配置するように、感熱テープ8を第二方向に搬送する場合の距離を調整してもよい。加えて、ラベル作成装置1は、距離Sが距離L以上である場合も同様に、印刷を開始する位置にサーマルラインヘッド112が配置するように、感熱テープを第一方向に搬送する場合の距離を調整してもよい。詳細は以下のとおりである。
図13を参照し、変形例におけるメイン処理について説明する。S15で距離Sが距離Lよりも小さいと判断された場合(S15:YES)、CPU11は、距離Lから距離Sを減算することによって算出される距離L−S分、感熱テープ8を第二方向に搬送する(S31)。一方、S15で距離Sが距離L以上であると判断された場合(S15:NO)、CPU11は、距離Sから距離Lを減算することによって算出される距離S−L分、感熱テープ8を第一方向に搬送する(S33)。他の処理は、図11のメイン処理と同一であるので、説明を省略する。
例えば図12のラベル71の印刷データに基づいて図13のメイン処理が実行され、感熱テープ8に印刷が実行される場合を想定する。この場合、印刷が開始される前の段階(図7参照)で、サーマルラインヘッド112は、ラベル71の第一方向側端部72から距離Lだけ離間した位置78(図12参照)に配置する。従って、感熱テープ8が第二方向に距離L−S分搬送されることで、サーマルラインヘッド112は、印刷可能領域73のうち第一方向側端部75に配置する。これによってラベル作成装置1は、感熱テープ8の第一方向への搬送を開始して感熱テープ8への印刷を即座に実行できる。このようにラベル作成装置1は、感熱テープ8を第二方向に搬送する場合の距離を短くできるので、ラベルの作成に要する時間をさらに短縮できる。
また例えば図10のラベル61の印刷データに基づいて図13のメイン処理が実行され、感熱テープ8に印刷が実行される場合を想定する。この場合、印刷を開始する前の段階(図7参照)で、サーマルラインヘッド112は、ラベル61の第一方向側端部62から距離Lだけ離間した位置67に配置する。従って、感熱テープ8が第一方向に距離S−L分搬送されることで、サーマルラインヘッド112は、印刷可能領域63のうち第一方向側端部65に配置する。これによってラベル作成装置1は、感熱テープ8の第一方向への搬送を開始して感熱テープ8への印刷を即座に実行できる。このようにラベル作成装置1は、印刷を即座に開始できる位置に感熱テープ8を搬送することで、ラベルの作成に要する時間をさらに短縮できる。
なお図13のメイン処理において、距離Sの代わりに距離Tが使用されてもよい。即ち、距離Tが距離Lよりも小さいと判断された場合(S15:YES)、CPU11は、距離Lから距離Tを減算することによって算出される距離L−T分、感熱テープ8を第二方向に搬送してもよい(S31)。同様に、S15で距離Tが距離L以上であると判断された場合(S15:NO)、CPU11は、距離Tから距離Lを減算することによって算出される距離T−L分、感熱テープ8を第一方向に搬送してもよい(S33)。これらの移送制御が実行されることによって、サーマルラインヘッド112は開始位置76(図12参照)に配置した状態になる。従ってラベル作成装置1は、感熱テープ8の第一方向への搬送を開始すると同時にサーマルラインヘッド112の発熱素子を発熱させ、印刷を即座に開始できる。このためラベル作成装置1は、ラベルの作成に要する時間をさらに短縮できる。
なお上述では、距離Sまたは距離Tと距離Lとを比較することによって、感熱テープ8を第二方向に搬送するか否かを判断していたが、ラベル作成装置1は、他のパラメータと距離Lとを比較することによって、感熱テープ8を第二方向に搬送するか否かを判断してもよい。感熱テープ8は、長尺紙テープでもよいし、プレカット紙テープでもよい。また、プレカット紙テープが用いられる場合、感熱テープを第二方向に搬送するか否かを判断する場合のパラメータを、プレカット紙の搬送方向の長さに基づいて決定してもよい。ラベル作成装置1は、ユーザが手動で切断刃160に感熱テープ8を押し付け、感熱テープ8を切断していた。これに対し、感熱テープ8への印刷後、ラベル作成装置1が自動的に感熱テープ8を切断することによってラベル7を作成してもよい。
ラベル作成装置1が第二方向に感熱テープ8を距離L分搬送する場合、その搬送距離は厳密に距離Lである必要はなく、距離Lより僅かに小さくてもよい。例えば距離Lが7mmである場合、第二方向に感熱テープ8を搬送する場合の搬送量を6mmとしてもよい。同様に、ラベル作成装置1が第二方向に感熱テープ8を距離L−S又はT−S分搬送する場合、その搬送距離は厳密に距離L−S又はT−Sである必要はなく、これらの距離より僅かに小さくても大きくてもよい。
なお、サーマルラインヘッド112が本発明の「印刷手段」に相当する。プラテンローラ111が本発明の「搬送手段」に相当する。切断刃160が本発明の「切断手段」に相当する。S13の処理を行うCPU11が本発明の「特定手段」に相当する。S15、S17、S31、S33の処理を行うCPU11が本発明の「第一制御手段」に相当する。距離S又は距離Tが本発明の「第一距離」に相当する。距離Lが本発明の「第二距離」に相当する。
1 ラベル作成装置
2 外部端末
7、61、71 ラベル
8 感熱テープ
11 CPU
63、73 印刷可能領域
111 プラテンローラ
112 サーマルラインヘッド
160 切断刃

Claims (4)

  1. 印刷媒体に印刷を行う印刷手段と、
    前記印刷手段により前記印刷媒体に印刷を行うための印刷データであって、印刷される文字の位置を示す第一情報と、印刷可能な領域をラベルの端部からの距離によって特定した第三情報とを含む印刷データを受信する受信手段と、
    前記印刷手段によって印刷が行われた前記印刷媒体を第一方向に搬送する搬送手段と、
    前記印刷手段に対して前記第一方向側に設けられ、前記搬送手段によって搬送される前記印刷媒体のうち前記印刷手段によって印刷が行われた部分を切り離してラベルを作成するために、前記印刷媒体を切断する切断手段と、
    前記印刷媒体のうち印刷が行われない部分であって、前記切断手段によって切断された端部近傍に設けられる空白部分の搬送方向の長さである第一距離を、前記受信手段によって受信された前記印刷データの前記第三情報を参照して特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された前記第一距離と、前記印刷手段から前記切断手段までの間の長さである第二距離とを比較し、前記第一距離よりも前記第二距離の方が大きいとき、前記第一方向と反対方向である第二方向に前記印刷媒体を前記第二距離分搬送し、前記第二距離が前記第一距離以下であるとき、前記第二方向への前記印刷媒体の搬送を禁止するように、前記搬送手段を制御する第一制御手段と
    前記第一制御手段によって前記搬送手段が制御されたとき、前記受信手段によって受信された前記印刷データの前記第一情報に基づいて、前記印刷媒体に文字を印刷させるように前記印刷手段を制御する印刷制御手段と
    を備えたことを特徴とするラベル作成装置。
  2. 前記特定手段は、
    前記第三情報に基づき、前記印刷媒体のうち前記切断手段によって切断された端部から、前記印刷可能な領域までの距離を前記第一距離として特定することを特徴とする請求項1に記載のラベル作成装置。
  3. 前記特定手段は、
    前記印刷媒体のうち前記切断手段によって切断された端部から、前記印刷媒体に印刷される対象の最も前記端部側の位置までの距離を前記第一距離として特定することを特徴とする請求項1に記載のラベル作成装置。
  4. 前記第一制御手段は、
    前記第二距離が前記第一距離以下であるとき、前記第一方向に前記印刷媒体が、前記第一距離から前記第二距離を減算した値分搬送されるように、前記搬送手段を制御することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のラベル作成装置。
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