JP6330653B2 - 印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、尺の長いシート状の印刷媒体に印刷する印刷装置に関する。
裏面に塗布された接着剤を介して剥離紙が接着された尺の長いシート状の印刷媒体に印刷可能な印刷装置が知られている。印刷装置は、印刷面を内周側にして印刷媒体を巻回したロールシートをホルダに保持し、筐体内に着脱可能に収納する。印刷装置は、プラテンローラの駆動により印刷媒体をホルダから引き出して搬送し、サーマルヘッドによって印刷媒体に文字、図形等を印刷する。印刷された印刷媒体は、サーマルヘッドよりも搬送方向下流側に配置された切断機構によって所望の長さに切断され、排出口から外部に排出される。
印刷後に、切断機構の搬送ガイド上に印刷媒体の先端部を配置して待機させ、次回の印刷時、印刷媒体の印刷開始位置をサーマルヘッドの位置に後退させてから印刷を行う印刷装置も知られている(例えば特許文献1参照)。
ところで、上述の様な、印刷面を内周側にして巻回されたロールシートを使用した場合、印刷された印刷媒体には、印刷面を内向きに反る癖が残る。このため、比較的接着力の弱い接着剤を用いた印刷媒体の場合、時間が経過すると、貼り付け面において印刷媒体の縁部がめくれる可能性がある。この場合、印刷面を外周側にして巻回されたロールシートを使用することで、印刷媒体に、印刷面を外向きに反る癖を残し、貼り付け面における縁部のめくれを抑制することができる。
特開平7−101119号公報
しかしながら、印刷装置に、印刷面を外周側にして巻回されたロールシートを使用した場合、先端部が上向きに反った印刷媒体を上述のように後退させて印刷すると、先端部がサーマルヘッドと搬送ガイドとの間の隙間に入り込んでしまい、ジャムを生ずる可能性があった。
本発明は、印刷面を内周側にして巻回されたロールシートの印刷時には印刷媒体を後退させて印刷し、印刷面を外周側にして巻回されたロールシートの印刷時には印刷媒体の後退を抑制することができる印刷装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、印刷面とは反対側の裏面に接着剤を介して剥離紙が貼り付けられた尺の長いシート状の印刷媒体が巻回されたロールシートを収容する収容部と、前記収容部から引き出された前記印刷媒体を長尺な方向に沿って搬送する搬送部と、前記搬送部によって搬送される前記印刷媒体の前記印刷面に印刷を行う印刷部と、前記印刷部から前記印刷媒体の搬送方向下流側に離れて設けられ、前記印刷部によって印刷された前記印刷媒体を切断する切断部と、前記印刷部と前記切断部の切断位置との間で前記印刷部から離れて設けられ、前記印刷媒体の前記切断位置への搬送を案内する案内部と、前記収容部に収容された前記ロールシートが、前記印刷面が内周側に向けられて巻回された内巻きシートであるか、前記印刷面が外周側に向けられて巻回された外巻きシートであるかを判断する判断手段と、前記判断手段によって前記ロールシートが前記内巻きシートであると判断された場合、前記印刷部による前記印刷媒体への印刷前に、前記印刷媒体の前記搬送方向下流側の端部である媒体先端部が前記切断位置から前記案内部の前記搬送方向上流側の端部である上流端部よりも前記搬送方向上流側に位置するように前記搬送部を制御してから、前記印刷媒体への印刷が開始されるように前記印刷部を制御し、前記判断手段によって前記ロールシートが前記外巻きシートであると判断された場合には、前記媒体先端部が前記上流端部よりも前記搬送方向下流側に位置する状態で、前記印刷媒体への印刷が開始されるように前記印刷部を制御する制御手段とを備え、前記案内部は前記印刷媒体の前記印刷面とは反対側の前記裏面に対向して設けられ、且つ前記印刷部との間に隙間を有することを特徴とする印刷装置が提供される。

ロールシートが内巻きシートの場合、印刷装置は印刷前に印刷媒体の媒体先端部を上流端部よりも上流側へ後退させてから印刷する。故に印刷装置は、印刷面において印刷されない余白部分を少なくすることができる。ロールシートが外巻きシートの場合、印刷装置は、媒体先端部が上流端部よりも下流側に位置する状態で印刷を開始する。このため、印刷媒体が非印刷時にロールシートで保持されていた時の癖によって反っても、印刷装置は、媒体先端部が印刷部と案内部の間の隙間に入り込んでしまうジャムの発生を抑制することができる。
本態様において、前記判断手段によって前記ロールシートが前記内巻きシートであると判断された場合、前記制御手段は、前記切断部による前記印刷媒体の切断後、前記印刷部に対する印刷指令を受け付ける前は前記搬送部の制御を行わず、前記印刷部に対する印刷指令を受け付けた場合に、前記媒体先端部が前記上流端部よりも前記搬送方向上流側に位置するように前記搬送部を制御してから、前記印刷媒体への印刷が開始されるように前記印刷部を制御してもよい。ロールシートが内巻きシートの場合、印刷装置は印刷指令を受け付けたら、媒体先端部を上流端部よりも上流側へ後退させてから印刷を開始する。これにより、印刷装置は、印刷面において印刷されない余白部分を少なくすることができる。
本態様において、前記判断手段によって前記ロールシートが前記内巻きシートであると判断された場合、前記制御手段は、前記切断部による前記印刷媒体の切断後、前記印刷部に対する印刷指令を受け付ける前に、前記媒体先端部が前記上流端部よりも前記搬送方向上流側に位置するように前記搬送部を制御し、前記印刷部に対する印刷指令を受け付けた場合に、前記印刷媒体への印刷が開始されるように前記印刷部を制御してもよい。ロールシートが内巻きシートの場合、印刷装置は印刷指令を受け付ける前に、予め、媒体先端部を上流端部よりも上流側へ後退させておくので、印刷指令を受け付けたら、直ちに、印刷を開始することができる。さらに印刷装置は、印刷面において印刷されない余白部分を少なくすることができる。
本態様において、前記判断手段によって前記ロールシートが前記外巻きシートであると判断された場合、前記制御手段は、前記切断部による前記印刷媒体の切断後、前記搬送部の制御を行わず、前記印刷部に対する印刷指令を受け付けた場合に、前記印刷媒体への印刷が開始されるように前記印刷部を制御してもよい。ロールシートが外巻きシートの場合、印刷媒体は媒体先端部が切断位置に位置する状態に維持される。印刷指令を受け付けた場合、印刷装置は、印刷媒体を全く後退させずに印刷する。故に、媒体先端部が非印刷時にロールシートで保持されていた時の癖によって反っても、印刷装置は、印刷媒体が印刷部と案内部の間の隙間に入り込んでしまうジャムの発生を抑制することができる。
本態様において、前記判断手段によって前記ロールシートが前記外巻きシートであると判断された場合、前記制御手段は、前記切断部による前記印刷媒体の切断後、前記印刷部に対する印刷指令を受け付ける前は前記搬送部の制御を行わず、前記印刷部に対する印刷指令を受け付けた場合に、前記媒体先端部が前記切断位置よりも前記搬送方向上流側、且つ前記上流端部よりも前記搬送方向下流側に位置するように前記搬送部を制御してから、前記印刷媒体への印刷が開始されるように前記印刷部を制御してもよい。ロールシートが外巻きシートの場合、印刷媒体は媒体先端部が切断位置に位置する状態に維持される。印刷指令を受け付けた場合、印刷装置は、媒体先端部を上流端部よりも下流側へ後退させてから印刷する。故に、印刷装置は、印刷面において印刷されない余白部分を少なくすることができる。さらに印刷装置は、媒体先端部が非印刷時にロールシートで保持されていた時の癖によって反っても、印刷媒体が印刷部と案内部の間の隙間に入り込んでしまうジャムの発生を抑制することができる。
本態様において、前記判断手段によって前記ロールシートが前記外巻きシートであると判断された場合、前記制御手段は、前記切断部による前記印刷媒体の切断後、前記印刷部に対する印刷指令を受け付ける前に、前記媒体先端部が前記切断位置よりも前記搬送方向上流側、且つ前記上流端部よりも前記搬送方向下流側に位置するように前記搬送部を制御し、前記印刷部に対する印刷指令を受け付けた場合に、前記印刷媒体への印刷が開始されるように前記印刷部を制御してもよい。ロールシートが外巻きシートの場合、印刷装置は印刷指令を受け付ける前に、予め、媒体先端部を切断位置よりも上流側、且つ上流端部よりも下流側へ後退させておくので、印刷指令を受け付けたら、直ちに、印刷を開始することができる。また、印刷装置は、印刷面において印刷されない余白部分を少なくすることができる。さらに印刷装置は、媒体先端部が非印刷時にロールシートで保持されていた時の癖によって反っても、印刷媒体が印刷部と案内部の間の隙間に入り込んでしまうジャムの発生を抑制することができる。
本態様に係る印刷装置は、前記切断部よりも前記搬送方向下流側に設けられ、前記印刷媒体を筐体から排出する排出口を備えてもよい。前記判断手段によって前記ロールシートが前記外巻きシートであると判断された場合、前記制御手段は、前記切断部による前記印刷媒体の切断後、前記印刷部に対する印刷指令を受け付ける前に、前記媒体先端部が前記排出口に位置するように、前記搬送部を制御し、前記印刷部に対する印刷指令を受け付けた場合に、前記印刷媒体への印刷が開始されるように前記印刷部を制御してもよい。印刷媒体の媒体先端部を印刷後に排出口に配置することで、媒体先端部が非印刷時にロールシートで保持されていた時の癖によって反っても、媒体先端部の反りを排出口で押さえ、抑制することができる。排出口は印刷装置の筐体の外部に繋がる部分であるので、印刷時に媒体先端部を排出口から排出させることで、印刷装置は、ジャムの発生を確実に防止することができる。
本態様において、前記切断部は、固定刃と、前記搬送方向に直交する摺動方向に沿って前記固定刃に対して摺動可能な可動刃とを備えてもよい。前記案内部は、前記摺動方向において前記可動刃側を向く前記固定刃の端面であってもよい。前記印刷装置は、前記印刷部と前記案内部との間に設けられ、前記固定刃側から前記摺動方向に沿って前記印刷媒体の搬送経路内に突出する突出部を備えてもよい。媒体先端部が非印刷時にロールシートで保持されていた時の癖によって反っても、突出部によって印刷媒体を搬送経路内に押し戻すことができるので、印刷装置は、ジャムの発生を抑制することができる。
印刷装置1を前方右上側から見た斜視図である。 印刷装置1の縦断面図である。 切断装置8を後方左下側から見た斜視図である。 印刷装置1の電気的構成を示すブロック図である。 印刷制御プログラムのフローチャートである。 印刷処理のフローチャートである。 印刷処理の変形例1のフローチャートである。 印刷処理の変形例2のフローチャートである。 印刷処理の変形例3のフローチャートである。 印刷装置101の縦断面図である。
以下、本発明を具体化した一実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、参照する図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものである。図示された装置の構成は、その形態のみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
図1〜図3を参照し、本発明に係る印刷装置1の概略構成について説明する。以下の説明では、図1の左下側、右上側、左上側、右下側、上側、下側を、夫々、印刷装置1の前側、後側、左側、右側、上側、下側と定義する。
図1に示す、印刷装置1は、尺の長いラベルシート(以下、単に「シート」という)31に種々のキャラクタ(文字、数字、記号、図形等)を印刷する装置である。印刷装置1は、樹脂製の筐体2を備える。筐体2の後方内部には、収納部4が設けられる。収納部4は、筐体2内でホルダ3が装着される部位である。ホルダ3は、所定幅のシート31が巻回されたロールシート30を保持する。収納部4は、底面から立設し、上部が二股状の支持部材27を備える。ホルダ3は、左方に突出する凸部28が支持部材27の二股部分に係合することで、収納部4内にて支持され、且つ位置決めされる。
シート31には、感熱シート、印字テープ、ラベルシート等を用いることができる。感熱シートは、所謂サーマルペーパーであり、熱に感応して自己発色する長尺な印刷媒体である。印字テープは、長尺な感熱シートの片面に接着剤を介して剥離紙が張り合わされた印刷媒体である。ラベルシートは、感熱シートを所定大きさのプレート状にカットし、片面に接着剤を塗布したラベルが、長尺な剥離紙に所定間隔で並べて貼り合わされた印刷媒体である。本実施形態では、シート31の一例として、上記の印字テープが用いられるものとする。
収納部4の底面には、ホルダ3の底部が係合する凹部(図示略)が形成される。凹部内には、シート判別センサ51(図4参照)が設けられる。シート判別センサ51は、プランジャーとマイクロスイッチから構成される複数のスイッチである。ホルダ3の底部には、シート判別子(図示略)が設けられる。シート判別子は、ホルダ3底部に開口される複数のセンサ孔で構成される。各センサ孔は、シート31の種類に応じた組合せで、シート判別センサ51の各スイッチに対応する位置に形成される。ホルダ3が収納部4に収納された場合、センサ孔が形成された位置に対応するスイッチは、オフ状態が維持される。また、センサ孔が非形成の位置に対応するスイッチは、オン状態となる。従って、印刷装置1のCPU41(図4参照)は、シート判別センサ51から取得するオン・オフ信号の組合せに基づいて、ホルダ3が保持するシート31の情報を取得することができる。
シート31の情報には、シート31の種類、大きさ、ロールシート30の巻き向き等の情報が含まれる。シート31の種類の情報とは、感熱シート、印字テープ、ラベルシート等の情報である。シート31の大きさの情報とは、テープ幅の情報をいう。また、ラベルシートの場合、大きさの情報には1つのラベルの大きさ(搬送方向および幅方向の大きさ)の情報が含まれる。ロールシート30の巻き向きの情報とは、ロールシート30が、印刷面が内周側に向けられて巻回された内巻きシートであるか、印刷面が外周側に向けられて巻回された外巻きシートであるかを表す情報をいう。後述する印刷制御プログラムにおいて、CPU41は、シート判別センサ51から取得したシート31の情報に基づき、ロールシート30の巻き向きに応じたシート31の搬送を制御する。
筐体2の後側の上端縁部には、上カバー5が開閉自在に取り付けられる。上カバー5は、透明または半透明の樹脂製で、側面視、略半円形状の蓋体である。上カバー5は、閉鎖時、収納部4を覆う。
上カバー5の前側には、筐体2の前側を覆う樹脂製の前カバー6が設けられる。前カバー6の中央には、正面視、略長方形状に開口する凹部11が形成される。凹部11の中央奥側には、排出口14が略水平に設けられる。排出口14は、シート31の搬送経路C(図2参照、後述)における下流側の端部である。印刷されたシート31は、排出口14から筐体2の外部に排出される。凹部11には、開口の上縁部から排出口14に向かって下方に延びる内壁13が設けられる。内壁13の前面には、一対の押えリブ15が前方に突出する。押えリブ15は板状で、側面視、三角形状である。押えリブ15は、排出口14から排出されるシート31を上側から押さえる。排出口14の前方には、平面視、略長方形状のステージ12が前方に向かって延びる。ステージ12は、前後方向に延びる複数のリブ16を上面に備えた樹脂板である。排出口14から排出されるシート31は、ステージ12上に押し出される。
凹部11の上側には、電源キー17、カットキー18およびFEEDキー19が左右方向に並んで配置される。カットキー18が押されると、排出口14の内側に設けられた切断装置8(図2参照)が駆動され、シート31が切断される。FEEDキー19が押されるとシート31が搬送され、排出口14から排出される。
筐体2の背面部には、電源コードが接続されるコネクタ(図示略)と、USB(Universal Serial Bus)ケーブルが接続されるUSBコネクタ(図示略)を備える。印刷装置1は、USBケーブルを介し、パーソナルコンピュータ(図示略、以下PCという)等の外部機器と接続可能である。
図2に示すように、収納部4の上部前側には、挿入口20が設けられる。挿入口20は、シート31の搬送経路C(後述)における上流側の端部である。ロールシート30を保持するホルダ3(図1参照)が収納部4に収納された場合、挿入口20には、ロールシート30から引き出されたシート31の端部が挿入される。ロールシート30が内巻きシートである場合、ホルダ3は、ロールシート30から左側面視、反時計回りにシート31を繰り出す向き(例えば図2のシート31A)に、収納部4に収納される。ロールシート30が外巻きシートである場合、ホルダ3は、ロールシート30から左側面視、時計回りにシート31を繰り出す向き(例えば図2のシート31B)に、収納部4に収納される。従って、シート31は、ロールシート30の巻き向きに関わらず、印刷面がサーマルヘッド22側を向き、裏面がプラテンローラ21側を向く向きで、搬送経路Cを搬送される。
筐体2内には、挿入口20から排出口14に向かって、シート31が搬送される搬送経路Cが設けられる。搬送経路Cの上側には、プラテンローラ21が配置される。プラテンローラ21はシート31の搬送手段である。プラテンローラ21は、左右方向を軸方向として回転自在に設けられる。プラテンローラ21は、図示しないギアを介して搬送モータ50(図4参照)に接続される。プラテンローラ21は、搬送モータ50の駆動に伴い、正回転および逆回転する。プラテンローラ21の正回転は、プラテンローラ21を筐体2の右側から見た場合の時計回り回転である。プラテンローラ21が正回転すると、シート31は、搬送方向の下流側に搬送される。搬送方向は、搬送経路Cに沿って挿入口20から排出口14に向かう方向である。プラテンローラ21の逆回転は、プラテンローラ21を筐体2の右側から見た場合の反時計回り回転である。プラテンローラ21が逆回転すると、シート31は、搬送方向の上流側に搬送される。
搬送経路Cの下側で、プラテンローラ21に対向する位置には、板状のサーマルヘッド22が配置される。サーマルヘッド22は、シート31の印刷手段である。サーマルヘッド22は、プラテンローラ21に対向する位置に、左右方向に一列に配列された複数(例えば720個)の発熱素子(図示略)を備える。サーマルヘッド22はプラテンローラ21に対して接離可能に支持され、且つプラテンローラ21に向かって付勢される。サーマルヘッド22は、発熱素子によって、プラテンローラ21と発熱素子との間に挟まれたシート31に印刷する。サーマルヘッド22の下面には、金属製の放熱板29が固定される。放熱板29の前側の端部は、上方へ向けて折り曲げられる。搬送経路Cに沿って搬送されるシート31の搬送方向下流側の端部(以下、「媒体先端部」ともいう。)が、例えば反りによって下向きに垂れた場合、媒体先端部は、放熱板29の前側の端部に当接し、切断装置8の切断隙間85(後述)内に案内される。
サーマルヘッド22の搬送方向下流側で、プラテンローラ21と排出口14との間には、切断装置8が設けられる。図3に示すように、切断装置8は、固定刃81、可動刃82、駆動機構83、および切断モータ84を備える。固定刃81は、正面視、略矩形状で左右方向に延びる金属製の板状体であり、前後方向に所定の厚みを有する。固定刃81の刃先81Aは下方に向けられる。可動刃82は、正面視、略Y字型で左右方向に長く延びる金属製の板状体である。可動刃82の刃先82AはV字型に設けられ、上方に向けられる。可動刃82は固定刃81の前側に配置される。可動刃82の左右両側の端部82Bは上方へ延び、固定刃81の前面に当接する。
固定刃81の刃先81Aと可動刃82の刃先82Aとは、上下方向に向き合って切断隙間85を形成する。シート31の搬送経路C(図2参照)は、切断隙間85を通過する。駆動機構83は可動刃82に接続し、切断モータ84の駆動によって、可動刃82を上下方向に往復移動する機構である。可動刃82が上方に移動すると、可動刃82の端部82Bは、固定刃81の前面に対して摺動する。端部82Bは、可動刃82を、可動刃82の刃先82Aと固定刃81の刃先81Aとが交差する位置に案内する。搬送経路C上で刃先81Aと刃先82Aとが交差する位置が、切断位置Nである。切断装置8は、切断隙間85に配置されたシート31を切断位置Nにおいて切断する。
図2に示すように、固定刃81の下側の端面81Bは、搬送経路C上を搬送されるシート31を切断位置Nに案内する案内部26として機能する。案内部26は、シート31の媒体先端部が、プラテンローラ21と切断装置8との間の隙間に入り込んでしまうのを防ぐ。
収納部4の下側には、仕切壁23を介して制御基板40が設けられる。制御基板40には、外部のパーソナルコンピュータ等からの指令によって搬送モータ50(図4参照)、サーマルヘッド22等の駆動を制御する制御回路が設けられる。サーマルヘッド22は、図示外のフレキシブルフラットケーブル(FFC)によって、制御基板40の底面側に設けられたコネクタ(図示略)に接続される。サーマルヘッド22、プラテンローラ21等の下方には、仕切壁23を介して電源基板24が設けられる。電源基板24には、電源回路が形成される。制御基板40と電源基板24は、底面部にネジ止めされた薄い鋼板製の底面カバー25に覆われる。
図4を参照し、印刷装置1の電気的構成について説明する。図4に示すように、印刷装置1の制御基板40には、CPU41、ROM42、RAM43、およびフラッシュROM44が搭載される。これらは相互にバス45で接続される。CPU41は、印刷装置1全体の制御を司る。ROM42には、後述する印刷制御プログラム等、印刷装置1の制御に必要な各種のプログラムと、これらのプログラムに必要な制御データ等が記憶される。CPU41は、ROM42に記憶されたプログラムに従って、各種の演算、制御処理を行う。ROM42には、多数のキャラクタフォントも記憶される。また、ROM42には、シート31の種類やロールシート30の巻き向き等を判別するための判別テーブルが記憶される。
RAM43には、CPU41による各種の演算結果等が一時的に記憶される。RAM43には、例えば、外部機器から受信した印刷データを記憶する受信データ記憶領域、印刷を実行する際に印刷用ドットパターンデータを記憶する印刷バッファ、ワーク領域等の記憶領域が設けられる。ドットパターンデータは、外部機器から受信した印刷データとROM42に記憶されたキャラクタフォントに基づいて、印刷バッファに展開される。フラッシュROM44は、不揮発性メモリであり、各種の情報が記憶される。
バス45には入出力インタフェイス46が接続される。入出力インタフェイス46には、電源キー17、カットキー18、FEEDキー19、駆動回路47〜49、シート判別センサ51、およびUSBインタフェイス52が接続される。電源キー17は、印刷装置1の電源のオン・オフを行うスイッチである。カットキー18は、切断装置8でシート31を切断する場合に操作されるキーである。FEEDキー19は、シート31を紙送りする場合に操作されるキーである。駆動回路47には、シート31への印刷を行うサーマルヘッド22の発熱素子が接続される。駆動回路47は、CPU41からの制御信号に基づき各発熱素子への通電を制御することで、サーマルヘッド22全体の発熱態様を制御する。駆動回路48には、シート31を搬送するプラテンローラ21(図2参照)を回転させる搬送モータ50が接続される。駆動回路48は、CPU41からの制御信号に基づいて搬送モータ50の駆動を制御する。搬送モータ50には、例えば公知のステッピングモータ、サーボモータ等が用いられる。駆動回路48は、搬送モータ50の回転向き(正回転、逆回転)および回転量を制御する。
駆動回路49には、切断装置8の切断モータ84が接続される。駆動回路49は、CPU41からの制御信号に基づいて切断モータ84の駆動を制御し、切断装置8にシート31を切断させる。シート判別センサ51は、前述したように、複数のスイッチ(図示略)で構成される。各スイッチは、夫々、オン・オフの状態を示す信号をCPU41に出力する。USBインタフェイス52には、USBコネクタ(図示略)が接続される。USBインタフェイス52は、USBケーブルを介して接続された外部機器との間のデータの送受信を行う。CPU41は、USBインタフェイス52を介して外部機器から受信した印刷データに従って、印刷を制御する。
図5を参照し、本実施形態の印刷装置1で実行される印刷制御プログラムについて説明する。ユーザによる電源キー17の操作の入力を受け付けると、CPU41は、印刷装置1を起動する。CPU41は、ROM42に記憶された印刷制御プログラムを読み出してRAM43に展開し、印刷制御プログラムの実行を開始する。CPU41は、初期処理を行う(S11)。CPU41は、印刷制御プログラムで使用する記憶領域をRAM43に確保する。CPU41は、プログラムで使用する各種フラグや変数の初期値をROM42またはフラッシュROM44から読み込み、RAM43に記憶して初期化を行う。また、CPU41は、サーマルヘッド22、搬送モータ50等の動作確認を行う。
CPU41は、シート判別センサ51の各スイッチの状態を取得する。CPU41は、ROM42に記憶された判別テーブルに基づいて、シート判別センサ51のオン・オフ状態の組合せに対応するシート31の情報を取得する。CPU41は、シート31の情報、即ち、シート31の種類、大きさ、ロールシート30の巻き向き等の情報を、RAM43に記憶する(S13)。
CPU41は、FEEDキー19に対する操作の入力を受け付けたか否か判断する(S15)。FEEDキー19の操作がなければ(S15:NO)、CPU41は、処理をS19に進める。FEEDキー19に対する操作の入力を受け付けた場合(S15:YES)、CPU41は、駆動回路48に制御信号を出力して搬送モータ50を駆動させ、第一量分、プラテンローラ21を正回転させる(S17)。第一量は、例えば、シート31が搬送方向下流側に約25mm搬送される分に相当するプラテンローラ21の回転量である。シート31の搬送を制御したら、CPU41は処理をS19に進める。
CPU41は、カットキー18に対する操作の入力を受け付けたか否か判断する(S19)。カットキー18の操作がなければ(S19:NO)、CPU41は、処理をS23に進める。カットキー18に対する操作の入力を受け付けた場合(S19:YES)、CPU41は、駆動回路49に制御信号を出力し、切断装置8の切断モータ84を駆動させる。駆動回路49は、可動刃82を上方に移動させ、刃先82Aを固定刃81の刃先81Aと交差させた後、可動刃82を下方に移動させ、切断隙間85を開放する。シート31が搬送経路C上で切断位置Nに位置する場合、シート31は、切断装置8に切断される。切断装置8の駆動を制御したら、CPU41は、処理をS23に進める。
CPU41は、外部機器から印刷データが送信された場合、印刷データの受信が完了したか否か判断する(S23)。印刷データが送信されていない場合、あるいは印刷データの受信中である場合、CPU41は、処理をS27に進める。外部機器から送信された印刷データの受信を完了した場合(S23:YES)、CPU41は処理をS25に進め、印刷処理(図6参照)を行う。印刷処理については後述する。印刷処理が終わったら、CPU41は、処理をS27に進める。
CPU41は、電源キー17に対する操作の入力を受け付けたか否か判断する(S27)。電源キー17の操作がなければ(S27:NO)、CPU41は、処理をS15に戻す。以降、CPU41は、S15〜S27の処理を繰り返して実行し、キー入力を受け付けるか、印刷データを受信するまで待機する。電源キー17に対する操作の入力を受け付けた場合(S27:YES)、CPU41は、印刷制御プログラムの終了時の処理を行い(S29)、RAM43の記憶領域を開放してプログラムを終了する。
次に、ロールシート30が内巻きシートである場合の印刷処理について説明する。前述したように、外部機器からの印刷データの受信が完了すると、CPU41は、印刷処理を実行する(S25)。図6に示すように、CPU41は、RAM43に記憶するシート31の情報に基づいて、ロールシート30が内巻きシートか否か判断する(S51)。内巻きシートである場合(S51:YES)、CPU41は、駆動回路48に制御信号を出力し、第二量分、プラテンローラ21を逆回転させる(S53)。本実施形態の印刷装置1は、印刷が完了したシート31を切断した後、次回の印刷処理まで、シート31の媒体先端部(搬送方向下流側の端部)が切断位置Nに配置された状態に維持する。第二量は、シート31の媒体先端部を、切断位置Nから位置Qに搬送させる分に相当するプラテンローラ21の回転量である。位置Qは、搬送経路C上で、印刷時にプラテンローラ21がサーマルヘッド22に当接する位置よりも搬送方向下流側で、案内部26の搬送方向上流側の端部26Aの位置Pよりも搬送方向上流側の位置である。即ち、位置Qは、シート31の媒体先端部をサーマルヘッド22の印刷位置T(搬送経路C上で発熱素子に対応する位置)に、より近づけ、且つ、印刷時にシート31がプラテンローラ21とサーマルヘッド22との間に挟まれた状態を維持できる位置である。印刷装置1は、シート31への印刷前に、シート31の媒体先端部を位置Qに搬送することで、媒体先端部をより印刷位置Tに近づけ、シート31に対して印刷することができない余白部分を、より少なくすることができる。シート31の搬送を制御したら、CPU41は処理をS61に進める。
CPU41は、駆動回路48に制御信号を出力し、プラテンローラ21を正回転させる(S61)。プラテンローラ21は、搬送方向下流側へ向けて、シート31の搬送を開始する。CPU41は、外部機器からの受信が完了した印刷データを印刷バッファに展開し、ドットパターンデータを作成する。CPU41は、駆動回路47に制御信号を出力し、ドットパターンデータに基づく各発熱素子への通電を制御させ、シート31への印刷を開始する(S63)。シート31の搬送に伴い、シート31の印刷面には印刷データに基づくキャラクタが印刷される(S65:NO)。
印刷の進行に伴い、シート31の媒体先端部は、搬送経路Cに沿って、案内部26の端部26Aの位置Pを通過する。ロールシート30が内巻きシートであるので、シート31の媒体先端部は、非印刷時に印刷面を内周側にして保持されていた時の癖で、搬送方向下流側へ搬送されながら、下方へ向かいやすい。案内部26の端部26Aと、プラテンローラ21との間の隙間は、搬送経路Cの上側に位置する。このため、シート31の媒体先端部は、案内部26とプラテンローラ21の隙間には、進入しにくい。
印刷データに基づく印刷が完了したら(S65:YES)、CPU41は、さらに第三量分、プラテンローラ21を正回転させる(S67)。第三量は、シート31の印刷面における余白として予め設定された長さと、搬送経路C上における印刷位置Tから切断位置Nまでの長さとを足し合わせた長さに相当するプラテンローラ21の回転量である。プラテンローラ21が第三量分、正回転することによって、シート31は、印刷された部分と余白部分とが切断位置Nよりも搬送方向下流側に配置された状態になる。
CPU41は、駆動回路49に制御信号を出力し、切断装置8の切断モータ84を駆動させる(S69)。切断装置8は、シート31の印刷された部分と余白部分とを切断位置Nで切り離す。シート31の媒体先端部は、切断位置Nに配置される。CPU41は、印刷処理を終了し、メインルーチン(図5参照)のS27に処理を進める。
このように、ロールシート30が内巻きシートの場合、CPU41は、印刷データの受信を完了し、印刷処理を開始したら、シート31の媒体先端部を、案内部26の端部26Aの位置Pよりも搬送方向上流側の位置Qに搬送してから印刷を開始する。これにより、印刷装置1は、印刷面において印刷することができない余白部分を少なくすることができる。
一方、ロールシート30が外巻きシートである場合の印刷処理について説明する。CPU41は、印刷処理を実行すると、RAM43に記憶するシート31の情報に基づいて、ロールシート30が内巻きシートか否か判断する(S51)。外巻きシートである場合(S51:NO)、CPU41は、処理をS61に進める。CPU41は、S61〜S65の処理を行い、上記同様、シート31の印刷面に印刷データに基づくキャラクタの印刷を行う。
ロールシート30が外巻きシートであるので、シート31の媒体先端部は、非印刷時に印刷面を外周側にして保持されていた時の癖で反ると、搬送方向下流側へ搬送されながら、上方へ向かいやすい。そこで印刷装置1は、外巻きシートの場合には、シート31の媒体先端部が切断位置Nに配置された状態のまま、シート31への印刷を開始する。即ち、媒体先端部が案内部26の端部26Aよりも下流側に位置する状態で、シート31への印刷が開始される。故に、シート31の媒体先端部は、案内部26とプラテンローラ21の隙間に進入しない。
印刷が完了したら(S65:YES)、CPU41は、第三量分、プラテンローラ21を正回転させる(S67)。CPU41は、切断装置8を駆動して、シート31の印刷された部分と余白部分とを切断位置Nで切り離す。上記同様、シート31の媒体先端部は、切断位置Nに配置される。CPU41は、印刷処理を終了し、メインルーチン(図5参照)のS27に処理を進める。
このように、ロールシート30が外巻きシートの場合、CPU41は、印刷データの受信を完了し、印刷処理を開始したら、シート31を搬送方向上流側へは全く搬送せずに、印刷を開始する。故に、シート31が非印刷時に印刷面を外周側にして保持されていた時の癖で反ったとしても、シート31の媒体先端部は、案内部26とプラテンローラ21の隙間に進入しない。よって、印刷装置1は、ジャムの発生を抑制することができる。
以上説明したように、ロールシート30が内巻きシートの場合、印刷装置1は、印刷前にシート31の媒体先端部を案内部26の端部26Aよりも搬送方向上流側へ搬送させてから、印刷する。故に印刷装置1は、印刷面において印刷されない余白部分を少なくすることができる。ロールシート30が外巻きシートの場合、印刷装置1は、媒体先端部が案内部26の端部26Aよりも搬送方向下流側に位置する状態で、印刷を開始する。このため、シート31が非印刷時に印刷面を外周側にして保持されていた時の癖で反ったとしても、媒体先端部は、案内部26とプラテンローラ21の隙間に進入しない。故に印刷装置1は、ジャムの発生を抑制することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変更を加えることが可能である。CPU41は、シート31の裏面に印刷された識別情報に基づいて、ロールシート30が内巻きロールであるか外巻きロールであるかを識別した。これに限らず、例えば、印刷装置1は、収納部4に複数のスイッチを設けてもよい。この場合、ホルダ3は、スイッチの夫々に対応し、シート31の種類ごとに組合せが異なる複数のピンを備えてもよい。CPU41は、ピンの組合せに応じてスイッチをオン・オフの組合せによる情報を取得し、この情報に基づいて、ロールシート30の巻き向きを識別してもよい。
あるいは、CPU41は、例えば、内巻きロールまたは外巻きロールの指定を夫々カットキー18またはFEEDキー19の操作に対応させてもよい。この場合、CPU41は、シート識別処理(S13)においてキー操作の入力を受け付けることによって、ロールシート30の巻き向きを識別してもよい。
また、印刷装置1は、シート31に感熱シートを用い加熱発色による印刷を行ったが、感熱シートに限らず、一般的な印刷用紙や転写用紙等を用い、インクジェット方式、レーザー方式、転写リボン方式、ドットインパクト方式等、公知の他の方式による印刷を行なってもよい。
本実施形態では、固定刃81の下側の端面81Bが案内部26として機能した。
これに限らず、シート31の媒体先端部側が上方に反った場合でも、媒体先端部を滑らせて固定刃81の端面81Bに案内できる壁面を有する部材を固定刃81の後側に設け、前記壁面を案内部26として機能させてもよい。
また、印刷処理において、ロールシート30が外巻きシートの場合にも、印刷開始前にシート31を搬送方向上流側へ搬送してもよい。例えば、図7に示す印刷処理の変形例1では、CPU41は、S51の処理で、ロールシート30が外巻きシートであると判断した場合(S51:NO)、第四量分、プラテンローラ21を逆回転させてから(S55)、処理をS61に進める。本実施形態と同様に、印刷装置1は、印刷が完了したシート31を切断した後、次回の印刷処理まで、シート31の媒体先端部が切断位置Nに配置された状態を維持する。第四量は、シート31の媒体先端部を、切断位置Nから位置Uに搬送させる分に相当するプラテンローラ21の回転量である。位置Uは、切断位置Nよりも搬送方向上流側、且つ案内部26の端部26Aの位置Pよりも搬送方向下流側の位置である。位置Uは、搬送経路C上において、案内部26の形成範囲に対応する。即ち、位置Uは、シート31の媒体先端部をサーマルヘッド22の印刷位置Tに、より近づけ、且つ、媒体先端部を案内部26とプラテンローラ21との隙間よりも搬送方向下流側に配置できる位置である。これにより、印刷装置1は、ロールシート30が外巻きシートであっても、シート31に対して印刷することができない余白部分を、より少なくすることができる。なお、印刷処理(変形例1)におけるその他の処理(S61〜S69)は、本実施形態と同様である。
このように、ロールシート30が外巻きシートの場合、シート31の媒体先端部は、印刷完了後、切断位置Nに位置する状態に維持される。印刷データの受信を完了し、印刷処理を開始したら、CPU41は、シート31の媒体先端部を案内部26の端部26Aの位置Pよりも搬送方向上流側の位置Uに搬送させてから、印刷を開始する。故に、印刷装置1は、印刷面において印刷されない余白部分を少なくすることができる。また、シート31が非印刷時に印刷面を外周側にして保持されていた時の癖で反ったとしても、シート31の媒体先端部は、案内部26とプラテンローラ21の隙間に進入しない。よって、印刷装置1は、ジャムの発生を抑制することができる。
また、印刷処理において、印刷完了後にシート31を搬送方向上流側へ搬送しておき、印刷データを受信したら、そのまま印刷を開始できるようにしてもよい。例えば、図8に示す印刷処理の変形例2では、CPU41は、印刷完了後(S65:YES)、シート31を切断したら(S69)、ロールシート30が内巻きシートか否か判断する(S71)。内巻きシートの場合(S71:YES)、CPU41は、第二量分、プラテンローラ21を逆回転させてから(S73)、印刷処理を終了してメインルーチン(図5参照)に処理を戻す。非印刷時、シート31の媒体先端部は、印刷位置Tに近い位置Qに配置された状態で維持される。外部機器からの印刷データの受信に基づく次回の印刷処理が開始されると、CPU41は、本実施形態と同様にS61〜S69の処理を行い、シート31への印刷と切断を行う。
このように、ロールシート30が内巻きシートの場合、CPU41は、シート31への印刷が完了し、次の印刷データを受信する前に、予め、媒体先端部を、案内部26の端部26Aの位置Pよりも搬送方向上流側の位置Qに搬送しておくことができる。故に印刷装置1は、印刷データの受信を完了し、印刷処理を開始したら、直ちに、シート31への印刷を開始することができる。さらに印刷装置1は、印刷面において印刷されない余白部分を少なくすることができる。
また、上記印刷処理の変形例2(図8参照)において、ロールシート30が外巻きシートの場合、(S71:NO)、CPU41は、第四量分、プラテンローラ21を逆回転させてから(S75)、印刷処理を終了してメインルーチン(図5参照)に処理を戻してもよい。非印刷時、シート31の媒体先端部は、案内部26の端部26Aの位置Pに近く、案内部26に対応する位置Uに配置された状態で維持される。外部機器からの印刷データの受信に基づく次回の印刷処理が開始されると、CPU41は、本実施形態と同様にS61〜S69の処理を行い、シート31への印刷と切断を行う。
このように、ロールシート30が外巻きシートの場合、CPU41は、シート31への印刷が完了し、次の印刷データを受信する前に、予め、媒体先端部を、切断位置Nよりも搬送方向上流側、且つ案内部26の端部26Aの位置Pよりも下流側の位置Uに搬送しておくことができる。故に印刷装置1は、印刷データの受信を完了し、印刷処理を開始したら、直ちに、印刷を開始することができる。また、印刷装置1は、印刷面において印刷されない余白部分を少なくすることができる。さらに、シート31が非印刷時に印刷面を外周側にして保持されていた時の癖で反ったとしても、媒体先端部は、案内部26の端部26Aよりも下流側に位置するので、案内部26とプラテンローラ21の隙間に進入しない。よって、印刷装置1は、ジャムの発生を抑制することができる。
また、印刷処理において、ロールシート30が外巻きシートの場合、印刷完了後にシート31の媒体先端部を搬送経路C上で排出口14に対応する位置Rに搬送しておいてもよい。例えば、図9に示す印刷処理の変形例3では、CPU41は、印刷完了後(S65:YES)、シート31を切断したら(S69)、ロールシート30が内巻きシートであるか否か判断する(S71)。内巻きシートの場合(S71:YES)、CPU41は、印刷処理を終了してメインルーチン(図5参照)に処理を戻す。外巻きシートの場合(S71:NO)、CPU41は、第五量分、プラテンローラ21を正回転させてから(S77)、印刷処理を終了してメインルーチン(図5参照)に処理を戻す。第五量は、シート31の媒体先端部を、切断位置Nから排出口14の位置Rに搬送させる分に相当するプラテンローラ21の回転量である。非印刷時、外巻きシートのシート31の媒体先端部は、排出口14に配置された状態で維持される。排出口14の位置Rは、切断位置Nよりも前方に離れて位置する。このため、シート31は、非印刷時に、印刷面を外周側にして保持されていた時の癖で反ったとしても、媒体先端部が排出口14の上壁に当接して上方への移動が抑制され、大きく反ることが防止される。外部機器からの印刷データの受信に基づく次回の印刷処理が開始され、外巻きシートの場合(S51:NO)、CPU41は、本実施形態と同様にS61〜S69の処理を行い、シート31への印刷と切断を行う。内巻きシートの場合、CPU41は、本実施形態と同様に、媒体先端部を位置Qに搬送してからS61〜S69の処理を行い、シート31への印刷と切断を行う。
このように、ロールシート30が外巻きシートの場合、CPU41は、シート31の媒体先端部を印刷後に排出口14に配置する。これにより、媒体先端部が非印刷時に印刷面を外周側にして保持されていた時の癖で反ったとしても、媒体先端部の反りが排出口14で押さえられるので、シート31が大きく反ることが防止される。排出口14は印刷装置1の筐体2の外部に繋がる部分であるので、印刷時に媒体先端部を排出口14から排出させることで、印刷装置1は、ジャムの発生を確実に防止することができる。
なお、上記印刷処理の変形例3において、CPU41は、ロールシート30が内巻きシートの場合にも同様に、印刷後にシート31の媒体先端部を排出口14に配置させてもよい。また、同変形例3において、印刷データを受信し、印刷を開始する場合に、CPU41は、媒体先端部を、内巻きシートの場合は位置Qに搬送させ、外巻きシートの場合は位置Uに搬送させてもよい。この場合、外巻きシートであれば、CPU41は、印刷開始前に、第四量に第五量を加えた分、プラテンローラ21を逆回転させればよい。内巻きシートであれば、CPU41は、印刷開始前に、第二量に第五量を加えた分、プラテンローラ21を逆回転させればよい。
また、図10に示す印刷装置101のように、切断装置108の固定刃81の後側に、正面視、略矩形状で左右方向に延びる板状の押下げ板186を設けてもよい。押下げ板186の下端部には、突出部187が形成される。突出部187は、押下げ板186の下側の縁部を後方へ折り返した形状に設けられる。突出部187の下端は、固定刃81の刃先81Aよりも下方に位置する。突出部187は、上方から下方へ向けて、搬送経路C内に突出する。突出部187は、搬送経路C内で左右方向に延び、搬送方向と交差する。
突出部187は、搬送経路Cに沿って搬送されるシート31を、搬送経路C内へ向けて押圧することができる。故に、ロールシート30が外巻きシートである場合に、シート31が、非印刷時に印刷面を外周側にして保持されていた時の癖で反ったとしても、突出部187は、シート31を搬送経路C内に押し戻すことができる。よって、印刷装置101は、ジャムの発生を抑制することができる。
上記実施形態において、端部26Aが、本発明の「上流端部」に相当する。S51またはS71の処理を行うCPU41が、本発明の「判断手段」に相当する。S53,S55,S73またはS75の処理を行うCPU41が、本発明の「制御手段」に相当する。
1 印刷装置
2 筐体
4 収納部
8 切断装置
14 排出口
21 プラテンローラ
22 サーマルヘッド
26 案内部
26A 端部
30 ロールシート
31 シート
41 CPU
N 切断位置

Claims (8)

  1. 印刷面とは反対側の裏面に接着剤を介して剥離紙が貼り付けられた尺の長いシート状の印刷媒体が巻回されたロールシートを収容する収容部と、
    前記収容部から引き出された前記印刷媒体を長尺な方向に沿って搬送する搬送部と、
    前記搬送部によって搬送される前記印刷媒体の前記印刷面に印刷を行う印刷部と、
    前記印刷部から前記印刷媒体の搬送方向下流側に離れて設けられ、前記印刷部によって印刷された前記印刷媒体を切断する切断部と、
    前記印刷部と前記切断部の切断位置との間で前記印刷部から離れて設けられ、前記印刷媒体の前記切断位置への搬送を案内する案内部と、
    前記収容部に収容された前記ロールシートが、前記印刷面が内周側に向けられて巻回された内巻きシートであるか、前記印刷面が外周側に向けられて巻回された外巻きシートであるかを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって前記ロールシートが前記内巻きシートであると判断された場合、前記印刷部による前記印刷媒体への印刷前に、前記印刷媒体の前記搬送方向下流側の端部である媒体先端部が前記切断位置から前記案内部の前記搬送方向上流側の端部である上流端部よりも前記搬送方向上流側に位置するように前記搬送部を制御してから、前記印刷媒体への印刷が開始されるように前記印刷部を制御し、
    前記判断手段によって前記ロールシートが前記外巻きシートであると判断された場合には、前記媒体先端部が前記上流端部よりも前記搬送方向下流側に位置する状態で、前記印刷媒体への印刷が開始されるように前記印刷部を制御する制御手段と
    を備え
    前記案内部は前記印刷媒体の前記印刷面とは反対側の前記裏面に対向して設けられ、且つ前記印刷部との間に隙間を有すること
    を特徴とする印刷装置。
  2. 前記判断手段によって前記ロールシートが前記内巻きシートであると判断された場合、
    前記制御手段は、
    前記切断部による前記印刷媒体の切断後、前記印刷部に対する印刷指令を受け付ける前は前記搬送部の制御を行わず、
    前記印刷部に対する印刷指令を受け付けた場合に、前記媒体先端部が前記上流端部よりも前記搬送方向上流側に位置するように前記搬送部を制御してから、前記印刷媒体への印刷が開始されるように前記印刷部を制御すること
    を特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記判断手段によって前記ロールシートが前記内巻きシートであると判断された場合、
    前記制御手段は、
    前記切断部による前記印刷媒体の切断後、前記印刷部に対する印刷指令を受け付ける前に、前記媒体先端部が前記上流端部よりも前記搬送方向上流側に位置するように前記搬送部を制御し、
    前記印刷部に対する印刷指令を受け付けた場合に、前記印刷媒体への印刷が開始されるように前記印刷部を制御すること
    を特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  4. 前記判断手段によって前記ロールシートが前記外巻きシートであると判断された場合、
    前記制御手段は、
    前記切断部による前記印刷媒体の切断後、前記搬送部の制御を行わず、
    前記印刷部に対する印刷指令を受け付けた場合に、前記印刷媒体への印刷が開始されるように前記印刷部を制御すること
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の印刷装置。
  5. 前記判断手段によって前記ロールシートが前記外巻きシートであると判断された場合、
    前記制御手段は、
    前記切断部による前記印刷媒体の切断後、前記印刷部に対する印刷指令を受け付ける前は前記搬送部の制御を行わず、
    前記印刷部に対する印刷指令を受け付けた場合に、前記媒体先端部が前記切断位置よりも前記搬送方向上流側、且つ前記上流端部よりも前記搬送方向下流側に位置するように前記搬送部を制御してから、前記印刷媒体への印刷が開始されるように前記印刷部を制御すること
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の印刷装置。
  6. 前記判断手段によって前記ロールシートが前記外巻きシートであると判断された場合、
    前記制御手段は、
    前記切断部による前記印刷媒体の切断後、前記印刷部に対する印刷指令を受け付ける前に、前記媒体先端部が前記切断位置よりも前記搬送方向上流側、且つ前記上流端部よりも前記搬送方向下流側に位置するように前記搬送部を制御し、
    前記印刷部に対する印刷指令を受け付けた場合に、前記印刷媒体への印刷が開始されるように前記印刷部を制御すること
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の印刷装置。
  7. 前記切断部よりも前記搬送方向下流側に設けられ、前記印刷媒体を筐体から排出する排出口を備え、
    前記判断手段によって前記ロールシートが前記外巻きシートであると判断された場合、
    前記制御手段は、
    前記切断部による前記印刷媒体の切断後、前記印刷部に対する印刷指令を受け付ける前に、前記媒体先端部が前記排出口に位置するように、前記搬送部を制御し、
    前記印刷部に対する印刷指令を受け付けた場合に、前記印刷媒体への印刷が開始されるように前記印刷部を制御すること
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の印刷装置。
  8. 前記切断部は、固定刃と、前記搬送方向に直交する摺動方向に沿って前記固定刃に対して摺動可能な可動刃とを備え、
    前記案内部は、前記摺動方向において前記可動刃側を向く前記固定刃の端面であり、
    前記印刷装置は、前記印刷部と前記案内部との間に設けられ、前記固定刃側から前記摺動方向に沿って前記印刷媒体の搬送経路内に突出する突出部を備えたことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の印刷装置。
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