JP5850322B2 - テープカセット及び印字ラベル作成システム - Google Patents

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Description

本発明は、印字ラベル作成装置に装着して用いられるテープカセット、及び、これを用いた印字ラベル作成システムに関する。
プリンタに複数種類のカセットが装着可能である場合に、各カセットを識別する技術として、例えば特許文献1記載のものが知られている。この従来技術では、カセットの筐体の側面に、各カセットの種類を表す被検出部(反射マーク)が設けられている。この被検出部に対し、プリンタに設けた反射型のセンサが光学的検出動作を行うことで、上記カセットの種類がプリンタ側で取得される。
2004−175051号公報
一方、上記プリンタと同様の印刷装置の別の例として、装着したテープカセットから供給された被印字テープに所望の印字を行い印字ラベルを作成する印字ラベル作成装置がある。テープカセットが印字ラベル作成装置のカセットホルダに装着されると、テープカセットの筐体内部に巻回された被印字テープが繰り出されて筐体内部を搬送される。搬送される被印字テープに対し印字手段が所望の印字を行うことで、印字ラベルが作成される。この印字ラベル作成装置に対し上記従来技術を適用し、テープカセットの筐体に、テープカセットの種類(言い換えれば被印字テープのテープ属性)を表す被検出部を設け、この被検出部に対し印字ラベル作成装置に設けた検出手段が検出動作を行うことが考えられる。これにより、印字ラベル作成装置側において、各テープカセットの被印字テープの属性に対応した態様の印字を実行することができる。
しかしながら、上記従来技術のように、被検出部を、カセットの筐体の側面等の外部に露出した面に設けると、汚れが生じたり部分的に破損が生じる恐れがある。この場合、被検出部が検出されるときの検出精度が低下するという問題があった。
本発明の目的は、被検出部が検出されるときの検出精度を向上できる、テープカセット及びこれを備えた印字ラベル作成システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、上下方向端部にカセット上面及びカセット底面をそれぞれ備えると共に、前記上下方向に直交する水平方向端部にカセット側面を備える、略箱形の筐体と、前記筐体の内部に設けられ、前記上下方向に沿った回転軸心を備え、被印字テープを繰り出し可能に巻回した被印字テープロールと、前記カセット側面のうちの特定のカセット側面に設けられ、前記被印字テープロールから繰り出されテープ幅方向が前記上下方向に沿いつつ搬送された前記被印字テープを前記筐体の外部に排出する排出口と、を有するテープカセットであって、前記カセット底面に設けた開口部から、前記上下方向に沿って前記カセット上面側へと延びるように設けられた凹状空間と、前記凹状空間を水平方向から取り囲むように前記上下方向に沿って設けられ、前記被印字テープのテープ属性を表す属性情報を外部へ付与可能な被検出部が形成された周壁面と、を有し、前記周壁面は、互いに直交するように前記上下方向に沿ってそれぞれ設けられる、少なくとも2つの鉛直面を含み、前記被検出部は、互いに直交方向に臨む複数の前記鉛直面に形成されていることを特徴とする。
本願発明のテープカセットは、筐体と、被印字テープロールと、排出口とを備えている。このテープカセットが例えば印字ラベル作成装置のカセットホルダに装着されると、筐体内部の上記被印字テープロールから被印字テープが繰り出されて筐体内部を搬送され、筐体の特定のカセット側面に設けられた上記排出口から筐体外部へ排出される。このように排出される被印字テープに対し適宜のタイミングで印字ラベル作成装置が所望の印字を行うことで、印字ラベルが作成される。
ここで、近年、印字ラベルの用途やユーザのニーズは多種多様にわたっており、テープカセットに備えられる上記被印字テープのテープ属性(幅や種類等)も多種多様に用意される場合が多い。本願発明においては、被印字テープの上記テープ属性を表す被検出部が設けられる。この被検出部に対し印字ラベル作成装置が検出動作を行うことで、上記テープ属性を表す属性情報が印字ラベル作成装置によって取得される。これにより、印字ラベル作成装置側において、各テープカセットの被印字テープの属性に対応した適正な態様の印字を確実に実行することができる。
このとき、本願発明では、上記被検出部を、筐体内部に設けた凹状空間を取り囲む周壁面に設けている。凹状空間は、カセット底面に設けた開口部からカセット上面側に延びるように、上下方向に沿って設けられている。そして、上記周壁面はその凹状空間を水平方向から取り囲むように上下方向に沿って設けられている。この周壁面に被検出部が設けられることにより、被検出部は、少なくとも水平方向が上記周壁面によって略密閉された上記凹状空間内に位置し、筐体の外部には露出しない。これにより、被検出部を、筐体のカセット上面やカセット底面やカセット側面に設ける場合に比べ、汚れが生じたり部分的に破損が生じるのを抑制することができる。この結果、上述のようにしてテープ属性が検出されるときの検出精度を向上することができる。
本発明によれば、被検出部が検出されるときの検出精度を向上することができる。
本発明の一実施形態に係わる印字ラベル作成装置の斜視図である。 カセットカバーが開いた状態にある印字ラベル作成装置の斜視図である。 テープカセット及び当該テープカセットが装着されるカセット装着部を表す斜視図である。 カセット上面を取り外した状態のテープカセットの内部構造を、当該テープカセットが装着されたカセット装着部とともに表す平面図、図4(a)中IV−IV断面による断面図、及び、図4(b)中IVC部の拡大断面図である。 印字ラベル作成装置の電気的構成を示すブロック図である。 別構造のテープカセットを用いる変形例における、カセットカバーが開いた状態にある印字ラベル作成装置の斜視図である。 テープカセット及び当該テープカセットが装着されるカセット装着部を表す斜視図である。 凹状空間のカセット上面側が閉塞されている変形例を表す平面図及び側面図である。 カセット上面を取り外した状態のテープカセットの内部構造を表す平面図である。 凹状空間のカセット上面側が開放されている変形例を表す平面図及び側面図である。 凹状空間の設置箇所のバリエーション各種を表す、カセット上面を取り外した状態のテープカセットの内部構造を表す平面図である。 凹状空間の設置箇所のバリエーション各種を表す、カセット上面を取り外した状態のテープカセットの内部構造を表す平面図である。 貼り合わせを行わないテープカセットに対し本発明を適用した変形例を表す、カセット上面を取り外した状態のテープカセットの内部構造を表す平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
まず、本発明の一実施形態を図1〜図5により説明する。なお、以下の説明において、図1の左下側を前側とし、図1の右上側を後側とし、図1の右下側を右側とし、図1の左上側を左側として説明する(各図中の矢印表示参照)。
<印字ラベル作成装置の概略構成>
まず、本実施形態に係る印字ラベル作成装置の概略構成について説明する。図1及び図2に示すように、印字ラベル作成装置1は、平面視長方形状の本体カバー2を備えている。本体カバー2の前側には、文字、記号及び数字等の文字キーや、種々の機能キー等を含むキーボード3が配設されている。キーボード3の後側には、入力した文字や記号を表示可能な液晶ディスプレイ5が設けられる。液晶ディスプレイ5の後側には、例えばテープカセット30(後述の図3参照)の交換時に開閉される蓋状のカセットカバー6が設けられている。カセットカバー6に対応する本体カバー2の内部には、テープカセット30を着脱自在に装着可能な凹部状のカセット装着部8(カセットホルダ)が設けられている。カセット装着部8には、テープカセット30からテープを引き出して搬送する搬送機構や、テープの表面に文字等を印字する印字機構等が設けられている。なお、上記テープカセット30と、印字ラベル作成装置1とが、各請求項記載の印字ラベル作成システムを構成している。
本体カバー2の左側面後方には、印字済みのテープを外部に排出するための排出スリット9が設けられている。カセットカバー6の左側面には、カセットカバー6を閉じた状態で排出スリット9を外部に露出させる排出窓11が形成されている。カセットカバー6の前面略中央には、その下面から下方に突出する鉤状の係止ロック4が設けられている。本体カバー2には、係止ロック4に対応する位置にロック孔7が設けられており、カセットカバー6が閉じられると係止ロック4がロック孔7に嵌め込まれて係止されることで、カセットカバー6の自然開放が防止される。
<内部構造>
次に、本体カバー2の内部構造について、カセット装着部8を中心に説明する。図3及び図4に示すように、カセット装着部8の前側には、発熱体(図示せず)を備えるサーマルヘッド10(図4参照)を搭載したヘッドホルダ74が固設されている。カセット装着部8の外側(図3では右上側)には、例えばステッピングモータであるテープ送りモータ23が配設されている。テープ送りモータ23の駆動軸の下端には駆動ギヤ(図示せず)が固定されている。この駆動ギヤは、所定のギヤ機構を介し、リボン巻取スプール44の回転駆動を行うリボン巻取軸95と、テープカセット30に備えられたテープ駆動ローラ46の回転駆動を行うテープ駆動軸100(搬送手段)と、に作動連結されている。
テープカセット30がカセット装着部8に装着された状態でテープ送りモータ23が回転駆動されると、上記駆動ギヤ等を介して、リボン巻取軸95が回転駆動される。リボン巻取軸95は、リボン巻取軸95が嵌挿されたリボン巻取スプール44を回転駆動させる。さらに、上記駆動ギヤ91の回転はテープ駆動軸100に伝達される。これにより、テープ駆動軸100が嵌挿されたテープカセット30のテープ駆動ローラ46が回転駆動する。
また、カセット装着部8には、2つの位置決めピン103(位置決めピン103の1つは図示省略)が設けられている。各位置決めピン103は、カセット装着部8に装着されたテープカセット30の底面に形成された2つのピン孔(図示せず)にそれぞれ対応する位置に設けられている。各位置決めピン103は、カセット装着部8に装着されたテープカセット30を、カセット装着部8内の適正な位置に位置決めする。
ヘッドホルダ74の前側には、図4(a)に示すように、アーム状のプラテンホルダ12が軸支部12aを中心に揺動可能に軸支されている。プラテンホルダ12の先端側には、サーマルヘッド10に相対して接離可能に設けられたプラテンローラ15と、テープ駆動軸100が嵌挿されるテープ駆動ローラ46に相対して接離可能に設けられた可動搬送ローラ14と、が共に回転可能に軸支されている。
プラテンホルダ12には、カセットカバー6の開閉に連動して左右方向に移動する図示しないリリースレバーが連結されている。カセットカバー6が開放されると、リリースレバーが右方向に移動して、プラテンホルダ12が待機位置に向けて移動する。待機位置では、プラテンホルダ12がカセット装着部8から離間する方向に移動して、テープカセット30をカセット装着部8に着脱することができる。なお、プラテンホルダ12は、図示しない巻きバネにより常に待機位置に弾性付勢されている。
一方、カセットカバー6が閉鎖されると、リリースレバーが左方向に移動して、プラテンホルダ12が印字位置に向けて移動する。印字位置では、プラテンホルダ12がカセット装着部8に近接する方向に移動する。そして、カセット装着部8にテープカセット30が装着されていれば、プラテンローラ15がフィルムテープ59(被印字テープ)とインクリボン60とを介して上記サーマルヘッド10を押圧するとともに、可動搬送ローラ14が両面粘着テープ58とフィルムテープ59とを介してテープ駆動ローラ46を押圧する。これにより、印字位置では、カセット装着部8に装着されたテープカセット30を使用して所望の印字を行うことが可能となる。
テープカセット30のテープ排出口49から排出スリット9までの間には、両面粘着テープ58と印字済みのフィルムテープ59とが貼り合わされた印字済テープ50が搬送される搬送経路が設けられている。この搬送経路には、印字済テープ50を所定位置で切断して印字ラベルとする図示しないカット機構が設けられている。カット機構は、固定刃と、固定刃に対向して前後方向に移動可能に支持された移動刃とで構成されている。なお、移動刃は、カッターモータ24(後述の図5参照)によって前後方向に移動される。
<テープカセットの概略構造>
ここで、本実施形態に係るテープカセット30の構造について説明する。図3及び図4に示すように、本実施形態のテープカセット30は、上下方向端部にカセット上面31C及びカセット底面31Aをそれぞれ備えると共に、上下方向に直交する水平方向端部にカセット側面31Bを備える、略箱形であるカセットケース31(筐体)を有している。カセット側面31Bのうち特定のカセット側面31Baには、テープ幅方向が上下方向に沿うように搬送された上記両面粘着テープ58及びフィルムテープ59をカセットケース31外へ排出するための上記テープ排出口49が設けられている。
また、図3及び図4に示すように、(上記特定のカセット側面31Baを含む)カセット側面31Bのうち上下方向の上端部からは、操作者による取り扱い時に指をかけるための例えば矩形突起状の指かけ部300が水平方向に突出して設けられている。すなわち、指かけ部300は、テープカセット30の左・右にそれぞれ設けられている。
なおこのとき、この指かけ部300に対応して、(上記特定のカセット側面31Baに対向する特定のホルダ面8Baを含む)カセット装着部8のホルダ側面8Bの上部には、上記指かけ部300の突出形状を許容しつつ収納するための収納凹部301(段付き形状を含む)が設けられている。この収納凹部301は、上記指かけ部300の配置に対応して、カセット装着部8の左右にそれぞれ設けられている。
そして、カセットケース31内の後部左側には、両面粘着テープ58の剥離紙を外側に向けて巻回した粘着テープスプール40が、支持孔65を介して回転可能に配置されている。カセットケース31内の後部右側には、フィルムテープ59を巻回して支持するフィルムテープスプール41(被印字テープロール)が、支持孔66を介して回転可能に配置されている。このとき、フィルムテープスプール41は、上下方向に沿った回転軸心k(図4参照)まわりに回転可能となっている。カセットケース31内の前部右側には、インクリボン60を巻回したリボンスプール42が回転可能に配置されている。カセットケース31内における粘着テープスプール40とリボンスプール42との間には、リボンスプール42からインクリボン60を引き出すとともに、文字等の印字にて使用されたインクリボン60を巻き取る上記リボン巻取スプール44が、支持孔67を介して回転可能に配置されている。なお、リボン巻取スプール44の下部には、リボン巻取スプール44が逆転することで巻き取ったインクリボン60が緩んでしまうのを防止するためのクラッチバネ(図示せず)が取り付けられている。
テープカセット30の前面右側には、テープカセット30の前方にやや延びるとともに中央に向かって直角に折り返されたアーム部34が設けられている。アーム部34内には、フィルムテープスプール41から引き出されたフィルムテープ59と、リボンスプール42から引き出されたインクリボン60とが共に案内されている。そして、アーム部34の内面とテープカセット30の前面とに囲まれる隙間が、印字ラベル作成装置1の上記サーマルヘッド10が嵌るためのヘッド装着部39となっている。さらに、アーム部34の先端には、フィルムテープ59とインクリボン60とを重合した状態でヘッド装着部39に供給する開口34aが設けられている。
また、アーム部34の開口34aからテープ排出口49までのフィルムテープ59及びインクリボン60の搬送方向において、ヘッド装着部39の下流側には支持孔が設けられ、この支持孔の内側に上記テープ駆動ローラ46が回動可能に軸支されている。テープ駆動ローラ46は、対向する上記可動搬送ローラ14との協働により、フィルムテープスプール41からフィルムテープ59を引き出すとともに、粘着テープスプール40から両面粘着テープ58を引き出し、フィルムテープ59の印字面にガイドして接着させる。テープ駆動ローラ46の上流側には、上下一対の規制部材36が設けられている。規制部材36は、サーマルヘッド10の下流側にて文字が印字されたフィルムテープ59を幅方向に規制してテープ排出口49に向かって案内するとともに、フィルムテープ59と両面粘着テープ58との間に位置ズレを生じることなく適正に接着させる。規制部材36の近傍には、上記ヘッド装着部39を経由して搬送された使用済みのインクリボン60をフィルムテープ59から離間させ、リボン巻取スプール44に向かって案内するための案内壁38が立設されている。案内壁38とリボン巻取スプール44との間には、案内壁38に沿って案内される使用済みのインクリボン60と、粘着テープスプール40に巻回して支持された両面粘着テープ58とが互いに接触するのを防止するための分離壁48が立設されている。
なお、カセットケース31は、前述したように、全体としては平面視で丸みを帯びた角部を有する略直方体状をなしている。但し、印字済テープ50のテープ幅が大きくなると(例えば、18mm、24mm、36mmなど)、それに応じてカセットケース31の高さ(幅)も大きくなる。
<センサによるカセット種類の検出>
一方、印字ラベル作成装置1のカセット装着部8は、カセットケース31の平面形状と略対応して上記カセット底面31Aに対向するホルダ底面8Aと、カセットケース31の外周面形状と略対応して上記カセット側面31Bに対向する上記ホルダ側面8Bと、を有している。ホルダ底面8Aは、カセット装着部8に上記カセット底面31A側から挿入されて装着されたテープカセット30を下方から支持する。そして、カセット装着部8の後方側でかつ左右方向中央部付近には、この例では角柱状となるセンサ支持部20が、上下方向に沿って突出して設けられている(図2及び図4参照)。このセンサ支持部20の周囲4面のうち、前側面には、上下方向に沿って複数の(この例では4つの)センサ20a,20b,20c,20dが設けられ、右側面には、上下方向に沿って複数の(この例では4つの)センサ20e,20f,20g,20hが設けられている。
カセットケース31には、上記したカセット装着部8のセンサ支持部20に対応して、カセット底面31Aに設けた開口部204aから上下方向に沿ってカセット上面側へと延びるように設けられた凹状空間200を有している。すなわち、図4(b)に示すように、カセット底面31Aの開口部204aからカセット内側へ向けて上記凹状空間200を水平方向から取り囲むように角筒状の周壁面204が形成され、この周壁面204の先端(上端)側外壁には係止孔206が形成されている。一方このとき、カセット上面31Cの内面には、上記周壁面204に対応して先端が内向き鉤状となった左右一対爪状(若しくは角筒状)の係止突起205が形成され、この係止突起205が上記係止孔206に係合している。これにより、下側(カセット底面31A)が開口部204aとなり、上側(カセット上面31C)が塞がれたとなった上記凹状空間200が形成される。そして、カセット装着部8にカセットケース31が装着された際には、開口部204aを通じて凹状空間200内に上記したセンサ支持部20が挿入される。
また、凹状空間200包囲する上記周壁面204は、互いに直交する2つの鉛直面、言い換えれば略L字状となる2つの面を少なくとも含んでいる。この例では、上記のように周壁面204は角筒状であることから角筒を構成する4つの延直面は、隣接する2つの鉛直面それぞれが互いに略L字状とに直交する配置となっている。この例では、上記4つの鉛直面に、互いに直交方向に臨む2つの鉛直面204A,204Bが含まれている。
そして、図4(b)に示すように、鉛直面204Aには、上記したセンサ支持部20の前側面の4つのセンサ20a,20b,20c,20dに対応して、4つの被検出部201a,201b,201c,201dが設けられている。鉛直面204Bには、上記したセンサ支持部20の右側面の4つのセンサ20e,20f,20g,20hそれぞれに対応して、4つの被検出部201e,201f,201g,201hが設けられている。これにより、開口部204aを通じて凹状空間200内に上記センサ支持部20が挿入された際には、センサ支持部20の前側面の4つのセンサ20a,20b,20c,20dが、周壁面204の1つの鉛直面にある4つの被検出部201a,201b,201c,201dにそれぞれ対向し、センサ支持部20の右側面の4つのセンサ20e,20f,20g,20hが、周壁面204の他の鉛直面にある4つの被検出部201e,201f,201g,201hにそれぞれ対向する。これによって、各センサ20a〜20hがそれぞれ各被検出部201a〜201hの検出を行い、カセット種類を表すカセット情報(言い換えればフィルムテープ59のテープ属性を表す属性情報)を印字ラベル作成装置1側へ付与可能となっている。
具体的には、各センサ20a〜20hは、例えば投光器と受光器とを備えた公知の反射型センサであり、投光器からの光の反射光を受光器で入射し、その入射光量に応じた電気信号を受光器が出力する。図示のように各検出部201a〜201hは黒塗りである。したがって、当該検出部201a〜201hが各センサ20a〜20hに対向して存在している場合には、上記投光器から投光された光が当該検出部201a〜201hで反射されず、受光器への入射量が少ない。逆に当該検出部201a〜201hが各センサ20a〜20hに対向し存在していない場合には、上記投光器から投光された光が当該検出部201a〜201hで反射され、受光器への入射量が多くなる。これにより、周壁面204は、上記2つの鉛直面204A,204bにおいて上記8つの検出部201a,201b,201c,201d,201e,201f,201g,201hがそれぞれ設けられているかいないか、によって2=256通りの情報を識別可能に表現することができる。この結果、ラベル作成装置1のCPU71(後述の図5参照)は、各センサ20a〜20hからの、上記周壁部204の鉛直面204A,204Bの検出部201a〜201hの有無の検出結果によって、上述のように256パターンの情報を識別できる。言い換えれば、互いに異なる種類のテープカセット30では各検出部201a〜201hの存在・非存在のパターンを異ならせるようにすれば、CPU71は、カセット装着部8に装着されるテープカセット30の種類を、256種類までは識別可能となっている。
なお、例えば、図4(c)に示すように、凹状空間200の下端に位置する開口部204aの縁部に、当該凹状空間200に向けて縮径テーパ状に形成された位置決め係合部203を設けてもよい。この構造の場合、凹状空間200内に上記センサ支持部20が挿入される際に、当該位置決め係合部203がセンサ支持部20の少なくとも一部と係合することで、上記各センサ20a〜20hの位置決めを行うことができる。この場合、上記のようにして対向するセンサ20a〜hと被検出部201a〜201hとの相対位置関係が精度よく一定に保持されるので、これによっても検出精度を向上することができる。
<ラベル作成装置の電気的構成>
次に、印字ラベル作成装置1の電気的構成について図5を用いて説明する。図5に示すように、印字ラベル作成装置1は、制御基板上に形成される制御回路部70を備えている。制御回路部70は、各機器を制御するCPU71と、CPU71にデータバス69を介して接続されたCG−ROM72と、ROM74と、RAM75と、入出力インタフェース77と、等から構成されている。
CG−ROM72には、アルファベット文字や記号等のキャラクタを印字するための多数のキャラクタの各々に関して、印字用ドットパターンデータが、書体(ゴシック系書体、明朝体書体等)毎に分類され、各書体毎に6種類(例えば、16、24、32、48、64、96のドットサイズ)の印字文字サイズ分、コードデータに対応させて記憶されている。
ROM74には、上記キーボード3から入力された文字や数字等のキャラクタのコードデータに対応させて液晶駆動回路(LCDC)25を制御する表示駆動制御プログラムと、上記サーマルヘッド10や上記テープ送りモータ23を駆動する印字駆動制御プログラムと、各印字ドットの形成エネルギー量に対応する印加パルス数を決定するパルス数決定プログラムと、上記カッターモータ24を駆動して印字済テープ50を所定の切断位置で切断する切断駆動制御プログラムと、その他の印字ラベル作成装置1の制御上必要な各種のプログラムと、等が各々記憶されている。つまり、CPU71は、これら各種プログラムに基づいて各種演算を行う。
RAM75には、テキストメモリ、印字バッファ、カウンタ、総印字ドット数カウンタ、パラメータ記憶エリア等が設けられている。テキストメモリには、キーボード3から入力された文書データが格納されている。印字バッファには、複数の文字や記号等の印字用ドットパターンや各ドットの形成エネルギー量である印加パルス数等がドットパターンデータとして格納されている。つまり、サーマルヘッド10はこの印字バッファに記憶されているドットパターンデータに従ってドット印字を行う。カウンタには、サーマルヘッド10により印字される1ライン分の印字ドット数のカウント値が記憶されている。総印字ドット数カウンタには、サーマルヘッド10により印字される起動時からの総印字ドット数が記憶されている。パラメータ記憶エリアには、各種演算データが記憶されている。
入出力インタフェース77には、上記キーボード3と、上記液晶ディスプレイ(LCD)5に表示データを出力するためのビデオRAM(図示せず)を有する上記液晶駆動回路(LCDC)25と、上記テープ送りモータ23を駆動するための駆動回路26と、上記サーマルヘッド10を駆動するための駆動回路27と、上記カッターモータ24を駆動するための駆動回路28と、等が各々接続されている。
また、入出力インタフェース77には、上記センサ20a〜hも接続されている。上記のように、各センサ20a〜20hが各被検出部201a〜201hの検出を行うことにより、CPU71は、カセット装着部8に装着されたテープカセット30のカセット種類情報、言い換えれば上記テープ属性情報(テープ幅や種類等)を認識することができる。
<ラベル作成装置の動作>
上記構成の印字ラベル作成装置1において、キーボード3を用いて文字等が入力されると、そのテキスト(文書データ)が上記テキストメモリに記憶される。そして、各種プログラムに基づいて、キーボード3で入力された文字等に対応するドットパターンが上記液晶ディスプレイ5上に表示される。そして、サーマルヘッド10が駆動回路27を介して駆動され、印字バッファに記憶されたドットパターンデータの印字を行う。また、テープ送りモータ23は、サーマルヘッド10による印字動作に同期してテープの送り制御を行う。このとき、サーマルヘッド10では、駆動回路27によって発熱体(図示せず)に設けられた各発熱素子が1ライン分の印字ドットに対応して選択的に発熱駆動される。これにより、キーボード3で入力された文字等がフィルムテープ59の印字面に印字される。そして、印字後のフィルムテープ59と両面粘着テープ58とがテープ駆動ローラ46及び可動搬送ローラ14によって貼り合わされて印字済テープ50となる。印字済テープ50は、カット機構の切断位置まで搬送されて、移動刃と固定刃とが互いに協動することで切断され、印字ラベルが生成される。
上記のようにしてテープ装着部8にテープカセット30が装着されて印字ラベルが作成される際、本実施形態においては、テープカセット30のカセットケース31の凹状空間200の周壁面204に、(テープカセット30の種類ごとに互いに異なるフィルムテープ59や両面粘着テープ58の属性に対応した)上記テープ属性情報を表す被検出部201a〜201hが設けられている。そして、この各被検出部201a〜201hに対し印字ラベル作成装置1のセンサ支持部20にある各センサ20a〜hが対向することで、上記テープ属性情報が印字ラベル作成装置1によって取得される。これにより、印字ラベル作成装置1側において、各テープカセット30のフィルムテープ59の属性に対応した適正な態様の印字を確実に実行することができる。
このとき、本実施形態における被検出部201a〜201hは、少なくとも水平方向が上記周壁面204によって略密閉された上記凹状空間200内に位置し、カセットケース31の外部には露出しない。これにより、被検出部201a〜201hをカセットケース31のカセット上面31Cやカセット底面31Aやカセット側面31Bに設ける場合に比べ、汚れが生じたり部分的に破損が生じるのを抑制することができる。この結果、上述のようにしてテープ属性が検出されるときの検出精度を向上することができる。
また、本実施形態においては特に、周壁面204が、互いに直交する2つの鉛直面(言い換えれば略L字状となる2つの面)204A,204Bを含む、略角筒形状である。このような略L字状の面を備える構成とすることで、例えばカセットケース31を樹脂により成形する場合において、周壁面204を成形しやすい構造とすることができる。また、略L字状の上記鉛直面204A,204Bを含む周壁面204とすることで、周壁面204の剛性が高まり、カセットケース31の変形や倒れの影響を受けにくくなる。これにより、上記鉛直面204A,204Bにそれぞれ設けられた被検出部201a,201b,201c,201d及び被検出部201e,201f,201g,201hに対する検出精度の低下を防止して高い検出精度を確保することができる。また、それら直交する鉛直面204A,204Bの両方に被検出部201a〜201hを設けることにより、印字ラベル作成装置1からの検出動作の容易さを確保しつつ、被検出部201a〜201hの設置面積を増大させることができる。またその結果、被検出部201a〜201hが保有可能な情報量(前述の例では16ビット=256通り)を増やすことができるので、対応可能なテープカセット30の種類数(テープ属性の種類数)を増大させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を順を追って説明する。
(1)別構造のテープカセットを用いる変形例
この変形例を図6〜図9により説明する。なお、本変形例では、上記本実施形態と同等の部分には同じ符号を付して説明を一部省略又は簡略化し、以下では異なる点を中心に説明する。
この変形例においては、カセットケース31が、図7、図8、図9に示すように、所定の角部(詳細には、テープ排出口49が設けられていない角部)の高さ方向中間部において、平面視で直角をなすように外側方向に共通部32が突出している。そして、図6に示すように、本変形例におけるカセット装着部8は、平面視で丸みを帯びた角部を有する略長方形状の凹陥部8aを有する。凹陥部8aの上端縁部のうち、丸みを帯びた角部に隣接する平面が、装着されたテープカセット30の上記共通部32を下方から支持するカセット支持部8bである。すなわち、共通部32は、テープカセット30がカセット装着部8に装着されたときに、カセット支持部8bによって下方から支持される。
また、この変形例では、図7に示すように、カセット装着部8の外側(図3では右上側)に設けたテープ送りモータ23の駆動軸の下端に、駆動ギヤ91が固着されている。駆動ギヤ91は開口を介してギヤ93に噛合され、ギヤ93はギヤ94に噛合されている。ギヤ94の上面に、上記リボン巻取軸95が立設されている。さらに、ギヤ94にはギヤ97が噛合され、ギヤ97にはギヤ98が噛合され、ギヤ98にはギヤ101が噛合されている。ギヤ101の上面に、上記テープ駆動ローラ46の回転駆動を行う上記テープ駆動軸100が立設されている。
テープカセット30がカセット装着部8に装着された状態でテープ送りモータ23が反時計回り方向に回転駆動されると、駆動ギヤ91、ギヤ93、ギヤ94を介して、リボン巻取軸95が反時計回り方向に回転駆動される。リボン巻取軸95は、リボン巻取軸95が嵌挿されたリボン巻取スプール44を回転駆動させる。さらに、ギヤ94の回転は、ギヤ97、ギヤ98、ギヤ101を介してテープ駆動軸100に伝達されて、テープ駆動軸100が時計回り方向に回転駆動される。
一方、カセット装着部8の周辺には、上記位置決めピン103のほかに、もう1つの位置決めピン102が設けられている。各位置決めピン102,103は、カセット装着部8に装着されたテープカセット30の底面に形成された2つのピン孔(図示外)がそれぞれ対応する位置に設けられている。
上記以外のテープカセット30の構造は、上記実施形態と同様である。すなわち、カセット底面31Aの開口部204aからカセット上面側へと延びるように凹状空間200が設けられる。そして、テープカセット30がカセット装着部8に装着され、共通部32がカセット支持部8bで支持されると、凹状空間200内に上記センサ支持部20が挿入される。これにより、センサ20a,20b,20c,20d,20e,20f,20g,20hが、周壁面204の鉛直面にある検出部201a,201b,201c,201d,201e,201f,201g,201hにそれぞれ対向し、各センサ20a〜20hがそれぞれ各被検出部201a〜201hの検出を行う。
本変形例によっても、上記本実施形態と同様の効果を得ることができる。
(2)凹状空間の上部が閉塞されず開放される場合
図10(a)及び図(b)に、上記(1)の変形例の構造において、カセット上面31Cにおいて凹状空間200の上部を閉塞せず開放した場合を示す。図示のように、上面31Cに設けた開口部31Caにより、凹状空間200の上部は開放されている。
この場合においても、略水平方向を周壁部204に囲まれた凹状空間200内に被検出部201a〜201hが設けられることから、当該被検出部201a〜201hがカセットケース31のカセット上面31C等の外周面に設ける場合に比べれば、汚れが生じたり部分的に破損が生じるのを抑制することができる。したがって、上記実施形態と同様、上述のようにしてテープ属性が検出されるときの検出精度を向上することができる。
(3)凹状空間の配置位置に関する各種バリエーション
上記凹状空間200の配置位置は、以上のようなカセットケース31の後方側の左右方向中央付近に限られず、他の種々のバリエーションが可能である。
例えば、図11(a)に示すように、凹状空間200を、テープカセット30のヘッド装着部39の端面に設けることができる(図示を省略するが、センサ支持部20も、カセット装着部8のうち上記凹状空間200に対応する箇所に設けられる。以下の変形例もすべて同様)。この場合、リボン巻取スプール44から引き出されるインクリボン60前面とヘッド装着部39内側の内面との間が狭い空間であることから、凹状空間200の前後方向奥行きが比較的狭く、これに対応してセンサ支持部20が扁平板状となっている。なお、図11(b)に示すように、上記図11(a)よりもさらに後方側に凹状空間200を設けることもできる。
また、図11(c)は、凹状空間200が、テープカセット30の右側のカセット側面31B近くでかつリボンスプール42の近傍に設けられる場合である。この場合も、凹状空間200を形成する周壁面204がやや扁平形状となっており、これに対応してセンサ支持部20もやや扁平形状となっている。
また、図12(a)は、凹状空間200が、テープカセット30の右側のカセット側面31B近くでかつフィルムテープスプール41近傍に設けられている場合である。
さらに、図12(b)は、凹状空間200が、テープカセット30の左側のカセット側面31B近くでかつ粘着テープスプール40近傍に設けられている場合の変形例である。
上記図11(a)、図11(b)、図11(c)、図12(a)、図12(b)の各変形例においても、上記実施形態と同様の効果を得る。
(4)貼り合わせを行わない場合
以上においては、支持孔65に、粘着テープスプール40が回転可能に配置されており、この粘着テープスプール40から繰り出される両面粘着テープと、フィルムテープスプール41から繰り出されるフィルムテープ59とが、可動搬送ローラ14及びテープ駆動ローラ46により押圧され貼り合わされて、印字済テープ50が形成される。これに対し、本変形例では、図13に示すように、支持孔65に、上記粘着テープスプール40に代えて、被印字媒体としての感熱テープ400を繰り出すための感熱テープロール用のスプールが設けられ使用される。また、フィルムテープスプール41は省略される。
このとき、例えば感熱テープ400は3層構造となっており(図4中部分拡大図参照)、ロール内側に巻かれる側よりその反対側へ向かって、表面に熱により発色する感熱層を持つフィルム400a、適宜の粘着材からなる粘着層400b、剥離紙400cの順序で積層され構成される。テープ駆動ローラ46と可動搬送ローラ14との協働により、感熱テープ400が感熱テープロールから繰り出され、搬送される。搬送される感熱テープ400に対し、上記同様、サーマルヘッド10の発熱素子が選択的に発熱駆動されることで感熱層が発色し、印字形成がなされる。そして、印字形成後の感熱テープ400は、カット機構の切断位置まで搬送されて切断され、印字ラベルが生成される。
このような、両面粘着テープとフィルムテープ59との貼り合わせを行わず感熱テープ400を用いるテープカセット30において、本変形例では、上記実施形態や(1)と同様の位置、すなわちカセットケース31の後方側の左右方向中央付近に上記凹状空間が設けられている。これら以外の構造は、上記(1)の変形例のテープカセットと同様である。
本変形例においても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、以上において、図5の図中に示す矢印は信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 印字ラベル作成装置
8 カセット装着部(カセットホルダ)
20 センサ支持部
20a〜h サンサ
30 テープカセット
31 カセットケース(筐体)
31A カセット底面
31B カセット側面
31C カセット上面
41 フィルムテープスプール
49 テープ排出口(排出口)
59 フィルムテープ(被印字テープ)
200 凹状空間
201 周壁面
201a〜201h 被検出部
203 位置決め係合部

Claims (2)

  1. 上下方向端部にカセット上面及びカセット底面をそれぞれ備えると共に、前記上下方向に直交する水平方向端部にカセット側面を備える、略箱形の筐体と、
    前記筐体の内部に設けられ、前記上下方向に沿った回転軸心を備え、被印字テープを繰り出し可能に巻回した被印字テープロールと、
    前記カセット側面のうちの特定のカセット側面に設けられ、前記被印字テープロールから繰り出されテープ幅方向が前記上下方向に沿いつつ搬送された前記被印字テープを前記筐体の外部に排出する排出口と、
    を有するテープカセットであって、
    前記カセット底面に設けた開口部から、前記上下方向に沿って前記カセット上面側へと延びるように設けられた凹状空間と、
    前記凹状空間を水平方向から取り囲むように前記上下方向に沿って設けられ、前記被印字テープのテープ属性を表す属性情報を外部へ付与可能な被検出部が形成された周壁面と、
    を有し、
    前記周壁面は、
    互いに直交するように前記上下方向に沿ってそれぞれ設けられる、少なくとも2つの鉛直面を含み、
    前記被検出部は、
    互いに直交方向に臨む複数の前記鉛直面に形成されている
    ことを特徴とするテープカセット。
  2. 請求項1記載のテープカセットと、
    前記テープカセットを前記カセット底面側から挿入して装着可能なカセットホルダと、
    を有し、
    前記被印字テープを用いて印字ラベルを作成する、印字ラベル作成システムであって、
    前記カセットホルダに前記上下方向に沿って突出して設けられ、前記被検出部を検出するセンサを備えたセンサ支持部を有し、
    前記テープカセットの前記周壁面は、
    前記センサ支持部が、前記センサが前記被検出部に対向するように前記凹状空間に挿入されるとき、前記センサ支持部の少なくとも一部と係合して前記センサの位置決めを行う、位置決め係合部を備える
    ことを特徴とする印字ラベル作成システム。
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