JP5840511B2 - 集合住宅インターホンシステム - Google Patents

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Description

本発明は、マンション等の集合住宅に設置される集合住宅インターホンシステムに係り、特に、火災の発生、ガス漏れの発生、生活異変の発生等の緊急通報時における居住者の安全性を高めるとともに、誤報時における集合住宅の防犯性を高めた集合住宅インターホンシステムに関する。
従来から、この種の集合住宅インターホンシステムとして、管理人室などに設置された警報監視盤と、各住戸に設置された住宅情報盤とを、伝送線と通話線とを介して接続してインターホン通話が可能であり、警報監視盤が、地震を検知すると各住戸の住宅情報盤に対して地震発生を通知し、住宅情報盤が、電気錠を解錠する集合住宅管理システムが記載されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2003−67866号公報
背景技術に記載した特許文献1の集合住宅管理システムによれば、地震を検知したとき、各住戸の電気錠を解錠させるため、避難後には無人の住戸が解錠された状態となっていた。さらには、当該技術を各住戸内の火災センサ、ガス漏れセンサ等に応用した場合、不在時でも管理人は安全確認のために緊急解錠スイッチを用いて住戸を解錠し、住戸内の安全を確認する必要があるが、管理人は施錠するための手段を有していないため、やはり無人の住戸が解錠された状態となっていた。
本発明は、この難点を解消するためになされたもので、火災の発生、ガス漏れの発生、生活異変の発生等の緊急通報時において、緊急解錠後に住戸内が不在であり、かつ施錠手段を持たない場合でも確実に住戸を施錠し、居住者の防犯性を高めた集合住宅インターホンシステムを提供することを目的としている。
前述の目的を達成するため、本発明の第1の態様である集合住宅インターホンシステムは、集合住宅の管理室に設置され管理人が居住者を呼び出して通話を成立させるための管理室親機と、集合住宅の複数の住戸にそれぞれ設置され管理人からの呼び出しに応答した居住者が通話を成立させるための居室親機と、住戸の住戸玄関を施錠又は解錠させるための玄関電気錠と、管理室親機及び居室親機をそれぞれ制御するための制御機とを設けたものである。
居室親機には、センサからの異変状態が受信され、異変状態が継続しているときに住戸の玄関電気錠を解錠させるために操作するとともに、異変状態が終了してから一定の時間住戸の玄関電気錠を施錠させるために操作する緊急解錠スイッチと、異変状態を受信すると制御機に異変状態を転送するとともに緊急解錠スイッチの操作を検出して玄関電気錠を施錠/解錠させるために施錠/解錠信号を生成する居室CPUを備えている。
また、本発明の第2の態様である集合住宅インターホンシステムは、本発明の第1の態様において、居住者が住戸内に在室又は不在であるかを設定するための在室・不在ボタンを備えるとともに、居室CPUは、在室・不在ボタンの操作がないまま緊急解錠スイッチの施錠操作を検出すると不在の設定情報を生成して制御機に設定情報を転送するものである。
また、本発明の第3の態様である集合住宅インターホンシステムは、本発明の第1の態様において、居住者が住戸内に在室又は不在であるかを設定するための在室・不在ボタンを備えるとともに、居室CPUは、在室・不在ボタンの操作を行なってから緊急解錠スイッチの施錠操作を検出すると在室の設定情報を生成して制御機に設定情報を転送するものである。
本発明の集合住宅インターホンシステムによれば、集合住宅の住戸において、不在時に居室親機に接続されたセンサにより火災の発生、ガス漏れの発生、生活異変の発生等の緊急通報が発生し、住戸の鍵を持たない管理人が緊急解錠の操作によって住戸内に立ち入って確認したとしても、確実に不在住戸を施錠することができ、住戸の防犯性を高めることができる。
また、本発明の集合住宅インターホンシステムによれば、在室・不在ボタンを操作して在室又は不在を設定することができるとともに、立ち入って確認した不在住戸についても所定の操作により施錠することにより不在を再設定することができ、住戸の防犯性を高めることができる。
また、本発明の集合住宅インターホンシステムによれば、在室・不在ボタンを操作して在室又は不在を設定することができるとともに、立ち入って確認した在室住戸についても所定の操作により施錠することにより在室を再設定することができ、管理人に施錠を依頼した居住者の利便性を高めることができる。
図1は、本発明の実施例による集合住宅インターホンシステムの全体(外観)構成を示すシステム説明図である。 図2(a)は、本発明の実施例による集合住宅インターホンシステムにおいて、居室親機の具体的な構成を示すブロック図である。また、図2(b)は、本発明の実施例による集合住宅インターホンシステムにおいて、制御機の具体的な構成を示すブロック図である。
以下、本発明の集合住宅インターホンシステムを適用した最良の実施の形態例について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施例による集合住宅インターホンシステムの全体(外観)構成を示すシステム説明図であり、このシステムは、通常、マンション等の集合住宅に設置されている。
図1に示す集合住宅インターホンシステムは、集合住宅の集合玄関に設置される集合玄関機1と、集合玄関を施錠又は解錠するための集合玄関電気錠(図中においては「電気錠」とする。)2と、101号室、102号室、・・・のような集合住宅の複数の住戸(住戸内)にそれぞれ設置される居室親機3a、3b、・・・と、玄関側居室ラインL4a、L4b、・・・をそれぞれ経由して居室親機3a、3b、・・・に接続され、複数の住戸毎の住戸玄関にそれぞれ設置される玄関子機4a、4b、・・・と、電気錠側居室ラインL5a、L5b、・・・をそれぞれ経由して居室親機3a、3b、・・・に接続され、住戸玄関を施錠又は解錠するための玄関電気錠(図中においては「電気錠」とする。)5a、5b、・・・と、集合住宅の管理室(管理室内)に設置される管理室親機6と、居室親機3a、3b、・・・に接続され、火災、ガス漏れ、生活異変等の状態(以下異変状態と称する)を検知するセンサとして、火災の発生を知らせる火災センサ701a、701b、・・・と、ガス漏れの発生を知らせるガス漏れセンサ702a、702b、・・・と、人体の動きを検知できなかったりトイレの水が流れっぱなし等の生活異変の発生を知らせる生活異変センサ703a、703b、・・・と、スイッチ側居室ラインL8a、L8b、・・・をそれぞれ経由して居室親機3a、3b、・・・に接続され、異変状態が継続しているときに住戸の玄関電気錠を解錠させるために住戸外の玄関付近に設置された緊急解錠スイッチ8a、8b、・・・と、集合玄関側制御ラインL1を経由して接続される集合玄関機1、電気錠側制御ラインL2を経由して接続される集合玄関電気錠2、居室側制御ラインL3を経由してバス接続される居室親機3a、3b、・・・、及び管理室側制御ラインL6を経由して接続される管理室親機6をそれぞれ制御する制御機9とが設けられている。なお、居室親機3a、3b、・・・及び制御機9の間の接続の態様は、居室側制御ラインL3を経由したバス接続に限定されるものではなく、例えば、渡り配線により接続することもできる。
集合玄関機1は、集合玄関に居る人物、例えば、来訪者が、複数の住戸のうち特定の住戸内に在室の居住者又は管理室内に在室の管理人を呼び出して通話を成立させるためのものであり、操作部100、表示部101、カメラ部102及び通話部103を有している。ここで、操作部100は、来訪者が所定の呼出操作を行うものであり、例えば、表示部101の前面に配置されたタッチパネル上の操作ボタンで構成されている。また、表示部101は、操作部100にて行われる呼出操作の操作情報等を表示するためのものであり、例えば、LCD、PDP、有機ELディスプレイ等の各種の出画表示媒体で構成されている。また、カメラ部102は、呼出操作を行った来訪者の映像や集合玄関の周囲近傍の映像(監視映像)を撮像するためのものであり、例えば、CCD、CMOS等の各種の撮像素子媒体で構成されている。さらに、通話部103は、来訪者が居住者又は管理人との間で通話を成立させるための音声(送話音声、受話音声)を入出力するものであり、例えば、マイク及びスピーカで構成されている。なお、集合玄関機1には、前述の各機能の他に、通常、集合玄関電気錠2を施錠又は解錠するための機能が備えられている。
居室親機3a、3b、・・・はそれぞれ同様な構成で個別の居室番号が割り当てられており、集合玄関に居る来訪者、自住戸の住戸玄関に居る来訪者及び管理室内に在室の管理人のうち何れかの人物からの呼び出しが報知され、この呼び出しに応答した居住者が通話を成立させるためのものであり、表示部300、操作部301及び通話部302を有している。ここで、表示部300は、集合玄関機1のカメラ部102又は玄関子機4a、4b、・・・の後述するカメラ部401にて撮像された映像を出画するとともに、集合玄関に居る来訪者、自住戸の住戸玄関に居る来訪者及び管理室内に在室の管理人のうち何れかの人物からの呼び出しがある旨の呼出情報、異変状態を知らせるセンサの情報をそれぞれ表示し、さらには、操作部301の操作情報等を表示するためのものであり、例えば、LCD、PDP、有機ELディスプレイ等の各種の出画表示媒体で構成されている。また、操作部301は、来訪者及び管理人のうち何れかの人物からの呼び出しに居住者が応答し、通話を成立させるための所定の応答操作と、居住者が集合玄関電気錠2又は自住戸の玄関電気錠5a、5b、・・・を解錠させるための所定の解錠操作と、居住者が住戸に在室又は不在であるかを設定するための所定の設定操作が行われるものであり、例えば、表示部300の前面に配置されたタッチパネル上の操作ボタンで構成されている。さらに、通話部302は、居住者が来訪者又は管理人との間で通話を成立させるための音声(送話音声、受話音声)を入出力するものであり、例えば、マイク302a、スピーカ302b及びハンドセット302cで構成されている。なお、操作部301は、前述の操作機能の他に、通常、居住者が管理人を呼び出すための所定の呼出操作を行うことができる。また、通話部302を構成するスピーカ302bは、前述の通話機能の他に、来訪者及び管理人のうち何れかの人物からの呼び出しがある旨の呼出音や音声メッセージ等や、センサが異変状態を検出した際に警報音や音声メッセージ等を出力することができる。
玄関子機4a、4b、・・・はそれぞれ同様な構成であり、複数の住戸毎の住戸玄関に居る人物、例えば、来訪者が、住戸内に在室の居住者を呼び出して通話を成立させるためのものであり、操作部400、カメラ部401及び通話部402を有している。ここで、操作部400は、来訪者が所定の呼出操作を行うものであり、例えば、呼出ボタンで構成されている。また、カメラ部401は、呼出操作を行った来訪者の映像や住戸玄関の周囲近傍の映像(監視映像)を撮像するためのものであり、例えば、CCD、CMOS等の各種の撮像素子媒体で構成されている。さらに、通話部402は、来訪者が居住者との間で通話を成立させるための音声(送話音声、受話音声)を入出力するものであり、例えば、マイク及びスピーカで構成されており、スピーカは居室親機3a、3b、・・・に接続されたセンサが異変状態を検出した際に警報音や音声メッセージ等を出力することができる。
管理室親機6は、集合玄関に居る来訪者又は複数の住戸のうち特定の住戸内に在室の居住者からの呼び出しが報知され、この呼び出しに応答した管理室内に在室の管理人が通話を成立させるとともに、管理人が、特定の住戸内に在室の居住者を呼び出して通話を成立させる、或いは複数の居住者に対して一斉呼び出しを行うものであり、表示部600、操作部601及び通話部602を有している。ここで、表示部600は、集合玄関機1のカメラ部102にて撮像された映像を出画するとともに、集合玄関に居る来訪者又は特定の住戸内に在室の居住者からの呼び出しがある旨の呼出情報を表示し、さらには、操作部601の操作情報等を表示するためのものであり、例えば、LCD、PDP、有機ELディスプレイ等の各種の出画表示媒体で構成されている。また、操作部601は、来訪者及び居住者のうち何れかの人物からの呼び出しに管理人が応答するための所定の応答操作が行われるものであり、例えば、表示部600の前面に配置されたタッチパネル上の操作ボタンで構成されている。さらに、通話部602は、管理人が来訪者又は居住者との間で通話を成立させるための音声(送話音声、受話音声)を入出力するものであり、例えば、マイク、スピーカ及びハンドセットで構成されている。なお、操作部601は、前述の操作機能の他に、管理人が居住者を呼び出す(一斉呼び出しを含む。)ための所定の呼出操作を行うことができる。また、通話部602を構成するスピーカは、前述の通話機能の他に、来訪者又は居住者からの呼び出しがある旨の呼出音や音声メッセージ等を出力することができる。
次に、居室親機3a、3b、・・・の具体的な構成について、図2(a)のブロック図を参照して説明する。図2(a)に示す居室親機3a、3b、・・・はそれぞれ同様な構成であり、前述の表示部300と、操作部301と、通話部302を構成するマイク302a、スピーカ302b及びハンドセット302cと、映像処理部303と、音声処理部304と、CPU(以下、居室CPUという。)305と、3つのインターフェース(以下、それぞれ玄関側居室I/F、電気錠側居室I/F、制御機側居室I/Fという。)306、307、308とを有している。
この居室親機3a、3b、・・・において、操作部301には、来訪者及び管理人のうち何れかの人物からの呼び出しに居住者が応答し通話を成立させる、或いは、成立中の通話を終了させるために操作する通話ボタン301aと、居住者が集合玄関電気錠2又は自住戸の玄関電気錠5a、5b、・・・を解錠させるために操作する解錠ボタン301bと、居住者が住戸内に在室又は不在であるかを設定するために操作する在室・不在ボタン301cとが備えられている。
映像処理部303は、表示部300に出画させる映像であり集合玄関機1又は自住戸の玄関子機4a、4b、・・・から伝送されてくる映像信号を信号処理する例えば、FM復調、増幅等を行うためのものである。
音声処理部304は、通話部302を構成するマイク302a又はハンドセット302cのマイクに入力された居住者の音声(送話音声)であり電気信号に信号処理された音声信号を信号処理する例えば、4線/2線変換、増幅等を行うとともに、通話部302を構成するスピーカ302b又はハンドセット302cのレシーバから出力させる来訪者又は管理人の音声(受話音声)である音声信号を信号処理する例えば、2線/4線変換、増幅等を行うためのものである。
居室CPU305は、居室親機3a、3b、・・・の構成各部を制御するためのものである。具体的な制御の一例として、居室CPU305は、操作部301を構成する在室・不在ボタン301cの操作を検出し、検出された操作情報である在室又は不在の設定情報に自機器の居室番号を付加して制御機9に送出することができる。また、居室CPU305は、操作部301を構成する解錠ボタン301bの操作又は制御機9の制御を検出し、自住戸の玄関電気錠5a、5b、・・・を解錠することができる。
玄関側居室I/F306は、玄関側居室ラインL4a、L4b、・・・から映像処理部303への信号伝送路と、玄関側居室ラインL4a、L4b、・・・及び音声処理部304の間の信号伝送路(通話路)と、玄関側居室ラインL4a、L4b、・・・及び居室CPU305の間の信号伝送路とをそれぞれ形成するためのものである。また、電気錠側居室I/F307は、居室CPU305から電気錠側居室ラインL5a、L5b、・・・への信号伝送路を形成するためのものである。さらに、制御機側居室I/F308は、居室側制御ラインL3から映像処理部303への信号伝送路と、居室側制御ラインL3及び音声処理部304の間の信号伝送路(通話路)と、居室側制御ラインL3及び居室CPU305の間の信号伝送路とをそれぞれ形成するためのものである。
次に、制御機9の具体的な構成について、図2(b)のブロック図を参照して説明する。図2(b)に示す制御機9は、記憶部900、CPU(以下、制御機CPUという。)901、及び4つのインターフェース(以下、それぞれ集合玄関側制御機I/F、電気錠側制御機I/F、居室側制御機I/F、管理室側制御機I/F、という。)902、903、904、905を有している。なお、制御機9において、記憶部900及び制御機CPU901はそれぞれ、図1に示すものとする。
この制御機9において、記憶部900は、居室CPU305にて生成される在室又は不在の設定情報を記憶するためのものであり、例えば、RAM、EEPROM等の各種の記憶媒体で構成されている。
制御機CPU901は、制御機9及び当該システム全体を制御するためのものである。具体的な制御の一例として、制御機CPU901は、居室親機3a、3b、・・・の操作部301を構成する在室・不在ボタン301cの操作を検出して記憶部900に居室親機3a、3b、・・・の在室/不在情報を記憶させる。
集合玄関側制御機I/F902は、制御機CPU901及び集合玄関側制御ラインL1の間の信号伝送路を形成するためのものである。また、電気錠側制御機I/F903は、制御機CPU901から電気錠側制御ラインL2への信号伝送路を形成するためのものである。また、居室側制御機I/F904は、制御機CPU901及び居室側制御ラインL3の間の信号伝送路を形成するためのものである。また、管理室側制御機I/F905は、制御機CPU901及び管理室側制御ラインL6の間の信号伝送路を形成するためのものである。
このように構成された本発明の実施例による集合住宅インターホンシステムにおいて、以下、具体的な動作について説明する。なお、本発明の実施例において、集合玄関に居る来訪者が管理室内に在室の管理人を呼び出して通話を成立させる動作と、特定の住戸内に在室の居住者が管理人を呼び出して通話を成立させる動作と、管理人が特定の居住者を呼び出して通話を成立させる動作と、管理人が一斉放送を行う動作とはそれぞれ、マンション等の集合住宅に設置される各種のインターホンシステムにおいて公知の技術事項であるため、説明は省略するものとする。
図1、図2(a)に示す居室親機3a、3b、・・・がそれぞれ設置される住戸の居住者は、自らが住戸内に在室又は不在であるかの設定を、操作部301を構成する在室・不在ボタン301cを操作して行うことができる。この操作を検出した居室CPU305は、在室又は不在の設定情報に自機器の居室番号を付加した居住者在室・不在設定信号を生成し、制御機側居室I/F308、居室側制御ラインL3、図2(b)に示す制御機9の居室側制御機I/F904を経由して制御機CPU901に送出する。
図2(b)に示す制御機9の制御機CPU901は、受信した居住者在室・不在設定信号を記憶部900に送出することにより、居室親機3a、3b、・・・がそれぞれ設置される住戸の居住者が住戸内に在室又は不在であるかの設定情報を、居室番号に割り当てて記憶部900に記憶させることができ、この記憶内容は、居住者在室・不在設定信号が受信される毎に書き換えられるものである。
なお、図2(b)に示す制御機9の記憶部900に記憶された設定情報は、図1に示す管理室親機6の操作部600の使用による所定の読出操作を検出した制御機CPU901の制御(詳述せず。)、或いは制御機CPU901が有する計時機能による所定のタイミングで読み出すことができる。また、制御機CPU901の制御により記憶部900から読み出された設定情報は、管理室側制御機I/F905、管理室側制御ラインL6を経由して管理室親機6に伝送され、表示部600に表示されるため、管理人にとっては、全住戸の居住者について住戸内に在室又は不在であるかを容易に確認することができる。
次に、居住者による在室・不在の設定・記憶の動作が予め行われている状態において、集合玄関に居る来訪者が特定の居住者を呼び出して通話を成立させるにあたり、ここでは、居室親機3aが設置される住戸の居住者を呼び出して通話を成立させるために、図1に示す集合玄関機1の操作部100を使用して所定の呼出操作を行うと、この集合玄関機1では、居室親機3aを指定するための居室番号を付加した呼出信号が生成され、集合玄関側制御ラインL1、制御機9の集合玄関側制御機I/F902を経由して制御機CPU901に伝送されるとともに、能動に制御されたカメラ部102にて撮像された映像である電気信号の映像信号が、呼出信号と同一の信号伝送路を経由して制御機9の制御御CPU901に伝送される。
図2(b)に示す制御機9の制御機CPU901は、受信した呼出信号及び映像信号のうち当該呼出信号に付加されている居室番号に割り当てられて記憶部900に予め記憶されている居室親機3aが設置される住戸の居住者が在室又は不在であるかの設定情報を読み出し、読み出された設定情報が在室である場合には、受信した呼出信号を、居室側制御機I/F904、居室側制御ラインL3、図2(a)に示す居室親機3aの制御機側居室I/F308を経由して居室CPU305に送出するとともに、同様に受信した映像信号を、居室側制御機I/F904、居室側制御ラインL3、居室親機3aの制御機側居室I/F308を経由して映像処理部303に送出する。一方、読み出された設定情報が不在である場合には、受信した呼出信号及び映像信号を、居室親機3aの居室CPU305及び映像処理部303に送出することはなく、不在時呼び出しの呼出情報と受信した映像信号とを記憶部900に記憶させることができる。なお、記憶部900に記憶された不在時呼び出しの呼出情報は、通常、外出先から自住戸に帰宅しようとする居住者が、図1に示す集合玄関機1の操作部100を使用して所定の操作を行うことにより読み出され、表示部101に表示されるものである。
図2(a)に示す居室親機3aの居室CPU305は、受信した呼出信号に付加されている居室番号と自機器の居室番号とを照合し、当該居室番号が一致した場合にのみ通話部302を構成するスピーカ302bから呼出音や音声メッセージ等を出力させて集合玄関に居る来訪者からの呼び出しを報知するとともに、表示部300及び映像処理部303がそれぞれ能動となるように制御することにより、映像処理部303にて受信され信号処理された映像信号、すなわち、集合玄関機1のカメラ部102にて撮像された来訪者の映像を表示部300に出画させることができ、この表示部300には、集合玄関に居る来訪者からの呼び出しがある旨の呼出メッセージや絵データ等を表示させ、呼出報知を行うこともできる。
この後、図1、図2(a)に示す居室親機3aが設置される住戸内に在室の居住者は、集合玄関に居る来訪者からの呼び出しがあることを当該来訪者の判別と併せて確認し、通話を成立させるために操作部301を構成する通話ボタン301aを操作すると、この操作を検出した居室CPU305の制御及び図2(b)に示す制御機9の制御機CPU901の制御により、呼出先の居住者が使用する居室親機3aの通話部302を構成するマイク302a及びスピーカ302bと、音声処理部304、制御機側居室I/F308、居室側制御ラインL3、制御機9の居室側制御機I/F904、制御機CPU901、集合玄関側制御機I/F902、集合玄関側制御ラインL1を経由して呼出元の来訪者が使用する集合玄関機1の通話部103との間の信号伝送路が形成され、形成された信号伝送路を経由して音声信号を送受信させることで通話が成立し、特に、呼出先の居住者にとっては、呼出元の来訪者の映像を確認しながらの通話が可能となる。
なお、前述までの説明では、図1、図2(a)に示す居室親機3aが設置される住戸内に在室の居住者が集合玄関に居る来訪者からの呼び出しに応答して通話を成立させる手段として、通話部302を構成するマイク302a及びスピーカ302bを適用したが、この通話手段に限定されず、応答操作として取り上げたハンドセット302cを適用することもできる。
また、図1、図2(a)に示す居室親機3aが設置される住戸内に在室の居住者は、例えば、前述の通話の成立中において呼出元の来訪者を集合住宅内に招き入れるにあたり、操作部301を構成する解錠ボタン301bを操作する。この操作を検出した居室CPU305は、集合玄関電気錠2を解錠させるための解錠要求信号を生成し、制御機側居室I/F308、居室側制御ラインL3、図2(b)に示す制御機9の居室側制御機I/F904を経由して制御機CPU901に送出する。
図2(b)に示す制御機9の制御機CPU901は、受信した解錠要求信号をもとに居室親機3aが設置される住戸内に在室の居住者による解錠要求があったことを検出し、集合玄関電気錠2を解錠させるための解錠制御信号を生成し、電気錠側制御機I/F903、電気錠側制御ラインL2を経由して集合玄関電気錠2に送出することにより、この集合玄関電気錠2が(一定時間)解錠され、来訪者は、集合玄関電気錠2が解錠された集合玄関から集合住宅内に入り居室親機3aが設置される住戸に向かうことができる。
次に、前述のように集合玄関から集合住宅内に入り、図1に示す居室親機3aが設置される住戸の住戸玄関に辿り着いた来訪者が居住者を呼び出して通話を成立させるにあたり、玄関子機4aの操作部400を使用して所定の呼出操作を行うと、この玄関子機4aでは呼出信号が生成され、玄関側居室ラインL4a、図2(a)に示す居室親機3aの玄関側居室I/F306を経由して居室CPU305に伝送されるとともに、能動に制御されたカメラ部401にて撮像された映像である電気信号の映像信号が、玄関側居室ラインL4a、玄関側居室I/F306を経由して映像処理部303に伝送される。
図2(a)に示す居室親機3aの居室CPU305は、呼出信号を受信すると通話部302を構成するスピーカ302から呼出音や音声メッセージ等を出力させて自住戸の住戸玄関に居る来訪者からの呼び出しを報知するとともに、表示部300及び映像処理部303がそれぞれ能動となるように制御することにより、映像処理部303にて受信され信号処理された映像信号、すなわち、玄関子機4aのカメラ部401にて撮像された来訪者の映像を表示部300に出画させることができ、この表示部300には、自住戸の住戸玄関に居る来訪者からの呼び出しがある旨の呼出メッセージや絵データ等を表示させ、呼出報知を行うこともできる。
この後、図1、図2(a)に示す居室親機3aが設置される住戸内に在室の居住者は、自住戸の住戸玄関に居る来訪者からの呼び出しがあることを当該来訪者の判別と併せて確認し、通話を成立させるために操作部301を構成する通話ボタン301aを操作すると、この操作を検出した居室CPU305の制御により、呼出先の居住者が使用する居室親機3aの通話部302を構成するマイク302a及びスピーカ302bと、音声処理部304、玄関側親機I/F306、玄関側居室ラインL4aを経由して呼出元の来訪者が使用する図1に示す玄関子機4aの通話部402との間の信号伝送路が形成され、形成された信号伝送路を経由して音声信号を送受信させることで通話が成立し、特に、呼出先の居住者にとっては、呼出元の来訪者の映像を確認しながらの通話が可能となる。
なお、前述までの説明では、図1、図2(a)に示す居室親機3aが設置される住戸内に在室の居住者が自住戸の住戸玄関に居る来訪者からの呼び出しに応答して通話を成立させる手段として、通話部302を構成するマイク302a及びスピーカ302bを適用したが、この通話手段に限定されず、応答操作として取り上げたハンドセット302cを適用することもできる。
また、図1、図2(a)に示す居室親機3aが設置される住戸内に在室の居住者は、例えば、前述の通話の成立中において呼出元の来訪者を自住戸内に招き入れるにあたり、操作部301を構成する解錠ボタン301bを操作する。この操作を検出した居室CPU305は、自住戸の玄関電気錠5aを解錠させるための解錠制御信号を生成し、電気錠側居室I/F309、電気錠側居室ラインL5aを経由して玄関電気錠5aに送出することにより、この玄関電気錠5aが(一定時間)解錠され、来訪者は、玄関電気錠5aが解錠された住戸玄関から住戸内に入ることができる。
次に、居住者による在室・不在の設定・記憶の動作が予め行われている状態において、例えば、居室親機3aの住戸内の火災センサ701aが動作すると、この火災情報は、居室CPU305に送信される。火災情報を受信した居室CPU305は、通話部302を構成するスピーカ302bから警報音や音声メッセージ等を出力させるとともに、警報メッセージや絵データ等を表示部300に表示させて火災発生の緊急通報情報を警報発報することができる。
さらに、居室CPU305により、火災情報は制御機9の居室側制御機I/F904、管理室側制御機I/F905を介して管理室側制御ラインL6を経由して管理室親機6に伝送され、表示部600に表示されるため、管理人も居室親機3aの住戸内の火災センサ701aが動作したことを検出し、居室親機3aの住戸に向かうことができる。
管理人が居室親機3aに到着し、住戸玄関付近に設置された緊急解錠スイッチ8aを操作すると、当該緊急解錠スイッチの操作を検出した居室CPU305は、火災情報が継続していることから、自住戸の玄関電気錠5aを解錠させるための解錠制御信号を生成し、電気錠側居室I/F309、電気錠側居室ラインL5aを経由して玄関電気錠5aに送出することにより、この玄関電気錠5aが(次の施錠操作まで恒常的に)解錠され、管理人は、玄関電気錠5aが解錠された住戸玄関から住戸内に入ることができる。なお、避難誘導を容易にするため、緊急解錠スイッチ8aの操作による解錠は上記の来客時と異なり玄関電気錠5aが自動的に施錠されることはない。また、居住者のプライバシーを守るため、緊急通報情報が発生していない場合には、緊急解錠スイッチ8aを操作しても居室CPU305は解錠制御信号を生成しない。
ここで、実際に火災が発生していれば、居住者を避難させ、他の住戸の居住者の避難誘導、消防署への通報等の作業が発生するが、誤報であった場合には、居住者の安全を確認した後、復旧ボタン301dを操作する。復旧ボタン301dの操作を検出した居室CPU305は、火災センサ701aからの火災情報が継続していないことを確認し、スピーカ302bからの警報音や音声メッセージ等を停止させるとともに、警報メッセージや絵データ等の表示部300への表示を終了し、さらに、制御機9の居室側制御機I/F904、管理室側制御機I/F905を介して管理室側制御ラインL6を経由して管理室親機6に伝送された火災情報を終了させる。警報音などが停止したことを確認した管理人は、住戸から退室する。
ここで、本願の主要部である、誤報であった場合の退室方法についての一実施例をさらに詳しく説明する。なお、居住者のプライバシー確保の観点から、集合住宅において管理人はそれぞれの住戸の鍵を所有せず、火災等の何らかの非常事態が発生している時に限り緊急解錠スイッチの操作によって住戸を解錠することができるものとして説明を行なう。
住戸内に居住者がいる場合、誤報を確認した管理人は、復旧ボタン301dの操作後に、居住者に対して住戸を施錠するように依頼し、住戸から退室する。
しかし、火災センサ701aが作動した住戸が不在であった場合には、管理人は鍵を持たない上に、住戸内に設置された生活異変センサ703aが管理人を人物として検知することにより、不在であった住戸であっても在室検知がなされている。このため、居室CPU305は、居住者在室設定信号を生成し、制御機9の制御機CPU901に送出し、管理室親機でも当該住戸が在室表示に切り替わっており、そのまま退室すると在室状態が維持する。
この状態において、管理人は住戸から退室した後、住戸玄関付近に設置された緊急解錠スイッチ8aを操作する。当該緊急解錠スイッチの操作を検出した居室CPU305は、復旧ボタン301dの操作により警報が停止した時点から経過した時間が予め定められた所定時間内であるか否かを計算する。例えば、警報停止から1時間以内は施錠可能と定めていた場合で、かつ、それ以後に新たな警報が発生していない場合には、居室CPU305は、当該緊急解錠スイッチ8aの操作を施錠のための操作と認識し、自住戸の玄関電気錠5aを施錠させるための施錠制御信号を生成し、電気錠側居室I/F309、電気錠側居室ラインL5aを経由して玄関電気錠5aに送出することにより、この玄関電気錠5aが施錠され、管理人は、玄関電気錠5aが施錠された住戸から立ち去ることができる。さらに、居室CPU305は、不在の設定情報に自機器の居室番号を付加した居住者不在設定信号を生成し、制御機側居室I/F308、居室側制御ラインL3、図2(b)に示す制御機9の居室側制御機I/F904を経由して制御機CPU901に送出することにより、当該住戸の状態は、警報が発生する以前の不在の状態に戻る。
なお、扉の経年劣化によるガタつき等、玄関電気錠5aの不調により施錠に失敗する可能性があることを考慮し、居室CPU305は、所定時間内における緊急解錠スイッチ8aの操作については何度か繰返し操作されても常に施錠のための操作と認識し、自住戸の玄関電気錠5aを施錠させるための施錠制御信号を生成する。
また、上記実施例とは別の他の実施例として、住戸内に居住者がいる場合でも、居住者が誤報により気が動転している、あるいは単に施錠が面倒なので管理人に施錠を依頼することがある。このような場合には、誤報を確認した管理人は、復旧ボタン301dの操作後に、さらに在室・不在ボタン301cを操作して、住戸から退室した後、住戸玄関付近に設置された緊急解錠スイッチ8aを操作する。当該緊急解錠スイッチの操作を検出した居室CPU305は、不在時と同様に復旧ボタン301dの操作により警報が停止した時点から経過した時間を計算する。例えば、警報停止から1時間以内であり、かつ、それ以後に新たな警報が発生していない場合には、居室CPU305は、当該緊急解錠スイッチ8aの操作を施錠のための操作と認識し、自住戸の玄関電気錠5aを施錠させるための施錠制御信号を生成し、電気錠側居室I/F309、電気錠側居室ラインL5aを経由して玄関電気錠5aに送出することにより、この玄関電気錠5aが施錠され、管理人は、玄関電気錠5aが施錠された住戸から立ち去ることができる。さらに、居室CPU305は、緊急解錠スイッチ8aを操作する前に在室・不在ボタン301cを操作されたことを検出することにより、居室の状態を在室のままとし、上記不在時の実施例とは異なり居住者不在設定信号を生成しない。
なお、居室CPU305は、所定時間内における緊急解錠スイッチ8aの操作については何度か繰返し操作されても常に施錠のための操作と認識し、自住戸の玄関電気錠5aを施錠させるための施錠制御信号を生成する点については、不在時と同様である。
前述までの説明によれば、居住者による在室・不在の設定・記憶の動作が予め行われている状態における外部機器7からの緊急通報信号を受信した制御機9の制御機CPU901の制御として、居住者が在室である住戸の居室親機3a、3b、・・・にて緊急通報情報の警報発報を行い玄関電気錠5a、5b、・・・を解錠するための緊急通報制御信号を生成させたが、この制御に限定されるものではない。例えば、集合玄関機1の表示部101及び通話部103、管理室親機6の表示部600及び通話部602をそれぞれ使用して所定の警報発報を行うこともでき、また、緊急通報の重要度に応じて集合玄関電気錠2を解錠させることもでき、さらには、居住者が不在である住戸の居室親機3b、・・・にて緊急通報情報の警報発報を行うこともできる。
また、本発明の実施例による集合住宅インターホンシステムにおいては、記憶部900及び制御機CPU901を別体で制御機9に設けたが、この態様に限定されるものではない。例えば、記憶部900を制御機CPU901の内部に備えることもでき、回路構成が簡素化される。
本発明の集合住宅インターホンシステムにおいては、特定の実施の形態をもって説明してきたが、この形態に限定されるものでなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られた如何なる構成の集合住宅インターホンシステム、例えば、玄関子機4a、4b、・・・にカメラ部401が不備とされる当該玄関子機を有する集合住宅インターホンシステムや、制御機9を管理室親機6と一体化する集合住宅インターホンシステム、集合玄関電気錠2を設置せずに集合玄関を出入り自由とする集合住宅インターホンシステム、さらには集合玄関機1そのものを設置しない集合住宅インターホンシステムであっても採用できるということはいうまでもないことである。
3a、3b、・・・ 居室親機
301c 在室・不在ボタン
305 居室CPU
5a、5b、・・・ 玄関電気錠
6 管理室親機
701a、702a、703a、701b、702b、703b、・・・ センサ
8a、8b、・・・ 緊急解錠スイッチ
9 制御機

Claims (3)

  1. 集合住宅の管理室に設置され管理人が居住者を呼び出して通話を成立させるための管理室親機(6)と、前記集合住宅の複数の住戸にそれぞれ設置され前記管理人からの呼び出しに応答した前記居住者が通話を成立させるための居室親機(3a、3b、・・・)と、前記住戸の住戸玄関を施錠又は解錠させるための玄関電気錠(5a、5b、・・・)と、前記管理室親機及び前記居室親機をそれぞれ制御するための制御機(9)とを設け、
    前記居室親機には、それぞれ、火災の発生、ガス漏れの発生、生活異変の発生等の異変状態を感知するセンサ(701a、702a、703a、701b、702b、703b、・・・)が接続され、
    前記居室親機には、前記センサからの前記異変状態が受信され警報が発生し、前記異変状態が継続しているときには住戸の前記玄関電気錠を解錠させるために操作するとともに、前記異変状態において、復旧操作により警報が停止してから一定時間以内に操作した場合には住戸の前記玄関電気錠を施錠させるための緊急解錠スイッチ(8a、8b、・・・)と、前記異変状態を受信すると前記制御機に異変状態を転送するとともに前記緊急解錠スイッチの操作を検出して前記玄関電気錠を施錠/解錠させるために施錠/解錠信号を生成する居室CPU(305)を備えたことを特徴とする集合住宅インターホンシステム。
  2. 前記居室親機には、前記居住者が住戸内に在室又は不在であるかを設定するための在室・不在ボタン(301c)を備えるとともに、
    前記居室CPUは、前記在室・不在ボタンの操作を検出して前記在室又は前記不在の設定情報を生成するとともに、前記在室・不在ボタンの操作がないまま前記緊急解錠スイッチの施錠操作を検出すると前記不在の設定情報を生成して前記制御機に前記設定情報を転送することを特徴とする請求項1記載の集合住宅インターホンシステム。
  3. 前記居室親機には、前記居住者が住戸内に在室又は不在であるかを設定するための在室・不在ボタン(301c)を備えるとともに、
    前記居室CPUは、前記在室・不在ボタンにおいて在室操作が行なわれてから一定時間内に前記緊急解錠スイッチの施錠操作を検出すると前記在室の設定情報を生成して前記制御機に前記設定情報を転送することを特徴とする請求項1記載の集合住宅インターホンシステム。
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