JP5823445B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
一般に、電子写真方式の画像形成装置は、感光体ドラムと、感光体ドラムの表面を帯電させる帯電器とを備えている。この帯電器は、感光体ドラムの周囲に配置されていて、その動作時にはオゾンやNOxと呼ばれる窒素酸化物を発生する。このとき、酸化力の強いオゾンが感光体表面を酸化させてその表面抵抗を低下させる。また、窒素酸化物が空気中の水分と反応することにより消散やアンモニウム等のイオン生成物が生成され、このイオン生成物は、水溶性であることから感光体ドラムの表面に付着すると大気中の水分を取り込んでその表面抵抗を低下させる。この結果、感光体ドラムの表面に形成される静電潜像のエッジ部の電位に横流れが生じて、印刷画像の画質が低下するという問題がある。
この問題を解決するべく、例えば特許文献1に示す画像形成装置では、感光体ドラムに発熱体を内蔵し、この発熱体からの発熱により感光体ドラムの表面を乾燥させて、感光体ドラムの表面抵抗の低下要因である水分を除去するようにしている。この画像形成装置は画像形成ユニットを1つだけ有するモノクロ機である。
特開2000−147983号公報
ところで、近年、画像形成装置の省スペース化(小型化)の要求が高まる中、感光体ドラムやこれに付随する現像器やトナー回収容器等の部品を限られたスペース内に配置することが求められている。
しかしながら、特許文献1に示す画像形成装置において、省スペース化を図ろうとすると、感光体ドラムと、現像器及びトナー回収容器等の部品とが狭いスペース内に密集するため、現像器内及びトナー回収容器内のトナーが感光体ドラムの発熱体からの熱で凝縮するという問題がある。
そこで、発熱体を、感光体ドラムとは別体化してトナー凝縮の問題が生じない場所に配置することが考えられる。しかし限られたスペース内でこのような配置を実現しようとすると、発熱体を例えば転写ベルトの近傍に配置せざるを得ない場合が多い。特に、近年、開発が進むタンデムカラー機では、モノクロ機に比べて画像形成ユニットの数が多い分、スペース的な制約が大きく、設計レイアウト上、発熱体が転写ベルトの近傍に配置される場合が多い。
しかし、発熱体を転写ベルトの近傍に配置すると、転写ベルトが発熱体により局所的に加熱されてしまうため、転写ベルトが冷えやすい低温環境下において、発熱体によるベルトの加熱部分と非加熱部分とで表面温度が大きく異なってしまう。このため、転写ベルトの加熱部分と非加熱部分とでベルトの電気抵抗値に大きな差が生じて、延いては転写性能にも差が生じてしまう。この結果、印刷画像に筋画像が発生するなどして、印刷画像の画質が低下するという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、感光体ドラムの表面を加熱乾燥させる発熱体を備えた画像形成装置において、画像形成に影響を与える転写ベルト等の機能部材が発熱体により局所的に加熱されることに起因する印刷画像の画質低下を防止することにある。
本発明に係る画像形成装置は、感光体ドラムと、感光体ドラムの表面を帯電させる帯電器と、上記感光体ドラムの表面に露光して静電潜像を形成する露光装置と、上記感光体ドラム上に形成された静電潜像をトナーによって現像してトナー像とする現像装置と、画像形成時に該トナー像を被転写体に転写させる転写部材と、感光体ドラムを加熱して乾燥させるための発熱体と、発熱体の作動を制御する加熱制御手段とを備えている。
そして、上記感光体ドラムの表面に当接する摺擦ローラー40aと、大気温度を検出する温度検出手段と、大気湿度を検出する湿度検出手段と、を備え、上記加熱制御手段は、上記湿度検出手段による検出湿度が第1閾湿度以上である場合において、上記温度検出手段による検出温度が閾温度以上であるときには、上記発熱体により上記感光体ドラムを加熱して乾燥させる発熱加熱制御を実行する一方、上記温度検出手段による検出温度が上記閾温度未満であるときには、上記現像装置により現像動作を行って上記感光体ドラムの表面にトナーを付着させると共に、該付着させたトナーを上記転写部材により被転写体に転写させることなく上記摺擦ローラーと感光体ドラムとの当接部に供給しつつ、該摺擦ローラーを駆動することで、上記感光体ドラムの表面を該トナーに含まれる研磨剤により研磨して、該研磨に伴い生じる摩擦熱によって上記感光体ドラムの表面を加熱して乾燥させる摺擦加熱制御を実行するように構成されている。
この構成によれば、湿度検出手段により検出される検出湿度が第1湿度以上である場合において、温度検出手段により検出される検出温度が閾温度以上であるときには(高温高湿環境下においては)、加熱制御手段により、発熱体を利用した発熱体加熱制御が実行される一方、該検出温度が上記閾温度未満であるときには(低温高湿環境下においては)、加熱制御手段により摺擦ローラーを利用した摺擦加熱制御が実行される。したがって、低温環境下において、転写ベルトなど画像形成に与える影響が大きい機能部材が発熱体によって局所的に加熱されるのを防止することができる。延いては、印刷画像の画質低下を抑制することができる。
上記加熱制御手段は、上記湿度検出手段による検出湿度が高い側の方が低い側に比べて、上記摺擦加熱制御の実行頻度を高くするように構成されていることが好ましい。
この構成によれば、大気湿度が高いほど、加熱制御手段により摺擦加熱制御が頻繁に実行される、よって、感光体ドラムの表面を確実に加熱乾燥させることができる。
上記加熱制御手段は、上記湿度検出手段による検出湿度が上記第1閾湿度以上である場合において、上記温度検出手段による検出温度が閾温度未満であったとしても、上記湿度検出手段による検出湿度が上記第1閾湿度よりも大きい第2閾湿度以上であるときには、上記発熱加熱制御を実行するように構成されていることが好ましい。
この構成によると、湿度検出手段による検出湿度が第1閾湿度以上であったとしても、該検出湿度が第2閾湿度以上となるような超高湿度環境下では、加熱制御手段により摺擦加熱制御を実行せずに発熱加熱制御が実行される。これにより、超高湿環境下では、感光体ドラム10による吸湿防止を優先することで、印刷画像の画質が著しく低下するのを抑制することができる。
上記画像形成装置は、上記画像形成時に上記転写部材によって上記被転写体に転写されずに上記感光体ドラム上に残留した残留トナーを利用して、上記摺擦ローラーにより感光体ドラムの表面を研磨するクリーニング制御を実行するクリーニング制御手段をさらに備え、上記加熱制御手段による上記摺擦加熱制御の実行時における上記摺擦ローラーと上記感光体ドラムとの周速差は、上記クリーニング制御手段によるクリーニング制御の実行時における上記摺擦ローラーと上記感光体ドラムとの周速差よりも大きいことが好ましい。
この構成によれば、摺擦加熱制御の実行時には、摺擦ローラーと感光体ドラムとの周速差を大きくとることで、クリーニング制御の実行時に比べて摩擦熱の発生量を格段に高めることができる。
上記被転写部材は、転写ベルトであり、上記画像形成装置は、上記感光体ドラムを上記転写ベルトに沿って複数配置してなるタンデム機であることが好ましい。
タンデム機では、モノクロ機に比べてスペース的な制約が大きいため、発熱体を転写ベルトの近傍に配置せざるを得ない場合が多い。発熱体を転写ベルトの近傍に配置した場合、低温環境下において、発熱体による加熱部分と非加熱部分とでベルトの表面温度に大きな差が生じてしまう。このため、低温環境下において印刷画像の画質低下を生じ易く、本発明はかかる構成に対して特に有用である。
本発明によれば、画像形成に影響を与える転写ベルトなどの機能部材が発熱体により局所的に加熱されることに起因する印刷画像の画質低下を防止することができる。
図1は、実施形態における画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 図2は、画像形成部及びその側方のクリーニング装置を拡大して示す拡大図である。 図3は、制御系の構成を示すブロック図である。 図4は、コントローラーにおける感光体加熱制御を示すフローチャートである。 図5は、コントローラーにおける感光体加熱制御を示すマップである。 図6は、実施形態2を示す図4相当図である。 図7は、実施形態2を示す図5相当図である。 図8は、従来例、実施形態1及び実施形態2のそれぞれについて、印刷テストを行った結果を示す表である。 図9は、従来例を示す図5相当図である。
−全体構成−
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
≪実施形態1≫
図1は、実施形態における画像形成装置1を示している。この画像形成装置1は、例えばタンデム方式のカラープリンターであって、中間転写ベルト7と、1次転写部8及び2次転写部9と、定着部11と、光走査装置15と、複数の画像形成部16と、第1〜第4用紙搬送部21〜24とを備えている。
画像形成装置1の本体2の内部下方には、給紙カセット3が配置されている。給紙カセット3は、その内部に印刷前のカットペーパー等の用紙(図示省略)を積載して収容している。そして、この用紙は、図1において給紙カセット3の左上方に向けて、1枚ずつ分離して送り出される。
第1用紙搬送部21は、給紙カセット3の側方に設けられている。第1用紙搬送部21は、本体2の左側面に沿って配置されている。そして、第1用紙搬送部21は、給紙カセット3から送り出された用紙を受け取り、その用紙を本体2の左側面に沿って上方の2次転写部9へ搬送する。
給紙カセット3の右側方には、手差し給紙部5が設けられている。手差し給紙部5には、給紙カセット3に入っていないサイズの用紙や、厚紙、或いはOHPシート等が載置される。そして、手差し給紙部5の左方には第2用紙搬送部22が設けられている。第2用紙搬送部22は、手差し給紙部5から第1用紙搬送部21まで略水平に延びて第1用紙搬送部21に合流している。そして、第2用紙搬送部22は、手差し給紙部5から送り出された用紙等を受け取って第1用紙搬送部21へ搬送する。
光走査装置15は、第2用紙搬送部22の上方に配置されている。ここで、画像形成装置1は、外部から送信された画像データを受信する。この画像データは、光走査装置15に送られる。光走査装置15は、画像データに基づいて制御されたレーザー光を画像形成部16へ向けて照射する。
画像形成部16は、光走査装置15の上方に例えば4つ設けられている。各画像形成部16の側方には、画像形成部16に設けられた感光体ドラム10をクリーニングするためのクリーニング装置40(後で詳述する)が設けられている。また、感光体ドラムの10の上端近傍には、該ドラム表面を加熱するための発熱体50が設けられている。各画像形成部16の上方には、無端状の中間転写ベルト7が設けられている。中間転写ベルト7は、複数のローラーに巻き掛けられており、図示しない駆動装置によって回転駆動されるようになっている。
4つの画像形成部16は、図1に示すように、中間転写ベルト7に沿って一列に配置されており、イエロー、マゼンタ、シアン、又はブラックのトナー像をそれぞれ形成する。すなわち、各画像形成部16では、光走査装置15によって照射されたレーザー光により原稿画像の静電潜像がそれぞれ形成され、この静電潜像を現像することによって各色のトナー像が形成される。画像形成部16の詳細については後述する。
1次転写部8は、各画像形成部16の上方にそれぞれ配置されている。1次転写部8は、画像形成部16により形成されたトナー像を中間転写ベルト7表面に1次転写する1次転写ローラー8aを有している。1次転写ローラー8aには、転写バイアス電源60cより転写バイアスが印加されている。各画像形成部16のトナー像は、1次転写ローラー8aに印加された転写バイアスによって、所定のタイミングで中間転写ベルト7に転写される。そうして、中間転写ベルト7の表面には、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色のトナー像が重ね合わされたカラートナー像が形成される。
2次転写部9は、中間転写ベルト7の左側方に配置された2次転写ローラー18を有している。2次転写ローラー18は、転写バイアス電源60cにより転写バイアスが印加されている。2次転写ローラー18は、中間転写ベルト7との間で用紙Pを挟持する。そうして、中間ベルト7上のトナー像は、ト2次転写ローラー18に印加された転写バイアスによって用紙Pへ転写されるようになっている。
定着部11は、2次転写部9の上方に設けられている。2次転写部9と定着部11との間には、トナー像が2次転写された用紙Pを定着部11へ搬送する第3用紙搬送部23が形成されている。
定着部11は、各々回転する加熱ローラー19と、加圧ローラー20とを有している。そして、定着部11は、加熱ローラー19と加圧ローラー20とにより用紙Pを挟持することで、用紙Pに転写されたトナー像を加熱及び加圧して用紙Pに定着させるようになっている。
定着部11の上方には、分岐部27が設けられている。定着部11から排出された用紙Pは、両面印刷を行わない場合、分岐部27から画像形成装置1の上部に形成された用紙排出部28に排出される。
分岐部27から用紙排出部28に向かって用紙Pが排出されるその排出口部分は、スイッチバック部29としての機能を果たす。両面印刷を行う場合には、このスイッチバック部29において、定着部11から排出された用紙Pの搬送方向が切り替えられる。
−画像形成部−
次に、図2を参照しながら画像形成部16の詳細について説明する。
画像形成部16は、感光体ドラム10、帯電器20、現像装置30及び発熱体50を有している。
感光体ドラム10は円筒状をなしており、その外周面(表面)にはa−Si材料からなる感光層が全周に亘って形成されている。感光体ドラム10は、その軸心部を貫通する軸部材(図示省略)により回転可能に支持されている。
帯電器20は、感光体ドラム10の下側に配置されている。感光体ドラム10に摺接して該ドラム表面に帯電バイアスを印加する帯電ローラー20aと、帯電ローラー20aをクリーニングするための帯電クリーニングローラー20bとを有している。帯電ローラー20aは帯電バイアス電源60b(図3参照)に接続されている。そして、帯電器20は、帯電ローラー20を介して感光体ドラム10に帯電バイアスが印加されることで、感光体ドラム10の表面が所定電位に帯電される。この状態で、感光体ドラム10の表面に光走査装置15よりレーザー光が照射されることで静電潜像が形成される。
現像装置30は、感光体ドラム10の側方に配置されている。現像装置30は、2本のトナー搬送スクリュー30aと磁気ローラー30bと現像ローラー30cとを有している。現像ローラー30cは、現像バイアス電源60a(図3参照)に接続されている。現像装置30は、磁気ローラー30bの表面に起立する磁気ブラシを用いて現像ローラー30cにトナー薄層を形成するとともに、現像ローラー30cにトナーと同極性(正)の現像バイアスを印加することでドラム表面にトナーを飛翔させる。この飛翔したトナーが感光体ドラム10の表面に形成された静電潜像に付着すると、静電潜像が現像されてドラム表面にトナー像が形成される。
−クリーニング装置−
次に、図2を参照しながらクリーニング装置40の詳細について説明する。
クリーニング装置40は、感光体ドラム10の現像装置30側とは反対側に配置されている。クリーニング装置40は、摺擦ローラー40a、クリーニングブレード40b、回収スクリュー40c、及びクリーニングケース40dを有している。
摺擦ローラー40aは、感光体ドラム10に所定の圧力で圧接されていて、不図示の駆動手段により感光体ドラム10との当接部において同一方向に回転駆動される。そうして、摺擦ローラー40aは、トナー内に含まれる研磨剤を利用してドラム表面を研磨するクリーニング部材として機能する。この摺擦ローラー40aは、後述するように、感光体ドラム10のクリーニング目的以外に、感光体ドラム10の加熱目的にも利用される。
クリーニングブレード40bは、感光体ドラム10表面における摺擦ローラー40aとの当接部よりも回転方向下流側にてドラム表面に当接している。そして、クリーニングブレード40bは、感光体ドラム10の表面に付着したトナーを掻き取ってクリーニングケース40d内に落下させるように構成されている。クリーニングブレード40bによって感光体ドラム10表面から除去された残留トナーは、回収スクリュー40cの回転に伴ってクリーニング装置40の外部に排出される。
クリーニング装置40と帯電器20の間には不図示の除電ランプが配置されている。除電ランプは、感光体ドラム10表面に光を照射することによりドラム表面の残留電荷を除去する。
上記発熱体50は、転写ベルトの上側近傍で且つ感光体ドラム10の表面に隣接する位置に配置されている。発熱体50は、例えば面状のヒーターにより構成されている。発熱体50は、平面視において現像器30とクリーニング装置40との間に配置されている。そうして、発熱体50は、現像器30やクリーニング装置40などトナーが収容される機器から極力離れた位置に配置されている。これにより、発熱体50からの発熱によりトナーが凝縮するのを防止している。
−制御系の構成−
次に、図3を参照しながら上記画像形成装置1の制御系の構成について説明する。画像形成装置1は、その全体動作を制御するコントローラー100を有している。コントローラー100は、CPU、RAM、及びROM等を有するマイクロコンピューターにより構成されている。コントローラー100は、画像入力部61、操作部62、大気温度センサー63、大気湿度センサー64、定着温度センサー65、及び電源スイッチ66等から入力される入力信号を基に、画像形成装置1内の機器や制御部品を制御する。この機器及び制御部品としては、上述した光走査装置15、現像器30、感光体ドラム10、帯電器20、クリーニング装置40、1次転写ローラー8a、2次転写ローラー18、発熱体50、及びバイアス電源60等が挙げられる。バイアス電源60は、現像バイアス電源60a、帯電バイアス電源60b、転写バイアス電源60cを含んでいる。
画像入力部61は、例えばパーソナルコンピュータ等の外部端末から送信される画像データを受信してコントローラー100に出力する。
操作部62は、例えばタッチパネル式の液晶ディスプレイやテンキーを有している。そして、ユーザーが操作部62を操作することで、印刷枚数などの各種の設定を行ったり、印刷開始指示を行ったりできるようになっている。操作部62は、ユーザーによる操作を操作信号としてコントローラー100に出力する。
大気温度センサー63は、画像形成装置1の本体2内の大気温度(以下、機内温度という)を検出して、その検出信号をコントローラー100に出力する。大気湿度センサー64は、画像形成装置1の本体2内の大気湿度(以下、機内湿度という)を検出して、その検出信号をコントローラー100に出力する。定着温度センサー65は、定着部11に設けられた加熱ローラー19の温度を検出して、その検出信号をコントローラー100に出力する。
電源スイッチ66は、ユーザーが操作可能な押しボタン式のスイッチで構成されている。電源スイッチ66は本体2内に設けられた電源に電気的に接続されており、ユーザーが電源スイッチ66をオンすることで電源からコントローラー100に電力が供給されるようになっている。
上記コントローラー100は、不図示のROM内に記憶された制御プログラムを実行することで、画像形成制御、モード切替制御、クリーニング制御、及び感光体加熱制御を実行する。
上記画像形成制御では、用紙を用紙搬送部21〜24によって搬送するとともに、搬送経路上に設けられた画像形成部16、転写部8,9、及び定着部11によって用紙に画像を印刷する。
上記モード切替制御では、画像形成装置1を通常電力モードと省電力用のスリープモードとに選択的に切り替える。具体的には、コントローラー100は、ユーザーにより電源スイッチ66がオン操作されて画像形成装置1の電源が投入されると、先ず画像形成装置1を通常電力モードで作動させる。通常電力モードでは、コントローラー100及びコントローラー100に接続された全ての機器に電力が供給される。コントローラー100は、画像形成装置1の電源投入後、操作部62からの操作信号を検出しない状態が所定時間以上続いた場合には、画像形成装置1を通常電力モードからスリープモードに切り替える。スリープモードでは、例えば、画像データを受信するための画像入力部61にのみ電力が供給される。
上記クリーニング制御では、画像形成時に1次転写ローラー8aによって中間転写ベルト7に転写されずに感光体ドラム10の表面に残留した残留トナーを利用して、摺擦ローラー40aにより感光体ドラム10の表面を研磨する。クリーニング制御では、コントローラー100により摺擦ローラー40aの周速が感光体ドラム10の周速よりも遅く制御され、その周速比(=摺擦ローラー40aの周速/感光体ドラム10の周速)は、本実施形態では例えば0.8とされている。
上記感光体加熱制御は、感光体ドラム10の表面に水分が吸着されないように感光体ドラム10を加熱乾燥させる制御である。
コントローラー100は、感光体加熱制御として、発熱体50を利用した発熱加熱制御と、摺擦ローラー40aを利用した摺擦加熱制御とのいずれかを選択的に実行する。
発熱加熱制御では、コントローラー100より発熱体50に対して加熱指令を行う。発熱体50は、コントローラーからの加熱指令を受けると発熱して感光体ドラム10の表面を加熱する。
摺擦加熱制御では、コントローラー100により以下の処理を実行する。すなわち、先ず、現像装置30により現像動作を実行させて感光体ドラム10の表面にトナーを付着させる。具体的には、帯電ローラー20aにより感光体ドラム10の表面を帯電させずに、現像ローラーに対して現像バイアス電源60aより現像バイアスを印加する。これにより、感光体ドラム10の表面にはトナーがベタ画像状態(ソリッド画像状態)で付着する。
そうして、感光体ドラム10の表面にトナーを付着させた後、該トナーを1次転写ローラー8aにより中間転写ベルト7に転写させることなく上記摺擦ローラー40aと感光体ドラム10との当接部に供給する。具体的には、例えば1次転写ローラー8aに転写バイアスを印加せずに、又は、1次転写ローラー8aに画像形成時とは逆極性の転写バイアスを印加するようにすればよい。
そして、トナーを摺擦ローラー40aと感光体ドラム10との当接分に供給するのと並行して、摺擦ローラー40aを回転駆動させることにより、感光体ドラム10の表面を該トナーに含まれる研磨剤により研磨して、該研磨により生じる摩擦熱によって該ドラム10の表面を加熱して乾燥させる。摺擦ローラー40aの周速は、感光体ドラム10の周速よりも遅く制御され、その周速比(=摺擦ローラー40aの周速/感光体ドラム10の周速)は、本実施形態では例えば0.7とされている。
したがって、摺擦ローラー40aと上記感光体ドラム10との周速差は、摺擦加熱制御の実行時の方がクリーニング制御実行時に比べて大きいと言える。
次に、コントローラー100における感光体加熱制御について、図4のフローチャートを参照しながら具体的に説明する。
ステップSA1では、湿度センサー64から入力される検出信号を基に、機内湿度が予め設定した第1閾湿度(本実施形態では例えば60%)以上であるか否かを判定し、この判定がNOである場合にはリターンする一方、YESである場合にはステップSA2に進む。
ステップSA2では、電源スイッチ66から入力される操作信号を基に、電源スイッチ66がオフからオンに切替わった直後(機内が十分に暖まる前の状態であって、例えば電源スイッチ66がオンからオフに切り替わった後、10分以内)であるか否かを判定し、この判定がNOである場合にはステップSA6に進む一方、YESである場合にはステップSA3に進む。
ステップSA3では、温度検出センサー63から入力される検出信号を基に、機内温度が予め設定した閾温度未満であるか否かを判定し、この判定がNOである場合にはステップSA8に進む一方、YESである場合にはステップSA4に進む。
ステップSA4では、湿度センサー64から入力される検出信号を基に、機内湿度が第1閾湿度よりも大きい第2閾湿度(本実施形態では例えば90%)未満であるか否かを判定し、この判定がNOである場合にはステップSA8に進む一方、YESである場合にはステップSA5に進む。
ステップSA5では、上述した摺擦加熱制御を実行し、しかる後にリターンする。
ステップSA2の判定がNOである場合に進むステップSA6では、上記スリープモードから通常電力モードへの切替わり(スリープモードからの復帰)を検出したか否かを判定し、この判定がNOである場合にはリターンする一方、YESである場合にはステップSA7に進む。
ステップSA7では、定着温度センサー65から入力される検出信号を基に、加熱ローラー19の温度(つまりトナーの定着温度)が50℃以上であるか否かを判定し、この判定がNOである場合には、画像形成装置1のスリープ時間が所定時間を超えたものとして(感光体ドラム10の表面が再加熱を必要とするほど冷えているものとして)ステップSA3に進む一方、YESである場合には、画像形成装置1のスリープ時間が所定時間以下であるものとしてリターンする。
ステップSA3及びSA4の判定がNOである場合に進むステップSA8では、上述した発熱加熱制御を実行し、しかる後にリターンする。
図5は、コントローラー100による感光体加熱制御を視覚的に理解できるようにマップ化したものである。同図より、感光体加熱制御は、機内湿度が第1閾湿度(例えば60%)未満の低湿環境下では実行されず、機内湿度が第1湿度以上となる高湿環境下において実行されることがわかる。そして、高湿環境下の中でも大気温度が閾温度(例えば20℃)以上となる高温高湿環境下においては、発熱体50を利用した発熱加熱制御が実行される一方、大気温度が閾温度(例えば20℃)未満となる低温高室環境下においては、摺擦ローラー40aを利用した摺擦加熱制御が実行されることがわかる。
したがって、上記実施形態1では、中間転写ベルト7が冷えやすい低温高湿環境下においては、転写ベルト7の近傍に配置された発熱体50を使用せずに、摺擦ローラー40aによる摩擦熱を利用して感光ドラム10の表面を加熱することができる。よって、低温高湿環境下において発熱体50により中間転写ベルト7が局所的に加熱されることで、発熱体50によるベルトの加熱部分と非加熱部分とで表面温度が大きく異なるのを防止することができる。延いては、印刷画像に筋画像が発生するなどして、印刷画像の画質が低下するのを防止することができる。
ここで、上記実施形態1では、低温高湿環境下であっても、機内湿度が第2閾湿度(例えば90%)以上となるような超高湿環境下では、摺接加熱制御ではなく発熱加熱制御が実行される。これにより、超高湿環境下では、感光体ドラム10の表面の吸湿防止を優先することで、印刷画像の画質が著しく低下するのを抑制することができる。
また、上記実施形態1では、摺擦加熱制御の実行時の方が、クリーニング制御実行時に比べて、摺擦ローラー40aと感光体ドラム10との周速差を大きくとるようにしている。これにより、摺擦加熱制御の実行時に発生する摩擦熱を増加させて、摺擦摩擦制御による感光体ドラム10の加熱効果をより一層高めることができる。
《実施形態2》
図6は、実施形態2を示している。本実施形態2では、コントローラー100における感光体加熱制御が上記実施形態1とは異なっている。
すなわち、本実施形態2では、コントローラー100は、摺擦加熱制御を第1摺擦加熱制御と第2摺擦加熱制御との2つに分けて実行する。第1摺擦加熱制御と第2摺擦加熱制御とでは加熱時間が異なっており、第1摺擦加熱制御の方が、第2摺擦加熱制御に比べて加熱時間が長い。コントローラー100は、機内湿度に応じて、第1摺擦加熱制御と第2摺擦加熱制御とを選択的に切り替えて実行する。
以下、実施形態2におけるコントローラー100により実行される感光体加熱制御の詳細について、図6を参照しながら説明する。
ステップSB1〜SB4の処理はそれぞれ、実施形態1におけるステップSA1〜SA4と同じ処理であるため、その説明を省略する。
ステップSB5では、大気湿度センサー64から入力される検出信号を基に、機内湿度が予め設定した第3閾湿度(第1閾湿度よりも大きく第2閾湿度よりも小さい湿度であって、本実施形態では例えば75%)未満であるか否かを判定し、この判定がNOである場合にはステップSB11に進む一方、YESである場合にはステップSB6に進む。
ステップSB6では、第2摺擦加熱制御を実行する。この第2摺擦加熱制御の実行時間(加熱時間)は、本実施形態では例えば3分とされている。
ステップSB7及びSB8の処理はそれぞれ、実施形態におけるステップSA6及びSA7と同じ処理であるため、その説明を省略する。
ステップSB8の判定がNOである場合に進むステップSB9では、ステップSB7で通常電力モードに復帰する直前にスリープモードが設定されていた時間(つまりスリープ時間)が、予め設定した第1設定時間(本実施形態では例えば60分)を超えているか否かを判定し、この判定がYESである場合にはステップSB6に進む一方、NOである場合にはステップSB10に進む。尚、画像形成時には、トナーの定着温度が例えば160℃近くになるが、第1設定時間は、定着温度が160℃付近から50℃を下回るまでに通常要する時間よりも短い。)
ステップSB10では、上記スリープ時間が、予め設定した第1設定時間よりも短い第2設定時間(本実施形態では例えば30分)を超えているか否かを判定し、この判定がNOである場合にはリターンする一方、YESである場合にはステップSB11に進む。
ステップSB11では、第1摺擦加熱制御を実行する。
ステップSB3及びステップSB4の判定がNOである場合に進むステップ12では、発熱加熱制御を実行する。
図7は、本実施形態2における感光体加熱制御を視覚的に理解できるようにマップ化したものである。同図によれば、実施形態1とは異なり、低温高湿環境下において実行される摺擦加熱制御が第1摺擦加熱制御と第2摺擦加熱制御とに切り分けられている。具体的には、上記低温高湿環境下の中でも機内湿度が第3閾湿度(例えば75%)を下回る低湿側では第2摺擦加熱制御が実行され、機内湿度が第3閾湿度(例えば75%)以上となる高湿側では、第2摺擦加熱制御よりも加熱時間が長い第1摺擦加熱制御が実行されるようになっている。
したがって、上記実施形態2では、機内湿度が高いほど摺擦加熱制御の実行時間(つまり摺擦ローラー40aの回転駆動時間)を長くとって、感光体ドラム10の表面を確実に乾燥させることができる。
また、上記実施形態2では、第1及び第2摺擦加熱制御は共に、画像形成装置1の電源投入直後に実行されるが、その後、画像形成装置1が通常電力モードからスリープモードに切り替わって通常電力モードに復帰する際の実行条件が異なっている。すなわち、第2摺擦加熱制御は、スリープ時間が第1設定時間(例えば60分)を超える場合に実行されるのに対し(ステップSB9)、第1摺擦加熱制御は、スリープ時間が第1設定時間よりも短い第2設定時間(例えば30分)超える場合に実行される(ステップSB10)。
したがって、コントローラー100による第1摺擦加熱制御の実行頻度は第2摺擦加熱制御の実行頻度よりも高くなる。換言すると、コントローラー100による摺擦加熱制御の実行頻度は、機内湿度が高い側の方が低い側に比べて高くなる。これにより、機内湿度が高いほど、感光体ドラム10の表面を頻繁に加熱して、該ドラム表面を確実に乾燥させることができる。
《実施例》
実施形態1及び2並びに従来例のそれぞれについて、低温環境下(機内温度10℃)で実際に印刷テストを行った。図8は、この印刷テストの結果をまとめた表であり、図9は、従来例における感光体加熱制御を示すマップである。このマップに示すように、従来例では発熱体加熱制御のみが実行される。
図8の表中の「○」は、筋画像が未発生であることを意味し、「×」は、殆ど全ての用紙で筋画像が発生したことを意味し、「△」は、一部の用紙で筋画像が発生したことを意味している。この表によれば、機内湿度が100%の環境下では、従来例及び実施形態1及び2のいずれの場合も筋画像が未発生であることがわかる。これは、機内湿度100%の環境下では、いずれの場合もコントローラー100により発熱加熱制御が実行されるためと考えられる。機内湿度が60%及び80%の環境下では、従来例の場合、筋画像が発生しているが、実施形態1及び2の場合、筋画像が未発生であることがわかる。これは、実施形態1及び2の場合、機内湿度が60%及び80%となる高湿環境下では従来例とは異なり、コントローラー100により摺擦加熱制御が実行されるためと考えられる。
《他の実施形態》
上記各実施形態では、発熱体50を、感光体ドラム10とは別体で構成して、感光体ドラム10の外部に設けるようにしているが、これに限ったものではなく、例えば感光体ドラム10に内蔵するようにしてもよい。
上記各実施形態では、画像形成装置1はタンデム機とされているが、これに限ったものではなく、例えばモノクロ機であってもよい。
上記各実施形態では、コントローラー100により摺擦加熱制御を実行する際に、帯電器20により感光体ドラム10の表面を帯電させずに、現像装置30により現像動作を行うことで、感光体ドラム10の表面にトナーを付着させるようにしているが、これに限ったものではない。すなわち、例えば、帯電器20により感光体ドラム10の表面を帯電させた後、その表面全体を露光装置15により露光した後、現像装置30により現像動作を行うようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、機内湿度が第2閾湿度(例えば90%)以上となるような超高湿環境下では発熱加熱制御を実行するようにしているが、これに限ったものではなく、例えば超高湿環境下においても摺擦加熱制御を実行するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明は、画像形成装置に有用であり、特にタンデムカラー式の画像形成装置に有用である。
1 画像形成装置
7 中間転写ベルト(被転写部材)
8a 1次転写ローラー(転写部材)
10 感光体ドラム
20 帯電器
30 現像装置
40a 摺擦ローラー
50 発熱体
63 大気温度センサー(温度検出手段)
64 大気湿度センサー(湿度検出手段)
100 コントローラー(加熱制御手段、クリーニング制御手段)

Claims (5)

  1. 感光体ドラムと、該感光体ドラムの表面を帯電させる帯電器と、上記感光体ドラムの表面に露光して静電潜像を形成する露光装置と、上記感光体ドラム上に形成された静電潜像をトナーによって現像してトナー像とする現像装置と、画像形成時に該トナー像を被転写体に転写させる転写部材と、上記感光体ドラムを加熱して乾燥させるための発熱体と、該発熱体の作動を制御する加熱制御手段とを備えた、画像形成装置であって、
    上記感光体ドラムの表面に当接する摺擦ローラーと、
    大気温度を検出する温度検出手段と、
    大気湿度を検出する湿度検出手段と、を備え、
    上記加熱制御手段は、上記湿度検出手段による検出湿度が第1閾湿度以上である場合において、上記温度検出手段による検出温度が閾温度以上であるときには、上記発熱体により上記感光体ドラムを加熱して乾燥させる発熱加熱制御を実行する一方、上記温度検出手段による検出温度が上記閾温度未満であるときには、上記現像装置により現像動作を行って上記感光体ドラムの表面にトナーを付着させると共に、該付着させたトナーを上記転写部材により上記被転写体に転写させることなく上記摺擦ローラーと感光体ドラムとの当接部に供給しつつ、該摺擦ローラーを駆動することで、上記感光体ドラムの表面を該トナーに含まれる研磨剤により研磨して、該研磨に伴い生じる摩擦熱によって上記感光体ドラムの表面を加熱して乾燥させる摺擦加熱制御を実行するように構成されている、画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記加熱制御手段は、上記湿度検出手段による検出湿度が高い側の方が低い側に比べて、上記摺擦加熱制御の実行頻度を高くするように構成されている、画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
    上記加熱制御手段は、上記湿度検出手段による検出湿度が上記第1閾湿度以上である場合において、上記温度検出手段による検出温度が上記閾温度未満であったとしても、上記湿度検出手段による検出湿度が上記第1閾湿度よりも大きい第2閾湿度以上であるときには、上記発熱加熱制御を実行するように構成されている、画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    上記画像形成時に上記転写部材によって上記被転写体に転写されずに上記感光体ドラム上に残留した残留トナーを利用して、上記摺擦ローラーにより上記感光体ドラムの表面を研磨するクリーニング制御を実行するクリーニング制御手段をさらに備え、
    上記加熱制御手段による上記摺擦加熱制御の実行時における上記摺擦ローラーと上記感光体ドラムとの周速差は、上記クリーニング制御手段によるクリーニング制御の実行時における上記摺擦ローラーと上記感光体ドラムとの周速差よりも大きい、画像形成装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    上記被転写部材は、転写ベルトであり、
    上記画像形成装置は、上記感光体ドラムを上記転写ベルトに沿って複数配置してなるタンデム機である、画像形成装置。
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