JP5772899B2 - 電磁アクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、電磁アクチュエータに関する。
車両用の変速装置において、電磁アクチュエータにより駆動する噛み合い式ドグクラッチを備え、このドグクラッチの駆動によって変速装置内の回転要素の回転を規制する構成が知られている(例えば特許文献1を参照)。
特開2009−058107号公報
例えば特許文献1に記載されるように、従来の電磁アクチュエータは、片持ち支持したスリーブ(***作部材)に対して軸線方向に相対移動する可動部と、固定部と、を備える。この電磁アクチュエータでは、可動部及び固定部をコイルの周りに配置して磁気回路を形成し、電磁力により固定部に向かって可動部を軸線方向に磁気吸引させることで、ドグクラッチの噛合部にスリーブを移動させる。このような従来の電磁アクチュエータでは、可動部を固定部に支持する箇所が一点だけであり、また、可動部及びスリーブが片持ち支持されているため、スリーブが可動部に対して傾いてしまい、スリーブに推力を充分に伝達できない虞がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、***作部材に対して好適に推力を伝達できる電磁アクチュエータを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る電磁アクチュエータは、電磁コイルと、前記電磁コイルの周囲に配置される固定部と、前記固定部と共に前記電磁コイルの磁気回路を形成し、前記磁気回路に発生する電磁力により所定方向に移動することで***作部材を操作する可動部と、を備え、前記可動部は2つの部材から成り、前記可動部の前記2つの部材は、前記固定部に個別に支持され、前記***作部材を前記所定方向の両側から挟み込んで組み合わされることを特徴とする。
また、上記の電磁アクチュエータにおいて、前記***作部材及び前記可動部は、回転要素の周囲に設けられ、前記可動部は、前記回転要素の径方向の位置を一定に保持されて、前記***作部材より前記回転要素の径方向の外側に配置され、前記回転要素の軸方向に移動可能であり、前記径方向の位置を一定に保持されて前記***作部材より前記径方向の内側に配置される支持部材に、前記***作部材がスプライン嵌合されて、前記軸方向に移動可能に設置され、前記***作部材は、前記可動部と前記支持部材との間で径方向に摂動可能に配置され、前記***作部材の前記摂動により変化する前記可動部と前記***作部材との間の径方向の距離の最大値が、前記***作部材の前記摂動により変化する前記***作部材と前記支持部材とのスプライン嵌合部の径方向の距離の最大値よりも大きく設定されることが好ましい。
また、上記の電磁アクチュエータにおいて、前記可動部の前記2つの部材のうち、一方の部材は磁性体であり、他方の部材は非磁性体であることが好ましい。
また、上記の電磁アクチュエータは、回転要素の周囲に設けられ、前記可動部が移動する前記所定方向が前記軸線の軸方向であり、前記可動部の前記2つの部材の前記固定部との各支持部は、前記回転要素の径方向の位置が同一となるよう配置されることが好ましい。
また、上記の電磁アクチュエータは、前記可動部と前記***作部材との間に、前記***作部材の前記所定方向への移動を待機させる待ち機構を備えることが好ましい。
本発明に係る電磁アクチュエータは、可動部が固定部に両持ち支持されるので、可動部の移動の安定性を向上できると共に、***作部材への推力の伝達を効率良く行うことができる。この結果、本発明に係る電磁アクチュエータは、***作部材に対して好適に推力を伝達できるという効果を奏する。
図1は、本発明の第一実施形態に係る電磁アクチュエータが適用される係合装置の概略構成を示す断面模式図である。 図2は、図1中のスリーブの近傍を拡大視すると共に、径方向反対側も図示した模式図である。 図3は、本発明の第二実施形態に係る電磁アクチュエータが適用される係合装置の概略構成を示す断面模式図である。
以下に、本発明に係る電磁アクチュエータの実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
[第一実施形態]
図1,2を参照して、本発明の第一実施形態について説明する。図1は、本発明の第一実施形態に係る電磁アクチュエータが適用される係合装置の概略構成を示す断面模式図であり、図2は、図1中のスリーブの近傍を拡大視すると共に、径方向反対側も図示した模式図である。
まず、第一実施形態に係る電磁アクチュエータ20が適用される係合装置10の構成を説明する。図1に示す係合装置10は、例えば、ハイブリッド車両において、エンジンやモータなどの駆動源からの動力を出力軸に伝達する動力伝達装置に組み込まれる。係合装置10は、例えば、動力伝達装置から出力軸に伝達する動力を制御するために、動力伝達装置の回転要素の一部の回転を規制するブレーキ装置として使用される。なお、動力伝達装置の全体構成等の詳細な構造は本発明の要旨と直接関係しないため説明を省略する。
係合装置10は、図1に示すように、ピース11、スリーブ12(***作部材)、ハブブラケット15(支持部材)、電磁アクチュエータ20、及びECU30(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)を備える。
ピース11及びスリーブ12は、上記の回転要素の周囲に配置されている。この回転要素は、図1下部の左右方向に一点鎖線で描画した軸線Cを中心として回転するものとし、以下の説明では、特に断りのない限り、図面の左右方向を回転要素の「軸方向」、上下方向を回転要素の「径方向」と表現する。また、軸線Cまわりの方向を回転要素の「周方向」と表現する。
ピース11は、回転要素と連動して軸線Cまわりを一体回転する。ピース11は、軸方向及び径方向の移動が規制されている。
スリーブ12は、ピース11より径方向外側に配置されている。スリーブ12は、ハブブラケット15にスプライン嵌合されている。ハブブラケット15は、動力伝達装置の構成要素を内包するケース(図示せず)に固設されている。つまり、スリーブ12は、ハブブラケット15にスプライン嵌合されることによって、軸方向に移動可能に構成されており、径方向の移動及び軸線Cまわりの回転が規制されている。また、スリーブ12は、径方向外側に延在する被挟持部12aを有する。
ピース11とスリーブ12は、スリーブ12の軸方向の移動によって、スリーブ12の内周面とピース11の外周面とを係合/解放することができる。ピース11の外周面には、径方向外側に向けて軸線Cまわりの周方向に沿って複数のドグ歯13が配設されている。スリーブ12の内周面には、径方向内側に向けて、軸線Cまわりの周方向に沿って複数のドグ歯14が配設される。これらのドグ歯13,14は、噛み合いドグクラッチになっており、両者が噛み合うことにより、ピース11とスリーブ12とを係合させることができる。スリーブ12をピース11とスプライン嵌合することにより、ピース11と連動する回転要素の回転を固定することができる。
図1では、スリーブ12がピース11に対して左側に配置され、スリーブ12が右方向に移動するとピース11と係合し、左方向に移動するとピース11から解放するよう構成されている。以下の説明では、図1の右方向を「係合方向」、左方向を「解放方向」とも表現する。
電磁アクチュエータ20は、軸方向に駆動力を発生させ、スリーブ12を軸方向に移動させる動力源である。図1に示すように、本実施形態の電磁アクチュエータ20は、具体的には電磁ソレノイド方式のアクチュエータである。電磁アクチュエータ20は、軸線Cを中心として回転する回転要素の周囲、かつ、ピース11及びスリーブ12の径方向外側に配置されている。
電磁アクチュエータ20は、電磁コイル21と、インナーヨーク22(固定部)と、アウターヨーク23(固定部)と、アーマチュア24(可動部)と、リターンスプリング25とを備える。
インナーヨーク22は、係合方向側から電磁コイル21の周囲に配置され、アウターヨーク23は、解放方向側から電磁コイル21の周囲に配置される。インナーヨーク22及びアウターヨーク23は、電磁コイル21の径方向外側にて連結し、共にケースに固設されている。すなわち、インナーヨーク22及びアウターヨーク23は、電磁コイル21を軸方向両側から挟み込むよう電磁コイル21の周囲に固定配置される固定部として機能する。また、インナーヨーク22及びアウターヨーク23は、電磁コイル21の径方向内側では相互に接続せず、電磁コイル21の径方向内側の一部に開口部26を形成している。インナーヨーク22及びアウターヨーク23は、共に磁性体で形成されている。
アーマチュア24は、インナーヨーク22及びアウターヨーク23の径方向内側、かつ、スリーブ12の径方向外側に配置されている。アーマチュア24は、軸方向に移動可能に設置されており、軸方向移動によりスリーブ12に推力を付与することできる。
アーマチュア24は、第一部材24a及び第二部材24bの2つの部材から構成される。アーマチュア24の第一部材24aは、軸方向の解放方向側からスリーブ12の被挟持部12aと当接可能に配置され、また、第二部材24bは、係合方向側からスリーブ12の被挟持部12aと当接可能に配置される。つまり、アーマチュア24は、スリーブ12の被挟持部12aを軸方向両側から挟み込んだ状態で配置されており、アーマチュア24とスリーブ12との連動性を向上できるよう構成されている。また、この構成により、第一部材24a及び第二部材24bの間に配置するスリーブ12の組付性を確保することができる。
アーマチュア24の第一部材24aは、アウターヨーク23の径方向内側にて、メッキやブッシュ等の支持用部材27を介して支持されており、また、第二部材24bは、インナーヨーク22の径方向内側にて支持用部材27を介して支持されている。つまり、第一部材24a及び第二部材24bは、固定部(インナーヨーク22、アウターヨーク23)に個別に支持されている。すなわち、アーマチュア24は、軸方向に沿って固定部による支持点を二点有し、両持ち支持(二点支持)されており、軸方向移動の安定性を向上でき、スリーブ12への推力の伝達を効率良く行うことができるよう構成されている。
また、アーマチュア24は、第二部材24bを第一部材24aに圧入固定することで一体的な部材として形成されている。これにより、アーマチュア24を複数部材で構成しても、径方向及び軸方向寸法の小型化、組付性向上、慣性低減による性能向上を実現しつつ、一体動作が可能となる。なお、アーマチュア24の第一部材24aと第二部材24bとをボルト等の締結手段により締結してもよい。
また、アーマチュア24の第一部材24aは、径方向外側に突出し、かつ、軸方向の係合方向側に突出する突出部24cを有する。突出部24cは、インナーヨーク22とアウターヨーク23との間の開口部26に挿入されている。突出部24cの係合方向側の端面には、アーマチュア24の動作方向に直交するストッパ面24dが設けられている。一方、インナーヨーク22の解放方向側の端面にも、アーマチュア24のストッパ面24dと対向する位置にストッパ面22aが設けられている。アーマチュア24が係合方向に移動したときに、アーマチュア24のストッパ面24dが、インナーヨーク22のストッパ面22aと突き当たることで、アーマチュア24の係合方向への移動を停止させることができる。
アーマチュア24の第一部材24aは磁性体で形成され、第二部材24bは非磁性体で形成されている。これにより、第一部材24a及び第二部材24bと固定部(インナーヨーク22、アウターヨーク23)との支持部(支持用部材27)にエアギャップ等を設けなくても必要部以外の磁路を遮断することが可能となる。
また、アーマチュア24と固定部との二点支持の各支持部は、径方向寸法を合わせて設定されている。つまり、アーマチュア24の第一部材24aとアウターヨーク23との支持部と、第二部材24bとインナーヨーク22との支持部は、同一の径方向位置に配置されている。ここで、「両支持部の径方向位置が同一」とは、各支持部の径方向寸法の偏差が所定範囲(例えば±0.2mm以下)内であることを意味する。これにより、加工精度を向上でき、支持精度を向上できる。
リターンスプリング25は、アーマチュア24の第二部材24bとインナーヨーク22との間に配置されている。リターンスプリング25は、例えば圧縮バネであり、適度に圧縮された状態で保持されており、アーマチュア24を解放方向に付勢している。リターンスプリング25は、アーマチュア24の係合方向への移動が進むほど、つまり、スリーブ12とピース11との噛み合い度合いが深くなるほど、解放方向への付勢力を大きく発生させる。
ハブブラケット15は、軸線Cまわりに、ピース11に隣接して延在し、スリーブ12とスプライン嵌合する内円筒部15aを有する。ハブブラケット15は、この内円筒部15aから電磁アクチュエータ20の形状に沿って、スリーブ12及び電磁アクチュエータ20を被覆しながら径方向外側に延在する形状をとり、外縁端部15bにてケース(図示せず)にボルト固定されている。ハブブラケット15の内円筒部15aは、スリーブ12の径方向内側に配置されており、内円筒部15aの外周面上には、径方向外側に向けて周方向に沿って複数のスプライン歯15cが配設されている(図2参照)。スリーブ12は、ドグ歯14をこのスプライン歯15cの間に挿入することによって、ハブブラケット15にスプライン嵌合され、軸方向に移動可能に支持されている。
ここで、図2を参照して、電磁アクチュエータ20のアーマチュア24と、ハブブラケット15の内円筒部15aの径方向位置の設定について説明する。図2に示すように、係合装置10の各構成要素は、軸線Cの周囲に同心円状に配置されている。アーマチュア24は、上述のように支持用部材27を介して固定部(インナーヨーク22、アウターヨーク23)に二点支持されているので、径方向の位置が一定に保持されている。また、ハブブラケット15は、上述のように、図示しないケースに固設されているので、径方向の位置が一定に保持されている。スリーブ12は、径方向において、このように位置が固定されたアーマチュア24とハブブラケット15の内円筒部15aとの間に配置されている。アーマチュア24及びハブブラケット15の径方向位置は、両者の間でスリーブ12が径方向に摂動可能となるよう設定されている。
スリーブ12とハブブラケット15とのスプライン嵌合部では、ドグ歯14の歯先とスプライン歯15cの歯元との径方向の間隙、またはスプライン歯15cの歯先とドグ歯14の歯元との径方向の間隙によって、径方向ガタが発生する。径方向ガタとは、スリーブ12の軸心がハブブラケット15の軸心(軸線C)からずれて、ハブブラケット15に対するスリーブ12の径方向の相対位置が所定範囲内で変動する現象と言うことができる。径方向ガタの幅は、例えば、スリーブ12のある1つのドグ歯14が、ハブブラケット15のスプライン歯15cの歯元に当接する径方向位置(図2では軸線Cより下側に示すドグ歯14の位置)から、このドグ歯14と径方向反対側に位置する(180度反対側の位置にある)ドグ歯14(図2では軸線Cより上側に示すドグ歯14)が、スプライン歯15cの歯元に当接する位置までの距離と表すことができる。図2には、この径方向ガタの幅を符号L2として図示している。なお、径方向ガタとは、「スリーブ12の摂動により変化するスリーブ12とハブブラケット15とのスプライン嵌合部の径方向の距離の変化」とも表現することができる。径方向ガタの幅L2とは、「スリーブ12の摂動により変化するスリーブ12とハブブラケット15とのスプライン嵌合部の径方向の距離の最大値」とも表現することができる。
このような径方向ガタの発生に応じて、アーマチュア24に対するスリーブ12の径方向の相対位置も変動する。より詳細には、スリーブ12の被挟持部12aの外周面12bと、この外周面12bに対向するアーマチュア24の径方向内側の対向面24eとの間の径方向距離が変動する。この径方向距離は、図2において軸線Cより下側に示すように、ドグ歯14がハブブラケット15に最も接近している状態のときに最大となる。図2では、このときのスリーブ12の外周面12bとアーマチュア24の対向面24eとの間の径方向距離の最大値を符号L1として図示している。
そして、本実施形態では、スリーブ12の外周面12bとアーマチュア24の対向面24eとの間の径方向距離の最大値L1を、スリーブ12とハブブラケット15とのスプライン嵌合部の径方向ガタの幅L2よりも大きく設定する。すなわち、L1>L2の関係となる。これにより、スリーブ12とハブブラケット15とのスプライン嵌合部の径方向ガタによってスリーブ12が径方向に摂動しても、スリーブ12の外周面12bとアーマチュア24の対向面24eとの間に常に間隙を作ることができる。
ECU30は、車両内の各種センサ類の情報に基づいて、車両の各部の制御を行う制御装置である。本実施形態では、ECU30は、係合装置10の電磁アクチュエータ20に接続されており、電磁アクチュエータ20の動作を制御することにより、スリーブ12の軸方向の移動を制御して、係合装置10の係合/解放を制御することができる。
ECU30は、物理的には、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)及びインターフェースなどを含む周知のマイクロコンピュータを主体とする電子回路である。ECU30の各機能は、ROMに保持されるアプリケーションプログラムをRAMにロードしてCPUで実行することによって、CPUの制御のもとで車両内の各種装置を動作させると共に、RAMやROMにおけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
次に、第一実施形態に係る電磁アクチュエータ20が適用される係合装置10の動作を説明する。
電磁アクチュエータ20の電磁コイル21が非励磁状態にあるときは、電磁アクチュエータ20は停止しており、スリーブ12の被挟持部12aは、アーマチュア24の第二部材24bを介して、リターンスプリング25の付勢力を解放方向に受ける。この付勢力により、スリーブ12は、図1に示すように、ピース11と離間するハブブラケット15の内円筒部15a上の位置に保持され、ピース11と非噛合の状態となる。すなわち、電磁アクチュエータ20が非励磁状態にあるときは、係合装置10が解放状態となり、ピース11は回転要素と連動して回転することができる。
ECU30からの制御指令に応じて、電磁コイル21が励磁されると、電磁コイル21の周囲に配置されている磁性体のインナーヨーク22、アウターヨーク23、及びアーマチュア24の第一部材24aを周回する磁気回路Mが形成される。この磁気回路Mは、図1に点線矢印で示すように、アーマチュア24の突出部24cのストッパ面24dと、インナーヨーク22のストッパ面22aとの隙間を横切るように形成される。したがって、アーマチュア24は、インナーヨーク22及びアウターヨーク23の内周面に案内されつつ、インナーヨーク22に向かって磁気吸引される。アーマチュア24は、この磁気吸引力(電磁力)によって、リターンスプリング25に抗して係合方向に移動する。このアーマチュア24の動作に伴い、スリーブ12の被挟持部12aは推力を受けて、スリーブ12が係合方向に移動し、スリーブ12のドグ歯14がピース11のドグ歯13と噛み合った噛合状態となる。すなわち、電磁アクチュエータ20が励磁状態にあるときは、係合装置10が係合状態となり、ピース11と連結する回転要素の回転を停止させることができる。
次に、第一実施形態に係る電磁アクチュエータ20の効果を説明する。
第一実施形態の電磁アクチュエータ20は、電磁コイル21と、電磁コイル21の周囲に配置される固定部(インナーヨーク22及びアウターヨーク23)と、固定部と共に電磁コイル21の磁気回路Mを形成し、磁気回路Mに発生する電磁力により所定方向(軸線Cの軸方向)に移動することでスリーブ12を操作するアーマチュア24と、を備える。アーマチュア24は、第一部材24a及び第二部材24bの2つの部材から成る。アーマチュア24の第一部材24a及び第二部材24bは、固定部に個別に支持され、スリーブ12を移動方向(軸方向)の両側から挟み込んで組み合わされる。
この構成により、アーマチュア24が複数の支持点を有し、固定部(インナーヨーク22及びアウターヨーク23)に両持ち支持されるので、アーマチュア24が移動方向に対して傾くことを抑制でき、アーマチュア24の移動の安定性を向上できると共に、スリーブ12への推力の伝達を効率良く行うことができる。また、アーマチュア24の第一部材24a及び第二部材24bがスリーブ12を挟み込んで配置されるので、アーマチュア24とスリーブ12とを確実に連結でき、アーマチュア24とスリーブ12との連動性を向上できる。したがって、第一実施形態の電磁アクチュエータ20は、***作部材であるスリーブ12に対して好適に推力を伝達することができる。
また、第一実施形態の電磁アクチュエータ20において、スリーブ12及びアーマチュア24は、所定の軸線Cまわりに回転する回転要素の周囲に設けられる。アーマチュア24は、回転要素の径方向の位置を一定に保持されて、スリーブ12より回転要素の径方向の外側に配置され、回転要素の軸方向に移動可能である。径方向の位置を一定に保持されてスリーブ12より径方向の内側に配置されるハブブラケット15のスプライン歯15cに、スリーブ12がスプライン嵌合されて、軸方向に移動可能に設置される。スリーブ12は、アーマチュア24とハブブラケット15の内円筒部15aとの間で径方向に摂動可能に配置される。スリーブ12の摂動により変化するアーマチュア24とスリーブ12との間の径方向の距離の最大値L1が、スリーブ12の摂動により変化するスリーブ12とハブブラケット15とのスプライン嵌合部の径方向の距離の最大値L2(すなわち径方向ガタの幅)よりも大きく設定される(L1>L2)。
この構成により、スリーブ12とハブブラケット15とのスプライン嵌合部の径方向ガタによってスリーブ12が径方向に摂動しても、スリーブ12の外周面12bとアーマチュア24の対向面24eとの間に常に間隙を作ることができ、スリーブ12がアーマチュア24と接触することを避けることができる。このため、スリーブ12の可動時の径方向荷重を、アーマチュア24で受けずに、ハブブラケット15のスプライン嵌合部で受けることができるので、アーマチュア24を支持する支持用部材27の径方向荷重を低減することができる。
また、第一実施形態の電磁アクチュエータ20において、アーマチュア24の2つの部材のうち、第一部材24aは磁性体であり、第二部材24bは非磁性体である。
この構成により、第一部材24a及び第二部材24bと固定部(インナーヨーク22、アウターヨーク23)との支持部にエアギャップ等を設けなくても、必要部以外の磁路を遮断することが可能となる。
また、第一実施形態の電磁アクチュエータ20は、所定の軸線Cまわりに回転する回転要素の周囲に設けられる。アーマチュア24が移動する所定方向は、回転要素の軸方向(軸線C)である。アーマチュア24の第一部材24a及び第二部材24bの固定部(インナーヨーク22及びアウターヨーク23)との各支持部は、回転要素の径方向の位置が同一となるよう配置される。
この構成により、アーマチュア24と固定部(インナーヨーク22及びアウターヨーク23)との間の支持部の構成を単純化でき、加工精度を向上できるため、支持精度を向上できる。
[第二実施形態]
次に、図3を参照して本発明の第二実施形態について説明する。図3は、本発明の第二実施形態に係る電磁アクチュエータが適用される係合装置の概略構成を示す断面模式図である。
図3に示すように、第二実施形態の電磁アクチュエータ20aは、アーマチュア24の第一部材24aとスリーブ12の被挟持部12aとの間に、待ち機構スプリング28を備える点で、第一実施形態の電磁アクチュエータ20と異なるものである。
待ち機構スプリング28は、アーマチュア24とスリーブ12の被挟持部12aとの軸方向の相対位置関係に応じて、軸方向に伸縮可能に配置されている。
第二実施形態の電磁アクチュエータ20aでは、電磁コイル21の磁気回路Mに発生する磁気吸引力によってアーマチュア24が係合方向に移動すると、待ち機構スプリング28がアーマチュア24から受ける押圧力をスリーブ12の被挟持部12aに伝達することで、スリーブ12もアーマチュア24と連動して同方向に移動することができる。
ここで、スリーブ12の係合方向の移動によって、スリーブ12がピース11との係合を開始したものの、例えばピース11とスリーブ12との位相がずれているために、スリーブ12のドグ歯14がピース11のドグ歯13とうまく噛み合わない状況が起こりうる。このような状況では、スリーブ12の係合方向へのさらなる進行がピース11によって阻害され、ピース11とスリーブ12との係合が不完全となる。第二実施形態の電磁アクチュエータ20aでは、このような状況であっても、アーマチュア24は待ち機構スプリング28を押し縮めつつ、係合方向に移動し続けることができる。そして、ピース11とスリーブ12との位相が一致する状況に遷移した後に、待ち機構スプリング28の付勢力によって、スリーブ12は、係合方向に押し出され、スリーブ12のドグ歯14とピース11のドグ歯13との噛み合いが充分となる位置まで移動する。
このように、第二実施形態の電磁アクチュエータ20aは、ピース11とスリーブ12との位相がずれており、スリーブ12がピース11から解放方向に所定以上の反力を受ける場合には、待ち機構スプリング28の作用によって、スリーブ12の係合方向への移動を待機させると共に、アーマチュア24から伝達される推力を蓄積することができる。そして、ピース11とスリーブ12との位相が一致して、スリーブ12が受ける反力が低減すると、蓄積されている推力を利用して、スリーブ12を係合方向へ速やかに移動させることができる。この結果、第二実施形態の電磁アクチュエータ20aは、待ち機構スプリング28を備えることによって、***作部材であるスリーブ12のピース11との係合動作をより一層確実に行うことができる。
なお、待ち機構スプリング28は、アーマチュア24からスリーブ12に推力が伝達されている状況において、スリーブ12の移動を待機させつつ推力を蓄積できる構成であればよく、スプリング以外の要素により実現される待ち機構に置き換えてもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
上記実施形態では、アーマチュア24の第一部材24aのアウターヨーク23との支持部と、第二部材24bのインナーヨーク22との支持部が、軸線Cの径方向位置が同一である構成を例示したが、各支持部の径方向位置が異なる構成としてもよい。
また、上記実施形態では、アーマチュア24が固定部(インナーヨーク22及びアウターヨーク23)に二点支持される構成を例示したが、支持点は二箇所以上としてもよい。
また、上記実施形態では、係合装置10として、ハブブラケット15を介してスリーブ12を固定端(ケース)に連結し、ピース11とスリーブ12の係合時にピース11の回転を規制する構成、所謂ブレーキ装置の構成を例示したが、係合装置10は、スリーブ12を他の回転要素に連結し、ピース11とスリーブ12の係合時にピース11の回転トルクをこの回転要素に伝達して一体回転する構成、所謂クラッチ装置の構成であってもよい。
12 スリーブ(***作部材)
15 ハブブラケット(支持部材)
20,20a 電磁アクチュエータ
21 電磁コイル
22 インナーヨーク(固定部)
23 アウターヨーク(固定部)
24 アーマチュア(可動部)
24a 第一部材
24b 第二部材
28 待ち機構スプリング(待ち機構)

Claims (5)

  1. 電磁コイルと、
    前記電磁コイルの周囲に配置される固定部と、
    前記固定部と共に前記電磁コイルの磁気回路を形成し、前記磁気回路に発生する電磁力により所定方向に移動することで***作部材を操作する可動部と、
    を備え、
    前記可動部は2つの部材から成り、
    前記可動部の前記2つの部材は、前記固定部に個別に支持され、前記***作部材を前記所定方向の両側から挟み込んで組み合わされる
    ことを特徴とする電磁アクチュエータ。
  2. 前記***作部材及び前記可動部は、回転要素の周囲に設けられ、
    前記可動部は、前記回転要素の径方向の位置を一定に保持されて、前記***作部材より前記回転要素の径方向の外側に配置され、前記回転要素の軸方向に移動可能であり、
    前記径方向の位置を一定に保持されて前記***作部材より前記径方向の内側に配置される支持部材に、前記***作部材がスプライン嵌合されて、前記軸方向に移動可能に設置され、
    前記***作部材は、前記可動部と前記支持部材との間で径方向に摂動可能に配置され、
    前記***作部材の前記摂動により変化する前記可動部と前記***作部材との間の径方向の距離の最大値が、前記***作部材の前記摂動により変化する前記***作部材と前記支持部材とのスプライン嵌合部の径方向の距離の最大値よりも大きく設定される
    ことを特徴とする、請求項1に記載の電磁アクチュエータ。
  3. 前記可動部の前記2つの部材のうち、一方の部材は磁性体であり、他方の部材は非磁性体であることを特徴とする、請求項1または2に記載の電磁アクチュエータ。
  4. 当該電磁アクチュエータは回転要素の周囲に設けられ、
    前記可動部が移動する前記所定方向が前記回転要素の軸方向であり、
    前記可動部の前記2つの部材の前記固定部との各支持部は、前記回転要素の径方向の位置が同一となるよう配置されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電磁アクチュエータ。
  5. 前記可動部と前記***作部材との間に、前記***作部材の前記所定方向への移動を待機させる待ち機構を備えることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電磁アクチュエータ。
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