JP5765686B2 - ロボット接触検知装置 - Google Patents
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Description
第1の例として、駆動軸と関節軸とを力センサを介して連結することでロボットアームの関節部を構成し、力センサで検知したトルクの変化状況を監視することにより、ロボットアームの接触状態を判定している。
第2の例として、ロボットアームが設置された領域にエリアセンサを設けてロボットアームの動作範囲を確認している。これにより、ロボットアームと作業者とが近接して作業する場合にレーザーセンサを用いて作業者を含む障害物を検知することができる。
1) ロボットアームの可動範囲と障害物の作業範囲とを完全に離隔させることができ、安全性を確保することができる。
2) ロボットアームを駆動させるコントローラに動作パターンを与え、動作パターンに従ってロボットアームが動作しているかをセンサとしての監視カメラで常時把握し、ロボットアームが物体に接触することで、ロボットアームの動作を停止させることができる。
3) センサとしてレーザーセンサを用いることで、センシング領域に障害物を検知すると、ロボットアームの動作を速やかに停止させることができる。
4) ロボットアームに力センサを取り付けておき、ロボットアームと物体とが接触すると力センサのトルクが変化するので、そのトルク変化を検知することでロボットアームの動作を停止させることができる。
先側の揺動アームと基側の揺動アームとを関節軸の対によって接続し、一方の関節軸とモータとを負荷に応じて微小角捻じれるようにカップリングを介在して連結することで、先側の揺動アームをモータにより基側の揺動アームに対して揺動するよう構成されたロボットに取り付けられて用いられ、
モータの回転量を検出するモータ側ロータリーエンコーダと、他方の関節軸の回転量を検出する実回転角検出用ロータリーエンコーダと、モータ側ロータリーエンコーダ及び実回転角検出用ロータリーエンコーダの各検出信号を受けてモータを制御する制御部と、を備え、
制御部が、モータ側ロータリーエンコーダ及び実回転角検出用ロータリーエンコーダからの各検出信号に基づき、モータの回転角及び先側の揺動アームの回転角を算出する角度算出部と、角度算出部によって算出された各回転角の差分を求める差分算出部と、差分算出部によって求めた差分から先側の揺動アームの接触を判定する判定部と、を備え、
判定部は、差分算出部から入力された差分に関する値を格納しておき、差分算出部から入力された値が差分算出部から所定回数前に入力された値と比べ、差が閾値を超えている場合、先端の揺動アームの接触を判定する。
ここで、カップリングはコイルばねである。
図1は本発明の実施形態に係るロボット接触検知装置をロボットアームの関節部に取り付けた状態の構成図であり、図2は図1に示すロボットアームの関節部を複数備えたロボットの斜視図である。図3は図1に示すロボットアームの関節部及びその近傍を示す断面図である。
捻じれ角度が正の値となって大きくなるのは、次のようなときである。すなわち、サーボモータ5が正回転で動作開始する際に増速するとき、サーボモータ5が正回転で動作途中において増速するとき、及びサーボモータ5が逆回転で動作終了する際に減速するときである。
捻じれ角度が負の値となって大きくなるのは、次のようなときである。すなわち、サーボモータ5が逆回転で動作開始する際に増速するとき、サーボモータ5が逆回転で動作途中において増速するとき、及びサーボモータ5が正回転で動作終了の際に減速するときである。
1:支柱
2:ブラケット
3:第1のサーボモータ
4:第1の揺動アーム(基側の揺動アーム)
4a:フォークエンド部
4b:軸孔
5:第2のサーボモータ
5a:出力軸
5b:回転軸
6:第2の揺動アーム(先側の揺動アーム)
7:第3のサーボモータ
8:第3の揺動アーム
9:ロッド
10:ロボットハンド
11:一方の関節軸
12:他方の関節軸
13:カップリグ
14:モータ側ロータリーエンコーダ
15:実回転角検出用ロータリーエンコーダ
16a:第1の台座ブラケット
16b:第2の台座ブラケット
17:制御部
17a:角度算出部
17b:差分算出部
17c:記録部
17d:判定部
17e:制御信号生成部
18:ROM
19:RAM
20:記録部(データベース)
21:CPU
22:記録部
R:水平スカラーロボット(ロボット)
A,B,C:関節部
Claims (2)
- 先側の揺動アームと基側の揺動アームとが関節軸の対によって接続され、一方の関節軸とモータとが負荷に応じて微小角捻じれるようにカップリングを介在して連結されることで、上記先側の揺動アームを上記基側の揺動アームに対して上記モータにて揺動するよう構成されたロボットが、その動作中に障害物への接触を判定するために、当該ロボットに取り付けるロボット接触検知装置であって、
上記モータの回転量を検出するモータ側ロータリーエンコーダと、他方の関節軸の回転量を検出する実回転角検出用ロータリーエンコーダと、上記モータ側ロータリーエンコーダ及び上記実回転角検出用ロータリーエンコーダの各検出信号を受けてモータを制御する制御部と、を備え、
上記制御部が、上記モータ側ロータリーエンコーダ及び上記実回転角検出用ロータリーエンコーダからの各検出信号に基づき、上記モータの回転角及び上記先側の揺動アームの回転角を算出する角度算出部と、上記角度算出部によって算出された各回転角の差分を求める差分算出部と、上記差分算出部によって求めた差分から上記先側の揺動アームの接触を判定する判定部と、を備え、
上記判定部は、上記差分算出部から入力された差分に関する値を格納しておき、上記差分算出部から入力された値が上記差分算出部から所定回数前に入力された値と比べ、差が閾値を超えている場合、上記先端の揺動アームの接触を判定する、
ロボット接触検知装置。 - 前記カップリングがコイルばねである、請求項1に記載のロボット接触検知装置。
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