JP2019098407A - ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】人が接触したと誤って検知する誤検知を少なくする又は無くすことができ、しかもケーブルとアームとの間に人や物が挟まれる可能性を低減することができるロボットを提供する。【解決手段】このロボット10は、基部10aと、基部10a上に設けられた多関節アーム20と、基部10aに設けられ、多関節アーム20に加わる外力を検出するセンサ12と、センサ12の検出値に基づき多関節アーム20に停止動作を行わせる制御装置40と、多関節アーム20の先端側のアーム部材26に取付けられる機器31,32と一端が接続され、他端が機器31,32の制御を行う制御装置40に接続されるケーブルCAとを備え、ケーブルCAが、アーム部材26から多関節アーム20内に入ると共に、アーム部材26よりも基部10a側のアーム部材21〜25を通過して制御装置40に接続されるように構成されている。【選択図】図1

Description

本発明はロボットに関し、より具体的には、人との接触を検知して停止動作、減速動作、又は回避動作を行うロボットに関する。
このようなロボットとして、多関節のアームの各軸のトルクセンサ、又は、アームの表面の全体に配置された接触センサの検出結果を用いてアームに人が接触したと判断されると、アームの動作を停止させるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、動作範囲に人が存在しない産業用ロボットであって、多関節のアームの手首部材に取付けられた機器と、機器に一端が接続されると共に他端が制御装置に接続されたケーブルとを備え、ケーブルがアーム内に配置されたものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2017−030137号公報 特開2000−000792号公報
前者のロボットにおいて、多関節のアームの先端にエンドエフェクタ、センサ等の機器を後付けし、そのケーブルCAを図4に示すようにハンガー110を使ってロボットのアーム100の上方に配置することが考えられる。しかし、アーム100を動作させると例えば制御装置101との間でケーブルCAが振られ、ケーブルCAの慣性力が各軸のトルクセンサにより検出されてアーム100に人が接触したと誤検知される場合がある。
一方、慣性力を小さくするためにケーブルCAの長さを極力短くすると、余長が短くなり、アーム100を動作させた時にケーブルCAを引っ張り、これによりアーム100に人が接触したと誤検知されてしまう場合がある。
一方、図4とは異なりアームの外部に沿うようにケーブルが配置されている場合は、アームの各関節の曲げや回転によりケーブルに曲げ変形や引っ張り力が加わる場合がある。これらのケーブルの引っ張りや曲げも各軸のトルクセンサの誤検出に繋がる。
また、アームの外部にケーブルが配置されている場合は、ケーブルとアーム等との間に人や物が挟まれる可能性もある。
後者の産業用ロボットのようにケーブルをアーム内に配置することも考えられる。しかし、アーム内にケーブルを配置しても、アームの各関節の曲げや回転によりケーブルに曲げ変形や引っ張り力が加わるので、これらのケーブルの引っ張りや曲げが各軸のトルクセンサにより検出され、この検出トルクを人との接触によるものと区別することが難しい。
また、アームの表面の全体が接触センサで覆われており、ケーブルをアームの内側に配置する必要がある場合は、ケーブルを配置するためにアームの表面の全体を覆っている接触センサを取り外す作業が必要となり、手間がかかる。さらに、アームの表面に再度接触センサを組付ける必要が生じ、組付けや接続が不正確となる可能性がある。
なお、ケーブルは手首部材に取付けるエンドエフェクタ、センサ等の機器の種類に応じて変わるため、ユーザによって必要なケーブルは異なり、また、機器を変更する度に上記作業が必要になる。よって、ユーザによるケーブルの取付け、交換が容易な構造になっている方が望ましい。これに対し、複数種類の機器に対応可能となるように予め複数種類のケーブルをアームに内蔵しておくことも考えられるが、如何なる機器にも対応できるように全ての種類のケーブルを内蔵することは不可能であり、結果としてユーザの選択肢を狭めることになる。
一方、上記のようにケーブルの慣性力、引っ張り力等により人が接触したと誤検知されないように、各軸のトルクセンサや接触センサの検出閾値を上げることも考えられるが、安全性を向上する上で好ましくない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、人が接触したと誤って検知する誤検知を少なくする又は無くすことができ、しかもケーブルとアームとの間に人や物が挟まれる可能性を低減することができるロボットの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明の第1の態様のロボットは、基部と、基部上に設けられた多関節アームと、前記基部に設けられ、前記多関節アームに加わる外力を検出するセンサと、該センサの検出値に基づき前記多関節アームに停止動作、減速動作、又は回避動作を行わせる制御装置と、前記多関節アームの先端側の部材に取付けられる機器に一端が接続され、他端が該機器の制御や該機器への流体又は電力の供給を行うケーブル被接続装置に接続されるケーブルとを備え、該ケーブルが、前記機器が取付けられる前記多関節アームの部材又はその近傍の部材である被挿入部材から前記多関節アーム内に入ると共に、該被挿入部材よりも前記基部側に配置された前記多関節アームの部材を通過して前記ケーブル被接続装置に接続されるように構成されている。
第1の態様では、多関節アームに加わる外力を検出するセンサが基部に設けられている。このため、仮に多関節アームが動くことにより多関節アーム内のケーブルに曲げ変形や引っ張り力が生じても、それらが基部のセンサに与える影響は小さい、若しくは無く、人が接触したと誤って検知する誤検知を少なくする又は無くすことができる。
また、ケーブルは、機器が取付けられる部材またはその近傍の部材である被挿入部材から多関節アーム内に入ると共に、該被挿入部材よりも基部側に配置された多関節アームの部材を通過してケーブル被接続装置に接続されるように構成されている。このように、多関節アームの先端側からケーブルが多関節アーム内に配置されるので、ケーブルと多関節アームとの間に人や物が挟まれる可能性を低減することができる。
上記態様において、好ましくは、前記ケーブルが、前記被挿入部材から前記多関節アーム内に入ると共に、該多関節アームの基端から前記基部内に入り、該基部を通過して前記ケーブル被接続装置に接続されるように構成されている。このように、多関節アームの先端側と基端側でケーブルが多関節アーム内に配置されるので、ケーブルと多関節アームとの間に人や物が挟まれる可能性をより低減することができる。
上記態様において、好ましくは、前記ケーブルが、前記機器が取付けられる前記部材から前記多関節アームの基端まで前記多関節アームの外部に露出していない。
このように構成すると、多関節アームの外部にケーブルが殆ど若しくは全く露出しないので、ケーブルと多関節アームとの間に人や物が挟まれる可能性をより低減することができる。
本発明によれば、人が接触したと誤って検知する誤検知を少なくする又は無くすことができ、しかもケーブルとアームとの間に人や物が挟まれる可能性を低減することができる。
本発明の一実施形態のロボットの概略正面図である。 本実施形態のロボットの制御装置のブロック図である。 本実施形態の変形例を示すロボットの概略正面図である。 従来のロボットの概略正面図である。
本発明の一実施形態に係るロボット10を図面を参照して以下に説明する。
このロボット10は、図1に示すように、基部10aと多関節アーム20とを有し、多関節アーム20の先端に加工ツール、ハンド等のロボットツール(機器)31と、ワークの対象物の位置、姿勢等を確認するための二次元センサ、三次元センサ、カメラ等の位置姿勢確認センサ(機器)32が取付けられる。
ロボット10の多関節アーム20は、複数のアーム部材21,22,23,24,25,26および関節21a,22a,23a,24a,25a,26aを備えると共に、複数の関節21a,22a,23a,24a,25a,26aをそれぞれ駆動する複数のサーボモータ11を備えている(図2参照)。本実施形態では6つの関節を有する多関節アーム20を示すが、7個以上の関節を有するものであってもよく、5個以下の関節を有するものであってもよい。
各サーボモータ11として、回転モータ、直動モータ等の各種のサーボモータを用いることが可能である。各サーボモータ11はその作動位置を検出するエンコーダ等の作動位置検出装置を内蔵しており、作動位置検出装置の検出値が制御装置40に送信される。
ロボット10の基部10aには、例えば6軸力センサから成る力センサ(センサ)12が設けられ、力センサ12の検出結果も制御装置40に送信されるように構成されている(図2参照)。基部10aは例えば金属製であり、多関節アーム20を支持すると共に、設置面や設置面上に固定された被固定部に固定されている。
図1に示すように、アーム部材21は関節21aによって基部10aに対しJ1軸周りに旋回する旋回部材であり、アーム部材22は関節22aによってアーム部材21に対しJ2軸周りに回転する軸部材であり、アーム部材23は関節23aによってアーム部材22に対しJ3軸周りに回転する軸部材であり、アーム部材24は関節24aによってアーム部材23に対しJ4軸周りに回転する手首部材(先端側の部材)であり、アーム部材25は関節25aによってアーム部材24に対しJ5軸周りに首振りする手首部材(先端側の部材)であり、アーム部材26は関節26aによってアーム部材25に対しJ6軸周りに回転する手首部材(先端側の部材)である。なお、本実施形態では6つのアーム部材21,22,23,24,25,26のうち半分である先端側の3つのアーム部材24,25,26を先端側の部材としているが、例えば、アーム部材が5個および7個の場合は先端側の3個および4個のアーム部材をそれぞれ先端側の部材とすることができる。
本実施形態ではロボットツール31および位置姿勢確認センサ32はアーム部材26に取付けられているが、例えば位置姿勢確認センサ32をアーム部材24,25に取付けることも可能である。ロボットツール31には当該ロボットツール31を駆動するモータが設けられている。当該モータおよび位置姿勢確認センサ32はケーブルCAを介して制御装置(ケーブル被接続装置)40に接続され、制御装置40によって制御される。
制御装置40は、図2に示すように、例えば、CPU、RAM等を有する制御部41と、表示装置42と、不揮発性ストレージ、ROM等を有する記憶装置43と、ロボット10のサーボモータ11にそれぞれ対応するように設けられた複数のサーボ制御器44と、制御装置40に接続されると共に操作者が持ち運び可能な教示操作盤45とを備えている。教示操作盤45は制御装置40と無線通信するように構成されていてもよい。
記憶装置43にはシステムプログラム43aが格納されており、システムプログラム43aが制御装置40の基本機能を担っている。また、記憶装置43には、教示操作盤45を用いて作成された動作プログラム43bが少なくとも1つずつ格納されている。さらに、記憶装置43には、力センサ12の検出結果に基づき多関節アーム20に安全のための動作を行わせる安全動作プログラム43cが格納されている。
制御部41はシステムプログラム43aにより動作し、記憶装置43に格納されている動作プログラム43bを読み出してRAMに一時的に格納し、位置姿勢確認センサ32による検出結果を用いながら、読み出した動作プログラム43bに沿って各サーボ制御器44に制御信号を送り、これによりロボット10の各サーボモータ11のサーボアンプを制御すると共に、ロボットツール31のモータを制御する。
この時、制御部41は記憶装置43に格納されている安全動作プログラム43cを読み出してRAMに一時的に格納し、読み出した安全動作プログラム43cにより力センサ12の検出結果をモニタし、力センサ12の検出結果が所定の基準範囲を超える場合に、ロボット10に人、物体等の保護対象が接触したものと判断して、ロボット10の各サーボモータ11の作動を停止させる(安全動作機能)。
ここで、制御部41は、ロボット10がワークを保持しているか否か、ロボット10の先端部の位置、ロボット10の姿勢、ロボット10の作動速度、ロボット10を構成する各構成部品の重量、その慣性質量等を考慮して、前記所定の基準範囲を適宜変更する。
ケーブルCAは複数の信号線および電力線を有しており、ケーブルCAの一端の一部の信号線および電力線がロボットツール31に接続され、ケーブルCAの一端の他の一部の信号線および電力線が位置姿勢確認センサ32に接続されている。また、ケーブルCAの他端の電力線および信号線は制御装置40に接続されている。本実施形態では、ロボットツール31と位置姿勢確認センサ32のケーブルCAが一体になっているが、別体としてもよく、信号線と電力線とを別々のケーブルCA内に配置してもよい。
ロボットツール31と位置姿勢確認センサ32から延びるケーブルCAは、ロボットツール31および位置姿勢確認センサ32が取付けられたアーム部材26又はその近傍のアーム部材25,24に設けられた孔(図示せず)を介してアーム部材26内に入っている。また、ケーブルCAはアーム部材25、アーム部材24、アーム部材23、アーム部材22、およびアーム部材21の内部を順次挿通し、アーム部材21の内部から基部10a内に入り、基部10aの側面に形成された孔(図示せず)を介して基部10aの外部に出ている。
これにより、ケーブルCAの他端側が制御装置(ケーブル被接続装置)40に接続されている。各アーム部材21,22,23,24,25,26の内部および基部10aの内部にはケーブルCAを挿通するための空間が形成され、各アーム部材21,22,23,24,25,26の間およびアーム部材21と基部10aとの間にはケーブルCAを挿通するための孔又は空間が形成されている。
このように、本実施形態では、多関節アーム20に加わる外力を検出する力センサ12が基部10aに設けられているので、多関節アーム20が動くことにより多関節アーム20内のケーブルCAに曲げ変形や引っ張り力が生じても、それらが基部10aの力センサ12に与える影響は小さい、若しくは無く、人が接触したと誤って検知する誤検知を少なくする又は無くすことができる。
また、ケーブルCAは、アーム部材(被挿入部材)26から多関節アーム20内に入ると共に、多関節アーム20の基端から基部10a内に入り、基部10aから制御装置40に向かってロボット10の外部に出るように構成されている。このようにケーブルCAが多関節アーム20内に配置されているので、ケーブルCAと多関節アーム20との間に人や物が挟まれる可能性を低減することができる。
また、多関節アーム20内に配置されたケーブルCAをロボット10の先端に取付ける機器の種類に応じて変更する場合も、多関節アーム20の表面に接触センサが設けられていないので、変更作業を容易に行うことができる。
なお、本実施形態では、ケーブルCAが各アーム部材21,22,23,24,25,26の内部を通過するものを示した。これに対し、図3に示すように、ケーブルCAが例えばアーム部材23に形成された孔(図示せず)から多関節アーム20の外部に出て、アーム部材21に形成された孔(図示せず)から多関節アーム20の内部に再び入るように構成してもよい。
この場合、多関節アーム20の外部に一度出たケーブルCAがアーム部材22に沿って配置されると共に、外部に出たケーブルCAがアーム部材22に取付けられたカバー部材22bとアーム部材22との間に配置され、これによりケーブルCAの移動が規制されるように構成することもできる。
このように、ケーブルCAが各アーム部材21,22,23,24,25,26の一部の内部を挿通しない場合でも、多関節アーム20の先端側と基端側でケーブルCAが多関節アーム20内に配置されるので、ケーブルCAと多関節アーム20との間に人や物が挟まれる可能性を低減することができる。
さらに、アーム部材23から多関節アーム20の外部に出たケーブルCAが多関節アーム20内又は基部10a内に入らずに制御装置40に接続されるように構成してもよい。この場合でも、多関節アーム20の先端側からケーブルCAが多関節アーム20内に配置されるので、ケーブルCAと多関節アーム20との間に人や物が挟まれる可能性を低減することができる。
なお、例えば制御装置40が基部10aと一体になっている又は密着している場合は、上記のように多関節アーム20内を通過したケーブルCAや基部10a内を通過したケーブルCAが外部に出ることなく制御装置40に接続される。
なお、本実施形態では、ロボットツール31のモータおよび位置姿勢確認センサ32がケーブルCAを介して制御装置40に接続されたものを示したが、ロボットツール31のモータおよび位置姿勢確認センサ32がそれぞれ専用の制御装置(ケーブル被接続装置)に接続されてもよい。また、ロボットツール31に圧縮空気、油圧等を供給する必要がある場合は、これら流体を供給する供給管をケーブルCAとして上記と同様に配置することが可能である。この場合、圧縮空気、油圧等を供給するためのケーブルCAの他端は流体供給源に接続される。
また、本実施形態では、前記安全動作機能としてロボット10の各サーボモータ11の作動を停止させるものを示した。これに対し、力センサ12の検出結果が所定の基準範囲を超える場合に、制御部41が安全動作プログラム43cにより作動し、力センサ12の検出結果が所定の基準範囲を超える場合に、ロボット10に人、物体等の保護対象が接触したものと判断して、ロボット10が所定の回避動作を行うように各サーボモータ11を制御してもよい。
回避動作としては、例えば、制御部41が力センサ12の検出結果に基づき接触方向を推定し、ロボット10が接触方向と反対方向に移動するように各サーボモータ11を制御する。
一方、力センサ12の検出結果が所定の基準範囲を超える場合に、ロボット10の動作速度を減速するように各サーボモータ11を制御してもよい。
10 ロボット
10a 基部
11 サーボモータ
12 力センサ(センサ)
20 多関節アーム
21〜26 アーム部材
21a〜26a 関節
22b カバー部材
31 ロボットツール(機器)
32 位置姿勢確認センサ(機器)
40 制御装置
41 制御部
42 表示装置
43 記憶装置
43a システムプログラム
43b 動作プログラム
43c 安全動作プログラム
44 サーボ制御器
45 教示操作盤
CA ケーブル

Claims (3)

  1. 基部と、
    基部上に設けられた多関節アームと、
    前記基部に設けられ、前記多関節アームに加わる外力を検出するセンサと、
    該センサの検出値に基づき前記多関節アームに停止動作、減速動作、又は回避動作を行わせる制御装置と、
    前記多関節アームの先端側の部材に取付けられる機器に一端が接続され、他端が該機器の制御や該機器への流体又は電力の供給を行うケーブル被接続装置に接続されるケーブルとを備え、
    該ケーブルが、前記機器が取付けられる前記多関節アームの部材又はその近傍の部材である被挿入部材から前記多関節アーム内に入ると共に、該被挿入部材よりも前記基部側に配置された前記多関節アームの部材を通過して前記ケーブル被接続装置に接続されるように構成されているロボット。
  2. 前記ケーブルが、前記被挿入部材から前記多関節アーム内に入ると共に、該多関節アームの基端から前記基部内に入り、該基部を通過して前記ケーブル被接続装置に接続されるように構成されている請求項1に記載のロボット。
  3. 前記ケーブルが、前記機器が取付けられる前記部材から前記多関節アームの基端まで前記多関節アームの外部に露出していない請求項1又は2に記載のロボット。
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