JP5764962B2 - ターボチャージャ - Google Patents
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Description
そして、特許文献1では、皿バネやコイルバネによってノズルベーンをシュラウド側に付勢することによってノズルベーンとシュラウドとの間の隙間を減少させている。
このようにコイルバネの傾動が繰り返されると、コイルバネの位置が徐々にずれてしまい、ノズルベーンを良好に付勢することができなくなる。
したがって、本発明によれば、可変容量型のターボチャージャにおいて、翼体をシュラウド側に付勢するコイルバネの位置ズレを抑止することが可能となる。
この図に示すように、本実施形態のターボチャージャ1は、タービン2と、コンプレッサ3と、軸部4と、コイルバネ5と、圧縮率調節部材6(圧縮率調節手段)とを備えている。
そして、このタービンインペラ21は、排気ガスを受ける翼部と、当該翼部が設けられる基部とを備える。
また、シュラウド23は、ノズルプレート24と対向配置されており、当該ノズルプレート24との間に、タービンインペラ21に対して排気ガスを供給するためのノズルNを形成する。
さらに、シュラウド23は、後述するノズルベーン部25の軸部25bを軸支している。
このノズルプレート24は、ノズルNの形成方向(すなわちノズルベーン部27の配列方向)に沿って環状に形状設定されている。
このノズルベーン部25は、ノズルNにおいて回動可能に配置される翼体25aと、当該翼体25aと一体化された軸部25bとを備えている。
そして、ノズルベーン部25の軸部25bが、上述のシュラウド23とノズルプレート24とに軸支されることによって、ノズルベーン部25の翼体25aがノズルNにおいて回動可能とされている。
より詳細には、このリンク部27は、ノズルベーン部25の軸部25bの一端側とかしめによって固定されている。なお、図1の拡大図に示すように、ノズルベーン部25の軸部25bの一端は、リンク部27を貫通しており、突起部25c(嵌合突起)を形成している。
そして、この図に示すように、リンク部27は、ノズルベーン部25の各々に対して固定されて設けられており、ノズルベーン部25と固定される側と反対側の端部が駆動リング28に対してタービンインペラ21の半径方向に摺動可能に嵌合されている。
そして、軸部4は、タービンインペラ21と接続されるシャフト41と、当該シャフト41及び当該シャフト41を軸支する軸受を囲うベアリングハウジング42(軸部ハウジング)とを備えている。
この図に示すように、ベアリングハウジング42は、コイルバネ5を収容するための収容穴42aがコイルバネ5ごとに設けられている。
これらの収容穴42aの深さは、コイルバネ5の巻軸に沿った長さの半分以上を収容できるように設定されている。
この収容穴42aは、コイルバネ5を収容することによって、コイルバネ5の巻軸に対する傾動を抑制するものであり、本発明における傾動抑制手段として機能するものである。
また、コイルバネ5の一端は、図2(a)に示すように、ノズルベーン部25の軸部25bの一端によって形成された突起部25cを囲ってリンク部27と当接されている。また、コイルバネ5の他端は、全周が収容穴42aの内壁に囲われて圧縮率調節部材6に当接されている。
これによって、リンク部27が回動した場合であっても、コイルバネ5の一端及び他端の少なくともいずれかが当接面に対して摺動し、コイルバネ5に捩れが生じることを防止することができる。
この圧縮率調節部材6は、ベアリングハウジング42に対して回転させることによって、螺合範囲が変化し、これによって収容穴42aの深さ方向に変位する。この結果、コイルバネ5が配置される空間の巻軸方向の高さが増減し、コイルバネ5の圧縮率つまりは翼体25aの押圧力を調節することができる。
そして、当該回転動力が軸部4を介してコンプレッサ3に伝達され、コンプレッサ3において圧縮空気が生成される。
また、本実施形態のターボチャージャ1によれば、翼体25aを回動させる際であっても、突起部25cと収容穴42aとによってコイルバネ5の巻軸に対する傾動が抑止される。このため、コイルバネ5が傾動を繰り返して本来の位置からずれることを防止することができる。
したがって、本実施形態のターボチャージャ1によれば、翼体25aをシュラウド23側に付勢するコイルバネ5の位置ズレを抑止することが可能となり、常に翼体25aをシュラウド23に対して適度な押圧力で付勢することが可能となる。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、様々な形態の傾動抑制手段を採用することができる。
また、例えば、図4(b)に示すように、ベアリングハウジング42に対して円筒形状の囲壁42cを形成し、当該囲壁42cによってコイルバネ5の収容穴を形成するようにしても良い。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、図5(a)に示すように、突起部25cのみを備え、ベアリングハウジング42のコイルバネ5との当接領域を平面とすることも可能である。
この場合には、図5(a)に示すように、コイルバネ5の巻軸方向における突起部25cの高さを上記第実施形態より高く設定し、コイルバネ5の傾動をより確実に抑止する構成を採用することが好ましい。
また、図5(c)に示すように、リンク部27に対して囲壁27bを形成し、当該囲壁27bによってコイルバネ5の収容穴を形成するようにしても良い。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、コイルバネ5を軸部25b(すなわち突起部25c)に当接させることによって、翼体25aをシュラウド23に押圧する構成を採用することもできる。
ただし、この場合には、突起部25cは、コイルバネ5の内部に挿入されないため、本発明の傾動抑制手段として機能しない。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、1つ以上の一部の翼体25aのみをシュラウド23に押圧する構成を採用しても良い。
この場合には、全ての翼体25aをシュラウド23に押圧する場合と比較すればタービン効率が低下するものの、全ての翼体25aをシュラウド23に押圧しない場合と比較すればタービン効率の向上が図れる。
Claims (2)
- タービンインペラのチップ側を囲うと共に対向壁との間で前記タービンインペラに排気ガスを供給するためのノズルを形成するシュラウドと、前記ノズルにて回動可能に配設される翼体とを備えるターボチャージャであって、
前記翼体を前記シュラウドに対して押圧するコイルバネと、
前記コイルバネの巻軸に対する傾動を抑制する傾動抑制手段と、
前記翼体と一体化される軸部と、
当該軸部に固定されると共に当該軸部を回動する動力を伝達するリンク部とを備え、
前記傾動抑制手段として、前記リンク部に設けられると共に前記コイルバネの一端側を収容する収容穴あるいは囲壁と、前記コイルバネの前記一端側の内部に挿入されて当該コイルバネと嵌合する嵌合突起との両方を備える
ことを特徴とするターボチャージャ。 - 前記コイルバネの一端と当接して前記コイルバネの圧縮率を調節する圧縮率調節手段を備えることを特徴とする請求項1記載のターボチャージャ。
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JP2011030870A JP5764962B2 (ja) | 2011-02-16 | 2011-02-16 | ターボチャージャ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011030870A JP5764962B2 (ja) | 2011-02-16 | 2011-02-16 | ターボチャージャ |
Publications (2)
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Family
ID=46972011
Family Applications (1)
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JP2011030870A Active JP5764962B2 (ja) | 2011-02-16 | 2011-02-16 | ターボチャージャ |
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