JP6631688B2 - ノズル駆動機構、過給機、および、可変容量型過給機 - Google Patents

ノズル駆動機構、過給機、および、可変容量型過給機 Download PDF

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Description

本開示は、駆動レバーに連結されたリンクピンがアクチュエータのロッド部材に接続されたノズル駆動機構、過給機、および、可変容量型過給機に関する。
従来、可変容量型の過給機が普及している。このような過給機では、例えば、特許文献1に示されるように、タービンスクロール流路からタービンインペラに排気ガスを導く流路に、複数のノズルベーンが環状に整列配置される。ノズルベーンは翼軸に取り付けられている。翼軸がアクチュエータの動力によって回転すると、翼軸の回転に伴ってノズルベーンの角度が流路内で変化する。流路幅(所謂ノズルスロート幅)が変化して、流路を流通する排気ガスの流量が制御される。
また、アクチュエータから翼軸までの動力伝達経路には、リンク板が配されている。リンク板は、駆動軸の一端に、例えば、溶接されている。駆動軸は環状のブッシュ(軸受)の軸受孔に軸支されている。駆動軸の他端には、駆動レバーが取り付けられている。
特許文献1に示されるように、駆動レバーは、環状の挿通部を有する。挿通部には、駆動軸が挿通される。挿通部のうち、ブッシュから離隔する側(駆動軸の他端側)には、連結部が形成されている。連結部は、駆動軸の径方向外方に突出する。連結部には、リンクピンが挿通される。アクチュエータのロッド部材は、駆動レバーにリンクピンを介して連結される。ロッド部材から、駆動レバーに回転動力が伝わると、駆動軸が回転する。駆動軸の回転に伴いリンク板が揺動する。こうして、駆動リングなどを介して複数のノズルベーンの角度が変化する。
特許第5256977号公報
上記のようにノズルベーンを駆動させるノズル駆動機構は、可動部位に接触摩擦が生じる。例えば今後のエンジン小型化、エンジン回転数の高回転化等に応じて、摩擦に対する耐久性を向上する技術の開発が希求されている。
そこで、本開示の目的は、摩擦に対する耐久性を向上することができるノズル駆動機構、過給機、および、可変容量型過給機を提供することである。
上記課題を解決するために、本開示の一態様に係るノズル駆動機構は、軸受孔が形成された軸受と、軸受孔に回転自在に軸支された駆動軸と、軸受孔から突出する駆動軸の端部が挿通される挿通部、および、挿通部のうち、駆動軸の軸方向の中心より軸受側に位置し、挿通部から駆動軸の径方向外方に突出する連結部を有する駆動レバーと、連結部に連結されたリンクピンと、リンクピンに接続され、連結部に対して、軸受と反対側に位置する、アクチュエータに設けられたロッド部材と、を備え、駆動軸および駆動軸と一体回転する部材を含む回転体の重心位置が、軸受の内部に位置する
駆動レバーの挿通部には、駆動軸を径方向に露出させる露出孔が設けられ、駆動軸のうち少なくとも露出孔から露出した部位が、挿通部に溶接されていてもよい。
連結部は、露出孔より軸受側に位置してもよい。
上記課題を解決するために、本開示の一態様に係る過給機は、上記のノズル駆動機構を備える。
上記課題を解決するために、本開示の一態様に係る可変容量型過給機は、回転自在に支持された駆動リングと、駆動リングと係合し、駆動リングを回動するリンク板と、リンク板と係合しリンク板を回動する駆動軸と、径方向に突出した連結部を備え、駆動軸と係合し駆動軸を回動する駆動レバーと、駆動軸が挿通され、リンク板と駆動レバーの間にある軸受と、連結部がリンク板側から係合し、駆動レバーを回動するロッド部材と、を備え、駆動軸、リンク板および駆動レバーを含む回転体の重心位置が、軸受の内部に位置する



本開示によれば、摩擦に対する耐久性を向上することができる。
可変容量型過給機(過給機)の概略断面図である。 図2(a)は、図1の上側の破線部分の抽出図である。図2(b)は、図1の下側の一点鎖線部分の抽出図である。 サポートリングの平面図である。 サポートリングに駆動リングが支持された状態を示す図である。 図5(a)は、本実施形態の駆動軸周辺を示す図である。図5(b)は、比較例の駆動軸周辺を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本開示を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。また本開示に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、可変容量型過給機C(過給機)の概略断面図である。以下では、図1に示す矢印L方向を可変容量型過給機Cの左側として説明する。図1に示す矢印R方向を可変容量型過給機Cの右側として説明する。図1に示すように、可変容量型過給機Cは、過給機本体1を備える。過給機本体1は、ベアリングハウジング2を備える。ベアリングハウジング2の左側には、締結ボルト3によってタービンハウジング4が連結される。ベアリングハウジング2の右側には、締結ボルト5によってコンプレッサハウジング6が連結される。ベアリングハウジング2、タービンハウジング4、コンプレッサハウジング6は、一体化されている。
ベアリングハウジング2には、収容孔2aが形成されている。収容孔2aは、ベアリングハウジング2を可変容量型過給機Cの左右方向に貫通する。収容孔2aに収容されたラジアル軸受7(本実施形態では一例として、セミフローティング軸受を図1に示す)によって、シャフト8が回転自在に軸支されている。シャフト8の左端部にはタービンインペラ9が設けられる。タービンインペラ9がタービンハウジング4内に回転自在に収容されている。また、シャフト8の右端部にはコンプレッサインペラ10が設けられる。コンプレッサインペラ10がコンプレッサハウジング6内に回転自在に収容されている。
コンプレッサハウジング6には、吸気口11が形成されている。吸気口11は、可変容量型過給機Cの右側に開口する。吸気口11は、不図示のエアクリーナに接続される。また、締結ボルト5によってベアリングハウジング2とコンプレッサハウジング6とが連結された状態では、ディフューザ流路12が形成される。ディフューザ流路12は、ベアリングハウジング2とコンプレッサハウジング6の対向面によって形成される。ディフューザ流路12は、空気を昇圧する。ディフューザ流路12は、シャフト8の径方向内側から外側に向けて環状に形成される。ディフューザ流路12は、シャフト8の径方向内側において、コンプレッサインペラ10を介して吸気口11に連通している。
また、コンプレッサハウジング6には、コンプレッサスクロール流路13が設けられている。コンプレッサスクロール流路13は環状である。例えば、コンプレッサスクロール流路13は、ディフューザ流路12よりもシャフト8の径方向外側に位置してもよい。コンプレッサスクロール流路13は、不図示のエンジンの吸気口と連通する。コンプレッサスクロール流路13は、ディフューザ流路12にも連通している。したがって、コンプレッサインペラ10が回転すると、吸気口11からコンプレッサハウジング6内に空気が吸気される。当該吸気された空気は、コンプレッサインペラ10の翼間を流通する過程において増速増圧される。増速増圧された空気は、ディフューザ流路12およびコンプレッサスクロール流路13で昇圧(圧力回復)される。昇圧された空気は、エンジンに導かれる。
また、締結ボルト3によってベアリングハウジング2とタービンハウジング4とが連結された状態では、ベアリングハウジング2とタービンハウジング4の対向面間に間隙14が形成される。この間隙14は、流路xが構成される部分である。流路xには、後述するノズルベーン50が配置される。流路xを排気ガスが流通する。間隙14は、シャフト8(タービンインペラ9)の径方向内側から外側に向けて環状に形成されている。
また、タービンハウジング4には、排気口16が形成されている。排気口16は、タービンインペラ9を介してタービンスクロール流路15に連通する。排気口16は、タービンインペラ9の正面に臨む。排気口16は、不図示の排気ガス浄化装置に接続される。
タービンスクロール流路15は、不図示のガス流入口と連通する。ガス流入口には、エンジンから排出される排気ガスが導かれる。タービンスクロール流路15は、上記の流路xにも連通している。したがって、ガス流入口からタービンスクロール流路15に導かれた排気ガスは、流路xおよびタービンインペラ9を介して排気口16に導かれる。すなわち、流路xは、タービンスクロール流路15からタービンインペラ9に向かう流路となっている。排気ガスの流通過程においてタービンインペラ9を回転させる。そして、上記のタービンインペラ9の回転力は、シャフト8を介してコンプレッサインペラ10に伝達される。空気は、コンプレッサインペラ10の回転力によって、昇圧されて、エンジンの吸気口に導かれる。
このとき、タービンハウジング4に導かれる排気ガスの流量が変化すると、タービンインペラ9およびコンプレッサインペラ10の回転量が変化する。エンジンの運転状況によっては、所望の圧力に昇圧された空気をエンジンの吸気口に十分に導くことができなくなる場合がある。そこで、可変容量型過給機Cには、ノズル駆動機構20が設けられている。
ノズル駆動機構20は、タービンハウジング4の流路xの流路幅を変化させる。ノズル駆動機構20は、排気ガスの流量に応じて、タービンインペラ9に導かれる排気ガスの流速を変化させる。具体的に、ノズル駆動機構20は、エンジンの回転数が低く排気ガスの流量が少ない場合には、流路xのノズル開度を小さくしてタービンインペラ9に導かれる排気ガスの流速を向上させる。こうして、ノズル駆動機構20は、少ない流量でもタービンインペラ9を回転させることができるようにする。以下に、ノズル駆動機構20の構成について説明する。
ノズル駆動機構20は、シュラウドリング21と、ノズルリング22と、を備えている。シュラウドリング21は、タービンハウジング4側に設けられる。ノズルリング22は、シュラウドリング21に対向してベアリングハウジング2側に設けられる。流路xは、シュラウドリング21およびノズルリング22によって区画形成される。
シュラウドリング21は、薄板リング状の本体部21aを有する。本体部21aの内周縁に、突出部21bが形成されている。突出部21bは、排気口16側に突出する。また、ノズルリング22は、本体部22aを備えている。本体部22aは、薄板リング状である。本体部22aは、シュラウドリング21の本体部21aと直径が等しい。ノズルリング22は、シュラウドリング21と所定の間隔を維持して対向配置されている。
図2(a)は、図1の上側の破線部分の抽出図である。図2(b)は、図1の下側の一点鎖線部分の抽出図である。図2(b)に示すように、シュラウドリング21の本体部21aには、ピン軸孔23aが設けられている。ピン軸孔23aは、本体部21aを厚さ方向(シャフト8の軸方向)に貫通する。ピン軸孔23aは、周方向に等間隔で複数(本実施形態では3つ、図2(b)では1つのみ示す)形成されている。
また、ノズルリング22の本体部22aには、ピン軸孔25aが形成されている。ピン軸孔25aは、複数(本実施形態では3つ、図2(b)では1つのみ示す)、本体部22aの周方向に等間隔に形成される。ピン軸孔25aは、本体部22aを厚さ方向(シャフト8の軸方向)に貫通する。シュラウドリング21に形成されたピン軸孔23aと、ノズルリング22に形成されたピン軸孔25aとが対向配置されている。ピン軸孔23a、25aには、連結ピン24が挿通される。
具体的には、図2(b)に示すように、連結ピン24の一端がノズルリング22のピン軸孔25aに挿通される。連結ピン24の他端がシュラウドリング21のピン軸孔23aに挿通される。連結ピン24は、周方向に等間隔に離隔して複数(本実施形態では3つ、図2(b)では1つのみ示す)配設されている。連結ピン24によって、シュラウドリング21とノズルリング22との対向間隔が一定に維持されている。
また、連結ピン24のうち、ノズルリング22のピン軸孔25aに挿通された一端がノズルリング22の右側に突出している。連結ピン24の突出部位がかしめられる。こうして、ノズルリング22の右側にサポートリング30が固定される。サポートリング30は、円筒状の部材で構成されている。サポートリング30は、例えば薄板状の部材を屈曲させた断面形状をなしている(図1参照)。
図3は、サポートリング30の平面図である。図3では、図面手前側が図2の右側に向いている。図3では、図面奥側が図2の左側に向いている。サポートリング30は、図2(a)、図2(b)に示すように、フランジ部31と、筒部32と、底面部33(図3中、クロスハッチングで示す)を備えている。フランジ部31は環状である。筒部32は、フランジ部31の内周縁から左側(図3中、奥側)に起立する。底面部33は、筒部32の左端部から径方向内側に屈曲する。
図2(a)、図2(b)に示すように、ベアリングハウジング2とタービンハウジング4との対向面にフランジ部31が挟持される。この状態で、ベアリングハウジング2およびタービンハウジング4を締結ボルト3で締結することで、サポートリング30がタービンハウジング4内に保持される。
底面部33には、図3に示すように、リング孔33aが、周方向に等間隔で3カ所設けられている。底面部33は、上記した連結ピン24の一端が挿通可能である。リング孔33aに連結ピン24を挿通させて、連結ピン24の一端をかしめることにより、当該サポートリング30、シュラウドリング21およびノズルリング22が一体化される。
また、底面部33には、窪み部34が、周方向に複数設けられている。窪み部34に支持片35が設けられている。支持片35は、図2に示すように、支持部35aと、脱落防止部35bとからなる。支持部35aは、底面部33から右側(図3中、手前側)に屈曲する。脱落防止部35bは、支持部35aから径方向外側に向けて屈曲する。脱落防止部35bは、底面部33から所定距離離間して対面する。支持片35には、駆動リング40が回転自在に支持される(図4参照)。ここで、例えば、ノズル駆動機構20に別のリング部材を設け、このリング部材に支持片35を取り付けてもよい。この場合、当該リング部材は、例えば、サポートリング30に隣接する駆動リング40側の外周側に配置される。リング部材は、上述のように、連結ピン24がかしめられることによって、サポートリング30、シュラウドリング21およびノズルリング22と一体化される。
図4は、サポートリング30に駆動リング40が支持された状態を示す図である。図4では、サポートリング30のうち、底面部33をクロスハッチングで示す。図4では、駆動リング40を底面部33よりも目の細かいクロスハッチングで示す。
駆動リング40は、環状の薄板部材によって構成されている。駆動リング40の内周縁が、サポートリング30の支持片35によって回転自在に支持されている。図2(a)、図4に示すように、駆動リング40には、第1係合窪み部41が、周方向に複数形成されている。第1係合窪み部41は、駆動リング40の内周側の端部から径方向外側に向けて切り欠かれている。第1係合窪み部41に伝達リンク42の一端が係合されている。
また、図2(b)、図4に示すように、駆動リング40の内周側の端部には、第2係合窪み部43が1つ形成されている。第2係合窪み部43は、第1係合窪み部41と同様の形状をなす。第2係合窪み部43に、リンク板44の一端が係合されている。リンク板44は、伝達リンク42と同様の形状をなす。
なお、伝達リンク42の他端側には嵌合孔42aが形成されている。リンク板44の他端側には挿入孔44aが形成されている。そして、図2(a)に示すように、嵌合孔42aには、翼軸51が挿通された状態で取り付けられている。ここで翼軸51は、ノズルベーン50に取り付けられている。図2(b)に示すように、リンク板44の挿入孔44aには、駆動軸45の一端部45aが溶接されている。
また、図2(a)に示すように、翼軸51は、翼軸孔23b、25bに挿通される。翼軸51は、翼軸孔23b、25bに回転自在に軸支されている。翼軸孔23bは、シュラウドリング21の本体部21aのうち、上記のピン軸孔23aよりも径方向内側に設けられる。翼軸孔23bは、本体部21aを厚さ方向(シャフト8の軸方向)に貫通する。翼軸孔23bは、本体部21aの周方向に間隔を空けて複数(本実施形態では、一例として等間隔で11個、図2(a)では1つのみ示す)形成されている。ここで、ノズルベーン50に対して、ノズルリング22と反対側のシュラウドリング21に形成される翼軸孔23bは省略してもよい。この場合、翼軸51は、後述するノズルリング22に形成される翼軸孔25bのみに挿通されて、回転自在に軸支される(片軸持ち)。
同様に、翼軸孔25bは、ノズルリング22の本体部22aのうち、上記のピン軸孔25aよりも径方向内側に設けられる。翼軸孔25bは、本体部22aを厚さ方向(シャフト8の軸方向)に貫通する。翼軸孔25bは、本体部22aの周方向に間隔を空けて複数(本実施形態では、一例として等間隔で11個、図2(a)では1つのみ示す)形成されている。シュラウドリング21に形成された翼軸孔23bと、ノズルリング22に形成された翼軸孔25bとが、対向配置されている。
そして、翼軸51のうち、ノズルリング22の翼軸孔25bに挿通された一端がノズルリング22の右側に突出する。翼軸51の一端は、伝達リンク42の嵌合孔42aに挿通されている。翼軸51の一端の突出部位がかしめられることで、翼軸51に伝達リンク42が取り付けられる。
こうして、翼軸51およびノズルベーン50は、上記の流路xに、タービンインペラ9の回転方向に離隔して複数、環状に整列配置される。駆動軸45は、図2(b)に示すように、駆動リング40の右側に延伸している。駆動軸45の延伸部分が軸受46に挿通されている。詳細には、軸受46は、環状の本体部46aを有する。本体部46aが、ベアリングハウジング2に設けられた取付孔2bに取り付けられる。また、本体部46aの軸受孔46bの内周面が軸受面となっている。軸受孔46bに駆動軸45が挿通されている。タービンインペラ9の回転方向は、シュラウドリング21の本体部21aの周方向、または、ノズルリング22の本体部22aの周方向と大凡同一方向となる。
駆動軸45の一端部45aは、軸受孔46bから、図2(b)中、左側(一方の側)に突出する。駆動軸45の一端部45aにリンク板44が係合する。また、駆動軸45の他端部45bは、軸受46の軸受孔46bから、図2(b)中、右側(他方の側)に突出する。駆動軸45の他端部45b側には、駆動レバー47が連結されている。軸受46は、リンク板44と駆動レバー47の間に配されている。また、可変容量型過給機Cには、ハウジング外部にアクチュエータ60が設けられている(図1参照)。駆動レバー47は、アクチュエータ60に連結されている。
そして、アクチュエータ60が駆動レバー47を駆動すると、図2(b)に示すように、駆動レバー47および駆動軸45が揺動(回動)する。駆動レバー47および駆動軸45は、駆動軸45の軸心を回転中心として揺動する。リンク板44にアクチュエータ60からの回転動力が伝達されることで、リンク板44が揺動(回動)する。
そして、図4に示すリンク板44に、第2係合窪み部43が回転方向に押圧される。こうして、駆動リング40が回転する。駆動リング40が回転すると、駆動リング40の回転によって、複数の第1係合窪み部41それぞれに係合された伝達リンク42が回転方向に押圧されて揺動する。伝達リンク42の揺動に伴って、複数の翼軸51が回転する。そして、翼軸51が回転すると、この翼軸51の回転に伴って、複数のノズルベーン50が、流路x内でノズルベーン50の径方向に対する角度を変化させる。このように、ノズル駆動機構20は、アクチュエータ60の動力によってリンク板44を揺動させる。こうして、ノズル駆動機構20は、複数のノズルベーン50の角度を同期して変化させる。ノズル駆動機構20は、隣り合うノズルベーン50同士の流路幅(所謂ノズルスロート幅)を可変とする。すなわち、ノズル駆動機構20は、ノズルベーン50の開度を調整し流路xの流路面積を可変とする。
図5(a)は、本実施形態の駆動軸45周辺を示す図である。図5(b)は、比較例の駆動軸S周辺を示す図である。
図5(a)に示すように、駆動軸45は、軸受46に挿通されて軸支された部位(大径部45c)より、他端部45b側が小径の小径部45dとなっている。駆動レバー47の挿通部47aには、挿通孔47bが形成される。挿通孔47bには、小径部45dが挿通される。小径部45dと大径部45cの外径差によって、段差面45eが形成されている。段差面45eは、駆動軸45の径方向に延在している。段差面45eは、小径部45dと大径部45cを繋ぐ面となっている。例えば、段差面45eは、駆動軸45の軸方向に直交する面である。小径部45dと大径部45cに連続する角部に、面取り形状やR形状などの曲面形状などが設けられてもよい。
駆動レバー47は、挿通部47aと、連結部47cを有する。挿通部47aは、駆動軸45の軸方向に延伸する。連結部47cは、挿通部47aの外周面から径方向に延伸(突出)する。駆動レバー47は、例えば、駆動軸45の中心を含む断面において略L字形状である。挿通部47aは、例えば円筒状である。挿通部47aには、駆動軸45の小径部45dが、段差面45eに当接する位置まで挿通されている。挿通部47aの外周面には、連結部47cが形成されている。連結部47cは、挿通孔47b(駆動軸45)の径方向に突出する。連結部47cは、挿通部47aのうち、駆動軸45の軸方向の中心Oより軸受46側に位置する。連結部47cは、例えば、平板形状である。
挿通部47aには、露出孔47dが形成されている。露出孔47dは、挿通孔47bから挿通部47aの外周面まで貫通する。連結部47cは、露出孔47dより軸受46側に位置する。挿通部47aに挿通された駆動軸45の一部が、径方向に露出孔47dから露出している。駆動軸45のうち、露出孔47dから露出した部位が、挿通部47aに溶接される。このように、駆動レバー47は駆動軸45と係合している。
連結部47cには、リンク孔47eが形成されている。リンク孔47eは、連結部47cを、図5(a)中、左右方向(駆動軸45の軸方向)に貫通する。リンク孔47eにリンクピン48が、図5(a)中、右側から挿通される。リンクピン48のうち、左側の突出部位が、例えば、かしめられる。こうして、リンクピン48が、連結部47cに連結されている。リンクピン48は、駆動軸45と略平行な状態である。リンクピン48は、寸法精度や取付公差によっては、駆動軸45に対して僅かに傾く場合もある。
また、リンクピン48のうち、リンク孔47eから、図5(a)中、右側に突出した部位には、アクチュエータ60のロッド部材61が接続されている。すなわち、ロッド部材61には、連結部47cが、リンク板44側から係合する。例えば、リンクピン48が、ロッド部材61に設けられた孔に、径方向の隙間を空けて嵌合(挿通)されている。すなわち、ロッド部材61は、リンクピン48に対して回転自在に接続されている。
アクチュエータ60の本体62からの動力を受けて、ロッド部材61が、図5(a)中、上下方向に移動する。そうすると、ロッド部材61に押圧された駆動レバー47が、駆動軸45の中心軸を回転中心として回動する。そして、駆動レバー47と共に、駆動レバー47に固定された駆動軸45が回転する。こうして、リンク板44が、駆動軸45の中心軸を回転中心とした回転方向に揺動する。
ここでは、連結部47cとリンクピン48が固定され、ロッド部材61がリンクピン48に対して回転自在に接続される場合について説明した。ただし、ロッド部材61とリンクピン48が固定され、連結部47cがリンクピン48に対して回転自在に接続されてもよい。
ところで、軸受46のうち、リンク板44との対向面46cは、リンク板44のうちの当接部44bと当接する。対向面46cと当接部44bは、リンク板44の揺動に伴って摺動する。対向面46cと当接部44bに摩擦が生じる。そのため、駆動軸45および駆動軸45と共に一体回転するリンク板44、駆動レバー47(以下、回転体と称す)において、駆動軸45の軸心上の重心位置Yが、摩擦の大きさに影響を及ぼす。
図5(a)に示す本実施形態においては、駆動レバー47の連結部47cを、ロッド部材61よりも軸受46側に配置している。すなわち、ロッド部材61は、連結部47cに対して、軸受46と反対側に位置する。例えば、連結部47cは、駆動レバー47の挿通部47aのうち、軸受46側から突出している。
図5(b)に示す比較例においては、駆動レバーAの連結部Bは、ロッド部材Dよりも軸受E側と反対側に位置している。この場合、駆動レバーAおよび駆動軸Sを含む回転体において、駆動軸Sの軸心上の重心位置Zは、駆動レバーAの挿通孔Aaの内部に位置する。
すなわち、回転体は、重心位置Zが軸受Eよりも、図5(b)中、右側にずれる。回転体のうち、右側の部位が鉛直下側に傾く。回転体のうち、左側の部位が鉛直上側に傾く。この状態で駆動軸Sが回転する。リンク板Gの揺動に伴って、軸受Eの対向面Eaとリンク板Gの当接部Gaが摺動すると、摩擦が大きくなる。
一方、図5(a)に示すように、挿通部47aをロッド部材61より軸受46側に配置する。そうすると、回転体の重心位置Yは、比較例よりもリンク板44側に寄る。回転体の重心位置Yは、例えば、軸受46の内部に位置する。
その結果、回転体の鉛直方向の傾きが抑制される。そのため、軸受46の対向面46cと、リンク板44の当接部44bとの摩擦が抑えられる。耐久性を向上することが可能となる。
また、例えば、可変容量型過給機Cが小型であり、タービンハウジング4とコンプレッサハウジング6の間の隙間が狭い場合には、上述した実施形態のように、挿通部47aに駆動軸45を溶接することが多い。露出孔47dを介して溶接することで、挿通部47aに駆動軸45を取り付ける作業性が向上する。
以上、添付図面を参照しながら実施形態について説明したが、本開示は上記の実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態では、ラジアル軸受7としてセミフローティング軸受を例に挙げて説明した。ただし、ラジアル軸受7は、セミフローティング軸受に限らない。例えば、ラジアル軸受7は、フルフローティング軸受などのすべり軸受や玉軸受などの転がり軸受であってもよい。
また、上述した実施形態では、小径部45dと大径部45cの外径差によって段差面45eが形成される場合について説明した。ただし、段差面45eは必須の構成ではない。例えば、治具などを用いて、駆動レバー47と軸受46との隙間を適宜設定すれば、駆動軸45に段差面45eを設けなくてもよい。駆動軸45はストレート形状であってもよい。この場合、リンク板44の駆動レバー47側の端面と、駆動レバー47のリンク板44側の端面との距離は、軸受46の長さよりも僅かに大きく設定される。
また、上述した実施形態では、図5(a)に示すように、挿通部47aの軸受46(ベアリングハウジング2)側の端面から連続して、連結部47cが形成される場合について説明した。ただし、連結部47cは、例えば、軸受46側の端面から、図5(a)中、右側に離隔して形成されてもよい。この場合であっても、連結部47cがロッド部材61よりも軸受46側に設けられていれば、上述した実施形態と同様の効果を奏する。
また、上述した実施形態では、サポートリング30の底面部33に支持片35を設ける場合について説明した。ただし、底面部33に支持片35を設ける構成に限らない。例えば、特開2011−85054号公報に示されるように、サポートリング30の側面にガイドリング部材を別途設けてもよい。そして、ガイドリング部材に支持片35を形成し、駆動リング40を支持する構成にしてもよい。また、ガイドリング部材を別途設けた場合、窪み部34は必須の構成ではない。特開2011−85054号公報に示されるように、サポートリング30の内周側の端部に窪み部34を設けなくともよい。
また、上述した実施形態では、挿通部47aに露出孔47dが形成される場合について説明した。ただし、露出孔47dは必須の構成ではない。可変容量型過給機Cの小型化に伴い、コンプレッサハウジング6とベアリングハウジング2とのシャフト8の軸方向における空間が狭い場合が想定される。この場合、露出孔47dを設けることで、挿通部47aに駆動軸45をシャフト8の径方向から溶接する作業が容易となる。
本開示は、駆動レバーに連結されたリンクピンがアクチュエータのロッド部材に接続されたノズル駆動機構、過給機、および、可変容量型過給機に利用することができる。
C 可変容量型過給機(過給機)
20 ノズル駆動機構
45 駆動軸
46 軸受
46b 軸受孔
47 駆動レバー
47a 挿通部
47c 連結部
47d 露出孔
48 リンクピン
60 アクチュエータ
61 ロッド部材

Claims (5)

  1. 軸受孔が形成された軸受と、
    前記軸受孔に回転自在に軸支された駆動軸と、
    前記軸受孔から突出する前記駆動軸の端部が挿通される挿通部、および、前記挿通部のうち、前記駆動軸の軸方向の中心より前記軸受側に位置し、前記挿通部から前記駆動軸の径方向外方に突出する連結部を有する駆動レバーと、
    前記連結部に連結されたリンクピンと、
    前記リンクピンに接続され、前記連結部に対して、前記軸受と反対側に位置する、アクチュエータに設けられたロッド部材と、
    を備え
    前記駆動軸および前記駆動軸と一体回転する部材を含む回転体の重心位置が、前記軸受の内部に位置するノズル駆動機構。
  2. 前記駆動レバーの挿通部には、前記駆動軸を径方向に露出させる露出孔が設けられ、前記駆動軸のうち少なくとも前記露出孔から露出した部位が、前記挿通部に溶接されている請求項1に記載のノズル駆動機構。
  3. 前記連結部は、前記露出孔より前記軸受側に位置する請求項2に記載のノズル駆動機構。
  4. 前記請求項1から3のいずれか1項に記載のノズル駆動機構を備える過給機。
  5. 回転自在に支持された駆動リングと、
    前記駆動リングと係合し、前記駆動リングを回動するリンク板と、
    前記リンク板と係合し前記リンク板を回動する駆動軸と、
    径方向に突出した連結部を備え、前記駆動軸と係合し前記駆動軸を回動する駆動レバーと、
    前記駆動軸が挿通され、前記リンク板と前記駆動レバーの間にある軸受と、
    前記連結部が前記リンク板側から係合し、前記駆動レバーを回動するロッド部材と、
    を備え
    前記駆動軸、前記リンク板および前記駆動レバーを含む回転体の重心位置が、前記軸受の内部に位置する可変容量型過給機。
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