JP5210893B2 - ダンパー構造及び回転機械 - Google Patents

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Description

本願発明は、所望の振動特性を得ることができるダンパー構造及び回転機械に関するものである。
一般に、圧縮機や蒸気タービンに代表される回転機械においては、特定の使用条件で流体的な不安定化力が発生して軸が不安定振動することにより、運転が継続できなくなる場合がある。このような不安定振動を防止するために、上記不安定化力を考慮して全ての使用条件に対して安定するように軸受特性(振動特性)の最適化が図られる。この軸受特性の最適化は、軸受のクリアランスやプリロード等が調整されることにより行われるが、クリアランスやプリロード等は、軸受の寸法公差や組立公差により大きく影響を受けるため、実際に製作された実機が目標とする軸受特性とならず、不安定振動が発生してしまう場合がある。
このような不安定振動を抑止するために、軸の振動に対して付加的に減衰を加えて安定化を図るスクイズフィルムダンパーが採用されている。このスクイズフィルムダンパーは、軸受より外側に延びる軸端に設けられ、軸端の外周部に形成した所謂スクイズフィルム(油膜)で軸振動を効果的に減衰させて、上記軸の不安定振動を抑止するものである。
このようなスクイズフィルムを利用したダンパー構造としては、下記特許文献1のものがある。
特開昭62−62018号公報
ところで、近年の回転機械の高圧化・高性能化に対応するために、上記ダンパー構造においては設計段階で規定されたダンパー特性(振動特性)を確実に発揮させることが要求されている。しかしながら、上記従来のダンパー構造では、軸受と同様に、ダンパー構造のクリアランスによってダンパー特性が大きく影響を受けるため、実際のダンパー特性が目標とするダンパー特性とならないという問題がある。
これに起因して、軸に不安定振動が発生し、回転機械の運転が継続できなくなるという問題がある。
本願発明は、このような事情を考慮してなされたもので、以下を目的とする。
(1)目標とする振動特性に近づけることができるダンパー構造を提供する。
(2)不安定振動の発生を抑止する。
(3)回転機械の安定的な運転を継続して行う。
上記目的を達成するために、本願発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本願発明に係るダンパー構造では、前記軸端部の外周に設けられるスリーブと、このスリーブと前記軸の径方向に間隔を置いて設けられたハウジングと、前記ハウジングと前記スリーブとを軸方向に相対移動させる移動部とを備え、互いに対向する前記スリーブの外周面と前記ハウジングの内周面との間にスクイズフィルムが形成される一方、このスクイズフィルムの形成域が変更可能に構成されたことを特徴とする。
この構成によれば、移動部によってスリーブとハウジングとが相対移動するので、スリーブの外周面とハウジングの内周面との間のスクイズフィルムの形成域が変更される。これにより、スクイズフィルムのダンパー特性を変更することができるので、実測のダンパー特性が目標のダンパー特性と異なるものであっても、目標のダンパー特性となるように調整することができる。従って、軸系全体の振動特性を目標とする振動特性に近づけることができるダンパー構造を提供することができ、軸の不安定振動の発生を抑止することができる。
なお、本明細書において、「スクイズフィルムの形成域」とは、「スクイズフィルムが形成される位置・大きさ・範囲」という意味で用いている。
また、前記ハウジングの内周面及び前記スリーブの外周面は、前記軸方向に向けてそれぞれ一定の径で形成されて前記スクイズフィルムが円筒状に形成され、このスクイズフィルムの前記軸方向の長さが変更可能に構成されたことを特徴とする。
この構成によれば、ハウジングの内周面とスリーブの外周面がそれぞれ一定の径で形成されているので、ハウジングとスリーブとが軸方向に相対移動することにより、内周面と外周面とが互いに対向する範囲が軸方向に増減する。換言すれば、スクイズフィルムの形成域の軸方向の長さが増減し、スクイズフィルムの軸方向の長さ(幅)が変更される。これにより、ダンパー特性を高精度で調整することが可能となり、不安定振動の発生をより確実に抑止することができる。
また、前記ハウジングの内周面及び前記スリーブの外周面は、前記軸方向のいずれか一方向に向けてそれぞれ漸次径が減少するテーパ面とされて前記スクイズフィルムがテーパ状に形成され、このスクイズフィルムの前記径方向の厚さが変更可能に構成されたことを特徴とする。
この構成によれば、ハウジングの内周面とスリーブの外周面とが、それぞれテーパ面とされているので、スリーブとハウジングとが軸方向に相対移動すると、内周面及び外周面の法線方向における両者の距離が増減する。換言すれば、スクイズフィルムの形成域の厚さが増減し、スクイズフィルムの厚さが変更される。これにより、ダンパー特性を大きく変更することができ、ダンパー特性が目標のダンパー特性と大きく離れたものであったとしても、これに応じて調整することができ、不安定振動の発生を抑止することができる。
また、前記ハウジングの内周面及び前記スリーブの外周面は、前記軸方向に向けて段状となるようにそれぞれ異なる径で形成された複数の段状面とされて、前記内周面におけるいずれか一の段状面と前記外周面における一の段状面とが対向する場合に前記スクイズフィルムが一つ形成される構成とされ、前記径方向における位置が異なるスクイズフィルムのいずれか一を選択可能に構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、径方向における位置が異なるスクイズフィルムのいずれか一を選択可能に構成されているので、スリーブとハウジングとが軸方向に相対移動すると、径方向における位置が異なるスクイズフィルムに変更される。これにより、ダンパー特性を大きく変更することができ、ダンパー特性が目標のダンパー特性と大きく離れたものであったとしても、これに応じて調整することができ、不安定振動の発生を抑止することができる。
また、前記移動部は、サーボモータを備えることを特徴とする。
この構成によれば、ハウジング及びスリーブを精度よく位置決めすることができる。従って、スクイズフィルムの形成域を精度よく変更することができる。
また、本願発明に係る回転機械では、上記いずれかの構成のダンパー構造を備えることを特徴とする。
この構成によれば、上記いずれかの構成のダンパー構造を備えるので、軸を理想的に減衰させることができ、不安定振動の発生が抑止される。これにより、回転機械の安定的な運転を継続して行うことができる。
本願発明によれば、移動部によってスリーブとハウジングとが相対移動するので、スリーブの外周面とハウジングの内周面との間のスクイズフィルムの形成域が変更される。これにより、スクイズフィルムのダンパー特性を変更することができるので、実測のダンパー特性が目標のダンパー特性と異なるものであっても、目標のダンパー特性となるように調整することができる。従って、軸系全体の振動特性を目標とする振動特性に近づけることができるダンパー構造を提供することができ、軸の不安定振動の発生を抑止することができる。
本願発明の実施形態において、遠心圧縮機Aの全体構成を示す横断面図である。 本願発明の第一実施形態に係る遠心圧縮機Aの一部拡大断面図であって、ダンパー構造10の概略構成を示す図である。 本願発明の第一実施形態に係るダンパー構造10の動作を示した図である。 本願発明の第二実施形態に係るダンパー構造20を示す横断面図である。 本願発明の第二実施形態に係るダンパー構造20の動作を示した図である。 本願発明の第三実施形態に係るダンパー構造30を示す横断面図である。 本願発明の第三実施形態に係るダンパー構造30の動作を示した図である。
以下、図面を参照し、本願発明の実施形態について説明する。
(第一実施形態)
図1は、本願発明の第一実施形態に係る遠心圧縮機Aの全体構成を示す横断面図である。この遠心圧縮機Aは、ケーシング2と、シャフト(軸)3と複数のインペラ4とから構成される多段ロータ5と、シャフト3の両端近傍を回転可能に支持する軸受6と、シャフト3の一方の軸端部3aに設けられたダンパー構造10とを備えている。
ケーシング2は、内部に多段ロータ5の収容空間が形成されたものであり、圧縮する気体を導き入れる吸入口2aと、各インペラ4間を連通して段階的に圧縮された流体を流通させる流路2cと、圧縮された気体を送出する吐出口2bとを備えている。
また、ケーシング2は、一方の端面から外方に突出する軸端ケース部2dを備えている。この軸端ケース部2dについては、後述のダンパー構造10と共に説明する。
多段ロータ5は、複数のインペラ4の回転軸がシャフト3の回転軸Oと同軸となるように、シャフト3が各インペラ4を挿通した状態で固定されている。
シャフト3は、ケーシング2の長手方向に延在して、ケーシング2の収容空間を貫通するように設けられ、図示しない駆動源に連結されて回転駆動するようになっている。
複数のインペラ4は、回転軸O方向に沿って所定の間隔を空けてシャフト3に固定されている。各インペラ4は、円盤上に複数の羽根(図示せず)が立設され、該羽根の先端にシュラウドが取り付けられて構成されている。上記円盤とシュラウドとの間に形成される空間は、圧縮する気体の通り道として機能する流路とされ、上述したケーシング2内の流路2cと繋げられている。
軸受6は、ケーシング2に二つ固定されており、シャフト3の両端近傍を回転可能に支持する。この軸受6は、所謂ティルティングパッド軸受で構成されており、所定の軸受特性となるように、クリアランスが設定されている。
このような構成により、遠心圧縮機Aは、シャフト3が回転駆動することでシャフト3に固定された複数のインペラ4が回転し、この回転するインペラ4により、例えば水素等の流体をインペラ4の半径方向に通過させ、この流体を遠心力によって圧縮するようになっている。
図2は、遠心圧縮機Aの一部拡大断面図であって、ダンパー構造10の概略構成を示す図である。
図2に示すように、ダンパー構造10は、ケーシング2の軸端ケース部2dに設けられている。この軸端ケース部2dは、ケーシング2の一方の端面から回転軸O方向に環状に突出して軸端部3aを囲繞する囲繞壁部2gと、囲繞壁部2gの端部を略閉塞する端壁部2hとを備えており、端壁部2hには回転軸O上に位置する貫通孔2fが形成されている。
ダンパー構造10は、軸端部3aの外周に設けられるスリーブ11と、このスリーブ11とシャフト3の径方向に間隔を置いて設けられたハウジング12と、このハウジング12とスリーブ11とを軸方向に相対移動させる調整部ボルト(移動部)13とを備えている。
スリーブ11は、円筒状のものであって、間隙を介して軸端部3aを囲繞した状態で位置決めされている。このスリーブ11の位置決めは、環状部材15と、センタリングバネ16とによりなされている。
環状部材15は、軸線を回転軸Oに重ねた状態で、外縁15aがケーシング2の内壁面2eに固定されており、シャフト3を挿通させている。
センタリングバネ16は、ばね鋼により円筒状に形成されたバネ部材であり、軸線を回転軸Oに重ねた状態で、その一端部16aが環状部材15の内縁15bに固定されると共に、他端部16bがスリーブ11の端面11aに固定されている。このセンタリングバネ16は、径方向のみに変位し、回転軸O方向、周方向には変位しないように設定されている。
スリーブ11は、センタリングバネ16によって径方向のみに変位が許容され、回転軸O方向及び周方向の変位が規制されている。このようなスリーブ11は、シャフト3との間隙に油膜Qを形成し、軸受として作用するようになっている。
ハウジング12は、略コップ型の部材であって、内方にスリーブ11の外径よりもやや大きい内径で形成された円柱状穴12aを有している。このハウジング12の底部12dには、その中心に底部12dを貫通する雌ネジ部12cが形成されている。
このようなハウジング12は、上述したケーシング2の軸端ケース部2dの内方において、回転軸O方向に移動可能かつ回動不可能に収容されており、円柱状穴12a及び雌ネジ部12cの中心軸をシャフト3の回転軸Oに重ねている。この状態において、ハウジング12は、円柱状穴12aにスリーブ11の少なくとも一部を収容しており、円柱状穴12aの内周面12bとスリーブ11の外周面11aとの間には間隙が形成されている。
調整用ボルト(移動部)13は、外方から貫通孔2fに挿入された状態でハウジング12の雌ネジ部12cと螺着している。この調整用ボルト13は、回動可能かつ回転軸O方向に移動不可能となるように、軸端ケース部2dに取り付けられている。
このような構成により、不図示のオイル供給部からオイルが供給されて、円柱状穴12aの内周面12bとスリーブ11の外周面11aとの間に形成された間隙に、円筒状のスクイズフィルムS1が形成されるようになっている。
ここで、スクイズフィルムを利用したダンパー構造に係るダンパー減衰係数Cの算出方法について説明する。一般に、ダンパー減衰係数Cは、下記の式(1)により求められた基準バネ定数aと予め求められた無次元係数Cとを積算して求められる。
Figure 0005210893
R=スクイズフィルムの外半径(外筒の内半径)、L=スクイズフィルムの幅(スクイズフィルムの軸方向の長さ)、c=スクイズフィルムの厚さ(外筒の内半径と内筒の内半径との差)、ω=振動角速度
なお、上記の説明において、本実施形態では、外筒がハウジング12に相当し、内筒がスリーブ11に相当する。
次に、上記の構成からなる遠心圧縮機Aの動作及びダンパー構造10の振動特性の調整方法について説明する。
まず、設計段階において、遠心圧縮機Aのシャフト3、軸受6及びダンパー構造10について、軸径全体が目標となる振動特性となるように、所定の寸法及びクリアランスを設定する。これら設定された寸法及びクリアランスを基準に、各部材を所定の寸法公差で製作し、各部材を所定の位置決め公差及び組立公差で組み立てる。このような各公差により、組み立てられた軸受6及びダンパー構造10は、目標とされた振動特性と若干異なる振動特性となる。
続いて、遠心圧縮機Aを始動させて、遠心圧縮機Aの軸径全体の振動特性を実測する。
上記目標とされた振動特性と若干異なる振動特性によって、特定の使用条件において、シャフト3に不安定振動が発生する。全ての使用条件に亘って振動特性を実測した後に遠心圧縮機Aを停止する。
次に、この実測された振動特性が目標となる振動特性となるように、ダンパー構造10のダンパー特性を調整する。
具体的には、ダンパー構造10の調整用ボルト13を回動させる。この調整用ボルト13は回転軸O方向に不動であるため、調整用ボルト13の回動によって、雌ネジ部12cを介してハウジング12が回転軸O方向に螺進する。
ハウジング12が回転軸O方向に螺進すると、回転軸O方向に位置が不変の軸端部3aとの相対的位置が変化して、スクイズフィルムS1の幅L(回転軸O方向の長さ)が増減する。例えば、図1に示すように、実測された軸径全体の振動特性が目標とする振動特性よりも大きい場合には、図2に示す幅L1を図3に示す幅L2にして、ダンパー減衰係数Cが小さくなるようにダンパー特性が調整される。なお、この際、スクイズフィルムS1の厚さcは不変である。
スクイズフィルムの幅Lの増減は、式(1)に示すように、スクイズフィルムの外半径R及びスクイズフィルムの厚さcの増減よりも、ダンパー減衰係数Cの増減への影響が小さく、ダンパー減衰係数Cを精度よく調整することができる。
このようにして、遠心圧縮機Aの軸径全体の振動特性を目標とする振動特性に調整する。
振動特性を調整した後に遠心圧縮機Aを再始動すると、遠心圧縮機Aの軸径全体の振動特性が目標とする振動特性となっているため、シャフト3が不安定振動することなく、遠心圧縮機Aの安定的な運転が継続してなされることとなる。
以上説明したように、本実施形態に係るダンパー構造10によれば、調整用ボルト13によってスリーブ11とハウジング12とが相対移動するので、スリーブ11の外周面11aとハウジング12の内周面12bとの間のスクイズフィルムS1の形成域が変更される。これにより、スクイズフィルムS1のダンパー特性を変更することができるので、実測された軸系全体の振動特性が目標の振動特性と異なるものであっても、目標の振動特性となるように調整することができる。従って、遠心圧縮機Aの軸径全体の振動特性を目標とする振動特性に近づけることができ、シャフト3の不安定振動の発生を抑止することができる。
ハウジング12の内周面12bとスリーブ11の外周面11aがそれぞれ一定の径で形成されているので、ハウジング12とスリーブ11とが回転軸O方向に相対移動することにより、内周面12bと外周面11aとが互いに対向する範囲が回転軸O方向に増減する。換言すれば、スクイズフィルムS1の形成域の回転軸O方向の長さが増減し、スクイズフィルムS1の軸方向の長さ(幅)が変更される。これにより、ダンパー特性を高精度で調整することが可能となり、シャフト3の不安定振動の発生をより確実に抑止することができる。
また、遠心圧縮機Aによれば、ダンパー構造10を備えるので、シャフト3を理想的に減衰させることができ、不安定振動の発生が抑止される。これにより、遠心圧縮機Aの安定的な運転を継続して行うことができる。
(第二実施形態)
次に、本願発明の第二実施形態について説明する。以下に説明する第二実施形態は、上述した第一実施形態に係る遠心圧縮機A(図1参照)のダンパー構造10を変更したものである。図4は、本願発明の第二実施形態に係るダンパー構造20を示す横断面図である。なお、図4及び図5において、図1から図3と同様の構成要素については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図3に示すように、ダンパー構造20は、軸端ケース部2dに取付られたものであって、スリーブ21と、ハウジング22とを備えている。
スリーブ21は、二つの異なる外半径D1,D2(D1>D2)で構成されて段状となった円筒状部材である。すなわち、このスリーブ21の外周面は、中心軸から外半径D1だけ離れた位置に延在する第一外周面(外周面)21aと、外半径D2だけ離れた位置に延在する第二外周面(外周面)21bとを有している。これら第一外周面21aと第二外周面21bとは、回転軸O方向の長さが同一の長さMとされている。
このような構成のスリーブ21は、間隙を介して軸端部3aを囲繞した状態で、第一実施形態のスリーブ11と同様に、環状部材15と、センタリングバネ16とにより位置決めされている。
ハウジング22は、略コップ型のものであって、内方に段状穴22aを有している。
段状穴22aは、同軸で内半径の異なる三つの円柱状空間が連通する構成とされており、具体的には、開口側から穴底側に向けて、内半径d1〜d3で形成された三つの円柱状空間から構成とされている。
内半径d1〜d3の大小関係は、d2>d1>d3となっており、内半径d1がスリーブ21の外半径D1よりもやや大きく、内半径d3が外半径D2よりもやや大きくされている。また、内半径d1と外半径D1との差分と、内半径d3と外半径D2との差分とは、同大とされている。
このような構成により、このハウジング22の内周面は、中心軸から内半径d1だけ離れた位置に延在する第一内周面(内周面)22bと、内半径d2だけ離れた第二内周面(内周面)22cと、内半径d3だけ離れた第三内周面(内周面)22dとを有しており、これら第一内周面22b〜第三内周面22dの回転軸O方向の長さは、同一の長さMとされている。
このようなハウジング22は、軸端ケース部2dの内方において、回転軸O方向に移動可能かつ回動不可能に収容されており、三つの円柱状空間及び雌ネジ部12cの中心軸をシャフト3の回転軸Oに重ねている。この状態において、ハウジング22は、段状穴22aにスリーブ21の少なくとも一部を収容しており、段状穴22aの第一内周面22bとスリーブ21の第一外周面21aとが、第三内周面22dと第二外周面21bとが、それぞれ間隙を介して対向するようになっている
このような構成により、不図示のオイル供給部からオイルが供給されて、第一内周面22b及び第一外周面21a、第三内周面22d及び第二外周面21bのそれぞれの間に形成される間隙に、円筒状のスクイズフィルムS21,S22が択一的に形成されるようになっている。
次に、上記の構成からなるダンパー構造20のダンパー特性の調整方法について説明する。なお、遠心圧縮機Aの全体動作については、上述した説明と同様であるので、その説明を省略する。
まず、調整用ボルト13を回動させて、ハウジング22を回転軸O方向に螺進させ、図4に示すように、第一内周面22bと第一外周面21aとが対向する位置とする。ダンパー構造20は、不図示のオイル供給部から供給されるオイルで、第一内周面22bと第一外周面21aとの間隙にスクイズフィルムS21を形成する。
次に、上記と同様にして調整用ボルト13を回動させて、図5に示すように、第三内周面22d及び第二外周面21bとが対向する位置までハウジング22を回転軸O方向に螺進させる。
第三内周面22dと第二外周面21bとが対向すると、スクイズフィルムS21が消滅してスクイズフィルムS22が形成される。
スクイズフィルムS21,S22は、外半径がそれぞれハウジング22の内半径d1,d3となっており、スクイズフィルムS21に替わってスクイズフィルムS22が形成されるとダンパー減衰係数Cが大幅に小さくなる。
すなわち、例えば、実測されたダンパー特性が目標とするダンパー特性よりもはるかに大きい場合には、スクイズフィルムS21からスクイズフィルムS22となるようにして、ダンパー減衰係数Cが小さくなるようにダンパー特性が調整される。
スクイズフィルムの外半径Rの増減は、式(1)に示すように、スクイズフィルムの幅Lの増減よりも、ダンパー減衰係数Cの増減への影響が大きく、ダンパー減衰係数Cを広い範囲で調整することができる。
以上説明したように、本実施形態に係るダンパー構造20によれば、径方向における位置が異なるスクイズフィルムS21,S22のいずれか一を選択可能に構成されているので、スリーブ21とハウジング22とが相対移動すると、径方向における位置が異なったスクイズフィルム(S21,S22)に変更される。これにより、ダンパー特性を大きく変更することができ、実測された軸系全体の振動特性が目標の振動特性と大きく離れたものであったとしても、これに応じて調整することができ、不安定振動の発生を抑止することができる。
(第三実施形態)
次に、本願発明の第三実施形態について説明する。以下に説明する第三実施形態は、上述した第一実施形態に係る遠心圧縮機A(図1参照)のダンパー構造10を変更したものである。図6は、本願発明の第三実施形態に係るダンパー構造30を示す横断面図である。なお、図6及び図7において、図1から図5と同様の構成要素については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図3に示すように、ダンパー構造30は、軸端ケース部2dに取付られたものであって、スリーブ31と、ハウジング32と、サーボモータ33とを備えている。
スリーブ31は、外周面31aがテーパ面となった円筒状部材であり、軸端部3aを外嵌した状態で、この軸端部3aに固定されている。この状態においては、スリーブ31は、シャフト3の端部に向かうほど漸次径が減少するようになっている。
このスリーブ31は、間隙を介して軸端部3aを囲繞した状態で、第一実施形態のスリーブ11と同様に、環状部材15と、センタリングバネ16とにより位置決めされている。
ハウジング32は、略コップ型のものであって、内方にテーパ穴32aを有している。
テーパ穴32aは、開口側から穴底側に向けて漸次径が減少する内周面32bを有している。このテーパ穴32aは、ハウジング32の外周面31aが内周面32bと対向するように、ハウジング32を収容可能に構成されている。
このようなハウジング32は、上述したケーシング2の軸端ケース部2dの内方において、回転軸O方向に移動可能かつ回動不可能に収容されており、テーパ穴32a及び雌ネジ部12cの中心軸をシャフト3の回転軸Oに重ねている。
サーボモータ33は、雄ネジが形成されたモータシャフト33aを有しており、このモータシャフト33aの雄ネジが雌ネジ部12cに螺合している。このサーボモータ33は、不図示の制御装置によって制御されるようになっており、モータシャフト33aの回転角度とハウジング32の移動量との対応付けに基づいて、モータシャフト33aが回転制御されるようになっている。
次に、上記の構成からなるダンパー構造20のダンパー特性の調整方法について説明する。なお、遠心圧縮機Aの全体動作については、上述した説明と同様であるので、その説明を省略する。
まず、モータシャフト33aが回動して、ハウジング32を回転軸O方向に螺進させ、図5に示すように、内周面32bと外周面31aとが所定の位置で対向する。この際、外周面31aと内周面32bは、互いの法線方向の距離がc1だけ離間している。この距離c1だけ離間した間隙に、不図示のオイル供給部から供給されたオイルが流入し、第一内周面22bと第一外周面21aとの間隙に厚さc1のスクイズフィルムS3が形成される。
この厚さc1のスクイズフィルムS3が形成された状態において、サーボモータ33のモータシャフト33aを回動させて、ハウジング32をスリーブ31から離間するように、回転軸O方向に螺進させる。このハウジング32の螺進に伴って、図7に示すように、外周面31aと内周面32bが、互いの法線方向において距離c1から距離c2まで離間する。すなわち、スクイズフィルムS3の厚さは、c1からc2になる。
つまり、例えば、実測されたダンパー特性が目標とするダンパー特性よりもはるかに大きい場合には、スクイズフィルムS3の厚さcを厚さc1から厚さc2に増加させて、ダンパー減衰係数Cが小さくなるようにダンパー特性が調整される。
スクイズフィルムの厚さcの増減は、式(1)に示すように、スクイズフィルムの幅Lの増減よりも、ダンパー減衰係数Cの増減への影響が大きく、ダンパー減衰係数Cを広い範囲で調整することができる。
以上説明したように、本実施形態に係るダンパー構造30によれば、ハウジング32の内周面32bとスリーブ31の外周面31aとが、それぞれテーパ面とされているので。スリーブ31とハウジング32とが回転軸O方向に相対移動すると、内周面32b及び外周面31aの法線方向における両者の距離が増減する。換言すれば、スクイズフィルムS3の形成域の厚さが増減し、スクイズフィルムS3の厚さcが変更される。これにより、振動特性を大きく変更することができ、実測された軸系全体の振動特性が目標の振動特性と大きく離れたものであったとしても、これに応じて調整することができ、不安定振動の発生を抑止することができる。
また、サーボモータ33が、ハウジング32を移動させるので、ハウジング32及びスリーブ31を精度よく位置決めすることができる。従って、スクイズフィルムS3の形成域を精度よく変更することができる。
なお、上述した実施形態において示した動作手順、あるいは各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本願発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上述した実施の形態では、ダンパー構造10,20においてハウジング12とハウジング22を調整用ボルト13によって移動させる構成としたが、ダンパー構造30のようにサーボモータ33により移動させる構成としても構わない。同様にダンパー構造30において、サーボモータ33の代わりに調整用ボルト13を用いる構成としても構わない。
また、上述した実施の形態では、円筒状のばね部材を用いてセンタリングバネ16を構成したが、他のばね部材を用いてもよい。例えば、円筒の周壁に、軸線に沿って肉抜きした複数の肉抜き部を等間隔環状配置した肉抜構造のバネ部材等を用いることができる。
3…シャフト(軸)
3a…軸端部
6…軸受
10,20,30…ダンパー構造
11,21,31…スリーブ
11a,31a…外周面
12,22,32…ハウジング
12a…円柱状穴
12b,32b…内周面
12c…雌ネジ部
12d…底部
13…調整用ボルト(移動部)
21a…第一外周面(外周面)
21b…第二外周面(外周面)
22b…第一内周面(内周面)
22c…第二内周面(内周面)
22d…第三内周面(内周面)
33…サーボモータ
S(S1,S21,S22,S3)…スクイズフィルム
A…遠心圧縮機
L…幅(軸方向の長さ)
c…厚さ

Claims (6)

  1. 軸受に支持された軸の前記軸受より外側に延びる軸端部に設けられたダンパー構造において、
    前記軸端部の外周に設けられるスリーブと、
    このスリーブと前記軸の径方向に間隔を置いて設けられたハウジングと、
    前記ハウジングと前記スリーブとを軸方向に相対移動させる移動部とを備え、
    互いに対向する前記スリーブの外周面と前記ハウジングの内周面との間にスクイズフィルムが形成される一方、
    このスクイズフィルムの形成域が変更可能に構成されたことを特徴とするダンパー構造。
  2. 前記ハウジングの内周面及び前記スリーブの外周面は、前記軸方向に向けてそれぞれ一定の径で形成されて前記スクイズフィルムが円筒状に形成され、
    このスクイズフィルムの前記軸方向の長さが変更可能に構成されたことを特徴とする請求項1に記載のダンパー構造。
  3. 前記ハウジングの内周面及び前記スリーブの外周面は、前記軸方向のいずれか一方向に向けてそれぞれ漸次径が減少するテーパ面とされて前記スクイズフィルムがテーパ状に形成され、
    このスクイズフィルムの前記径方向の厚さが変更可能に構成されたことを特徴とする請求項1に記載のダンパー構造。
  4. 前記ハウジングの内周面及び前記スリーブの外周面は、前記軸方向に向けて段状となるようにそれぞれ異なる径で形成された複数の段状面とされて、前記内周面におけるいずれか一の段状面と前記外周面における一の段状面とが対向する場合に前記スクイズフィルムが一つ形成される構成とされ、
    前記径方向における位置が異なるスクイズフィルムのいずれか一を選択可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のダンパー構造。
  5. 前記移動部は、サーボモータを備えることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか一項に記載のダンパー構造。
  6. 請求項1から5に記載のうちいずれか一項に記載のダンパー構造を備えることを特徴とする回転機械。
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