JP5762755B2 - 発光素子の駆動回路およびそれを用いた発光装置 - Google Patents

発光素子の駆動回路およびそれを用いた発光装置 Download PDF

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Description

本発明は、カレントミラー回路、あるいは電流駆動回路に関する。
半導体集積回路において、ある経路に流れる電流をコピーする目的でカレントミラー回路が利用される。図1は、一般的なカスコード型のカレントミラー回路の構成を示す回路図である。
カレントミラー回路200は、入力端子P1を通過する入力電流Iinをコピーして出力電流Ioutを発生し、それを出力端子P2から出力する。カレントミラー回路200は、PチャンネルMOSFETである第1トランジスタM1〜第4トランジスタM4と、抵抗R1を備える。第1トランジスタM1、第2トランジスタM2および抵抗R1は、入力電流Iinの経路上に、言い換えれば電源端子P3と入力端子P1の間に順に直列に接続される。第3トランジスタM3および第4トランジスタM4は、出力電流Ioutの経路上に、言い換えれば電源端子P3と出力端子P2の間に順に直列に設けられる。第2トランジスタM2と第4トランジスタM4のゲートは、入力端子P1に共通に接続される。また第1トランジスタM1と第3トランジスタM3のゲートは、第2トランジスタM2のドレインに共通に接続される。
図1のカレントミラー回路200において、出力電流Ioutと入力電流Iinとの間に正確な比例関係が成り立つためには、第1トランジスタM1のドレインソース間電圧VdsM1と第3トランジスタM3のドレインソース間電圧VdsM3が成立する必要がある。
第1トランジスタM1、第2トランジスタM2、第4トランジスタM4それぞれのゲートソース間電圧をVth1、Vth2、Vth4と記す。このとき、第1トランジスタM1と第3トランジスタM3のゲート電圧Vは、式(1)で与えられる。
=Vcc−Vth1 …(1)
また第2トランジスタM2と第4トランジスタM4のゲート電圧Vは、式(2)で与えられる。
=Vcc−Vth1−ΔV …(2)
ただし、ΔV=R1×Iinである。
そうすると、第1トランジスタM1のドレイン電圧Vおよび第3トランジスタM3のドレイン電圧Vはそれぞれ、式(3)、(4)で与えられることになる。
=V+Vth3=Vcc−Vth1+Vth3−ΔV …(3)
=V+Vth4=Vcc−Vth1+Vth4−ΔV …(4)
すべてのトランジスタM1〜M4のゲートソース間電圧Vth1〜Vth4が等しいとき、第1トランジスタM1のドレイン電圧Vと第3トランジスタM3のドレイン電圧Vは等しく(Vcc−ΔV)となる。つまり、第1トランジスタM1のドレインソース間電圧VdsM1と第3トランジスタM3のドレインソース間電圧VdsM3は、ΔVと等しくなり、入力電流Iinを所定のミラー比に応じてコピーすることができる。
しかしながら、入力電流Iinが小さくなると、抵抗R1の電圧降下ΔV、すなわち第1トランジスタM1および第3トランジスタM3のドレインソース間電圧が小さくなり、ミラー比が設計値から外れ、正確な出力電流Ioutを生成できなくなる。
反対に入力電流Iinが大きくなると抵抗R1の電圧降下ΔVが大きくなり、入力端子P1の電位Vが低下する。その結果、入力電流Iinを生成する電流源202の両端間の電圧が小さくなり、電流源202は本来生成すべき入力電流Iinを生成することができなくなる。
本発明はかかる状況においてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、広いレンジの入力電流Iinをコピーすることが可能なカレントミラー回路の提供にある。
1. 本発明のある態様は、入力端子に流れる入力電流をコピーし、出力端子から出力電流を出力するカレントミラー回路に関する。カレントミラー回路は、固定電圧が印加される固定電圧端子と入力端子との間に順に直列に設けられた第1トランジスタ、第2トランジスタおよびダイオードと、固定電圧端子と出力端子との間に順に直列に設けられた第3トランジスタおよび第4トランジスタと、を備える。第1トランジスタのゲートおよび第3トランジスタのゲートは、第2トランジスタのドレインと接続される。第2トランジスタのゲートおよび第4トランジスタのゲートは、入力端子に接続される。
この態様によると、第1トランジスタおよび第3トランジスタのドレインソース間電圧は、入力電流の大小にかかわらず、ともにダイオードの順方向電圧Vと等しくなる。その結果、幅広いレンジの入力電流Iinを高い精度でコピーすることができる。
2. 本発明の別の態様は、駆動対象の発光素子に供給すべき駆動電流を生成するための電流駆動回路に関する。この電流駆動回路は、単一の半導体チップに集積化されたICであり、外部からの外部基準電圧を受けるための基準電圧入力端子と、外付けの外部抵抗を接続するための抵抗接続用端子と、発光素子を接続するための出力端子と、内部基準電圧を生成する基準電圧生成部と、その一端が抵抗接続用端子に接続されたトランジスタと、演算増幅器と、を備える。演算増幅器は、第1、第2非反転入力端子とひとつの反転入力端子を有し、第1、第2非反転入力端子に入力された電圧のうち低い方の電圧と、反転入力端子に入力された電圧との誤差に応じた電圧を出力端子から出力する。演算増幅器の出力端子は、トランジスタの制御端子と接続され、その第1非反転入力端子に内部基準電圧が入力され、その第2非反転入力端子に外部基準電圧が入力され、その反転入力端子が抵抗接続用端子に接続される。この電流駆動回路は、抵抗接続用端子と接地端子の間に外部抵抗が接続された状態において、トランジスタに流れる電流に応じた駆動電流を出力端子から出力する。
この態様によると、基準電圧入力端子に外部基準電圧を入力しない場合、すなわち基準電圧入力端子をハイインピーダンスとしたとき、もしくは内部基準電圧より高い電圧を入力した場合には、内部基準電圧で定まる駆動電流が生成される。基準電圧入力端子に、ある外部基準電圧を入力した場合には、その外部基準電圧に応じた駆動電流を生成することができる。つまり駆動電流の値を、電子機器の設計者(ユーザ)が柔軟に切りかえることが可能となる。
本発明の別の態様もまた、電流駆動回路である。この電流駆動回路は、単一の半導体チップに集積化されたICであり、基準電圧を生成する基準電圧源と、基準電圧源の出力端子と固定電圧端子の間に直列に設けられた第1抵抗、第2抵抗と、第1抵抗と第2抵抗の接続点と接続され、外部からの外部基準電圧を受けるための基準電圧入力端子と、外付けの外部抵抗を接続するための抵抗接続用端子と、発光素子を接続するための出力端子と、その一端が抵抗接続用端子に接続されたトランジスタと、その出力端子がトランジスタの制御端子と接続され、その非反転入力端子が第1抵抗と第2抵抗の接続点と接続され、その反転入力端子が抵抗接続用端子に接続された演算増幅器と、を備える。この電流駆動回路は、抵抗接続用端子と接地端子の間に外部抵抗が接続された状態において、トランジスタに流れる電流に応じた駆動電流を出力端子から出力する。
この態様によると、基準電圧入力端子に外部基準電圧を入力しない場合、すなわち基準電圧入力端子をハイインピーダンスとしたときには、内部基準電圧で定まる駆動電流が生成される。基準電圧入力端子に、ある外部基準電圧を入力した場合には、その外部基準電圧に応じた駆動電流を生成することができる。つまり、駆動電流の値を、ユーザが柔軟に切りかえることが可能となる。
ある態様の電流駆動回路は、トランジスタに流れる電流を折り返すカレントミラー回路と、カレントミラー回路の出力電流の経路上に設けられた第3抵抗と、第3抵抗の両端間に生ずる中間電圧を駆動電流に変換し、出力端子から出力する電圧電流変換回路と、をさらに備えてもよい。
ある態様の電流駆動回路において、トランジスタの他端は出力端子と直接接続されており、トランジスタに流れる電流を、駆動電流として出力してもよい。
本発明のさらに別の態様は、発光装置である。この装置は、発光素子と、発光素子に駆動電流を供給する上述のいずれかの態様の電流駆動回路と、電流駆動回路の抵抗接続用端子と接地端子の間に設けられた外部抵抗と、を備える。
なお、以上の構成要素を任意に組み合わせたもの、あるいは本発明の表現を、方法、装置などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様のカレントミラー回路によれば、広いレンジの入力電流をコピーすることができる。
一般的なカスコード型のカレントミラー回路の構成を示す回路図である。 第1の実施の形態に係るカレントミラー回路の構成を示す回路図である。 図3(a)は、図2のカレントミラー回路の入出力特性を、図3(b)は、図1のカレントミラー回路の入出力特性を示す図である。 図4(a)は、図2のカレントミラー回路を用いたLEDドライバを、図4(b)は図2のカレントミラー回路を用いた発振器の構成を示す回路図である。 変形例に係るカレントミラー回路の構成を示す回路図である。 基本的なLED用の電流駆動回路の一部を示す回路図である。 図7は、第2の実施の形態に係る電流駆動回路を備える発光装置の構成を示す回路図である。 図8は、第3の実施の形態に係る電流駆動回路を備える発光装置の構成を示す回路図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
(第1の実施の形態)
図2は、第1の実施の形態に係るカレントミラー回路100の構成を示す回路図である。カレントミラー回路100は、入力端子P1に流れる入力電流Iinをコピーし、出力端子P2から出力電流Ioutを出力する。
Iout=K×Iin
ここでKはカレントミラー回路100のミラー比である。
カレントミラー回路100はカスコード型であり、第1トランジスタM1〜第4トランジスタM4およびダイオードD1を備える。電源端子P3には固定電圧である電源電圧Vccが印加される。第1トランジスタM1〜第4トランジスタM4は、同一導電型のMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)であり、図2ではPチャンネルMOSFETである。
第1トランジスタM1、第2トランジスタM2およびダイオードD1は、電源端子P3と入力端子P1との間に順に直列に接続される。ダイオードD1は、そのカソードが入力端子P1側、そのアノードが第2トランジスタM2のドレイン側となる向きで配置される。第3トランジスタM3および第4トランジスタM4は、電源端子P3と出力端子P2との間に順に設けられる。
第1トランジスタM1のゲートと第3トランジスタM3のゲートは互いに接続されており、さらに第2トランジスタM2のドレイン(ダイオードD1のアノード)と接続される。また第2トランジスタM2のゲートと第4トランジスタM4のゲートは互いに接続されており、さらに入力端子P1(ダイオードD1のカソード)と接続される。
以上がカレントミラー回路100の構成である。続いてその動作を説明する。図2のカレントミラー回路100においては、図1のカレントミラー回路200におけるΔVをVに置き換えた以下の関係式が成り立つ。
=Vcc−Vth1 …(1)
=Vcc−Vth1−V …(2)
=V+Vth3=Vcc−Vth1+Vth3−V …(3)
=V+Vth4=Vcc−Vth1+Vth4−V …(4)
図3(a)は、図2のカレントミラー回路100の入出力特性を、図3(b)は、図1のカレントミラー回路200の入出力特性を示す。図3(a)、(b)は、横軸が入力電流Iinを、縦軸が出力電流Ioutを示す両対数グラフである。
図2のカレントミラー回路100の利点を、入力電流Iinが小さい領域(I)と、入力電流Ioutが大きい領域(II)それぞれについて、図1のカレントミラー回路200と対比しながら説明する。
1. 小電流領域(I)
上述したように図1のカレントミラー回路200では、入力電流Iinが小さな領域では、抵抗R1の電圧降下ΔVすなわち第1トランジスタM1および第3トランジスタM3のドレインソース間電圧Vdsが小さくなり過ぎ、ミラー比が設計値から外れてしまう。その結果、図3(b)に示すように、入力電流Iinと出力電流Ioutの間に比例関係が成り立たなくなる。
これに対して図2のカレントミラー回路100では、Vth1=Vth2=Vth3=Vth4が成り立つとき、第1トランジスタM1のドレインソース間電圧VdsM1および第3トランジスタM3のドレインソース間電圧VdsM3は、等しくVとなる。ここでダイオードD1の順方向電圧Vは、それに流れる入力電流Iinの値によらずに、ほぼ一定値に保たれるから、入力電流Iinが変化しても、第1トランジスタM1および第2トランジスタM2のドレインソース間電圧Vdsはほぼ等しく一定に保たれる。その結果、入力電流Iinが小さな領域(I)においても、入力電流Iinを所定のミラー比Kで正確にコピーすることができる。
2. 大電流領域(II)
入力電流Iinを生成する電流源102(202)は、その両端間の電圧が、所定のしきい値電圧(最低動作電圧Vs)より大きいときに、入力電流Iinを生成することができるものとする。そうすると、図1のカレントミラー回路200は、
Vcc−Vth1−Iin×R1>Vs
が成り立つ範囲でのみ正常に機能する。入力電流Iinが大きくなりすぎると、この関係が満たされなくなり、正常に機能しなくなる。
これに対して、図2のカレントミラー回路100は、
Vcc−Vth1−V>Vs
が成り立つ範囲で正常に機能する。典型的なダイオードの順方向電圧Vは、0.7V程度であり、入力電流Iinには依存しない。したがって、正確にコピーすることが可能な入力電流Iinの最大値は、図1のカレントミラー回路200よりも大きくなる。
このように、図2のカレントミラー回路100によれば、入力電流Iinが大きな領域および小さな領域において発生する図1のカレントミラー回路200のデメリットを解消し、幅広い入力電流Iinを正確にコピーすることができる。
最後に、図2のカレントミラー回路のアプリケーションの例を説明する。図4(a)は、図2のカレントミラー回路100を用いたLEDドライバ、図4(b)はカレントミラー回路100を用いた発振器の構成を示す回路図である。
図4(a)のLEDドライバ300は、LED端子に接続されたLED2に対して基準電圧Vrefに応じた駆動電流IDRVを供給し、LED2を基準電圧Vrefに応じた輝度で発光させる。
LEDドライバ300は、第1電流源102a、第2電流源102b、抵抗R3、カレントミラー回路100を備える。第1電流源102は、基準電圧Vrefに比例した入力電流Iinを生成する。カレントミラー回路100は、第1電流源102aが発生した入力電流Iinをコピーし、出力電流Ioutを生成する。抵抗R3は、カレントミラー回路100の出力電流Ioutの経路上に設けられ、その一端の電位が固定されている。第2電流源102bは、抵抗R3に生ずる電圧降下Vx(=R3×Iout)に応じた駆動電流IDRVを発生し、駆動対象のLED2に供給する。
たとえば第1電流源102aは、演算増幅器20a、トランジスタ22a、抵抗R2aを備える。基準電圧Vrefは演算増幅器20aの非反転入力端子に入力される。演算増幅器20aの出力端子は、NチャンネルMOSFETであるトランジスタ22aのゲートと接続される。抵抗R2aは、接地端子とトランジスタ22aのソースの間に設けられる。トランジスタ22aと抵抗R2aの接続点は、演算増幅器20aの反転入力端子と接続される。この第1電流源102aは、
Iin=Vref/R2a
で与えられる入力電流Iinを生成する。
第2電流源102bは第1電流源102aと同様に構成され、
DRV=Vx/R2b
で与えられる駆動電流IDRVを生成する。なお、第1電流源102a、第2電流源102bの構成は、図4(a)のそれには限定されず、その他の構成であってもよい。
図4(a)のLEDドライバ300によれば、基準電圧Vrefを変化させることにより、駆動電流IDRVを変化させることができる。図2のカレントミラー回路100を用いることにより、LEDドライバ300は、幅広いレンジの駆動電流IDRVを生成することができる。
図4(b)の発振器400は、電流源102c、カレントミラー回路100、キャパシタC1、放電回路106を備える。電流源102cは、基準電圧Vrefに応じた電流Iinを生成する。キャパシタC1の一端の電位は固定されている。カレントミラー回路100は、電流源102cが生成した電流Iinをコピーし、その出力電流IoutによってキャパシタC1を充電する。放電回路106は、放電電流IdisによってキャパシタC1を放電する。発振器400は、カレントミラー回路100による充電と、放電回路106による放電を交互に繰り返すことにより、周期信号Voscを発生する。
図4(b)の発振器400において、周期信号Voscの周波数は、キャパシタC1に対する充電電流、すなわちカレントミラー回路100の出力電流Ioutによって変化する。図4(b)の発振器400では、カレントミラー回路100の入力電流Iinを広い範囲で変化させることができるため、周期信号Voscの周波数も広い範囲で変化させることができる。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
図5は、変形例に係るカレントミラー回路100aの構成を示す回路図である。図5のカレントミラー回路100aは、図2のカレントミラー回路100を天地反転した構成となっている。具体的には、図2ではPチャンネルMOSFETであった第1トランジスタM1〜第4トランジスタM4が、図5ではNチャンネルMOSFETに置換されており、図2では電源端子P3であった固定電圧端子が、図5では接地端子P4に置き換わっている。その他は、図2のカレントミラー回路100と同様である。
図5のカレントミラー回路100aによれば、図2のカレントミラー回路100と同様に、幅広いレンジの入力電流Iinを正確にコピーすることができる。
図5のカレントミラー回路100aも、図4(a)、(b)に示すLEDドライバ300や発振器400に利用することができ、あるいはその他のアプリケーションに利用することができる。
(第2、第3の実施の形態)
液晶パネルのバックライトや携帯電話端末の着信表示のための光源として、発光ダイオード(LED)が利用される。LEDを所望の輝度で発光させるためには、電流駆動回路によって、LEDに対し輝度に応じた駆動電流を供給する必要がある。
図6は、基本的なLED用の電流駆動回路の一部を示す回路図である。電流駆動回路600は、駆動IC602と、外付け抵抗R11を備える。駆動IC602は、たとえば抵抗R21、R22、演算増幅器OA11、トランジスタM11を備えて一体に集積化されている。駆動IC602には、抵抗R11を外付けするための端子P1が設けられる。
基準電圧Vrefは、図示しないバンドギャップリファレンス回路などによって生成される。抵抗R21、R22は、基準電圧Vrefを分圧する。分圧された基準電圧Vref1は、演算増幅器OA11の非反転入力端子に印加される。トランジスタM11の制御端子(ゲート)には、演算増幅器OA11の出力電圧が印加される。トランジスタM11の一端(ソース)と接地端子の間には、抵抗R11が外付けされる。
この電流駆動回路600において、トランジスタM11と抵抗R11の接続点N1の電位VN1は、基準電圧Vref1と等しくなるように帰還がかかる。その結果、トランジスタM11および抵抗R11を含む経路には、
M1=Vref1/R11
で与えられる電流IM1が流れる。電流駆動回路600は、電流IM1に比例した駆動電流ILEDを、駆動対象であるLED(不図示)に供給する。
アプリケーションによっては、LEDの輝度を外部から調光したい場合がある。この方法としては、駆動電流ILEDをスイッチングし、そのデューティ比に応じて輝度を変化させるPWM調光と、駆動電流ILEDの電流値(振幅)を変化させるアナログ調光が存在する。
従来の駆動IC602では、基準電圧Vref1が一定である。したがってアナログ調光のために駆動電流ILEDを切りかえるには、端子P1に接続される抵抗のインピーダンスを切りかえばよい。図6には、端子P1に接続される抵抗の合成インピーダンスを切りかえるために、抵抗R12およびスイッチSW11を設ける場合が示されている。
しかしこの方式では、生成可能な電流IM1の値が、抵抗R11、R12の組み合わせによって制限されるため、所望の電流を作りにくいという問題がある。また、外付けの部品点数が多くなるというデメリットがある。
以下では、このような問題を解決するための技術について説明する。
図7は、第2の実施の形態に係る電流駆動回路500を備える発光装置2の構成を示す回路図である。電流駆動回路500は、駆動IC502および外部抵抗R11を備える。駆動IC502は、ひとつの半導体チップ、あるいはひとつの半導体モジュール上に一体集積化されている。
駆動IC502には、抵抗接続用端子P1、発光装置2、LED端子P3が設けられる。LED端子P3には、駆動対象のLED4のカソードが接続される。抵抗接続用端子P1と接地端子の間には、外部抵抗R11が接続される。基準電圧入力端子P2には、外部からの外部基準電圧Vref2が入力される。
駆動IC502は、基準電圧生成部10、演算増幅器OA1、トランジスタM21および電流増幅回路420を備える。
基準電圧生成部10は、内部基準電圧Vref1を生成する。たとえば基準電圧生成部10は、バンドギャップリファレンス回路(基準電圧源)12、抵抗R21、R22を含む。バンドギャップリファレンス回路12は、基準電圧Vrefを生成する。抵抗R21、R22は、基準電圧Vrefを分圧し、内部基準電圧Vref2を生成する。
トランジスタM21は、NチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)であり、その一端(ソース)は抵抗接続用端子P1と接続される。演算増幅器OA1は、第1、第2非反転入力端子とひとつの反転入力端子を有する。演算増幅器OA1は、第1、第2非反転入力端子に入力された電圧のうち低い方の電圧と反転入力端子に入力された電圧との誤差に応じた電圧を、その出力端子から出力する。演算増幅器OA1の出力端子は、トランジスタM21の制御端子(ゲート)と接続され、その第1非反転入力端子には、内部基準電圧Vref1が入力される。また、その第2非反転入力端子には外部基準電圧Vref2が入力される。演算増幅器OA1の反転入力端子は、抵抗接続用端子P1に接続され、トランジスタM21と外部抵抗R11の接続点N1の電位VN1が入力される。
電流増幅回路420は、トランジスタM21に流れる電流IM1を増幅して駆動電流ILEDを生成し、LED端子(出力端子)P3から出力する。電流増幅回路420は、カレントミラー回路CM11、変換抵抗R13、電圧電流変換回路422を備える。カレントミラー回路CM11は、トランジスタM21に流れる電流IM1をミラー比Kでコピーし、折り返す。変換抵抗R13は、カレントミラー回路CM11の出力電流(IM1×K)の経路上に設けられ、その一端の電位が固定されている。変換抵抗R13の両端間には、電流(IM1×K)に比例する電圧降下(以下、中間電圧という)Vmが発生する。
Vm=IM1×K×R13
電圧電流変換回路422は、中間電圧Vmを駆動電流ILEDに変換し、LED端子P3から出力する。電圧電流変換回路422は、演算増幅器OA2、トランジスタM22、抵抗R14を含む。電圧電流変換回路422の構成および動作は、演算増幅器OA1、トランジスタM21、外部抵抗R11と同様である。
電圧電流変換回路422により生成される駆動電流ILEDは、以下の式で与えられる。
LED=(IM1×K)×R13/R14
ここで変換抵抗R13と抵抗R14は、ペアリングして形成される。それらの抵抗値の比(R13/R14)は、プロセスばらつきによらず、ほぼ一定に保たれる。しかしながらミラー比Kおよび電流IM1の値は、半導体ばらつきによって変動し、駆動電流ILEDの精度を悪化させる。あるいは演算増幅器のオフセット電圧によっても、駆動電流ILEDはばらつくことになる。
そこで電流増幅回路420には、リペア回路424a、424bが設けられる。リペア回路424a、424bはそれぞれ、トランジスタM21に流れる電流に比例したリペア電流Ic1、Ic2を生成する。リペア回路424a、424bは、それぞれのミラー比K1、K2が切りかえ可能なカレントミラー回路を用いて構成される。
Ic1=K1×IM1
Ic2=K2×IM1
リペア回路424a、424bによって、変換抵抗R13に流れる電流は、
M1’=IM1×(K+K1−K2)
に補正される。つまり、リペア回路424a、424bによってカレントミラー回路CM11のミラー比Kのばらつきや演算増幅器のオフセット電圧をキャンセルすることができる。
以上が電流駆動回路500の構成である。続いてその動作を説明する。電流駆動回路500は、抵抗接続用端子P1と接地端子の間に外部抵抗R11が接続された状態において、トランジスタM21に流れる電流IM1に応じた駆動電流ILEDをLED端子P3から出力する。
電流駆動回路500は、以下の2つの動作モードで動作する。
(第1モード)
基準電圧入力端子P2に対して、外部基準電圧Vref2が入力されない場合(基準電圧入力端子P2がハイインピーダンスのとき)、あるいは内部基準電圧Vref1より高い電圧が印加される場合、トランジスタM21と外部抵抗R11の接続点N1(抵抗接続用端子P1)の電位VN1は、内部基準電圧Vref1と等しくなるように帰還がかかる。このときトランジスタM21に流れる電流IM1は、
M1=Vref1/R11
で与えられる。
(第2モード:外部調光モード)
基準電圧入力端子P2に対して、内部基準電圧Vref1より低い基準電圧Vref2が与えられると、トランジスタM21と外部抵抗R11の接続点N1(抵抗接続用端子P1)の電位VN1は、外部基準電圧Vref2と等しくなるように帰還がかかる。このときトランジスタM21に流れる電流IM1は、
M1=Vref2/R11
で与えられ、外部から与えた基準電圧Vref2に比例した駆動電流ILEDを得ることができる。
つまり、電流駆動回路500aによれば、トランジスタM21に流れる電流IM1および駆動電流ILEDを外部から柔軟に設定することができ、アナログ調光が実現できる。この際、図6のように、付加的な外付けのスイッチや抵抗が不要となるため、回路面積、コストの増加も抑えることができる。
(第3の実施の形態)
図8は、第3の実施の形態に係る電流駆動回路500aを備える発光装置2aの構成を示す回路図である。電流駆動回路500aは、駆動IC502aおよび外部抵抗R11を備える。駆動IC502aは、ひとつの半導体チップ、あるいはひとつの半導体モジュール上に一体集積化されている。
駆動IC502aには、図7の駆動IC502と同様に、抵抗接続用端子P1、基準電圧入力端子P2、LED端子P3が設けられる。
駆動IC502は、バンドギャップリファレンス回路12、第1抵抗R21、第2抵抗R22、演算増幅器OA3を備える。
バンドギャップリファレンス回路12は、基準電圧Vrefを生成する。第1抵抗R21、第2抵抗R22は、バンドギャップリファレンス回路12の出力端子と接地端子の間に直列に設けられる。基準電圧入力端子P2は、第1抵抗R21と第2抵抗R22の接続点N2と接続されている。
演算増幅器OA3の出力端子は、トランジスタM21の制御端子と接続され、その非反転入力端子は、第1抵抗R21と第2抵抗R22の接続点N2と接続され、その反転入力端子は、抵抗接続用端子P1に接続される。
以上が駆動IC502aの構成である。続いてその動作を説明する。抵抗接続用端子P1と接地端子の間に外部抵抗R11が接続された状態において、駆動IC502aはトランジスタM21に流れる電流IM1に応じた駆動電流ILEDを出力端子P3から出力する。
電流駆動回路500aは、以下の2つの動作モードで動作する。
(第1モード)
基準電圧入力端子P2に対して、外部基準電圧Vref2が入力されない場合(基準電圧入力端子P2がハイインピーダンスのとき)、演算増幅器OA3の非反転入力端子に入力される電圧VN2は、
N2=Vref×(R22/(R21+R22))=Vref1
で与えられる。このとき、トランジスタM21と外部抵抗R11の接続点N1(抵抗接続用端子P1)の電位VN1は、内部基準電圧Vref1と等しくなるように帰還がかかり、トランジスタM21に流れる電流IM1は、
M1=Vref1/R11
で与えられる。
(第2モード:外部調光モード)
基準電圧入力端子P2に対して、外部基準電圧Vref2が与えられると、演算増幅器OA3の非反転入力端子に入力される電圧VN2は、外部基準電圧Vref2と等しくなる。
N2=Vref2
このとき、トランジスタM21と外部抵抗R11の接続点N1(抵抗接続用端子P1)の電位VN1は、外部基準電圧Vref2と等しくなるように帰還がかかり、トランジスタM21に流れる電流IM1は、
M1=Vref2/R11
で与えられる。
つまり、電流駆動回路500aによれば、トランジスタM21に流れる電流IM1および駆動電流ILEDを外部から柔軟に設定することができ、アナログ調光が実現できる。この際、図6のように、付加的な外付けのスイッチや抵抗が不要となるため、回路面積、コストの増加も抑えることができる。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセス、それらの組み合わせには、さまざまな変形例が存在しうる。以下、こうした変形例について説明する。
たとえば図7の電流駆動回路500と同様に、図8の電流駆動回路500aに電流増幅回路420を設けてもよい。反対に、図7の電流駆動回路500から、電流増幅回路420を省略してもよい。
実施の形態では、発光素子であるLEDを駆動する場合を説明したが、実施の形態に係る電流駆動回路は、その他のデバイスを駆動する用途にも利用することができる。
第1の実施の形態に係るカレントミラー回路100は、第2、第3の実施の形態に使用されるカレントミラー回路としても好適に利用できる。
上述のいずれの実施の形態においても、MOSFETはバイポーラトランジスタと置換可能である。
実施の形態にもとづき、具体的な用語を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
100…カレントミラー回路、M1…第1トランジスタ、M2…第2トランジスタ、M3…第3トランジスタ、M4…第4トランジスタ、R1…抵抗、D1…ダイオード、P1…入力端子、P2…出力端子、P3…電源端子、P4…接地端子、500…電流駆動回路、2…発光装置、4…LED、502…駆動IC、R11…外部抵抗、R21…第1抵抗、R22…第2抵抗、R13…変換抵抗、10…基準電圧生成部、12…バンドギャップリファレンス回路、OA1…演算増幅器、M21…トランジスタ、420…電流増幅回路、CM11…カレントミラー回路、422…電圧電流変換回路、R14…抵抗、OA3…演算増幅器。

Claims (7)

  1. 基準電圧に応じた入力電流を生成する第1電流源と、
    その入力端子が前記第1電流源と接続され、前記第1電流源が発生した前記入力電流をコピーし、その出力端子から出力電流を出力するカレントミラー回路と、
    前記カレントミラー回路の出力電流の経路上に設けられた変換抵抗と、
    前記変換抵抗の両端間に生ずる中間電圧に応じた駆動電流を発生し、駆動対象の発光素子に供給する第2電流源と、
    を備え、
    前記カレントミラー回路は、
    固定電圧が印加される固定電圧端子と前記カレントミラー回路の前記入力端子との間に順に直列に設けられた第1トランジスタ、第2トランジスタおよびダイオードと、
    前記固定電圧端子と前記カレントミラー回路の前記出力端子との間に順に直列に設けられた第3トランジスタおよび第4トランジスタと、
    を備え、前記第1トランジスタのゲートおよび前記第3トランジスタのゲートを、前記第2トランジスタのドレインと接続するとともに、前記第2トランジスタのゲートおよび前記第4トランジスタのゲートを前記カレントミラー回路の前記入力端子に接続して構成され、
    前記第1電流源は、
    外部からの外部基準電圧を受けるための基準電圧入力端子と、
    外付けの外部抵抗を接続するための抵抗接続用端子と、
    部基準電圧を生成する基準電圧生成部と、
    その一端が前記抵抗接続用端子に接続された第5トランジスタと、
    第1、第2非反転入力端子とひとつの反転入力端子を有し、その第1非反転入力端子に前記内部基準電圧が入力され、その第2非反転入力端子が前記基準電圧入力端子と接続され、その反転入力端子が前記抵抗接続用端子に接続され、前記第1、第2非反転入力端子に入力された電圧のうち低い方の電圧と、前記反転入力端子に入力された電圧との誤差に応じた電圧を前記第5トランジスタの制御端子に出力する第1演算増幅器と、
    を備え、前記抵抗接続用端子と接地端子の間に前記外部抵抗が接続された状態において、前記第5トランジスタに流れる電流を前記入力電流として前記カレントミラー回路に出力することを特徴とする発光素子の駆動回路。
  2. 基準電圧に応じた入力電流を生成する第1電流源と、
    その入力端子が前記第1電流源と接続され、前記第1電流源が発生した前記入力電流をコピーし、その出力端子から出力電流を出力するカレントミラー回路と、
    前記カレントミラー回路の出力電流の経路上に設けられた変換抵抗と、
    前記変換抵抗の両端間に生ずる中間電圧に応じた駆動電流を発生し、駆動対象の発光素子に供給する第2電流源と、
    を備え、
    前記カレントミラー回路は、
    固定電圧が印加される固定電圧端子と前記カレントミラー回路の前記入力端子との間に順に直列に設けられた第1トランジスタ、第2トランジスタおよびダイオードと、
    前記固定電圧端子と前記カレントミラー回路の前記出力端子との間に順に直列に設けられた第3トランジスタおよび第4トランジスタと、
    を備え、前記第1トランジスタのゲートおよび前記第3トランジスタのゲートを、前記第2トランジスタのドレインと接続するとともに、前記第2トランジスタのゲートおよび前記第4トランジスタのゲートを前記カレントミラー回路の前記入力端子に接続して構成され、
    前記第1電流源は、
    外部からの外部基準電圧を受けるための基準電圧入力端子と、
    外付けの外部抵抗を接続するための抵抗接続用端子と、
    部基準電圧を生成する基準電圧生成部と、
    その一端が前記抵抗接続用端子に接続された第5トランジスタと、
    非反転入力端子に前記内部基準電圧を受け、反転入力端子が前記抵抗接続用端子と接続され、前記非反転入力端子の電圧と前記反転入力端子の電圧の誤差に応じた電圧を、前記第5トランジスタの制御端子に出力する第1演算増幅器と、
    を備え、前記抵抗接続用端子と接地端子の間に前記外部抵抗が接続された状態において、前記第5トランジスタに流れる電流を前記入力電流として前記カレントミラー回路に出力するものであり、
    前記基準電圧生成部は、
    基準電圧を生成する基準電圧源と、
    前記基準電圧源の出力端子と前記基準電圧入力端子の間に設けられた第1抵抗と、
    前記基準電圧入力端子と接地の間に設けられた第2抵抗と、
    を含み、前記第1抵抗と前記第2抵抗の接続点に生ずる電圧が、前記内部基準電圧であることを特徴とする発光素子の駆動回路。
  3. 前記変換抵抗と接続され、前記第5トランジスタに流れる電流に比例する第1のリペア電流を前記変換抵抗に流し込む第1リペア回路をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の駆動回路。
  4. 前記変換抵抗と接続され、前記第5トランジスタに流れる電流に比例する第2のリペア電流を、前記変換抵抗と別の経路に引き込む第2リペア回路をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の駆動回路。
  5. 前記第2電流源は、
    前記第2電流源の出力端子と接地の間に順に直列に接続される第6トランジスタおよび第3抵抗と、
    その非反転入力端子に前記中間電圧を受け、その反転入力端子が前記第6トランジスタと前記第3抵抗の接続点と接続され、前記非反転入力端子の電圧と前記反転入力端子の電圧の誤差に応じた電圧を、前記第6トランジスタの制御端子に出力する第2演算増幅器と、
    を含み、前記第6トランジスタに流れる電流が前記駆動電流であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の駆動回路。
  6. 前記変換抵抗と前記第3抵抗は同一半導体チップ上にペアリングして形成されることを特徴とする請求項5に記載の駆動回路。
  7. 発光素子と、
    前記発光素子に駆動電流を供給する請求項1から6のいずれかに記載の駆動回路と、
    前記駆動回路の前記抵抗接続用端子と接地端子の間に設けられた外部抵抗と、
    を備えることを特徴とする発光装置。
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