JP5753493B2 - 4,6−ジアルコキシ−2−シアノメチルピリミジンの製造方法及びその合成中間体 - Google Patents

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Description

本発明は、4,6−ジアルコキシ−2−シアノメチルピリミジンを製造する方法及びその合成中間体に関するものである。
4,6−ジアルコキシ−2−シアノメチルピリミジンが、除草剤の合成中間体であることは知られている(特許文献1、2参照)。この4,6−ジアルコキシ−2−シアノメチルピリミジンを得る方法としては、塩基存在下、シアノ酢酸エステルと4,6−ジ置換−2−メチルスルホニルピリミジンを反応させ、2−シアノ−2−(4,6−ジ置換ピリミジン−2−イル)酢酸エステルとした後、非プロトン性溶媒中、2当量の水及び触媒量の塩化ナトリウム等の無機塩の存在下、150℃で加水分解し、次いで脱炭酸反応させる方法が知られている(特許文献1参照)。しかし、この方法は、150℃もの高温を要し、収率も50〜60%と低いという問題点があった。
又、2−クロロメチル−4,6−ジメトキシピリミジンとシアン化ナトリウムを反応させる方法も知られている(特許文献2参照)。しかし、この方法も、収率58%と低収率であり、工業的実施に適しているとはいい難い。
このように、4,6−ジアルコキシ−2−シアノメチルピリミジンの製造方法として、2−シアノ−2−(4,6−ジアルコキシピリミジン−2−イル)酢酸t−ブチルの、酸存在下での高い反応性を利用する方法は知られていなかった。又、2−シアノ−2−(4,6−ジアルコキシピリミジン−2−イル)酢酸t−ブチルは、前記特許文献1、2には具体的に記載されていない新規化合物である。
WO95/25730号公報 特開平2−282371号公報
本発明は、上記従来の技術の持つ欠点を解決し、工業的実施に好適な4,6−ジアルコキシ−2−シアノメチルピリミジンの製造方法、及び、その合成中間体を提供することを目的としてなされた。
即ち、上記のような状況に鑑み、本発明者が4,6−ジアルコキシ−2−シアノメチルピリミジンを製造する方法について鋭意研究を重ねた結果、意外にも、塩基存在下、シアノ酢酸t−ブチルと4,6−ジアルコキシ−2−メタンスルホニルピリミジンを反応させて2−シアノ−2−(4,6−ジアルコキシピリミジン−2−イル)酢酸t−ブチルとした後、酸の存在下で、イソブテンと二酸化炭素の発生を伴い脱保護させること、又は加水分解し次いで脱炭酸反応させることにより、上記課題を解決できることを見出し、この知見に基づき本発明を完成するに至ったものである。
本発明は、下記〔1〕乃至〔4〕項に記載の発明を提供することにより前記課題を解決した。
〔1〕一般式(1)
Figure 0005753493

(式中、Rはアルキル基を示す。)
で表されるシアノ酢酸t−ブチル誘導体を、スルホン酸、鉱酸、ギ酸又は酢酸から選ばれるカルボン酸、ルイス酸及び固体酸から選択される存在下、10〜100℃で反応させることを特徴とする、一般式(2)
Figure 0005753493

(式中、Rは前記と同じ意味を示す。)
で表される4,6−ジアルコキシ−2−シアノメチルピリミジンの製造方法。
〔2〕酸存在下での反応が、イソブテンと二酸化炭素の発生を伴う脱保護、又は加水分解及び脱炭酸である〔1〕に記載の4,6−ジアルコキシ−2−シアノメチルピリミジンの製造方法。
〔3〕一般式(1)
Figure 0005753493

(式中、Rはアルキル基を示す。)
で表されるシアノ酢酸t−ブチル誘導体が、シアノ酢酸t−ブチルと、一般式(3)
Figure 0005753493


(式中、Rは前記と同じ意味を示す。)
で表される4,6−ジアルコキシ−2−メタンスルホニルピリミジンを反応させて製造されるものである、〔1〕に記載の4,6−ジアルコキシ−2−シアノメチルピリミジンの製造方法。
〔4〕一般式(1)
Figure 0005753493

(式中、Rはアルキル基を示す。)
で表されることを特徴とするシアノ酢酸t−ブチル誘導体。
本発明により、4,6−ジアルコキシ−2−シアノメチルピリミジンの新規な工業的製造方法が提供される。本発明方法によれば、入手容易な原料を用いて、特殊な反応装置を用いることなく、穏やかな条件下で、目的とする4,6−ジアルコキシ−2−シアノメチルピリミジンを高選択的に効率良く、しかも簡便な操作で製造することができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明は、一般式(1)で表されるシアノ酢酸t−ブチル誘導体、及び、該誘導体を用いる、一般式(2)で表される4,6−ジアルコキシ−2−シアノメチルピリミジンの製造方法である。本発明方法は、前記シアノ酢酸t−ブチル誘導体におけるt−ブチルエステルの、酸への高い反応性に基づくものであり、例えば、エチル基等による他のアルキルエステル誘導体とは区別されるべきものである(比較例1参照)。
続いて、一般式(1)で表されるシアノ酢酸t−ブチル誘導体について説明する。
一般式(1)で表されるシアノ酢酸t−ブチル誘導体には、下記式
Figure 0005753493


(式中、Rは前記と同じ意味を示す。)
で表されるように、互変異性体として一般式(1’)で表される2−シアノ−2−(4,6−ジアルコキシピリミジン−2−イル)酢酸t−ブチルが存在する。本明細書においては、一般式(1)で表されるシアノ酢酸t−ブチル誘導体の具体的な名称は、対応する互変異性体である、一般式(1’)で表される2−シアノ−2−(4,6−ジアルコキシピリミジン−2−イル)酢酸t−ブチルの構造に準じて呼称及び記載するものとする。
尚、一般式(1)で表されるシアノ酢酸t−ブチル誘導体中のRは、前記と同じ意味を示し、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基等の炭素数1乃至6の低級アルキル基、又は、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等の炭素数3乃至6の環状低級アルキル基を示している。
従って、一般式(1)で表されるシアノ酢酸t−ブチル誘導体としては、具体的には例えば、2−シアノ−2−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)酢酸t−ブチル、2−シアノ−2−(4,6−ジエトキシピリミジン−2−イル)酢酸t−ブチル、2−シアノ−2−(4,6−ジn−プロポキシピリミジン−2−イル)酢酸t−ブチル、2−シアノ−2−(4,6−ジイソプロポキシピリミジン−2−イル)酢酸t−ブチル、2−シアノ−2−(4,6−ジn−ブトキシピリミジン−2−イル)酢酸t−ブチル、2−シアノ−2−(4,6−ジsec−ブトキシピリミジン−2−イル)酢酸t−ブチル、2−シアノ−2−(4,6−ジt−ブトキシピリミジン−2−イル)酢酸t−ブチル、2−シアノ−2−(4,6−ジn−ペンチルオキシピリミジン−2−イル)酢酸t−ブチル、2−シアノ−2−(4,6−ジn−ヘキシルオキシピリミジン−2−イル)酢酸t−ブチル、2−シアノ−2−(4,6−ジシクロプロポキシピリミジン−2−イル)酢酸t−ブチル、2−シアノ−2−(4,6−ジシクロブトキシピリミジン−2−イル)酢酸t−ブチル、2−シアノ−2−(4,6−ジシクロペンチルオキシピリミジン−2−イル)酢酸t−ブチル、2−シアノ−2−(4,6−ジシクロヘキシルオキシピリミジン−2−イル)酢酸t−ブチル等を挙げることができる。
続いて、一般式(2)で表される4,6−ジアルコキシ−2−シアノメチルピリミジンの製造方法について説明する。
一般式(2)で表される4,6−ジアルコキシ−2−シアノメチルピリミジンは、一般式(1)で表されるシアノ酢酸t−ブチル誘導体を酸と反応させて、イソブテンと二酸化炭素の発生を伴う脱保護反応、又は加水分解及び脱炭酸反応に付することにより製造することができる。
当反応に用いる酸としては、具体的には例えば、メタンスルホン酸等の脂肪族スルホン酸や、p−トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−クロロベンゼンスルホン酸等の芳香族スルホン酸を包含するスルホン酸;塩酸、硫酸、硝酸等の鉱酸;ギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸等のカルボン酸;三フッ化ホウ素−テトラヒドロフラン(THF)錯体、塩化アルミニウム、塩化亜鉛等のルイス酸;モンモリロナイトK−10等の固体酸等を挙げることができる。当反応に用いる酸としては、入手性や取り扱いの簡便さ、反応性等の観点から、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等のスルホン酸や、塩酸、硫酸、硝酸等の鉱酸、或いは、ギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸等のカルボン酸の使用が好ましく、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等のスルホン酸或いは塩酸、硫酸、硝酸等の鉱酸の使用がより好ましい。これらの酸は単独で、又は任意の割合で2種類以上を用いてもよい。
当反応における酸の使用モル比については、一般式(1)で表されるシアノ酢酸t−ブチル誘導体に対して如何なるモル比でも反応が進行するが、通常一般式(1)で表されるシアノ酢酸t−ブチル誘導体1モルに対して0.01〜100.0モル、好ましくは0.1〜20.0モル、より好ましくは0.2〜10.0モルの範囲を例示できる。
当反応は無溶媒で実施してもよいが、反応を円滑に進行するために溶媒を用いることが好ましい。当反応に用いうる溶媒としては、反応を阻害しないものであれば良く、例えば、トルエン、キシレン、クロロベンゼン等の芳香族炭化水素;N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、N,N−ジメチルアセトアミド(DMAC)、アセトニトリル、プロピレンカーボネート等の非プロトン性極性溶媒類;フェニルエーテル、テトラヒドロフラン(THF)等のエーテル類;ジクロロメタン等の含ハロゲン溶媒;メタノール、エタノール、イソプロパノール、エチレングリコール等のアルコール類;水;ペンタン、n−ヘキサン等の脂肪族炭化水素類等が挙げられる。好ましくはトルエン、キシレン等の芳香族炭化水素を用いるのが良く、トルエンを溶媒として用いると特に好ましい。
溶媒は単独で、又は任意の混合割合の混合溶媒として用いることができる。
溶媒量としては、反応系の攪拌が充分にできる量であれば良いが、一般式(1)で表されるシアノ酢酸t−ブチル誘導体1モルに対して、通常0〜10L、好ましくは0.2〜2Lの範囲であれば良い。
当反応の反応温度は10〜100℃の範囲が良い。
当反応の反応時間は特に制限されないが、副生物抑制の観点等から、好ましくは1時間〜30時間がよい。
続いて、上記本発明方法により製造される、一般式(2)で表される4,6−ジアルコキシ−2−シアノメチルピリミジンについて説明する。
一般式(2)で表される4,6−ジアルコキシ−2−シアノメチルピリミジンの式中の基Rは、前記と同じ意味を示す。
従って、一般式(2)で表される4,6−ジアルコキシ−2−シアノメチルピリミジンとしては、具体的には例えば、2−シアノメチル−4,6−ジメトキシピリミジン、2−シアノメチル−4,6−ジエトキシピリミジン、2−シアノメチル−4,6−ジn−プロポキシピリミジン、2−シアノメチル−4,6−ジイソプロポキシピリミジン、4,6−ジn−ブトキシ−2−シアノメチルピリミジン、4,6−ジsec−ブトキシ−2−シアノメチルピリミジン、4,6−ジt−ブトキシ−2−シアノメチルピリミジン、2−シアノメチル−4,6−ジn−ペンチルオキシピリミジン、2−シアノメチル−4,6−ジn−ヘキシルオキシピリミジン、2−シアノメチル−4,6−ジシクロプロポキシピリミジン、2−シアノメチル−4,6−ジシクロブトキシピリミジン、2−シアノメチル−4,6−ジシクロペンチルオキシピリミジン、2−シアノメチル−4,6−ジシクロヘキシルオキシピリミジン等を挙げることができる。
続いて本発明方法において原料となる、一般式(1)で表されるシアノ酢酸t−ブチル誘導体の製造方法について説明する。
一般式(1)で表されるシアノ酢酸t−ブチル誘導体は、シアノ酢酸t−ブチルと、一般式(3)で表される4,6−ジアルコキシ−2−メタンスルホニルピリミジンと反応させて製造することができる。尚、シアノ酢酸t−ブチルは公知化合物である。
一般式(3)で表される4,6−ジアルコキシ−2−メタンスルホニルピリミジンの式中の基Rは、前記と同じ意味を示す。
従って、一般式(3)で表される4,6−ジアルコキシ−2−メタンスルホニルピリミジンとしては、具体的には例えば、4,6−ジメトキシ−2−メタンスルホニルピリミジン、4,6−ジエトキシ−2−メタンスルホニルピリミジン、4,6−ジn−プロポキシ−2−メタンスルホニルピリミジン、4,6−ジイソプロポキシ−2−メタンスルホニルピリミジン、4,6−ジn−ブトキシ−2−メタンスルホニルピリミジン、4,6−ジsec−ブトキシ−2−メタンスルホニルピリミジン、4,6−ジt−ブトキシ−2−メタンスルホニルピリミジン、2−メタンスルホニル−4,6−ジn−ペンタノキシピリミジン、4,6−ジn−ヘキサノキシ−2−メタンスルホニルピリミジン、4,6−ジシクロプロポキシ−2−メタンスルホニルピリミジン、4,6−ジシクロブトキシ−2−メタンスルホニルピリミジン、4,6−ジシクロペンタノキシ−2−メタンスルホニルピリミジン、4,6−ジシクロヘキサノキシ−2−メタンスルホニルピリミジン等を挙げることができる。
当反応における、シアノ酢酸t−ブチルと一般式(3)で表される4,6−ジアルコキシ−2−メタンスルホニルピリミジンの使用モル比は、如何なるモル比でも反応が進行するが、シアノ酢酸t−ブチル1モルに対する、一般式(3)で表される4,6−ジアルコキシ−2−メタンスルホニルピリミジンの使用モルは、通常0.1〜10.0モル、好ましくは0.5〜2.0モル、より好ましくは0.8〜1.2モルの範囲を例示することができる。
当反応は塩基なしで実施してもよいが、反応をより円滑に進めるためには塩基を用いることが好ましい。当反応に用い得る塩基としては、具体的には例えば、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等の無機塩基や、ピリジン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン等の三級アミン化合物等を挙げることができる。これらの塩基は単独で、又は任意の割合で用いてもよい。入手性や取り扱いの簡便さ、反応性等の観点から、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等の無機塩基の使用が好ましく、炭酸カリウム、炭酸ナトリウムの使用がより好ましい。
当反応における、塩基の使用モル比は、シアノ酢酸t−ブチルに対して如何なるモル比でも反応が進行するが、通常シアノ酢酸t−ブチル1モルに対して、0〜10.0モル、好ましくは0.33〜3.0モルの範囲を、より好ましくは1.5〜2.5モルの範囲を例示できる。
当反応は無溶媒で実施してもよいが、反応を円滑に進行させるために溶媒を用いることが好ましい。当反応に用いうる溶媒としては、反応を阻害しないものであれば良く、例えば、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、N,N−ジメチルアセトアミド(DMAC)、アセトニトリル、プロピレンカーボネート等の非プロトン性極性溶媒類;メタノール、エタノール、イソプロパノール、エチレングリコール等のアルコール類;トルエン、キシレン、クロロベンゼン等の芳香族炭化水素;フェニルエーテル、テトラヒドロフラン(THF)等のエーテル類;ジクロロメタン等の含ハロゲン溶媒;ペンタン、n−ヘキサン等の脂肪族炭化水素類等が挙げられる。好ましくはメタノール、エタノール、イソプロパノール、エチレングリコール等のアルコール類、又は、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、N,N−ジメチルアセトアミド(DMAC)、アセトニトリル、プロピレンカーボネート等の非プロトン性極性溶媒類を用いるのが好ましく、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、N,N−ジメチルアセトアミド(DMAC)、アセトニトリル、プロピレンカーボネート等の非プロトン性極性溶媒類を用いるのが更に好ましく、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)を溶媒として用いると特に好ましい。
溶媒は単独で、又は任意の混合割合の混合溶媒として用いることができる。
溶媒量としては、反応系の攪拌が充分にできる量であれば良いが、シアノ酢酸t−ブチル1モルに対して通常0〜10L、好ましくは0.2〜2Lの範囲であれば良い。
当反応の反応温度は、0℃〜使用する溶媒の還流温度という範囲を例示できるが、好ましくは10〜100℃の範囲が良い。
当反応の反応時間は特に制限されないが、副生物抑制の観点等から、好ましくは1時間〜30時間がよい。
尚、一般式(3)で表される4,6−ジアルコキシ−2−メタンスルホニルピリミジンは公知の化合物であるか、或いは、例えばマロン酸ジエチルとチオ尿素を反応させた後、メルカプト基のメチル化、ヒドロキシル基のクロロ化、クロロ基のアルコキシ化、次いでメチルスルフィド基を酸化反応させる方法などにより製造することができる。
本発明によれば、原料として、シアノ酢酸t−ブチル、及び、一般式(3)で表される4,6−ジアルコキシ−2−メタンスルホニルピリミジンから容易に製造できる、一般式(1)で表されるシアノ酢酸t−ブチル誘導体を用いて、特別な反応装置を用いることなく、穏やかな条件下で、目的とする一般式(2)で表される4,6−ジアルコキシ−2−シアノメチルピリミジンを高選択的に効率良く、しかも簡便な操作で製造することができる。得られる一般式(2)で表される4,6−ジアルコキシ−2−シアノメチルピリミジンは、除草剤の合成中間体として有用な化合物である。
次に、実施例を挙げて本発明化合物の製造方法を具体的に説明するが、本発明は、これら実施例によって何ら限定されるものではない。
実施例1
A:2−シアノ−2−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)酢酸t−ブチルの製造
マグネットスターラー、還流管を備えた100mlのナス型フラスコに、炭酸カリ6.08g(44mmol)、2−メタンスルホニル−4,6−ジメトキシピリミジン4.36g(20mmol)、シアノ酢酸t−ブチル3.11g(22mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド10mlを加え、系を窒素置換した後、60℃で2時間、70℃で4時間攪拌した。反応スラリー液を室温まで冷却後、5%塩酸水溶液30mlに投入し、更に50mlの水を加え、濃塩酸を系が酸性になるまで滴下し、充分に攪拌した後、ろ過し、30mlの水で洗浄した。得られた結晶を乾燥し、2−シアノ−2−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)酢酸t−ブチルが5.4gの白色結晶として得られた。HPLC純度99.3%、収率97%。
分解点 188℃
H−NMR(300MHz,CDCl) δ:13.24(br,1H),5.35(d,J=2.1Hz,1H),4.04(s,3H),3.94(s,3H),1.53(s,9H)ppm.
LC−MS(M+1)=280.1.
B:2−シアノメチル−4,6−ジメトキシピリミジンの製造
マグネットスターラー、還流管を備えた50mlのナス型フラスコに、2−シアノ−2−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)酢酸t−ブチル2.79g(10mmol)、トルエン10ml、次いでメタンスルホン酸0.38g(4mmol)を加え、系内を窒素置換した後、100℃で2時間攪拌した。反応終了後、系を室温まで冷却し、水30ml、酢酸エチル30mlを加え分液し、更に酢酸エチル20mlで再抽出した。酢酸エチル相を併せ、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下酢酸エチルを留去し、2−シアノメチル−4,6−ジメトキシピリミジンが1.45gの白色結晶として得られた。HPLC純度95.7%、収率81%。
融点 71〜72℃
H−NMR(300MHz,CDCl) δ:5.97(s,1H),3.96(s,6H),3.88(s,2H)ppm.
LC−MS(M+1)=180.4.
実施例2(〔1〕項記載の発明):2−シアノメチル−4,6−ジメトキシピリミジンの製造
マグネットスターラー、還流管を備えた15mlの試験管型反応器に、2−シアノ−2−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)酢酸t−ブチル0.28g(1mmol)、トルエン1ml、35%塩酸0.5g(5mmol)を加え、100℃で5時間攪拌した。このときの反応液の成分は、トルエンを除いたHPLC(UV:254nm)の面積比で2−シアノメチル−4,6−ジメトキシピリミジンが84.0%であった。
LC−MS(M+1)=180.4.
比較例1:2−シアノメチル−4,6−ジメトキシピリミジンの製造
マグネットスターラー、還流管を備えた15mlの試験管型反応器に、2−シアノ−2−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)酢酸エチル0.25g(1mmol)、トルエン1ml、メタンスルホン酸0.04g(0.4mmol)を加え、100℃で3.5時間攪拌した。このときの反応液の成分は、トルエンを除いたHPLC(UV:254nm)の面積比で2−シアノメチル−4,6−ジメトキシピリミジンが0.9%であり、原料である2−シアノ−2−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)酢酸エチルは59.2%残存していた。
比較例2:2−シアノメチル−4,6−ジメトキシピリミジンの製造(特許文献1の製造方法)
2−メタンスルホニル−4,6−ジメトキシピリミジン436g(2mol)、シアノ酢酸メチル218g(2.2mol)をN,N−ジメチルホルムアミド2.0Lに溶解し、80℃にて炭酸カリ304g(2.2mol)を徐々に加えた後、同温度で3時間攪拌した。反応液を氷水中にあけ、濃塩酸でpH=1にした後、1時間攪拌した。析出した結晶をろ別し、水洗した。得られた含水2−シアノ−2−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)酢酸メチルをジメチルスルホキシド1.5Lに懸濁させ、150℃で3時間攪拌した。室温まで冷却後、反応液を水にあけ、析出した結晶をろ別し、水洗、乾燥した。収率60%で2−シアノメチル−4,6−ジメトキシピリミジンが得られた。
4,6−ジアルコキシ−2−シアノメチルピリミジンの新規な工業的製造法が提供される。本発明方法によれば、原料として、入手容易なシアノ酢酸t−ブチル及び一般式(3)で表される4,6−ジアルコキシ−2−メタンスルホニルピリミジンから、一般式(1)で表されるシアノ酢酸t−ブチル誘導体を経て、特殊な反応装置を用いることなく、穏やかな条件下で、目的とする一般式(2)で表される4,6−ジアルコキシ−2−シアノメチルピリミジンを高選択的に高収率で、しかも簡便な操作で製造できる上、触媒若しくは遷移金属に由来する有害な廃棄物も排出しないので、廃棄物処理が容易で環境にも優しく、工業的な利用価値が高い。

Claims (4)

  1. 一般式(1)
    Figure 0005753493

    (式中、Rはアルキル基を示す。)
    で表されるシアノ酢酸t−ブチル誘導体を、スルホン酸、鉱酸、ギ酸又は酢酸から選ばれるカルボン酸、ルイス酸及び固体酸から選択される存在下、10〜100℃で反応させることを特徴とする、一般式(2)
    Figure 0005753493

    (式中、Rは前記と同じ意味を示す。)
    で表される4,6−ジアルコキシ−2−シアノメチルピリミジンの製造方法。
  2. 酸存在下での反応が、イソブテンと二酸化炭素の発生を伴う脱保護、又は加水分解及び脱炭酸である請求項1に記載の4,6−ジアルコキシ−2−シアノメチルピリミジンの製造方法。
  3. 一般式(1)
    Figure 0005753493

    (式中、Rはアルキル基を示す。)
    で表されるシアノ酢酸t−ブチル誘導体が、シアノ酢酸t−ブチルと、一般式(3)
    Figure 0005753493

    (式中、Rは前記と同じ意味を示す。)
    で表される4,6−ジアルコキシ−2−メタンスルホニルピリミジンを反応させて製造されるものである、請求項1に記載の4,6−ジアルコキシ−2−シアノメチルピリミジンの製造方法。
  4. 一般式(1)
    Figure 0005753493

    (式中、Rはアルキル基を示す。)
    で表されることを特徴とするシアノ酢酸t−ブチル誘導体。
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