JP5749299B2 - 半導体メモリの基準電位発生回路及び半導体メモリ - Google Patents

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Description

本発明は、半導体メモリの基準電位発生回路及び半導体メモリに関するものであり、特に、半導体メモリに搭載された内部電源回路に含まれる基準電位発生回路及び半導体メモリに関する。
従来、半導体集積回路に搭載された電圧発生回路において、電源投入時のオーバーシュートを抑制する技術が種々提案されている(例えば特許文献1参照)。
図11には、半導体メモリとしてのROMに搭載される内部電源回路に含まれる基準電位発生回路の一例を示した。
図11に示す基準電位発生回路100は、図示しない内部電源制御回路が出力した内部電源イネーブル信号CEB_GENがゲートに入力されるPMOSトランジスタP1、互いにゲートが接続された電流供給用の複数のDMOSトランジスタD1〜D4、ゲートがDMOSトランジスタD1〜D4のゲートと接続された温度補償用のNMOSトランジスタN1、ゲートに電源電圧VCCが印加されるNMOSトランジスタN2が直列接続された回路に対して、基準電位補正用のPMOSトランジスタP2及びNMOSトランジスタN3が直列接続された回路が並列に接続された構成である。そして、DMOSトランジスタD2、D3の接続点Cから基準電位VCWREFが出力される。
このような構成の基準電位発生回路100では、温度補償用のNMOSトランジスタN1によって基準電位VCWREFの変動に対してフィードバックがかかるため、温度特性及び電圧特性を良好とすることができる。
なお、電圧補正用のPMOSトランジスタP2のゲートはDMOSトランジスタD4とNMOSトランジスタN1の接続点Bに接続され、NMOSトランジスタN3のゲートには電源電圧VCCが印加される。
また、例えば内部電源イネーブル信号CEB_GENがローレベルの場合は通常動作モードとなり、ハイレベルの場合はスタンバイモードとなる。
特開2005−122574号公報
このような基準電位発生回路100では、内部電源イネーブル信号CEB_GENがローレベルになって通常動作モードになると、内部電源回路による内部回路への電源供給を開始するべく、まずPMOSトランジスタP1がオンになると、電流IaがDMOSトランジスタD1を流れる。これにより、図12に示すように、接続点Aの電圧VREF_Aは徐々に上昇していくが、この電圧VREF_Aの接続点Bの電圧VPGに対するカップリングノイズが大きくなることにより、電圧VREF_Aの上昇に伴って電圧VPGも上昇するため、基準電位補正用のPMOSトランジスタP2がオンせず、電流Ipが流れない。
一方、電流供給用のDMOSトランジスタD1〜D4には電流Iaがすぐに流れるため、接続点Cから出力される基準電位VCWREFが図12に示すようにオーバーシュートしてしまう、という問題があった。これは、基準電位補正用のPMOSトランジスタP2のゲートから温度補償用のNMOSトランジスタN1、N2を介したグランドまでの抵抗が高くなっていることによりさらに顕著となる。
本発明は、上述した課題を解決するために提案されたものであり、温度特性及び電圧特性を損なうことなく、起動時に基準電位がオーバーシュートするのを防ぐことができる半導体メモリの基準電位発生回路及び半導体メモリを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、半導体メモリの内部回路への電源供給を許可するための許可信号が入力される第1のMOSトランジスタと、前記半導体メモリの内部回路への電源供給の基準となる基準電位を補正するための第2のMOSトランジスタと、前記第1のMOSトランジスタの第1の端子と前記第2のMOSトランジスタのゲートとの間に接続され、前記許可信号が前記第1のMOSトランジスタに入力された場合に電流供給を行なって前記基準電位を出力する電流供給回路と、前記電流供給回路と直列接続された温度補償用の第3のMOSトランジスタと、前記許可信号が入力された場合に、前記第2のMOSトランジスタのゲートの電位を低下させることにより前記第2のMOSトランジスタのゲートに印加される電圧に対するカップリングノイズをキャンセルするノイズキャンセル回路であって、一端が前記第1のMOSトランジスタのゲートに接続され、他端が前記第2のMOSトランジスタのゲートに接続されたノイズキャンセル回路と、を備えたことを特徴とする。
請求項記載の発明は、前記ノイズキャンセル回路は、偶数個のインバータを含むことを特徴とする。
請求項記載の発明は、データを記憶するメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイに電力を供給する電源回路と、前記電源回路を制御する電源制御回路と、を備え、前記電源回路は、前記メモリセルアレイへの電源供給を許可するための許可信号が前記電源制御回路から入力される第1のMOSトランジスタと、前記メモリセルアレイへの電源供給の基準となる基準電位を補正するための第2のMOSトランジスタと、前記第1のMOSトランジスタの第1の端子と前記第2のMOSトランジスタのゲートとの間に接続され、前記許可信号が前記第1のMOSトランジスタに入力された場合に電流供給を行なって前記基準電位を出力する電流供給回路と、前記電流供給回路と直列接続された温度補償用の第3のMOSトランジスタと、前記許可信号が入力された場合に、前記第2のMOSトランジスタのゲートの電位を低下させることにより前記第2のMOSトランジスタのゲートに印加される電圧に対するカップリングノイズをキャンセルするノイズキャンセル回路であって、一端が前記第1のMOSトランジスタのゲートに接続され、他端が前記第2のMOSトランジスタのゲートに接続されたノイズキャンセル回路と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、温度特性及び電圧特性を損なうことなく、起動時に基準電位がオーバーシュートするのを防ぐことができる、という効果を奏する。
ROMの概略構成図である。 内部電源制御回路の概略構成図である。 内部電源制御回路及び内部電源回路の各部の信号の波形図である。 内部電源回路の概略構成図である。 本実施形態に係る基準電圧発生回路の回路図である。 本実施形態に係る基準電圧発生回路の各部の電位の波形図である。 (A)は従来の基準電圧発生回路において複数の温度条件で電源電圧と基準電位との関係を測定した結果を示す図、(B)は従来の基準電圧発生回路において内部電源イネーブル信号がローレベルになってからの経過時間と基準電位との関係を複数条件で測定した結果を示す図である。 (A)は本実施形態に係る基準電圧発生回路において複数の温度条件で電源電圧と基準電位との関係を測定した結果を示す図、(B)は本実施形態に係る基準電圧発生回路において内部電源イネーブル信号がローレベルになってからの経過時間と基準電位との関係を複数条件で測定した結果を示す図である。 従来例に係る基準電圧発生回路と本実施形態に係る基準電圧発生回路の特性を比較した比較表である。 本実施形態の変形例に係る基準電圧発生回路の回路図である。 従来例に係る基準電圧発生回路の回路図である。 従来例に係る基準電圧発生回路の各部の電位の波形図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1には、本発明に係る半導体メモリとしてのROM10の概略構成図を示した。同図に示すように、ROM10は、メモリセルアレイ12、アドレスバッファ14、ロウデコーダセレクタ16、カラムデコーダ18、BLセレクタ20、センスアンプ22、出力バッファ24、内部電源制御回路26、及び内部電源回路28等を含んで構成されている。
メモリセルアレイ12は、複数のサブアレイから構成されており、各サブアレイは、多数のメモリセルを含んで構成される。
アドレスバッファ14には、ROM10を制御する図示しない制御回路によって指定されたアドレスが格納される。
ロウデコーダセレクタ16は、アドレスバッファ14に格納されたアドレスに含まれるロウアドレスに応じたワードラインWL及びサブアレイ選択ラインDSを選択し、選択したワードラインWLに内部電源回路28から供給された電圧VCWを印加すると共に、サブアレイ選択ラインDSに内部電源回路28から供給された電圧VCWPを印加する。
カラムデコーダ18は、アドレスバッファ14に格納されたアドレスに含まれるカラムアドレスをBL(ビットライン)セレクタ20に出力する。
BLセレクタ20は、カラムデコーダ18から出力されたカラムアドレスに応じたビットラインBLを選択し、選択したビットラインBLに内部電源回路28からセンスアンプ22を介して供給された電圧CDVを印加する。
センスアンプ22は、メモリセルアレイ12を構成する各セルのうち、ロウデコーダセレクタ16により選択されたワードラインWLと、BLセレクタ20により選択されたビットラインBLと、により選択されたメモリセルを流れる電流を検出して‘0’か‘1’かを判定した結果であるデータを出力バッファ24に出力する。
出力バッファ24は、入力されたメモリセルのデータを記憶し、ROM10を制御する図示しない制御回路から入力されたアウトプットイネーブル信号OEBが例えばローレベルになると、記憶されたデータを出力する。
内部電源制御回路26は、ROM10を制御する図示しない制御回路から入力されたチップイネーブル信号CEBが例えばローレベルになると、内部電源回路28からロウデコーダセレクタ16やカラムデコーダ18、センスアンプ22等の内部回路への電源供給を許可するために、内部電源回路イネーブル信号CEB_GENをローレベルにする。これにより、内部電源回路28から電圧CDVがセンスアンプ22に供給され、電圧VCWがロウデコーダセレクタ16に供給され、電圧VCWPがロウデコーダセレクタ16及びカラムデコーダ18に供給される。
なお、チップイネーブル信号CEBがローレベルのときは、ROM10は通常動作モードとなり、チップイネーブル信号CEBがハイレベルのときは、ROM10はスタンバイモードとなる。
内部電源制御回路26は、図2に示すように、スタートアップ回路30、タイマーコントロール回路32、周期信号発生回路34、及び内部電源イネーブル信号発生回路36を含んで構成されている。
スタートアップ回路30は、電源投入時に一定期間ローレベルを出力した後にハイレベルとなる図3(A)に示すような信号EVCINTをタイマーコントロール回路32に出力する。なお、信号EVCINTがローレベルの期間は、内部電源回路28は常時動作状態となるため、電源投入後所定期間は、内部電源回路28は常時動作状態となる。これは、電圧VCWP等の各種電圧を短時間で必要な電圧レベルまで上昇させるためである。
タイマーコントロール回路32は、チップイネーブル信号CEBがローレベルの場合、すなわち通常動作モードの場合は常にハイレベルを出力し、チップイネーブル信号CEBがハイレベルになってスタンバイモードに移行した後、スタートアップ回路30から入力された信号EVCINTがハイレベルである場合に限り、ローレベルに切り替わる図3(B)に示すような信号TIMEBを周期信号発生回路34に出力する。
なお、信号EVCINTがローレベルの場合は信号TIMEBがハイレベルとなり、周期信号発生回路34は動作しない。
周期信号発生回路34は、タイマーコントロール回路32から入力された信号TIMEBがローレベルになると、図3(C)に示すように予め定めた周期T1でハイレベルとローレベルとを繰り返す周期信号TIM2を内部電源イネーブル信号発生回路36へ出力する。
内部電源イネーブル信号発生回路36は、周期信号発生回路34から入力された周期信号TIM2の立ち上がりに同期して予め定めたデューティ比Nで所定期間T2の間ローレベルとなる内部電源イネーブル信号CEB_GENを内部電源回路28へ出力する。
なお、内部電源イネーブル信号発生回路36は、チップイネーブル信号CEBがローレベルの場合は、内部電源イネーブル信号CEB_GENを常にローレベルとする。
図4に示すように、内部電源回路28は、基準電位発生回路50、電圧VCWPを発生させる第1の電圧発生回路52A、電圧VCWを発生させる第2の電圧発生回路52B、電圧CDVを発生させる第3の電圧発生回路52Cを含んで構成されている。
基準電位発生回路50は、内部電源イネーブル信号発生回路36から出力された内部電源イネーブル信号CEB_GENがローレベルになると、基準電位VCWREFを発生させて、第1の電圧発生回路52A〜第3の電圧発生回路52Cへ出力する。
第1の電圧発生回路52Aは、入力された基準電位VCWREFに基づいて、電圧VCWPを発生させてロウデコーダセレクタ16及びカラムデコーダ18に出力する。
第2の電圧発生回路52Bは、入力された基準電位VCWREFに基づいて、電圧VCWを発生させてロウデコーダセレクタ16に出力する。
第3の電圧発生回路52Cは、入力された基準電位VCWREFに基づいて、電圧CDVを発生させてセンスアンプ22に出力する。
内部電源回路28は、内部電源イネーブル信号発生回路36から出力された内部電源イネーブル信号CEB_GENがローレベルになると、ROM10内の各部へ電源を供給する。図3(E)には、スタンバイモードにおける内部電源回路28の消費電流を示した。
このように、スタンバイモードにおいて、内部電源イネーブル信号CEB_GENは、間欠的に内部電源回路28からの電源供給を許可する信号である。また、CEB_GENがハイレベルの場合は、内部電源回路28の消費電流はほぼゼロとなる。これにより、スタンバイモードでは、ROM10は間欠的に動作することになるため、内部電源回路28から出力される電圧VCWP、VCW、CDVは、図3(A)に示すように、信号TIMEBがローレベルの期間において、内部電源イネーブル信号CEB_GENがローレベルとなるT2の期間は通常動作時と同様に設定した値を出力し、その他の期間は徐々に低下することを繰り返す。
従って、スタンバイモード中においても、ある程度の電圧レベルを維持しつつ、消費電流を抑えることができる。従って、スタンバイモードにおけるROM10の消費電流を抑制することができると共に、通常動作モードへ移行した場合には、ROM10の各部に印加する電圧を速やかに必要なレベルまで上昇させることができるため、アクセス速度の低下を抑制することができる。
図5には、基準電位発生回路50の回路図を示した。なお、図11に示した基準電位発生回路100と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図5に示すように、基準電位発生回路50は、前述した電圧VREF_Aの接続点Bの電圧VPGに対するカップリングノイズをキャンセルするためのカップリングノイズキャンセル回路60が、内部電源イネーブル信号CEB_GENが入力されるPMOSトランジスタP1のゲートと、基準電位補正用のPMOSトランジスタP2のゲートとの間に設けられている点が、図11に示した基準電位発生回路100と異なる。
カップリングノイズキャンセル回路60は、2個のインバータI1、I2、NMOSトランジスタN5が直列接続された構成である。インバータI1の入力側には内部電源イネーブル信号CEB_GENが入力される。NMOSトランジスタN5のドレイン及びソースは、ともにPMOSトランジスタP2のゲートに接続されており、起動時にPMOSトランジスタP2のゲートに印加される電圧VPGを低下させる機能を有する。なお、インバータの数は、2個に限らず、偶数個であれば4個以上としてもよいし、省略してもよい。
このような基準電位発生回路50では、内部電源イネーブル信号CEB_GENがローレベルになって通常動作モードになると、内部電源回路28によるロウデコーダセレクタ16やカラムデコーダ18、センスアンプ22等の内部回路への電源供給を開始するべく、まずPMOSトランジスタP1がオンになると、電流IaがDMOSトランジスタD1を流れる。
これにより、図6に示すように、接続点Aの電圧VREF_Aは徐々に上昇していくが、この電圧VREF_Aの電圧VPGに対するカップリングノイズがカップリングノイズキャンセル回路60によってキャンセルされる。すなわち、カップリングノイズキャンセル回路60は、起動時には電圧VPGを低下させるためのキャンセルノイズを発生させる。これにより、電圧VREF_Aの上昇に伴って電圧VPGが上昇しないため、補正用のPMOSトランジスタP2がオンし、電流Ipを流すことができるため、基準電位VCWREFがオーバーシュートしてしまうのを防ぐことができる。
図7(A)には、図11に示した基準電位発生回路100の電源電圧VCCと基準電位VCWREFとの関係を、温度を−10°C、25°C、80°C、105°Cとした場合の各々について測定した結果を示し、同図(B)には、内部電源イネーブル信号CEB_GENがローレベルになってからの経過時間と、基準電位VCWREFとの関係を、温度が−10°Cで電源電圧VCCが3.6Vの場合、温度が25°Cで電源電圧VCCが3.3Vの場合、温度が−105°Cで電源電圧VCCが2.7Vの場合の各々について測定した結果を示した。
また、図8(A)には、本実施形態に係る基準電位発生回路50の電源電圧VCCと基準電位VCWREFとの関係を図7(A)と同様の条件で測定した結果を示し、同図(B)には、内部電源イネーブル信号CEB_GENがローレベルになってからの経過時間と、基準電位VCWREFとの関係を、図7(B)と同様の条件で測定した結果を示した。
また、図9には、図7、8に示す測定結果から、温度が−10°Cで電源電圧VCCが3.6Vの場合と温度が105°Cで電源電圧VCCが2.7Vの場合の各々について、起動からVCWREFのDC値(特性がフラットになる電圧)の95%以上になるのに要する時間を求めた結果と、起動からVCWREFのDC値(特性がフラットになる電圧)の98%以上になるのに要する時間を求めた結果と、基準電位VCWREFのオーバーシュート量(基準電位VCWREFの最大値/基準電位VCWREFのDC値)を求めた結果と、温度が25°Cの場合における電源電圧VCCが3.6Vの場合と2.7Vの場合の各々について、電源電圧VCCが3.3Vの場合の基準電位VCWREFとの差で示す電圧特性を求めた結果と、電源電圧VCCが3.3Vの場合における温度が−10°Cの場合と105°Cの場合の各々について、温度が25°Cの場合の基準電位VCWREFとの差で表す温度特性を求めた結果と、を基準電位発生回路100(従来)と基準電位発生回路50(本発明)の各々について求めた結果を示した。なお、本発明についてのオーバーシュート、電圧特性、温度特性に関する測定結果は、電圧VCWに換算した値も併せて示した。
図9に示すように、従来の基準電位発生回路100は、温度特性はよいものの、立ち上がりが遅く且つオーバーシュート量が大きいのに対して、本発明に係る基準電位発生回路50は、基準電位発生回路100と比較して、温度特性、電圧特性が良好であると共に、オーバーシュート量も少なく、立ち上がりも速いことが判った。
なお、本実施形態では、前述したカップリングノイズをキャンセルする素子として、図5に示すようなNMOSトランジスタN5を用いた構成について説明したが、これに限らず、図10に示すように、PMOSトランジスタP3を逆接続した構成としてもよい。すなわち、PMOSトランジスタP3のゲートをPMOSトランジスタP2のゲートに接続し、ドレイン及びソースをインバータI2の出力側に接続した構成としてもよい。
また、本実施形態では、半導体メモリとしてのROMに本発明を適用した場合について説明したが、例えばDRAM等の内部電源を有する半導体メモリであれば、本発明を適用可能である。
10 ROM
12 メモリセルアレイ
14 アドレスバッファ
16 ロウデコーダセレクタ
18 カラムデコーダ
20 セレクタ
22 センスアンプ
24 出力バッファ
26 内部電源制御回路
28 内部電源回路
30 スタートアップ回路
32 タイマーコントロール回路
34 周期信号発生回路
36 内部電源イネーブル信号発生回路
50 基準電位発生回路
52A 第1の電圧発生回路
52B 第2の電圧発生回路
52C 第3の電圧発生回路
60 カップリングノイズキャンセル回路
100 基準電位発生回路
D1〜D4 DMOSトランジスタ(電流供給回路)
N1 NMOSトランジスタ
P1 PMOSトランジスタ(第1のMOSトランジスタ)
P2 PMOSトランジスタ(第2のMOSトランジスタ)
N5 NMOSトランジスタ
P3 PMOSトランジスタ

Claims (3)

  1. 半導体メモリの内部回路への電源供給を許可するための許可信号が入力される第1のMOSトランジスタと、
    前記半導体メモリの内部回路への電源供給の基準となる基準電位を補正するための第2のMOSトランジスタと、
    前記第1のMOSトランジスタの第1の端子と前記第2のMOSトランジスタのゲートとの間に接続され、前記許可信号が前記第1のMOSトランジスタに入力された場合に電流供給を行なって前記基準電位を出力する電流供給回路と、
    前記電流供給回路と直列接続された温度補償用の第3のMOSトランジスタと、
    前記許可信号が入力された場合に、前記第2のMOSトランジスタのゲートの電位を低下させることにより前記第2のMOSトランジスタのゲートに印加される電圧に対するカップリングノイズをキャンセルするノイズキャンセル回路であって、一端が前記第1のMOSトランジスタのゲートに接続され、他端が前記第2のMOSトランジスタのゲートに接続されたノイズキャンセル回路と、
    を備えた半導体メモリの基準電位発生回路。
  2. 前記ノイズキャンセル回路は、偶数個のインバータを含む
    請求項記載の半導体メモリの基準電位発生回路。
  3. データを記憶するメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイに電力を供給する電源回路と、
    前記電源回路を制御する電源制御回路と、
    を備え、
    前記電源回路は、
    前記メモリセルアレイへの電源供給を許可するための許可信号が前記電源制御回路から入力される第1のMOSトランジスタと、
    前記メモリセルアレイへの電源供給の基準となる基準電位を補正するための第2のMOSトランジスタと、
    前記第1のMOSトランジスタの第1の端子と前記第2のMOSトランジスタのゲートとの間に接続され、前記許可信号が前記第1のMOSトランジスタに入力された場合に電流供給を行なって前記基準電位を出力する電流供給回路と、
    前記電流供給回路と直列接続された温度補償用の第3のMOSトランジスタと、
    前記許可信号が入力された場合に、前記第2のMOSトランジスタのゲートの電位を低下させることにより前記第2のMOSトランジスタのゲートに印加される電圧に対するカップリングノイズをキャンセルするノイズキャンセル回路であって、一端が前記第1のMOSトランジスタのゲートに接続され、他端が前記第2のMOSトランジスタのゲートに接続されたノイズキャンセル回路と、
    を備えた半導体メモリ。
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