JP5741624B2 - 車両端部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の前後方向の端部に適用される車両端部構造に関する。
下記特許文献1には、補強板をバンパリインフォースに固定したバンパリインフォース補強構造が開示されている。このように補強板を用いてバンパリインフォースを補強することにより、車両の前後方向の長さを延長することなく、バンパリインフォースを補強することができる。
しかしながら、特許文献1の補強板は、断面コ字状の一体形成された部材で構成されている。このような構成の補強板では、補強板の組み付けに要求される位置精度を出すことは難しい。特に、バンパリインフォースメントは車幅方向に湾曲しているため、湾曲形状に対応しつつ前後の位置精度を出すことは難しい。
特開2003−252134号公報
本発明は上記事実を考慮し、バンパリインフォースメントへの組み付けが容易な補強部材を備えた、車両端部構造を得ることを目的とする。
本発明の請求項1に係る車両端部構造は、車両前後方向の端部に設けられ車両幅方向を長手方向として配置された長尺状のバンパリインフォースメントと、車両前後方向外側に向く荷重受面を有し、前記バンパリインフォースメントに固定され、前記バンパリインフォースメントから車両上下方向に突出した板状の外側補強部材と、前記外側補強部材と別体とされ、前記外側補強部材よりも車両前後方向内側に配置されて前記バンパリインフォースメントに固定され、前記バンパリインフォースメントから車両上下方向に突出した位置で前記外側補強部材と接合され、前記バンパリインフォースメント及び前記外側補強部材との間に閉断面を形成する板状の内側補強部材と、を備えている。
請求項1に係る車両端部構造では、バンパリインフォースメントに、外側補強部材と内側補強部材とが固定されている。外側補強部材及び内側補強部材は、バンパリインフォースメントの車両上下方向に突出している。適切な位置に外側補強部材及び内側補強部材を配置することにより、バリア高さに対してバンパリインフォースの位置を適切に設定した場合と同様の効果を得ることができる。また、本発明では、外側補強部材と内側補強部材とは別体とされており、車両上下方向に突出した位置で接合されている。したがって、外側補強部材と内側補強部材を別々に位置決めしてバンパリインフォースメントに固定することができる。
本発明の請求項2に係る車両端部構造は、請求項1に記載の車両端部構造において、前記内側補強部材が、前記内側補強部材の車両上下方向の前記バンパリインフォースメントから遠い側に配置され前記外側補強部材と接合された接合部、及び前記接合部から前記バンパリインフォースメントに向かって車両前後方向の内側へ傾斜する傾斜部を有しているものである。
請求項2に係る車両端部構造では、内側補強部材が車両上下方向のバンパリインフォースメントから遠い側で外側補強部材と接合され、当該接合部からバンパリインフォースメントに向かって車両前後方向の内側へ傾斜する傾斜部で外側補強部材を支持している。このように、接合部よりも車両前後方向の内側から外側補強部材を支持することにより、支持剛性を高めることができる。
本発明の請求項3に係る車両端部構造は、請求項1または請求項2に記載の車両端部構造において、前記外側補強部材には、前記荷重受面よりも車両前後方向内側に凸となるビード部が形成されているものである。
請求項3に係る車両端部構造では、外側補強部材の荷重受面に衝突荷重の一部が入力された後にビード部へ該荷重が入力される。したがって、ビードの深さ(車両前後方向に沿った長さ)分だけエネルギー吸収のためのストロークを確保することができる。
本発明の請求項4に係る車両端部構造は、請求項3に記載の車両端部構造において、前記ビード部が車両上下方向に形成されているものである。
請求項4に係る車両端部構造では、ビード部は、車両上下方向に延びているので、衝突荷重入力時における外側補強部材を車両前後方向内側へ倒そうとする倒れモーメントに対し、抵抗モーメントが得られる。
本発明の請求項5に係る車両端部構造は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の車両端部構造において、前記外側補強部材は、前記バンパリインフォースメントの車両前後方向外側面に固定されているものである。
請求項5に係る車両端部構造では、衝突荷重の入力方向で、外側補強部材がバンパリインフォースメントと重なり合っているので、外側補強部材の固定部分では、衝突荷重が作用すると、バンパリインフォースメントへ向かって押される。したがって、外側補強部材の固定部分について、バンパリインフォースメントからの剥がれを抑制することができる。
本発明の請求項6に係る車両端部構造は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の車両端部構造において、前記外側補強部材と前記内側補強部材とが互いの車両幅方向の端部で車両上下方向に沿って接合された縦接合部を有するものである。
本発明の請求項6に係る車両端部構造は、外側補強部材と内側補強部材とが互いの車両幅方向の端部で接合されている。そして、接合部分である縦接合部は、車両上下方向に沿って接合されている。したがって、衝突荷重入力時における倒れモーメントに対する強度及び剛性を高めることができる。
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係る車両端部構造によれば、外側補強部材及び内側補強部材を、容易にバンパリインフォースメントへの組み付けることができる。
請求項2記載の本発明に係る車両端部構造によれば、衝撃荷重の入力に対する補強部材の剛性を高めることができる。
請求項3記載の本発明に係る車両端部構造によれば、補強部材によるエネルギー吸収効果を高めることができる。
請求項4記載の本発明に係る車両端部構造によれば、衝突荷重入力時にバリアの潜り込みを効果的に抑制又は防止することができる。
請求項5記載の本発明に係る車両端部構造によれば、衝突荷重入力に対する外側補強部材の強度及び剛性を高めることができる。
請求項6記載の本発明に係る車両端部構造によれば、補強部材の強度及び剛性を高めることができる。
本発明の実施形態に係る車両端部構造を示す側断面図である。 本発明の実施形態に係る車両端部構造の要部を示す車体斜め前方から見た斜視図である。 本発明の実施形態における中央補強部材を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態における中央補強部材をバンパリインフォースメントに取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態における中央補強部材の図2のA−A線断面図である。 本発明の実施形態における端補強部材を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態における端補強部材をバンパリインフォースメントに取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態における端補強部材の図2のB−B線断面図である。
以下、図面を用いて、本発明に係る車両端部構造の実施形態について説明する。なお、図中で適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示している。
図1には、本発明に係る車両端部構造が適用された車両前端下部10の概略側面図が示されている。本実施形態の車両前端下部10には、フロントバンパ12のバンパカバー14が車幅方向に沿って配設されている。また、バンパカバー14の車両内側には、フロントバンパの骨格部材となるバンパリインフォースメント20が配置されている。
図2にも示されるように、バンパリインフォースメント20は、車幅方向に沿って配設されており、車幅方向の外側が車両後方に湾曲する湾曲形状とされている。バンパリインフォースメント20は、車幅方向の両端部において、クラッシュボックス16を介してフロントサイドメンバ(不図示)と連結されている。バンパリインフォースメント20の車両後方側には、エアコンデンサ13が配置されている。
バンパリインフォースメント20は、図1にも示されるように、前板部22及び後板部24を有している。前板部22は、面一状とされ、バンパリインフォースメント20の車両前方側に配置されて、衝突面22Aを構成している。後板部24は、前板部22の車両後方側に配置され、車両後方に凸となる2個の凸部24Aを有する断面形状とされている。前板部22と後板部24の間には、2個の閉断面20Aが形成され、2個の凸部の車両上下方向の間には、凹部20Bが形成されている。凹部20Bの車両前側の壁部24Fは、前板部22の背面側に接合されている。後板部24の、車両上側の凸部24Aの上面24Bによりバンパリインフォースメント20の上面が構成され、車両後側の背面24Cによりバンパリインフォースメント20の背面が構成されている。
図2に示されるように、バンパリインフォースメント20の車幅方向の中央からやや右側の上部には、中央補強部材30が配設されている。また、バンパリインフォースメント20の車幅方向の左側端部、クラッシュボックス16よりもやや車両内側の上部には、端部補強部材40が配設されている。
図3及び図4にも示されるように、中央補強部材30は、中央前補強部材32及び中央後補強部材36を有している。中央前補強部材32と中央後補強部材36とは、別部材とされ、バンパリインフォースメント20へ配設する際に互いに接合される。中央前補強部材32は中央補強部材30の前方側を構成し、中央後補強部材36は中央補強部材30の後方側を構成している。
中央前補強部材32は、略長方形板状とされ、中央本体部32A、上接合部32B、横接合部32C、及び下接合部32Dを有している。中央本体部32Aの前側には、衝突面としての中央衝突面32Fが形成されている。下接合部32Dは、中央本体部32Aの下側に形成され、前面が中央衝突面32Fと面一とされている。下接合部32Dは、バンパリインフォースメント20の衝突面22Aの上部に接合されている。中央前補強部材32の下接合部32Dよりも上側は、バンパリインフォースメント20よりも車両上側に突出されている。横接合部32Cは、中央本体部32Aの車幅方向両側に形成され、前面が中央衝突面32Fよりも車両後方側に配置されている。上接合部32Bは、中央本体部32Aの上側に形成され、前面が中央衝突面32Fよりも車両後方側に配置されている。
中央本体部32Aには、車幅方向に並んで、2つのビード部34が形成されている。ビード部34は、中央衝突面32Fから車両後方へ向かって凸となるように形成されている。ビード部34は、車両後方側に平面視で長方形状の底部34Aを有し、底部34Aの長手方向が車両上下方向となるように配置されている。また、ビード部34の下端はバンパリインフォースメント20の上面24Bとほぼ同じ高さに配置されている。図5に示されるように、底部34Aの車両前側面34Fは、バンパリインフォースメント20の衝突面22Aと車両前後方向で同位置に配置されている。ビード部34の底部34Aには、穴34Bが形成されている。
中央後補強部材36は、略長方形板状とされ、中央傾斜部36A、上接合部36B、横接合部36C、及び下接合部36Dを有している。上接合部36Bは、上接合部32Bと接合されて、接合部分はバンパリインフォースメント20の上面24Bの上方に配置されている。上接合部36Bは、上接合部32Bよりも上方へ突出されている。中央傾斜部36Aは、上接合部36Bの下端から車両後方下側へ傾斜するように延出されている。下接合部36Dは、中央傾斜部36Aの下端から車両下方へ屈曲されている。下接合部36Dは、バンパリインフォースメント20の背面24Cに接合されている。
中央傾斜部36Aには、車幅方向の中央に、ビード部38が形成されている。ビード部38は、車両後方へ向かって凸となり車両上下方向に沿って上接合部36Bの下部から下接合部36Dの下端まで形成されている。ビード部38の車両後方側には、平面視で長方形状の底部38Aが形成されている。横接合部36Cは、中央傾斜部36Aの車幅方向両側から車両前方側に突出形成され、前面が横接合部32Cと接合されている。横接合部32Cと横接合部36Cの接合部分は、車両上下方向に沿った縦接合部35とされている。横接合部32Cは、横接合部36Cよりも車幅方向に突出し、横接合部32Cと横接合部36Cとは車両後側から車両上下方向に沿って溶接接合されている。
バンパリインフォースメント20と中央補強部材30との間には、中央本体部32A、中央傾斜部36A、及び上面24Bにより、閉断面が構成されている。
図5〜図8にも示されるように、端部補強部材40は、端前補強部材42及び端後補強部材46を有している。端前補強部材42と端後補強部材46とは、別部材とされ、バンパリインフォースメント20へ配設する際に互いに接合される。端前補強部材42は端部補強部材40の前方側を構成し、端後補強部材46は端部補強部材40の後方側を構成している。
端前補強部材42は、略長方形板状とされ、端本体部42A、上接合部42B、横接合部42C、及び端接合部42Dを有している。端本体部42Aの前側には、端衝突面42Fが形成されている。端衝突面42Fには、後述するビード部44を挟んで車幅方向に1個ずつ穴44Bが形成されている。下接合部42Dは、端本体部42Aの下側に形成され、前面が端衝突面42Fと面一とされている。下接合部42Dは、バンパリインフォースメント20の衝突面22Aの上部に接合されている。端前補強部材42の下接合部42Dよりも上側は、バンパリインフォースメント20よりも車両上側に突出されている。横接合部42Cは、端本体部42Aの車幅方向内側に形成され、前面が端衝突面42Fよりも車両後方側に配置されている。上接合部42Bは、端本体部42Aの上側に形成され、前面が端衝突面42Fよりも車両後方側に配置されている。
端本体部42Aには、車両上下方向に沿ってビード部44が形成されている。ビード部44は、端衝突面42Fから車両後方へ向かって凸となるように形成されている。ビード部44は、車両後方側に平坦状の底部44Aを有している。また、ビード部44の下端はバンパリインフォースメント20の上面24Bとほぼ同じ高さに配置されている。図8に示されるように、底部44Aの車両前側面44Fは、バンパリインフォースメント20の衝突面22Aと車両前後方向で同位置に配置されている。
端後補強部材46は、略長方形板状とされ、端傾斜部46A、上接合部46B、横接合部46C、及び下接合部46Dを有している。上接合部46Bは、上接合部42Bと接合されて、接合部分はバンパリインフォースメント20の上面24Bの上方に配置されている。上接合部46Bは、上接合部42Bよりも上方へ突出されている。端傾斜部46Aは、上接合部46Bの下端から車両後方下側へ傾斜するように延出されている。下接合部46Dは、端傾斜部46Aの下端から車両下方へ屈曲されている。下接合部46Dは、バンパリインフォースメント20の背面24Cに接合されている。
端傾斜部46Aには、車幅方向の中央に、ビード部48が形成されている。ビード部48は、車両後方へ向かって凸となり車両上下方向に沿って上接合部46Bの下部から下接合部46Dの下端まで形成されている。ビード部48の車両後方側には、平面視で長方形状の底部48Aが形成されている。横接合部46Cは、端傾斜部46Aの車幅方向内側から車両前方側に突出形成され、前面が横接合部42Cと接合されている。横接合部42Cは、横接合部46Cよりも車幅方向に突出し、横接合部42Cと横接合部46Cとは車両後側から車両上下方向に沿って溶接接合されている。横接合部42Cと横接合部46Cの接合部分は、車両上下方向に沿った縦接合部45とされている。
バンパリインフォースメント20と端部補強部材40との間には、端本体部42A、端傾斜部46A、及び上面24Bにより、閉断面が構成されている。
なお、中央補強部材30及び端部補強部材40は、金属製であってもよいし、樹脂製や他の材料で形成されたものであってもよい。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態では、中央補強部材30、端部補強部材40が、バンパリインフォースメント20の上部に配設されており、図1に示すような位置でバリアBがフロントバンパ12に衝突すると、バリアBの上部は、中央補強部材30、端部補強部材40に当接する。そして、バリアBから受けた衝突荷重はバンパリインフォースメント20へ伝達され、バンパリインフォースメント20から車幅方向外側のクラッシュボックス16へ伝達され、更にクラッシュボックス16が軸圧縮方向に塑性変形することにより衝突時のエネルギーが吸収される。
本実施形態では、バンパリインフォースメント20に中央補強部材30、端部補強部材40が配設されているので、バリアBとバンパリインフォースメント20との車両上下方向におけるラップ量が増加する。したがって、実質的にバンパリインフォースメント20を車両上方側へ高くした場合と同様の効果を得ることができる。よって、バリアBの車室内への侵入を抑制することができる。特に、車高が低くバンパリインフォースメント20の位置が低い車両においては、バンパリインフォースメント20自体の位置を変えたり形状を大きくしたりする設計変更を行うことなく、バリアBの侵入に簡易に対応することができる。これにより、バンパリインフォースメント20の後方に配置されているエアコンデンサ13等の高額部品の損傷を抑制又は防止することができる。
また、本実施形態では、中央補強部材30、端部補強部材40の各々は、車両前後方向に別部材で形成されているので、バンパリインフォースメント20への組み付けの際に、前側の部材と後側の部材(中央前補強部材32と中央後補強部材36、端前補強部材42と端後補強部材46)を別々に位置決めして取り付けることができる。これにより、湾曲形状のバンパリインフォースメント20上においても、湾曲形状に対応させつつ中央衝突面32F、端衝突面42F等の位置決めを容易に行うことができ、組み付け性を向上させることができる。
また、本実施形態では、中央傾斜部36Aを有する中央後補強部材36が、車両後方側から中央前補強部材32を支持しているので、車両前方からの衝突荷重入力時における支持剛性を高めることができる。また、端後補強部材46についても同様に、端傾斜部46Aを有しているので、車両後方側から端前補強部材42を支持しているので、車両前方からの衝突荷重入力時における支持剛性を高めることができる。
また、本実施形態では、中央前補強部材32に形成されたビード部34は、中央衝突面32Fから車両後方へ向かって凸となるように形成されている。したがって、車両前方からの衝突荷重は、中央衝突面32Fへ入力された後にビード部34へ入力される。これにより、ビード部34の深さ分だけエネルギー吸収のためのストロークを確保することができ、高いエネルギー吸収機能を発揮することができる。また、ビード部34は、車両上下方向に延びているので、衝突荷重入力時における中央前補強部材32を車両前後方向内側へ倒そうとする倒れモーメントに対し、抵抗モーメントを得ることができる。
なお、端前補強部材42に形成されたビード部44についても、前述のビード部34と同様の構成に基づき、同様の効果を発揮することができる。
また、本実施形態では、中央前補強部材32及び端前補強部材42がバンパリインフォースメント20の衝突面22Fに固定されているので、車両前後方向で、中央前補強部材32及び端前補強部材42とバンパリインフォースメント20とが重なり合っている。したがって、車両前方から衝突荷重が入力されると、中央前補強部材32及び端前補強部材42の下接合部32D、42Dは、各々バンパリインフォースメント20へ向かって押される。したがって、中央前補強部材32及び端前補強部材42のバンパリインフォースメントからの剥がれを抑制することができる。
また、本実施形態では、中央前補強部材32と中央後補強部材36は、車幅方向に略同じ長さとされ、互いの車幅方向端部に形成された横接合部32Cと横接合部36Cとで車両上下方向に沿って溶接接合されている。したがって、中央前補強部材32からの衝突荷重を、中央後補強部材36でバランスよく受けることができる。また、端前補強部材42と端後補強部材46についても、車幅方向に略同じ長さとされ、互いの車幅方向端部に形成された横接合部42Cと横接合部46Cとで車両上下方向に沿って溶接接合されている。したがって、前記と同様の効果を発揮することができる。
また、中央前補強部材32と中央後補強部材36の接合部分である縦接合部35、及び、端前補強部材42と端後補強部材46の接合部分である縦接合部45は、車両上下方向に沿っている。したがって、衝突荷重入力時における倒れモーメントに対する強度を高めることができる。
また、本実施形態の中央補強部材30、端部補強部材40は、車幅方向の長さが比較的短いので、取り付けの自由度が高く、車両毎に左右バランスを考慮して、最適な位置に配置することができる。また、プラットフォーム及び意匠性の自由度を確保することができる。また、必要な位置にのみ配置することができるので、歩行者保護性能や冷却性能などの他性能への影響を小さくすることができると共に、質量やコストの低減が可能となる。
なお、中央補強部材30、端部補強部材40の車幅方向の長さは、バンパリインフォースメント20の車幅方向の全長の1/10以下であることが好ましい。
また、本実施形態では、バンパリインフォースメント20の上側に中央補強部材30、端部補強部材40を配設したが、バンパリインフォースメント20の下側に中央補強部材30、端部補強部材40を配設してもよい。
また、本実施形態では、フロントバンパ12に中央補強部材30、端部補強部材40を配設したが、リヤバンパに中央補強部材30、端部補強部材40を配設してもよい。リヤバンパに配設する場合には、中央補強部材30、端部補強部材40の車両の前後方向を逆にして配設する。すなわち、衝突面32F、42Fを車両後方へ向けて配設する。
また、本実施形態では、バンパリインフォースメント20の中央と端部付近に1個づつ補強部材を配設したが、配設個数は、1個でも、3個以上でもよい。例えば、車両重心が左右に片寄っている場合には、車幅方向の一方のみに配置する等の対応を行うことができる。
20 バンパリインフォースメント
22A 衝突面(車両前後方向外側面)
30 中央補強部材(補強部材)
32 中央前補強部材(外側補強部材)
32F 中央衝突面(荷重受け面)
34 ビード部
35 縦接合部
36 中央後補強部材(内側補強部材)
36B 上接合部(接合部)
36A 中央傾斜部(傾斜部)
40 端部補強部材(補強部材)
42F 端衝突面(荷重受け面)
42 端前補強部材(外側補強部材)
44 ビード部
45 縦接合部
46B 上接合部
46A 端傾斜部(傾斜部)
46 端後補強部材(内側補強部材)

Claims (6)

  1. 車両前後方向の端部に設けられ車両幅方向を長手方向として配置された長尺状のバンパリインフォースメントと、
    車両前後方向外側に向く荷重受面を有し、前記バンパリインフォースメントに固定され、前記バンパリインフォースメントから車両上下方向に突出した板状の外側補強部材と、
    前記外側補強部材と別体とされ、前記外側補強部材よりも車両前後方向内側に配置されて前記バンパリインフォースメントに固定され、前記バンパリインフォースメントから車両上下方向に突出した位置で前記外側補強部材と接合され、前記バンパリインフォースメント及び前記外側補強部材との間に閉断面を形成する板状の内側補強部材と、
    を備えた、車両端部構造。
  2. 前記内側補強部材は、前記内側補強部材の車両上下方向の前記バンパリインフォースメントから遠い側に配置され前記外側補強部材と接合された接合部、及び前記接合部から前記バンパリインフォースメントに向かって車両前後方向の内側へ傾斜する傾斜部を有し、ている、請求項1に記載の車両端部構造。
  3. 前記外側補強部材には、前記荷重受面よりも車両前後方向内側に凸となるビード部が形成されている、請求項1または請求項2に記載の車両部構造。
  4. 前記ビード部が車両上下方向に形成されている、請求項3に記載の車両部構造。
  5. 前記外側補強部材は、前記バンパリインフォースメントの車両前後方向外側面に固定されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両端部構造。
  6. 前記外側補強部材と前記内側補強部材とが互いの車両幅方向の端部で車両上下方向に沿って接合された縦接合部を有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両端部構造。
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