JP5735841B2 - 印刷装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

印刷装置、その制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、印刷装置、その制御方法、及びプログラムに関するものである。
従来の画像形成装置では、入力操作部としてメカ機構を有するボタン(以下では、ハードウェアボタンと称する)が一般的に利用されている。しかし、最近では、よりグラフィカルな液晶表示部と、液晶上に作られたグラフィカルな画像で形成されたボタン(以下では、ソフトウェアボタンと称する。)を指やタッチペン等で操作・入力を行うことが可能なタッチパネル(タブレット装置を含む。)を有する装置が知られている。
特許文献1には、ハードウェアボタンをほとんど備えないタッチパネルだけによる操作部で構成された装置が提案されている。また、このようなタッチパネルにおける同時入力数は、同時に1ポイントしかユーザ入力を受け付けないシングルタッチパネルが一般的であったが、近年は複数のポイントを同時に入力することが可能なマルチタッチパネルも存在する。マルチタッチパネルを用いた場合、画面のズーム等の感覚的な操作を入力するために同時多入力を適用することができる。タッチパネル上のボタンを操作する場合、特許文献1にも開示があるように、ユーザインタフェースの向上のために、不要な入力は捨てて同時に1つの入力しか受け付けないように制御することが望ましい。
特開2009−211704号公報
しかしながら、従来技術には以下に記載する問題がある。上述したように、ユーザ入力をタッチパネルで実現する装置が増加しているが、一方でタッチパネルと独立したハードウェアボタンは、いかなる状態においても常にユーザが押下できるという優位性を持っている。つまり、常に押したいもの、緊急に停止するためのスイッチ等、重要な機能を有するボタンについては、タッチパネル上に配置せず、独立したハードウェアボタンとして設けることが望ましい。例えば、タッチパネルにユーザが入力操作を行っている入力継続中であっても、仮に何からの障害でタッチパネルが押されたままの状態になったとしても、物理的なボタンは「常に押せる」という特徴を有しているため、ユーザビリティの向上に貢献している。
しかし、このハードウェアボタンを削除することができれば、装置のよりスマートなビジュアル表現を行うことが可能であり、コストを削減することもできる。ハードウェアボタンを削除するには、タッチパネル上に物理的なボタンを常に押せる位置に表示するだけでよい。しかし、通常タッチパネルは1つの指でのみボタン入力するように作られているため、このままでは物理的なボタンが持っている「常に押せる」という特徴が満たせないことになる。
本発明は、上述の問題に鑑みて成されたものであり、ソフトウェアボタンよりも優先的に押下可能なハードウェアボタンを、その優位性を損なうことなくソフトウェアボタンで実現する印刷装置、及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、タッチパネルを備え、入力された画像データに従って印刷ジョブを実行する印刷装置であって、ユーザによるタッチ操作に従って前記印刷装置への指示を入力するための複数のボタンを表示する表示手段と、前記表示手段によって表示される複数のボタンのうち、前記印刷装置で実行すべきジョブに対する設定を入力するための第1のボタンをタッチしている状態で、更に当該ジョブに対する別の設定を入力するための第2のボタンがタッチされた場合は、当該第2のボタンが示す設定を行わないように制御し、前記第1のボタンをタッチしている状態で、更に前記印刷装置で実行中の印刷ジョブを中断するための第3のボタンがタッチされた場合は、当該第3のボタンへのタッチ操作に基づいて実行中の印刷ジョブを中断するよう制御する制御手段と、を有する。
本発明は、ソフトウェアボタンよりも優先的に押下可能なハードウェアボタンを、その優位性を損なうことなくソフトウェアボタンで実現する画像形成装置、及びその制御方法を提供できる。
これにより、よりスマートなビジュアル的な装置表現を実現することが可能となり、より魅力的な製品をデザインすることが可能となる。
画像形成装置の構成例を示すブロック図である。 コントローラの構成例を示すブロック図である。 操作部の構成例を示す図である。 タッチパネル上のボタン制御を示す図である。 本実施形態におけるタッチパネルのみの操作部を示す図である。 本実施形態における動作フローを示すフローチャートである。 ジョブ制御の詳細を説明する図である。 優先領域への押下に対する制御を示すフローチャートである。 変形例となるシングルタッチ入力のタッチパネルにおける優先領域の判定方法を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<画像形成装置の構成>
まず、図1を参照して、本実施形態における画像形成装置1の構成例について説明する。画像形成装置1は、スキャナ装置2、コントローラ3、プリンタ装置4、操作部5、ハードディスク6及びFAX装置7を備える。スキャナ装置2は、原稿から光学的に画像を読み取りデジタル画像に変換する。プリンタ装置4は、デジタル画像を記録材に出力する。操作部5は、画像形成装置1の操作を行なうためのユーザインタフェースである。ハードディスク6は、デジタル画像や制御プログラム等を記憶する。また、FAX装置7は、電話回線等にデジタル画像を送信する。コントローラ3は、各コンポーネントと接続され、各モジュールに指示を出すことで画像形成装置1上でジョブを実行する。
画像形成装置1は、LAN8経由でコンピュータ9からデジタル画像の入出力、ジョブの発行や機器の指示等も行なうことが可能である。スキャナ装置2は、自動的に原稿束を逐次入れ替えることが可能な原稿給紙ユニット21と、原稿を光学スキャンしデジタル画像に変換することが可能なスキャナユニット22とを備え、変換された画像データをコントローラ3に送出する。プリンタ装置4は、紙束から一枚ずつ逐次給紙可能な給紙ユニット42と、給紙した紙に画像データを印刷するためのマーキングユニット41と、印刷後の紙を排紙するための排紙ユニット43とを備える。
画像形成装置1は多彩なジョブを実行可能である。一例を以下に記載する。
・複写機能
スキャナ装置2から読み込んだ画像をハードディスク6に記録し、同時にプリンタ装置4を使用して印刷を行なう。
・画像送信機能
スキャナ装置2から読み込んだ画像をLAN8を介してコンピュータ9に送信する。
・画像保存機能
スキャナ装置2から読み込んだ画像をハードディスク6に記録し、必要に応じて画像送信や画像印刷を行なう。
・画像印刷機能
コンピュータ9から送信された例えばページ記述言語を解析し、プリンタ装置4で印刷する。
<コントローラの構成>
次に、図2を参照して、コントローラの構成例について説明する。コントローラ3はメインボード200と、サブボード220とを備える。メインボード200は、いわゆる汎用的なCPUシステムである。メインボード200は、ボード全体を制御するCPU201、ブートプログラムが含まれるブートロム202、CPUがワークメモリとして使用するメモリ203、外部バスとのブリッジ機能を持つバスコントローラ204、及び電源断された場合でも消えない不揮発性メモリ205を備える。さらに、メインボード200は、ストレージ装置を制御するディスクコントローラ206、半導体デバイスで構成された比較的小容量なストレージ装置であるフラッシュディスク(SSD等)207、USBを制御することが可能なUSBコントローラ208等を備える。メインボード200には外部に、USBメモリ209、操作部5、及びハードディスク6等が接続される。
サブボード220は、比較的小さな汎用CPUシステムと、画像処理ハードウェアから構成される。具体的には、サブボード220は、ボード全体を制御するCPU221、CPUがワークメモリとして使用するメモリ223、外部バスとのブリッジ機能を持つバスコントローラ224、及び電源断された場合でも消えない不揮発性メモリ225を備える。さらに、サブボード220は、リアルタイムデジタル画像処理を行なう画像処理プロセッサ227とデバイスコントローラ226とを備える。外部のスキャナ装置2とプリンタ装置4はデバイスコントローラ226を介してデジタル画像データの受け渡しを行なう。FAX装置7はCPU221が直接制御を行なう。なお、図2はブロック図であり簡略化している。例えばCPU201、CPU221等にはチップセット、バスブリッジ、クロックジェネレータ等のCPU周辺ハードウェアが多数含まれているが、本発明を説明する上で必須の構成ではないため説明を省略する。
ここで、コントローラ3の動作について、記録材への画像複写(コピージョブ)を一例に説明する。ユーザが操作部5から画像複写を指示すると、CPU201は、CPU221を介してスキャナ装置2に画像読取命令を送る。スキャナ装置2は、紙原稿を光学スキャンしデジタル画像データに変換して、デバイスコントローラ226を介して当該画像データを画像処理プロセッサ227に入力する。画像処理プロセッサ227は、CPU221を介してメモリ223にDMA転送を行いデジタル画像データの一時保存を行なう。
CPU201は、デジタル画像データがメモリ223に一定量もしくは全て格納されたことが確認できると、CPU221を介してプリンタ装置4に画像出力指示を出す。CPU221は、画像処理プロセッサ227にメモリ223の画像データの位置を教える。プリンタ装置4からの同期信号に従ってメモリ223上の画像データは、画像処理プロセッサとデバイスコントローラ226を介してプリンタ装置4に送信され、プリンタ装置4によって記録材にデジタル画像データに基づいた画像が印刷される。複数部の記録材に対して印刷を行なう場合、CPU201がメモリ223の画像データをハードディスク6へ保存することにより、2部目以降はスキャナ装置2から画像を受信することなく、ハードディスク6からプリンタ装置4に画像を送ることが可能である。
<操作部の構成>
次に、図3を参照して、ユーザインタフェースである操作部5の構成例について説明する。なお、ここでは、一般的な操作部について説明し、本実施形態に係る操作部についての詳細は図5を参照して後述する。301は操作部5の外観である。302はLEDが含まれ、例えばエラー時に点滅してユーザにエラーを通知するタリーランプである。303はLCDタッチパネル領域であり、ビットマップを表示可能なLCD装置(表示部)の上にタッチパネルを重ねたものである。304ハードキー領域である。305は数字ボタンである。ジョブの実行数や電話番号等の数字を入力する際に使用される。306は省電力移行・復帰ボタンである。これを押下することで、装置を省電力状態に移行したり復帰したりすることが可能である。307はジョブ開始ボタンである。このボタンを押すことでジョブを開始することが可能である。308は停止ボタンであり、実行中のジョブを終了させることが可能である。
次に操作部5の内部について説明する。309で囲った領域が301操作部外観に含まれるブロックである。まず操作部5の入力経路について説明する。310はハードキー領域を示し、304に相当する領域である。311、312、313、314は各々306、308、305、307に対応したボタンである。315はキーマトリクスである。通常このようにある程度の個数を持つボタンの場合、すべてに検出リソースを割り当てるのではなく、キーマトリクスを構成してコストを抑える。キーマトリクスはキーエンコーダ316でコート化され、CPU319が何のキーが押されたか、離されたのかを知ることが可能である。
317はLCD(液晶画面)を含むタッチパネルである。タッチパネルからの入力は、タッチパネルエンコーダ318によりコード化され、CPU319は、タッチパネル上のどの座標が押されたか・離されたか・押され続けているかを知ることができる。CPU319は操作部5を制御する小さなCPUであり、先に述べたキーおよびタッチパネル入力から、通信用パケットを作成する。そしてインタフェース320を介して入力情報を操作部5から機外へ出力する。321は320に対応したインタフェースである。
以上の経路により、操作部5のハードキーもしくはタッチパネルの入力情報をCPU201は知ることが可能である。CPU201は全体を制御するマスタCPUであるため、キー入力に応じてジョブを生成したり、ジョブを削除したりする。
次に操作部5の出力経路について説明する。CPU201がLCDに対して画面出力を行う場合、表示制御手段として機能し、不図示のVRAMに対して描画を行う。VRAMはビデオRAMであり、VRAMに書かれたデータはLCDのリフレッシュレートに応じて、インタフェース321、インタフェース320、LCDC(LCDコントローラ)322により定期的に読みだされ、LCD画面表示を行う。画面のデータは非常に大きいため、ビデオ系標準技術でCPUは初期化を行った後は、DRAM上に仮想的に作られたVRAM領域にビットマップを書き込むだけでLCD出力が可能な構成を持つものが一般的なものとなる。このようにCPU201は好きな画像をタッチパネル317上に表示することが可能である。装置異常等の情報をCPU201が検出した場合、インタフェース321、インタフェース320を介しCPU319に通知される。CPU319は、異常を報知するために、ドライバ323を介してタリーランプ324を点滅させたり、ブザー325を鳴らしたりすることが可能である。以上が操作部5の詳細説明であり、図2コントローラ部の外部に位置し、ユーザ操作・ユーザ通知を行うための重要なユニットとなる。
326はLCD上に描画されたボタンである。多くのLCD上のボタンは、ビットマップで影をつける等を行い、膨らんだように見せることで、その領域が独立したボタンのように見せている。CPU201はこのボタンを描画した座標位置を覚えておき、その領域内がタッチパネルから入力された場合にそのボタンが押されたように制御する。例えば、触った時にボタンがへこんだように描画することでユーザはそのボタンを押したことを目で認識でき、また、離したときにボタンが膨らんだように描画することで手を離したことをビジュアル的に把握することが可能である。なお、本実施例ではタッチパネルを用いるが、タブレットのようにペンのように専用の入力装置を持つものについても本発明を適用することが可能である。
<ボタン制御>
次に、図4を参照して、タッチパネル上のボタン制御について説明する。通常、タッチパネル上のソフトウェアボタンは、図3のボタン326のように2次元で構成されるため、押下位置を検出する際には、X方向、Y方向両方の判定を行う必要がある。しかし、これらの判定は同様に扱われるため、説明を簡略化するために1次元による表現を図4では用いている。つまり、図3に示す327のラインでLCDパネルを切って断面図を見た場合、328の断面が図4の435のライン、LCD上に描画されているボタン326のX方向である幅329が図4の通常ボタン436に相当する。矢印は操作者の指がLCD画面上をタッチした(下向き矢印)・離した(上向き矢印)ことを意味する。なお、図4には、押下パターンのケース400、403、406、410、415、420、425を示す。
ボタンの判定方法にはおおよそ2つの一般的な判定方法がある。
A.ボタン領域内で押下した時点で、検出するパターン。
B.ボタン領域内で押下し、かつ、ボタン領域内で手を離したときに検出するパターン。
ケース400は最もスタンダードなタッチケースである。401で通常ボタン436領域内を手で押下する、そして、402では通常ボタン436領域内で手を離す行為を行うものである。ケース400の場合、上記判定方法A、Bともにボタン押下を判定できる。
ケース403は、404で通常ボタン領域を押下し、押下したまま通常ボタンの領域外まで手を移動させ、405の地点で手を離す操作を行うものである。この場合、上記判定方法Aは押下を判定できるが、判定方法Bでは押下を判定することができない。
これらの違いはユーザにとって以下のような感覚を持たせる。具体的には、Aの場合、触った時点で即入力であるため、タッチ入力を軽快に感じることが可能である。例えば大きなボタンの電卓等をLCD上に表示した場合、操作感を向上させることが可能である。しかし、判定方法Aの場合は間違って触ってしまった場合でも、その時点で入力されてしまう。つまり、タッチパネルはパネル自体に凹凸がなく、ボタンを押しこむ、という操作を行うことがあるため、意識せずに触れてしまっただけで入力されたことになる。この問題を解決させるため、押下に正確性を持ちたい場合はBのようにボタン領域内で押されて離されたことを検出し、「離された時にボタンが押された」と判断する方法が用いられる。この場合間違って押した場合、ボタンの領域外まで指を持って行って離すことで、ボタン入力を無かったことにすることが可能である。これがケース403の操作に相当する。
ケース406は、407でボタン外を押下したままボタン内まで手を持っていき、408においてボタン内で手を離した場合である。この場合は「離した時にボタン入力が有り」という判定をすればボタン入力を有効とすることも可能であるが、ユーザにとっては違和感を覚えるため通常はこのような入力を許可しない。以上、LCD上のボタン入力の基本的なパターンについて説明した。これ以外の入力方法もあるが、本発明はこのアルゴリズムに言及するものではないため省略する。
次に、複数の指でLCDにタッチした場合のケースについて説明する。LCDタッチパネルはシングルタッチのもの、マルチタッチのものに別れる。これはタッチパネル317と、タッチパネルエンコーダ318、CPU319の構成により作り分けることが可能である。近年マルチタッチを入力することが可能な装置も出てきている。
先に述べたように通常タッチパネルは一本の指で操作するものである。これは複数本の指で操作する(多点押し)と誤入力が起こりやすいためであり、複数の入力が有った時点で入力を無効化するように制御することが一般的である。例えば、従来技術においては、マルチタッチを有するタッチパネルを有する装置において、画面のビュー(領域)を構成するクラス毎にシングルタッチ、マルチタッチを許可・不許可するような構成が提案されている。これはボタンの押下についてはシングルタッチで構成した方が入力ミスを防ぐことが可能であり、ユーザインタフェースの操作性を向上させることが可能だからである。マルチタッチはその動作により画面の拡大・縮小等、画面上の領域を指定するために使用するのではなく、タッチパネルに対する「ジェスチャ」の入力方法として用いるのが好ましいと考えているからである。
以下では、複数ポイントが同時に入力された場合の好ましい制御について図4を参照して説明する。ケース410は、411でボタン内領域が第1押下され、この指が離される前に、412で異なる指によりボタン外領域が第2押下される。その後、413で第1押下が解除され、414で第2押下が解除されたことを意味する。このケースでは411の第1押下は不正な第2押下412発生により、押下をキャンセル(無かったことに)する制御が一般的に多く用いられる。つまり、413の手が離されたイベントは「ボタン領域内で押された」というイベントがキャンセルされているため、通常ボタンは押されていないことになる。このような制御がボタン押下の正確性を向上させ、ユーザの操作性向上につながっている。
同様に415のケースでは、416で第1ボタンを押下、417で第2ボタンを押下、418で第1ボタンを離す、419で第2ボタンを離す、という動作を行った場合を示す。このケース415では、第1ボタンも第2ボタンも、押されてから離されるまでの間で異なる不正なタッチパネル入力を検知したため、ボタン押下を有効としないことが望ましい。このように、LCDの画面に表示したボタンに対して、複数のタッチ入力が有った場合、入力をキャンセルすることで操作性を向上させてもよい。
<タッチパネルのみの操作部の構成>
次に、図5を参照して、本発明をより効果的に適用するために有効な、タッチパネルのみの操作部の構成例について説明する。図3がメカ機構を持つ物理的なボタンを有する操作部に対し、図5は501で示す全領域がタッチパネル液晶となる。502はLCDタッチパネル501上に描画した304に相当するビットマップであり、物理的な機構を持たず、タッチパネルによって従来互換で操作できるようにしたボタン領域である。ボタン503、504、505は、それぞれボタン307、308、306に相当するソフトウェアボタンである。506は、既存の描画領域であり、303で表示していたものが表示される。
このように物理的なボタンを無くすことにより、310内のハードキーユニット及び316キーエンコーダを無くすことが可能であり、コストダウンを実現できる。また、502の領域のボタンを表示しないようにし、501の全領域を使用して、例えば画像を大きく表示したりと、広い画面を用いてさまざまな用途に使用することが可能となる。さらに、シンプル・スマートな形態となるためビジュアル的な向上も期待できる。
しかし、図5に示す操作部の構成においても問題がある。人間はこのような装置入力を感覚的にとらえるものであり、押下した感触を持たないタッチパネルはクリック感が無いため操作に不快感を覚える場合がある。これを回避するための発明も多く出されている。また、物理的なボタンと異なり「常に押せなくなる」という問題もあり、本発明はこの問題を解決する手法を提案する。
図3に示す操作部はタッチパネル(ソフトウェアボタン)と物理的なボタン(ハードウェアボタン)が独立した構成になっており、タッチパネルを押下したままの状態でも、310に含まれる物理的なボタン311〜314を常に押下することが可能である。つまり、物理的なボタンは、タッチパネルの状態に関わらず、「常に押せる」という優位性を有している。この優位性は全てをタッチパネルで入力するI/Fにしてしまうと失われることになる。具体的な問題は先のケース415で説明したパターンであり、第1の押下中に第2の押下が発生した場合、押下を無効とする制御がなされてしまうことになる。
この特性により問題が発生するのは停止ボタン312となる。停止ボタン312は常に押下することが可能であり、ジョブの停止イベントを発行することができる。一方、タッチパネル上のソフトウェアボタンとして上記停止ボタンを実現する場合、タッチパネル上の任意の場所に、指を一本置いたままにするだけで停止ボタンが押せない状態が発生してしまう。操作者自身が2本の指でこのような操作を行う可能性は低いが、例えばタッチパネルを枠部材が押したままの状態になったり、ピンのような気付かないゴミが接触している場合等も同様に停止ボタンが押せなくなってしまう。
また感覚的な問題もある。コンピュータの世界は年々物理世界をシミュレーションしてきている。タッチパネルも物理ボタンをシミュレーションしている一例であり、このような一見通常発生しないような事象であっても、元の構成が持っている「性質」が失われる場合、これに違和感を覚えることになる。先に述べた「クリック感が無くなる」も同様の例である。これらを向上させることでよりマンマシンインタフェースを向上させることができる。
<動作フロー>
次に、図6を参照して、上記感覚的な問題を解決するための本発明の具体的な動作フローについて説明する。なお、以下で説明する処理は、コントローラ3のCPU201によって統括的に制御される。タッチパネルはシングルタッチ/マルチタッチの物に分類されるが、以下の図6のフローは例えば、
1.マルチタッチ入力装置を有するが、ユーザビリティのためにシングルタッチエミュレーションを行い、同時に一つの入力しか有効にしないケース(ケース415の417)。
2.シングルタッチ入力装置を有するが、第1の押下中に第2の押下が発生した場合で、かつ、CPU319は第2の押下を破棄せずに処理し、CPU201へ座標情報を送ってくるケース(ケース415の417)
で採用可能なケースである。
本フローチャートでは、インタフェース320、321を介して送られてきたタッチパネル座標を処理する。まず、S601において、CPU201は、タッチ入力待ち処理を実行する。タッチ入力待ち処理において、タッチ入力を検出すると、S602に進む。S602において、CPU201は、入力種別を判定する。ここで、入力種別とは、当該入力が操作者によるタッチパネルに対しての押下と、押下中のタッチパネルからの解放とを含む。したがって、CPU201は、操作者の入力に従って、操作者がタッチパネルに対して押下したことを示す押下情報又は操作者がタッチパネルに対して解放したことを示す解放情報を、タッチパネルにおける表示部の座標位置とともにCPU319から通知される。入力種別が「押下」の場合、S603に進み、CPU201は、第1入力(第1押下)か否かを判定する。ここで、第1入力とは、現在他の入力が操作中ではなく、最初の入力であることを示す。第1入力であればS604に進み、CPU201は、第1ボタンのボタン種別/押下座標を保持し、処理をS601に戻し入力変化を待つ。
次に、S602において入力種別が「解放」と判定した場合、S605に進み、CPU201は、第1ボタンのボタン種別に応じた領域内で手が解放されたか否かを判定する。具体的には、CPU201は、S604で保持された押下座標に対応するボタンの領域内又は領域近傍で解放が行われたか否かを判定する。違う場合はボタンをはみ出して離したとみなし(ケース403)、即ち、入力がキャンセルされたとみなし、S607に進み、CPU201は、S604で行う第1の保持情報を削除し、S606に進む。一方、S605で同じ領域内だったと判定した場合もS606に進む。S606において、CPU201は、解放されたボタン種別のイベントを発行し、処理をS601に戻す。イベントが発生されると、イベントに応じた処理が動作する(ケース400)。
第1の入力中、即ち、S604の後にS601で入力を待っている場合にタッチ入力があり、S602でキー入力種別が「押下」であった場合、S603において、CPU201は、第1入力でないと判定し、S608に進む。S608において、CPU201は、優先領域判定手段として機能し、第2入力(第2押下)されたボタンが優先領域か否かを判定する。ここで、優先領域とは、他のソフトウェアボタンよりも優先的に押下可能なソフトウェアボタンが表示されている領域を示し、例えば、実行中のジョブを停止させる停止ボタンや、装置自体を停止させる停止ボタンが表示されている領域を示す。第2入力が優先領域ではない場合は、S609に進み、CPU201は、第1ボタンのタッチが優先領域か否かを判定して、優先領域でない場合は第1ボタンの保持をキャンセルする(ケース415)。
一方、S608で第2ボタンが優先領域であると判定した場合はS610に進み、CPU201は、第1ボタンの入力が優先領域であるか否かを判定する。優先領域である場合は第2ボタンの入力を無かったことにして、処理をS601に戻す。一方、第1ボタンが優先領域では無い場合は、第2ボタンが優先であるため、S611に進み、CPU201は、第1ボタンの保持をキャンセルして、S612で第2ボタンのイベントを発行(ケース420の422)する。(ケース420の423の解放されたタイミングでイベントを発行したい場合は、S612の処理をS604と同様「第2のボタンのボタン種別と座標を保持」とすればよい。次回、手が解放された場合にS602乃至S604、S606の経路で第2のタッチイベントが優先的に処理される。
このようなフローを用いることにより、優先的なボタンを特別な判定で優先順位を高く入力することが可能となる。したがって、本フローを用いれば、ケース420の422の時点で優先ボタン押下を検出することが可能であり、また、422ではなく同一ボタン内における解放された423時に優先ボタン押下とすることも可能である。また、424ケースにおける427で優先ボタンをキャンセルすることも可能である。
なお、実際にタッチパネルからはもっと多くの情報が送られてくる。例えば移動して座標が更新された等の情報がこれに当たる。これら全てのパターンを書くと非常に膨大な量となるため、ここでは、本発明のポイントである第1入力中における第2入力の制御フローについてピックアップして説明した。
<ジョブ制御>
次に、図7を参照して、ジョブ制御の詳細について説明する。図7に示す各ブロック701〜709は、コントローラ3によって実現される機能ブロックを示す。701はジョブ管理部である。例えば314コピーボタンが押下された場合にこのジョブ管理部701にコピージョブ開始のイベントが通知される。ジョブ管理部701は、702のリソース管理部に対してリソースの確保を行う。マルチファンクションの画像形成装置1においては、例えばネットワークスキャナとプリンタ出力は独立して動作するため、当該ジョブがどのデバイスを用いて動作するのかを仕様として持っておき、ジョブの種類に応じてデバイスをロックする仕組みが必要となる。デバイスのロックが完了すると、コピージョブ管理部703にイベントを送信する。コピージョブ管理部703はデバイスのクラスであるスキャナ管理部704とプリンタ管理部705に各々指示を出し、スキャナエンジン706から入力した画像をプリンタエンジン707に出力することになる。
ここで、リソース管理部702で管理される情報について説明する。710はリソースであり、メモリやポート等の物理的可動部を持たないものもあるが、本実施例では物理的な装置のみを記載する。711はデバイス状態を示す。OFFは電源OFF、Sleepは省電力状態、Idleは待機状態、Runningは動作中状態、Errorはエラー中状態である。これらの状態は各デバイスからのステータスから変化するもの、704〜709の各デバイス管理部が管理している状態が一括に管理されている。
例えば、先ほどのコピージョブでスキャン処理が完了してプリント出力だけが残っている状態であった場合、712に示すようにスキャナはIdle状態になっており、713に示すようにプリンタはRunning状態になっている。また、デバイスのロック状態714はプリンタだけであり、この状態ではスキャナのジョブは投入可能であることが分かる。
また、コピージョブ715は、スキャナとプリンタのデバイスを用いる、という仕様を持っており、この仕様を元にジョブの投入可否を判断できる。例えば、現在プリンタはロック状態なので即座にコピー動作を行うことができず、コピーでもスキャンだけなら動作することも可能である。
このようにマルチファンクションで動作する操作画面は、例えば、画面716のようになる。717はファンクションタブであり、ファンクションを指定することにより複数のファンクション画面を瞬時に切り替えるためのボタンである。718はファンクション画面外に配置した、全体停止ボタンである。719は特定ファンクション内に配置したファンクション停止ボタンである。
物理的なスイッチをタッチパネル上のソフトウェアボタンで実現する場合に最も影響が大きいのは停止ボタンである。停止ボタンは719のように特定ジョブを停止する場合、718のように装置全体を停止させる場合がある。本発明は、タッチパネル上のボタンを一つしか押せない状態に制御するために、このような重要なボタンを押せない状況を作り出せてしまうという問題を解決するものである。具体的には、本発明はこのように装置動作を伴うボタン(停止ボタン718など)を優先的に制御することにより、より安全な構成にすることが可能となる。
<優先領域への押下に対する制御>
次に、図8を参照して、優先領域への押下に対する制御について説明する。なお、以下で説明する処理は、コントローラ3のCPU201によって統括的に制御される。801のフローチャートは、強制的に全てを停止するフローである。これは緊急度の高いものについて採用するのが効果的である。第2タッチが優先領域であると判断した時点で、優先領域に入力された第2タッチを有効とし、即座に全ジョブを停止させるものである。
具体的には、S811において、CPU201は、第2タッチが優先領域への押下であるか否かを判定する。優先領域以外への押下の場合はそのまま処理を終了する。一方、優先領域への押下である場合は、S812において、CPU201は、第2タッチを受理し、S813で全ジョブを停止する。ここでは、押下された優先領域が停止ボタン718であることを想定しているため、S813で全ジョブを停止している。
802のフローチャートは、動作しているデバイスを停止するフローである。動作しているデバイスがあるかどうかを判定し、動作デバイスが有る場合、優先領域に入力された第2タッチを受理し、例えば713から逆引きできる715のジョブ種類に対して、ジョブの停止イベントを発行する。具体的には、S821において、CPU201は、第2タッチが優先領域への押下であるか否かを判定する。優先領域以外への押下の場合はそのまま処理を終了する。一方、優先領域への押下である場合は、S822において、CPU201は、デバイスが動作中であるか否かを判定する。デバイスが動作中でない場合はそのまま処理を終了する。一方、デバイスが動作中である場合は、S823において、CPU201は、第2タッチを受理し、S824で動作中のデバイスを停止するとともに、関連するジョブを停止する。
803のフローチャートは、特定ジョブだけを停止するフローである。動作しているジョブもしくは特定のファンクション配下に配置された停止ボタン(停止ボタン719など)に対しての入力に関する制御であり、優先領域に割り当てられた停止ボタンに対応したコピージョブ715を検出し、当該ジョブだけを停止させる。具体的には、S831において、CPU201は、第2タッチが優先領域への押下であるか否かを判定する。優先領域以外への押下の場合はそのまま処理を終了する。一方、優先領域への押下である場合は、S832において、CPU201は、当該ジョブが動作中であるか否かを判定する。当該ジョブが動作中でなければそのまま処理を終了する。一方、当該ジョブが動作中であればS833に進み、CPU201は、当該ジョブを終了させる。
なお、本発明は停止ボタンだけでは無く、さまざまな入力に応用できる。例えば、常に押下可能な優位性を有している現行のハードウェアボタン、例えば、コピーボタン、省電力ボタン等をソフトウェアボタンで実現する場合には、上述した停止ボタンと同様の制御を適用することができる。また、音量調整や画面の明度変更等の入力にも応用することが可能である。更には、その時にタッチパネル画面上に表示されている内容に対応する機能やソフトウェアに対して何らかの指示をするためのボタン以外のボタン、即ち機能やソフトウェアに関係なく、タッチパネルを備える装置そのものに対して実行すべき処理を指示するためのボタンに適用することができる。その一例が停止ボタンであり、停止ボタンが押下されれば、その時にタッチパネル画面上に表示されている内容に関係なく停止の処理が実行されることになる。
<変形例>
<シングルタッチ入力のタッチパネル>
次に、シングルタッチ入力を採用するタッチパネルに対して、本発明を適用する場合の例について説明する。シングルタッチ入力のタッチパネルの場合、操作部5のCPU319は、第1の入力を検出した後に、OFFになるのを待つ一方で、第2のタッチが発生してもCPU201に通知しないように制御する。このような制御を採用する場合、CPU319上で優先領域の押下に基づいて制御を変更する必要がある。以下では、図9を参照して、CPU319上の制御フローについて説明する。なお、以下で説明するCPU319は、優先領域判定手段、入力制御手段、通知手段として機能する。
S901において、CPU319は、各H/Wを初期化する。続いて、S902において、CPU319は、各種エラーチェックを行い制御プログラムを実行する。S903において、CPU319は、受信スレッドを起動する。受信スレッドはインタフェース320に対して常にリードを行いCPU201からの命令を受信するためのスレッドである。受信スレッドではS908乃至S912の処理が実行される。
S908において、CPU319は、パケットの受信待ちを行う。パケットを受信すると、S909に進み、CPU319は、パケット種別を判定する。判定したパケット種別に基づいて各種処理を実行し、S908に処理を戻す。具体的には、CPU319は、S910でブザーを鳴らし、S911ではタリーランプを制御し、S912では優先領域の設定又は解除を行う。
S903で受信スレッドを起動させると、S904に進み、CPU319は、そのまま送信スレッドとして制御を行い、キー・タッチパネルからのイベント待ちに遷移する。操作部5は、電源が投入されるとこのように起動して独立してスタンバイ状態になる。CPU201はタッチパネル317に対して優先ボタンを配置する場合があるが、その際にインタフェース320、321を介して優先領域を通知する。
タッチパネル317が押下されるとS905に進み、CPU319は、優先領域への入力であるか否かを判定する。この優先領域の判定は図6のフローチャートをそのまま用いれば良く、優先領域に対する、優先領域判定に従ってS906で、CPU319は、パケットを生成し、生成したパケットをS907でCPU201へ送信する。このように操作部5の内部で優先領域の判定処理を行うことにより、このようなシングルタッチ入力のタッチパネルにおいても本発明を適用することが可能である。なお、CPU201は、従来からタリーランプ324やブザー325を制御するパケットも通知しており、各々S910、S911でパケットの解析・H/W制御を行うため既存のI/Fを追加するだけでよく、H/Wのコストアップ無しに実現することができる。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (10)

  1. タッチパネルを備え、入力された画像データに従って印刷ジョブを実行する印刷装置であって、
    ユーザによるタッチ操作に従って前記印刷装置への指示を入力するための複数のボタンを表示する表示手段と、
    前記表示手段によって表示される複数のボタンのうち、前記印刷装置で実行すべきジョブに対する設定を入力するための第1のボタンをタッチしている状態で、更に当該ジョブに対する別の設定を入力するための第2のボタンがタッチされた場合は、当該第2のボタンが示す設定を行わないように制御し、
    前記第1のボタンをタッチしている状態で、更に前記印刷装置で実行中の印刷ジョブを中断するための第3のボタンがタッチされた場合は、当該第3のボタンへのタッチ操作に基づいて実行中の印刷ジョブを中断するよう制御する制御手段と、
    を有する印刷装置。
  2. 前記表示手段によって表示が行われる表示領域は、第1の領域と第2の領域とを含み、
    前記第1のボタンと前記第2のボタンは、前記第1の領域に表示され、
    前記第3のボタンは、前記第2の領域に表示される請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記第1の領域は、非優先領域であり、
    前記第2の領域は、優先領域である請求項2記載の印刷装置。
  4. 前記表示手段に表示される複数のボタンのうち、前記第2の領域に表示すべきボタンをユーザが選択可能である請求項2記載の印刷装置。
  5. 前記表示手段によって表示が行われる表示領域に前記第2の領域を設けるか否かをユーザが選択可能である請求項2記載の印刷装置。
  6. 前記印刷装置は、スキャナによって入力された画像データを印刷するコピー処理を実行する請求項1から5のいずれか1項に記載の印刷装置。
  7. 前記第3のボタンは、実行中のコピージョブを中断するためのボタンである請求項6記載の印刷装置。
  8. 前記タッチパネルは、マルチタッチを検知可能である請求項1から7のいずれか1項に記載の印刷装置。
  9. タッチパネルを備え、入力された画像データに従って印刷ジョブを実行する印刷装置の制御方法であって、
    ユーザによるタッチ操作に従って前記印刷装置への指示を入力するための複数のボタンを表示する表示工程と、
    前記表示工程において表示される複数のボタンのうち、前記印刷装置で実行すべきジョブに対する設定を入力するための第1のボタンをタッチしている状態で、更に当該ジョブに対する別の設定を入力するための第2のボタンがタッチされた場合は、当該第2のボタンが示す設定は行わないように制御し、
    前記第1のボタンをタッチしている状態で、更に前記印刷装置で実行中の印刷ジョブを中断するための第3のボタンがタッチされた場合は、当該第3のボタンへのタッチ操作に基づいて実行中の印刷ジョブを中断するよう制御する制御工程と、
    を有する印刷装置の制御方法。
  10. 請求項9に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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