JP5663980B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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JP5663980B2 JP2010148372A JP2010148372A JP5663980B2 JP 5663980 B2 JP5663980 B2 JP 5663980B2 JP 2010148372 A JP2010148372 A JP 2010148372A JP 2010148372 A JP2010148372 A JP 2010148372A JP 5663980 B2 JP5663980 B2 JP 5663980B2
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Description

本発明は、画像処理装置に関し、特に画像処理装置の操作画面の制御を行うものに関す
る。
今日、コンピュータ・システムにおける諸操作を実行するための多くのスタイルのユー
ザインタフェース(以下、「UI」と称す)が存在する。例として、特許文献1にはマル
チポイント・タッチ・スクリーンに関する技術が開示されている。特許文献1によると、
マルチポイント・タッチ・スクリーンからの複数のタッチ入力の検知信号に基づいて、操
作対象に対するズーム、パン、回転などのマルチタッチ操作機能を実現することが可能で
ある。
特表2008−508601号公報
今後、市場のプリンタや複合機などの画像処理装置では、ユーザの操作の利便性を向上
させるため、上述のマルチタッチ操作機能を有するようなUIを画像処理装置に適用する
ことが望まれている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、マルチポイント・タッチ・スクリーンか
らの複数のタッチ入力の検知信号に基づいて、操作対象に対するズーム、パン、回転など
の複雑な処理を実行するために、装置のリソース(ソフトウェアやハードウェアを動作さ
せるのに必要なCPUの処理速度やメモリ容量、ハードディスクの容量など)を多く必要
とする。このような複雑な処理が必要なUIを画像処理装置に搭載すると、UIを使用し
ている間は、印刷等の他の画像処理の実行に利用できるリソースは限られてしまう。その
結果、他の画像処理の実行が遅くなったり、停止してしまうといった問題がある。
このため、UIの処理によってその他の画像処理の実行が制限されることなく、効率よ
く画像処理装置の各処理を実現するための対応が必要となる。本発明は、上述した問題を
解決することを課題とする。
この課題の解決を目的としてなされた本発明の請求項1に記載の画像処理装置は、操作
画面を表示する表示部と、ユーザの入力操作を受け付ける入力部と、前記入力部により受
け付けられた入力操作に従って前記表示部に表示された操作画面の表示処理を実行すると
共に、前記表示処理とは異なり、かつ、少なくとも画像データの入力又は出力機能に関す
る機能処理要求を実行する制御部と、前記制御部は、当該制御部の処理状況に基づいて、
前記表示部および前記入力部を、第1入力操作を受け付けて、当該第1入力操作に従った
第1表示処理を行う第1入力表示形態と、前記第1入力操作より前記制御部に対する処理
負荷が小さい第2入力操作を受け付けて、当該第2入力操作に従った第2表示処理を行う
第2入力表示形態との間で切り替えることを特徴とする。
この構成によれば、制御部の処理状況に基づいて、第1入力表示形態と第2入力表示形
態を切り替える構成になっているため、入力部及び表示部の処理によって機能処理要求の
実行が制限されることなく、効率よく画像処理装置の各処理を実現することができる。
また、本発明の請求項2に記載の画像処理装置は、請求項1に記載の画像処理装置であ
って、前記入力部は、タッチパネルであり、前記表示部は、前記第1入力表示形態におい
て、複数の入力操作を並行して受け付けるためのマルチタッチ操作画面を表示し、前記第
2入力表示形態において、1つの入力操作を受け付けるためのシングルタッチ操作画面を
表示することを特徴とする。
この構成によれば、制御部の処理状況に基づいて、複雑な操作ができるマルチタッチ操
作画面と、マルチタッチ操作画面と同等の操作を行うことができるシングルタッチ操作画
面を切り替える構成になっているため、入力部及び表示部の処理によって機能処理要求の
実行が制限されることなく効率よく画像処理装置の各処理を実現することができる。
また、本発明の請求項3に記載の画像処理装置は、請求項1または請求項2に記載の画
像処理装置であって、前記制御部は、前記第1入力操作の対象となる画像データと、前記
機能処理要求の対象となる画像データとが、同一であると判断した場合、前記第2入力表
示形態を表示する一方、同一でないと判断した場合、前記第1入力表示形態を表示するこ
とを特徴とする。
すなわち、機能処理要求の対象となる画像データと、第1入力操作の対象となる画像デ
ータとが同一であると、同じ画像データに対して異なる処理を実行する必要があるため、
制御部の負荷が大きくなることが予想される。この構成によれば、第1入力操作と機能処
理要求が同一画像データに対する処理による制御部の負荷を大きくなさせないよう、第1
入力表示形態と第2入力表示形態を切り替えることによって、入力部及び表示部の処理と
機能処理要求を両立して実行できることができる。
また、本発明の請求項4に記載の画像処理装置は、請求項1または請求項2に記載の画像処理装置であって、前記制御部は、前記機能処理要求が多色または高解像度の画像データの入力又は出力機能の実行を要求するものと判断した場合、前記第2入力表示形態に切り替える一方、前記機能処理要求が単色または低解像度の画像データの入力又は出力機能の実行を要求するものと判断した場合、前記第1入力表示形態に切り替えることを特徴とする。
すなわち、機能処理要求の対象となる画像データが多色または高解像度であれば、この
機能処理要求の実行するため、制御部の負荷が大きくなることが予想される。この構成に
よれば、機能処理要求が多色または高解像度の画像データに対する処理による制御部の負
荷を大きくなさせないよう、第1入力表示形態と第2入力表示形態を切り替えることによ
って、入力部及び表示部の処理と機能処理要求を両立して実行できることができる。
また、本発明の請求項5に記載の画像処理装置は、請求項3または請求項4に記載の画像処理装置であって、前記制御部は、前記第1入力操作の対象となる画像データと、前記機能処理要求の対象となる画像データとが同一である、または、前記機能処理要求が多色または高解像度の画像データの入力又は出力機能の実行を要求するものと判断した場合、前記制御部は、前記第1表示処理を実行している状態で前記機能処理要求を受け付けた場合、前記第1入力表示形態に切り替える一方、前記機能処理要求が実行されている状態で前記入力部により指示が入力された場合、前記第2入力表示形態に切り替えることを特徴とする。
この構成によれば、画像処理装置が第1表示処理と機能処理要求を受け付ける順番に基
づいて、先に受け付けた処理を優先させ、第1入力表示形態と第2入力表示形態を切り替
えることによって、先に受け付けられた処理が後に受け付けられた処理によって制限され
ることなく、効率よく実行することができる。
また、本発明の請求項6に記載の画像処理装置は、請求項3または請求項4に記載の画
像処理装置であって、前記制御部は、前記第1入力操作の対象となる画像データと、前記
機能処理要求の対象となる画像データとが同一である、または、前記機能処理要求が多色
または高解像度の画像データの入力又は出力機能の実行を要求するものと判断した場合、
前記制御部は、前記機能処理要求の優先度を判断し、前記機能処理要求の優先度が基準値
より高いと判断された場合、前記第2入力表示形態に切り替える一方、前記機能処理要求
の優先度が基準値以下であると判断された場合、前記第1入力表示形態に切り替えること
を特徴とする。
この構成によれば、機能処理要求の優先度に基づいて、優先度の高い機能処理要求の実
行を優先させ、第1入力表示形態と第2入力表示形態を切り替えることによって、優先度
の高い機能処理要求が入力部及び表示部の処理によって制限されることなく、効率よく実
行することができる。
また、本発明の請求項7に記載の画像処理装置は、請求項5または請求項6に記載の画
像処理装置であって、前記制御部は、前記第1入力表示形態においては前記機能処理要求
を制限して実行し、前記第2入力表示形態においては前記機能処理要求を制限せずに実行
することを特徴とする。
すなわち、制御部の処理状況に基づいて、制御部の処理負荷の大きい第1入力表示形態
である場合には機能処理要求を制限し、第1入力表示形態よりも制御部の処理負荷の小さ
い第2入力表示形態では機能処理要求を制限せずに実行する構成になっているため、入力
部及び表示部の処理と機能処理要求との一方の処理を制限することで、他方の処理を制限
することなく、効率よく実行することができる。
また、本発明の請求項8に記載の画像処理装置は、請求項1ないし請求項7のいずれか
に記載の画像処理装置であって、前記制御部は、前記第2入力表示形態に切り替える契機
となった前記機能処理要求に従った機能の実行が終了した場合に、前記第2入力表示形態
から前記第1入力表示形態に切り替えることを特徴とする。
すなわち、第2入力表示形態に切り替える契機となった機能処理要求に従った機能の実
行は、制御部に負荷をかける処理であると考えられる。この構成によれば、制御部に負荷
がかかる機能処理要求の実行が終了した場合に、第2入力表示形態を第1入力表示形態に
切り替えることによって、速やかにユーザに操作性のよい第1入力表示形態を提供するこ
とができる。
本発明の画像処理装置によれば、制御部の処理状況に基づいて、第1入力表示形態と第
2入力表示形態を切り替える構成になっているため、入力部及び表示部の処理によって機
能処理要求の実行が制限されることなく、効率よく画像処理装置の各処理を実現すること
ができる。
画像処理装置の外観の構成を概略的に示す斜視図である。 画像処理装置の電気的構成を概略的に示すブロック図である。 (A)は、標準操作画面の表示例を示す図であり、 (B)は、(A)の標準操作画面に対する操作結果の表示例を示す図である (A)は、簡易操作画面の表示例を示す図であり、 (B)は、(A)の簡易操作画面に対する操作結果の表示例を示す図である。 実施形態1に係るUI実行処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態1に係るJOB実行処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態2に係るUI実行処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態2に係るJOB実行処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態2の実施例を示すタイミングチャートである。 (A)は、簡易操作画面の表示例を示す図であり、 (B)は、(A)の簡易操作画面に対する操作結果の表示例を示す図である
<実施形態1>
以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
「画像処理装置の構成」
図1は、本実施形態の画像処理装置の外観の構成を概略的に示す斜視図である。図2は
、画像処理装置の電気的構成を概略的に示すブロック図である。
画像処理装置100は、ファックス機能、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能な
どの各種の機能を1台に備えているものである(以下、「MFP」(Multi Function Per
ipheral)と略する)。
図1に示すように、MFP100の上部にスキャナ部2を有している。スキャナ部2は
、原稿台にセットされた原稿から画像の読み取りを行うと共に、この画像の画像データを
生成するものである。生成した画像データはプリンタ部3により印刷されたり(コピー機
能)、ファックス部1により送信されたり(ファックス機能)、または通信インターフェ
イス38を介して情報処理装置200に送信される(スキャナ機能)。
MFP100の下部に画像データを出力するためのプリンタ部3を有している。プリン
タ部3は、所定の給紙トレイにセットされた記録紙への印刷を行うためのインクジェット
方式のプリンタで構成され、記録紙を搬送する記録紙搬送用モータ(非図示)と、記録紙
へインクを吐出する印字ヘッド(非図示)と、その印字ヘッドを搭載したキャリッジ(非
図示)を移動させるキャリッジモータ(非図示)とを備えている。
MFP100のファックス部1(図2)は、外部の通信装置から自装置宛に送信された
ファックスデータを受信したり、外部の通信装置に対してファックスデータを送信したり
するものである。ファックス部1では、スキャナ部2で読み取った画像データや記憶媒体
に格納された画像データをファックスデータとして送信する。
MFP100の正面には、SDカード(登録商標)、CFカード(登録商標)などの記
憶媒体を装着するスロット部37を有する。ここで、記憶媒体は、公知の媒体及び形式を
適宜選択可能である。また、複数の方式の媒体に適用するよう、複数のスロットを有する
ように構成してもよい。
MFP100は、各種機能を実行させるための複数の操作キー4と、操作画面などの各
種情報を表示する液晶ディスプレイである表示部6とを有している。また、表示部6の前
面に透明なタッチパネル5を設け、操作キー4の一部または全部の機能を代用してもよい
。また、タッチパネル5と操作キー4を併用できるよう構成してもよい。
図2に示すように、MFP100は、前述したファックス部1、スキャナ部2、プリン
タ部3、操作キー4、タッチパネル5、表示部6、及びスロット部37に加えて、制御部
30と、各種設定を記憶し書き換え可能で不揮発性のNVRAM34(フラッシュメモリ)
と、USBメモリ等のUSBデバイスと接続するUSBインターフェイス36と、PCな
どの情報処理装置200とを接続するLAN(Local Area Network)に接続するための通
信インターフェイス38と、電話回線綱300を介してファックス機能を実現するための
電話回線インターフェイス39と、タッチパネル5の入力を検知する入力検知デバイス4
0を有している。
制御部30は、MFP100全体の動作を制御するCPU31と、そのCPU31によ
り実行される各種の制御プログラムや固定値データを記憶するROM32と、CPU31
により実行される各種処理に必要なデータやプログラム等を一時的に記憶するためのメモ
リであるRAM33とを備えている。
また、制御部30は、ファックス部1、スキャナ部2、プリンタ部3等と電気的に接続
されている。ファックス部1、スキャナ部2、プリンタ部3の画像データの入出力に関す
る処理は、制御部30によって制御され、それぞれが独立して動作する。
なお、ROM32には、表示部6に操作画面を表示するために必要となる表示情報が記
憶されている。表示情報は、表示部6にどのような階層構造で操作画面を表示するのか、
各階層の操作画面にどのような設定項目を割り当てるか、各階層の操作画面にどのような
レイアウトでアイコン、ボタン、文字、記号等を表示するのか、などを示す情報となる。
また、ROM32には、例えば、図3に示した標準で用意された標準操作画面(マルチタ
ッチ操作画面の一例)を表示するための表示情報の他に、図4に示した標準操作画面と同
一の操作機能を実現できる簡易操作画面(シングルタッチ画面の一例)を表示するための
表示情報が記憶されている。
なお、上記構成は単なる一例であり、本発明が上記構成に限定されないことはいうまで
もない。また、上記構成においては、全ての機能が一体化された装置を図示したが、一部
の機能を外付け装置で実現してもよい。さらに、上記内部の電気的構成は単なる一例であ
り、本発明が上記内部構成に限定されないことはいうまでもない。
「操作画面の構成」
図3に示した標準操作画面が表示される状態では、入力検知デバイス40によりタッチ
パネル5に対する1つのタッチ入力(シングルタッチ)や、同時に生じた複数のタッチ入
力(マルチタッチ)や、タッチした点の移動等1以上のタッチ入力が継続的に変化する入
力(マルチタッチ)などを検知し、検知結果によって検知信号を生成し、生成した検知信
号をCPU31に送信する。その後、CPU31は検知信号に基づいて、表示部6に対応
する指示を送信し、表示部6の表示を更新させる。
以上の処理によれば、ユーザが単一の指、複数の指、単一のスタイラス、指とスタイラ
ス、または複数のスタイラス等のいずれかからの、シングルタッチまたはマルチタッチで
処理対象とする画像データに対する様々な表示処理を実行する。これらの表示処理は、例
えば、表示している画像に対して、トラッキング、ズーム、回転、スクロール、及びパン
などをそれぞれ実行させる。また、例えば、画像をズームさせる最中に、回転させること
も可能である。
このように、表示部6が標準操作画面(マルチタッチ操作画面の一例)を表示し、かつ
入力検知デバイス40がタッチパネル5に対するシングルタッチ操作及びマルチタッチ操
作を受け付ける状態のことをマルチタッチモード(第1入力表示形態の一例)と称する。
これに対して、図4に示した簡易操作画面が表示される状態では、入力検知デバイス4
0はタッチパネル5に対するシングルタッチのみ検知する。そして、CPU31はその検
知信号により、タッチされた位置に表示されている画像の選択や、タッチされた位置に表
示されているキーに応じた表示処理を実行する。このように、表示部6が簡易操作画面(
シングルタッチ画面の一例)を表示し、かつ入力検知デバイス40がタッチパネル5に対
するシングル操作のみを受け付ける状態のことをシングルタッチモード(第2入力表示形
態の一例)と称する。
また、簡易操作画面に対してたとえユーザが複数の指でタッチパネル5を入力操作した
場合、入力検知デバイス40は、全てのマルチタッチについて無効信号を生成し、生成し
た無効信号をCPU31に送信する。CPU31は無効信号により、表示部6の画像を更
新させない。
「画像処理装置の動作」
MFP100の動作は、主に、CPU31を含める制御部30の処理状況に応じて、標
準操作画面と簡易操作画面との間で切り替えて、いずれかを表示部6に表示させる。
なお、制御部30の処理状況は、CPU31の利用率や、CPU31資源の処理待ちの
度合いや、ROM32およびRAM33の利用状況などである。例えば、CPU31の利
用率が高い場合、制御部30のリソースが不足になり(以下、「Busy状態」と称する
)、MFP100の処理に大幅な遅延が発生する現象が起こる。また、マルチタッチモー
ドでの入力操作を処理するには、シングルタッチモードでの入力操作を処理するより、制
御部30に多く負荷をかかることは言うまでもない。
以下、上述した操作画面の切り替え動作を実現するMFP100の実行処理の手順につ
いて、図5および図6を参照しつつ説明する。図5はUI実行処理のフローチャートであ
り、図6はJOB実行処理のフローチャートである。なお、MFP100は、電源が投入
されるとUI実行処理およびJOB実行処理を並行して処理を行う。UI実行処理とは、
操作キー4やタッチパネル5に対してユーザからの入力操作を検知し、その検知された入
力操作に応じて表示部6の表示を更新する処理である。また、JOB実行処理とは、ジョ
ブ(機能処理要求の一例)を受け付けた場合に前述したファックス機能、プリンタ機能、
コピー機能、スキャナ機能のいずれかを実行する処理である。
「UI実行処理」
先ず、MFP100の電源が投入されると、CPU31は、予め用意された待機画面の
表示情報をROM32から読み出すとともに、この読み出した表示情報に基づいて表示部
6に待機画面を表示する(S101)。ここで待機画面とは、MFP100が備える複数
の機能をメニューとして選択可能な表示画面などが考えられる。
次に、CPU31は、タッチパネル5に対するユーザの入力操作を受け取ったか否かを
判断する(S102)。入力操作を受け取っていないと判断した場合(S102:No)
、入力操作を受け取るまで待機画面のまま待機する。
一方、ユーザによる入力操作を受け取ったと判断した場合(S102:Yes)、CP
U31は、制御部30がBusy状態であるか否かを判断する(S103)。
ここで、CPU31は、JOB実行処理等の他の処理で既に制御部30がBusy状態
である場合はS103でYesと判断する。このときJOB実行処理においてジョブが実
行されている。また、JOB実行処理を実行している際に、例えば通信インターフェイス
38を介してジョブ(印刷、ファックス、読取など)を受け取って、且つ、受け取ったジ
ョブが高品質(多色、高解像度など)で実行するものであれば、制御部30がBusy状
態であると判断する。その他、JOB実行処理を実行していなくても、例えば通信インタ
ーフェイス38を介して受け取ったジョブが高品質(多色、高解像度など)であれば、制
御部30がBusy状態であると判断する。このとき受け取ったジョブは、JOB実行処
理において実行される。
一方、JOB実行処理等の他の処理を実行していてもBusy状態ではない場合、ジョ
ブを受け取っていない場合、または、受け取ったジョブが低品質(単色、低解像度など)
で印刷するものであれば、制御部30がBusy状態ではないと判断する。
CPU31は、制御部30がBusy状態であると判断した場合(S103:Yes)
には、簡易操作画面を表示部6に表示させ、シングルタッチのみを受け付けるシングルタ
ッチモードに移行する(S104)。そうすれば、ジョブと入力操作の受付及び表示を同
時に実行する前に、制御部30がBusy状態であることを予想し、操作画面を切り替え
ることができる。その結果、制御部30の負荷を減少させ、ジョブと入力操作の受付及び
表示を両立して同時に実行することができる。
それに対して、CPU31は、制御部30がBusy状態でないと判断した場合(S1
03:No)には、標準操作画面を表示部6に表示させ、シングルタッチ及びマルチタッ
チを受け付けるマルチタッチモードに移行する(S105)。
S104およびS105にて、標準操作画面と簡易操作画面とのいずれかが表示されて
いる状態で、ユーザによる入力操作を受け付ける(S106)。ここで標準操作画面が表
示されている状態ではシングルタッチとマルチタッチを受け付け、簡易操作画面が表示さ
れている状態ではシングルタッチのみを受け付ける。CPU31は、受け付けた入力操作
を処理し、処理結果に基づいて、表示部6の表示を更新する(S107)。
例えば、図3(A)に示した標準操作画面において、操作対象となる画像や、マルチタ
ッチモードでの操作方法などが表示されている。ユーザは表示された操作方法に従って、
指で2点をタッチしながら、2点のタッチ位置がそれぞれ離れるように上下方向に移動さ
せるズームアウト操作が行われると、画像が図3(B)のように拡大されて表示される。
一方、図3(B)のように拡大された画像が表示されている状態で、ユーザが2点をタッ
チしながら、2点のタッチ位置がそれぞれ近づくように上下方向に移動させるズームイン
操作が行われると、図3(A)のように画像が縮小されて表示される。
また、例えば、図4(A)に示した簡易操作画面において、シングルタッチモードの状
態で、操作対象となる画像とともに、「拡大」、「縮小」、「上下左右の方向キー」など
の操作ボタンも表示されている。このようなボタンを表示することで、標準操作画面と同
等の操作を行うことができる。また、簡易操作画面に切り替えられていることをユーザに
知らせるため、図4の画面に「機能動作中のため簡易操作で代替しています」のようなメ
ッセージが表示される。図4(A)に対して、ユーザによる「拡大」ボタンの操作を行わ
れると、図4(B)のように画像が拡大されて表示される。
続いて、タッチパネル5にて入力操作が完了したか否かを判断し(S108)、入力操
作が完了した場合(S108:Yes)、待機画面を表示し、新たな入力操作が受け取る
まで待機する(S101)。ここで入力操作が完了した場合とは、操作キー4やタッチパ
ネル5において操作の終了ボタンが押された場合や、S106の入力操作の受付が一定期
間以上なかった場合に、入力操作が完了したと判断する。
タッチパネル5にて入力操作が完了していない場合(S108:No)、S103に移
行し、再び制御部がBusy状態であるかを判断する。ここで、例えば、前回の判断結果
によりS104で表示部6に簡易操作画面が表示されている状態で、ジョブの実行が先に
完了すると、CPU31は、制御部30がBusy状態ではないと判断し(S103:N
o)、標準操作画面に切り替えて表示部6に表示させ、マルチタッチモードに移行する(
S105)。ジョブがまだ実行中であれば、CPU31は、簡易操作画面を表示させ、シ
ングルタッチモードを継続する(S104)。
「JOB実行処理」
MFP100の電源が投入されると、CPU31は、例えば通信インターフェイス38
を介してジョブを受け取ったか否かを判断する(S201)。ジョブを受け取っていない
と判断した場合(S201:No)、ジョブを受け取るまで待機する。ジョブを受け取っ
たと判断した場合(S201:Yes)、ジョブを受け付けてから(S202)、実行す
る(S203)。
次に、ジョブの実行が終了したか否かを判断し(S204)、ジョブの実行が終了して
いない場合(S204:No)、S203に移行し、引き続きジョブを実行する。ジョブ
の実行が終了した場合(S204:No)、S201に移行し、新たなジョブを受け取る
まで待機する。
「本実施形態の効果」
以上の実施形態によれば、MFP100は、CPU31を含める制御部30の処理状況
に基づいて、マルチタッチモード(すなわち、マルチタッチ操作を受け付ける標準操作画
面を表示する)とシングルタッチモード(標準操作画面と同等の入力操作を行うことがで
きるシングルタッチ操作を受け付ける簡易操作画面を表示する)を切り替える構成になっ
ているため、タッチパネル5で受け付けられた入力操作の処理によってジョブの実行が制
限されることなく効率よくMFP100の各処理を実現することができる。
また、MFP100は、ジョブの処理対象となる画像データが高品質であれば、このジ
ョブの実行するため、制御部の負荷が大きくなることが予想される。ジョブが高品質の画
像データに対する処理による制御部30の負荷を大きくなさせないよう、マルチタッチモ
ードとシングルタッチモードを切り替えることによって、タッチパネル5で受け付けられ
た入力操作の処理とジョブを両立して実行できることができる。
また、MFP100は、シングルタッチモードに切り替える契機となったジョブの実行
は、制御部30に負荷をかける処理であると考えられる。制御部30に負荷がかかるジョ
ブの実行が終了した場合に、シングルタッチモードをマルチタッチモードに切り替えるこ
とによって、速やかにユーザに操作性よいマルチタッチモードを提供することができる。
<実施形態2>
次に実施形態2について図7及び図8を参照して説明する。図7はUI実行処理のフロ
ーチャートであり、図8はJOB実行処理のフローチャートである。なお、以下の実施形
態2の説明では、MFP100の構成は、上記実施形態1と同様であるため、説明を省略
する。また、UI実行処理およびJOB実行処理の動作において、上記実施形態1と同様
な処理は同じ符号を付加し、省略して説明する。また、実施形態2では、制御部30がB
usy状態である場合に、UI実行処理を優先するかJOB実行処理を優先するかをそれ
ぞれの処理を開始したタイミングで判断する点で、実施形態1とは異なる。
「UI実行処理」
図7のS102において、CPU31は、タッチパネル5の入力操作を受け取ると(S
102:YES)、制御部がBusy状態かどうかを判断する(S103)。
CPU31は、制御部30がBusy状態ではないと判断した場合(S103:No)
、標準操作画面を表示する(S105)。
制御部30がBusy状態であると判断した場合(S103:Yes)、かつ、S30
1でジョブが制限なしで実行中でない場合、すなわち、後述の通常処理速度より低速で実
行している場合(S301:No)、CPU31は、標準操作画面を表示させ、マルチタ
ッチモードに移行する(S105)。このときJOB実行処理では、ジョブは処理を制限し
て実行される(後述)。
一方、制御部30がBusy状態であるが(S103:Yes)、ジョブが制限なし、
すなわち通常速度で実行中であれば(S301:Yes)、CPU31は、簡易操作画面
を表示部6に表示させ、シングルタッチモードに移行する(S104)。このときJOB
実行処理では、ジョブは通常どおり実行される(後述)。
その後、CPU31は、S108にて入力操作が完了したと判断した場合(S108:
Yes)、S101に戻り、新たな入力操作を受け取るまで待機する。
また、入力操作が完了していない場合(S108:No)、S103に移行し、再び制
御部がBusy状態であるかを判断する。
なお、S103〜S104(もしくはS105)の間の処理の実行は、排他処理になっ
ている。
「JOB実行処理」
図8のS201によりジョブを受け取ったと判断した場合(S201:Yes)、CP
U31は、ジョブを受け付けて(S202)、制御部30がBusy状態であるかどうか
を判断する(S103)。
CPU31は、制御部30がBusy状態ではないと判断したら(S103:No)、
受け付けたジョブを制限なしで実行する(S203)。
CPU31は、制御部30がBusy状態であると判断した場合(S103:Yes)
、かつ、標準操作画面が表示中、すなわち、マルチタッチモードでの入力操作が実行され
ている場合(S401:Yes)、受け付けられたジョブを制限して実行する(S402
)。なお、ジョブを制限して実行するのは、例えば、ジョブをS203で実行される処理
速度よりも低速で実行する。その結果、先に受け付けられた入力操作の実行を優先させ、
マルチタッチモードで入力操作を実行する際に、制御部30に対する負荷はそれほど大き
くないジョブの制限実行により、ジョブと入力操作を両立して同時に実行することができ
る。
一方、制御部30がBusy状態である(S103:Yes)が、標準操作画面が表示
されていない場合、すなわち、マルチタッチモードでの入力操作が受け付けられていない
場合(S401:No)、ジョブを制限なしで実行する(S203)。すなわち、入力操
作が先に受け付けられていない場合は、UI実行処理において簡易操作画面が表示される
(S104)。よって、先に受け付けたジョブを優先させ、通常の処理速度で実行する際
に、UI実行処理による制御部30の負荷はそれほど大きくないシングルタッチモードで
入力操作を受け付けることにより、ジョブと入力操作を両立して同時に実行することがで
きる。
ジョブの実行が終了した場合(S204:Yes)、S201に移行し(S403)、
新たなジョブを受け付けるまで待機する。
また、ジョブの実行が終了していない場合(S204:No)、S103に移行し、再
び制御部がBusy状態であるかを判断する。
なお、同様にS103〜S402(もしくはS203)の間の処理の実行は、排他処理
になっている。
ここで、実施形態2におけるMFP100の具体的な動作を、図9を参照して説明する
。図9は上述の処理の一例を示すタイミングチャートである。横軸がMFP100の電源
投入した後、または、ある待機している時点からの時間tの流れを示す。この時間tの流
れに応じて、「UIの入力の有無」、「JOBの有無」、「表示部6が表示する画面」、
および「JOBの制限実行の有無」の状態が変化する。なお、UIの入力がある状態とは
、図7のS103〜S108の処理を繰り返して実行している間のことであり、JOBが
ある状態とは、図8のS103〜S204の処理を繰り返して実行している間のことであ
る。また、JOB1〜JOB3は例えば高品質のジョブであり、UIの入力中にJOB1
〜JOB3を実行すると、制御部30がBusy状態であると仮定する。
図9に示すように、まずt1において、CPU31は、JOB1を受け付けて実行する
。ここで、JOB1は通常の処理速度で実行される。
t2において、JOB1を実行中に、タッチパネル5のUI入力1が受け付けられた場
合、ジョブが先に受け付けられたので、CPU31は簡易操作画面を表示させる。このと
き、JOB1は制限しないまま通常の処理速度で実行される。
t3において、UI入力1がまだ終了していない状態でJOB1の実行が終了した場合
、CPU31は制御部30がBusy状態ではないと判断し、標準操作画面に切り替えて
表示させる。
t4において、UI入力1を実行している間に、JOB2が受け付けられた場合、入力
操作が先に受け付けられたので、CPU31は、JOB2を制限して実行する。このとき
、CPU31は、標準操作画面を引き続き表示させる。
t5において、JOB2を実行中に、UI入力1の実行が終了した場合、CPU31は
制御部30がBusy状態ではないと判断し、通常の処理速度でJOB2を実行する。そ
して、表示部6には待機画面を表示させる。
t6において、JOB2を実行中に、UI入力2が受け付けられた場合、ジョブを先に
受け付けたので、CPU31は簡易操作画面に切り替えて表示する。そして、JOB2は
通常の速度のまま実行される。
t7において、JOB2を実行中にUI入力2が終了すると、CPU31は表示部6に
待機画面を表示させ、JOB2を通常の処理速度のまま実行する。
t8において、JOB2の実行が終了すると、CPU31は待機画面を表示したまま、
ジョブの待ち受け状態になる。
t9において、UI入力3が受け付けられると、CPU31は表示部6に標準操作画面
を表示する。
t10において、UI入力3を実行中にJOB3が受け付けられると、UI入力3が先
に入力されたので、CPU31は表示部6に標準操作画面を表示したままJOB3を制限
して実行する。
t11において、UI入力3を実行中にJOB3が終了すると、CPU31は、表示部
6に標準操作画面を表示したままジョブの待ち受け状態になる。
t12において、UI入力3の実行が終了すると、CPU31は、ジョブの待ち受け状
態のまま表示部6に待機画面を表示させる。
「本実施形態の効果」
以上の実施形態によれば、MFP100は、マルチタッチモードの入力操作とジョブを
受け付ける順番に基づいて、先に受け付けた処理を優先させ、マルチタッチモードとシン
グルタッチモードを切り替えることによって、先に受け付けられた処理が後に受け付けら
れた処理によって制限されることなく、効率よく実行することができる。
また、MFP100は、CPU31を含める制御部30の処理状況に基づいて、制御部
30の処理負荷の大きいマルチタッチモードである場合にはジョブを制限し、マルチタッ
チモードよりも制御部30の処理負荷の小さいシングルタッチモードではジョブを制限せ
ずに実行する構成になっているため、タッチパネル5で受け付けられた入力操作の処理と
ジョブとの一方の処理を制限することで、他方の処理を制限することなく、効率よく実行
することができる。
<他の実施形態>
以上の実施形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがっ
て本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例え
ば,MFPに限らず,プリンタ,ファックス装置等,画像データを処理するものであれば
適用可能である。また,プリンタ部3の画像形成方式は,インクジェット方式に限らず,
電子写真方式であってもよい。
また、前述の実施形態においては、MFP100は、USBインターフェイス37や、
スロット部37を介して、記録媒体から画像データを読み込んで印刷するダイレクトプリ
ントができるように構成してもよい。この場合、ダイレクトプリント中に外部メモリ内の
画像データの画像を表示させてユーザが入力操作を行い場合が想定される。このような場
合、ダイレクトプリントの処理対象となる画像データと、入力操作の対象となる画像デー
タとが同一であると、同じ画像データに対して異なる処理を実行する必要があるため、制
御部30の負荷が大きくなることが予想される。従って、前述の実施形態におけるS10
3の判断では、高品質のジョブの実行等で制御部30がBusy状態か否かを判断してい
たが、その代わりにダイレクトプリントの処理対象となる画像データが、入力操作の対象
となる画像データと同一であれば、制御部30がBusy状態であると判断してもよい。
このように構成すれば、ジョブと入力操作とを同時に同一画像データに対して処理する前
に、簡易操作画面を表示することにより、制御部30の負荷を減少させ、ジョブと入力操
作を両立して同時に実行することができる。
また、前述の実施形態におけるS103の判断の変形例として、ジョブの実行中は必ず
Busy状態であると判断してもよい。
また、実施形態2における、図7のS301および図8のS401の判断では、CPU
31は、入力操作がジョブよりも先であるか否かに基づいて、簡易操作画面を表示するこ
とによるUI実行処理を制限するかジョブの実行を制限するかを判断していたが、その代
わりに、受け取ったジョブの優先度に基づいて判断してもよい。高優先度のジョブであれ
ば、ジョブを通常の処理速度で実行しつつ、簡易操作画面を表示部6に表示させる。低優
先度のジョブであれば、標準操作画面を表示しつつ、ジョブを制限して実行する。このよ
うに構成すれば、優先度の高いジョブ要求を即座に実行できるとともに、ジョブと入力操
作を同時に実行する前に、簡易操作画面を表示することにより、制御部30の負荷を減少
させ、ジョブと入力操作を両立して同時に実行することができる。
また、前述の実施形態によれば、簡易操作画面の例として図4に示すようなシングルタ
ッチを受け付ける操作画面を表示したが、そのかわりに、操作キー4のみの操作を受け付
けるような操作画面を表示してもよい。図10は、操作キー4の操作を受け付けるための
操作画面の例を示す図である。図10に示すように、表示部6には処理対象の画像と、現
在処理対象となる画像を表示するためのカーソルが表示される。そして、標準操作画面と
同等の処理を操作キー4で行うための操作方法の情報が表示されている。このような表示
を行うことにより、図4に示す簡易操作画面と同様に、入力操作の処理による制御部30
の負荷を軽減することができる。
100…MFP(画像処理装置の一例)
30…制御部
31…CPU
32…ROM
33…RAM
6…表示部
5…タッチパネル(入力部の一例)
4…操作キー(入力部の一例)

Claims (8)

  1. 操作画面を表示する表示部と、
    ユーザの入力操作を受け付ける入力部と、
    前記入力部により受け付けられた入力操作に従って前記表示部に表示された操作画面の表示処理を実行すると共に、
    前記表示処理とは異なり、かつ、少なくとも画像データの入力又は出力機能に関する機能処理要求を実行する制御部と、
    前記制御部は、当該制御部の処理状況に基づいて、前記表示部および前記入力部を、第1入力操作を受け付けて、当該第1入力操作に従った第1表示処理を行う第1入力表示形態と、前記第1入力操作より前記制御部に対する処理負荷が小さい第2入力操作を受け付けて、当該第2入力操作に従った第2表示処理を行う第2入力表示形態との間で切り替えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 記入力部は、タッチパネルであり、
    前記表示部は、
    前記第1入力表示形態において、複数の入力操作を並行して受け付けるためのマルチタッチ操作画面を表示し、
    前記第2入力表示形態において、1つの入力操作を受け付けるためのシングルタッチ操作画面を表示することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御部は、前記第1入力操作の対象となる画像データと、前記機能処理要求の対象となる画像データとが、同一であると判断した場合、前記第2入力表示形態に切り替える一方、
    同一でないと判断した場合、前記第1入力表示形態に切り替えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記制御部は、前記機能処理要求が多色または高解像度の画像データの入力又は出力機能の実行を要求するものと判断した場合、前記第2入力表示形態に切り替える一方、
    前記機能処理要求が単色または低解像度の画像データの入力又は出力機能の実行を要求するものと判断した場合、前記第1入力表示形態に切り替えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 前記制御部は、前記第1入力操作の対象となる画像データと、前記機能処理要求の対象となる画像データとが同一である、または、前記機能処理要求が多色または高解像度の画像データの入力又は出力機能の実行を要求するものと判断した場合、
    前記制御部は、前記第1表示処理を実行している状態で前記機能処理要求を受け付けた場合、前記第1入力表示形態に切り替える一方、
    前記機能処理要求が実行されている状態で前記入力部により指示が入力された場合、前記第2入力表示形態に切り替えることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記制御部は、前記第1入力操作の対象となる画像データと、前記機能処理要求の対象となる画像データとが同一である、または、前記機能処理要求が多色または高解像度の画像データの入力又は出力機能の実行を要求するものと判断した場合、
    前記制御部は、前記機能処理要求の優先度を判断し、前記機能処理要求の優先度が基準値より高いと判断された場合、前記第2入力表示形態に切り替える一方、
    前記機能処理要求の優先度が基準値以下であると判断された場合、前記第1入力表示形態に切り替えることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の画像処理装置。
  7. 前記制御部は、前記第1入力表示形態においては前記機能処理要求を制限して実行し、前記第2入力表示形態においては前記機能処理要求を制限せずに実行することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記制御部は、前記第2入力表示形態に切り替える契機となった前記機能処理要求に従った機能の実行が終了した場合に、前記第2入力表示形態から前記第1入力表示形態に切り替えることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の画像処理装置。
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