JP5730135B2 - トラックスケール - Google Patents
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Description
前記載台を下方から支持する複数のロードセルと、
前記車両の左右いずれか一方の車輪のみが前記載台突出部に載ったときの前記ロードセルからの出力信号、および、前記車両の左右両方の車輪が前記載台に載ったときの前記ロードセルからの出力信号、に基づいて前記車両の左右両方の車輪の輪重を演算する演算手段と、を備えるトラックスケールを提供する。
前記載台を下方から支持する複数のロードセルと、
前記車両の左右いずれか一方の車輪のみが前記載台突出部に載ったときの前記ロードセルからの出力信号、および、前記車両の左右両方の車輪が前記載台に載ったときの前記ロードセルからの出力信号、に基づいて前記車両の平面的重心位置を演算する演算手段と、を備えるトラックスケールも提供する。
前記載台を下方から支持する複数のロードセルと、
前記車両の左右いずれか一方の車輪のみが前記載台突出部に載ったときの前記ロードセルからの出力信号の時間波形、および、前記車両の左右両方の車輪が前記載台に載ったときの前記ロードセルからの出力信号の時間波形、に基づいて前記車両の左右それぞれの車輪毎にタイヤ接地長を演算する演算手段と、
を備えるトラックスケールも提供する。
[新トラックスケールの構成]
図1は、本発明の第1実施形態の新トラックスケールの概略構造の一例を示す図である。同図(a)には、新トラックスケールを平面図が示されている。同図(b)には、新トラックスケールの側面図が示されている。
図2は、図1の新トラックスケールの制御系の構成の一例を示すブロック図である。また、図3は、図2の新トラックスケールの制御装置の機能ブロック図である。
新トラックスケール100の制御系においては、各ロードセルLC1〜LC4の出力信号が、増幅器43、ローパスフィルタ44、マルチプレクサ45、A/D変換器46およびI/O回路47を経由して演算器49に送られる。演算器49は、メモリ48に格納されている所定プログラムに従って、I/O回路47からの信号を取り込み、メモリ48に記憶されている種々のデータを読み込む。
まず、以下の説明およびこれに関連する図面に用いる記号の意味を、まとめて定義する。
X軸:車両10の幅方向の中心位置を通り全長方向に延びる中央線
Y軸:車両10の前側の車軸13(以下、「第1軸13」という)に沿った直線
O(ラージオー):X軸とY軸との交点
WR1:車両10の第1軸13の右車輪11aの輪重
WL1:第1軸13の左車輪11bの輪重
WR2:車両10の後側の車軸14(以下、「第2軸14」という)の右車輪12aの輪重
WL2:第2軸14の左車輪12bの輪重
W1:第1軸13の軸重
W2:第2軸14の軸重
W:車両10の総重量
G:車両10の重心
XG:直交座標系O−XYにおける車両10の全長方向の重心位置
YG:直交座標系O−XYにおける車両10の幅方向の重心位置
B1:車両10の第1軸13のトレッド間隔
B2:車両10の第2軸14のトレッド間隔
l(スモールエル)12:第1軸13と第2軸14との間の距離(軸間距離)
S:タイヤ接地長(本実施形態では、タイヤ接地長Sは、全ての車輪11a,11b,12a,12bにおいて同一であると仮定する)
P1:第1ロードセルLC1の出力
P2:第2ロードセルLC2の出力
P3:第3ロードセルLC3の出力
P4:第4ロードセルLC4の出力
P12:第1ロードセルLC1および第2ロードセルLC2の出力の和
(P12=P1+P2)
P13:第1ロードセルLC1および第3ロードセルLC3の出力の和
(P13=P1+P3)
P24:第2ロードセルLC2および第4ロードセルLC4の出力の和
(P24=P2+P4)
P34:第3ロードセルLC3および第4ロードセルLC4の出力の和
(P34=P3+P4)
P:全てのロードセルLC1〜LC4の出力の総和
(P=P1+P2+P3+P4)
a:第1ロードセルLC1(第3ロードセルLC3)と第2ロードセルLC2(第4ロードセルLC4)との中心間距離
b:第1ロードセルLC1(第2ロードセルLC2)と第3ロードセルLC3(第4ロードセルLC4)との中心間距離
b1:第1ロードセルLC1の中心と第1軸13の輪重WL1の作用点との距離
b1´:第3ロードセルLC3の中心と第1軸13の輪重WR1の作用点との距離
b2:第1ロードセルLC1の中心と第2軸14の輪重WL2の作用点との距離
b2´:第3ロードセルLC3の中心と第2軸14の輪重WR2の作用点との距離
なお、上記記号のうち、距離a,bは、既知の値(ロードセルLC1〜LC4の配置に依存する固定値)であり、これらの値は予めメモリ48に記憶されている。
x軸:載台本体21の幅方向の中心位置を通り全長方向に延びる載台本体中央線
y軸:載台本体21の全長方向の中心位置を通り幅方向に延びる載台本体中央線
o(スモールオー):x軸とy軸との交点(載台本体21の中心点)
L1:載台突出部22の突出寸法
L0:載台本体21の後端部21Bと第1ロードセルLC1(第3ロードセルLC3)の中心との距離
L:載台本体21の全長
なお、上記記号のうち、距離L1,L0,Lは、既知の値(載台20の形状に依存する固定値)であり、これらの値は予めメモリ48に記憶されている。
d:第1軸13のトレッド間隔の中点M1と載台本体中央線(x軸)との距離
図4に示すように、車両10の第1軸13(第2軸14も同じ)の両車輪11a,11bのそれぞれのタイヤでは、設置ベース25および載台20との間でタイヤ接地面30が生じ、タイヤにはタイヤ接地長Sが存在する。よって、車両10が載台20に乗り込むとき、ロードセルLC1〜LC4の出力Pの出力波形には、図12および図13に示すように、複数個の折点が表れ、これらの出力波形の折点に対応する時刻t0,t1,t2,t3,t4,t5,t6,t7,t8は、以下のように定義できる。
t1:第1軸13の右車輪11aのタイヤが、載台突出部22に完全に載った時
t2:第1軸13の左車輪11bのタイヤが、載台本体21に乗り込み始める時
t3:第1軸13の左車輪11bのタイヤが、載台本体21に完全に載った時
t4:第2軸14の右車輪12aのタイヤが、載台突出部22に乗り込み始める時
t5:第2軸14の右車輪12aのタイヤが、載台突出部22に完全に載った時
t6:第2軸14の左車輪12bのタイヤが、載台本体21に乗り込み始める時
t7:第2軸14の左車輪12bのタイヤが、載台本体21に完全に載った時
t8:時刻t7の経過後、車両10が完全に載台本体21上に載っている間の適時
以下、新トラックスケール100の輪重演算部51の機能について説明する。
図5および図6は、図3の輪重演算部による車両の第1軸の輪重導出の説明に用いる概略図である。
式(1)において、tは、時間区間[t1,t2]内の時刻である。
式(2)において、tは、時間区間[t3,t4]内の時刻である。
図7および図8は、図3の輪重演算部による車両の第2軸の輪重導出の説明に用いる図である。
式(3)において、tは、時間区間[t5,t6]内の時刻である。
式(4)において、tは、時間区間[t7,t8]内の時刻である。
以下、新トラックスケール100の重心位置演算部52の機能について説明する。
まず、車両10の水平面的重心位置(XG,YG)の内容について図面を参照しながら説明する。
図9に示すように、座標YGは、直交座標系O−XYにおける車両幅方向の重心位置を表している。
YG={B1(WL1−WR1)+B2(WL2−WR2)}/2(W1+W2)
・・・(5)
式(5)において、車両10の第1軸13のトレッド間隔B1、および、車両10の第2軸14のトレッド間隔B2を求めることができると、同式に基づいて座標YGを演算できる。
以下、トレッド間隔B1の求め方について、上述の図5および図6を参酌しながら説明する。
ここで、P12(t)=P1(t)+P2(t)
また、式(6)において、tは、時間区間[t1,t2]内の時刻である。
b1=b−(b・P12(t)−WR1・b1´)/WL1・・・(8)
ここで、P12(t)=P1(t)+P2(t)
また、式(7)および(8)において、tは、時間区間[t3,t4]内の時刻である。
次に、トレッド間隔B2の求め方について、図面を参酌しながら説明する。
ここで、車両10の第2軸14の右車輪12aが、載台20に乗り込む前後において、載台20を全長方向(前後方向)から見た場合の載台20に作用する力(輪重に基づく荷重力およびロードセルからの反力)の変化を考える。
式(10)において、ΔP12(t)は、時間区間[t5,t6]におけるP12(t)(=P1(t)+P2(t))の値から時間区間[t3,t4]におけるP12(t)(=P1(t)+P2(t))の値を引いた値である。
ここで、ΔP12(t)は、時間区間[t7,t8]におけるP12(t)(=P1(t)+P2(t))の値から時間区間[t5,t6]におけるP12(t)(=P1(t)+P2(t))の値を引いた値である。
以上により、本実施形態の新トラックスケール100では、トレッド間隔B1,B2を演算できる。その結果、新トラックスケール100の重心位置演算部52は、車両10のトレッド間隔B1,B2、輪重WR1,WL1,WR2,WL2、および、軸重W1,W2の取得に基づいて、式(5)を用いて車両10の重心Gの座標YGを演算することができる。
図9に示すように、座標XGは、直交座標系O−XYにおける車両全長方向の重心位置を表している。
式(13)において、W1およびW2はそれぞれ、車両10の第1軸13および第2軸14の軸重である。よって、車両10の軸間距離l12を導くことができると、同式に基づいて座標XGを演算できる。
車両10の軸間距離l12を導くには、車両10が載台20上を移動する場合のロードセルLC1〜LC4の出力波形(時間波形)の折点の意味を知る必要がある。
すると、これらの直角三角形の間の相似関係を用いて、以下の関係式(14)が得られる。
W*/(a+L0−S/2)=W**/(a+L1+L0+S/2−l12)
・・・(14)
よって、式(14)を変形すると、軸間距離l12は、次式(15)のように表すことができる。
l12=a+L0+L1+S/2−W**・(a+L0−S/2)/W*
・・・(15)
式(15)において、距離a,L0,L1は既知の値である。また、W*およびW**はそれぞれ、図13(b)に示すように、P13の極値として導くことができ、これらの値も既知である。よって、タイヤ接地長Sの値を知ることにより、軸間距離l12を導くことができる。
よって、式(16)を変形すると、タイヤ接地長Sは、次式(17)のように表すことができる。
式(15)において、距離a,L0は既知の値である。W1は、車両10の第1軸13の軸重である。
以下、新トラックスケール100の総重量演算部53の機能について説明する。
・・・(18)
式(18)において、tは、時間区間[t7,t8]内の時刻である。
以下、新トラックスケール100の軸重演算部54の機能について説明する。
・・・(19)
式(19)において、t、時間区間[t3,t4]内の時刻である。
・・・(20)
式(20)において、t、時間区間[t7,t8]内の時刻である。
[新トラックスケールの構成]
図14は、本発明の第2実施形態の新トラックスケールの概略構造の一例を示す図である。同図(a)には、新トラックスケールを平面図が示されている。同図(b)には、新トラックスケールの側面図が示されている。
まず、以下の説明およびこれに関連する図面に用いる記号の意味を定義する。
SR1:第1軸13の右車輪11aのタイヤ接地長
SL1:第1軸13の左車輪11bのタイヤ接地長
SR2:第2軸14の右車輪12aのタイヤ接地長
SL2:第2軸14の左車輪12bのタイヤ接地長
tf:P(t)の出力が減少し始める時
以下、新トラックスケール200のタイヤ空気圧演算部56の機能について説明する。
図16は、図14の車両の第1軸の両車輪および第2軸の両車輪が載台に乗り込むときの、ロードセルの出力波形(時間波形)を表した図であり、図15のタイヤ空気圧演算部による車両のタイヤ接地長導出の説明に用いる概略図である。
車両10の第1軸13の両車輪11a,11bのタイヤ接地長SR1,SL1については、以下の如く定式化できる。
(P13(t2)−P13(t1))/((L1−(SR1+SL1)/2))
=−WR1/a
・・・(21)
SR1+SL1=2L1+2(P13(t2)−P13(t1))・a/WR1
・・・(22)
次いで、時刻tが時間区間[t3,t4]内の場合(t3<t<t4)に特定される、図16上の座標位置306,307,308を頂点とする直角三角形は、図16上の座標位置308,304,305を頂点とする直角三角形と相似関係にある。
=−(WR1+WL1)/a ・・・(23)
SL1=L+(1−2P13(t3)/W1)・a ・・・(24)
上記第1軸13におけるタイヤ接地長SR1,SL1の演算法と同様に、直角三角形の相似関係を用いて、以下の如く、車両10の第2軸14の両車輪12a,12bのタイヤ接地長SR2,SL2について定式化を行うことができる。但し、ここでは、式の導出の詳細は省略する。
(P13(t6)−P13(t5))/(L1−(SR2+SL2)/2)
=−(WR1+WR1+WR2)/a ・・・(25)
SR2+SL2=2L1+2(P13(t6)−P13(t5))・a/
(WR1+WR1+WR2) ・・・(26)
次いで、時刻tが時間区間[t7,tf]の場合(t7<t<tf)、直角三角形の相似関係を用いて、以下の関係式(27)が得られ、式(27)を変形すると、次式(28)のように表すことができる。
2−VA)=−(WR1+WR1+WR2+WL2)/a ・・・(27)
SR2−SL2=2(l12−L)−2(P13(tf)−P13(t7))・a/
(WR1+WR1+WR2+WL2)+SR1+2VA ・・・(28)
式(27)および式(28)において、変数VAは、SR1/2およびSL1/2のうちの長い方に相当する。つまり、SR1/2>SL1/2の場合は、VA=SR1/2であり、SR1/2<SL1/2の場合は、VA=SL1/2である。また、仮にSR1/2とSL1/2と、が等しい場合は、変数VAに、SR1/2を用いてもSL1/2を用いてもよい。
第2実施形態の新トラックスケール200では、車両10の左右のそれぞれの車輪11a,11b,12a,12b毎のタイヤ接地長を演算する方法を述べたが、必ずしもこれに限らない。
次に、第1および第2実施形態の新トラックスケール100,200の変形例について述べる。これらの新トラックスケール100,200は、以下の如く様々な変形例に改変することができる。
第1および第2実施形態の新トラックスケール100,200では、載台本体21の後端部21Bの右半分から突出する載台突出部22を設ける例(図1参照)を示したが、これに限らない。
第1および第2実施形態の新トラックスケール100,200では、4個のロードセルLC1〜LC4をそれぞれ、載台本体21の四隅において載台20の下方の設置ベース25上に配されている例を述べたが、このような新トラックスケール100,200では、載台突出部22の強度不足に陥る可能性がある。そして、このことが、新トラックスケール100,200の実用化(製品化)に向けた障害となる場合がある。
・・・(29)
なお、式(29)において、aは第1ロードセルLC1と第2ロードセルLC2との中心間距離である。
第1および第2実施形態の新トラックスケール100,200では、4個のロードセルLC1〜LC4をそれぞれ、載台本体21の四隅において載台20の下方の設置ベース25上に配されている例を述べたが、上記新トラックスケール100,200では、載台突出部22の強度不足を陥る可能性がある。そして、このことが、新トラックスケール100,200の実用化(製品化)に向けた障害となる場合がある。
第1および第2実施形態の新トラックスケール100,200では、車両10の右車輪11a、12aのみが、載台突出部22に乗ることが想定されているが、これに限らない。
第1および第2実施形態では、車両10として4輪トラックを例に取り、新トラックスケール100の輪重演算部51、重心位置演算部52、総重量演算部53および軸重演算部54のそれぞれの機能、および、新トラックスケール200のタイヤ空気圧演算部56の機能を述べた。
第1および第2実施形態の新トラックスケール100,200では、載台本体21の後端部21Bの右半分から突出する載台突出部22を設ける例(図1参照)を示したが、このような新トラックスケール100,200では、載台突出部22の強度不足に陥る可能性がある。そして、このことが、新トラックスケール100,200の実用化(製品化)に向けた障害となる場合がある。
車両10(図1参照)が新トラックスケールに乗り込むとき、車両10の車輪11a,11b,12a,12bの乗り込み順は、第1軸13の右車輪11a,第1軸13の左車輪11b,第2軸14の右車輪12a,第2軸14の左車輪14bの順番になる。よって、車両10の第1軸13の両車輪11a,11bおよび第2軸14の両車輪12a,12bが載台20に乗り込むときの、ロードセルLC1〜LC4の出力波形(時間波形)が図22の如く表される。
なお、式(30)において、aは第1ロードセルLC1(第3ロードセルLC3)と第2ロードセルLC2(第4ロードセルLC4)との中心間距離であり、L1は載台突出部522の突出寸法(換言すると、載台520の切り欠き領域の前後方向の切り欠き寸法)である。
車両10の軸間距離l12については、図22の出力波形を用いて、以下の如く定式化できる。
l12=L1+3/2・S+(W***−W****)/(WR1+WL1)・a
=4L1+a・{(3(W**−W*)/WR1+(W***−W****)/
(WR1+WR1)} ・・・(31)
なお、式(31)において、aは第1ロードセルLC1(第3ロードセルLC3)と第2ロードセルLC2(第4ロードセルLC4)との中心間距離であり、L1は載台突出部522の突出寸法(換言すると、載台520の切り欠き領域の前後方向の切り欠き寸法)である。
11a 前側の車軸(第1軸)の右車輪
11b 前側の車軸(第1軸)の左車輪
12a 後側の車軸(第2軸)の右車輪
12b 後側の車軸(第2軸)の左車輪
13 前側の車軸(第1軸)
14 後側の車軸(第2軸)
20 載台
21 載台本体
22 載台突出部
25 設置ベース
26 蓋部材
30 タイヤ接地面
40,40A 制御装置
41 操作装置
42 表示装置
43 増幅器
44 ローパスフィルタ
45 マルチプレクサ
46 A/D変換器
47 I/O回路
48 メモリ
49 演算器
51 輪重演算部
52 重心位置演算部
53 総重量演算部
54 軸重演算部
55 表示信号生成部
56 タイヤ空気圧演算部
LC1 第1ロードセル
LC2 第2ロードセル
LC3 第3ロードセル
LC4 第4ロードセル
100,200 トラックスケール(新トラックスケール)
Claims (16)
- 車両の左右両方の車輪が乗ることができる載台本体と、前記車両の左右いずれか一方の車輪のみが乗ることができるよう、前記載台本体の端部から突出する載台突出部と、からなる載台と、
前記載台を下方から支持する複数のロードセルと、
前記車両の左右いずれか一方の車輪のみが前記載台突出部に載ったときの前記ロードセルからの第1出力信号、および、前記車両の左右両方の車輪が前記載台に載ったときの前記ロードセルからの第2出力信号、に基づいて前記車両の左右両方の車輪の輪重を演算する演算手段と、
を備えるトラックスケール。 - 車両の左右両方の車輪が乗ることができる載台本体と、前記車両の左右いずれか一方の車輪のみが乗ることができるよう、前記載台本体の端部から突出する載台突出部と、からなる載台と、
前記載台を下方から支持する複数のロードセルと、
前記車両の左右いずれか一方の車輪のみが前記載台突出部に載ったときの前記ロードセルからの第1出力信号、および、前記車両の左右両方の車輪が前記載台に載ったときの前記ロードセルからの第2出力信号、に基づいて前記車両の平面的重心位置を演算する演算手段と、
を備えるトラックスケール。 - 前記演算手段は、前記第1出力信号及び前記第2出力信号と前記輪重とを用いて前記車両のトレッド間隔を演算する請求項1に記載のトラックスケール。
- 前記演算手段は、前記輪重と前記車両の軸重と前記車両のトレッド間隔とを用いて、前記車両の幅方向の重心位置を演算する請求項3に記載のトラックスケール。
- 前記演算手段は、前記第1出力信号及び前記第2出力信号の時間波形を用いて前記車両の軸間距離を演算する請求項1または2に記載のトラックスケール。
- 前記演算手段は、前記軸間距離と前記車両の軸重とを用いて前記車両の全長方向の重心位置を演算する請求項5に記載のトラックスケール。
- 前記演算手段は、前記第1出力信号及び前記第2出力信号の時間波形を用いて前記車両の左右それぞれの車輪のタイヤ接地長が同一と仮定した場合の前記タイヤ接地長を演算する請求項1に記載のトラックスケール
- 前記演算手段は、前記タイヤ接地長に基づいて前記車輪のタイヤ空気圧の良否を判定する請求項7に記載のトラックスケール。
- 前記演算手段は、前記タイヤ接地長および前記輪重に基づいて前記車輪のタイヤ空気圧の良否を判定する請求項7に記載のトラックスケール。
- 車両の左右両方の車輪が乗ることができる載台本体と、前記車両の左右いずれか一方の車輪のみが乗ることができるよう、前記載台本体の端部から突出する載台突出部と、からなる載台と、
前記載台を下方から支持する複数のロードセルと、
前記車両の左右いずれか一方の車輪のみが前記載台突出部に載ったときの前記ロードセルからの出力信号の時間波形、および、前記車両の左右両方の車輪が前記載台に載ったときの前記ロードセルからの出力信号の時間波形、に基づいて前記車両の左右それぞれの車輪毎にタイヤ接地長を演算する演算手段と、
を備えるトラックスケール。 - 前記演算手段は、前記車輪毎のタイヤ接地長に基づいて前記車輪毎のタイヤ空気圧の良否を判定する請求項10に記載のトラックスケール。
- 前記演算手段は、前記車両の左右いずれか一方の車輪のみが前記載台突出部に載ったときの前記ロードセルからの出力信号、および、前記車両の左右両方の車輪が前記載台に載ったときの前記ロードセルからの出力信号、に基づいて前記車両の左右両方の車輪の輪重を演算し、前記車輪毎のタイヤ接地長および前記輪重に基づいて前記車輪毎のタイヤ空気圧の良否を判定する請求項10に記載のトラックスケール。
- 前記ロードセルは、前記載台突出部および前記載台本体の下方に配されている、請求項1、2および10のいずれかに記載のトラックスケール。
- 前記載台は、前記載台本体の端部から突出する第1載台突出部および第2載台突出部を備え、
前記ロードセルは、第1載台突出部および第2載台突出部の下方に配され、
前記車両の左右いずれか一方の車輪が前記第1載台突出部に乗った場合、前記車両の左右いずれか他方の車輪が、前記第1載台突出部および前記第2載台突出部の間の前記載台の切欠部を通過する、請求項13に記載のトラックスケール。 - 前記第2載台突出部への前記車輪の進入を阻止する手段を更に備える、請求項14に記載のトラックスケール。
- 前記車両の左右いずれか他方の車輪が前記第2載台突出部に乗った場合、前記車両の左右いずれか一方の車輪が、前記第1載台突出部および前記第2載台突出部の間の前記載台の切欠部を通過する、請求項14に記載のトラックスケール。
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