JP5714299B2 - 組合せ秤 - Google Patents

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Description

本発明は、菓子や果物などの被計量物を計量する組合せ秤に関する。
組合せ秤は、被計量物が供給される複数の計量ホッパ内の被計量物の計量値を種々に組合せ、これらの組合せの中から、合計重量である組合せ重量が、組合せ目標重量に等しいかあるいは最も近い組合せを選択し、選択された組合せの計量ホッパから被計量物を排出するものである。
かかる組合せ秤では、一般的に、先ず、供給装置によって被計量物が円錐状の分散フィーダの中央部に供給される。分散フィーダでは、振動によって被計量物を、その周囲に放射状に配置された複数のリニアフィーダ(直進フィーダ)へ分散して搬送し、各リニアフィーダは、各リニアフィーダにそれぞれ対応する複数の各供給ホッパへ被計量物を振動によって供給し、各供給ホッパは、被計量物を一時保持した後、複数の各計量ホッパにそれぞれ投入する。
各計量ホッパで被計量物の重量がそれぞれ計量されて、その計量結果に基づいて、被計量物の重量の組合せが、組合せ目標重量に等しいかあるいは最も近い計量ホッパの組合せが選択されると共に、選択された計量ホッパから被計量物を排出し、包装機へ投入して袋詰めされる。
従来の組合せ秤では、分散フィーダに供給される被計量物の量を一定に保つため、分散フィーダの上方に、被計量物が上限レベルに達したことと、被計量物が下限レベルを切ったことをそれぞれ検出するレベル検出器を備え、被計量物が下限レベルを切ったことが検出されると、供給装置の供給動作を開始させて分散フィーダへ被計量物を供給し、被計量物が上限レベルに達したことが検出されると、供給装置の供給動作を停止させるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開昭60−179616号公報
かかる組合せ秤では、例えば、供給装置から分散フィーダへの被計量物の供給が間に合わず、分散フィーダ上の被計量物が無くなったような場合には、組合せ秤の運転を一旦停止させて被計量物が分散フィーダ上に供給されて前記上限レベルに達したことが検出される迄待機することになるが、組合せ秤の運転を停止させた状態、すなわち、分散フィーダ及び各リニアフィーダの駆動を停止させた状態で供給装置から分散フィーダ上に被計量物を供給すると、分散フィーダの中央部に被計量物が山状に堆積すると共に、外周側に広がることによって、分散フィーダの周囲の各リニアフィーダ上の被計量物も外周側に押しやられる結果、各リニアフィーダの外周端では、被計量物の層の厚み、いわゆる、層厚が厚くなってしまう。
このため、組合せ秤の運転を再開して分散フィーダおよび各フィーダの駆動を再開したときには、各供給ホッパに、各リニアフィーダの外周端から多めに被計量物が供給され、各計量ホッパにも各供給ホッパを介して被計量物が多めにそれぞれ供給される結果、組合せが成立しにくくなり、組合せ計量精度が低下するという課題がある。
本発明は、上述のような点に鑑みて為されたものであって、組合せ秤の運転を一旦停止させた後の運転の再開時の組合せ計量精度の低下を抑制することを目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明では、次のように構成している。
(1)本発明の組合せ秤は、供給装置から供給される被計量物を周囲へ分散させる分散部と、該分散部における前記被計量物の量を検出する検出部と、前記分散部の周囲にそれぞれ配設されて該分散部で分散される被計量物をそれぞれ搬送する複数の搬送部と、各搬送部にそれぞれ対応して設けられ、各搬送部によって搬送される被計量物が投入されると共に、投入される被計量物をそれぞれ計量する複数の計量部と、前記検出部の検出出力に基づいて、前記分散部および前記搬送部を制御すると共に、前記計量部で計量される被計量物の計量値に基づいて組合せ演算を行う制御部とを備える組合せ秤であって、前記制御部は、前記検出部の検出出力に基づいて、前記分散部における前記被計量物の量が第1所定量以下になったときには、前記分散部による前記被計量物の分散および前記搬送部による被計量物の搬送を停止させる一方、前記分散部における前記被計量物の量が第2所定量以上になったときには、前記分散部による被計量物の分散および前記搬送部による被計量物の搬送を再開させると共に、前記搬送部の搬送力を一時的に弱めるように制御する。
第1所定量は、分散部及び搬送部を駆動しても計量部に必要な量の被計量物を投入できない量であり、この第1所定量は、予め設定するのが好ましい。また、第2所定量は、第1所定量よりも多量であり、予め設定するのが好ましい。
本発明の組合せ秤によると、分散部における被計量物の量が第1所定量以下になったときには、分散部による被計量物の分散および搬送部による被計量物の搬送を停止させ、分散部に被計量物が供給されて分散部における被計量物の量が第2所定量以上になる迄待機する。
この待機している期間に、分散部に被計量物が供給されて、分散部に被計量物が山状に堆積すると共に、外周側に広がることによって、分散部の周囲の各搬送部の被計量物も外周側に押しやられる結果、各搬送部の外周端では、被計量物の層厚が厚くなり、したがって、分散部による分散および各搬送部による搬送を再開したときに、通常と同じ搬送力で搬送すると、被計量物の搬送量が多めとなって、各計量部には、被計量物が多めに供給されて組合せが成立しにくくなる。
本発明の組合せ秤によると、分散部における被計量物の量が第2所定量以上になったときには、分散部による被計量物の分散および搬送部による被計量物の搬送を再開させると共に、一時的に搬送部の搬送力を弱めるので、搬送部による被計量物の搬送量が少なくなり、したがって、計量部に供給される被計量物の供給量が多めになるのを防止することができ、これによって、組合せが成立しにくくなるのを回避して、組合せ計量精度が低下するのを抑制することができる。
(2)本発明の組合せ秤の一つの実施態様では、前記制御部は、前記分散部による被計量物の分散および前記搬送部による被計量物の搬送を再開させるときには、複数回の計量サイクルにおいて前記搬送部の搬送力を弱めるように制御する。
複数回は、分散部および搬送部を一旦停止させて待機している期間に、各搬送部の外周端の被計量物の層厚が厚くなって、通常の搬送力で搬送すると、被計量物の搬送量が多めとなって、各計量部に、被計量物が多めに投入される回数とするのが好ましく、この複数回は、予め設定するのが好ましい。
この実施態様によると、搬送力を弱めた搬送部による搬送を、一時的、すなわち、複数回行うので、各搬送部の外周端の被計量物の層厚が厚くなった部分に対応して搬送力を弱めた搬送を行い、その後は通常の搬送力による搬送を行うことができる。
(3)本発明の組合せ秤の好ましい実施態様では、前記搬送部の搬送力を制御するパラメータを設定するパラメータ設定部を備え、前記制御部は、前記パラメータ設定部に設定される前記パラメータに基づいて、前記搬送部の搬送力を制御する。
この実施態様によると、パラメータの設定によって各搬送部の搬送力、したがって、各搬送部によってそれぞれ搬送されて、各計量部へそれぞれ投入される被計量物の量を制御できるので、各計量部へそれぞれ投入される被計量物の量を、組合せが成立しやすい目標の投入量となるように調整することができる。
(4)上記(3)の実施態様では、前記複数の搬送部は、それぞれ、振動によって前記被計量物を搬送する振動フィーダであり、前記制御部は、前記パラメータに基づいて、前記振動フィーダの振動振幅および駆動時間の少なくともいずれか一方を制御してもよい。
この実施態様によると、制御部は、設定されたパラメータに基づいて、各振動フィーダの振動振幅および駆動時間の少なくともいずれか一方を制御することによって、各振動フィーダの搬送力を制御することができる。
(5)本発明の組合せ秤の好ましい実施態様では、前記パラメータは、通常の搬送力の通常運転用パラメータと、前記通常の搬送力よりも弱い搬送力の少力運転用パラメータとを含み、前記通常運転用パラメータは、前記通常の搬送力を、前記各振動フィーダの振動振幅および駆動時間で規定するものであり、前記少力運転用パラメータは、前記弱い搬送力を、前記通常の搬送力との割合で規定するものであり、前記制御部は、前記通常運転用パラメータに基づいて、前記搬送部の搬送力を制御する共に、前記分散部による被計量物の分散および前記搬送部による被計量物の搬送を再開させるときには、前記少力運転用パラメータに基づいて、前記搬送部の搬送力を一時的に制御する。
この実施態様によると、少力運転用パラメータは、弱い搬送力を、通常の搬送力との割合で規定するので、通常の搬送力を規定する通常運転用パラメータのように、各振動フィーダの振動振幅および駆動時間をパラメータ設定部で設定する必要がなく、通常の搬送力との割合として、全ての振動フィーダについて、一括して設定することができる。
(6)上記(5)の実施態様では、前記制御部は、前記搬送部が搬送して前記計量部に投入すべき被計量物の目標量と、前記少力運転用パラメータに基づいて一時的に制御される前記搬送部が搬送して前記計量部に投入される被計量物の計量値とに基づいて、前記少力運転用パラメータを補正する。
この実施態様によると、計量部に投入すべき被計量物の目標量と、分散部及び搬送部を一旦停止させた後の再開時における少力運転用パラメータで制御される搬送部によって搬送されて計量部で計量される被計量物の計量値とに基づいて、少力運転用パラメータを補正するので、再開時においても、計量部には、被計量物が目標量になるように投入されることになり、目標組合せ重量に近い組合せが多くなって組合せ計量精度が向上する。
本発明によると、分散部における被計量物の量が第1所定量以下になったときに、分散部による被計量物の分散および搬送部による被計量物の搬送を一旦停止し、その間に分散部に被計量物が供給されて分散部における被計量物の量が第2所定量以上になったときには、分散部による被計量物の分散および搬送部による被計量物の搬送を再開させると共に、搬送部の搬送力を弱めるので、前記停止している期間に、各搬送部の外周端では、被計量物の層厚が厚くなるけれども、搬送部による被計量物の搬送量、したがって、計量部に投入される被計量物の供給量が多めになるのを防止することができ、これによって、組合せが成立しにくくなるのを回避して、組合せ計量精度が低下するのを抑制することができる。
図1は本発明の一つの実施形態の組合せ秤の概略構成を示す模式図である。 図2は図1の組合せ秤の概略構成を示すブロック図である。 図3は組合せ秤の動作を説明するためのフローチャートである。 図4は図3の供給部制御処理の詳細を示すフローチャートである。 図5は図3のリニアフィーダ制御処理の詳細を示すフローチャートである。 図6は図3のリニアフィーダ動作パラメータ変更処理の詳細を示すフローチャートである。 図7は本発明の他の実施形態の組合せ秤の概略構成を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の一つの実施形態に係る組合せ秤の概略構成を示す模式図である。この実施形態の組合せ秤は、その装置上部の中央に、供給装置1から供給される被計量物2を振動によって放射状に分散させる円錐形のトップコーン3と、このトップコーン3を振動させるメインフィーダ4が設けられており、トップコーン3及びメインフィーダ4によって分散部(分散フィーダ)が構成される。
供給装置1は、図示しないベルトコンベアから供給される被計量物2を振動によって搬送してトップコーン3の中央部へ供給する。トップコーン3では、供給装置1からその中央部に供給される被計量物2を振動によってその周縁部方向へ搬送する。トップコーン3の周囲には、トップコーン3から送られてきた被計量物2を複数の各供給ホッパ5に搬送する複数のリニアフィーダパン6と、このリニアフィーダパン6をそれぞれ振動させる複数のリニアフィーダ7とが放射状に設けられており、各リニアフィーダパン6及び各リニアフィーダ7によって複数の搬送部が構成される。
リニアフィーダパン6の周縁部には、複数の供給ホッパ5及び計量ホッパ8がそれぞれ対応して設けられ、それぞれ円周状に配置されている。供給ホッパ5及び計量ホッパ8の下部には、開閉可能な排出用のゲート5a,8aがそれぞれ設けられている。
供給ホッパ5はリニアフィーダパン6から送り込まれた被計量物2を受け取り、その下方に配置された計量ホッパ8が空になると排出用のゲート5aを開いて計量ホッパ8へ被計量物2を投入する。また、各計量ホッパ8には、計量ホッパ8内の被計量物2の重量を計測するロードセル等の各重量センサ9がそれぞれ取り付けられ、各重量センサ9による計量値は、制御部としての制御装置10へ出力される。計量ホッパ8及び重量センサ9によって、投入される被計量物2を計量する計量部が構成される。
リニアフィーダパン6、リニアフィーダ7、供給ホッパ5、計量ホッパ8及び重量センサ9は、1組のヘッドを構成しており、組合せ秤は、複数のヘッドを備えている。
制御装置10による組合せ演算によって複数の計量ホッパ8の中から被計量物2を排出すべきホッパの組合せが求められ、包装機13から排出要求信号の入力があると、その組合せに該当する計量ホッパ8の排出用のゲート8aを開いて被計量物2を集合シュート11へ排出し、更にその下方の集合ファネル12を介して包装機13へと排出される。
トップコーン3の上方には、被計量物2の量を検出する、例えば光センサからなるレベル検出器14が設けられている。このレベル検出器14によって、トップコーン3上の被計量物2の層厚が検出され、その検出出力が制御装置10に与えられる。制御装置10では、レベル検出器14によって検出されるトップコーン3上の被計量物2の層厚に基づいて、トップコーン3上の被計量物2を一定量に保つように、供給装置1を制御する。
操作設定表示器15は、例えばタッチパネル等を用いて構成され、組合せ秤の操作およびその動作パラメータの設定等を行うための設定部と、運転速度、組合せ計量値等を画面に表示する表示部とを備えている。
制御装置10では、供給装置1の動作制御および組合せ秤の全体の動作制御を行うとともに、組合せ演算を行う。組合せ演算では、計量ホッパ8内の被計量物2の重量が重量センサ9により計量され、得られた重量が計量ホッパ8の計量値として用いられる。複数の計量ホッパ8の中から、被計量物2の計量値の合計である組合せ重量が、組合せ目標重量に等しいか、あるいは、組合せ目標重量よりも重く、かつ、最も近い計量ホッパ8の組合せが1つ求められる。
図2は、この実施形態の組合せ秤の制御系統の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、制御装置10は、演算制御部16と、A/D変換回路部17と、ゲート駆動回路部18と、振動制御回路部19とを備えている。
演算制御部16は、CPU及びメモリを内蔵しており、メモリには、組合せ秤の動作プログラム及び設定される動作パラメータ等を記憶しており、CPUに対する演算などの作業領域となる。A/D変換回路部17は、レベル検出器14及び各重量センサ9からのアナログ信号をデジタル信号に変換して演算制御部16へ出力する。ゲート駆動回路部18は、演算制御部16からの制御信号に基づいて、供給ホッパ5及び計量ホッパ8の排出用のゲート5a,8aの開閉を制御する。振動制御回路部19は、演算制御部16からの制御信号に基づいて、供給装置1、メインフィーダ4及び各リニアフィーダ7のそれぞれの振動動作を制御する。また、演算制御部16は、操作設定表示器15と相互に通信できるように接続されると共に、上述の包装機13とも通信可能に接続されている。
制御装置10は、演算制御部16のCPUがメモリに記憶されている動作プログラムを実行することにより、供給装置1及び組合せ秤全体の動作を制御する。
組合せ秤では、上述のような動作を行うための多数の動作パラメータの設定が必要であり、その設定は操作者が操作設定表示器15を用いて行い、設定された動作パラメータの値は演算制御部16へ送られて記憶される。動作パラメータには、組合せ演算における目標値である組合せ目標重量及びそれに対する許容範囲、メインフィーダ4の振動の振幅、メインフィーダ4の駆動時間(1回の振動継続時間)、リニアフィーダ7の振動の振幅、リニアフィーダ7の駆動時間(1回の振動継続時間)、1分間に包装機で包装される袋数(すなわち1分間に組合せ秤から被計量物を排出する回数)である計量速度等がある。
このような組合せ秤において、組合せ計量精度を向上させるためには、リニアフィーダ7によって搬送されて供給ホッパ5を介して計量ホッパ8へ投入される被計量物の重量が重要である。
周知のように、組合せ演算に参加するホッパの数をmとすると、mが偶数の場合には「組合せ目標重量÷(m/2)」の重量の被計量物をホッパに投入し、mが奇数の場合には「組合せ目標重量÷((m−1)/2)」の重量、あるいは、「組合せ目標重量÷((m+1)/2)」の重量の被計量物をホッパに投入すれば、組合せ目標重量に近い組合せの数が多くなるので組合せ計量精度を向上させることができる。
このため、各リニアフィーダ7によって搬送されて各供給ホッパ5を介して各計量ホッパ8に投入されるべき被計量物の目標重量(以下「ホッパ目標重量」という)を、上述の組合せ目標重量に近い組合せ数が多くなる重量となるように、各リニアフィーダ7の振動の振幅および駆動時間を、通常の搬送力の通常運転用の動作パラメータとして操作設定表示器15を操作してそれぞれ設定し、各リニアフィーダ7による被計量物の搬送量を制御している。
この実施形態では、制御装置10は、上述のように、レベル検出器14によって検出されるトップコーン3上の被計量物2の層厚に基づいて、トップコーン3上の被計量物2を一定量に保つように、供給装置1を制御するのであるが、例えば、供給装置1からトップコーン3への被計量物2の供給が間に合わず、トップコーン3上の被計量物2の量が、第1所定量以下となってトップコーン3上の被計量物が無くなったような場合には、トップコーン3上に、被計量物2が一定量供給されて、第2所定量以上になる迄は、組合せ秤の動作を一旦停止させる。具体的には、メインフィーダ4及び各リニアフィーダ7の駆動を停止すると共に、各供給ホッパ5及び各計量ホッパ8のゲート5a,8aの駆動を停止する。
このように組合せ秤を一旦停止させた状態で、トップコーン3上の被計量物2の量が、第2所定量以上となるまで、供給装置1から被計量物2を供給すると、トップコーン3上に被計量物2が山状に堆積して外周側に広がることによって、トップコーン3の周囲のリニアフィーダパン6上の被計量物も外周側に押しやられる結果、リニアフィーダパン6の外周端では、被計量物の層厚が厚くなってしまい、組合せ秤の運転を再開させたときには、供給ホッパ5に、リニアフィーダパン6の外周端から多めに被計量物が供給される結果、供給ホッパ5を介して計量ホッパ8にも多めの被計量物2が供給され、組合せが成立しにくくなり、組合せ計量精度が悪くなる。
そこで、この実施形態では、組合せ秤の運転を一旦停止させた後の再開時には、リニアフィーダ7による搬送力を一時的に弱めるようにしている。このため、上述の通常運転用の動作パラメータよりも搬送力を弱くした少ない搬送力の少力運転用の動作パラメータを操作設定表示器15によって予め設定している。この少力運転用の動作パラメータは、搬送力を弱める割合、例えば、50%といった割合で設定される。これによって、通常運転用の動作パラメータとして設定されている各リニアフィーダ7の振動振幅および駆動時間の少なくともいずれか一方、この実施形態では、振動振幅が、少力運転用の動作パラメータとして設定された割合に弱められる。
したがって、少力運転用の動作パラメータとして、例えば、50%が設定されたとすると、組合せ秤の運転を一旦停止させた後の運転の再開時には、一時的に、通常運転用の動作パラメータとして設定されている各リニアフィーダ7の振動振幅が、全て50%に弱められることになる。
この少力運転用の動作パラメータによる各リニアフィーダ7の搬送は、一時的、具体的には、複数回、例えば、3回行われる。すなわち、運転の再開後の複数回、例えば、3回の計量サイクルでは、少力運転用の動作パラメータによって各リニアフィーダ7の駆動が制御される。
更に、この実施形態では、再開後の複数回に亘って少力運転用の動作パラメータによる各リニアフィーダ7による搬送が行われた後、前記複数回の搬送によって、各供給ホッパ5を介して計量ホッパ8にそれぞれ投入された被計量物の重量に基づいて、少力運転用の動作パラメータの補正を行なうようにしている。
図3は、この実施形態の組合せ秤の動作を説明するためのフローチャートである。
先ず、制御装置10は、トップコーン3上の被計量物の量を検出するレベル検出器14の検出出力に基づいて、供給装置1のON/OFFを制御して被計量物をトップコーン3に供給する供給部制御を行う(ステップS1)。この供給部制御についての詳細は、更に後述する。
次に、組合せ秤が運転を一旦停止していることを示す組合せ秤停止中フラグがONしているか否かを判断し(ステップS2)、組合せ秤停止中フラグがONしているときには、供給装置1からトップコーン3へ供給される被計量物2が、レベル検出器14によって検出される上限値になるまで組合せ秤が運転を一旦停止しているとしてステップS1に戻り、組合せ秤停止中フラグがONしていないときには、ステップS3に移る。
ステップS3では、制御装置10は、トップコーン3を振動させるメインフィーダ4の駆動を制御してトップコーン3上の被計量物を周囲へ分散させてリニアフィーダパン6に被計量物を供給する分散部制御を行う。
次に、制御装置10は、リニアフィーダパン6を振動させるリニアフィーダ7の駆動を制御して、空の供給ホッパ5に対応するリニアフィーダパン6を振動させてリニアフィーダパン6上の被計量物を当該空の供給ホッパ5に供給するリニアフィーダ制御を行う(ステップS4)。
制御装置10は、供給ホッパ5の排出用のゲート5aを制御し、空の計量ホッパ8に対応する供給ホッパ5の排出用のゲート5aを開いて、被計量物を当該空の計量ホッパ8へ供給する供給ホッパ制御を行う(ステップS5)。こうして空の計量ホッパ8に被計量物が供給されると、対応する重量センサ9により、前記計量ホッパ8に供給された被計量物の重量を計量し、計量値を制御装置10に取込む計量ホッパ8の計量制御を行う(ステップS6)。
次に、リニアフィーダ7の動作パラメータの変更処理を、後述するように行ない(ステップS7)、制御装置10は、計量ホッパ8に供給されている被計量物の重量に基づいて、組合せ演算を行い、計量物の重量の組合せ重量が、目標組合せ重量に等しいか、あるいは、組合せ目標重量よりも重く、かつ、最も近い計量ホッパ8の組合せの選択を行う(ステップS8)。その後、包装機13からの排出要求信号の入力があるか否かを判断し(ステップS9)、排出要求信号の入力があると、制御装置10は、最適な組合せの計量ホッパ8に指令を与えて被計量物を排出する計量ホッパ制御を行い(ステップS10)、ステップS1に戻る。以下、上述と同様の計量サイクルを繰り返すことによって、一定の条件を満たす量の被計量物が包装機13へと排出される。
図4は、上述の図3のステップS1の供給部制御の処理の詳細を示すフローチャートである。
先ず、レベル検出器14の検出信号を読込み(ステップS101)、組合せ秤が運転を一旦停止していることを示す組合せ秤停止中フラグがONしているか否かを判断し(ステップS102)、組合せ秤停止中フラグがONしているときには、レベル検出器14によって検出されるトップコーン3上の被計量物2のレベルが上限値以上であるか否かを判断し(ステップS103)、被計量物のレベルが上限値以上でないときには、ステップS101に戻る。
ステップS103において、被計量物のレベルが、上限値以上であるときには、供給装置1からトップコーン3上へ被計量物2が十分供給されたとして、組合せ秤停止中フラグをOFFにし(ステップS104)、リニアフィーダ7の動作パラメータを、通常運転用パラメータから少力運転用パラメータに変更することを示す少力運転用パラメータ変更フラグをONにし(ステップS105)、供給装置1による被計量物2の供給を停止するために、供給装置1へOFF信号を送信してステップS101に戻る(ステップS106)。
ステップS102において、組合せ秤停止中フラグがONでないとき、すなわち、組合せ秤が運転中であるときには、レベル検出器14によって検出される被計量物のレベルが「0」であるか否か、すなわち、トップコーン3上に被計量物2が無いか否かを判断し(ステップS107)、トップコーン3上に被計量物2が無いときには、供給装置1へ被計量物2を供給するように、ON信号を送信し(ステップS108)、組合せ秤の運転を一旦停止し(ステップS109)、組合せ秤が運転を一旦停止していることを示す組合せ秤停止中フラグをONにし(ステップS110)、ステップS101に戻る。
ステップS107において、被計量物2のレベルが「0」でないとき、すなわち、トップコーン3上に被計量物2が有るときには、レベル検出器14によって検出される被計量物2のレベルが下限値以下であるか否かを判断し(ステップS111)、下限値以下であるときには、供給装置1へ被計量物2を供給するようにON信号を送信し(ステップS112)、ステップS101に戻る。
ステップS111において、被計量物2のレベルが下限値以下でないときには、レベル検出器14によって検出される被計量物2のレベルが上限値以上であるか否かを判断し(ステップS113)、上限値以上であるときには、供給装置1へ被計量物2の供給を停止するようにOFF信号を送信し(ステップS114)、ステップS101へ戻る。ステップS113において、被計量物2のレベルが上限値以上でないときには、ステップS101に戻る。
以上のようにして、トップコーン3上の被計量物2が下限値以下になると、供給装置1にON信号を送信して被計量物2を供給させ、トップコーン3上の被計量物2が、上限値以上になると、供給装置1にOFF信号を送信して被計量物2の供給を停止させ、トップコーン3上の被計量物2が無くなったときには、組合せ秤の運転を一旦停止し、停止中に、トップコーン3上の被計量物2が、上限値以上になると、リニアフィーダ7の動作パラメータを、少力運転用パラメータに変更するための変更フラグをONすると共に、供給装置1にOFF信号を送信して被計量物の供給を停止させる。
図5は、図3のステップS4のリニアフィーダ制御処理の詳細を示すフローチャートである。
先ず、リニアフィーダ7の動作パラメータを、少力運転用パラメータに変更した運転中であることを示す少力運転用パラメータ変更中フラグがONしているか否かを判断し(ステップS401)、少力運転用パラメータ変更中フラグがONしてないときには、少力運転用パラメータに変更するための変更フラグである少力運転用パラメータ変更フラグがONしているか否かを判断し(ステップS402)、少力運転用パラメータ変更フラグがONでないときには、ステップS411に移り、それまでの運転パラメータである通常運転用パラメータで各リニアフィーダ7を駆動する。
ステップS402において、少力運転用パラメータ変更フラグがONしているときには、リニアフィーダ7の動作パラメータを、通常運転用パラメータから少力運転用パラメータに設定を変更し(ステップS403)、少力運転用パラメータ変更フラグをOFFにし(ステップS404)、リニアフィーダ7の動作パラメータを、少力運転用パラメータに変更した運転中であることを示す少力運転用パラメータ変更中フラグをONにし(ステップS405)、少力運転用パラメータによるリニフフィーダ7の駆動回数を計数するために、駆動回数を1にセットし(ステップS406)、各リニアフィーダ7を少力運転用パラメータで駆動して終了する(ステップS411)。
ステップS401において、少力運転用パラメータ変更中フラグがONであるときには、少力運転用パラメータによる駆動回数を1つ増加し(ステップS407)、駆動回数が、予め設定した設定回数E、例えば、3回になったか否かを判断し(ステップS408)、設定回数Eになったときには、少力運転用パラメータによる一時的な運転は終了したとして、リニアフィーダ7の動作パラメータを通常運転用のパラメータにし(ステップS409)、少力運転用パラメータ変更中フラグをOFFし(ステップS410)、ステップS411に移り、通常運転用パラメータでリニアフィーダ7を駆動する。
ステップS408において、少力運転用パラメータでのリニアフィーダ7の駆動回数が設定回数Eになっていないときには、ステップS411に移り、リニアフィーダ7を少力運転用パラメータで駆動して終了する。
図6は、上述の図3のステップS7のリニアフィーダ動作パラメータ変更処理の詳細を示すフローチャートであり、この処理は、少力運転用パラメータの補正を行なう処理である。
先ず、リニアフィーダ7の動作パラメータを、少力運転用パラメータに変更した運転中であることを示す少力運転用パラメータ変更中フラグがONであるか否かを判断し(ステップS801)、少力運転用パラメータ変更中フラグがONであるときには、少力運転中に、各計量ホッパ8に供給される被計量物の重量を累積加算することを示す累積加算フラグをONにし(ステップS802)、複数の計量ホッパ8を特定するホッパ番号kを「1」に初期化し(ステップS803)、ホッパ番号kの計量ホッパ8についての重量値を、それまでの重量値に累積加算し(ステップS804)、kに1を加えて新たなkとし(ステップS805)、ホッパ番号kが計量ホッパ8の全台数nに1を加えた数(n+1)になったか否かを判断し(ステップS806)、n+1になっていないときには、ステップS804に戻り、次の計量ホッパ8について同様の処理を行なう。ステップS806において、ホッパ番号kがn+1になったときには、終了する。
ステップS801において、少力運転用パラメータ変更中フラグがONしていないときには、累積加算フラグがONしているか否かを判断し(ステップS807)、累積加算フラグがONしているときには、少力運転用パラメータでのリニアフィーダ7の駆動回数が設定回数Eに達してその間の各計量ホッパ8の重量値が累積加算されたとして、累積加算フラグをOFFにし(ステップS808)、計量ホッパ8を特定するホッパ番号kを「1」に初期化し(ステップS809)、ホッパ番号kの計量ホッパ8の重量の累積加算値を、上述の設定回数Eで割って平均値を算出し(ステップS810)、ホッパ番号kの計量ホッパ8の重量累積加算メモリをクリアし(ステップS811)、平均値が、上述の目標とするホッパ投入量の許容下限値よりも小さいか否かを判断する(ステップS812)。この目標とするホッパ投入量の許容下限値及び許容上限値は、上述の「ホッパ目標重量」を含む範囲となるように予め設定される。ステップS812において、平均値が、目標投入量の許容下限値よりも小さいときには、少力運転用パラメータを、搬送力を強める(増加させる)ように補正し(ステップS813)、kに1を加えて新たなkとし(ステップS816)、ホッパ番号kが計量ホッパの台数nに1を加えた数(n+1)になったか否かを判断し(ステップS817)、n+1になっていないときには、ステップS810に戻り、次の計量ホッパ8について同様の処理を行なう。ステップS817において、ホッパ番号kがn+1になったときには、終了する。
ステップS812において、平均値が、目標とするホッパ投入量の許容下限値よりも小さくないときには、平均値が、目標とするホッパ投入量の許容上限値より大きいか否かを判断し(ステップS814)、大きいときには、少力運転用パラメータを、搬送力を弱める(減少させる)ように補正し(ステップS815)、ステップS816に移る。
また、ステップS814において、平均値が、目標とするホッパ投入量の許容上限値より大きくないときには、補正の必要がないとしてステップS816に移る。
このように、トップコーン3上の被計量物2が無くなると、組合せ秤を一旦停止し、トップコーン3上の被計量物2の量が、レベル検出器14によって上限値以上になったことが検出されると、運転を再開すると共に、再開時には、リニアフィーダ7による搬送力を、通常の搬送力よりも一次的に弱めて被計量物2を搬送するので、組合せ秤を一旦停止している間に、リニアフィーダパン6の外周端では、被計量物2の層厚が厚くなるけれども、運転の再開時に、計量ホッパ8に投入される被計量物の投入量が多めになるのを防止することができ、これによって、組合せが成立しにくくなるのを回避して、組合せ精度が低下するのを抑制することができる。
この実施形態では、少力運転用パラメータを補正したけれども、本発明の他の実施形態では、少力運転用パラメータは補正しなくてもよい。
(実施形態2)
各リニアフィーダパン6によって搬送される被計量物2には、例えば、その性状によって、絡み易く、塊が生じ易いような被計量物、例えば、ポテトチップスなどの被計量物がある。
かかる被計量物では、トップコーン3からリニアフィーダパン6に一定量の被計量物が供給されても、リニアフィーダパン6上の被計量物が、絡まって塊が生じ、被計量物の層厚が、塊によって部分的に厚くなったり、逆に、塊が形成された分、その近傍が部分的に薄くなったりすることになる。
このため、塊によって部分的に層厚が厚くなった部分の被計量物がリニアフィーダ7によって搬送されて、供給ホッパ5を介して計量ホッパ8に過剰の被計量物が投入されたり、逆に、前記塊が形成された分、その近傍の層厚が薄くなった部分の被計量物がリニアフィーダ7によって搬送されて、供給ホッパ5を介して計量ホッパ8に被計量物が過少に投入されたりすることが多くなり、組合せが成立しにくくなって組合せ計量精度が低下してしまう。
そこで、この実施形態では、図7に示すように、計量ホッパ8の前段の供給ホッパ5に供給される被計量物2の重量を重量センサ20によって検出し、供給ホッパ5に所定重量範囲を超える多めの被計量物2が供給されたときには、被計量物の層厚が部分的に厚くなった部分の被計量物が供給されたとし、次回は、部分的に薄くなった被計量物が供給されるとして、被計量物の供給量が過少とならないように、次回の搬送では、リニアフィーダ7の搬送力を強めにした強搬送力の搬送を行う。また、逆に、供給ホッパ5に、所定重量範囲未満の少ない被計量物が供給されたときには、被計量物の層厚が部分的に薄くなった部分の被計量物が供給されたとし、次回は、部分的に厚くなった被計量物が供給されるとして、被計量物の供給量が過剰とならないように、次回の搬送では、リニアフィーダ7の搬送力を弱めにした弱搬送力の搬送を行うようにしている。
また、供給ホッパ5に供給された被計量物の計量値が、所定重量範囲にあるときには、その供給ホッパ5に対応するリニアフィーダ7の次回の搬送では、通常の搬送力による搬送を行うものである。
なお、通常の搬送力は、上述の通常運転用パラメータによる通常の搬送力であり、弱搬送力および強搬送力は、各リニアフィーダ7の振動の振幅および駆動時間として予めそれぞれ設定する。
この実施形態によると、被計量物の厚さが、厚くなった部分、あるいは、薄くなった部分の被計量物が搬送されて供給ホッパ5に供給されると、次回の搬送では、搬送力を強め、あるいは、弱めるので、供給ホッパ5に供給される被計量物、したがって、供給ホッパ5を介して被計量物が投入される計量ホッパ8の被計量物の量が、過少になったり、あるいは、過剰になったりするのを低減し、これによって、組合せ計量精度が低下するのを抑制することができる。
その他の構成は、上述の実施形態と同様である。
本発明は、組合せ秤、特にその組合せ計量精度の向上に有用である。
3 トップコーン
4 メインフィーダ
5 供給ホッパ
6 リニアフィーダパン
7 リニアフィーダ
8 計量ホッパ
9,20 重量センサ
10 制御装置
13 包装機
15 操作設定表示器
16 演算制御部
19 振動制御回路部

Claims (6)

  1. 供給装置から供給される被計量物を周囲へ分散させる分散部と、
    該分散部における前記被計量物の量を検出する検出部と、
    前記分散部の周囲にそれぞれ配設されて該分散部で分散される被計量物をそれぞれ搬送する複数の搬送部と、
    各搬送部にそれぞれ対応して設けられ、各搬送部によって搬送される被計量物が投入されると共に、投入される被計量物をそれぞれ計量する複数の計量部と、
    前記検出部の検出出力に基づいて、前記分散部および前記搬送部を制御すると共に、前記計量部で計量される被計量物の計量値に基づいて組合せ演算を行う制御部と、
    を備える組合せ秤であって、
    前記制御部は、
    前記検出部の検出出力に基づいて、前記分散部における前記被計量物の量が第1所定量以下になったときには、前記分散部による前記被計量物の分散および前記搬送部による被計量物の搬送を停止させる一方、
    前記分散部における前記被計量物の量が第2所定量以上になったときには、前記分散部による被計量物の分散および前記搬送部による被計量物の搬送を再開させると共に、前記搬送部の搬送力を一時的に弱めるように制御する、
    ことを特徴とする組合せ秤。
  2. 前記制御部は、
    前記分散部による被計量物の分散および前記搬送部による被計量物の搬送を再開させるときには、複数回の計量サイクルにおいて前記搬送部の搬送力を弱めるように制御する、
    請求項1に記載の組合せ秤。
  3. 前記搬送部の搬送力を制御するパラメータを設定するパラメータ設定部を備え、
    前記制御部は、前記パラメータ設定部に設定される前記パラメータに基づいて、前記搬送部の搬送力を制御する、
    請求項1また2に記載の組合せ秤。
  4. 前記複数の搬送部は、それぞれ、振動によって前記被計量物を搬送する振動フィーダであり、
    前記制御部は、前記パラメータに基づいて、前記振動フィーダの振動振幅および駆動時間の少なくともいずれか一方を制御する、
    請求項3に記載の組合せ秤。
  5. 前記パラメータは、通常の搬送力の通常運転用パラメータと、前記通常の搬送力よりも弱い搬送力の少力運転用パラメータとを含み、
    前記通常運転用パラメータは、前記通常の搬送力を、前記各振動フィーダの振動振幅および駆動時間で規定するものであり、
    前記少力運転用パラメータは、前記弱い搬送力を、前記通常の搬送力との割合で規定するものであり、
    前記制御部は、前記通常運転用パラメータに基づいて、前記搬送部の搬送力を制御する共に、前記分散部による被計量物の分散および前記搬送部による被計量物の搬送を再開させるときには、前記少力運転用パラメータに基づいて、前記搬送部の搬送力を一時的に制御する、
    請求項に記載の組合せ秤。
  6. 前記制御部は、前記搬送部が搬送して前記計量部に投入すべき被計量物の目標量と、前記少力運転用パラメータに基づいて一時的に制御される前記搬送部が搬送して前記計量部に投入される被計量物の計量値とに基づいて、前記少力運転用パラメータを補正する、
    請求項5に記載の組合せ秤。
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