JP5692659B2 - 乗客コンベア - Google Patents

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Description

本発明は、乗客を搬送する複数の踏段を循環移動させるエスカレータや電動道路などの乗客コンベアに関するものである。
一般的に、乗客コンベアの一例であるエスカレータは、上階床と下階床にわたって設置される枠体と、この枠体に取り付けられるガイドレールと、ガイドレールに案内されて循環移動する複数の踏段を備えている。複数の踏段には、無端状の踏段チェーンが連結されており、この踏段チェーンが回転駆動することで複数の踏段が循環移動する。また、踏段チェーンには、円滑に駆動するように潤滑油が供給されている。
また、乗客コンベアにおける傾斜が一定となる傾斜部では、往路側を移動する踏段の前輪と後輪の間隔が一定である。そして、ガイドレールにおける往路側の傾斜部では、部品点数を削減するためや、ガイドレールの調整の手間を省くために、前輪が走行する走行面部と後輪が走行する走行面部を一体に形成した往路側レールが提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、この前輪及び後輪が走行する走行面部を一体に形成した往路側レールの上方には、踏段チェーンが配置される。そのため、踏段チェーンから潤滑油がレールに滴下し、レール上に潤滑油が溜まるおそれがあった。また、後輪は、踏段の本体の端部よりも幅方向の内側に配置されるため、後輪が走行する走行面部も踏段の本体の端部よりも幅方向の内側に配置される。その結果、レール上に溜まった潤滑油が踏段側の端部、すなわち後輪が走行する走行面部側から流れ落ちた場合、復路側を移動する踏段に潤滑油が付着するおそれがあった。
このような問題を解決するために、特許文献1には、往路側のレールから滴下した潤滑油を枠体の底面へ誘導する油切り板を復路側の後輪レールに設ける技術が提案されている。また、踏段チェーンに過剰に供給された潤滑油を除去するフェルトやブラシからなる除去部を踏段チェーンに設ける技術も提案されている(特許文献2及び特許文献3参照)。
さらに、特許文献4に開示された技術では、往路側の後輪が走行するレールにおける踏段側に鉛直方向の上方に向けて傾斜した傾斜部を設けている。そして、この傾斜部は、走行面上に付着した潤滑油が走行面部の踏段側の端部から流れ落ちることを堰き止めている。
また、特許文献5に開示された技術では、往路側の前輪又は後輪が走行するレールにおける踏段側の端部に油切り溝を設けている。そして、この油切り溝によって、往路側のレールにおける踏段側の端部から潤滑油が復路側のレールや踏段に滴下することを防止している。
特開2006−290548号公報 特開2001−163566号公報 特開2001−287886号公報 特開2010−047411号公報 特開平07−257864号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、油切り板を往路側のレールにおける継ぎ目にしか設けていなかった。そのため、往路側のレールにおける継ぎ目以外の箇所から潤滑油が滴下した場合、油切り板によって潤滑油を枠体の底面へ誘導することができず、踏段が潤滑油によって汚れていた。
また、特許文献2及び3に開示された技術では、長期間使用することで過剰な潤滑油を除去する除去部が劣化するおそれがあり、定期的な交換が必要であった。また、交換を怠ると、除去部によって十分に潤滑油を除去することができずに、踏段チェーンから潤滑油が滴下し、ガイドレールや踏段を汚していた。
さらに、特許文献1、4及び5に開示された技術では、往路側の後輪が走行する走行面部に付着した潤滑油が除去されていない。そのため、後輪が往路側の走行面部を走行すると、後輪に潤滑油が付着していた。そして、踏段が循環移動する間に、後輪に付着した潤滑油が復路側の後輪レールに広がり、復路側の後輪レールから踏段に潤滑油が流れ落ちるおそれがあった。
また、特許文献5に開示された技術では、長期間使用することで油切り溝内に埃やゴミが溜まるおそれがあった。そして、埃やゴミが油切り溝内に溜まることで、潤滑油が油切り溝を乗り越えてレールの踏段側の端部から流れ落ちる可能性があるため、定期的に油切り溝を清掃する必要があった。
本発明の目的は、上記の問題点を考慮し、踏段チェーンから滴下した潤滑油によって踏段が汚れることを防ぐことができる乗客コンベアを提供することにある。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の乗客コンベアは、枠体と、複数の踏段と、踏段チェーンと、前輪と、後輪と、ガイドレールとを備えている。枠体は、建築構造物に設置される。複数の踏段は、枠体内に配置され、無端状に連結される。踏段チェーンは、複数の踏段の幅方向の両端面よりも外側で複数の踏段を連結し、回転することで複数の踏段を枠体の長手方向に沿って往路側と復路側を循環移動させる。前輪は、踏段チェーンよりも複数の踏段の幅方向の外側に配置され、複数の踏段に回転可能に取り付けられる。後輪は、複数の踏段の幅方向の両端面よりも内側に配置され、複数の踏段に回転可能に取り付けられる。また、ガイドレールは、前輪が走行する前輪走行面部及び後輪が走行する後輪走行面部を有し、踏段の移動を案内する。さらに、ガイドレールは、複数の踏段における往路側の移動を案内する往路側のレールにおいて、前輪走行面部と後輪走行面部との間に前輪走行面部よりも上方に突出する凸部を有する。ガイドレールは、枠体の長手方向に沿って複数連結して設けられる。また、複数のガイドレールにおける連結箇所の凸部には、切欠きが形成され、凸部における切欠きを形成した端面は、開放されている。
本発明の乗客コンベアによれば、ガイドレールにおける前輪走行面部と後輪走行面部との間に凸部を設けたことで、前輪走行面部から流れ落ちる潤滑油を凸部によって堰き止めることができる。これにより、後輪走行面部に潤滑油が付着しないため、後輪が汚れることを防止できると共に、後輪走行面部から潤滑油が踏段側へ流れ落ちることを防ぐことが可能となる。
本発明の第1の実施の形態例にかかる乗客コンベアを模式的に示す概略構成図である。 図1に示す乗客コンベアをS−S線で断面した断面図である。 図1に示す乗客コンベアをT−T線で断面した断面図である。 従来の乗客コンベアにおける往路側傾斜部レールを示す斜視図である。 従来の乗客コンベアにおける往路側傾斜部レールを枠体に固定した状態を示す要部拡大図である。 本発明の第1の実施の形態例にかかる乗客コンベアの往路側傾斜部レールを示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態例にかかる乗客コンベアの往路側傾斜部レールを枠体に固定した状態を示す要部拡大図である。 本発明の第1の実施の形態例にかかる乗客コンベアの往路側前輪レール及び往路側後輪レールと往路側傾斜部レールの連結状態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態例にかかる乗客コンベアの往路側傾斜部レールを複数連結した状態を示す斜視図である。 本発明の乗客コンベアにおける往路側傾斜部レールの他の実施の形態例を示すもので、図10Aは第2の実施の形態例にかかる往路側傾斜部レールを示す断面図、図10Bは第3の実施の形態例にかかる往路側傾斜部レールを示す断面図、図10Cは第4の実施の形態例にかかる往路側傾斜部レールを示す断面図である。
以下、本発明の乗客コンベアの実施の形態例について、図1〜図10を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
1.第1の実施の形態例
まず、図1を参照して本発明の乗客コンベアの第1の実施の形態例(以下、「本例」という。)について説明する。
図1は、本例の乗客コンベアを模式的に示す概略構成図である。
図1に示すように、本例の乗客コンベア1は、建築構造物の下階床100Bと上階床100Aとの間に設置される傾斜型の乗客コンベア、いわゆるエスカレータである。この乗客コンベア1は、枠体2と、下側乗降床3Bと、上側乗降床3Aと、欄干部4と、複数の踏段5と、ガイドレール6と、駆動部10と、一対の踏段チェーン11とを備えている。
枠体2は、下階床100Bと上階床100Aにまたがって設置されている。また、枠体2は、欄干部4を支持している。この枠体2における上階床100A側には、上側乗降床3Aが設けられており、枠体2における下階床100B側には、下側乗降床3Bが設けられている。
上側乗降床3Aの下方には、駆動部10と、この駆動部10によって回転する駆動スプロケット12が配置されている。駆動スプロケット12の駆動軸には、主スプロケット13が固定されている。また、下側乗降床3Bの下方には、従スプロケット14が配置されている。この主スプロケット13と従スプロケット14に、無端状の踏段チェーン11が巻回される。そして、主スプロケット13と従スプロケット14が回転することで、踏段チェーン11が回転する。さらに、駆動部10の近傍には、踏段チェーン11に潤滑油を供給する供給装置16が設けられている。
図2は、図1に示す乗客コンベア1をS−S線で断面した断面図である。
図2に示すように、枠体2は、踏段5を挟んで枠体2の長手方向と直交する幅方向に対向する左側枠体2A及び右側枠体2Bと、左側枠体2Aと右側枠体2Bを連結する中間横部材2Cを有している。
左側枠体2Aと、右側枠体2Bは、左右対称に形成されている。なお、後述する構成は、全て左右対称に形成されているため、ここでは、左側に配置された部材について説明し、右側に配置された部材の説明は省略する。
左側枠体2A及び右側枠体2Bは、上下方向に対向する上部材21及び下部材22と、これら上部材21と下部材22とを連結する複数の縦部材23から構成されている。上部材21、下部材22及び複数の縦部材23は、適当な強度を有する鋼材からなっている。
また、中間横部材2Cは、上部材21、下部材22及び縦部材23と同様に、適当な強度を有する鋼材からなっている。さらに、縦部材23における鉛直方向の下方には、油受け部材25が取り付けられている。この油受け部材25は、枠体2の底面に配置される。
図2に示すように、枠体2における上側乗降床3A側及び下側乗降床3B側には、第1のレール支持部材31と、第2のレール支持部材32と、第3のレール支持部材33が設けられている。第1のレール支持部材31は、縦部材23における上部材21側に固定されており、第2のレール支持部材32は、縦部材23における下部材22側に固定されている。さらに、第3のレール支持部材33は、中間横部材2Cに固定されている。
図3は、図1に示す乗客コンベア1をT−T線で断面した断面図である。
また、図3に示すように、乗客コンベア1の傾斜部では、枠体2に中間レール支持部材34が設けられている。中間レール支持部材34は、平板状に形成されており、その平面が枠体2の長手方向と直交する。この中間レール支持部材34は、枠体2に取り付けるための不図示のボルトが貫通する複数の取付用孔34aを有している。
また、中間レール支持部材34は、往路用レール支持部35aと、復路用レール支持部35b,35cが設けられている。往路用レール支持部35a及び復路用レール支持部35b,35cは、中間レール支持部材34の周縁に段部を設けることにより形成されている。
ガイドレール6は、上述した第1のレール支持部材31、第2のレール支持部材32、第3のレール支持部材33及び中間レール支持部材34に支持されている。そして、図1に示すように、ガイドレール6は、枠体2の長手方向に沿って延びている。このガイドレール6の詳細な構成については、後で詳しく説明する。また、ガイドレール6には、複数の踏段5が移動可能に支持されている。
複数の踏段5は、一対の踏段チェーン11を介して無端状に連結されている。この複数の踏段5は、枠体2内に配置される。図2に示すように、踏段5は、踏面及びライザーからなる本体5Aと、左右の前輪7に共通の前輪軸5Bと、左右一対の後輪8にそれぞれ対応する一対の後輪軸5Cとを有している。前輪軸5Bは、踏段5の進行方向と直交する本体5Aの幅方向の両端面5aから外側に延出している。前輪軸5Bの端部には、前輪7が回転可能に設けられている。前輪軸5Bにおける前輪7と本体5Aとの間には、踏段チェーン11が配置される。また、踏段チェーン11は、踏段5の本体5Aの幅方向の両端面5aよりも外側に配置されている。そして、前輪7は、踏段チェーン11よりも踏段5における本体5Aの幅方向の両端面5aよりも外側に配置される。
一対の後輪軸5Cは、本体5Aの幅方向の両端面5aよりも内側に配置されている。後輪軸5Cの端部には、後輪8が回転可能に設けられている。この後輪8は、踏段5の本体5Aの両端面5aよりも内側、すなわち踏段チェーン11よりも幅方向の内側に位置している。
そして、踏段5は、踏段チェーン11が回転することで、枠体2に設けたガイドレール6に案内されて枠体2内における往路側と復路側を循環移動する。乗客は、往路側を移動する踏段5の本体5Aに乗って輸送される。乗客を輸送した踏段5は、枠体2の一端に設けた主スプロケット13または従スプロケット14により復路側へ送られる。一方、復路側を移動する踏段5は、枠体2の他端に設けた従スプロケット14または主スプロケット13により往路側へ送られる。
次に、ガイドレール6について詳細な構成について説明する。
図1に示すように、ガイドレール6は、踏段5の往路側の移動を案内する往路側前輪レール6A、往路側後輪レール6B及び往路側傾斜部レール6Cと、踏段5の復路側の移動を案内する復路側前輪レール6Dと、復路側後輪レール6Eとを有している。
往路側前輪レール6A及び往路側後輪レール6Bは、乗客コンベア1における上側乗降床3A側及び下側乗降床3B側に配置される。また、往路側傾斜部レール6Cは、乗客コンベア1の傾斜が一定となった中間部である傾斜部に配置される。
図1に示すように、乗客コンベア1における上側乗降床3A側及び下側乗降床3B側は、傾斜部との境界近傍で往路側を移動する踏段5の前輪7と後輪8の高さ方向の間隔が連続して変化している。そのため、図2に示すように、踏段5の往路側の移動を案内するガイドレール6は、往路側前輪レール6Aと、往路側後輪レール6Bの2本に分割している。
往路側前輪レール6Aは、枠体2に設けた第1のレール支持部材31に固定されている。また、復路側前輪レール6Dは、枠体2に設けた第2のレール支持部材32に固定されている。そして、往路側後輪レール6B及び復路側後輪レール6Eは、枠体2に設けた第3のレール支持部材33に固定される。また、往路側前輪レール6A、往路側後輪レール6B、復路側前輪レール6D及び復路側後輪レール6Eは、それぞれ長手方向と直交する方向に切断した断面形状が略L字状に形成された鋼材である。
往路側後輪レール6B及び復路側後輪レール6Eは、往路側を移動する踏段5の前輪軸5Bに固定された踏段チェーン11よりも幅方向の中心側に配置されている。そして、上述したように、踏段チェーン11は、踏段5の本体5Aの幅方向の端面5aよりも外側に位置している。そのため、踏段チェーン11から滴下した潤滑油Mは、往路側後輪レール6B及び復路側後輪レール6Eや復路側を移動する踏段5の本体5Aに付着することなく、油受け部材25に落下する。
また、図1に示すように、乗客コンベア1における傾斜部は、往路側を移動する踏段5の前輪7と後輪8の高さ方向の間隔が一定である。そのため、図3に示すように、往路側を移動する踏段5の前輪7を案内するレールと後輪8を案内するレールを一体に形成した往路側傾斜部レール6Cを用いている。前輪7を案内するレールと後輪8を案内するレールを一体に形成することで、部品点数を削減することができると共に、レールの取付位置や角度等を調整する手間を削減することが可能となる。
この往路側傾斜部レール6Cは、枠体2に設けた中間レール支持部材34の往路用レール支持部35aに固定されている。また、中間レール支持部材34における復路用レール支持部35b,35cには、それぞれ復路側前輪レール6Dと復路側後輪レール6Eが固定されている。
ここで、図4及び図5を参照して従来における前輪のレールと後輪のレールが一体となった往路側傾斜部レールの構成について説明する。
図4は、従来の往路側傾斜部レール600を示す斜視図、図5は、従来の往路側傾斜部レール600を枠体2に固定した状態の拡大図である。
図4に示すように、往路側傾斜部レール600は、前輪走行面部601と、後輪走行面部602と前輪走行面部601と後輪走行面部602を接続する接続部603とを有している。前輪走行面部601には、往路側を移動する踏段5の前輪7が走行し、後輪走行面部602には、往路側を移動する踏段5の後輪8が走行する。
接続部603は、前輪走行面部601から略垂直に連続しており、後輪走行面部602は、接続部603から略垂直に連続している。すなわち、後輪走行面部602は、前輪走行面部601から一段凹んだ段差面部である。
また、前輪走行面部601の上方には、前輪軸5Bに固定された踏段チェーン11が配置される。そのため、踏段チェーン11から滴下した潤滑油Mは、前輪走行面部601の一面に付着する。そして、潤滑油Mは、前輪走行面部601の一面に沿って下方に流れ落ちる。このとき、前輪走行面部601の一面を流れ落ちる潤滑油Mの一部は、前輪走行面部601と一体に形成された後輪走行面部602にも流れ落ちる。
その結果、従来の往路側傾斜部レール600では、図5に示すように、後輪走行面部602における幅方向の接続部603と反対側の端部から潤滑油Mが滴下し、踏段5の本体5Aに潤滑油Mが付着するおそれがあった。
さらに、図4に示すように、潤滑油Mが後輪走行面部602に潤滑油Mが流れ落ちることで、後輪走行面部602を走行する後輪8に潤滑油Mが付着する。そして、踏段5がガイドレールに沿って循環移動することで、後輪8に付着した潤滑油Mが、往路側後輪レール6B(図2参照)や復路側後輪レール6Eに広がる。そのため、往路側後輪レール6Bや、復路側後輪レール6Eから潤滑油Mが滴下し、踏段5の本体5Aに付着するおそれがあった。
すなわち、往路側傾斜部レール600の後輪走行面部602に潤滑油Mを堰き止める傾斜部や凹部を設けても、他の後輪レール6B、8Eから潤滑油Mが滴下するため、有効な手段とはいえなかった。
なお、乗客コンベア1における上側乗降床3A側及び下側乗降床3B側に配置された往路側後輪レール6Bや復路側後輪レール6Eは、湾曲している。そのため、この往路側後輪レール6Bや復路側後輪レール6Eにおける幅方向の踏段5側の端部に、潤滑油Mを堰き止める傾斜部や凹部を設けることは、困難である。
次に、本例の図6〜図9を参照して本例の往路側傾斜部レール6Cについて説明する。
図6は本例の往路側傾斜部レール6Cを示す斜視図、図7は本例の往路側傾斜部レール6Cを枠体2に固定した状態の拡大図である。
図6に示すように、往路側傾斜部レール6Cは、前輪走行面部41と、前輪走行面部41から一段凹んだ段差面である後輪走行面部42と、接続部43と、前輪走行面部41と後輪走行面部42の間に形成された凸部44とを有している。前輪走行面部41には、往路側を移動する踏段5の前輪7が走行し、後輪走行面部42には、往路側を移動する踏段5の後輪8が走行する。そして、往路側傾斜部レール6Cは、乗客コンベア1における傾斜部の往路側を移動する踏段5を案内する。
前輪走行面部41には、往路側傾斜部レール6Cを中間レール支持部材34に取り付けるためのボルト51が貫通する図に表れない取付用孔が設けられている。なお、往路側傾斜部レール6Cをボルト51及び座金52を介して中間レール支持部材34に取り付ける際、取付用孔とボルト51の隙間には、封入剤が埋め込まれる。これにより、取付用孔とボルト51の隙間から前輪走行面部41における前輪7が走行する一面の反対側の他面側に潤滑油Mが滲み出ることを防ぐことができる。
前輪走行面部41における幅方向の後輪走行面部42側の端部には前輪走行面部41よりも上方に突出する凸部44が設けられている。この凸部44は、往路側傾斜部レール6Cの長手方向に沿って連続して形成されている。凸部44は、前輪走行面部41の端部を前輪7側である、踏段5の進行方向及び幅方向とも直交する方向の上方に向けて折り曲げることで形成されている。そのため、凸部44における前輪走行面部41側には、傾斜面44aが形成される。この凸部44には、接続部43が連続して設けられている。
接続部43における凸部44と反対側の端部には、後輪走行面部42が略垂直に連続して設けられている。すなわち、本例の往路側傾斜部レール6Cは、前輪走行面部41と後輪走行面部42との間に前輪走行面部41よりも上方に突出する凸部44を有している。そして、この凸部44は、前輪走行面部41に溜まった潤滑油Mが後輪走行面部42に流れ落ちることを堰き止める。
これにより、後輪走行面部42には、前輪走行面部41から潤滑油Mが流れ落ちないため、後輪走行面部42を走行する後輪8に潤滑油Mが付着することを防ぐことができる。その結果、後輪8に潤滑油Mが付着することがないため、往路側後輪レール6B(図2参照)や復路側後輪レール6Eに潤滑油Mが広がることを防ぐことができる。
また、凸部44における幅方向に切断した断面形状は、略三角形状に形成されている。そして、凸部44の傾斜面44aは、前輪走行面部41の走行面に対して鈍角に連続している。そのため、凸部44と前輪走行面部41とが接続する角部に埃や塵が溜まり難くすることができると共に、往路側傾斜部レール6Cの清掃作業を容易に行うことができる。
また、図7に示すように、凸部44は、鉛直方向の下方に位置する復路側後輪レール6E及び復路側を移動する踏段5の本体5Aよりも幅方向の外側に配置されている。
このような構成を有する往路側傾斜部レール6Cは、平板状の鋼材を折り曲げることで形成されている。
図8は、往路側前輪レール6A及び往路側後輪レール6Bと往路側傾斜部レール6Cの連結状態を示す斜視図である。
この図8に示すように、往路側前輪レール6Aにおける前輪7が走行する走行面部6aAに、往路側傾斜部レール6Cの前輪走行面部41が接続される。往路側後輪レール6Bにおける後輪8が走行する走行面部6aBに、往路側傾斜部レール6Cの後輪走行面部42が接続される。
また、往路側後輪レール6Bにおける走行面部6aBと略垂直に連続する立設部6bBに、往路側傾斜部レール6Cの接続部43が接続する。すなわち、往路側後輪レール6Bと往路側傾斜部レール6Cの後輪走行面部42は、凸部44よりも幅方向の内側で連結される。そして、往路側後輪レール6Bと往路側傾斜部レール6Cの前輪走行面部41は、接触してない。そのため、往路側前輪レール6A及び往路側後輪レール6Bと往路側傾斜部レール6Cの連結箇所において、往路側傾斜部レール6Cの前輪走行面部41から往路側後輪レール6Bに潤滑油Mが流れ落ちることを防ぐことができる。
なお、往路側前輪レール6Aにおける走行面部6aAの幅方向の長さは、往路側傾斜部レール6Cにおける前輪走行面部41の幅方向の長さよりも短く設定されている。そのため、前輪走行面部41における長手方向の端部の一部から潤滑油Mが滴下する。しかしながら、上述したように凸部44は、復路側後輪レール6E及び復路側を移動する踏段5の本体5Aよりも幅方向の外側に配置されている(図7参照)。そのため、前輪走行面部41の長手方向の端部から滴下した潤滑油Mは、復路側後輪レール6E及び踏段5の本体5Aに付着することなく、油受け部材25に落下する。
さらに、凸部44は、前輪走行面部41の幅方向における後輪走行面部42側の端部を折り曲げて形成されている。すなわち、往路側傾斜部レール6Cを前輪7及び後輪8が走行する走行面の裏側から見ると、前輪走行面部41と後輪走行面部42との間には、凸部44を形成することで溝が設けられている。そのため、前輪走行面部41の長手方向の端部から走行面の裏側に回り込んだ潤滑油Mも、凸部44を形成する際に生じる溝によって後輪走行面部42に伝わることを防止することができる。
また、図1に示す建築構造物の下階床100Bと上階床100Aの距離が離れている場合、乗客コンベア1における傾斜部の長さも長くなる。このとき、ガイドレール6の傾斜部には、複数の往路側傾斜部レール6Cが設けられる。そして、この複数の往路側傾斜部レール6Cは、乗客コンベア1の進行方向に沿って並べられて連結される。
図9は、往路側傾斜部レール6Cの連結箇所を示す斜視図である。
図9に示すように、傾斜方向の上方側には、第1の往路側傾斜部レール6C’が配置され、傾斜方向の下方側には、第2の往路側傾斜部レール6C’’が配置される。第1の往路側傾斜部レール6C’と第2の往路側傾斜部レール6C’’は、互いの長手方向の端面を当接させて連結される。
このとき、第1の往路側傾斜部レール6C’の端面と第2の往路側傾斜部レール6C’’の端面との間には、微少な隙間が生じる。そして、この微少な隙間に侵入した潤滑油Mが、毛細管現象によって凸部44の傾斜面44aを遡上し、後輪走行面部42に流れ出るおそれがある。
そのため、本例では、第1の往路側傾斜部レール6C’と第2の往路側傾斜部レール6C’’の連結箇所における凸部44に切欠き46を形成している。この切欠き46を設けたことで、連結箇所における凸部44の端面は、開放される。その結果、凸部44において毛細管現象が生じることがなく、潤滑油Mが凸部44の傾斜面44aを遡上することを防ぐことができる。
また、上述したように凸部44は、復路側後輪レール6E及び復路側を移動する踏段5の本体5Aよりも幅方向の外側に配置されている(図7参照)。そのため、図7に示すように、切欠き46から滴下した潤滑油Mが復路側後輪レール6E及び復路側を移動する踏段5の本体5Aに付着することがない。
なお、本例では、凸部44に切欠き46を形成した例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、連結箇所である第1の往路側傾斜部レール6C’の端面と第2の往路側傾斜部レール6C’’の端面との間に生じる微少な隙間に封入剤を注入してもよい。隙間に封入剤を注入することで、潤滑油Mが第1の往路側傾斜部レール6C’の端面と第2の往路側傾斜部レール6C’’の端面との間に侵入することを防ぐことができる。
2.他の実施の形態例
次に、図10A〜図10Cを参照して本発明の乗客コンベアにかかる往路側傾斜部レールの第2、第3及び第4の実施の形態例について説明する。
図10Aは、第2の実施の形態例にかかる往路側傾斜部レールを示す断面図、図10Bは、第3の実施の形態例にかかる往路側傾斜部レールを示す断面図である。また、図10Cは、第4の実施の形態例にかかる往路側傾斜部レールを示す断面図である。
第2、第3及び第4の実施の形態例にかかる往路側傾斜部レール60,70,80が、第1の実施の形態例にかかる往路側傾斜部レール6Cと異なる点は、往路側傾斜部レールに設けた凸部の形状である。そのため、ここでは、往路側傾斜部レールについて説明し、乗客コンベア1と共通する部分には同一の符号を付して重複した説明を省略する。
[第2の実施の形態例]
まず、第2の実施の形態例にかかる往路側傾斜部レール60について説明する。
図10Aに示すように、第2の実施の形態例にかかる往路側傾斜部レール60は、前輪走行面部61と、後輪走行面部62と、接続部63と、凸部64とを有している。前輪走行面部61と、後輪走行面部62と、接続部63は、第1の実施の形態例と同一の構成を有している。
凸部64は、前輪走行面部61における幅方向の後輪走行面部62側の端部から連続して設けられている。この凸部64は、前輪走行面部61から後輪走行面部62と反対方向に向けて略垂直に突出している。そのため、凸部64における前輪走行面部61側の壁面64aは、前輪走行面部61の走行面に対して略垂直に連続している。これにより、前輪走行面部61に溜まった潤滑油Mが、第1の実施の形態例にかかる凸部44よりも凸部64を乗り越え難くすることができる。
その他の構成は、上述した第1の実施の形態例にかかる往路側傾斜部レール6Cと同様であるため、それらの説明は省略する。このような構成を有する往路側傾斜部レール60によっても、上述した第1の実施の形態例にかかる往路側傾斜部レール6Cと同様の作用及び効果を得ることができる。
[第3の実施の形態例]
次に、第3の実施の形態例にかかる往路側傾斜部レール70について説明する。
図10Bに示すように、第3の実施の形態例にかかる往路側傾斜部レール70は、前輪走行面部71と、後輪走行面部72と、接続部73と、凸部74とを有している。
凸部74は、第2の実施の形態例にかかる凸部64と同様に、前輪走行面部71から後輪走行面部72と反対方向に向けて略垂直に突出している。また、凸部74における突出の先端部には、潰し加工が施されている。そのため、凸部74の先端部には、壁面74aから幅方向に突出する返し部74bが形成される。
これにより、第1の実施の形態例にかかる凸部44や第2の実施の形態例にかかる凸部64よりも潤滑油Mが凸部74を乗り越え難くすることが可能となる。
その他の構成は、上述した第1の実施の形態例にかかる往路側傾斜部レール6Cと同様であるため、それらの説明は省略する。このような構成を有する往路側傾斜部レール70によっても、上述した第1の実施の形態例にかかる往路側傾斜部レール6Cと同様の作用及び効果を得ることができる。
[第4の実施の形態例]
次に、第4の実施の形態例にかかる往路側傾斜部レール80について説明する。
図10Cに示すように、第4の実施の形態例にかかる往路側傾斜部レール80は、前輪走行面部81と、後輪走行面部82と、接続部83と、凸部84とを有している。
凸部84は、前輪走行面部81における幅方向の後輪走行面部82側の端部から連続して設けられている。この凸部84は、前輪走行面部81の端部を後輪走行面部82と反対方向に向けて鋭角に折り曲げることで形成されている。すなわち、凸部84における前輪走行面部81側の傾斜面84aは、前輪走行面部81の走行面に対して鋭角に連続している。
これにより、第1の実施の形態例にかかる凸部44や第2の実施の形態例にかかる凸部64よりも潤滑油Mが凸部84を乗り越え難くすることが可能となる。
その他の構成は、上述した第1の実施の形態例にかかる往路側傾斜部レール6Cと同様であるため、それらの説明は省略する。このような構成を有する往路側傾斜部レール80によっても、上述した第1の実施の形態例にかかる往路側傾斜部レール6Cと同様の作用及び効果を得ることができる。
なお、本発明は上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
上述した実施の形態では、傾斜型の乗客コンベアとして、踏段間に段差が生じるエスカレータを例に挙げて説明したが、本発明の乗客コンベアとしては、踏段間に段差が生じない複数の踏段を有する電動道路にも適用できるものである。なお、乗客コンベアとして電動道路に適用した場合、往路側の前輪と後輪の間隔は、常に一定であるため、往路側のレールを全て上述した往路側傾斜部レールと同様の構成にしてもよい。
1…乗客コンベア、 2…枠体、 2A…左側枠体、 2B…右側枠体、2C…中間横部材、 3A…上側乗降床、 3B…下側乗降床、 5…踏段、 5a…端面、 5A…本体、 5B…前輪軸、 5C…後輪軸、 6…ガイドレール、 6A…往路側前輪レール、 6aA,6aB…走行面部、 6B…往路側後輪レール、 6bB…立設部、 6C,60,70,80…往路側傾斜部レール(ガイドレール)、 6C’…第1の往路側傾斜部レール、 6C’’…第2の往路側傾斜部レール、 6D…復路側前輪レール、 6E…復路側後輪レール、 7…前輪、 8…後輪、 10…駆動部、 11…踏段チェーン、 13…主スプロケット、 14…従スプロケット、 16…供給装置、 25…油受け部材、 31…第1のレール支持部材、 32…第2のレール支持部材、 33…第3のレール支持部材、 34…中間レール支持部材、 41,61,71,81…前輪走行面部、 42,62,72,82…後輪走行面部、 43…接続部、 44,64,74,84…凸部、 44a…傾斜面、 51…ボルト、 100A…上階床、 100B…下階床

Claims (5)

  1. 建築構造物に設置された枠体と、
    前記枠体内に配置され、無端状に連結された複数の踏段と、
    前記複数の踏段の幅方向の両端面よりも外側で前記複数の踏段を連結し、回転することで前記複数の踏段を前記枠体の長手方向に沿って往路側と復路側を循環移動させる踏段チェーンと、
    前記踏段チェーンよりも前記複数の踏段の幅方向の外側に配置され、前記複数の踏段に回転可能に取り付けられた前輪と、
    前記複数の踏段の幅方向の両端面よりも内側に配置され、前記複数の踏段に回転可能に取り付けられた後輪と、
    前記前輪が走行する前輪走行面部及び前記後輪が走行する後輪走行面部を有し、前記踏段の移動を案内するガイドレールと、を備え、
    前記ガイドレールは、前記複数の踏段における往路側の移動を案内する往路側のレールにおいて、前記前輪走行面部と前記後輪走行面部との間に前記前輪走行面部よりも上方に突出する凸部を有し、
    前記ガイドレールは、前記枠体の長手方向に沿って複数連結して設けられ、
    前記複数のガイドレールにおける連結箇所の前記凸部には、切欠きが形成され、
    前記凸部における前記切欠きを形成した端面は、開放される
    乗客コンベア。
  2. 前記凸部は、前記ガイドレールの長手方向に沿って連続して形成されている
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  3. 前記ガイドレールは、平板状の部材を折り曲げることで形成され、
    前記前輪走行面部、前記後輪走行面部及び前記凸部は、一体に形成される
    請求項1または2のいずれかに記載の乗客コンベア。
  4. 前記ガイドレールは、前記複数の踏段における復路側の移動を案内し、前記前輪が走行する復路側前輪レールと、前記複数の踏段における復路側の移動を案内し、前記後輪が走行する復路側後輪レールと、をさらに備え、
    前記凸部は、復路側を移動する踏段の幅方向の両端面及び、前記復路側後輪レールよりも前記踏段の幅方向の外側に配置される
    請求項1からのいずれかに記載の乗客コンベア。
  5. 前記ガイドレールは、前記枠体に設けたレール支持部材にボルトを介して固定され、
    前記ガイドレールにおける前記ボルトが貫通する取付用孔と前記ボルトとの隙間には、封入剤が埋め込まれている
    請求項1からのいずれかに記載の乗客コンベア。
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