JP5687918B2 - 業務アプリケーション構成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の構成員からなる経営組織において、業務情報を処理するための業務アプリケーションソフトウェアを、経営組織の個々の構成員のニーズに合わせて構成し利用することのできる業務アプリケーション構成装置に関する。
経営組織の構成員が業務で利用する業務アプリケーションソフトウェアは、コンピュータや通信機器などが理解可能な形でプログラミングされた実行モジュールによって構成される。多くの場合、ここで必要とされるプログラミングは、コンピュータや通信機器の動作に関する高度な専門知識が要求され、その開発にはコストと時間がかかる。
業務アプリケーションソフトウェアの開発工数を削減するための技術としては、できる限り機能要素をモジュール化し、それらのモジュールの組合せでソフトウェアを構成する方法や、あらかじめ定義されたパラメータを選択または設定する方法、エンドユーザ・コンピューティングに代表される簡易的なプログラミング言語による方法などがある。
これらの方法では、業務アプリケーションソフトウェアの開発工数を、以前と比較して削減する効果はあるものの、コンピュータや通信機器を動作させるための手順や、コンピュータを動作させるための言語の構造に大きく制約されるため、ソフトウェアに関する専門知識が必要となる。
そこで、本発明者は、コンピュータのプログラミング知識をもたないユーザが、業務情報の構造に関する知識をもとに業務アプリケーションを構成することを可能にするための技術を提案している(特願2011−018952)。そこでは、業務アプリケーションの構成内容を定義することで、その内容にしたがった業務アプリケーションソフトウェアとすることが可能な業務アプリケーション構成装置を提案している。
多くの情報処理業務では、行および列方向にそれぞれ独自のインデックスをもち、それぞれのインデックスの交点としてのセルに、情報を設定して管理することが多い。たとえば、商品価格一覧表は、商品名と仕様内容との組合せで金額が決定されそれがマトリクス型の表として提示される。また、商品在庫一覧表は、商品名に対応する在庫数が日付で展開された一覧表となる。
そして、前述した、簡易的なプログラミング技術を用いた場合や、開発ツール等によってパラメータ設定によって上記のようなクロス展開や時系列展開の表を生成し管理する場合であっても、それらの業務アプリケーションの構成にあたっては、プログラミング知識を含まないアプリケーション定義情報として業務アプリケーションそのものと切り離して管理可能な技術は存在しなかった。
これに対して、前記提案技術では、業務情報を扱う場合のユーザ操作画面は、行または列の一方向のみにインデックスをもつ単純なレコード形式となっている。したがって、各レコードに対して、他のレコードの項目によってクロス展開したい場合や、時系列に展開したい場合などは、独自のプログラミングが必要であった。
本発明の目的は、上記の課題を解決するために、複数のテーブルを組み合わせて展開し、その展開テーブルをユーザ操作画面に配置したデータ操作要素に対応づけることで、複合的なインデックスに対応したユーザの情報処理を可能とする業務アプリケーション構成装置を提供することにある。また他の目的は、それぞれの企業組織で異なる業務アプリケーションごとに、アプリケーション定義情報としてその内容を管理することで、システム開発と保守の工数を削減することのできる業務アプリケーション構成装置を提供することにある
上記の目的を達成するために、本発明の業務アプリケーション構成装置は、アプリケーション定義情報記憶部と、アプリケーションデータ記憶部と、アプリケーション実行部と、ユーザ操作画面と、を備える業務アプリケーション構成装置であって、前記アプリケーション定義情報記憶部が記憶するアプリケーション定義情報は、テーブル定義情報と、テーブル展開情報を含み、前記テーブル定義情報は、1つ以上の属性定義情報を含み、前記テーブル展開情報は、展開対象となる前記テーブル定義情報を識別する展開対象テーブル識別情報と、展開補助となる前記テーブル定義情報を識別する展開補助テーブル識別情報と、1つ以上の展開属性定義情報を含み、前記アプリケーションデータ記憶部が記憶するアプリケーションデータは、前記テーブル定義情報の内容に対応する通常テーブルと、前記テーブル展開情報の内容に対応する展開テーブルを含み、前記通常テーブルは、前記テーブル定義情報の内容に対応した通常レコードを含み、前記展開テーブルは、前記テーブル定義情報の内容に対応した展開レコードを含み、前記通常レコードは、前記属性定義情報に対応した属性データを含み、前記展開レコードは、展開対象であるレコードを識別する展開対象レコード識別IDと、展開補助であるレコードを識別する展開補助レコード識別IDと、前記属性定義情報に対応した展開データを含み、前記ユーザ操作画面は、前記属性データに対応する属性データ操作要素と、前記展開データに対応する展開データ操作要素を備え、前記アプリケーション実行部は、展開結果テーブル生成手段と、展開テーブル画面構成手段と、展開テーブル入力手段と、展開テーブル出力手段と、を備え、前記アプリケーション実行部の前記展開結果テーブル生成手段は、前記テーブル展開情報に対応する前記展開テーブルにおいて、前記展開対象レコード識別IDとして展開対象である前記通常テーブルの中から選択した1つのレコードの識別IDを対応させ、前記展開補助レコード識別IDとして展開補助である前記通常テーブルの中から選択した1つのレコードの識別IDを対応させ、前記テーブル展開情報に属する前記展開属性定義情報それぞれに対応する前記展開データを構成要素として持つ前記展開レコードを、前記アプリケーションデータ記憶部に記憶し、前記アプリケーション実行部の前記展開テーブル画面構成手段は、前記通常レコードの前記属性データを、同じ前記属性定義情報の前記属性データに対応する前記属性データ操作要素が前記ユーザ操作画面上で同じ行または同じ列となる前記属性データ操作要素に対応させ、前記展開レコードの前記展開データを、前記展開対象レコード識別IDが同じである別の前記展開レコードにおいて同じ前記属性定義情報に対応する前記展開データに対応する前記展開データ操作要素が前記ユーザ操作画面上で同じ行または同じ列となる前記展開データ操作要素に対応させ、前記展開テーブル入力手段は、前記展開データ操作要素にユーザ入力があった場合に、前記アプリケーションデータ記憶部の対応する前記展開データの値を変更し、前記展開テーブル出力手段は、前記アプリケーションデータ記憶部の前記展開データの値が変更になった場合に、対応する前記展開データ操作要素に表示される値を変更することを特徴とする。
好ましくは、前記展開テーブル画面構成手段は、前記展開レコードの前記展開データを、前記展開補助レコード識別IDが同じである別の前記展開レコードの前記展開データに対応する前記展開データ操作要素が前記ユーザ操作画面上で同じ列または同じ行となる前記展開データ操作要素に対応させるように構成する。
好ましくは、前記テーブル定義情報は、時系列定義情報を含み、前記アプリケーション実行部は、前記時系列定義情報に従った時系列テーブルを前記アプリケーションデータ記憶部に記憶する時系列テーブル生成手段を備え、前記展開結果テーブル生成手段は、前記展開補助テーブル識別情報が示す前記テーブル定義情報が前記時系列定義情報を持つ場合に、前記時系列定義情報に従った前記時系列テーブルを展開補助として利用するように構成する。
好ましくは、前記テーブル展開情報は、前記展開対象テーブル識別情報が示す前記テーブル定義情報の前記属性定義情報を識別する連結キーと、前記展開補助テーブル識別情報が示す前記テーブル定義情報の前記属性定義情報を識別する連結キーと、を構成要素に含む展開連結属性情報を含み、前記展開結果テーブル生成手段は、前記テーブル展開情報に含まれるすべての前記展開連結属性情報について、展開対象である前記通常レコードの前記連結キーに対応する前記属性データの値と、展開補助である前記通常レコードの前記連結キーに対応する前記属性データの値が、指定された関係である場合に、前記展開テーブルに前記展開レコードを追加するように構成する。
好ましくは、前記展開属性定義情報は、計算式定義情報を含み、前記アプリケーション実行部は、展開結果テーブル計算手段を備え、前記展開結果テーブル計算手段は、前記計算式定義情報の計算式に前記属性定義情報の識別名または前記展開属性定義情報の識別名が含まれる場合に、前記展開属性定義情報に対応する前記展開データの値を計算する前に、この識別名の部分を、前記展開レコードまたは前記展開レコードの前記展開対象レコード識別IDが示すレコード、または前記展開レコードの前記展開補助レコード識別IDが示すレコードに含まれ前記属性定義情報に対応する前記属性データの値または前記展開属性定義情報に対応する前記展開データの値に置き換えるように構成する。
好ましくは、前記展開属性定義情報は、累積計算定義情報を含み、前記展開結果テーブル計算手段は、前記展開レコードの前記累積計算定義情報をもつ前記展開属性定義情報に対応した前記展開データの値を決定する際に、同一の前記展開対象レコード識別IDを持ち前記展開補助レコード識別IDが1つ前または1つ後である前記展開レコード上の同一の前記属性定義情報に対応する前記属性データの値を参照するように構成する。
本発明によれば、それぞれの経営組織のニーズや担当者のニーズに応じて、クロス展開型や時系列展開型の画面をもつ業務アプリケーションを改変することが容易となる。これにより、経営組織の中で、業務情報の流れや仕事の流れに問題がある場合に、その部分をその都度改善しながら情報システムを段階的に変化させていくことが可能となる。
また、本発明によれば、クロス展開型や時系列展開型の画面をもつ1つまたは複数の業務アプリケーション定義情報をもとに、類似する他の経営組織向けの別の業務アプリケーション定義情報を構成することができ、従来の業務アプリケーション開発に係る工数を大幅に削減できる。
また、本発明によれば、ユーザである業務担当者にとって、プログラミングに関する専門 知識がなくても、担当業務における情報の処理方法を、クロス展開型や時系列展開型の画面をもつ業務アプリケーション定義情報として登録することで、利用する業務アプリケーションを、自身のニーズに合ったしくみに近づけることができる。
業務アプリケーション構成装置の概要を示した図である。 アプリケーション定義情報の構造を示した図である。 アプリケーションデータ記憶部の構造を示した図である。 アプリケーション実行部の概要(その1)を示した図である。 アプリケーション実行部の概要(その2)を示した図である。 通常テーブルと展開テーブルの関係を示した図である。 連結属性による条件付きの展開を示した図である。 展開テーブルのユーザ操作画面を示した図である。 時系列テーブルを用いた展開を示した図である。 時系列展開された展開テーブルのユーザ操作画面を示した図である。 連結属性による連結された展開テーブルの操作画面を示した図である。 商品価格と商品仕様のテーブル定義情報を示した図である。 商品価格テーブルと商品仕様テーブルの内容を示した図である。 商品価格のテーブル展開情報を示した図である。 商品価格一覧の展開テーブル表示画面を示した図である。 商品在庫とカレンダの定義情報を示した図である。 商品在庫テーブルとカレンダテーブルの内容を示した図である。 商品在庫のテーブル展開情報を示した図である。 商品在庫一覧の展開テーブル表示画面を示した図である。 展開結果テーブル生成手段の例を示すフロー図である。 展開テーブル画面構成手段の例を示すフロー図である。 時系列テーブル生成手段の例を示すフロー図である。 展開結果テーブル計算手段の例を示すフロー図である。 展開結果テーブル計算手段の例を示すフロー図である。
以下に、本発明による業務アプリケーション構成装置の動作を説明する。図1に示すように、業務アプリケーション構成装置100は、アプリケーション定義情報記憶部101と、アプリケーションデータ記憶部102とアプリケーション実行部103とユーザ操作画面104で構成される。
ユーザ105は、ユーザ操作画面104を介して、業務に必要な情報の照会や、追加、修正、削除などの情報処理を行う。ユーザ操作画面104には、アプリケーション実行部103によって、アプリケーションデータ記憶部102に記憶されたアプリケーションデータ301が表示され、また、ユーザ105によって入力された情報は、アプリケーション実行部103によって、アプリケーションデータ記憶部102に記憶されたアプリケーションデータ301に反映される。
アプリケーション定義情報記憶部101に記憶されたアプリケーション定義情報201は、アプリケーションデータ記憶部102のデータ構造、アプリケーション実行部103の処理動作、そしてユーザ操作画面104の画面構成の内容を決定する際に、アプリケーション実行部103によって利用される。
図2に、アプリケーション定義情報201の構造を示す。アプリケーション定義情報記憶部101が記憶するアプリケーション定義情報201は、1つ以上のテーブル定義情報202と1つ以上のテーブル展開情報203を持つ。それぞれのテーブル定義情報202は、1つ以上の属性定義情報204を持つ。時系列テーブルである場合には、テーブル定義情報202は時系列定義情報209を含む。
テーブル展開情報203は、展開対象テーブル識別情報206と、展開補助テーブル識別情報207を持ち、それぞれテーブル定義情報202として定義されたテーブルの識別名が設定される。また、テーブル展開情報203は、1つ以上の展開属性定義情報205を持ち、必要に応じて計算式定義情報210や累積計算定義情報211を持つ。また、テーブル展開情報203は、必要に応じて、展開連結属性情報208を持つ。
これらのアプリケーション定義情報201は、対象とする業務の特徴に応じて定義または変更することを可能とし、業務アプリケーション構成装置100によって、外部から取得するか、あるいは、業務アプリケーション構成装置100が、ユーザ105の要望に応じて編集する。この手順については、特願2011−018952を参照のこと。
図3は、アプリケーションデータ記憶部102に記憶されるアプリケーションデータ301の構造を示している。アプリケーションデータ301を構成するテーブルには、通常テーブル302と、展開テーブル303がある。
アプリケーション実行部103は、通常テーブル302を、テーブル定義情報202に対応して構成する。通常テーブル302のテーブル識別名は、対応するテーブル定義情報202の識別名とする。また、アプリケーション実行部103は、通常テーブル302に対して、通常レコード304を追加、修正、または削除する。アプリケーション実行部103は、この通常レコード304に、同一の通常テーブル302の中でユニークな値をもつ識別IDと、属性定義情報205に対応した属性データ305を持たせる。
一方、アプリケーション実行部103は、展開結果テーブル生成手段110により、展開テーブル303を、テーブル展開情報203に対応して構成する。展開テーブル303のテーブル識別名は、対応するテーブル展開情報203の識別名とする。また、アプリケーション実行部103は、展開結果テーブル生成手段110によって、展開テーブル303に対して、展開レコード306を追加、修正、または削除する。この展開レコード306には、展開属性定義情報205に対応する展開データ307の他に、展開対象レコード識別ID308と展開補助レコード識別ID309を持つ。
アプリケーション実行部103は、図4に示すように、個々の業務アプリケーションで利用する上記アプリケーションデータ301を、アプリケーションデータ記憶部102に記憶する。この際、アプリケーションデータ記憶部102に記憶される内容は、テーブルデータ同期手段112が、ユーザ105からの指示に従って、データベース106から読み取り、また、あらたに追加、修正、削除された内容をデータベース106へ書込む。
また、アプリケーション実行部103は、図4に示すように、展開テーブル入力手段113により、ユーザ操作画面104で展開データ操作要素108の値が変更になった場合に、展開データ操作要素108がもつ展開対象レコード識別ID308と展開補助レコード識別ID309をもとに展開レコード306を検査し、そのレコードの展開データ307の値を、ユーザが変更した変更後の値に置き換えて記憶させる。
また、アプリケーション実行部103は、図4に示すように、展開テーブル出力手段114により、展開レコード306の展開データ307が変更になった場合に、その結果をユーザ操作画面104上に表示された値に反映させるために、展開レコード306に記憶された行位置、列位置、および属性名より展開データ操作要素108を特定し、その値を変更する。
アプリケーション実行部103が行う展開結果テーブル生成手段110は、展開レコード306に含まれる展開対象レコード識別ID308と、展開補助レコード識別ID309を、それぞれ展開対象テーブル識別情報206が示す通常テーブル302の中から選択されたレコードの識別IDと、展開補助テーブル識別情報207が示す通常テーブル302の中から選択されたレコードの識別IDとし、2つの識別IDの組み合せが、展開テーブル303の中でユニークとなるようにする。
テーブル展開情報203に対して、新規に展開テーブル303の展開レコード306を生成する場合には、以下の手順による。
ステップS11:展開対象テーブル識別情報206が示す展開対象テーブルに含まれる通常レコード304を1つ選択し、レコードAとする(レコードAの選択処理)
ステップS12:展開補助テーブル識別情報207が示す展開補助テーブルに含まれる通常レコード304を1つ選択し、レコードBとする(レコードBの選択処理)
ステップS13:展開連結属性情報208が存在する場合には、すべての展開連結属性情報208について、展開連結属性情報208が示すレコードAの連結属性の値と、レコードBの連結属性の値を比較する(ステップS13)
ステップS14:展開連結属性情報208が示す条件を満たさない場合(ステップS14;NO)にはステップS16へ進む。
ステップS15:展開テーブル303に展開レコード306を追加し、展開対象レコード識別ID308をレコードAの識別IDとし、展開補助レコード識別ID309をレコードBの識別IDとしてアプリケーションデータ記憶部102に記憶させる(アプリケーションデータ記憶部に記憶)
ステップS16:展開補助テーブル識別情報207が示す展開補助テーブルに含まれるすべての通常レコード304について実行したかを判断し(ステップS16)、実行していない場合(ステップS16;NO)ステップS12へ戻る。
ステップS17:展開対象テーブル識別情報206が示す展開対象テーブルに含まれるすべての通常レコード304について実行したかを判断し(ステップS17)、実行していない場合(ステップS17;NO)、ステップS11へ戻る。実行している場合(ステップS17;YES)には終了する。
識別名がAである通常テーブル例(A)401と、識別名がBである通常テーブル例(B)402が与えられた場合に、展開結果テーブル生成手段110は、図6のように、通常テーブル例(A)401を展開対象テーブルとし、通常テーブル例(B)402を展開補助テーブルとした展開テーブル例(A×B)403を生成する。ここでは、“対象ID”の列が展開対象レコード識別ID308であり、“補助ID”の列が展開補助レコード識別ID309に相当する。“属性2”と“属性3”は、展開属性定義情報204に対応する列である。
また、展開結果テーブル生成手段110は、テーブル展開情報203に展開連結属性情報208が定義されている場合、展開するレコードを限定する。図7は、“連結属性”として展開連結属性情報208が定義されている場合であり、展開対象レコードと、展開補助レコードのそれぞれの連結属性の値を比較し、“条件”の列に示されている条件にしたがって、両者が等しい場合のみ、展開レコード306を追加する。この結果、図7のように、展開レコード306として、6レコードの候補のうち、連結属性の値が等しい3レコードがアプリケーションデータ記憶部102に設定される。
図8に示すように、アプリケーション実行部103は、展開テーブル画面構成手段111により、アプリケーションデータ記憶部102に記憶されたアプリケーションデータ301を、ユーザ操作画面104の属性データ操作要素107および展開データ操作要素108に対応づける。展開テーブル画面構成手段111は、以下の手順にしたがう。
ステップS21:アプリケーション定義情報記憶部101から、テーブル展開情報203をひとつ選択し、さらに、アプリケーションデータ記憶部102内でそれに対応する展開テーブル303を選択し、展開テーブルXとする。対応するテーブルがない場合は新規に追加する(展開テーブルの選択/作成)
ステップS22:展開対象テーブル識別情報206に対応する通常テーブル302の先頭レコードから順に通常レコード304をひとつ取り出し、レコードAとする。また、レコードAに対応するユーザ操作画面104上の行を行Aとする(レコードA及び対応ユーザ操作画面の行Aの処理)
ステップS23:レコードAに含まれる属性データ305を、行A上の属性データ操作要素107に対応させ、この属性データ操作要素107に、レコードAの識別IDと属性定義情報204の識別名を記憶させる(レコードAの属性データと、行A上の属性データ操作要素との対応及びレコードAの識別IDと属性定義情報の識別名の記憶処理)
ステップS24:展開補助テーブル識別情報207に対応する通常テーブル302の先頭レコードから順に通常レコード304をひとつ取り出し、レコードBとする。また、レコードBに対応するユーザ操作画面104上の列を列Bとする(レコードB及び対応するユーザ操作画面上の列Bの処理)
ステップS25:テーブル展開情報203において、列タイトルとする属性名が指定されており、レコードBのなかで、該当する属性データ305がある場合には、その値を列Bに対応する列タイトルとしてユーザ操作画面104に表示する(列Bに対応する列タイトルとしてユーザ操作画面の表示処理)
ステップS26:展開テーブルXに含まれる展開レコード306の中で、レコードAの識別IDと、レコードBの識別IDを持つ展開レコード306を展開レコードXとする。この展開レコードXに含まれる展開データ307を1つ選択し、展開データXとする(展開レコード及び展開データ作成処理)
ステップS27:テーブル展開情報203に展開属性定義情報205が複数定義されている場合には、それぞれに対応する細分番号を細分Cとする。展開データXを、行Aでかつ列Bでかつ細分Cに属する展開データ操作要素108に対応させ、この展開データ操作要素108に、レコードAの識別ID、レコードBの識別ID、そして展開属性定義情報205の識別名を記憶させる。また、展開レコードXには、展開データ操作要素108のユーザ操作画面104上での行位置、列位置として行Aと列Bを記憶しておく(テーブル展開情報に展開属性定義情報が複数定義されている場合の処理及び記憶処理)
ステップS28:展開レコードXに含まれるすべての展開データ307について実行したか判断(ステップS28)し、実行していない場合(ステップS28;NO)、ステップS26へ戻る。このように展開レコードXに含まれるすべての展開データ307について実行する。
ステップS29:展開補助テーブル識別情報207に対応する通常テーブル302のすべての通常レコード304について実行したか判断(ステップS29)し、実行していない場合(ステップS29;NO)、ステップS24へ戻る。このように展開補助テーブル識別情報207に対応する通常テーブル302のすべての通常レコード304について実行する。
ステップS30:展開対象テーブル識別情報206に対応する通常テーブル302のすべての通常レコード304について実行したか判断(ステップS30)し、実行していない場合(ステップS30;NO)、ステップS22へ戻る。このように、展開対象テーブル識別情報206に対応する通常テーブル302のすべての通常レコード304について実行する。
アプリケーション定義情報記憶部101に記憶されたテーブル定義情報202に、時系列定義情報209として起点日時、区間幅、展開数が定義されている場合に、アプリケーション実行部103は、アプリケーションデータ記憶部102に、通常テーブル302として、時系列テーブルを以下の手順で生成する。
ステップS31:アプリケーションデータ記憶部102に、時系列定義情報209をもつテーブル定義情報202の識別名を通常テーブル302として記憶する。
ステップS32:時系列定義情報209の起点日時を日時Sとする。
ステップS33:“開始日時”、“終了日時”を属性としてもつ通常レコード304を1つ追加し、“開始日時”の属性データ305を日時Sとし、“終了日時”の属性データ305を日時S+区間幅として記憶する。
ステップS34:“終了日時”の属性データ305の値を日時Sとし(ステップS34)し、レコード数が展開数に達したか否か判断(ステップS35)し、達していない場合(ステップS35;NO)、ステップS33へ戻る。このように、“終了日時”の属性データ305の値を日時Sとし、レコード数が展開数に達するまで実行する。
上記の手順にしたがって生成された時系列テーブルの識別名が、テーブル展開情報203が展開補助テーブル識別情報207として指定された場合には、アプリケーション実行部103は、展開対象となるテーブルの各レコードを時系列に展開し、展開属性定義情報205に対応する展開データ307が、アプリケーションデータ記憶部102に展開される。
図9では、起点日時が4月10日、区間幅が1日、展開数が3の時系列テーブルを展開補助テーブルとし、前記通常テーブルAを展開対象テーブルとして、時系列テーブル生成手段115が時系列テーブルを生成した結果を示す。生成した時系列テーブル例(T)411は、開始日時が“4月10日”、“4月11日”、“4月12日”である3つのレコードで構成される。
そして、この時系列テーブルを展開補助テーブルTとして、展開結果テーブル生成手段110が展開テーブルを生成した結果を、展開テーブル例(A×T)412として図9に示す。この展開テーブル例(A×T)412は、合計で6レコードあり、それぞれが“属性2”、“属性3”を持つ。
図10は、展開テーブル例(A×T)412を、展開テーブル画面構成手段111によってユーザ操作画面104に対応づけたものである。“A×T”の展開テーブル303の“属性1”および“属性2”に対応して、テーブル(A×T)において、各行がさらに細分され、“属性1”および“属性2”という細分行が設定される。
アプリケーション実行部103が、展開テーブル画面構成手段111により、展開テーブル303に含まれる展開レコード306の展開データ307をユーザ操作画面104の展開データ操作要素108に対応づけた結果、もし、展開連結属性情報208が定義されている場合には、展開されるレコードが限定されるために、図11のユーザ操作画面の例415のように、一部のデータが欠落した形でユーザ操作画面104に表示される。
もし、テーブル展開情報203に対応するユーザ操作画面104の画面構成を“列短縮型”とする場合には、展開テーブル画面構成手段111は、展開データ307に対応する列を、展開補助レコード識別ID309によらずに、同一の行の中で空いている列を順に割り当てる方式で決定する。図11のユーザ操作画面の例416は、“列短縮型”のユーザ操作画面104の例である。
アプリケーション実行部103は、展開属性定義情報205に計算式定義情報210が定義されている場合には、展開結果テーブル計算手段116により、対応する展開データ307の値を、その計算式に従った値とする。計算式定義情報210の計算式の項に、属性定義情報204の識別名がある場合には、以下の手順で再帰的に値を置き換える。
ステップS41:計算式定義情報210の計算式に含まれる属性定義情報204の識別名を選択し、属性識別名Xとする。また、属性識別名Xの値として計算式内の該当箇所に代入する値を属性値Xとする(属性識別名及び属性値の処理)
ステップS42:属性識別名Xに、修飾のための接頭語または接尾語として、展開対象テーブル識別情報206を含むかを判断(ステップS42)し、含む場合(ステップS42;YES)には、ステップS45へ進む。含まない場合(ステップS42;NO)には、次のステップS43に進む(展開対象テーブル識別情報の存否)。
ステップS43:属性識別名Xに、修飾のための接頭語または接尾語として、展開補助テーブル識別情報207を含む場合(ステップS43;YES)には、ステップS46へ進む。含まない場合(ステップS43;NO)には、ステップS44へ進む(展開補助テーブル識別情報の存否)。
ステップS44:テーブル展開情報203に属性識別名Xに対応する展開属性定義情報205があるか判断(ステップS44)し、ある場合(ステップS44;YES)には、展開レコードの属性識別名Xに対応する展開データ307の値を属性値X(ステップS47)とし、ステップS48へ進む(展開属性定義情報の存否)
ステップS45:展開対象テーブル識別情報206に対応するテーブル定義情報202に属性識別名Xに対応する属性定義情報204があるかを判断(ステップS45)し、ある場合(ステップS45;YES)には、展開対象レコード識別ID308が示すレコードの属性識別名Xに対応する属性データ305の値を属性値X(ステップS47)とし、ステップS48へ進む(属性識別名Xに対応する属性定義情報の存否)
ステップS46:展開補助テーブル識別情報207に対応するテーブル定義情報202に属性識別名Xに対応する属性定義情報204があるかを判断(ステップS46)し、ある場合(ステップS46;YES)には、展開補助レコード識別ID309が示すレコードの属性識別名Xに対応する属性データ305の値を属性値X(ステップS47)とし、ステップS48へ進む(属性識別名Xに対応する属性定義情報の存否)
ステップS48:計算式定義情報210の計算式に含まれるすべての属性定義情報204の識別名に対して実行したか判断し、実行していない場合(ステップS48;NO)、ステップS41へ戻る。このように、計算式定義情報210の計算式に含まれるすべての属性定義情報204の識別名に対して実行する。
ステップS49:計算式定義情報210の計算式に含まれるすべての属性定義情報204の識別名に対して実行した場合は、計算式の値を計算し終了する。
アプリケーション実行部103は、展開結果テーブル計算手段116において、展開属性定義情報205に累積計算定義情報211が設定されている場合には、テーブル展開情報203について、展開データ307の値を、以下の手順で決定する。
ステップS51:展開対象テーブル識別情報206が示す展開対象テーブルのレコードを1つ選択し、レコードAとする(レコードAの選択処理)
ステップS52:展開属性定義情報205を1つ選択し、展開属性Xとする。展開属性Xの累積計算定義情報211が初期値をもつ場合には、そこで指定された属性名に対応するレコードAの属性値を、累積データXとする(展開属性X及び累積データXの処理)
ステップS53:展開補助テーブル識別情報207が示す展開補助テーブルのレコードをソートされた順に1つ選択し、レコードBとする(レコードBの選択処理)
ステップS54:展開テーブル303において、レコードAの識別IDとレコードBの識別IDをもつ展開レコード306が存在するか検索し(ステップS54)、存在する場合(ステップS54;YES)は、ステップS55へ、存在しない場合はステップS57へ進む。
ステップS55:ステップS54で存在する場合(ステップS54;YES)は、展開レコードXとする。
ステップS56:展開レコードXにおいて、展開属性Xに対応する展開データ307の値と、累積データXとで累積計算を行い、その結果を新たな累積データXとする。累積計算の方法として特に指定のない場合には、単純な累積計算として、(累積データX)=(累積データX)+(展開属性Xの展開データの値)とする。
ステップS57:展開補助テーブル識別情報207が示す展開補助テーブルのすべてのレコードについて実施したか判断(ステップS57)し、実施していない場合には(ステップS57;NO)、ステップS53へ戻る。
ステップS58:すべての展開属性定義情報205について実施したか判断(ステップS58)し、実施していない場合(ステップS58;NO)には、ステップS52へ戻る。
ステップS59:展開対象テーブル識別情報206が示す展開対象テーブルのすべてのレコードについて実施したか判断(ステップS59)し、実施していない場合(ステップS59;NO)、ステップS51へ戻る。そして、ステップS57〜S59まで全て実施している場合に終了する。
以下に、具体的な実施例を用いて、本発明による業務アプリケーション構成装置100の動作を説明する。まず、最初の事例は、商品価格情報を管理する業務アプリケーション構成の事例である。多くの場合、商品価格は、商品ごとに追加的に設定される仕様によって異なるが、この業務アプリケーションを用いて、それらの商品仕様によって異なる価格を効率的に管理する。
図12は、商品価格テーブル、商品仕様テーブルそれぞれの定義情報として、構成する属性名を示している。ここでは、商品価格テーブルが、展開対象テーブル、商品仕様テーブルが展開補助テーブルとなる。つまり、商品の各品目に対して、仕様ごとに価格をテーブル形式で表示する場合を考える。
ここで、商品価格テーブルに製品A、製品B,製品Cの3つのレコードを設定し、各製品の基準価格とカテゴリを入力し記憶する。また、商品仕様テーブルに、仕様1、仕様2の2つのレコードを設定し、各仕様に対する加算分の金額と、適用可能な製品のカテゴリを入力し記憶する。図13は、この事例における具体的な商品価格テーブルと商品仕様テーブルの内容を示している。
図14は、“商品価格一覧”のテーブル展開情報203である。ここで、展開対象となるテーブルが“商品価格”、展開補助となるテーブルが“商品仕様”であり、さらに展開連結属性情報208が指定されている。ここでは、商品価格テーブルの各品目の“カテゴリ”が、商品仕様テーブルにある各仕様の“カテゴリ”のリストに含まれる場合に、展開レコード306が生成される。
以上のアプリケーション定義情報201がアプリケーション定義情報記憶部101に記憶された状態において、まず、アプリケーション実行部103が、展開結果テーブル生成手段110により、展開テーブル303を生成する。
商品価格テーブルのレコード数が3、商品仕様テーブルのレコード数が2であり、合計6の展開レコード306の候補について、展開連結属性情報208による条件に該当するレコードを調べた結果、製品Aと仕様2の組合せ、および製品Bと仕様2の組合せ以外は条件を満たすこととなり、合計4レコードが生成された。
続いて、展開レコード306の展開データ307に対して、展開結果テーブル計算手段116により、展開属性定義情報205に設定された計算式定義情報210に従って、値を計算する。“標準価格”の値は、“標準価格+標準加算”であり、たとえば“製品A”で“仕様1”の組合せの場合には、400+50=450となる。同様にして、すべての展開データ307の値を計算する。
この後、アプリケーション実行部103は、展開テーブル画面構成手段111により、ユーザ操作画面104に、属性データ操作要素107および展開データ操作要素108を関係づけ、展開テーブル出力手段114により、展開データ307の値を画面に表示する。図15は、この事例に対応するユーザ操作画面104である。
図15において、“品名”および“基準価格”の列が属性データ操作要素107となり、“仕様1”、“仕様2”の列が展開データ操作要素108となる。“製品A”、“製品B”、“製品C”の行はそれぞれ商品価格テーブル503の各レコードに対応しており、“仕様1”、“仕様2”の列はそれぞれ商品仕様テーブル504の各レコードに対応している。
第二の実施例として、商品在庫の推移を管理するための業務アプリケーション構成の例について説明する。図16は、展開対象となる商品在庫テーブルのテーブル定義情報202と、展開補助となるカレンダテーブルの時系列定義情報209を示している。第二の実施例では、商品在庫の数量を、カレンダテーブルによって時系列に展開した表の中で管理するための業務アプリケーションを構成する。
カレンダテーブルは、図16の時系列定義情報(カレンダ)511を用いて、時系列テーブル生成手段115を実行することにより、アプリケーションデータ記憶部102に設定される。この事例では、起点である4月20日が先頭レコードの開始日時となり、4月21日が開始日時となるレコードと合わせて2レコードが生成される。
商品在庫テーブルには、製品A、製品B、製品Cの3つのレコードを設定し、それぞれ現在在庫を入力する。図17に、アプリケーションデータ記憶部102に記憶された展開対象となる商品在庫テーブルの内容と、展開補助となるカレンダテーブルの内容を示す。
アプリケーション定義情報記憶部101に、テーブル展開情報203として、“商品在庫一覧”を記憶する。このテーブル展開情報203の展開対象テーブル識別情報206には“商品在庫”を、展開補助テーブル識別情報207には“カレンダ”を定義し記憶する。さらに、このテーブル展開情報203には、“受注数”と“在庫数”の2つの展開属性定義情報205を記憶する。そして、“在庫数”については、計算式定義情報210として、計算式を(−受注数)と定義し、累積計算定義情報211も指定する。累積計算における初期値は、“現在在庫”とする。図18は、“商品在庫一覧”の展開属性定義情報205の内容を示す。
アプリケーション定義情報記憶部101に記憶された上記のアプリケーション定義情報201と、アプリケーションデータ記憶部102に記憶された展開対象および展開補助となる通常テーブル302の内容を用いて、アプリケーション実行部103は、まず、展開結果テーブル生成手段110を実行する。
展開テーブルである“商品在庫一覧”の展開レコード306としては、商品在庫テーブルの3レコードとカレンダテーブルの2レコードの積として合計6レコードが生成され、それぞれの組合せに対する“受注数”と“在庫数”の展開データ307の値がアプリケーションデータ記憶部102に設定される。
初期状態では、“受注数”として値が設定されていないため、アプリケーション実行部103は、デフォルト値として0を設定する。これに対して、“在庫数”は、計算式定義情報210および累積計算定義情報211が設定されているため、展開結果テーブル計算手段116にしたがって値を計算する。
この事例の場合、計算式は“−受注数”であり、この時点では受注数はすべて0となっているため、計算式の値も0となる。しかし、累積計算定義情報211が指定され、初期値として“現在在庫”が設定されているため、実際の計算式は“1日前の在庫数−受注数”となり、初日の場合のみ“現在在庫−受注数”となる。したがって、4月20日、4月21日ともに、製品Aの在庫数は、50、製品Bの在庫数は15、製品Cの在庫数は30となる。
ここで、ユーザが、ユーザ操作画面104を介して、実際の“受注数”として、4月20日に製品Bが2個、製品Cが20個、4月21日に製品Aが23個、製品Bが2個と入力した場合を考える。登録ボタンを押下した時点で、展開テーブル入力手段113によって、これらの値が商品在庫一覧テーブルの各展開データとして記憶され、続いて、展開結果テーブル計算手段116によって、再度“在庫数”の展開データ307の値が計算される。
この場合は、“受注数”が0でないために、“在庫数”が“現在在庫”に設定されている値から順に減じられていき、各日にちの在庫数が計算される。計算された“在庫数”の値は、展開テーブル出力手段114により、ユーザ操作画面104の各展開データ操作要素108に表示され、図19に示す内容となる。
100 業務アプリケーション構成装置
101 アプリケーション定義情報記憶部
102 アプリケーションデータ記憶部
103 アプリケーション実行部
104 ユーザ操作画面
105 ユーザ
106 データベース
107 属性データ操作要素
108 展開データ操作要素
110 展開結果テーブル生成手段
111 展開テーブル画面構成手段
112 テーブルデータ同期手段
113 展開テーブル入力手段
114 展開テーブル出力手段
115 時系列テーブル生成手段
116 展開結果テーブル計算手段
201 アプリケーション定義情報
202 テーブル定義情報
203 テーブル展開情報
204 属性定義情報
205 展開属性定義情報
206 展開対象テーブル識別情報
207 展開補助テーブル識別情報
208 展開連結属性情報
209 時系列定義情報
210 計算式定義情報
211 累積計算定義情報
301 アプリケーションデータ
302 通常テーブル
303 展開テーブル
304 通常レコード
305 属性データ
306 展開レコード
307 展開データ
308 展開対象レコード識別ID
309 展開補助レコード識別ID
401 通常テーブル例(A)
402 通常テーブル例(B)
403 展開テーブル例(A×B)
407 テーブル展開情報例(A×B連結あり)
408 展開テーブル例(A×B連結あり)
410 時系列定義情報例(T)
411 時系列テーブル例(T)
412 展開テーブル例(A×T)
413 ユーザ操作画面の例(A×B)
414 ユーザ操作画面の例(A×T)
415 ユーザ操作画面の例(A×B)連結条件付き
416 ユーザ操作画面の例(A×B)連結条件付き列短縮型
501 テーブル定義情報(商品価格)
502 テーブル定義情報(商品仕様)
503 商品価格テーブル
504 商品仕様テーブル
505 展開属性定義情報(商品価格一覧)
506 テーブル展開情報(商品価格一覧)
507 商品価格一覧画面
510 テーブル定義情報(商品在庫)
511 時系列定義情報(カレンダ)
512 展開属性情報(商品在庫一覧)
513 商品在庫テーブル
514 カレンダテーブル
515 商品在庫一覧画面

Claims (6)

  1. アプリケーション定義情報記憶部と、アプリケーションデータ記憶部と、アプリケーション実行部と、ユーザ操作画面と、を備える業務アプリケーション構成装置であって、
    前記アプリケーション定義情報記憶部が記憶するアプリケーション定義情報は、テーブル定義情報と、テーブル展開情報を含み、
    前記テーブル定義情報は、1つ以上の属性定義情報を含み、
    前記テーブル展開情報は、展開対象となる前記テーブル定義情報を識別する展開対象テーブル識別情報と、展開補助となる前記テーブル定義情報を識別する展開補助テーブル識別情報と、1つ以上の展開属性定義情報を含み、
    前記アプリケーションデータ記憶部が記憶するアプリケーションデータは、前記テーブル定義情報の内容に対応する通常テーブルと、前記テーブル展開情報の内容に対応する展開テーブルを含み、
    前記通常テーブルは、前記テーブル定義情報の内容に対応した通常レコードを含み、
    前記展開テーブルは、前記テーブル定義情報の内容に対応した展開レコードを含み、
    前記通常レコードは、前記属性定義情報に対応した属性データを含み、
    前記展開レコードは、展開対象であるレコードを識別する展開対象レコード識別IDと、展開補助であるレコードを識別する展開補助レコード識別IDと、前記属性定義情報に対応した展開データを含み、
    前記ユーザ操作画面は、前記属性データに対応する属性データ操作要素と、前記展開データに対応する展開データ操作要素を備え、
    前記アプリケーション実行部は、展開結果テーブル生成手段と、展開テーブル画面構成手段と、展開テーブル入力手段と、展開テーブル出力手段と、を備え、
    前記アプリケーション実行部の前記展開結果テーブル生成手段は、
    前記テーブル展開情報に対応する前記展開テーブルにおいて、
    前記展開対象レコード識別IDとして展開対象である前記通常テーブルの中から選択した1つのレコードの識別IDを対応させ、
    前記展開補助レコード識別IDとして展開補助である前記通常テーブルの中から選択した1つのレコードの識別IDを対応させ、
    前記テーブル展開情報に属する前記展開属性定義情報それぞれに対応する前記展開データを構成要素として持つ前記展開レコードを、
    前記アプリケーションデータ記憶部に記憶し、
    前記アプリケーション実行部の前記展開テーブル画面構成手段は、
    前記通常レコードの前記属性データを、
    同じ前記属性定義情報の前記属性データに対応する前記属性データ操作要素が前記ユーザ操作画面上で同じ行または同じ列となる前記属性データ操作要素に対応させ、
    前記展開レコードの前記展開データを、
    前記展開対象レコード識別IDが同じである別の前記展開レコードにおいて同じ前記属性定義情報に対応する前記展開データに対応する前記展開データ操作要素が前記ユーザ操作画面上で同じ行または同じ列となる前記展開データ操作要素に対応させ、
    前記展開テーブル入力手段は、
    前記展開データ操作要素にユーザ入力があった場合に、前記アプリケーションデータ記憶部の対応する前記展開データの値を変更し、
    前記展開テーブル出力手段は、
    前記アプリケーションデータ記憶部の前記展開データの値が変更になった場合に、対応する前記展開データ操作要素に表示される値を変更することを特徴とする業務アプリケーション構成装置。
  2. 前記展開テーブル画面構成手段は、
    前記展開レコードの前記展開データを、
    前記展開補助レコード識別IDが同じである別の前記展開レコードの前記展開データに対応する前記展開データ操作要素が前記ユーザ操作画面上で同じ列または同じ行となる前記展開データ操作要素に対応させることを特徴とする請求項1に記載の業務アプリケーション構成装置。
  3. 前記テーブル定義情報は、
    時系列定義情報を含み、
    前記アプリケーション実行部は、
    前記時系列定義情報に従った時系列テーブルを前記アプリケーションデータ記憶部に記憶する時系列テーブル生成手段を備え、
    前記展開結果テーブル生成手段は、
    前記展開補助テーブル識別情報が示す前記テーブル定義情報が前記時系列定義情報を持つ場合に、
    前記時系列定義情報に従った前記時系列テーブルを展開補助として利用することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の業務アプリケーション構成装置。
  4. 前記テーブル展開情報は、
    前記展開対象テーブル識別情報が示す前記テーブル定義情報の前記属性定義情報を識別する連結キーと、
    前記展開補助テーブル識別情報が示す前記テーブル定義情報の前記属性定義情報を識別する連結キーとを構成要素に含む展開連結属性情報を含み、
    前記展開結果テーブル生成手段は、
    前記テーブル展開情報に含まれるすべての前記展開連結属性情報について、
    展開対象である前記通常レコードの前記連結キーに対応する前記属性データの値と、
    展開補助である前記通常レコードの前記連結キーに対応する前記属性データの値が、
    指定された関係である場合に、
    前記展開テーブルに前記展開レコードを追加することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の業務アプリケーション構成装置。
  5. 前記展開属性定義情報は、計算式定義情報を含み、
    前記アプリケーション実行部は、展開結果テーブル計算手段を備え、
    前記展開結果テーブル計算手段は、前記計算式定義情報の計算式に前記属性定義情報の識別名または前記展開属性定義情報の識別名が含まれる場合に、
    前記展開属性定義情報に対応する前記展開データの値を計算する前に、この識別名の部分を、
    前記展開レコードまたは前記展開レコードの前記展開対象レコード識別IDが示すレコード、または前記展開レコードの前記展開補助レコード識別IDが示すレコードに含まれ前記属性定義情報に対応する前記属性データの値または前記展開属性定義情報に対応する前記展開データの値に置き換えることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の業務アプリケーション構成装置。
  6. 前記展開属性定義情報は、累積計算定義情報を含み、
    前記展開結果テーブル計算手段は、
    前記展開レコードの前記累積計算定義情報をもつ前記展開属性定義情報に対応した前記展開データの値を決定する際に、
    同一の前記展開対象レコード識別IDを持ち前記展開補助レコード識別IDが1つ前または1つ後である前記展開レコード上の同一の前記属性定義情報に対応する前記属性データの値を参照すること、を特徴とする請求項5に記載の業務アプリケーション構成装置。
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