JPH1040050A - 表作成指示装置および表作成システム - Google Patents

表作成指示装置および表作成システム

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JPH1040050A
JPH1040050A JP8191741A JP19174196A JPH1040050A JP H1040050 A JPH1040050 A JP H1040050A JP 8191741 A JP8191741 A JP 8191741A JP 19174196 A JP19174196 A JP 19174196A JP H1040050 A JPH1040050 A JP H1040050A
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instruction
table creation
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data
user
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JP8191741A
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Tadashi Hazama
端 陌間
Akira Suzuki
明 鈴木
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばデータベースに格納された大量のデー
タをもとに多次元表を作成する際に、より簡便に、直感
的な操作によって多次元の表を作成することのできる表
作成システムおよびそのための表作成指示装置を提供す
る。 【解決手段】 ユーザは入力部1に対し、指示テーブル
2のn次元エリア、列見出しエリア、行見出しエリア、
データエリアへデータベース4に格納されているオブジ
ェクトを配置することを指示する。入力部1は、オブジ
ェクトが配置された指示テーブル2から表作成の指示デ
ータを生成し、多次元表作成部3に送る。多次元表作成
部3は、入力部1から与えられる表作成の指示データに
従ってデータベース4を検索し、その検索結果を表作成
の指示データに基づいて処理し、多次元表を生成して出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、データベ
ースに格納された大量のデータを表示し、分析する際に
用いられたり、分析結果として文書中に挿入されるよう
な多次元表を生成するための指示を与える表作成指示装
置、および、その表作成指示装置を含み、表作成指示装
置によって与えられた指示に従って多次元表を作成する
表作成システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】データベースで管理されている大量のデ
ータを、ユーザが直接に指示を与えてさまざまな態様で
参照したいという要求がある。このような要求に応じる
ための一つの手段として多次元表がある。しかし、多次
元表の構造が複雑になると、従来の表作成装置では作成
できなかったり、操作が複雑で容易に表を作成できなか
った。そのため、より簡便に、直感的に操作することに
よって多次元の表を作成することが求められている。
【0003】多次元の表の構造を作成するための指示を
指示を与える方法として、例えば、「Relation
データ検索ツール操作説明書」,1994.1(Re
lationは富士ゼロックス株式会社の商標)や、特
開平5−346940号公報に記載されている方法があ
る。図18は、従来の表作成システムにおけるリレーシ
ョンによる多次元表の作成指示の一例の説明図、図19
は、従来の表作成システムによって作成された表の一例
の説明図、図20は、表作成に使用されるデータの一例
の説明図である。ユーザは、図18に示すようなインタ
フェースによって多次元表を作成するための指示を与え
る。ここでは、列見出しとして「販売エリア」を指定
し、行見出しとして「商品名」、「月度」を指定してい
る。また、表示するデータとして、「売上」、「台数」
を指定している。
【0004】図18による指示の内容は、以下の3つの
指示を生成する。まず、「販売エリア」に関するデータ
を検索し、その結果を列見出しとして配置する。例え
ば、以下のようなSQL(Structured Qu
ery Language)コマンドを生成し、検索を
行なえばよい。 SELECT エリア名 FROM テーブル1 WHERE 検索条件; これにより、図20(A)に示すテーブル1より販売エ
リアのエリア名として「東京」、「神奈川」が得られ
る。
【0005】次に、「商品名」と「月度」に関するデー
タを検索し、その結果を行見出しとして配置する。例え
ば、以下のようなSQLコマンドを生成し、検索を行な
えばよい。 SELECT 商品名,月度 FROM テーブル2,テーブル3 WHERE 検索条件; これにより、図20(B)に示すテーブル2と図20
(C)に示すテーブル3より、商品名と月度の組とし
て、(「RS」,「1月度」)、(「RS」.「2月
度」)、(「RS」,「3月度」)、(「GTR」,
「1月度」)、(「GTR」,「2月度」)、(「GT
R」,「3月度」)が得られる。
【0006】さらに、「販売エリア」、「商品名」、
「月度」、「売上」、「台数」に関するデータを検索
し、その結果を多次元表形式に配置する。例えば、以下
のようなSQLコマンドを生成し、検索を行なえばよ
い。 SELECT エリア名,商品名,月度,売上,台数 FROM テーブル1,テーブル2,テーブル3 WHERE 検索条件; これにより、図20(A)に示すテーブル1、図20
(B)に示すテーブル2、図20(C)に示すテーブル
3から、エリア名,商品名,月度,売上,台数の組のデ
ータ、例えば(「東京」,「RS」,「1月度」,「1
1」,「132」)といったデータが得られる。このデ
ータは多次元表の各セルに配置されるデータである。
【0007】このようにして、図18のように指示を与
えると上述のようにして図20に示すようなデータが格
納されたデータベースからデータが取得され、例えば、
図19に示すような表が生成される。実際にどのような
表になるのかは、データベース中のデータに依存するた
め、図18の指示によって必ず図19に示す表が得られ
るわけではない。
【0008】図21は、作成しようとする表の一例の説
明図である。いま、図19に示した表の最下段に備考の
欄を設け、図21に示すような表の作成を行なうことを
考える。しかし、上述の従来の表作成システムでは、図
21のような表の作成を指示することはできない。なぜ
なら、データを配置すべき領域に対する指示を見出しに
対する指示と同一の方法を取っているからである。
【0009】図22は、従来の表作成システムにおける
リレーションによる多次元表の作成指示の別の例の説明
図、図23は、従来の表作成システムによって作成され
た表の別の例の説明図である。従来の表作成システムに
基づいて図21に近い表を作成しようとすると、図22
に示すように、行見出しとして「備考」を「商品名」、
「月度」の下に追加する指示を行なうことになる。しか
し、図22に示した指示によって生成される表は、図2
3に示すような表にすぎない。結局、ユーザは図23の
表とは別に備考に関するデータを検索し、その結果をな
んらかの手段で図23の表にマージするか、あるいは図
19に示す表を作成して「備考」の欄を追加する必要が
ある。
【0010】このように、表のデータ領域を変形させた
表を作成しようとすると、自動的には作成できず、非常
に煩雑な作業を強いられることになる。データ量が多い
場合は、このような表の作成は事実上不可能である。
【0011】上述の文献に記載されている表作成のため
の指示を行なうインタフェースは、完全な表としてのデ
ータ構造をもってはいない。生成される表のデータ領域
に対する指示を、見出しに対する指示と連動させて行な
っているからである。そのために、図23に示すように
行見出し「備考」の欄は列見出し「売上」、「台数」と
連動してしまい、上述のような問題が生じる。
【0012】図21に示すような多次元表を作成するた
めのシステムとしては、例えば、特開平6−25100
7号公報や特開平6−266742号公報に記載されて
いるシステムがある。これらのシステムでは、例えば列
見出しを「販売エリア」のみ、行見出しを「商品名」、
「月度」と、「備考」で作表し、その後「備考」の行を
除く各セルについて横方向に2分割する細分指定を行な
うことによって、簡単に図21に示すような形式の多次
元表を得ることができる。しかし、これらの文献には、
データベース中のデータに基づいて見出しや各セルを埋
めるためのインタフェースについては言及されていな
い。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、例えばデータベースに格納
された大量のデータをもとに多次元表を作成する際に、
より簡便に、直感的な操作によって多次元の表を作成す
ることのできる表作成システムおよびそのための表作成
指示装置を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、多次元表を作成する指示を行なうための表作成指示
装置において、列見出し、行見出し、データに対応する
オブジェクトの指示を保持する指示テーブルと、ユーザ
からの指示を受け付ける入力手段を有し、該入力手段
は、ユーザからの表の列見出しの生成を指示するオブジ
ェクトを前記指示テーブルの列見出しの位置に配置し、
ユーザからの表の行見出しの生成を指示するオブジェク
トを前記指示テーブルの行見出しの位置に配置し、ユー
ザからの表のデータセルの内容を指示するオブジェクト
を前記指示テーブルの各見出しに対応したデータセルの
位置に配置することを特徴とするものである。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の表作成指示装置において、前記入力手段は、ユーザか
ら列見出しを生成するためのオブジェクトを上下に重ね
て指示された場合は、重ねられた一方のオブジェクトを
他方のオブジェクトの細展開として配置し、左右に並べ
て指示された場合には、並列的な項目として配置するこ
とを特徴とするものである。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の表作成指示装置において、前記入力手段は、ユーザか
ら行見出しを生成するためのオブジェクトを左右に並べ
て指示された場合は、並べられた一方のオブジェクトを
他方のオブジェクトの細展開として配置し、上下に重ね
て指示された場合には、並列的な項目として配置するこ
とを特徴とするものである。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の表作成指示装置において、前記入力手段は、見出しの
生成を指示可能なオブジェクトおよび、データセルの内
容の生成を指示可能なオブジェクトを、あらかじめ定め
られたデータ構造で提示し、ユーザが任意に指示したオ
ブジェクトを選択することを特徴とするものである。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の表作成指示装置において、前記指示テーブルは、n次
元の見出しを配置可能であり、前記入力手段は、ユーザ
からの表のi次元の見出しの生成を指示するオブジェク
トを前記指示テーブルのi次元の見出しの位置に配置す
ることを特徴とするものである。
【0019】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の表作成指示装置において、前記入力手段は、各次元の
見出しの生成を指示するオブジェクトのうちの一部のオ
ブジェクトを指定可能であり、指定された当該次元の一
部の見出しに対応してユーザからの表のデータセルの内
容を指示するオブジェクトを前記指示テーブルの各見出
しに対応させてデータセルの位置に配置することを特徴
とするものである。
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項1に記載
の表作成指示装置において、前記入力手段は、オブジェ
クトをあらかじめ定められたデータ構造で提示し、ユー
ザがオブジェクトを配置する際に、該オブジェクトが属
するデータ構造中の該オブジェクトからたどることので
きる各オブジェクトにどのように展開するのかについて
指示を受け付けることを特徴とするものである。
【0021】請求項8に記載の発明は、請求項1に記載
の表作成指示装置において、前記入力手段は、オブジェ
クトをあらかじめ定められたデータ構造で提示し、ユー
ザがオブジェクトを配置する際に、該オブジェクトが属
するデータ構造中の該オブジェクトからたどることので
きる該オブジェクトを除くすべてのオブジェクトに展開
することの指示を受け付けることを特徴とするものであ
る。
【0022】請求項9に記載の発明は、請求項1に記載
の表作成指示装置において、前記入力手段は、オブジェ
クトをあらかじめ定められたデータ構造で提示し、ユー
ザがオブジェクトを配置する際に、該オブジェクトが属
するデータ構造中の該オブジェクトからたどることので
きるオブジェクトのうちそれ以上たどることができない
リーフにあたるオブジェクトに展開することの指示を受
け付けることを特徴とするものである。
【0023】請求項10に記載の発明は、請求項1に記
載の表作成指示装置において、前記入力手段は、オブジ
ェクトをあらかじめ定められたデータ構造で提示し、ユ
ーザがオブジェクトを指定する際に、該オブジェクトが
属するデータ構造中の該オブジェクトからたどることの
できるオブジェクトのうち該オブジェクトから開始して
それ以上たどることができないリーフにあたるオブジェ
クトを除いて展開することの指示を受け付けることを特
徴とするものである。
【0024】請求項11に記載の発明は、請求項7ない
し10のいずれか1項に記載の表作成指示装置におい
て、前記入力手段は、オブジェクトの展開を行なう際
に、ユーザから同じレベルに展開すべき要素間の順序関
係をどのように並べるかについての指示を受付可能に構
成されていることを特徴とするものである。
【0025】請求項12に記載の発明は、請求項7ない
し10のいずれか1項に記載の表作成指示装置におい
て、前記入力手段は、オブジェクトの展開を行なう際
に、ユーザから同じレベルに展開すべき要素間の順序関
係をデータ構造中の順序に従って並べることの指示を受
付可能に構成されていることを特徴とするものである。
【0026】請求項13に記載の発明は、請求項7ない
し10のいずれか1項に記載の表作成指示装置におい
て、前記入力手段は、オブジェクトの展開を行なう際
に、ユーザから同じレベルに展開すべき要素をソートし
て並べることの指示を受付可能に構成されていることを
特徴とするものである。
【0027】請求項14に記載の発明は、多次元表を作
成する表作成システムにおいて、請求項1ないし13の
いずれか1項に記載の表作成指示装置と、該表作成指示
装置が有する指示テーブル中の列見出し、行見出し、デ
ータに対応するオブジェクトの指示に従って表を生成す
る多次元表作成手段を有することを特徴とするものであ
る。
【0028】請求項15に記載の発明は、多次元表を作
成する表作成システムにおいて、請求項7ないし10の
いずれか1項に記載の表作成指示装置と、該表作成指示
装置が有する指示テーブル中の列見出し、行見出し、デ
ータに対応するオブジェクトの指示および展開の指示に
従って表を生成する多次元表作成手段を有することを特
徴とするものである。
【0029】請求項16に記載の発明は、多次元表を作
成する表作成システムにおいて、請求項11ないし13
のいずれか1項に記載の表作成指示装置と、該表作成指
示装置が有する指示テーブル中の列見出し、行見出し、
データに対応するオブジェクトの指示および展開の指
示、並べ替えの指示に従って表を生成する多次元表作成
手段を有することを特徴とするものである。
【0030】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の表作成システム
の実施の一形態を示す構成図である。図中、1は入力
部、2は指示テーブル、3は多次元表作成部、4はデー
タベースである。なお、入力部1と指示テーブル2によ
って本発明の表作成指示装置の一例が構成される。
【0031】入力部1は、ユーザからの入力を受けて、
指示テーブル2に対してどのような表を生成すべきかの
指示を保持させる。指示は、データベース4内に保持さ
れている表にしようとしているデータから生成されたオ
ブジェクトから選ばれる。入力部1はこれらのオブジェ
クトをユーザに提示する。ユーザは、提示されたオブジ
ェクトから必要なものを選択して、指示テーブル上に配
置するように指示を入力する。さらに入力部1は、オブ
ジェクトが配置された指示テーブル2から表作成の指示
データを生成し、多次元表作成部3に送る。
【0032】指示テーブル2は、表作成のための指示
を、表の構造と対応づけて保持する。このとき、行見出
し、列見出しとともに、データ領域に割り付けるオブジ
ェクトの指示も保持する。
【0033】多次元表作成部3は、入力部1から与えら
れる表作成の指示データにしたがってデータベースを検
索し、その検索結果を表作成の指示データに基づいて処
理し、多次元表を生成して出力する。
【0034】図2は、本発明の表作成システムの実施の
一形態における第1の動作例において入力部1が行なう
オブジェクトの配置の具体例を示す説明図である。指示
テーブル2は、図2(A)に示すように、列見出しのエ
リアと、行見出しのエリアと、データのエリアが設けら
れている。それぞれのエリアにデータベース4に保持さ
れているデータから生成されたオブジェクトが配置され
る。実際にユーザが列見出し、行見出し、データに対応
するオブジェクトを指示する際にも、図2(A)に示す
ような指示テーブルと同様の表示を行ない、オブジェク
トの配置を指示可能に構成される。
【0035】指示テーブル2へオブジェクトを配置する
手順を以下に述べる。まず、列見出しへのオブジェクト
の配置は、指示テーブル2上の列見出しのエリアを選択
し、また、配置するオブジェクトを選択し、列見出しエ
リア上の位置を指定することによって行なわれる。ま
た、行見出しへのオブジェクトの配置は、指示テーブル
2上の行見出しのエリアを選択し、また、配置するオブ
ジェクトを選択し、行見出しエリア上の位置を指定する
ことによって行なわれる。さらに、データエリアへのオ
ブジェクトの配置は、指示テーブル2上のデータエリア
を選択し、また、配置するオブジェクトを選択し、デー
タエリア上の位置を指定することによって行なわれる。
このような列見出しエリア、行見出しエリア、データエ
リアへのオブジェクトの配置をそれぞれ表生成に必要な
指示が完成するまで、任意の順序で、任意の回数だけ繰
り返し行なう。
【0036】なお、オブジェクトを選択する際には、ユ
ーザが直接キーボード等からオブジェクトを指定する文
字列を入力してもよいし、データベースから選択可能な
オブジェクト群を検索してユーザに対して表示してお
き、マウス等でその中から選択し、さらにマウスによっ
てドラッグ&ドロップと呼ばれる動作を用いるなどによ
ってオブジェクトの配置を行なってもよい。
【0037】図2に示した具体例を用いて、上述のオブ
ジェクトの配置の手順を説明する。図2に示した具体例
において、破線は、ユーザ入力用のウィンドウを表わ
す。このウィンドウには列見出しエリア、行見出しエリ
ア、データエリアが存在し、上述のように指示テーブル
2と対応している。また、ハッチングを施して示してい
るのは、ユーザから入力されたオブジェクトを表わして
いる。
【0038】まず、列見出しにオブジェクトを配置す
る。図2(A)に示した例では、ユーザは列見出しエリ
アを選択し、また、配置するオブジェクトとして「販売
エリア」を選択し、オブジェクト「販売エリア」を列見
出しエリアに配置する。これにより、図2(A)に示す
ように、列見出しエリアにオブジェクト「販売エリア」
が配置された。
【0039】次に、行見出しにオブジェクトを配置す
る。まず、ユーザは行見出しエリアを選択する。そし
て、配置するオブジェクトとして例えば「商品名」を選
択し、行見出しエリアに配置する。さらにオブジェクト
「月度」を選択し、行見出しエリアに配置する。この
時、先に配置したオブジェクト「商品名」よりも右に配
置するように指示する。これにより、図2(B)に示す
ように行見出しが左右に並んで示され、オブジェクト
「月度」をオブジェクト「商品名」の細展開として指示
することができる。もちろん、先にオブジェクト「月
度」を配置し、その後、オブジェクト「商品名」をオブ
ジェクト「月度」の左に配置するように指示しても同様
の指示を与えたことになる。
【0040】さらに、データエリアにオブジェクトを配
置する。まず、ユーザはデータエリアを選択する。そし
て、配置するオブジェクトとして例えば「売上」を選択
し、データエリアに配置する。これにより、図2(C)
に示すように、データエリアにオブジェクト「売上」が
配置された。
【0041】上述のように各オブジェクトの指定には、
文字列を入力しても、データベースから取り出された候
補の中からドラッグ&ドロップを用いてもよい。また、
オブジェクトを配置する順序も特に規定しない。上述の
例では示していないが、列見出しについても例えばオブ
ジェクトを上下に重ねることによって、上のオブジェク
トの細展開として下のオブジェクトを指示することがで
きる。
【0042】図3は、本発明の表作成システムの実施の
一形態における第1の動作例において入力部で作成され
る表作成指示データの一例の説明図である。図2に示す
ように列見出し、行見出し、データの各エリアに対して
オブジェクトの配置の指示を行なうと、それぞれのオブ
ジェクトの配置の指示が指示テーブル2に格納される。
オブジェクトの配置の指示が終了すると、入力部1は例
えば図3に示すような表作成指示データを作成する。図
3に示した例は、図2に示したようにしてオブジェクト
の配置の指示が行なわれた場合に作成される表作成指示
データの一例を示している。このような表作成指示デー
タが多次元表作成部3へ送られる。
【0043】図4は、本発明の表作成システムの実施の
一形態における第1の動作例において生成された多次元
表の一例の説明図である。多次元表作成部3は、データ
ベース4を検索し、得られたデータに基づいて、例え
ば、特開平6−251007号公報や特開平6−266
742号公報に記載されている方法を用いて図4に示す
ような表を生成する。この時、多次元表作成部3によっ
て参照されるデータベース4中のデータは、図20に示
すデータであるものとする。
【0044】このようにして、列見出しエリア、行見出
しエリア、データエリアに対してオブジェクトを配置す
ることによって、自動的にデータベースからデータを取
得し、所望の多次元表を作成することができる。
【0045】図4に示すように、各セルに配置されたデ
ータは売上データであるが、列見出しには「売上」は表
示されていない。このように、本発明では、従来のよう
に見出しとデータを連動させることなく、列見出し、行
見出しとともに、データを明示的に指示する。そのた
め、データをデータエリアに配置するという直感的な操
作によって多次元の表を作成することができる。また、
列見出し、行見出し、データの指示は、オブジェクトの
配置という簡単な操作のみによって行なうことができ
る。さらに、このような列見出し、行見出しとともにデ
ータのオブジェクトの配置という操作を行なうようにし
たことにより、後述のように複雑な表に対しても対応で
きる。
【0046】図5は、本発明の表作成システムの実施の
一形態における第2の動作例の説明図である。図5に示
した第2の動作例では、列見出しにオブジェクトを配置
する際に、オブジェクトを上下に重ねるとともに左右に
も並べた場合の例を示している。具体的には、図5
(A)に示すように、オブジェクト「販売エリア」の下
にオブジェクト「売上」、「台数」を配置する。また、
オブジェクト「売上」の右にオブジェクト「台数」を配
置する。このように配置することによって、図5(A)
の列見出しエリアに示すように、オブジェクト「販売エ
リア」の細展開としてオブジェクト「売上」とオブジェ
クト「台数」が展開されることになる。
【0047】また、データエリアにもオブジェクト「売
上」とオブジェクト「台数」を左右に並べて配置してい
る。なお、この例の場合、同じオブジェクトを列見出し
に配置しているが、本発明では、データエリアに対して
も改めてオブジェクト「売上」およびオブジェクト「台
数」を配置する必要がある。これは、本発明が見出しと
データとを区別しているためである。この例ではユーザ
はオブジェクト「売上」とオブジェクト「台数」を列見
出しエリアとデータエリアに配置しなければならない。
しかし逆に、見出しとデータとが連動しないので、デー
タを見出しに束縛されずに自由に指定することが可能で
ある。例えば売上の列に、データベース4に「売上」と
関係づけられているデータ以外の別のデータを配置する
ことも可能である。
【0048】図5(A)に示すようなオブジェクトの配
置を行なうと、入力部1は図5(B)に示すような指示
データを生成し、多次元表作成部3に渡す。多次元表作
成部3では、オブジェクト「販売エリア」、「商品
名」、「月度」を展開し、またオブジェクト「売上」、
「台数」のデータを取得して図5(C)に示すような表
を作成し、出力する。
【0049】図6は、本発明の表作成システムの実施の
一形態における第3の動作例の説明図である。図6に示
した第3の動作例では、図5に示した例に加えて行見出
しにオブジェクト「備考」を加えた例を示している。オ
ブジェクト「備考」は、図6(A)に示すように、オブ
ジェクト「商品名」、「月度」と上下に重ねて配置す
る。これにより、オブジェクト「商品名」、「月度」と
オブジェクト「備考」とは並列的に行見出しとして配置
される。
【0050】また、データエリアにオブジェクトを配置
する際にも、左右に並んでオブジェクト「売上」とオブ
ジェクト「台数」が配置されている下に、オブジェクト
「備考」を配置する。これにより、行見出しがオブジェ
クト「商品名」、「月度」に対応するセルについては、
列見出しのオブジェクト「売上」、「台数」に応じてオ
ブジェクト「売上」、「台数」のデータが配置され、行
見出しがオブジェクト「備考」に対応するセルについて
は列見出しのオブジェクト「販売エリア」に応じてオブ
ジェクト「備考」のデータが配置される。このように、
データエリアについても、表の構造に応じたオブジェク
トの配置が可能である。
【0051】このようにして図6(A)に示すようなオ
ブジェクトの配置が終了すると、入力部1は図6(B)
に示すような指示データを生成し、多次元表作成部3に
渡す。多次元表作成部3では、オブジェクト「販売エリ
ア」、「商品名」、「月度」を展開し、またオブジェク
ト「売上」、「台数」、「備考」のデータを取得して図
6(C)に示すような表を作成し、出力する。この図6
(C)に示した表は、図21において作成しようとして
いた表である。本発明ではこのように簡単な指示だけ
で、従来のシステムでは作成できなかった構造の表をデ
ータベースのデータに従って作成することができる。
【0052】図7は、本発明の表作成システムの実施の
一形態における第4の動作例において用いるデータ構造
の説明図、図8は同じく入力部1が行なうオブジェクト
の配置の具体例を示す説明図である。この例では、図7
に示すような階層構造のデータ構造に基づいて多次元の
表を作成する場合について説明する。図7に示すデータ
は、基本的には図20に示したデータと同じものであ
り、さらに階層的な上下関係を有している。
【0053】図8において、左側に破線で囲んで示した
部分は、上述の図2で示したユーザ入力用のウィンドウ
である。図中の右側に破線で囲んで示した部分は、図7
に示したデータ構造を表示するためのウィンドウであ
る。ユーザは、データ構造を表示するウィンドウ内に表
示されているオブジェクトから必要なものを選択する。
そして、ここではドラッグ&ドロップによって配置すべ
きエリアの位置を指定する。
【0054】図8(A)では、まずデータ構造を表示す
るウィンドウの表示範囲を動かしてウィンドウ内にオブ
ジェクト「販売エリア」のデータ構造を表示させる。そ
して、オブジェクト「販売エリア」を選択し、ドラッグ
&ドロップによってユーザ入力用のウィンドウにおける
列見出しエリアにオブジェクト「販売エリア」を配置し
ている。
【0055】同様にしてオブジェクト「月度」を表示さ
せ、ドラッグ&ドロップにより行見出しエリアに配置す
る。さらに図8(B)に示すように、オブジェクト「商
品名」を表示させ、ドラッグして行見出しエリアのオブ
ジェクト「月度」の左側にドロップする。これにより、
オブジェクト「商品名」の細展開がオブジェクト「月
度」であることを指示できる。
【0056】さらに、図8(C)に示すように、オブジ
ェクト「売上」を表示させ、ドラッグ&ドロップにより
データエリアに配置する。これにより、階層関係を有す
るデータ構造を用いて、図2と同様のオブジェクトの配
置を行なうことができる。この例では、データ構造が視
覚的に把握できるので、展開される要素などを確認しな
がらオブジェクトの配置を行なうことができる。なお、
この例では指示しているオブジェクトの直下の階層がリ
ーフとなるが、これに限るものではない。例えば、多重
の階層構造であってもよく、その場合には最上位の階層
だけでなく、その下位に展開される途中階層のノードを
指定することも可能である。
【0057】図9は、本発明の表作成システムの実施の
一形態における第5の動作例において入力部1が行なう
オブジェクトの配置の具体例を示す説明図である。本発
明の表作成システムでは、2次元平面上の表に多数の次
元の項目を割り当てたが、例えば複数の表で構成される
ような多次元の表を作成することも可能である。上述の
各例では、行見出しとしてオブジェクト「商品名」とオ
ブジェクト「月度」を階層的に配置したが、ここでは、
「月度」を3次元部分の見出しに指定した例を示してい
る。例えば、図2に示した例と比較して、列見出しエリ
ア及びデータエリアにおけるオブジェクトの配置は同じ
であるが、行見出しエリアにはオブジェクト「商品名」
のみを配置し、3次元エリアにオブジェクト「月度」を
配置する。これにより、複数の表で構成される3次元の
表を作成することができる。
【0058】図10は、本発明の表作成システムの実施
の一形態における第5の動作例において生成された多次
元表の一例の説明図である。3次元エリアに配置された
オブジェクト「月度」の要素に従って、列見出しがオブ
ジェクト「販売エリア」であり、行見出しがオブジェク
ト「商品名」であり、データがオブジェクト「売上」で
ある複数の表が生成される。なお、3次元エリアに配置
されたオブジェクト「月度」の要素は、生成された各表
のメタヘッダに記入される。メタヘッダとは、見出し項
目の分類を表す部分であり、表の左斜め上の部分におか
れる場合が多い。
【0059】図11は、本発明の表作成システムの実施
の一形態における第6の動作例において入力部1が行な
うオブジェクトの配置の具体例を示す説明図である。こ
の例では、複数の表によって構成される4次元の表を作
成する場合の例を示している。図11(A)において、
4次元エリアにはオブジェクト「1月」が配置され、3
次元エリアにはオブジェクト「売上」とオブジェクト
「台数」が並べて配置されている。このような指示が行
なわれている場合、1月の売上を示す表と、1月の台数
を示す表の2つが生成されることが期待される。そし
て、その2つの表では、データ部分は異なり、一方は売
上であり、他方は台数であろう。このような表を実現す
るためには、3次元エリアに配置されたオブジェクトご
とにデータエリアに配置されるオブジェクトを変更可能
に構成すればよい。
【0060】データエリアへのオブジェクトの配置は、
まず図11(B)に示すように3次元エリアに配置され
たオブジェクトの一つを選択する。ここではオブジェク
ト「売上」を選択する。その上で、図11(C)に示す
ように、データエリアにオブジェクト「売上」を指定す
る。そして、3次元エリアのオブジェクトの選択をもう
一方のオブジェクト「台数」に変更し、同じ手順で図1
1(D)に示すようにデータエリアにオブジェクト「台
数」を配置する。
【0061】図12は、本発明の表作成システムの実施
の一形態における第6の動作例において生成された多次
元表の一例の説明図である。図11に示すような手順で
オブジェクトの配置を行なうことによって、図12に示
すような表が作成される。これらの表のメタヘッダには
1月/売上、1月/台数と入り、データセルには、それ
ぞれに売上と台数が示されている。
【0062】図11のオブジェクトの指定時に、4次元
エリアにオブジェクト「月度」を配置することもでき、
その場合には、各月度ごとに売上と台数の2つの表が作
成されることになる。また、4次元エリアにオブジェク
ト「売上」、「台数」を配置し、3次元エリアにオブジ
ェクト「月度」を配置することもできる。この場合に
は、4次元エリアに配置されたオブジェクトをそれぞれ
選択してデータエリアへのオブジェクトの配置を行なえ
ばよい。上述の第5の動作例では3次元エリアまで用い
る例を示し、この第6の動作例では4次元エリアまで用
いる例を示したが、5次元以上のエリアを用いて作表す
ることも可能である。
【0063】図13は、本発明の表作成システムの実施
の一形態における第7の動作例において用いるデータ構
造の説明図である。この例では、図13に示すような木
構造のデータ構造に基づいて、オブジェクトの展開を行
なう場合について説明する。図13に示すデータでは、
販売エリアが多階層で示されており、「東京」と「神奈
川」の上位のノードとして「関東」が設けられており、
さらに「関東」と「関西」の上位のノードとして「全
国」が設けられている。
【0064】図14は、本発明の表作成システムの実施
の一形態における第7の動作例において入力部1が行な
うオブジェクトの配置の具体例を示す説明図である。こ
の例では、各エリアに配置したオブジェクトについて、
展開の有無、および展開するとすればどの程度の展開を
行なうかを指定できるようになっている。図14に示し
た例では、列見出しエリアにオブジェクト「販売エリ
ア」を配置した際の展開についての指示を行なっている
画面を示している。列見出しエリアのオブジェクト「販
売エリア」を選択することにより、図中下段に示された
プロパティシートが表示される。
【0065】このプロパティシートには、一例として
「木構造のルートのみ展開する」、「木構造のルートか
ら展開し、リーフは展開しない」、「木構造のルートか
らリーフまで展開する」、「木構造のルートは展開せ
ず、直下からリーフまで展開する」、「木構造のルー
ト、リーフは展開せず、直下から直上まで展開する」、
「木構造のリーフのみ展開する」の6つの選択肢が用意
されており、左側のボタンでいずれか1つが選択可能で
ある。もちろん、これら以外の展開方法を選択可能に構
成してもよい。また、各選択肢の右端には各選択肢に対
応した三角形のアイコンが示されており、選択された選
択肢に対応するアイコンが指示テーブル上に配置された
オブジェクトの右に表示されている。
【0066】図14に示す例では、オブジェクト「販売
エリア」に関しては、「木構造のルートから展開し、リ
ーフは展開しない」が選択されている。これは、図13
に示すデータ構造において、販売エリアの見出しとして
「販売エリア」、「全国」、「関東」まで展開すること
を指示するものである。なお、「関西」、「東京」、
「神奈川」はリーフであるので展開されない。また、既
に選択が済んでいる行見出しエリアに配置されたオブジ
ェクト「商品名」、「月度」はルートは展開せず、直下
からリーフまでの展開が指示されており、列見出しエリ
アに配置されたオブジェクト「台数」はルートのみ展開
し、データエリアに配置されたオブジェクト「台数」は
リーフのみ展開することが指示されている。
【0067】なお、図14に示した展開の指示方法は一
例であって、例えば木構造のノードを逐次指示するな
ど、他の指示方法を用いてもよい。
【0068】図15は、本発明の表作成システムの実施
の一形態における第7の動作例において入力部で作成さ
れる表作成指示データの一例の説明図である。図14に
示したような指示がなされると、入力部1は図15に示
すような表作成指示データを作成する。この例では、展
開に関する指示を属性情報として表作成指示データに付
加している。
【0069】図16は、本発明の表作成システムの実施
の一形態における第7の動作例において生成された多次
元表の一例の説明図である。多次元表作成部3は、図1
5に示すような表作成指示データを受け取り、これに従
って表を作成する。このとき、展開属性に応じてオブジ
ェクトの展開を行なう。例えばオブジェクト「販売エリ
ア」は、ルートから展開し、リーフまでは展開しないこ
とが指示されているので、図13に示すデータ構造から
最上位の列見出しとして「販売エリア」を設け、その下
位に「全国」を設け、さらにその下位に「関東」を設け
る。図13に示すデータでは、「全国」、「関東」につ
いて「台数」のデータが存在するので、例えば図16に
示すように列見出しが作成される。
【0070】また、行見出しについては、ルートは展開
せず、直下からリーフまでを展開するため、例えばオブ
ジェクト「商品名」では、「商品名」は行見出しとはな
らず、「RS」、「GTR」のみが行見出しとなってい
る。このようにして、図16に示すような表が作成され
る。このように、オブジェクトの配置とともに展開に関
する指示を行なうことによって、指示された範囲内での
展開を自動的に行ない、簡単に作表することができる。
【0071】図17は、本発明の表作成システムの実施
の一形態における第8の動作例において入力部1が行な
うオブジェクトの配置の具体例および多次元表作成部で
作成された表の一例を示す説明図である。この例は、上
述の第7の動作例において、展開の指示を変更した場合
について示している。図17(A)において、オブジェ
クト「販売エリア」に関する展開の指示を、「ルートは
展開せず、直下からリーフまで展開する」に変更してい
る。すると、ルートである「販売エリア」は展開され
ず、「全国」から、「関東」、「関西」、リーフである
「東京」、「神奈川」まで展開され、図17(B)に示
すような列見出しを有する表が作成されることになる。
【0072】このようなオブジェクトの展開を行なう際
に、展開される要素をどのように並べるかも指定可能に
構成することができる。一例としては、展開の方法と同
様に、プロパティシートを表示して選択すればよい。並
べ方としては、例えば図13に示すようなデータ構造中
での並び順のままとしたり、あるいは同じレベルの要素
間でソートして並べるなど、種々の並べ方を採用するこ
とができる。また、順序もアルファベット順や数字順、
昇順、降順等、種々の順序に並べることができる。
【0073】上述の各例においては、データが数値で与
えられている場合を具体例として用いたが、データベー
ス中に他のデータを参照したり、あるいは他のデータを
参照して計算するような指示が格納されていてもよい。
このような場合には、多次元表作成部3で表を作成する
際に、他のデータを参照し、必要に応じて計算を行なっ
て作表すればよい。
【0074】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、例えば、データベースに格納された大量のデ
ータをもとに作表する際に、オブジェクトを指示テーブ
ル上の見出しのエリアとデータのエリアに配置するとい
う簡単な、しかも直感的な操作によって作表することが
できる。このとき、データのエリアへのオブジェクトの
配置を行なうので、データのエリアが見出しに連動しな
い表を作成することができ、様々な表の作成に対応する
ことができる。また、n次元の表についても、n次元ま
でのエリアにオブジェクトを配置するだけであり、多次
元表を簡単に作成することができる。さらに、オブジェ
クトの展開を自動的に行なうことができ、また展開の方
法を指示することができるので、データベース内のデー
タを有効に活用して簡単に作表できる。さらに、見出し
の要素の並べ替えを行なう指示も可能にすることによっ
て、作成される表の見やすさを向上させることができる
など、本発明によれば、種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の表作成システムの実施の一形態を示
す構成図である。
【図2】 本発明の表作成システムの実施の一形態にお
ける第1の動作例において入力部1が行なうオブジェク
トの配置の具体例を示す説明図である。
【図3】 本発明の表作成システムの実施の一形態にお
ける第1の動作例において入力部で作成される表作成指
示データの一例の説明図である。
【図4】 本発明の表作成システムの実施の一形態にお
ける第1の動作例において生成された多次元表の一例の
説明図である。
【図5】 本発明の表作成システムの実施の一形態にお
ける第2の動作例の説明図である。
【図6】 本発明の表作成システムの実施の一形態にお
ける第3の動作例の説明図である。
【図7】 本発明の表作成システムの実施の一形態にお
ける第4の動作例において用いるデータ構造の説明図で
ある。
【図8】 本発明の表作成システムの実施の一形態にお
ける第4の動作例において入力部1が行なうオブジェク
トの配置の具体例を示す説明図である。
【図9】 本発明の表作成システムの実施の一形態にお
ける第5の動作例において入力部1が行なうオブジェク
トの配置の具体例を示す説明図である。
【図10】 本発明の表作成システムの実施の一形態に
おける第5の動作例において生成された多次元表の一例
の説明図である。
【図11】 本発明の表作成システムの実施の一形態に
おける第6の動作例において入力部1が行なうオブジェ
クトの配置の具体例を示す説明図である。
【図12】 本発明の表作成システムの実施の一形態に
おける第6の動作例において生成された多次元表の一例
の説明図である。
【図13】 本発明の表作成システムの実施の一形態に
おける第7の動作例において用いるデータ構造の説明図
である。
【図14】 本発明の表作成システムの実施の一形態に
おける第7の動作例において入力部1が行なうオブジェ
クトの配置の具体例を示す説明図である。
【図15】 本発明の表作成システムの実施の一形態に
おける第7の動作例において入力部で作成される表作成
指示データの一例の説明図である。
【図16】 本発明の表作成システムの実施の一形態に
おける第7の動作例において生成された多次元表の一例
の説明図である。
【図17】 本発明の表作成システムの実施の一形態に
おける第8の動作例において入力部1が行なうオブジェ
クトの配置の具体例および多次元表作成部で作成された
表の一例を示す説明図である。
【図18】 従来の表作成システムにおけるリレーショ
ンによる多次元表の作成指示の一例の説明図である。
【図19】 従来の表作成システムによって作成された
表の一例の説明図である。
【図20】 表作成に使用されるデータの一例の説明図
である。
【図21】 作成しようとする表の一例の説明図であ
る。
【図22】 従来の表作成システムにおけるリレーショ
ンによる多次元表の作成指示の別の例の説明図である。
【図23】 従来の表作成システムによって作成された
表の別の例の説明図である。
【符号の説明】
1…入力部、2…指示テーブル、3…多次元表作成部、
4…データベース。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多次元表を作成する指示を行なうための
    表作成指示装置において、列見出し、行見出し、データ
    に対応するオブジェクトの指示を保持する指示テーブル
    と、ユーザからの指示を受け付ける入力手段を有し、該
    入力手段は、ユーザからの表の列見出しの生成を指示す
    るオブジェクトを前記指示テーブルの列見出しの位置に
    配置し、ユーザからの表の行見出しの生成を指示するオ
    ブジェクトを前記指示テーブルの行見出しの位置に配置
    し、ユーザからの表のデータセルの内容を指示するオブ
    ジェクトを前記指示テーブルの各見出しに対応したデー
    タセルの位置に配置することを特徴とする表作成指示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記入力手段は、ユーザから列見出しを
    生成するためのオブジェクトを上下に重ねて指示された
    場合は、重ねられた一方のオブジェクトを他方のオブジ
    ェクトの細展開として配置し、左右に並べて指示された
    場合には、並列的な項目として配置することを特徴とす
    る請求項1に記載の表作成指示装置。
  3. 【請求項3】 前記入力手段は、ユーザから行見出しを
    生成するためのオブジェクトを左右に並べて指示された
    場合は、並べられた一方のオブジェクトを他方のオブジ
    ェクトの細展開として配置し、上下に重ねて指示された
    場合には、並列的な項目として配置することを特徴とす
    る請求項1に記載の表作成指示装置。
  4. 【請求項4】 前記入力手段は、見出しの生成を指示可
    能なオブジェクトおよび、データセルの内容の生成を指
    示可能なオブジェクトを、あらかじめ定められたデータ
    構造で提示し、ユーザが任意に指示したオブジェクトを
    選択することを特徴とする請求項1に記載の表作成指示
    装置。
  5. 【請求項5】 前記指示テーブルは、n次元の見出しを
    配置可能であり、前記入力手段は、ユーザからの表のi
    次元の見出しの生成を指示するオブジェクトを前記指示
    テーブルのi次元の見出しの位置に配置することを特徴
    とする請求項1に記載の表作成指示装置。
  6. 【請求項6】 前記入力手段は、各次元の見出しの生成
    を指示するオブジェクトのうちの一部のオブジェクトを
    指定可能であり、指定された当該次元の一部の見出しに
    対応してユーザからの表のデータセルの内容を指示する
    オブジェクトを前記指示テーブルの各見出しに対応させ
    てデータセルの位置に配置することを特徴とする請求項
    5に記載の表作成指示装置。
  7. 【請求項7】 前記入力手段は、オブジェクトをあらか
    じめ定められたデータ構造で提示し、ユーザがオブジェ
    クトを配置する際に、該オブジェクトが属するデータ構
    造中の該オブジェクトからたどることのできる各オブジ
    ェクトにどのように展開するのかについて指示を受け付
    けることを特徴とする請求項1に記載の表作成指示装
    置。
  8. 【請求項8】 前記入力手段は、オブジェクトをあらか
    じめ定められたデータ構造で提示し、ユーザがオブジェ
    クトを配置する際に、該オブジェクトが属するデータ構
    造中の該オブジェクトからたどることのできる該オブジ
    ェクトを除くすべてのオブジェクトに展開することの指
    示を受け付けることを特徴とする請求項1に記載の表作
    成指示装置。
  9. 【請求項9】 前記入力手段は、オブジェクトをあらか
    じめ定められたデータ構造で提示し、ユーザがオブジェ
    クトを配置する際に、該オブジェクトが属するデータ構
    造中の該オブジェクトからたどることのできるオブジェ
    クトのうちそれ以上たどることができないリーフにあた
    るオブジェクトに展開することの指示を受け付けること
    を特徴とする請求項1に記載の表作成指示装置。
  10. 【請求項10】 前記入力手段は、オブジェクトをあら
    かじめ定められたデータ構造で提示し、ユーザがオブジ
    ェクトを指定する際に、該オブジェクトが属するデータ
    構造中の該オブジェクトからたどることのできるオブジ
    ェクトのうち該オブジェクトから開始してそれ以上たど
    ることができないリーフにあたるオブジェクトを除いて
    展開することの指示を受け付けることを特徴とする請求
    項1に記載の表作成指示装置。
  11. 【請求項11】 前記入力手段は、オブジェクトの展開
    を行なう際に、ユーザから同じレベルに展開すべき要素
    間の順序関係をどのように並べるかについての指示を受
    付可能に構成されていることを特徴とする請求項7ない
    し10のいずれか1項に記載の表作成指示装置。
  12. 【請求項12】 前記入力手段は、オブジェクトの展開
    を行なう際に、ユーザから同じレベルに展開すべき要素
    間の順序関係をデータ構造中の順序に従って並べること
    の指示を受付可能に構成されていることを特徴とする請
    求項7ないし10のいずれか1項に記載の表作成指示装
    置。
  13. 【請求項13】 前記入力手段は、オブジェクトの展開
    を行なう際に、ユーザから同じレベルに展開すべき要素
    をソートして並べることの指示を受付可能に構成されて
    いることを特徴とする請求項7ないし10のいずれか1
    項に記載の表作成指示装置。
  14. 【請求項14】 多次元表を作成する表作成システムに
    おいて、請求項1ないし13のいずれか1項に記載の表
    作成指示装置と、該表作成指示装置が有する指示テーブ
    ル中の列見出し、行見出し、データに対応するオブジェ
    クトの指示に従って表を生成する多次元表作成手段を有
    することを特徴とする表作成システム。
  15. 【請求項15】 多次元表を作成する表作成システムに
    おいて、請求項7ないし10のいずれか1項に記載の表
    作成指示装置と、該表作成指示装置が有する指示テーブ
    ル中の列見出し、行見出し、データに対応するオブジェ
    クトの指示および展開の指示に従って表を生成する多次
    元表作成手段を有することを特徴とする表作成システ
    ム。
  16. 【請求項16】 多次元表を作成する表作成システムに
    おいて、請求項11ないし13のいずれか1項に記載の
    表作成指示装置と、該表作成指示装置が有する指示テー
    ブル中の列見出し、行見出し、データに対応するオブジ
    ェクトの指示および展開の指示、並べ替えの指示に従っ
    て表を生成する多次元表作成手段を有することを特徴と
    する表作成システム。
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