JP2019185322A - 再利用支援プログラム、装置、及び方法 - Google Patents

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正久 鈴木
悟史 東
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悟史 東
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剛 藤田
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祐希 渡辺
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Abstract

【課題】製品生産に使用されなくなった部品の再利用を支援する再利用支援プログラム、装置、及び方法を提供する。【解決手段】再利用支援装置10において、受付部12は、第1の製品を構成する部品の情報を含む第1の製品の設計情報を受け付ける。検索部14は、受付部12により受け付けられた設計情報が示す第1の製品を構成する部品の各々について、製品の生産工程における各部品の手配状況と製品の生産工程における各部品の使用予定の有無の情報とを含む部品毎の管理情報が記憶された記憶部を参照して、手配済みかつ使用予定が無い部品であって、第1の製品を構成する部品に替えて利用可能な部品を、再利用候補部品として特定する。表示制御部16は、第1の製品を構成する部品の各々に対応付けて、特定した再利用候補部品の情報を提示する。【選択図】図1

Description

本発明は、再利用支援プログラム、再利用支援装置、及び再利用支援方法に関する。
試作品や今までにない製品など、1点ものの生産が中心となる個別生産では、設計通りに開発したものの、想定した機能や性能が得られなかったり、外観のデザインや色などがイメージと異なっていたりする場合がある。また、試作品の生産等の個別生産では、大量生産のように、部品表情報が確定した状態での生産ではなく、設計進度に合わせ、仕様が固まった時点で五月雨的に部品の手配や外部への発注が行われる場合がある。
上記のような理由から、個別生産では、製品生産中に設計変更が生じる場合が多い。個別生産において設計変更が発生した場合、変更された設計や部品は不要となり、生産管理において管理対象外となる。設計変更では、新たな設計により製品の生産が行われるため、このように管理対象外となった設計や部品は、放置又は廃棄されることが一般的であった。
なお、従来、余剰在庫の有効活用に関する技術が存在する。例えば、顧客全体としての在庫情報を管理し、顧客間の余剰在庫を有効活用できる保守部品管理システムが提案されている。このシステムでは、供給元管理装置は、保守部品所要数を算出するためのパラメータを設定した保守部品所要表DBと、保守部品別障害率実績DBとを備える。需要者は、需要者端末で保守部品所要表のパラメータの入力項目を入力する。供給元管理装置は、入力項目と保守部品別障害率実績DBとから保守部品所要数を計算後、保守部品の需要者別過不足DBに登録し、需要者が入力した購入希望数と販売可能数とを各々集計し、両者を比較する。購入希望数が販売可能数より多いときのみ、製造元へ保守部品の発注を行う。
また、店舗間で流用できる余剰在庫を効率的に移送し、過剰仕入れの防止と有効期限切れ商品を低減できる在庫管理システムが提案されている。このシステムでは、サーバーに店舗端末間で移送可能な在庫を余剰在庫として余剰在庫ファイルに記録し、不足品目の移送に際して各店舗端末がこの余剰在庫を参照する。サーバーは移送の結果における余剰在庫の自動引落し、更に発注点割れに際しての自動発注ができる。
特開2007−34771号公報 特開2003−196527号公報
上記の従来技術では、設計変更などで、製品の生産に使用されなくなった部品を有効活用することは考慮されていない。製品の生産に使用されなくなった部品を有効活用するには、製品個々の設計内容や影響範囲などの把握が必要である。そのため、設計変更が生じた場合、新規に設計及び生産を行う方が効率がよく、結果として、製品の生産に使用されなくなった部品が有効活用されていない。
一つの側面として、製品生産に使用されなくなった部品の再利用を支援することを目的とする。
一つの態様として、第1の製品を構成する部品の情報を含む前記第1の製品の設計情報を受け付ける。また、受け付けた前記設計情報が示す前記第1の製品を構成する部品の各々について、製品の生産工程における各部品の手配状況と前記製品の生産工程における各部品の使用予定の有無の情報とを含む部品毎の管理情報が記憶された記憶部を参照する。そして、手配済みかつ使用予定が無い部品であって、前記第1の製品を構成する部品に替えて利用可能な部品を、再利用候補部品として特定し、前記第1の製品を構成する部品の各々に対応付けて、検索した前記再利用候補部品の情報を提示する。
一つの側面として、製品生産に使用されなくなった部品の再利用を支援することができる、という効果を有する。
本実施形態に係る再利用支援装置の機能ブロック図である。 設計情報の一例を示す図である。 管理情報データベース(DB)の一例を示す図である。 設計情報及び管理情報のステータスを概念的に表したイメージ図である。 設計情報の変更を説明するための図である。 管理情報DBの更新を説明するための図である。 設計情報の一例を示す図である。 在庫DBの一例を示す図である。 代替品DBの一例を示す図である。 部品手配画面の一例を示す図である。 部品表の一例を示す図である。 再利用候補部品一覧の一例を示す図である。 仮採用された再利用候補部品の明細の部品表への反映を説明するための図である。 採用された再利用候補部品の明細の部品表への反映を説明するための図である。 本実施形態に係る再利用支援装置として機能するコンピュータの概略構成を示すブロック図である。 本実施形態における再利用支援処理の一例を示すフローチャートである。 検索処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る再利用支援装置10には、製品を構成する部品の情報を含む設計情報40が入力される。再利用支援装置10は、設計情報40に含まれる部品の各々を手配するための部品手配画面42を表示する。再利用支援装置10は、各部品の手配において、設計変更等により、製品生産の途中で管理対象外となった部品の再利用を促すように支援する。製品生産の途中で管理対象外となった部品は、本発明の使用予定が無い部品の一例である。
図2に示すように、設計情報40は、製品を構成する部品の各々の情報を含み、各部品の情報には、「製品コード」、「構成ID」、「上位構成ID」、「品目コード」、及び「属性コード」が含まれる。「製品コード」は、各部品が構成する製品の識別情報である。「構成ID」は、各部品を構成要素とし、各構成要素を製品生産の設計進度に応じて接続することにより製品の生産工程を表した場合の各構成要素の識別情報である。同一の部品であっても、製品の構成要素としての位置付けが異なる場合には、異なる構成要素として、異なる構成IDが付与される。「上位構成ID」は、設計進度に応じて接続された1つ上位(設計進度がより進んだ段階、製品の完成状態により近い段階)の構成要素の構成IDである。「品目コード」は、該当の構成要素に相当する部品の識別情報である。「属性コード」は、品目コードが同一の部品について、仕様や規格などの属性を表す情報である。以下では、品目コードが同一で属性コードが異なる部品を、「版数違いの部品」ともいう。
図1に示すように、本実施形態に係る再利用支援装置10は、機能的には、受付部12と、検索部14と、表示制御部16とを含む。また、再利用支援装置10の所定の記憶領域には、管理情報データベース(DB)22と、在庫DB24と、代替品DB26とが記憶される。なお、検索部14は、本発明の特定部の一例であり、表示制御部16は、本発明の提示部の一例である。
以下、各機能部及び各データベースについて詳述する。
管理情報DB22には、設計情報40が示す製品について、生産管理システム30で管理される生産工程に関する管理情報が記憶される。管理情報には、設計情報40の構成要素である各部品に対する生産指示の情報、及び各部品の手配状況を示す情報が含まれる。
図3に、管理情報DB22の一例を示す。図3の例では、管理情報DB22には、設計情報40に含まれる各構成要素の情報と同様の「製品コード」、「品目コード」、及び「属性コード」の情報が記憶される。
また、管理情報DB22には、生産指示の情報として、「生産指示ID」、「生産指示日」、「上位生産指示ID」、及び「生産指示数」の情報が記憶される。「生産指示ID」は、各構成要素である部品に対する生産指示の識別情報である。「生産指示日」は、該当の部品の生産(手配)を開始する日付である。「上位生産指示ID」は、設計情報40の「上位構成ID」に対応し、製品の設計進度が1つ上位の構成要素(部品)に対する生産指示の生産指示IDである。「生産指示数」は、生産指示によって生産が指示された部品の個数である。
管理情報DB22の管理情報は、生産管理システム30により管理される。
また、管理情報DB22には、手配状況を示す情報として、「ステータス」及び「手配数」の情報が記憶される。「ステータス」には、「未着手」、「未完」、及び「完了」の各状態を表すラベルが記憶される。「未着手」は、生産指示日を迎えていない状態、すなわち、部品の手配を開始していない状態を表すラベルである。「未完」は、生産指示に従って手配を開始してから、該当の部品の生産が完了する直前までの状態を表すラベルである。「完了」は、該当の部品の生産が完了した状態を表すラベルである。「手配数」は、生産指示にしたがって、手配を開始した部品の数、又は生産が完了した部品の数である。
図4に、設計情報40及び管理情報の「ステータス」を概念的に表したイメージ図を示す。図4の例では、製品の構成要素を四角のブロックで表し、ブロック内にその構成要素に相当する部品の品目コードを表記している。なお、以下では、品目コードがiの部品を「部品i」と表記する。また、各構成要素の管理情報における「ステータス」を角丸の四角のブロックで表し、ブロック内にステータスのラベルを表記している。図4に示すように、各部品間の接続関係は、設計情報40の「上位構成ID」により特定され、最下位の構成要素から上位へ行くほど、設計進度が進むこと、すなわち、製品Xの完成状態に近づくことを表す。
ここで、例えば、図5に示すように、製品Xについて設計変更があり、設計情報40が変更されたとする。具体的には、図5下図に示すように、破線Jで示す設計変更前の構成部分(部品C)が、一点破線Kで示す構成部分(部品B及び部品C)に変更されたとする。また、破線Lで示す設計変更前の構成部分(部品D、部品E、及び部品F)が、一点破線Mで示す構成部分(部品D’、部品G、及び部品H)に変更されたとする。この場合、生産管理システム30により、図6に示すように、管理情報DB22が更新される。
具体的には、図6中の点線Nで示すように、設計変更により、設計変更後の製品の構成に含まれなくなった各構成要素の管理情報に含まれる「生産指示ID」が、その管理情報が管理対象外になったことを表す状態に更新される。例えば、「生産指示ID」を削除したり、取り消しを表すフラグを付与したり、上位構成の部品に対する生産指示から切り離したりすることにより、該当の管理情報が管理対象外になったことを表す。図6の例では、生産指示IDに「( )」を付けて、その生産指示IDに対応する管理情報が管理対象外になったことを表している。
また、図6中のOに示すように、設計変更後の新たな構成要素部分についての設計情報40に対応した管理情報が管理情報DB22に追加される。
受付部12は、再利用支援装置10に入力された設計情報40を受け付ける。以下の説明では、図7に示す設計情報40が受付部12により受け付けられるものとして説明する。なお、図7に示す設計情報40は、図6中のOに示す管理情報に対応する。受付部12は、受け付けた設計情報40を、検索部14及び表示制御部16の各々に受け渡す。
検索部14は、受付部12から受け渡された設計情報40が示す製品を構成する部品の各々について、管理情報DB22、在庫DB24、及び代替品DB26から、再利用候補部品を検索する。再利用候補部品とは、製品生産の途中で管理情報が管理対象外となった手配済みの部品であって、受付部12から受け渡された設計情報40が示す製品を構成する部品に対応する部品である。
在庫DB24には、生産管理システム30により、部品毎の在庫の状況を示す情報が記憶され、管理される。本実施形態では、在庫DB24において、管理情報DB22に記憶された管理対象外の管理情報のうち、「ステータス」が「完了」で、「製品コード」が示す製品の生産が完了している管理情報が示す部品が、余剰在庫として管理される。例えば、図6に示す管理情報DB22の場合、製品Xの生産が完了すると、部品F10個が、余剰在庫として在庫DB24で管理されることになる。
図8に、在庫DB24の一例を示す。図8の例では、品目コード及び属性コードが同一の部品毎に、在庫情報が管理される。在庫情報には、該当の部品の「品目コード」、「属性コード」、「ステータス」、「在庫数」、及び「在庫場所」の情報が含まれる。「ステータス」は、余剰在庫、予備在庫等の在庫の種別を示す情報が記憶される。なお、在庫DB24の在庫情報は、生産管理システム30により管理される。
代替品DB26には、代替可能な部品(以下、「代替品」という)の情報が記憶される。図9に、代替品DB26の一例を示す。図9の例では、「品目コード」及び「属性コード」の組合せで特定される部品の代替品の品目コード及び属性コードが、「代替品目コード」及び「代替属性コード」として、「品目コード」及び「属性コード」に対応付けて記憶されている。
検索部14は、該当の部品と同一製品を構成する同一品目の部品、同一品目の部品、版数違いの部品、代替可能な部品、及び改造することにより代替可能な部品の少なくとも1つから、再利用候補部品を検索する。本実施形態では、検索部14は、以下の5種類の再利用候補部品を検索するものとする。
(1)該当の部品と、同一の製品を構成する同一の部品であって、かつ未完の状態で管理情報が管理対象外となった部品
(2)該当の部品と同一の余剰在庫の部品
(3)該当の部品と版数違いの余剰在庫の部品
(4)該当の部品と代替可能な余剰在庫の部品
(5)改造することにより該当の部品と代替可能で、かつ完了の状態で管理情報が管理対象外となった部品
具体的には、検索部14は、管理情報DB22から、該当の部品と製品コード、品目コード、及び属性コードが同一の管理情報であって、生産指示IDが削除されるなどして、管理対象外となっている、ステータスが「未完」の管理情報を抽出する。そして、検索部14は、抽出した管理情報が示す部品を、上記(1)の再利用候補部品の検索結果とする。
また、検索部14は、在庫DB24において、該当の部品と品目コード及び属性コードが同一で、ステータスが「余剰」の部品を、上記(2)の再利用候補部品の検索結果とする。
また、検索部14は、在庫DB24において、該当の部品と品目コードが同一で属性コードが異なり、ステータスが「余剰」の部品を、上記(3)の再利用候補部品の検索結果とする。
また、検索部14は、代替品DB26から、該当の部品と同一の品目コード及び属性コードに対応付けられた代替品目コード及び代替属性コードを抽出する。そして、検索部14は、在庫DB24において、抽出した代替品目コード及び代替属性コードと同一の品目コード及び属性コードで、ステータスが「余剰」の部品を、上記(4)の再利用候補部品の検索結果とする。
また、検索部14は、管理情報DB22から、該当の部品と製品コードが同一で、構成が対応する管理情報であって、生産指示IDが削除されるなどして、管理対象外となっている、ステータスが「完了」の管理情報を抽出する。そして、検索部14は、抽出した管理情報が示す部品を、上記(5)の再利用候補部品の検索結果とする。なお、「構成が対応する」とは、製品の構成要素としての位置付けが同一であることをいう。
本実施形態では、ステータスが「未完」の再利用候補部品は、新たな設計情報40に適用する場合に設計の自由度が高いため、該当の部品への代替可能性を高く設定している。一方、生産が完了している部品は、新たな設計情報40に適用する場合に設計の自由度が低いため、該当の部品への代替可能性を低く設定している。さらに、再利用候補部品と、新たな設計情報40における部品との同一性が高いほど、該当の部品への代替可能性を高く設定している。したがって、上記(1)〜(5)の順で、該当の部品に対する代替可能性が高いことを表す。
検索部14は、上記(1)〜(5)のいずれに該当して検索された検索結果かの情報を、優先度として対応付けた検索結果の各々を表示制御部16へ受け渡す。
表示制御部16は、再利用支援装置10が起動すると、例えば、図10に示すような部品手配画面42を表示する。図10の例では、部品手配画面42は、対象の製品を特定する情報が表示される製品表示領域43と、再利用候補部品の検索条件を指定するための検索条件指定領域44とを含む。図10の例では、検索条件として、製品コード及び品目コードを指定可能な例を示している。また、部品手配画面42は、対象の製品の部品表が表示される部品表表示領域46と、再利用候補部品の一覧が表示される一覧表示領域48とを含む。
表示制御部16は、受付部12から受け渡された設計情報40に基づいて、部品表表示領域46に、例えば、図11に示すような部品表46Aを表示する。図11の例では、部品表46Aには、製品を構成する部品の各々について、「レベル」、「品目コード」、「属性コード」、「詳細」、「再利用」、及び「手配内容」の項目を含む明細が表示される。「レベル」は、製品の構成要素としての位置付けを表す情報であり、最上位の構成要素に相当する部品をレベル0とし、以下、下位の階層へ向けて順に、レベル1、レベル2、・・・とする。「詳細」は、設計情報40が新規のものか、設計変更によるものかを表す情報である。
「再利用」には、該当の部品について、再利用候補部品が存在するか否かを示す情報が表示される。図11の例では、検索部14により再利用候補部品が検索されている部品については、再利用候補部品が存在することを示すと共に、再利用候補部品を用いて部品を手配する場合に選択可能なボタン46Bを表示している。「手配内容」には、再利用候補部品を用いて部品を手配する場合には、再利用候補部品を特定する情報が表示され、再利用候補部品を用いない場合には、別途入力された手配内容が表示される。
また、表示制御部16は、検索部14から受け渡された検索結果に基づいて、一覧表示領域48に、例えば、図12に示すような再利用候補部品一覧48Aを表示する。図12の例では、再利用候補部品一覧48Aには、設計情報40に含まれる部品の各々の「品目コード」に、その部品について検索された再利用候補部品の情報が対応付けて表示される。また、再利用候補部品の情報は、再利用候補部品に対応付けられた優先度順、すなわち、該当の部品との代替可能性が高い順に並べて表示される。
また、再利用候補部品の情報には、「製品コード」、「品目コード」、「属性コード」、「手配数」、「在庫数」、「在庫場所」、「ステータス」、及び「選択」の項目が含まれる。「手配数」、「在庫数」、「在庫場所」、及び「ステータス」は、再利用候補部品が検索された管理情報DB22又は在庫DB24の項目と同様である。「選択」には、再利用候補部品を仮採用する際に選択されるボタン48Bが表示される。
表示制御部16は、検索条件指定領域44で製品コード及び品目コードの少なくとも一方が指定されると、検索条件に合致する再利用候補部品に絞り込んで、再利用候補部品一覧48Aを表示する。
また、表示制御部16は、再利用候補部品一覧48Aにおいて、ボタン48Bが選択されると、図13に示すように、仮採用された再利用候補部品の明細を、該当の部品の明細の下に、仮採用であることを示す表示態様で挿入する。
また、表示制御部16は、仮採用された再利用候補部品の明細が表示されている状態で、該当の部品の「再利用」欄のボタン46Bが選択されると、図14に示すように、仮採用された再利用候補部品の明細の表示態様を、採用されたことを示す表示態様に変更する。「採用」とは、その明細が示す再利用候補部品を用いて、該当の部品を手配することを表す。また、表示制御部16は、該当の部品についての元の明細を、取り消したことを示す表示態様に変更する。
なお、明細の表示態様の変更は、背景色、文字色、文字の種類、枠線の色、枠線の種類等を変更することにより行うことができる。
再利用支援装置10は、例えば図15に示すコンピュータ50で実現することができる。コンピュータ50は、CPU(Central Processing Unit)51と、一時記憶領域としてのメモリ52と、不揮発性の記憶部53とを備える。また、コンピュータ50は、入力装置、表示装置等の入出力装置54と、記憶媒体59に対するデータの読み込み及び書き込みを制御するR/W(Read/Write)部55と、インターネット等のネットワークに接続される通信I/F(Interface)56とを備える。CPU51、メモリ52、記憶部53、入出力装置54、R/W部55、及び通信I/F56は、バス57を介して互いに接続される。
記憶部53は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部53には、コンピュータ50を、再利用支援装置10として機能させるための再利用支援プログラム60が記憶される。再利用支援プログラム60は、受付プロセス62と、検索プロセス64と、表示制御プロセス66とを有する。また、記憶部53は、管理情報DB22、在庫DB24、及び代替品DB26の各々を構成する情報が記憶される情報記憶領域70を有する。
CPU51は、再利用支援プログラム60を記憶部53から読み出してメモリ52に展開し、再利用支援プログラム60が有するプロセスを順次実行する。CPU51は、受付プロセス62を実行することで、図1に示す受付部12として動作する。また、CPU51は、検索プロセス64を実行することで、図1に示す検索部14として動作する。また、CPU51は、表示制御プロセス66を実行することで、図1に示す表示制御部16として動作する。また、CPU51は、情報記憶領域70から情報を読み出して、管理情報DB22、在庫DB24、及び代替品DB26の各々をメモリ52に展開する。これにより、再利用支援プログラム60を実行したコンピュータ50が、再利用支援装置10として機能することになる。なお、プログラムを実行するCPU51はハードウェアである。
また、管理情報DB22、在庫DB24、及び代替品DB26の各々を構成する情報は、情報記憶領域70に記憶される場合に限らず、外部の記憶装置や記憶媒体59に記憶されていてもよい。この場合、再利用支援プログラム60の実行時に、R/W部55や通信I/F56を介して、外部の記憶装置や記憶媒体59から、各DBを構成する情報を取得し、各DBをメモリ52に展開すればよい。
なお、再利用支援プログラム60により実現される機能は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で実現することも可能である。
次に、本実施形態に係る再利用支援装置10の作用について説明する。
再利用支援装置10が起動されると、再利用支援装置10において、図16に示す再利用支援処理が実行される。なお、再利用支援処理は、本発明の再利用支援方法の一例である。
図16に示す再利用支援処理のステップS11で、受付部12が、再利用支援装置10に入力された設計情報40を受け付ける。受付部12は、受け付けた設計情報40を、検索部14及び表示制御部16の各々に受け渡す。
次に、ステップS12で、表示制御部16が、例えば、図10に示すような部品手配画面42を表示する。そして、表示制御部16が、受付部12から受け渡された設計情報40に基づいて、部品手配画面42の部品表表示領域46に、例えば、図11に示すような部品表46Aを表示する。
次に、ステップS20で、検索部14が、検索処理を実行する。ここで、図17を参照して、検索処理について詳述する。
図17に示す検索処理のステップS21で、検索部14が、受付部12から受け渡された設計情報40に含まれる部品から、未選択の部品を1つ選択する。
次に、ステップS22で、検索部14が、管理情報DB22から、選択された部品と製品コード、品目コード、及び属性コードが同一の管理情報であって、管理対象外となっている、ステータスが「未完」の管理情報を抽出する。そして、検索部14は、抽出した管理情報が示す部品を、上記(1)の再利用候補部品の検索結果とする。
例えば、図7に示す設計情報40の構成IDが2の部品Cが選択されている場合、図6に示す管理情報DB22から、生産指示IDが(1)の部品Cが再利用候補部品として検索され、該当の管理情報が検索結果として取得される。
次に、ステップS23で、検索部14が、在庫DB24において、選択された部品と品目コード及び属性コードが同一で、ステータスが「余剰」の部品を、上記(2)の再利用候補部品の検索結果とする。
例えば、図7に示す設計情報40の構成IDが4の部品Gが選択されている場合、図8に示す在庫DB24から、品目コードがG及び属性コードが1の部品Gが、再利用候補部品として検索され、該当の在庫情報が検索結果として取得される。
次に、ステップS24で、検索部14が、在庫DB24において、選択された部品と版数違いの部品(品目コードが同一で、属性コードが異なる部品)で、ステータスが「余剰」の部品を、上記(3)の再利用候補部品の検索結果とする。
例えば、図7に示す設計情報40の構成IDが5の部品Hが選択されている場合、図8に示す在庫DB24から、品目コードがH及び属性コードが2の部品Hが、再利用候補部品として検索され、該当の在庫情報が検索結果として取得される。
次に、ステップS25で、検索部14が、代替品DB26から、選択された部品と同一の品目コード及び属性コードに対応付けられた代替品目コード及び代替属性コードを抽出する。そして、検索部14は、在庫DB24において、抽出した代替品目コード及び代替属性コードと同一の品目コード及び属性コードで、ステータスが「余剰」の部品を、上記(4)の再利用候補部品の検索結果とする。
例えば、図7に示す設計情報40の構成IDが5の部品Hが選択されている場合、図9に示す代替品DB26から、品目コードがF及び属性コードが1の部品Fが、部品Hの代替品として抽出される。そして、図8に示す在庫DB24から、品目コードがF及び属性コードが1の部品Fが、再利用候補部品として検索され、該当の在庫情報が検索結果として取得される。
次に、ステップS26で、検索部14が、管理情報DB22から、選択された部品と製品コードが同一で、構成が対応する管理情報であって、生産指示IDが削除されるなどして、管理対象外となっている、ステータスが「完了」の管理情報を抽出する。そして、検索部14は、抽出した管理情報が示す部品を、上記(5)の再利用候補部品の検索結果とする。
例えば、図7に示す設計情報40の構成IDが5の部品Hが選択されている場合、図5の下図に示すように、部品Fが、選択された部品と製品コードが同一で、構成が対応する部品として特定される。そして、図6に示す管理情報DB22から、生産指示IDが(4)の部品Fが再利用候補部品として検索され、該当の管理情報が検索結果として取得される。
次に、ステップS27で、検索部14が、設計情報40に未選択の部品が存在するか否かを判定する。未選択の部品が存在する場合には、処理はステップS21に戻り、未選択の部品が存在しない場合には、処理はステップS28へ移行する。
ステップS28では、検索部14が、上記(1)〜(5)のいずれに該当して検索された検索結果かの情報を、優先度として対応付けた検索結果の各々を表示制御部16へ受け渡す。そして、表示制御部16が、受付部12から受け渡された検索結果を、部品毎に優先度順に並び替えた再利用候補部品一覧48Aを作成して、図16に示す再利用支援処理に戻る。
次に、図16のステップS41で、表示制御部16が、部品表46Aにおいて、検索部14により再利用候補部品が検索されている部品の「再利用」欄に、ボタン46Bを表示する。
次に、ステップS42で、表示制御部16が、上記検索処理(図17)のステップS28で作成した再利用候補部品一覧48Aを、部品手配画面42の一覧表示領域48に表示する。
次に、ステップS43で、表示制御部16が、再利用候補部品一覧48Aの「選択」欄のいずれかのボタン48Bが選択されたか否かを判定する。ボタン48Bが選択された場合には、処理はステップS44へ移行し、ボタン48Bが選択されていない場合には、処理はステップS47へ移行する。
ステップS44では、表示制御部16が、例えば図13に示すように、選択されたボタン48Bに対応する再利用候補部品の明細を、仮採用された再利用候補部品の明細として、該当の部品の明細の下に、仮採用であることを示す表示態様で挿入する。該当の部品の明細とは、部品表46Aの「品目コード」が、再利用候補部品一覧48Aにおいて選択されたボタン48Bに対応する「品目コード」と同一の明細である。
次に、ステップS45で、表示制御部16が、該当の部品の「再利用」欄のボタン46Bが選択されたか否かを判定する。ボタン46Bが選択された場合には、処理はステップS46へ移行し、ボタン46Bが選択されていない場合には、処理はステップS47へ移行する。
ステップS46では、表示制御部16が、例えば図14に示すように、選択されたボタン46Bに対応する、該当の部品についての元の明細を、取り消したことを示す表示態様に変更する。また、表示制御部16が、仮採用された再利用候補部品の明細の表示態様を、採用されたことを示す表示態様に変更する。
次に、ステップS47で、表示制御部16が、検索条件指定領域44で検索条件である製品コード及び品目コードの少なくとも一方が変更されたか否かを判定する。検索条件が変更された場合には、処理はステップS48へ移行し、検索条件が変更されていない場合には、処理はステップS49へ移行する。
ステップS48では、表示制御部16が、変更された検索条件に合致する再利用候補部品に絞り込んで、再利用候補部品一覧48Aを再表示して、処理はステップS43に戻る。
ステップS49では、表示制御部16が、再利用支援処理を終了するコマンドを受け付けたか否かを判定する。再利用支援処理を終了するコマンドは、例えば、部品手配画面42を閉じるコマンドや、手配内容を確定するコマンドなどである。再利用支援処理を終了するコマンドを受け付けていない場合には、処理はステップS43に戻り、コマンドを受け付けた場合には、再利用支援処理は終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る再利用支援装置によれば、受け付けた設計情報に含まれる部品の各々について、製品生産の途中で管理対象外となった手配済みの部品であって、該当の部品に対応する部品を、再利用候補部品として提示する。これにより、製品生産の途中で管理対象外となった部品の再利用を支援することができる。結果として、製品生産の途中で管理対象外となった部品の再利用が促進され、製品生産のコスト削減を図ることができる。
また、再利用候補部品を提示する際に、該当の部品との代替可能性が高い順に並べて提示することで、再利用し易い再利用候補部品の選択が容易となる。
なお、上記実施形態では、上記(1)〜(5)に分類される再利用候補部品を検索する場合について説明したが、再利用候補部品は、上記の例に限定されない。例えば、管理情報DB22において、該当の部品と品目コード及び属性コードが同一で、ステータスが「完了」の管理対象外の部品から、上記(2)〜(4)に相当する再利用候補部品を検索してもよい。
また、上記実施形態では、再利用支援プログラムが記憶部に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。開示の技術に係るプログラムは、CD−ROM、DVD−ROM、USBメモリ等の記憶媒体に記憶された形態で提供することも可能である。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
第1の製品を構成する部品の情報を含む前記第1の製品の設計情報を受け付け、
受け付けた前記設計情報が示す前記第1の製品を構成する部品の各々について、製品の生産工程における各部品の手配状況と前記製品の生産工程における各部品の使用予定の有無の情報とを含む部品毎の管理情報が記憶された記憶部を参照して、手配済みかつ使用予定が無い部品であって、前記第1の製品を構成する部品に替えて利用可能な部品を、再利用候補部品として特定し、
前記第1の製品を構成する部品の各々に対応付けて、特定した前記再利用候補部品の情報を提示する
ことを含む処理をコンピュータに実行させるための再利用支援プログラム。
(付記2)
受け付けた前記設計情報が示す前記製品を構成する部品の情報の各々に、前記再利用候補部品が存在するか否かを識別可能な表示を対応付けた一覧を表示する請求項1に記載の再利用支援プログラム。
(付記3)
前記製品を構成する部品と、同一の製品を構成する同一の部品、前記製品を構成する部品と同一の部品、前記製品を構成する部品と版数違いの部品、前記製品を構成する部品と代替可能な部品、及び改造することにより前記製品を構成する部品と代替可能な部品の少なくとも1つから、前記再利用候補部品を特定する請求項1又は請求項2に記載の再利用支援プログラム。
(付記4)
前記同一の製品を構成する同一の部品は、前記部品の生産工程が未完の状態で使用予定が無しとなった部品である請求項3に記載の再利用支援プログラム。
(付記5)
前記改造することにより前記製品を構成する部品と代替可能な部品は、前記部品の生産工程が完了した状態で使用予定が無しとなった部品である請求項3に記載の再利用支援プログラム。
(付記6)
検索された前記再利用候補部品を、前記製品を構成する部品との代替可能性が高い順に順位付けして提示する請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の再利用支援プログラム。
(付記7)
前記管理情報は、前記製品を構成する部品の各々の手配を開始していない状態、手配済みから前記部品の生産工程が完了する前までの状態、及び前記部品の生産工程が完了した状態のいずれかの状態を示すステータス情報を含む請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の再利用支援プログラム。
(付記8)
前記使用予定の有無の情報は、前記製品を構成する部品の各々に対する生産指示の情報を含み、前記生産指示の情報の削除、取り消し、又は前記製品の上位構成の部品に対する生産指示からの切り離しが行われた場合に、使用予定が無くなったことを表す請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の再利用支援プログラム。
(付記9)
第1の製品を構成する部品の情報を含む前記第1の製品の設計情報を受け付ける受付部と、
前記受付部により受け付けられた前記設計情報が示す前記第1の製品を構成する部品の各々について、製品の生産工程における各部品の手配状況と前記製品の生産工程における各部品の使用予定の有無の情報とを含む部品毎の管理情報が記憶された記憶部を参照して、手配済みかつ使用予定が無い部品であって、前記第1の製品を構成する部品に替えて利用可能な部品を、再利用候補部品として特定する特定部と、
前記第1の製品を構成する部品の各々に対応付けて、前記特定部により特定された前記再利用候補部品の情報を提示する提示部と、
を含む再利用支援装置。
(付記10)
前記提示部は、前記受付部により受け付けられた前記設計情報が示す前記製品を構成する部品の情報の各々に、前記再利用候補部品が存在するか否かを識別可能な表示を対応付けた一覧を表示する付記9に記載の再利用支援装置。
(付記11)
前記特定部は、前記製品を構成する部品と、同一の製品を構成する同一の部品、前記製品を構成する部品と同一の部品、前記製品を構成する部品と版数違いの部品、前記製品を構成する部品と代替可能な部品、及び改造することにより前記製品を構成する部品と代替可能な部品の少なくとも1つから、前記再利用候補部品を特定する付記9又は付記10に記載の再利用支援装置。
(付記12)
前記同一の製品を構成する同一の部品は、前記部品の生産工程が未完の状態で使用予定が無しとなった部品である付記11に記載の再利用支援装置。
(付記13)
前記改造することにより前記製品を構成する部品と代替可能な部品は、前記部品の生産工程が完了した状態で使用予定が無しとなった部品である付記11に記載の再利用支援装置。
(付記14)
前記提示部は、前記特定部により特定された前記再利用候補部品を、前記製品を構成する部品との代替可能性が高い順に順位付けして提示する付記9〜付記13のいずれか1項に記載の再利用支援装置。
(付記15)
前記管理情報は、前記製品を構成する部品の各々の手配を開始していない状態、手配済みから前記部品の生産工程が完了する前までの状態、及び前記部品の生産工程が完了した状態のいずれかの状態を示すステータス情報を含む付記9〜付記14のいずれか1項に記載の再利用支援装置。
(付記16)
前記使用予定の有無の情報は、前記製品を構成する部品の各々に対する生産指示の情報を含み、前記生産指示の情報の削除、取り消し、又は前記製品の上位構成の部品に対する生産指示からの切り離しが行われた場合に、使用予定が無くなったことを表す付記9〜付記15のいずれか1項に記載の再利用支援装置。
(付記17)
第1の製品を構成する部品の情報を含む前記第1の製品の設計情報を受け付け、
受け付けた前記設計情報が示す前記第1の製品を構成する部品の各々について、製品の生産工程における各部品の手配状況と前記製品の生産工程における各部品の使用予定の有無の情報とを含む部品毎の管理情報が記憶された記憶部を参照して、手配済みかつ使用予定が無い部品であって、前記第1の製品を構成する部品に替えて利用可能な部品を、再利用候補部品として特定し、
前記第1の製品を構成する部品の各々に対応付けて、特定した前記再利用候補部品の情報を提示する
ことを含む処理をコンピュータが実行する再利用支援方法。
(付記18)
受け付けた前記設計情報が示す前記製品を構成する部品の情報の各々に、前記再利用候補部品が存在するか否かを識別可能な表示を対応付けた一覧を表示する付記17に記載の再利用支援方法。
(付記19)
前記製品を構成する部品と、同一の製品を構成する同一の部品、前記製品を構成する部品と同一の部品、前記製品を構成する部品と版数違いの部品、前記製品を構成する部品と代替可能な部品、及び改造することにより前記製品を構成する部品と代替可能な部品の少なくとも1つから、前記再利用候補部品を検索する付記17又は付記18に記載の再利用支援方法。
(付記20)
製品を構成する部品の情報を含む前記製品の設計情報を受け付け、
受け付けた前記設計情報が示す前記製品を構成する部品の各々について、製品の生産工程における各部品の手配状況を含む部品毎の管理情報が記憶された記憶部から、製品生産の途中で前記管理情報が管理対象外となった手配済みの部品であって、前記製品を構成する部品に対応する部品を、再利用候補部品として検索し、
前記製品を構成する部品の各々に対応付けて、検索した前記再利用候補部品の情報を提示する
ことを含む処理をコンピュータに実行させるための再利用支援プログラム。
10 再利用支援装置
12 受付部
14 検索部
16 表示制御部
22 管理情報DB
24 在庫DB
26 代替品DB
30 生産管理システム
40 設計情報
42 部品手配画面
46 部品表表示領域
46A 部品表
48 一覧表示領域
48A 再利用候補部品一覧
50 コンピュータ
51 CPU
52 メモリ
53 記憶部
59 記憶媒体
60 再利用支援プログラム

Claims (10)

  1. 第1の製品を構成する部品の情報を含む前記第1の製品の設計情報を受け付け、
    受け付けた前記設計情報が示す前記第1の製品を構成する部品の各々について、製品の生産工程における各部品の手配状況と前記製品の生産工程における各部品の使用予定の有無の情報とを含む部品毎の管理情報が記憶された記憶部を参照して、手配済みかつ使用予定が無い部品であって、前記第1の製品を構成する部品に替えて利用可能な部品を、再利用候補部品として特定し、
    前記第1の製品を構成する部品の各々に対応付けて、特定した前記再利用候補部品の情報を提示する
    ことを含む処理をコンピュータに実行させるための再利用支援プログラム。
  2. 受け付けた前記設計情報が示す前記製品を構成する部品の情報の各々に、前記再利用候補部品が存在するか否かを識別可能な表示を対応付けた一覧を表示する請求項1に記載の再利用支援プログラム。
  3. 前記製品を構成する部品と、同一の製品を構成する同一の部品、前記製品を構成する部品と同一の部品、前記製品を構成する部品と版数違いの部品、前記製品を構成する部品と代替可能な部品、及び改造することにより前記製品を構成する部品と代替可能な部品の少なくとも1つから、前記再利用候補部品を特定する請求項1又は請求項2に記載の再利用支援プログラム。
  4. 前記同一の製品を構成する同一の部品は、前記部品の生産工程が未完の状態で使用予定が無しとなった部品である請求項3に記載の再利用支援プログラム。
  5. 前記改造することにより前記製品を構成する部品と代替可能な部品は、前記部品の生産工程が完了した状態で使用予定が無しとなった部品である請求項3に記載の再利用支援プログラム。
  6. 特定された前記再利用候補部品を、前記製品を構成する部品との代替可能性が高い順に順位付けして提示する請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の再利用支援プログラム。
  7. 前記管理情報は、前記製品を構成する部品の各々の手配を開始していない状態、手配済みから前記部品の生産工程が完了する前までの状態、及び前記部品の生産工程が完了した状態のいずれかの状態を示すステータス情報を含む請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の再利用支援プログラム。
  8. 前記使用予定の有無の情報は、前記製品を構成する部品の各々に対する生産指示の情報を含み、前記生産指示の情報の削除、取り消し、又は前記製品の上位構成の部品に対する生産指示からの切り離しが行われた場合に、使用予定が無くなったことを表す請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の再利用支援プログラム。
  9. 第1の製品を構成する部品の情報を含む前記第1の製品の設計情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部により受け付けられた前記設計情報が示す前記第1の製品を構成する部品の各々について、製品の生産工程における各部品の手配状況と前記製品の生産工程における各部品の使用予定の有無の情報とを含む部品毎の管理情報が記憶された記憶部を参照して、手配済みかつ使用予定が無い部品であって、前記第1の製品を構成する部品に替えて利用可能な部品を、再利用候補部品として特定する特定部と、
    前記第1の製品を構成する部品の各々に対応付けて、前記特定部により特定された前記再利用候補部品の情報を提示する提示部と、
    を含む再利用支援装置。
  10. 第1の製品を構成する部品の情報を含む前記第1の製品の設計情報を受け付け、
    受け付けた前記設計情報が示す前記第1の製品を構成する部品の各々について、製品の生産工程における各部品の手配状況と前記製品の生産工程における各部品の使用予定の有無の情報とを含む部品毎の管理情報が記憶された記憶部を参照して、手配済みかつ使用予定が無い部品であって、前記第1の製品を構成する部品に替えて利用可能な部品を、再利用候補部品として特定し、
    前記第1の製品を構成する部品の各々に対応付けて、特定した前記再利用候補部品の情報を提示する
    ことを含む処理をコンピュータが実行する再利用支援方法。
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