JP5672065B2 - インクジェット記録用インク、並びに、インクジェット記録用インクセット、インクカートリッジ、インクジェット記録方法、インクジェット記録装置、及びインク記録物 - Google Patents

インクジェット記録用インク、並びに、インクジェット記録用インクセット、インクカートリッジ、インクジェット記録方法、インクジェット記録装置、及びインク記録物 Download PDF

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Description

本発明は、インクジェット記録用インク、並びに、インクジェット記録用インクセット、インクカートリッジ、インクジェット記録方法、インクジェット記録装置、及びインク記録物に関する。
インクジェット用インクに顔料を用いた場合、また、通常の炭化水素系活性剤を活用した場合、画像ベタ部の均一性、カラーの発色性など染料インクと同等というレベルを達成することが難しいという問題がある。また、インクジェット用染料インクの処方においても、界面活性剤を添加しないと表面張力が40mN/mと高くなりすぎ、水溶性有機溶剤の浸透性だけでは、十分に表面張力が下がらず、画像ベタ部の均一性が悪くなるという課題がある。このため、界面活性剤を添加し、表面張力を下げて、画像ベタ部の均一性を上げ、発色性を向上させることが試みられている。
これまで用いられてきた界面活性剤では、表面張力を低下させるという効果は期待できる。しかし、画像品質(白抜け、カラーブリード等)にはあまり効果がなく、また表面張力が低いので、インクの表面張力が低下してしまい、インクとしての起泡性が高く、泡立ちやすいことから、インクの充填性、吐出安定性に悪影響を及ぼしてしまうという問題があった。このため、シリコーンオイルやシリカを含んだ消泡剤を用いると、保存性が悪化したり、ノズル内壁に付着してしまい、吐出不良の原因になるという問題がある。
前記課題を解決するため、例えば、特許文献1には、画像品質の向上に効果があり、低い起泡性や吐出安定性にも効果がある目的で、ある特性の構造を持つフッ素系界面活性剤をインク組成中に含有させるインクが開示されている。この提案によれば、確かに、画像品質が向上し、低い起泡性と、吐出安定性の向上にもある程度の効果がある。
しかし、記載されている下記構造式(II)で表されるフッ素系界面活性剤では、低い起泡性、吐出安定性はあるものの、画像品質、特に発色性についての効果が劣っているため、高発色性という観点からは、効果が充分ではないという問題は解消できていない。
ただし、前記構造式(II)中、RfはCF又はCFCFを表し、nは、1〜4を満たす整数を表し、mは、6〜25を満たす整数を表し、pは、1〜4を満たす整数を表す。
したがって白抜け及びカラーブリードが抑えられ画像品質が良好であると共に、低い起泡性と、吐出安定性の向上が図れるインクジェット記録用インク及びその関連技術の速やかな提供が望まれているのが現状である。
本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、特定構造のフッ素系界面活性剤を含み、白抜け及びカラーブリードが抑えられ画像品質が良好であり、特に高い発色性を奏するに拘わらず、起泡性が低く、吐出安定性の向上を図ることができるインクジェット用記録インク、並びにインクジェット記録用インクセット、及びインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため本発明者らが鋭意検討を重ねた結果、インクジェット記録用インク中に下記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤を少なくとも1種含有することで、従来のインクジェット用染料インクに比べ、高粘度であるが表面張力が低く、普通紙の印字において、染料インクの紙面への偏在が無くなり、均一に濡れ広がることで均染性が格段に向上し、白抜けが抑えられること、また、インクセットを構成するインクに、フッ素系界面活性剤を使用することで、インク間の浸透性バランスが保たれているため、カラーブリードが抑えられて高品質な画像が得られること、また、シリコーン系消泡剤のような凝集性のある消泡剤を加えなくても泡立ちが起こりにくく、吐出安定性も確保できるという格別な作用効果を奏することを知見した。
前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> 水、水溶性有機溶剤、及び着色剤を含んでなるインクジェット記録用インクであって、かつ該インクジェット記録用インク中に下記構造式(I)で表される化学構造を有するフッ素系界面活性剤を少なくとも1種類含有することを特徴とするインクジェット記録用インクである。
ただし、構造式(I)中、Rfは、CF、CFCF、(CFF、又は(CFFを表し、X、Yは、X+Y=4又は5を満たす整数を表す。
<2> フッ素系界面活性剤のインクジェット記録用インクにおける含有量が、0.01質量%〜10質量%である前記<1>に記載のインクジェット記録用インクである。
<3> 着色剤がブラックである前記<1>から<2>のいずれかに記載のインクジェット記録用インクと、着色剤がカラーであるクレーム<1>から<2>のいずれかに記載のインクジェット記録用インクとからなることを特徴とするインクジェット記録用インクセットである。
<4> 前記<1>から<2>のいずれかに記載のインクジェット記録用インク、又は、前記<3>に記載のインクジェット記録用インクセットに刺激を印加し、該インクジェット記録用インクを飛翔させて画像を形成するインク飛翔工程を少なくとも含むことを特徴とするインクジェット記録方法である。
<5> 前記<1>及び<2>のいずれかに記載のインクジェット記録用インク、又は、前記<3>に記載のインクジェット記録用インクセットに刺激を印加し、該インクジェット記録用インクを飛翔させて画像を形成するインク飛翔手段を少なくとも有することを特徴とするインクジェット記録装置である。
<6> 前記<1>から<2>のいずれかに記載のインクジェット記録用インク、又は、前記<3>に記載のインクジェット記録用インクセットを、容器中に収容したことを特徴とするインクカートリッジである。
<7> 前記<6>に記載のインクカートリッジを搭載することを特徴とするインクジェット記録装置である。
<8> 記録媒体上に前記<1>から<2>のいずれかに記載のインクジェット記録用インク、又は、前記<3>に記載のインクジェット記録用インクセットを用いて形成された画像を有してなることを特徴とするインク記録物である。
本発明によれば、従来における前記諸問題を解決し、前記目的を達成することができ、特定の構造を有するフッ素系界面活性剤を含み、白抜け及びカラーブリードが抑えられ画像品質が良好であり、特に高い発色性を奏するに拘わらず、起泡性が低く、吐出安定性の向上を図ることができるインクジェット記録用インク、このインクを用いた記録方法及び記録装置が提供されるという極めて優れた効果が呈される。
即ち、インク中に下記構造式(I)で表される化学構造を有するフッ素系界面活性剤を少なくとも1種類含有することで、従来のインクに比べ、高粘度であるが表面張力が低く、普通紙の印字において、ビヒクルは速やかに浸透し、色材成分が表面に残りやすくなるという従来のインクの特徴のほかに、特に今回のフッ素系界面活性剤を使用することで、更に色材の偏在がなくなり、記録媒体上(例えば、紙面上)に均一に色材成分が存在することで、均染性が格段に向上する結果、高彩度、高発色濃度で、しかし裏抜けの少ない画像が得られる。
また、ブラックインクにもこのフッ素系界面活性剤を使用することで、ブラックインクの画像濃度が高く、このインクセットでは、ブラック及びカラー間の色境界にじみがきわめて少なく、顕著な彩度向上が図られ、カラー発色性に優れ、裏抜けの少ない両面印刷性に優れた記録画像が得られる。
ただし、前記構造式(I)中、Rfは、CF、CFCF、(CFF、又は(CFFを表し、X、Yは、X+Y=4又は5を満たす整数を表す。
図1は、本発明のインクカートリッジの一例を示す概略図である。 図2は、図1のインクカートリッジのケース(外装)も含めた概略図である。 図3は、インクジェット記録装置のインクカートリッジ装填部のカバーを開いた状態の斜視説明図である 図4は、インクジェット記録装置の全体構成を説明する概略構成図である。 図5は、本発明のインクジェットヘッドの一例を示す概略拡大図である。 図6は、本発明のインクジェット記録装置の一例を示す斜視図である。
(インクジェット記録用インク)
本発明のインクジェット記録用インクは、水、水溶性有機溶剤、着色剤、下記構造式(I)で表される化学構造を有するフッ素系系面活性剤を少なくとも含有し、更に必要に応じてその他の成分を含有する。
<構造式(I)で表される化学構造を有するフッ素系界面活性剤>
本発明のインクジェット記録用インクは、下記構造式(I)で表される化学構造を有するフッ素系界面活性剤を少なくとも1種類含有する。
ただし、前記構造式(I)中、Rfは、CF、CFCF、(CFF、又は(CFFを表し、X、Yは、X+Y=4又は5を満たす整数を表す。前記Xは、1〜4が好ましく、前記Yは、1〜4が好ましい。
これらの中でも、前記構造式(I)において、Rf=(CFF、X=2、Y=2、X+Y=4であるフッ素系界面活性剤が、表面張力を低下させ、かつ抑泡効果が高い点で特に好ましい。
前記構造式(I)で表される化学構造を有するフッ素系界面活性剤は、インクの表面張力を低下させ、高発色など画像品質の向上を齎らし、かつ、低起泡性を示すのでインクの吐出安定性に非常に寄与する。
前記構造式(I)で表される化学構造を有するフッ素系界面活性剤は、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。該市販品としては、例えばOMNOVA社製の商品名PF7002等、市販品として、入手することができる。
前記構造式(I)で表される化学構造を有するフッ素系界面活性剤のインクジェット記録用インクにおける含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、0.01質量%〜10質量%が好ましく、0.1質量%〜5質量%がより好ましく、0.1質量%〜0.5質量%が特に好ましい。前記フッ素系界面活性剤の含有量が、0.01質量%未満であると、発色性の向上効果が得られないことがあり、10質量%を超えると、インクの保存安定性が低下してしまうことがある。
前記構造式(I)で表される化学構造を有するフッ素系界面活性剤は、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。更には他の併用可能な界面活性剤とともに、インクを調製する際に定法にしたがってインク液媒体中に添加されてもよい。
<<併用可能なその他の界面活性剤>>
前記併用可能なその他の界面活性剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記構造式(I)で表される化学構造を有するフッ素系界面活性剤以外のフッ素系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、両性界面活性剤、アセチレングリコール系界面活性剤などを併用することもできる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記アニオン界面活性剤としては、例えば、アルキルアリル、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルリン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルエステル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩、アルキルアリールエーテルリン酸塩、アルキルアリールエーテル硫酸塩、アルキルアリールエーテルエステル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンオレフィンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、エーテルカルボキシレート、スルホコハク酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル、脂肪酸塩、高級脂肪酸とアミノ酸の縮合物、ナフテン酸塩などが挙げられる。
前記ノニオン系界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレングリコールエステル、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、グリセリンエステル、ソルビタンエステル、ショ糖エステル、グリセリンエステルのポリオキシエチレンエーテル、ソルビタンエステルのポリオキシエチレンエーテル、ソルビトールエステルのポリオキシエチレンエーテル、脂肪酸アルカノールアミド、アミンオキシド、ポリオキシエチレンアルキルアミン、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、アルキル(ポリ)グリコキシドなどが挙げられる。
前記両性界面活性剤としては、イミダゾリニウムベタイン等のイミダゾリン誘導体、ジメチルアルキルラウリルベタイン、アルキルグリシン、アルキルジ(アミノエチル)グリシンなどが挙げられる。
前記アセチレングリコール系界面活性剤としては、例えば、2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオール、3,6−ジメチル−4−オクチン−3,6−ジオール、3,5−ジメチル−1−ヘキシン−3−オールなどのアセチレングリコール系(例えば、エアープロダクツ社(米国)のサーフィノール104、82、465、485あるいはTGなど)などが挙げられる。
なお、前記併用可能なその他の界面活性剤の添加量は、本発明の目的及び効果を失わせない範囲で適宣調整することができる。
<着色剤>
前記着色剤としては、顔料、染料、及び着色微粒子の少なくともいずれかを用いることができる。
前記染料としては、例えば、水溶性染料、油溶性染料、分散染料などが挙げられる。良好な吸着性及び封入性の観点からは、油溶性染料及び分散染料が好ましいが、得られる画像の耐光性からは顔料が好ましく用いられる。
<<着色微粒子>>
前記着色微粒子としては、色材を含有させたポリマー微粒子の水分散物が好適に用いられる。
ここで、前記「色材を含有させた」とは、ポリマー微粒子中に色材を封入した状態及びポリマー微粒子の表面に色材を吸着させた状態の何れか又は双方を意味する。この場合、本発明のインクジェット記録用インクに配合される色材は、すべてポリマー微粒子に封入又は吸着されている必要はなく、本発明の効果が損なわれない範囲において、該色材がエマルジョン中に分散していてもよい。前記色材としては、水不溶性又は水難溶性であって、前記ポリマーによって吸着され得る色材であれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
ここで、前記「水不溶性又は水難溶性」とは、20℃で水100質量部に対し色材が10質量部以上溶解しないことを意味する。また、「溶解する」とは、目視で水溶液表層又は下層に色材の分離や沈降が認められないことを意味する。
前記色材を含有させたポリマー微粒子(着色微粒子)の平均粒径としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、インク中において0.16μm以下が好ましい。
前記着色微粒子の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記インクジェット記録用インク中において固形分で、8質量%〜20質量%が好ましく、8質量%〜12質量%がより好ましい。
<<染料>>
前記各染料は、ポリマー微粒子に効率的に含浸される観点から、有機溶剤、例えば、ケトン系溶剤に2g/リットル以上溶解することが好ましく、20g/リットル〜600g/リットル溶解することがより好ましい。
前記染料の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記インクジェット記録用インク全量に対して1.5質量%〜10質量%が好ましく、2質量%〜7質量%がより好ましい。前記含有量が、1.5質量%未満であると、目的とする濃度が得られない可能性があり、10質量%を超えると、染料が結晶化し、析出することがある。
前記水溶性染料としては、カラーインデックスにおいて酸性染料、直接性染料、塩基性染料、反応性染料、食用染料に分類される染料であり、好ましくは耐水、耐光性が優れたものが用いられる。
前記酸性染料及び食用染料としては、例えば、C.I.アシッドイエロー 17,23,42,44,79,142;C.I.アシッドレッド 1,8,13,14,18,26,27,35,37,42,52,82,87,89,92,97,106,111,114,115,134,186,249,254,289;C.I.アシッドブルー 9,29,45,92,249;C.I.アシッドブラック 1,2,7,24,26,94;C.I.フードイエロー 3,4;C.I.フードレッド 7,9,14;C.I.フードブラック 1,2などが挙げられる。
前記直接性染料としては、例えば、C.I.ダイレクトイエロー 1,12,24,26,33,44,50,86,120,132,142,144;C.I.ダイレクトレッド 1,4,9,13,17,20,28,31,39,80,81,83,89,225,227;C.I.ダイレクトオレンジ 26,29,62,102;C.I.ダイレクトブルー 1,2,6,15,22,25,71,76,79,86,87,90,98,163,165,199,202;C.I.ダイレクトブラック 19,22,32,38,51,56,71,74,75,77,154,168,171などが挙げられる。
前記塩基性染料としては、例えば、C.I.べーシックイエロー 1,2,11,13,14,15,19,21,23,24,25,28,29,32,36,40,41,45,49,51,53,63,64,65,67,70,73,77,87,91;C.I.ベーシックレッド 2,12,13,14,15,18,22,23,24,27,29,35,36,38,39,46,49,51,52,54,59,68,69,70,73,78,82,102,104,109,112;C.I.べーシックブルー 1,3,5,7,9,21,22,26,35,41,45,47,54,62,65,66,67,69,75,77,78,89,92,93,105,117,120,122,124,129,137,141,147,155;C.I.ベーシックブラック 2,8などが挙げられる。
前記反応性染料としては、例えば、C.I.リアクティブブラック 3,4,7,11,12,17;C.I.リアクティブイエロー 1,5,11,13,14,20,21,22,25,40,47,51,55,65,67;C.I.リアクティブレッド1,14,17,25,26,32,37,44,46,55,60,66,74,79,96,97;C.I.リアクティブブルー 1,2,7,14,15,23,32,35,38,41,63,80,95などが挙げられる。
前記染料としては、発色に優れ、耐水性、耐光性も良好な点で、C.I.Direct Blue 199(PRO−JET Cyan 1 Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)、C.I.Acid Red 249(PRO−JET Magenta 1 Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)、C.I.Direct Yellow 132(BAYSCRIPT Yellow GGN Liquid、ランクセス社製)、C.I.Direct Black 195(PRO−JET Fast Black 2 Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)、C.I.Direct Blue 199(DAIWA IJ BLUE 319HL、ダイワ化成社製)、Duasyn Black HEF−SF Liquid(C.I.ダイレクトブラック168、染料濃度20質量%、クラリアント社製)、C.I.Acid Yellow 23(Acid Yellow 23、ダイワ化成社製)、C.I.Reactive Red 31(PRO−JET Magenta 3B−OA Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)、BAYSCRIPT Black SP liquid(染料濃度30質量%、ランクセス社製)、C.I.Direct Blue 86(Direct Blue 86、ダイワ化成社製)が特に好ましい。
<<顔料>>
前記顔料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、無機顔料、有機顔料などが挙げられる。
前記無機顔料としては、例えば、酸化チタン、酸化鉄、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、バリウムイエロー、カドミウムレッド、クロムイエロー、カーボンブラックなどが挙げられる。これらの中でも、カーボンブラックなどが好ましい。なお、前記カーボンブラックとしては、例えば、コンタクト法、ファーネス法、サーマル法などの公知の方法によって製造されたものが挙げられる。
前記有機顔料としては、例えば、アゾ顔料、多環式顔料、染料キレート、ニトロ顔料、ニトロソ顔料、アニリンブラックなどが挙げられる。これらの中でも、アゾ顔料、多環式顔料などがより好ましい。なお、前記アゾ顔料としては、例えば、アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートアゾ顔料などが挙げられる。前記多環式顔料としては、例えば、フタロシアニン顔料、ぺリレン顔料、ぺリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、インジゴ顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフラロン顔料などが挙げられる。前記染料キレートとしては、例えば、塩基性染料型キレート、酸性染料型キレートなどが挙げられる。
前記顔料の色としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ブラックや、イエロー、マゼンタ、シアン等のカラーなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記ブラック顔料としては、例えば、ファーネスブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、チャンネルブラック等のカーボンブラック(C.I.ピグメントブラック7)類、銅、鉄(C.I.ピグメントブラック11)、酸化チタン等の金属類、アニリンブラック(C.I.ピグメントブラック1)等の有機顔料などが挙げられる。
前記イエロー顔料としては、例えば、C.I.ピグメントイエロー1(ファストイエローG)、3、12(ジスアゾイエローAAA)、13、14、17、23、24、34、35、37、42(黄色酸化鉄)、53、55、74、81、83(ジスアゾイエローHR)、95、97、98、100、101、104、108、109、110、117、120、128、138、150、153などが挙げられる。
前記マゼンタ顔料としては、例えば、C.I.ピグメントレッド1、2、3、5、17、22(ブリリアントファーストスカーレット)、23、31、38、48:2(パーマネントレッド2B(Ba))、48:2(パーマネントレッド2B (Ca))、48:3(パーマネントレッド2B(Sr))、48:4(パーマネントレッド2B(Mn))、49:1、52:2、53:1、57:1(ブリリアントカーミン6B)、60:1、63:1、63:2、64:1、81(ローダミン6Gレーキ)、83、88、92、101(ベンガラ)、104、105、106、108(カドミウムレッド)、112、114、122(ジメチルキナクリドン)、123、146、149、166、168、170、172、177、178、179、185、190、193、209、219などが挙げられる。
前記シアン顔料としては、例えば、C.I.ピグメントブルー1、2、15(銅フタロシアニンブルーR)、15:1、15:2、15:3(フタロシアニンブルーG)、15:4、15:6(フタロシアニンブルーE)、16、17:1、56、60、63等が挙げられる。
また、中間色としてはレッド顔料、グリーン顔料、ブルー顔料として、C.I.ピグメントレッド177、194、224、C.I.ピグメントオレンジ43、C.I.ピグメントバイオレット3,19,23,37、C.I.ピグメントグリーン7,36などが挙げられる。
また、前記顔料としては、少なくとも1種の親水性基が顔料の表面に直接若しくは他の原子団を介して結合した分散剤を使用することなく安定に分散させることができる自己分散型カラー顔料が好適に用いられる。その結果、従来のインクのように、顔料を分散させるための分散剤が不要となる。前記自己分散型顔料としては、イオン性を有するものが好ましく、アニオン性に帯電したアニオン性親水性基、カチオン性に帯電したカチオン性親水性基が好適である。
前記アニオン性親水性基としては、例えば、−COOM、−SOM、−POHM、
−PO、−SONH、−SONHCOR(ただし、式中のMは、水素原子、アルカリ金属、アンモニウム又は有機アンモニウムを表す。Rは、炭素原子数1〜12のアルキル基、置換基を有してもよいフェニル基又は置換基を有してもよいナフチル基を表す。)などが挙げられる。これらの中でも、−COOM、−SOMがカラー顔料表面に結合されたものを用いることが好ましい。
また、前記親水性基中における「M」は、アルカリ金属としては、例えば、リチウム、ナトリウム、カリウムなどが挙げられる。前記有機アンモニウムとしては、例えば、モノ乃至トリメチルアンモニウム、モノ乃至トリエチルアンモニウム、モノ乃至トリメタノールアンモニウムが挙げられる。前記アニオン性に帯電したカラー顔料を得る方法としては、カラー顔料表面に−COONaを導入する方法として、例えば、カラー顔料を次亜塩素酸ソーダで酸化処理する方法、スルホン化による方法、ジアゾニウム塩を反応させる方法などが挙げられる。
前記カチオン性親水性基としては、例えば、第4級アンモニウム基が好ましく、これらのいずれかが顔料表面に結合されたものが色材として好適である。
前記親水基が結合されたカチオン性の自己分散型カーボンブラックを製造する方法としては、例えば、N−エチルピリジル基を結合させる方法として、カーボンブラックを3−アミノ−N−エチルピリジウムブロマイドで処理する方法などが挙げられるが、勿論、本発明はこれらに限定されない。
本発明においては、前記親水性基が、他の原子団を介してカーボンブラックの表面に結合されていてもよい。他の原子団としては、例えば、炭素原子数1〜12のアルキル基、置換基を有してもよいフェニル基又は置換基を有してもよいナフチル基が挙げられる。上記した親水性基が他の原子団を介してカーボンブラックの表面に結合する場合の具体例としては、例えば、−CCOOM(ただし、Mはアルカリ金属、第4級アンモニウムを表す)、−PhSOM(ただし、Phはフェニル基、Mはアルカリ金属、第4級アンモニウムを表す)、−C10NH などが挙げられるが、勿論、本発明はこれらに限定されない。
本発明においては、顔料分散剤を用いた顔料分散液を用いることもできる。
前記顔料分散剤としては、前記親水性高分子として、天然系では、アラビアガム、トラガンガム、グーアガム、カラヤガム、ローカストビーンガム、アラビノガラクトン、ペクチン、クインスシードデンプン等の植物性高分子、アルギン酸、カラギーナン、寒天等の海藻系高分子、ゼラチン、カゼイン、アルブミン、コラーゲン等の動物系高分子、キサンテンガム、デキストラン等の微生物系高分子などが挙げられる。
半合成系では、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース等の繊維素系高分子、デンプングリコール酸ナトリウム、デンプンリン酸エステルナトリウム等のデンプン系高分子、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等の海藻系高分子などが挙げられる。
純合成系では、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメチルエーテル等のビニル系高分子、非架橋ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸又はそのアルカリ金属塩、水溶性スチレンアクリル樹脂等のアクリル系樹脂、水溶性スチレンマレイン酸樹脂、水溶性ビニルナフタレンアクリル樹脂、水溶性ビニルナフタレンマレイン酸樹脂、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、β−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物のアルカリ金属塩、四級アンモニウムやアミノ基等のカチオン性官能基の塩を側鎖に有する高分子化合物、セラック等の天然高分子化合物等が挙げられる。
これらの中でも、アクリル酸、メタクリル酸、スチレンアクリル酸のホモポリマーや他の親水基を有するモノマーの共重合体からなるようなカルボン酸基を導入したものが高分子分散剤として特に好ましい。
これらの共重合体は、その重量平均分子量が3,000〜50,000が好ましく、5,000〜30,000がより好ましく、7,000〜15,000が特に好ましい。
前記顔料と前記分散剤との混合質量比としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、1:0.06〜1:3の範囲が好ましく、1:0.125〜1:3の範囲がより好ましい。
前記着色剤としての顔料の前記インクジェット記録用インクにおける添加量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、0.5質量%〜25質量%が好ましく、2質量%〜15質量%がより好ましい。一般的に、顔料濃度が高くなると画像濃度が上がり画質が向上するが、定着性や吐出安定性、目詰まり等の信頼性に対しては悪影響が出易くなる。しかし、本発明では顔料の添加量が多くなっても、吐出安定性、目詰まり等の信頼性を維持した上で定着性を確保することができる。
<水溶性有機溶剤>
本発明のインクジェット記録用インクは、水及び水溶性有機溶媒を、液媒体として使用するものであるが、インクを所望の物性にするため、インクの乾燥を防止するために、また、本発明のインクジェット記録用インクの溶解安定性を向上するため等の目的で、下記に示すような水溶性有機溶剤を使用することができる。
前記水溶性有機溶剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、へキシレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、3−メチル−1,3−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、テトラエチレングリコール、1,6−ヘキサンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、チオジグリコール、グリセリン、1,2,6−ヘキサントリオール、1,2,4−ブタントリオール、1,2,3−ブタントリオール、2,2,4−トリメチル−2,3−ペンタンジオール、2,2,4−トリメチル−2,3−プロパンジオール、ペトリオール等の多価アルコール類;エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル等の多価アルコールアルキルエーテル類;エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノベンジルエーテル等の多価アルコールアリールエーテル類;N−メチル−2−ピロリドン、N−ヒドロキシエチル−2−ピロリドン、2−ピロリドン、1,3−ジメチルイミダゾリジノン、ε−カプロラクタム等の含窒素複素環化合物;ホルムアミド、N−メチルホルムアミド、ホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド類;モノエタノ−ルアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン等のアミン類;ジメチルスルホキシド、スルホラン、チオジエタノール等の含硫黄化合物類;プロピレンカーボネート、炭酸エチレン、γ−ブチロラクトンなどが挙げられる。これらの溶媒は、水とともに、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
これらの中でも、グリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、へキシレングリコール、1,3−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、3−メチル−1,3−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、テトラエチレングリコール、エチレングリコールモノブチルエーテル、1,6−ヘキサンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、2,2,4−トリメチル−2,3−プロパンジオール、ポリエチレングリコール、1,2,4−ブタントリオール、1,2,6−ヘキサントリオール、チオジグリコール、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、N−ヒドロキシエチル−2−ピロリドンが好ましく、3−メチル−1,3−ブタンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、1,3−ブタンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオールが特に好ましい。
前記水溶性有機溶剤の前記インクジェット記録用インク中における含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、10質量%〜50質量%が好ましく、20質量%〜40質量%がより好ましい。
<<併用可能なその他の水溶性有機溶剤>>
本発明のインクジェット記録用インクは、上記水溶性有機溶剤以外にも、必要に応じてその他の水溶性有機溶剤(溶剤を含む)を併用することもできる。
前記その他の水溶性有機溶剤としては、例えば、糖類が好ましい。前記糖類としては、単糖類、二糖類、オリゴ糖類(三糖類及び四糖類を含む)、多糖類、又はこれらの誘導体などが挙げられる。これらの中でも、グルコース、マンノース、フルクトース、リボース、キシロース、アラビノース、ガラクトース、マルトース、セロビオース、ラクトース、スクロース、トレハロース、マルトトリオースなどが好適である。ここで、前記多糖類とは、広義の糖を意味し、α−シクロデキストリン、セルロースなど自然界に広く存在する物質を含む意味に用いることができる。
前記糖類の誘導体としては、前記糖類の還元糖(例えば、糖アルコール(ただし、一般式:HOCH(CHOH)CHOH(ここで、nは2〜5を満たす整数を表す)で表される。)、酸化糖(例えば、アルドン酸、ウロン酸など)、アミノ酸、チオ酸などが挙げられる。これらの中でも、糖アルコールが特に好ましい。該糖アルコールとしては、例えば、マルチトール、ソルビットなどが挙げられる。
前記糖類の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記インクジェット記録用インクに対し0.1質量%〜40質量%が好ましく、0.5質量%〜30質量%がより好ましい。
<水>
前記水としては、例えば、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、蒸留水等の純水、又は超純水などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
<その他の成分>
前記その他の成分(添加剤)としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、樹脂微粒子、浸透剤、アミノプロパンジオール化合物、保湿性維持剤、防腐防黴剤、pH調整剤、防錆剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、酸素吸収剤、光安定化剤、消泡剤、比抵抗調整剤、粘度調整剤などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
<<樹脂微粒子>>
前記樹脂微粒子としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、アクリル系モノマーとシラン化合物とを乳化剤存在下で重合して得られるシリコーン変性アクリル樹脂が好適に挙げられる。前記インクジェット記録用インクが前記樹脂微粒子を含有することで、定着性を改善できる点で好ましい。
<<浸透剤>>
前記浸透剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレングリコールエステル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンデシルエーテルなどが挙げられる。
前記浸透剤の具体例としては、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、2−エチル−2−メチル−1,3−プロパンジオール、3,3−ジメチル−1,2−ブタンジオール、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール、2−メチル−2−プロピル−1,3−プロパンジオール、2,4−ジメチル−2,4−ペンタンジオール、2,5−ジメチル−2,5−ヘキサンジオール、5−ヘキセン−1,2−ジオールなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、2−エチル−1,3−ヘキサンジオールが特に好ましい。
前記浸透剤の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記インクジェット記録用インク全量に対して、10質量%〜40質量%が好ましく、20質量%〜30質量%がより好ましい。
<<アミノプロパンジオール化合物>>
前記アミノプロパンジオール化合物は、水溶性の有機塩基性化合物であり、pH調整剤としても働くものである。顔料の分散安定性が向上し、吐出安定性等の信頼性が確保される点から、アミノプロパンジオール誘導体が好ましい。また、前記着色剤が染料である場合、部材に対して溶出を防ぐことができる点で好ましい。
前記アミノプロパンジオール誘導体としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、1−アミノ−2,3−プロパンジオール、1−メチルアミノ−2,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオールなどが挙げられる。これらの中でも、2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオールが特に好ましい。
<<保湿性維持剤>>
本発明のインクジェット記録用インクには、尿素類又はアルキルグリシンを所望に応じて含有させることができる。前記尿素類としては、例えば、尿素、チオ尿素、エチレン尿素、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンなどが挙げられる。また、前記アルキルグリシンとしては、例えば、N−メチルグリシン、N,N−ジメチルグリシン、N−エチルグリシンなどが挙げられる。これら尿素類及びアルキルグリシンは、基本的にどちらも水系インクにおいて、優れた保湿性を維持(保存安定性に向上につながる)させ、インクジェットプリンタの記録ヘッドの吐出安定性、耐目詰まり性に優れた効果を発揮する。また、インクの粘度調整、表面張力の調整に幅広く対応でき、耐目詰まり性に優れることにより、ヘッドの目詰まりを防ぎ、インク吐出において、インク滴の飛行曲がりなど吐出不良を防止できる。
前記尿素類又はアルキルグリシンの前記インクへの添加量は、一般的に0.5質量%〜50質量%が好ましく、1質量%〜20質量%がより好ましい。前記添加量が0.5質量%未満であると、所望のインクジェットプリンタ記録ヘッドの要求特性を満たすことができないことがあり、50質量%を超えると、増粘を引き起こし、インクの保存安定性に対して悪影響及びインクの吐出不良につながってしまうことがある。
<<防腐防黴剤>>
前記防腐防黴剤としては、例えば、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、デヒドロ酢酸ナトリウム、ソルビン酸ナトリウム、2−ピリジンチオール−1−オキサイドナトリウム、安息香酸ナトリウム、ペンタクロロフェノールナトリウムなどが挙げられる。
<<pH調整剤>>
前記pH調整剤としては、調合されるインクに悪影響を及ぼさずにpHを7以上に調整できるものであれば特に制限はなく、目的に応じて任意の物質を使用することができる。
該pH調製剤としては、例えば、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアミン、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属元素の水酸化物;水酸化アンモニウム、第4級アンモニウム水酸化物、第4級ホスホニウム水酸化物、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩などが挙げられる。
<<防錆剤>>
前記防錆剤としては、例えば、酸性亜硫酸塩、チオ硫酸ナトリウム、チオジグリコール酸アンモン、ジイソプロピルアンモニウムニトライト、四硝酸ペンタエリスリトール、ジシクロヘキシルアンモニウムニトライトなどが挙げられる。
<<酸化防止剤>>
前記酸化防止剤としては、例えば、フェノール系酸化防止剤(ヒンダードフェノール系酸化防止剤を含む)、アミン系酸化防止剤、硫黄系酸化防止剤、りん系酸化防止剤などが挙げられる。
前記フェノール系酸化防止剤(ヒンダードフェノール系酸化防止剤を含む)としては、例えば、ブチル化ヒドロキシアニソール、2,6−ジ−tert−ブチル−4−エチルフェノール、ステアリル−β−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス(4−エチル−6−tert−ブチルフェノール)、4,4’−ブチリデンビス(3−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、3,9−ビス[1,1−ジメチル−2−[β−(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニルオキシ]エチル]2,4,8,10−テトライキサスピロ[5,5]ウンデカン、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−tert−ブチルフェニル)ブタン、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、テトラキス[メチレン−3−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタンなどが挙げられる。
前記アミン系酸化防止剤としては、例えば、フェニル−β−ナフチルアミン、α−ナフチルアミン、N,N’−ジ−sec−ブチル−p−フェニレンジアミン、フェノチアジン、N,N’−ジフェニル−p−フェニレンジアミン、2,6−ジ−tert−ブチル−p−クレゾール、2,6−ジ−tert−ブチルフェノール、2,4−ジメチル−6−tert−ブチル−フェノール、ブチルヒドロキシアニソール、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、4,4’−ブチリデンビス(3−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、4,4’−チオビス(3−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、テトラキス[メチレン−3(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ジヒドロキフェニル)プロピオネート]メタン、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−tert−ブチルフェニル)ブタンなどが挙げられる。
前記硫黄系酸化防止剤としては、例えば、ジラウリル3,3’−チオジプロピオネート、ジステアリルチオジプロピオネート、ラウリルステアリルチオジプロピオネート、ジミリスチル3,3’−チオジプロピオネート、ジステアリルβ,β’−チオジプロピオネート、2−メルカプトベンゾイミダゾール、ジラウリルサルファイドなどが挙げられる。
前記リン系酸化防止剤としては、トリフェニルフォスファイト、オクタデシルフォスファイト、トリイソデシルフォスファイト、トリラウリルトリチオフォスファイト、トリノニルフェニルフォスファイトなどが挙げられる。
<<紫外線吸収剤>>
前記紫外線吸収剤としては、例えば、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、サリチレート系紫外線吸収剤、シアノアクリレート系紫外線吸収剤、ニッケル錯塩系紫外線吸収剤などが挙げられる。
前記ベンゾフェノン系紫外線吸収剤としては、例えば、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−ドデシルオキシベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノンなどが挙げられる。
前記ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤としては、例えば、2−(2'−ヒドロキシ−5'−tert−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒドロキシ−5'−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒドロキシ−4'−オクトキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒドロキシ−3'−tert−ブチル−5'−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾールなどが挙げられる。
前記サリチレート系紫外線吸収剤としては、例えば、フェニルサリチレート、p−tert−ブチルフェニルサリチレート、p−オクチルフェニルサリチレートなどが挙げられる。
前記シアノアクリレート系紫外線吸収剤としては、例えば、エチル−2−シアノ−3,3'−ジフェニルアクリレート、メチル−2−シアノ−3−メチル−3−(p−メトキシフェニル)アクリレート、ブチル−2−シアノ−3−メチル−3−(p−メトキシフェニル)アクリレートなどが挙げられる。
前記ニッケル錯塩系紫外線吸収剤としては、例えば、ニッケルビス(オクチルフェニル)サルファイド、2,2’−チオビス(4−tert−オクチルフェレート)−n−ブチルアミンニッケル(II)、2,2’−チオビス(4−tert−オクチルフェレート)−2−エチルヘキシルアミンニッケル(II)、2,2’−チオビス(4−tert−オクチルフェレート)トリエタノールアミンニッケル(II)などが挙げられる。
<インクジェット記録用インクの調製方法>
本発明のインクジェット記録用インクは、少なくとも前記水、前記水溶性有機溶剤、前記着色剤、前記構造式(I)で表される化合物を有する少なくとも1種のフッ素系界面活性剤、更に必要に応じてその他の成分を水性媒体中に分散又は溶解し、更に必要に応じて攪拌混合して製造することができる。前記分散は、例えば、サンドミル、ホモジナイザー、ボールミル、ペイントシャイカー、超音波分散機等により行うことができ、攪拌混合は通常の攪拌羽を用いた攪拌機、マグネチックスターラー、高速の分散機などで行うことができる。
また、分散又は溶解した後、金属フィルター、メンブレンフィルター等を用いた減圧濾過、加圧濾過、遠心分離機による遠心濾過を行い、粗大粒子、異物(ほこり、ごみ)等を除去し、必要に応じて脱気してもよい。
<インクジェット記録用インク物性>
本発明のインクジェット記録用インクの物性としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、粘度、表面張力、pH等が以下の範囲であることが好ましい。
<<粘度>>
前記粘度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、25℃で、3mPa・s〜20mPa・sが好ましく、5mPa・s〜20mPa・sがより好ましく、5mPa・s〜12mPa・sが更に好ましく、5mPa・s〜10mPa・sが特に好ましい。前記粘度がこの範囲を超えると、吐出安定性の確保が困難になることがある
<<表面張力>>
前記インクジェット記録用インクの静的表面張力としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、25℃で、30mN/m以下が好ましく、25mN/m以下がより好ましい。前記表面張力が、30mN/mを超えると、紙へのインク浸透が十分に起らず、乾燥時間の長時間化を招くことがある。
<<pH>>
前記pHとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、7〜10が好ましい。
<<平均粒径>>
前記インクジェット記録用インクの平均粒径としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、0.02μm〜0.18μmが好ましく、0.05μm〜0.15μmがより好ましい。
後述するように、本発明のインクジェット記録用インクは、インクジェットヘッドとして、インク流路内のインクを加圧する圧力発生手段として圧電素子を用いてインク流路の壁面を形成する振動板を変形させてインク流路内容積を変化させてインク滴を吐出させるいわゆるピエゾ型のもの(特開平2−51734号公報参照)、あるいは、発熱抵抗体を用いてインク流路内でインクを加熱して気泡を発生させるいわゆるサーマル型のもの(特開昭61−59911号公報参照)、インク流路の壁面を形成する振動板と電極とを対向配置し、振動板と電極との間に発生させる静電力によって振動板を変形させることで,インク流路内容積を変化させてインク滴を吐出させる静電型のもの(特開平6−71882号公報参照)などいずれのインクジェットヘッドを搭載するプリンタにも良好に使用できる。
本発明のインクジェット記録用インクは、各種分野において好適に使用することができ、インクジェット記録方式による画像形成装置(プリンタ等)において好適に使用することができ、例えば、印字又は印字前後に被記録用紙及び前記インクジェット記録用インクを50℃〜200℃で加熱し、印字定着を促進する機能を有するもののプリンタ等に使用することもでき、以下の本発明のインクカートリッジ、インク記録物、インクジェット記録装置、インクジェット記録方法に特に好適に使用することができる。
(インクジェット記録用インクセット)
本発明のインクジェット記録用インクセットは、本発明の前記インクジェット記録用インクにおいて着色剤がブラックであるブラックインクと、本発明の前記インクジェット記録用インクにおいて着色剤がカラーであるカラーインクとからなる。
前記カラーの着色としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックなどが挙げられる。これらの着色を2種以上併用したインクセットを使用して記録を行うと、多色画像を形成することができ、全色併用したインクセットを使用して記録を行うと、フルカラー画像を形成することができる。
(インクカートリッジ)
本発明のインクカートリッジは、本発明の前記インクジェット記録用インクを容器中に収容してなり、更に必要に応じて適宜選択したその他の部材等を有してなる。
前記容器としては、特に制限はなく、目的に応じてその形状、構造、大きさ、材質等を適宜選択することができ、例えば、アルミニウムラミネートフィルム、樹脂フィルム等で形成されたインク袋などを少なくとも有するものなどが好適に挙げられる。
次に、インクカートリッジについて、図1及び図2を参照して説明する。ここで、図1は、本発明のインクカートリッジの一例を示す図であり、図2は図1のインクカートリッジのケース(外装)も含めた図である。
インクカートリッジ(200)は、図1に示すように、インク注入口(242)からインク袋(241)内に充填され、排気した後、該インク注入口(242)は融着により閉じられる。使用時には、ゴム部材からなるインク排出口(243)に装置本体の針を刺して装置に供給される。
インク袋(241)は、透気性のないアルミニウムラミネートフィルム等の包装部材により形成されている。このインク袋(241)は、図2に示すように、通常、プラスチックス製のカートリッジケース(244)内に収容され、各種インクジェット記録装置に着脱可能に装着して用いられるようになっている。
本発明のインクカートリッジは、各種インクジェット記録装置に着脱可能に装着して用いることができ、また、後述する本発明のインクジェット記録装置に着脱可能に装着して用いるのが特に好ましい。
(インクジェット記録装置、インクジェット記録方法)
本発明のインクジェット記録装置は、インク飛翔手段を少なくとも有してなり、更に必要に応じて適宜選択したその他の手段、例えば、刺激発生手段、制御手段などを有してなる。
本発明のインクジェット記録方法は、インク飛翔工程を少なくとも含んでなり、更に必要に応じて適宜選択したその他の工程、例えば、刺激発生工程、制御工程等を含んでなる。
本発明のインクジェット記録方法は、本発明のインクジェット記録装置により好適に実施することができ、前記インク飛翔工程は前記インク飛翔手段により好適に行うことができる。また、前記その他の工程は、前記その他の手段により好適に行うことができる。
以下、本発明のインクジェット記録装置の説明と併せて、インクジェット記録方法について説明する。
<インク飛翔工程及びインク飛翔手段>
前記インク飛翔工程は、前記本発明のインクジェット記録用インク又は前記インクジェット記録用インクセットに、刺激を印加し、該記録用インクを飛翔させて画像を形成する工程である。
前記インクジェット記録用インク又は前記インクジェット記録用インクセットは、前記インクカートリッジであってもよい。
前記インク飛翔手段は、前記本発明のインクジェット記録用インクに、刺激を印加し、該インクジェット記録用インクを飛翔させて画像を形成する手段である。
前記インク飛翔手段としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、続噴射型、オンデマンド型などが挙げられる。前記オンデマンド型としては、ピエゾ方式、サーマル方式、静電方式などが挙げられる。これらの中でも、ピエゾ方式、サーマル方式が特に好ましい。
前記インク飛翔手段は、具体的には、液室部、流体抵抗部、振動板、及びノズル部材などを有することが好ましく、前記液室部、流体抵抗部、振動板、及びノズル部材の少なくとも一部は、シリコーン及びニッケルの少なくともいずれかを含む材料から形成されることが好ましい。
また、インクジェットノズルのノズル径は、30μm以下が好ましく、1μm〜20μmが好ましい。
<<刺激発生手段>>
インク滴を飛翔させるための刺激は、例えば、前記刺激発生手段により発生させることができ、該刺激としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、熱(温度)、圧力、振動、光などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、熱、圧力が好適に挙げられる。
前記刺激発生手段としては、例えば、加熱装置、加圧装置、圧電素子、振動発生装置、超音波発振器、ライトなどが挙げられ、具体的には、例えば、圧電素子等の圧電アクチュエータ、発熱抵抗体等の電気熱変換素子を用いて液体の膜沸騰による相変化を利用するサーマルアクチュエータ、温度変化による金属相変化を用いる形状記憶合金アクチュエータ、静電力を用いる静電アクチュエータなどが挙げられる。
前記インクジェット記録用インクの飛翔の態様としては、特に制限はなく、前記刺激の種類等に応じて異なり、例えば、前記刺激が「熱」の場合、記録ヘッド内の前記インクジェット記録用インクに対し、記録信号に対応した熱エネルギーを、例えば、サーマルヘッド等を用いて付与し、該熱エネルギーにより前記インクジェット記録用インクに気泡を発生させ、該気泡の圧力により、該記録ヘッドのノズル孔から該インクジェット記録用インクを液滴として吐出噴射させる方法などが挙げられる。また、前記刺激が「圧力」の場合、例えば、記録ヘッド内のインク流路内にある圧力室と呼ばれる位置に接着された圧電素子に電圧を印加することにより、圧電素子が撓み、圧力室の容積が縮小して、前記記録ヘッドのノズル孔から該インクジェット記録用インクを液滴として吐出噴射させる方法などが挙げられる。
前記飛翔させる前記インクジェット記録用インクの液滴は、その大きさとしては、例えば、3pl〜40plとするのが好ましく、その吐出噴射の速さとしては5m/s〜20m/sとするのが好ましく、その駆動周波数としては1kHz以上とするのが好ましく、その解像度としては300dpi以上とするのが好ましい。
なお、前記制御手段としては、前記各手段の動きを制御することができる限り特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、シークエンサ、コンピュータ等の機器が挙げられる。
本発明のインクジェット記録装置により本発明のインクジェット記録方法を実施する一の態様について、図面を参照しながら説明する。図3に示すインクジェット記録装置は、装置本体(101)と、装置本体(101)の上カバー(111)と、装置本体(101)の前面(112)に装置本体(101)に装着した用紙を装填するための給紙トレイ(102)と、装置本体(101)に装着され画像が記録(形成)された用紙をストックするための排紙トレイ(103)と、インクカートリッジ装填部(104)とを有する。
インクカートリッジ装填部(104)の上面には、操作キーや表示器などの操作部(105)が配置されている。インクカートリッジ装填部(104)は、インクカートリッジ(200)の脱着を行うための開閉可能な前カバー(115)を有している。
図4及び図5に示すように、装置本体(101)内には、図示を省略している左右の側板に横架したガイド部材であるガイドロッド(131)とステー(132)とでキャリッジ(133)を主走査方向に摺動自在に保持し、主走査モータ(不図示)によって図5で矢示方向に移動走査する。
キャリッジ(133)には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色のインクジェット記録用インク滴を吐出する4個のインクジェット記録用ヘッドからなる記録ヘッド(134)を複数のインク吐出口を主走査方向と交叉する方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。
記録ヘッド(134)を構成するインクジェット記録用ヘッドとしては、圧電素子などの圧電アクチュエータ、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いて液体の膜沸騰による相変化を利用するサーマルアクチュエータ、温度変化による金属相変化を用いる形状記憶合金アクチュエータ、静電力を用いる静電アクチュエータなどをインクジェット記録用インクを吐出するためのエネルギー発生手段として備えたものなどを使用できる。
また、キャリッジ(133)には、記録ヘッド(134)に各色のインクを供給するための各色のサブタンク(135)を搭載している。サブタンク(135)には、図示しないインクジェット記録用インク供給チューブを介して、インクカートリッジ装填部(104)に装填された本発明のインクカートリッジ(200)から本発明の前記インクジェット記録用インクが供給されて補充される。
一方、給紙トレイ(102)の用紙積載部(圧板)(141)上に積載した用紙(142)を給紙するための給紙部として、用紙積載部(141)から用紙(142)を1枚ずつ分離給送する給紙コロ(半月コロ)(143)、及び給紙コロ(143)に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド(144)を備え、この分離パッド(144)は給紙コロ(143)側に付勢されている。
この給紙部から給紙された用紙(142)を記録ヘッド(134)の下方側で搬送するための搬送部として、用紙(142)を静電吸着して搬送するための搬送ベルト(151)と、給紙部からガイド(145)を介して送られる用紙(142)を搬送ベルト(151)との間で挟んで搬送するためのカウンタローラ(152)と、略鉛直上方に送られる用紙(142)を略90°方向転換させて搬送ベルト(151)上に倣わせるための搬送ガイド(153)と、押さえ部材(154)で搬送ベルト(151)側に付勢された先端加圧コロ(155)とが備えられ、また、搬送ベルト(151)表面を帯電させるための帯電手段である帯電ローラ(156)が備えられている。
搬送ベルト(151)は、無端状ベルトであり、搬送ローラ(157)とテンションローラ(158)との間に張架されて、ベルト用紙搬送方向に周回可能である。この搬送ベルト(151)は、例えば、抵抗制御を行っていない厚さ40μm程度の樹脂材、例えば、テトラフルオロエチレンとエチレンの共重合体(ETFE)で形成した用紙吸着面となる表層と、この表層と同材質でカーボンによる抵抗制御を行った裏層(中抵抗層、アース層)とを有している。搬送ベルト(151)の裏側には、記録ヘッド(134)による印写領域に対応してガイド部材(161)が配置されている。なお、記録ヘッド(134)で記録された用紙(142)を排紙するための排紙部として、搬送ベルト(151)から用紙(142)を分離するための分離爪(171)と、排紙ローラ(172)及び排紙コロ(173)とが備えられており、排紙ローラ(172)の下方に排紙トレイ(103)が配されている。
装置本体(101)の背面部には、両面給紙ユニット(181)が着脱自在に装着されている。両面給紙ユニット(181)は、搬送ベルト(151)の逆方向回転で戻される用紙(142)を取り込んで反転させて再度カウンタローラ(152)と搬送ベルト(151)との間に給紙する。なお、両面給紙ユニット(181)の上面には手差し給紙部(182)が設けられている。
[インクジェット記録方法]
このインクジェット記録装置においては、給紙部から用紙(142)が1枚ずつ分離給紙され、略鉛直上方に給紙された用紙(142)は、ガイド(145)で案内され、搬送ベルト(151)とカウンタローラ(152)との間に挟まれて搬送される。更に先端を搬送ガイド(153)で案内されて先端加圧コロ(155)で搬送ベルト(151)に押し付けられ、略90°搬送方向を転換される。
このとき、帯電ローラ(156)によって搬送ベルト(157)が帯電されており、用紙(142)は、搬送ベルト(151)に静電吸着されて搬送される。そこで、キャリッジ(133)を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド(134)を駆動することにより、停止している用紙(142)にインク滴を吐出して1行分を記録し、用紙(142)を所定量搬送後、次行の記録を行う。記録終了信号又は用紙(142)の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙(142)を排紙トレイ(103)に排紙する。
そして、サブタンク(135)内のインクジェット記録用インクの残量ニアーエンドが検知されると、インクカートリッジ(200)から所要量のインクジェット記録用インクがサブタンク(135)に補給される。
このインクジェット記録装置においては、本発明のインクカートリッジ(200)中のインクジェット記録用インクを使い切ったときには、インクカートリッジ(200)における筐体を分解して内部のインク袋だけを交換することができる。また、インクカートリッジ(200)は、縦置きで前面装填構成としても、安定したインクジェット記録用インクの供給を行うことができる。
したがって、装置本体(101)の上方が塞がって設置されているような場合、例えば、ラック内に収納したり、あるいは装置本体(101)の上面に物が置かれているような場合でも、インクカートリッジ(200)の交換を容易に行うことができる。
なお、ここでは、キャリッジが走査するシリアル型(シャトル型)インクジェット記録装置に適用した例で説明したが、ライン型ヘッドを備えたライン型インクジェット記録装置にも同様に適用することができる。
また、本発明のインクジェット記録装置及びインクジェット記録方法は、インクジェット記録方式による各種記録に適用することができ、例えば、インクジェット記録用プリンタ、ファクシミリ装置、複写装置、プリンタ/ファックス/コピア複合機などに特に好適に適用することができる。
本発明のインクジェット記録用インクを収容した本発明のインクジェット記録装置を用いて記録媒体上に画像を記録すると、オンデマンドで記録媒体上にインク記録物が得られる。また、インクジェット記録用インクの補充はインクカートリッジ単位で取り替えることが可能である。
ここで、本発明のインクカートリッジ及びインクジェット記録装置について、図6を参照して説明する。
図6において、本発明の前記インクジェット記録用インクが収容されるインクカートリッジ(20)は、キャリッジ(18)内に収納される。ここで、インクカートリッジ(20)は便宜上複数設けられているが、複数である必要はない。このような状態でインクジェット記録用インクが、インクカートリッジ(20)からキャリッジ(18)に搭載された液滴吐出ヘッド(18a)に供給される。なお、図6において、液滴吐出ヘッド(18a)の吐出ノズル面は、下方向を向いた状態であるため見えない状態であるが、この吐出ノズルからインクジェット記録用インクが吐出される。
キャリッジ(18)に搭載された液滴吐出ヘッド(18a)は、主走査モータ(24)で駆動されるタイミングベルト(23)によってガイドシャフト(21、22)にガイドされて移動する。一方、特定のコート紙(画像支持体)はプラテン(19)によって液滴吐出ヘッド(18a)と対面する位置に置かれる。なお、図6中、(1)はインクジェット記録装置、(2)は本体筐体、(16)はギア機構、(17)は副走査モータ、(25)及び(27)はギア機構、(26)は主走査モータをそれぞれ示す。
(インク記録物)
本発明のインク記録物は、記録媒体上に本発明の前記インクジェット記録用インク、又は、本発明の前記インクジェット記録用インクセットを用いて形成された画像を有してなる。
前記記録媒体としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、紙等のインクに対して吸収性を有するもの、インクに対して実質的に非吸収性のもののいずれであっても好適に用いられる。
前記記録媒体としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリサルフォン、ABS樹脂、ポリ塩化ビニル等を基材とするプラスチックシート;黄銅、鉄、アルミニウム、SUS、銅等の金属表面又は非金属の基材に蒸着等の手法により金属コーティング処理をした記録媒体;紙を基材として撥水処理などがなされた記録媒体、無機質の材料を高温で焼成した、いわゆるセラミックス材料からなる記録媒体などが挙げられる。これらの中でも、紙が経済性の点と画像の自然さの点で特に好ましい。
以下、本発明を、実施例により、更に具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものではない。以下の実施例及び比較例において、特に明記しない限り「%」は「質量%」を表す。
<インク調製例>
−インク調製例1−1−
シアン分散体 20.0%
1,3−ブタンジオール 23.0%
グリセリン 8.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
下記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 1.0%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV(普通インクに使用される防腐・防カビ剤、アベシア社製) 0.2%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.3%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
上記シアン分散体は、具体的には次のようなものである。即ち、特開2001−139849号公報の調製例3を参考に、まず始めに、ポリマー溶液の調製として、機械式攪拌機、温度計、窒素ガス導入管、還流管及び滴下ロートを備えた1Lフラスコ内を十分に窒素ガスで置換した後、スチレン11.2g、アクリル酸2.8g、ラウリルメタクリレート12.0g、ポリエチレングリコールメタクリレート4.0g、スチレンマクロマー(東亜合成(株)製、商品名:AS−6)4.0g及びメルカプトエタノール0.4gを仕込み、65℃に昇温した。次にスチレン100.8g、アクリル酸25.2g、ラウリルメタクリレート108.0g、ポリエチレングリコールメタクリレート36.0g、ヒドロキシエチルメタクリレート60.0g、スチレンマクロマー(東亜合成(株)製、商品名:AS−6)36.0g、メルカプトエタノール3.6g、アゾビスジメチルバレロニトリル2.4g及びメチルエチルケトン18gの混合溶液を2.5時間かけてフラスコ内に滴下した。
滴下終了後、アゾビスジメチルバレロニトリル0.8g及びメチルエチルケトン18gの混合溶液を0.5時間かけてフラスコ内に滴下した。65℃で1時間熟成した後、アゾビスジメチルバレロニトリル0.8gを添加し、更に1時間熟成した。反応終了後、フラスコ内に、メチルエチルケトン364gを添加し、濃度が50%のポリマー溶液800gを得た。次にポリマー溶液の一部を乾燥し、ゲルパーミエイションクロマトグラフィー(標準:ポリスチレン、溶媒:テトラヒドロフラン)で測定したところ、重量平均分子量は15,000であった。
前述で得られたポリマー溶液28g、銅フタロシアニン顔料26g、1mol/L水酸化カリウム水溶液13.6g、メチルエチルケトン20g及びイオン交換水30gを十分に攪拌した。その後、3本ロールミル((株)ノリタケカンパニー製、商品名:NR−84A)を用いて20回混練した。得られたペーストをイオン交換水200gに投入し、十分に攪拌した後、エバポレーターを用いてメチルエチルケトン及び水を留去し、固形分量が20.0質量%の青色のポリマー微粒子分散体160gを得た。
ポリマー微粒子のマイクロトラックUPAで測定した平均粒子径(D50%)は98nmであった。(以下のシアン分散体の場合も同。)
−インク調製例1−2−
マゼンタ分散体 20.0%
1,3−ブタンジオール 22.5%
グリセリン 9.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 1.0%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.2%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.3%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
ここで、上記マゼンタ分散体は、次のようにして調製された。即ち、調製例1−1の銅フタロシアニン顔料を顔料ピグメントレッド122に変更したほかは調製例1−1と同様にして赤紫色のポリマー微粒子分散体を得た。ポリマー微粒子のマイクロトラックUPAで測定した平均粒子径(D50%)は124nmであった。(以下のマゼンタ分散体の場合も同。)
−インク調製例1−3−
イエロー分散体 20.0%
1,6−ヘキサンジオール 24.5%
グリセリン 8.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.5%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.2%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.3%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
ここで、上記イエロー分散体は、次のようにして調製された。即ち、調製例1−1の銅フタロシアニン顔料を顔料ピグメントイエロー74に変更したほかは調製例1−1と同様にして黄色のポリマー微粒子分散体を得た。ポリマー微粒子のマイクロトラックUPAで測定した平均粒子径(D50%)は78nmであった。(以下のイエロー分散体の場合も同。)
−インク調製例1−4−
ブラック分散体 20.0%
1,5−ペンタンジオール 22.5%
グリセリン 7.5%
2−ピロリドン 2.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
R−(OCHCHOH 1.0%
(ただし、式中のR=C12、n=9:ただしRは分岐も可)
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.2%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.5%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
ここで、上記ブラック分散体は、次のようにして調製された。即ち、調製例1−1の銅フタロシアニン顔料をカーボンブラック(デグサ社FW100)に変更したほかは調製例1−1と同様にして黒色のポリマー微粒子分散体を得た。ポリマー微粒子のマイクロトラックUPAで測定した平均粒子径(D50%)は110nmであった。(以下のブラック分散体の場合も同。)
−インク調製例1−5−
シアン分散体(インク調製例1−1と同じもの) 20.0%
3−メチル−1,3−ブタンジオール 10.0%
ヘキシレングリコール 4.0%
グリセリン 8.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.5%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.2%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.5%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例1−6−
マゼンタ分散体(インク調製例1−2と同じもの) 20.0%
3−メチル−1,3−ブタンジオール 11.5%
エチレングリコール 5.0%
グリセリン 7.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.5%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.2%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.3%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例1−7−
イエロー分散体(インク調製例1−3と同じもの) 20.0%
3−メチル−1,3−ブタンジオール 20.0%
1,3−ブタンジオール 8.5%
グリセリン 7.5%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.5%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.2%
1−メチルアミノ−2,3−プロパンジオール 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例1−8−
ブラック分散体(インク調製例1−4と同じもの) 20.0%
2−メチル−2,4−ペンタンジオール 11.5%
3−メチル−1,3−ブタンジオール 13.0%
グリセリン 7.5%
2−ピロリドン 2.0%
ユニセーフA−LY(日本油脂社製) 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.5%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール 2.0%
プロキセルLV 0.2%
1−メチルアミノ−2,3−プロパンジオール 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
なお、ユニセーフA−LYは、日本油脂製のポリエーテル系のノニオン性界面活性剤である。
−インク調製例1−9−
シアン分散体(インク調製例1−1と同じもの) 20.0%
3−メチル−1,5−ペンタンジオール 10.5%
3−メチル−1,3−ブタンジオール 13.0%
グリセリン 8.0%
2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール 2.0%
ユニセーフA−LM(日本油脂社製) 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.5%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.2%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.5%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例1−10−
マゼンタ分散体(インク調製例1−2と同じもの) 20.0%
3−メチル−1,5−ペンタンジオール 5.0%
3−メチル−1,3−ブタンジオール 5.0%
グリセリン 10.0%
2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
ECTD−3NEX(日光ケミカルズ社製) 0.2%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.5%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
なお、ECTD−3NEXは、日光ケミカルズ社製の界面活性剤で、ポリオキシエチレントリデシルエーテル酢酸ナトリウムの活性剤である。
−インク調製例1−11−
イエロー分散体(インク調製例1−3と同じもの) 20.0%
3−メチル−1,5−ペンタンジオール 12.5%
3−メチル−1,3−ブタンジオール 15.0%
グリセリン 7.0%
2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.2%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.5%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例1−12−
ブラック分散体(インク調製例1−4と同じもの) 20.0%
3−メチル−1,3−ブタンジオール 22.5%
グリセリン 7.5%
2−ピロリドン 2.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.5%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.2%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.5%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例1−13−
シアン分散体(インク調製例1−1と同じもの) 20.0%
1,3−ブタンジオール 23.0%
グリセリン 8.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
ECTD−3NEX(日光ケミカルズ社製) 1.0%
プロキセルLV 0.2%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.3%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例1−14−
マゼンタ分散体(インク調製例1−2と同じもの) 20.0%
1,3−ブタンジオール 22.5%
グリセリン 9.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
ECTD−6NEX(日光ケミカルズ社製) 1.0%
プロキセルLV 0.2%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.3%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
なお、ECTD−6NEXは、日光ケミカルズ社製の界面活性剤で、ポリオキシエチレントリデシルエーテル酢酸ナトリウムの活性剤である。
−インク調製例1−15−
イエロー分散体(インク調製例1−3と同じもの) 20.0%
1,6−ヘキサンジオール 24.5%
グリセリン 8.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
ユニセーフA−LY(日本油脂社製) 0.5%
プロキセルLV 0.2%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.3%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例1−16−
ブラック分散体(インク調製例1−4と同じもの) 20.0%
1,5−ペンタンジオール 22.5%
グリセリン 7.5%
2−ピロリドン 2.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
R−(OCHCHOH 1.0%
(式中のR=C12、n=9:ただしRは分岐も可)
ニッサンアノンBL−SF(両性界面活性剤、日本油脂社製) 0.1%
プロキセルLV 0.2%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.5%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例1−17−
シアン分散体(インク調製例1−1と同じもの) 20.0%
3−メチル−1,3−ブタンジオール 10.0%
ヘキシレングリコール 4.0%
グリセリン 8.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
ECTD−3NEX(日光ケミカルズ社製) 0.5%
プロキセルLV 0.2%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.5%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例1−18−
マゼンタ分散体(インク調製例1−2と同じもの) 20.0%
3−メチル−1,3−ブタンジオール 11.5%
エチレングリコール 5.0%
グリセリン 7.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
ECTD−3NEX(日光ケミカルズ社製) 0.5%
プロキセルLV 0.2%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.3%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例1−19−
イエロー分散体(インク調製例1−3と同じもの) 20.0%
3−メチル−1,5−ペンタンジオール 12.5%
3−メチル−1,3−ブタンジオール 15.0%
グリセリン 7.0%
2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール 2.0%
ユニセーフA−LY(日本油脂社製) 0.1%
プロキセルLV 0.2%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.5%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例1−20−
ブラック分散体(インク調製例1−4と同じもの) 20.0%
3−メチル−1,3−ブタンジオール 22.5%
グリセリン 7.5%
2−ピロリドン 2.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
ニッサンアノンBL−SE(両性界面活性剤、日本油脂社製) 0.5%
プロキセルLV 0.2%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.5%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例1−21−
シアン分散体(インク調製例1−1と同じもの) 20.0%
1,3−ブタンジオール 23.0%
グリセリン 8.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
下記構造式(II)で表されるフッ素系界面活性剤 1.0%
(ただし、RfはCFCFを表し、nは4を表し、mは21を表し、pは4を表す。)
プロキセルLV 0.2%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.3%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例1−22−
マゼンタ分散体(インク調製例1−2と同じもの) 20.0%
1,3−ブタンジオール 22.5%
グリセリン 9.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(II)で表されるフッ素系界面活性剤 1.0%
(ただし、RfはCFCFを表し、nは4を表し、mは21を表し、pは4を表す。)
プロキセルLV 0.2%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.3%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例1−23−
イエロー分散体(インク調製例1−3と同じもの) 20.0%
1,6−ヘキサンジオール 24.5%
グリセリン 8.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(II)で表されるフッ素系界面活性剤 0.5%
(ただし、RfはCFCFを表し、nは4を表し、mは21を表し、pは4を表す。)
プロキセルLV 0.2%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.3%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例1−24−
ブラック分散体(インク調製例1−4と同じもの) 20.0%
1,5−ペンタンジオール 22.5%
グリセリン 7.5%
2−ピロリドン 2.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
R−(OCHCHOH 1.0%
(ただし、式中のR=C12、n=9:ただしRは分岐も可)
前記構造式(II)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
(ただし、RfはCFCFを表し、nは4を表し、mは21を表し、pは4を表す。)
プロキセルLV 0.2%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.5%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
(実施例1−1〜1−10、比較例1−1〜1−7)
次に、調製例1−1〜1−24のインクを用いて、表1に示す組合せで、実施例1−1〜1−10及び比較例1−1〜1−7のインクセットを調製した。
<評価1;発色性(彩度)評価>
実施例1−1〜1−10及び比較例1−1〜1−7で作製した各インクジェット記録用インクを充填したインクジェットプリンタ(株式会社リコー製I、IPSioG707)を用い、マイペーパー(株式会社リコー製)上に印字を行ない、印刷パターンは、本発明のイエロー、マゼンタ、シアンの各カラーインクを100%dutyで印字した。印字条件は360dpi、ワンパス印字とした。
印字乾燥後、上記インクセットにおいて、イエロー、マゼンタ、シアンの各単色ベタ画像部において、反射型カラー分光測定濃度計(X−Rite社製)により測定し、CIEで規定されている色差表示法のL表色系の座標を求め、それぞれ各色において
の彩度Cを求めた。この彩度が高いほど、発色良好なインクといえる。
なお、彩度Cは下記数式(1)で定義される。
=[(a+(b1/2 数式(1)
結果を下記表2に示す。
<評価2:起泡性評価試験>
25℃の環境下で、実施例1−1〜1−10及び比較例1−1〜1−7で作製した各インクジェット記録用インクを100mlのメスシリンダーに10ml入れ、該インクジェット記録用インクと気泡の体積が100mlになるまで一定圧力の空気を注入し、該インクジェット記録用インクと気泡の体積が100mlになった時点で空気の注入を停止した。空気の注入開始から空気の注入停止までの時間を起泡時間とし、以下の評価基準で評価した。なお、許容範囲は、AAA、AA、A、又はBである。
[評価基準]
AAA:起泡時間が25秒間以上
AA :起泡時間が20秒間以上、25秒間未満
A :起泡時間が15秒間以上、20秒間未満
B :起泡時間が10秒間以上、15秒間未満
C :起泡時間が5秒間以上、10秒間未満
D :起泡時間が5秒間未満
評価結果を下記表3に示す。
<評価3;吐出安定性評価>
実施例1−1〜1−10及び比較例1−1〜1−7で作製した各インクジェット記録用インクを充填したインクジェットプリンタ(株式会社リコー製、IPSioG707)を用い、マイペーパー(株式会社リコー製)上に印字を行ない、印刷パターンは画像領域中、印字面積が紙面全面積中、各色印字面積が5%であるチャートにおいて、本発明のイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各インクを100%dutyで印字した。
印字条件は、記録密度360dpiで、ワンパス印字とした。
また、実施例1−1〜1−10及び比較例1−1〜1−7の各インクセットを用いて、前記評価1を実施した後、下記評価3を実施した。間欠印写としては、上記チャートを20枚連続で印写後、20分間吐出を実施しない給紙状態にし、これを50回繰り返して、累計1,000枚印写後、もう一度同チャートを印写したときの5%チャートベタ部の筋、白抜け、噴射乱れの有無を目視で観察し、下記評価基準で評価した。なお、許容範囲は、A又はBである。
[評価基準]
A:ベタ部に筋・白抜け・噴射乱れがない。
B:若干、ベタ部に筋・白抜け・噴射乱れが認められる。
C:1スキャン目に筋・白抜け・噴射乱れが認められる。
D:ベタ部全域にわたって、筋・白抜け・噴射乱れが認められる。
評価結果を下記表4に示す。
<評価4;ブラック−カラー間のブリード評価>
実施例1−1〜1−10及び比較例1−1〜1−7で作製した各インクジェット記録用インクを充填したインクジェットプリンタ(株式会社リコー製、IPSioG707)を用い、マイペーパー(株式会社リコー製)上に印字を行なった。印刷パターンは、イエローインクを100%dutyで印字した。
得られたイエローベタ画像部中にブラックインクの文字を印字することにより、イエローインク−ブラックインク間のブリード(にじみ)を目視にて、下記評価基準で評価した。なお、許容範囲は、AAA、AA、A、又はBである。
[評価基準]
印字条件の記録密度は360dpi、ワンパス印字とした。
AAA:ブリードの発生が全くなく、黒文字が鮮明に認識でき、目視でにじみは認められない。
AA :ブリードの発生がなく、黒文字が鮮明に認識でき、目視でにじみは認められない。
A :ブリードの発生がなく、黒文字が鮮明に認識できる。
B :ブリードが若干発生し、黒文字が少しにじむ。
C :ブリードが発生し、黒文字の認識が困難である。
評価結果を下記表5に示す。
(1)彩度の評価:実施例1−1〜1−10中のインク調製例(1−1〜1−7、1−11、1−12)と、比較例1−1〜1−5のインク調製例との比較によれば、前記構造式(I)の特定なフッ素系界面活性剤を添加することで、彩度が上昇することが分かる。
(2)彩度の評価:実施例中のインク調製例(1−8〜1−10)と、比較例1−1〜1−5のインク調製例との比較によれば、前記構造式(I)のフッ素系界面活性剤と他の界面活性剤を混合してインク中に添加しても、彩度の上昇が認められることが分かる。
(3)起泡性の確認:実施例中のインク調製例(1−1〜1−7、1−11、1−12)と、比較例1−1〜1−4のインク調製例との比較によれば、前記構造式(I)のフッ素系界面活性剤を添加することで、起泡性が抑制され、泡の立ちにくいインクになることが分かる。
(4)起泡性の確認:実施例中のインク調製例(1−8〜1−10)と、比較例1−1〜1−4のインク調製例との比較によれば、他の界面活性剤と混合しても、インクの起泡性は抑制されることが分かる。
(5)吐出安定性の評価:実施例1−1〜1−10と、比較例1−1〜1−4及び1−6〜1−7との比較によれば、前記構造式(I)のフッ素系界面活性剤を添加することで、インクの起泡性が抑えられているため、ヘッド内での起泡性が抑制されて泡が発生しにくいので、吐出安定性が確保されていることが分かる。
(6)ブリードの評価:実施例1−1〜1−10と、比較例1−1〜1−4及び1−6〜1−7との比較によれば、カラーインク及び、ブラックインクに前記構造式(I)のフッ素系界面活性剤を添加することで、ビヒクルが速やかに浸透し、色材が紙面に均一に残るため、ブリードを抑制できる。
カラーインク若しくは、ブラックインクのみの添加では、効果は薄く、カラーインク及びブラックインクの両方に添加しない場合は、効果がなくブリードは悪化することが分かる。
<インク調製例>
−インク調製例2−1−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してシアンインク1を作製した。
〔シアンインク1の組成〕
C.I.Direct Blue 199 2.5%
(PRO−JET Cyan 1 Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)
3−メチル−1,3−ブタンジオール 19.0%
グリセリン 19.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.2%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例2−2−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してマゼンタインク1を作製した。
〔マゼンタインク1の組成〕
C.I.Acid Red 249 2.0%
(PRO−JET Magenta 1 Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)
3−メチル−1,3−ブタンジオール 19.0%
グリセリン 19.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.2%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例2−3−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してイエローインク1を作製した。
〔イエローインク1の組成〕
C.I.Direct Yellow 132 2.0%
(BAYSCRIPT Yellow GGN Liquid、ランクセス社製
3−メチル−1,3−ブタンジオール 19.0%
グリセリン 19.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.2%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例2−4−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してブラックインク1を作製した。
〔ブラックインク1の組成〕
C.I.Direct Black 195 6.0%
(PRO−JET Fast Black 2 Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)
3−メチル−1,3−ブタンジオール 19.0%
グリセリン 19.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.2%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例3−1−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してシアンインク2を作製した。
〔シアンインク2の組成〕
C.I.Direct Blue 199 2.5%
(DAIWA IJ BLUE 319HL、ダイワ化成社製)
エチレングリコールモノブチルエーテル 9.5%
グリセリン 28.5%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
トリエタノールアミン 0.5%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例3−2−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してマゼンタインク2を作製した。
〔マゼンタインク2の組成〕
C.I.Acid Red 249 2.0%
(PRO−JET Magenta 1 Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)
エチレングリコールモノブチルエーテル 9.5%
グリセリン 28.5%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
トリエタノールアミン 0.5%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例3−3−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してイエローインク2を作製した。
〔イエローインク2の組成〕
C.I.Direct Yellow 132 2.0%
(BAYSCRIPT Yellow GGN Liquid、ランクセス社製)
エチレングリコールモノブチルエーテル 9.5%
グリセリン 28.5%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
トリエタノールアミン 0.5%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例3−4−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してブラックインク2を作製した。
〔ブラックインク2の組成〕
Duasyn Black HEF−SF Liquid 30.0%
(C.I.ダイレクトブラック168、染料濃度20%、クラリアント社製)
エチレングリコールモノブチルエーテル 9.5%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
トリエタノールアミン 0.5%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例4−1−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してシアンインク3を作製した。
〔シアンインク3の組成〕
C.I.Direct Blue 199 2.5%
(PRO−JET Cyan 1 Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)
グリセリン 10.0%
1,3−ブタンジオール 30.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.5%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例4−2−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してマゼンタインク3を作製した。
〔マゼンタインク3の組成〕
C.I.Acid Red 249 2.0%
(PRO−JET Magenta 1 Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)
グリセリン 10.0%
1,3−ブタンジオール 30.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.5%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例4−3−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してイエローインク3を作製した。
〔イエローインク3の組成〕
C.I.Acid Yellow 23 2.0%
(Acid Yellow 23、ダイワ化成社製)
グリセリン 10.0%
1,3−ブタンジオール 30.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.5%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例4−4−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してブラックインク3を作製した。
〔ブラックインク3の組成〕
Duasyn Black HEF−SF Liquid 30.0%
(C.I.ダイレクトブラック168、染料濃度20%、クラリアント社製)
グリセリン 10.0%
1,3−ブタンジオール 30.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.5%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例5−1−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してシアンインク4を作製した。
〔シアンインク4の組成〕
C.I.Direct Blue 199 2.5%
(PRO−JET Cyan 1 Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)
グリセリン 23.0%
エチレングリコールモノブチルエーテル 23.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.3%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例5−2−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してマゼンタインク4を作製した。
〔マゼンタインク4の組成〕
C.I.Reactive Red 31 2.5%
(PRO−JET Magenta 3B−OA Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)
グリセリン 23.0%
エチレングリコールモノブチルエーテル 23.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.3%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例5−3−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してイエローインク4を作製した。
〔イエローインク4の組成〕
C.I.Acid Yellow 23 2.0%
(Acid Yellow 23、ダイワ化成社製)
グリセリン 23.0%
エチレングリコールモノブチルエーテル 23.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.3%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例5−4−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してブラックインク4を作製した。
〔ブラックインク4の組成〕
BAYSCRIPT Black SP liquid 20.0%
(染料濃度30%、ランクセス社製)
グリセリン 23.0%
エチレングリコールモノブチルエーテル 23.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.3%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例6−1−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してシアンインク5を作製した。
〔シアンインク5の組成〕
C.I.Direct Blue 86 3.0%
(Direct Blue 86、ダイワ化成社製)
3−メチル−1,3−ブタンジオール 19.0%
グリセリン 19.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.01%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.2%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例6−2−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してマゼンタインク5を作製した。
〔マゼンタインク5の組成〕
C.I.Acid Red 249 2.0%
(PRO−JET Magenta 1 Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)
3−メチル−1,3−ブタンジオール 19.0%
グリセリン 19.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.01%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.2%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例6−3−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してイエローインク5を作製した。
〔イエローインク5の組成〕
C.I.Direct Yellow 132 2.0%
(BAYSCRIPT Yellow GGN Liquid、ランクセス社製)
3−メチル−1,3−ブタンジオール 19.0%
グリセリン 19.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.01%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.2%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例6−4−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してブラックインク5を作製した。
〔ブラックインク5の組成〕
C.I.Direct Black 195 6.0%
(PRO−JET Fast Black 2 Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)
3−メチル−1,3−ブタンジオール 19.0%
グリセリン 19.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.01%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.2%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例7−1−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してシアンインク6を作製した。
〔シアンインク6の組成〕
C.I.Direct Blue 86 3.0%
(Direct Blue 86、ダイワ化成社製)
3−メチル−1,3−ブタンジオール 19.0%
グリセリン 19.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 1.0%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.2%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例7−2−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してマゼンタインク6を作製した。
〔マゼンタインク6の組成〕
C.I.Acid Red 249 2.0%
(PRO−JET Magenta 1 Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)
3−メチル−1,3−ブタンジオール 19.0%
グリセリン 19.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 1.0%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.2%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例7−3−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してイエローインク6を作製した。
〔イエローインク6の組成〕
C.I.Direct Yellow 132 2.0%
(BAYSCRIPT Yellow GGN Liquid、ランクセス社製)
3−メチル−1,3−ブタンジオール 19.0%
グリセリン 19.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 1.0%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.2%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例7−4−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してブラックインク6を作製した。
〔ブラックインク6の組成〕
C.I.Direct Black 195 6.0%
(PRO−JET Fast Black 2 Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)
3−メチル−1,3−ブタンジオール 19.0%
グリセリン 19.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 1.0%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.2%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例8−1−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してシアンインク7を作製した。
〔シアンインク7の組成〕
C.I.Direct Blue 199 2.5%
(PRO−JET Cyan 1 Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)
3−メチル−1,3−ブタンジオール 19.0%
グリセリン 19.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(II)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
(ただし、RfはCFCFを表し、nは4を表し、mは21を表し、pは4を表す。)
プロキセルLV 0.1%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.2%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例8−2−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してマゼンタインク7を作製した。
〔マゼンタインク7の組成〕
C.I.Acid Red 249 2.0%
(PRO−JET Magenta 1 Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)
3−メチル−1,3−ブタンジオール 19.0%
グリセリン 19.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(II)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
(ただし、RfはCFCFを表し、nは4を表し、mは21を表し、pは4を表す。)
プロキセルLV 0.1%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.2%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例8−3−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してイエローインク7を作製した。
〔イエローインク7の組成〕
C.I.Direct Yellow 132 2.0%
(BAYSCRIPT Yellow GGN Liquid、ランクセス社製
3−メチル−1,3−ブタンジオール 19.0%
グリセリン 19.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(II)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
(ただし、RfはCFCFを表し、nは4を表し、mは21を表し、pは4を表す。)
プロキセルLV 0.1%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.2%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例8−4−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してブラックインク7を作製した。
〔ブラックインク7の組成〕
C.I.Direct Black 195 6.0%
(PRO−JET Fast Black 2 Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)
3−メチル−1,3−ブタンジオール 19.0%
グリセリン 19.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(II)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
(ただし、RfはCFCFを表し、nは4を表し、mは21を表し、pは4を表す。)
プロキセルLV 0.1%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.2%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例9−1−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してシアンインク8を作製した。
〔シアンインク8の組成〕
C.I.Direct Blue 199 2.5%
(DAIWA IJ BLUE 319HL、ダイワ化成社製)
エチレングリコールモノブチルエーテル 9.5%
グリセリン 28.5%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
トリエタノールアミン 0.5%
下記構造式(III)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例9−2−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してマゼンタインク8を作製した。
〔マゼンタインク8の組成〕
C.I.Acid Red 249 2.0%
(PRO−JET Magenta 1 Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)
エチレングリコールモノブチルエーテル 9.5%
グリセリン 28.5%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
トリエタノールアミン 0.5%
前記構造式(III)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例9−3−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してイエローインク8を作製した。
〔イエローインク8の組成〕
C.I.Direct Yellow 132 2.0%
(BAYSCRIPT Yellow GGN Liquid、ランクセス社製)
エチレングリコールモノブチルエーテル 9.5%
グリセリン 28.5%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
トリエタノールアミン 0.5%
前記構造式(III)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例9−4−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してブラックインク8を作製した。
〔ブラックインク8の組成〕
Duasyn Black HEF−SF Liquid 30.0%
(C.I.ダイレクトブラック168、染料濃度20%、クラリアント社製)
エチレングリコールモノブチルエーテル 9.5%
グリセリン 28.5%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
トリエタノールアミン 0.5%
前記構造式(III)で表されるフッ素系界面活性剤 0.1%
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例10−1−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してシアンインク9を作製した。
〔シアンインク9の組成〕
C.I.Direct Blue 199 2.5%
(PRO−JET Cyan 1 Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)
グリセリン 10.0%
1,3−ブタンジオール 30.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.5%
フッ素系界面活性剤(ゾニールSF−300、デュポン社製) 0.1%
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例10−2−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してマゼンタインク9を作製した。
〔マゼンタインク9の組成〕
C.I.Acid Red 249 2.0%
(PRO−JET Magenta 1 Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)
グリセリン 10.0%
1,3−ブタンジオール 30.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.5%
フッ素系界面活性剤(ゾニールSF−300、デュポン社製) 0.1%
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例10−3−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してイエローインク9を作製した。
〔イエローインク9の組成〕
C.I.Acid Yellow 23 2.0%
(Acid Yellow 23、ダイワ化成社製)
グリセリン 10.0%
1,3−ブタンジオール 30.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.5%
フッ素系界面活性剤(ゾニールSF−300、デュポン社製) 0.1%
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例10−4−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してブラックインク9を作製した。
〔ブラックインク9の組成〕
Duasyn Black HEF−SF Liquid 30.0%
(C.I.ダイレクトブラック168、染料濃度20%、クラリアント社製)
グリセリン 10.0%
1,3−ブタンジオール 30.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.5%
フッ素系界面活性剤(ゾニールSF−300、デュポン社製) 0.1%
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例11−1−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してシアンインク10を作製した。
〔シアンインク10の組成〕
C.I.Direct Blue 86 3.0%
(Direct Blue 86、ダイワ化成社製)
グリセリン 23.0%
エチレングリコールモノブチルエーテル 23.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.3%
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例11−2−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してマゼンタインク10を作製した。
〔マゼンタインク10の組成〕
C.I.Reactive Red 31 2.5%
(PRO−JET Magenta 3B−OA Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)
グリセリン 23.0%
エチレングリコールモノブチルエーテル 23.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.3%
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例11−3−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してイエローインク10を作製した。
〔イエローインク10の組成〕
C.I.Acid Yellow 23 2.0%
(Acid Yellow 23、ダイワ化成社製)
グリセリン 23.0%
エチレングリコールモノブチルエーテル 23.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.3%
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例11−4−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してブラックインク10を作製した。
〔ブラックインク10の組成〕
BAYSCRIPT Black SP liquid 20.0%
(染料濃度30%、ランクセス社製)
グリセリン 23.0%
エチレングリコールモノブチルエーテル 23.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.3%
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例12−1−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してシアンインク11を作製した。
〔シアンインク11の組成〕
C.I.Direct Blue 86 3.0%
(Direct Blue 86、ダイワ化成社製)
グリセリン 10.0%
1,3−ブタンジオール 30.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.5%
フッ素系界面活性剤(ECTD−3NEX、日光ケミカルズ株式会社製) 0.1%
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例12−2−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してマゼンタインク11を作製した。
〔マゼンタインク11の組成〕
C.I.Acid Red 249 2.0%
(PRO−JET Magenta 1 Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)
グリセリン 10.0%
1,3−ブタンジオール 30.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.5%
フッ素系界面活性剤(ECTD−3NEX、日光ケミカルズ株式会社製) 0.1%
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例12−3−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してイエローインク11を作製した。
〔イエローインク11の組成〕
C.I.Direct Yellow 132 2.0%
(BAYSCRIPT Yellow GGN Liquid、ランクセス社製)
グリセリン 10.0%
1,3−ブタンジオール 30.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.5%
フッ素系界面活性剤(ECTD−3NEX、日光ケミカルズ株式会社製) 0.1%
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例12−4−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してブラックインク11を作製した。
〔ブラックインク11の組成〕
Duasyn Black HEF−SF Liquid 30.0%
(C.I.ダイレクトブラック168、染料濃度20%、クラリアント社製)
グリセリン 10.0%
1,3−ブタンジオール 30.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.5%
フッ素系界面活性剤(ECTD−3NEX、日光ケミカルズ株式会社製) 0.1%
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例13−1−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してシアンインク12を作製した。
〔シアンインク12の組成〕
C.I.Direct Blue 86 3.0%
(Direct Blue 86、ダイワ化成社製)
エチレングリコールモノブチルエーテル 9.5%
グリセリン 28.5%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
トリエタノールアミン 0.5%
フッ素系界面活性剤(ユニセーフA−LY、日本油脂株式会社製) 0.1%
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例13−2−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してマゼンタインク12を作製した。
〔マゼンタインク12の組成〕
C.I.Acid Red 249 2.0%
(PRO−JET Magenta 1 Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)
エチレングリコールモノブチルエーテル 9.5%
グリセリン 28.5%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
トリエタノールアミン 0.5%
フッ素系界面活性剤(ユニセーフA−LY、日本油脂株式会社製) 0.1%
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例13−3−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してイエローインク12を作製した。
〔イエローインク12の組成〕
C.I.Direct Yellow 132 2.0%
(BAYSCRIPT Yellow GGN Liquid、ランクセス社製)
エチレングリコールモノブチルエーテル 9.5%
グリセリン 28.5%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
トリエタノールアミン 0.5%
フッ素系界面活性剤(ユニセーフA−LY、日本油脂株式会社製) 0.1%
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例13−4−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してブラックインク12を作製した。
〔ブラックインク12の組成〕
Duasyn Black HEF−SF Liquid 30.0%
(C.I.ダイレクトブラック168、染料濃度20%、クラリアント社製)
エチレングリコールモノブチルエーテル 9.5%
グリセリン 28.5%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
トリエタノールアミン 0.5%
フッ素系界面活性剤(ユニセーフA−LY、日本油脂株式会社製) 0.1%
プロキセルLV 0.1%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例14−1−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してシアンインク13を作製した。
〔シアンインク13の組成〕
C.I.Direct Blue 199 2.5%
(PRO−JET Cyan 1 Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)
3−メチル−1,3−ブタンジオール 19.0%
グリセリン 19.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表される界面活性剤 0.05%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.2%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例14−2−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してマゼンタインク13を作製した。
〔マゼンタインク13の組成〕
C.I.Acid Red 249 2.0%
(PRO−JET Magenta 1 Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)
3−メチル−1,3−ブタンジオール 19.0%
グリセリン 19.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.05%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.2%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例14−3−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してイエローインク13を作製した。
〔イエローインク13の組成〕
C.I.Direct Yellow 132 2.0%
(BAYSCRIPT Yellow GGN Liquid、ランクセス社製)
3−メチル−1,3−ブタンジオール 19.0%
グリセリン 19.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.05%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.2%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例14−4−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してブラックインク13を作製した。
〔ブラックインク13の組成〕
C.I.Direct Black 195 6.0%
(PRO−JET Fast Black 2 Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)
3−メチル−1,3−ブタンジオール 19.0%
グリセリン 19.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 0.05%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.2%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例15−1−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してシアンインク14を作製した。
〔シアンインク14の組成〕
C.I.Direct Blue 86 3.0%
(Direct Blue 86、ダイワ化成社製)
3−メチル−1,3−ブタンジオール 19.0%
グリセリン 19.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 15%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.2%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例15−2−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してマゼンタインク14を作製した。
〔マゼンタインク14の組成〕
C.I.Reactive Red 31 2.5%
(PRO−JET Magenta 3B−OA Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)
3−メチル−1,3−ブタンジオール 19.0%
グリセリン 19.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 15%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.2%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例15−3−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してイエローインク14を作製した。
〔イエローインク14の組成〕
C.I.Acid Yellow 23 2.0%
(Acid Yellow 23、ダイワ化成社製)
3−メチル−1,3−ブタンジオール 19.0%
グリセリン 19.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 15%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.2%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
−インク調製例15−4−
下記組成を混合し、30分間攪拌後、孔径0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、更に真空脱気してブラックインク14を作製した。
〔ブラックインク14の組成〕
C.I.Direct Black 195 6.0%
(PRO−JET Fast Black 2 Liquid、富士フィルムイメージングカラーランド社製)
3−メチル−1,3−ブタンジオール 19.0%
グリセリン 19.0%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0%
前記構造式(I)で表されるフッ素系界面活性剤 15%
(ただし、Rfは(CFFを表し、Xは2を表し、Yは2を表す。)
プロキセルLV 0.1%
2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール 0.2%
イオン交換水を加えて合計100%とした。
(実施例2−1〜2−8、比較例2−1〜2−6)
次に、調製例2−1〜15−4のインクを用いて、表6に示す組合せで、実施例2−1〜2−8及び比較例2−1〜2−6のインクセットを調製した。
なお、比較例2−1のインクセットは、実施例2−1のインクセットにおいて、フッ素系界面活性剤を変更した以外は、実施例2−1のインクセットと同じものである。
以下の比較例2−2のインクセットは、実施例2−2のインクセットにおいて、フッ素系界面活性剤を変更した以外は、実施例2−2のインクセットと同じものである。
以下の比較例2−3のインクセットは、実施例2−3のインクセットにおいて、フッ素系界面活性剤を変更した以外は、実施例2−3のインクセットと同じものである。
以下の比較例2−4のインクセットは、実施例2−4のインクセットにおいて、フッ素系界面活性剤を添加しなかった以外は、実施例2−4のインクセットと同じものである。
以下の比較例2−5のインクセットは、実施例2−3のインクセットにおいて、フッ素系界面活性剤を変更した以外は、実施例2−3のインクセットと同じものである。
以下の比較例2−6のインクセットは、実施例2−2のインクセットにおいて、フッ素系界面活性剤を変更した以外は、実施例2−2のインクセットと同じものである。
以下の実施例2−7のインクセットは、実施例2−1のインクセットにおいて、上記構造式(I)で表される化合物の添加量を0.05%に変更した以外は、実施例2−1のインクセットと同じものである。
以下の実施例2−8のインクセットは、実施例2−1のインクセットにおいて、上記構造式(I)で表される化合物の添加量を15%に変更した以外は、実施例2−1のインクセットと同じものである。
次に、作製した実施例2−1〜2−8及び比較例2−1〜2−6のインクセットについて、以下のようにして、諸特性を評価した。結果を表7〜表9に示す。
<評価5;消泡性評価試験>
作製後50℃で1ヶ月保存した各インクジェット記録用インクを、10℃の環境下で100mLのメスシリンダーに10mL入れ、該インクと気泡の体積が100mLになるまで一定圧力の空気を注入し、該インクと気泡の体積が100mLになった時点で空気の注入を停止した。注入停止時から該インクと気泡の体積が、20mLになる時間を計測して、消泡時間とし、以下の基準で評価した。なお、許容範囲はAA、A又はBである。
[評価基準]
AA:消泡時間が5秒間未満
A :消泡時間が10秒間未満
B :消泡時間が10秒間以上30秒間未満
C :消泡時間が30秒間以上300秒間未満
D :消泡時間が300秒間以上
結果を下記表7に示す。
<評価6;吐出安定性評価>
実施例2−1〜2−8及び比較例2−1〜2−6で作製した各インクジェット記録用インクを充填したインクジェットプリンタ(株式会社リコー製、IPSioG707)を用いて、マイペーパー(株式会社リコー製)上に印字を行い、印刷パターンは画像領域中、印字面積が紙面全面積中、各色印字面積が5%であるチャートにおいて、イエロー、マゼンタ、シアン、及びブラックの各インクを100%dutyで印字した。印字条件は、記録密度360dpiで、ワンパス印字とした。
また、実施例2−1〜2−8及び比較例2−1〜2−6の各インクセットを用いて、前記評価5を実施した後、下記評価7を実施した。間欠印写としては、上記チャートを20枚連続で印写後、20分間吐出を実施しない給紙状態にし、これを50回繰り返して、累計1,000枚印写後、もう一度同チャートを印写した時の5%チャートベタ部の筋、白抜け、噴射乱れの有無を目視観察し、下記基準で評価した。なお、許容範囲はA又はBである。
[評価基準]
A:ベタ部に筋、白抜け、噴射乱れがない
B:若干、ベタ部に筋、白抜け、噴射乱れが認められる
C:1スキャン目に筋、白抜け、噴射乱れが認められる
D:ベタ部全域にわたって、筋、白抜け、噴射乱れが認められる
結果を下記表8に示す。
<評価7;カラーブリード評価>
実施例2−1〜2−8及び比較例2−1〜2−6で作製した各インクジェット記録用インク、並びに、赤及び緑のカラーインクを充填したインクジェットプリンタ(株式会社リコー製、IPSioG707)を用いてマゼンタ、シアン、イエロー、並びに、赤及び緑のカラーインクのベタ画像中にブラックインクの文字を印字する印刷パターンを用い、試験用紙としてマイペーパー(株式会社リコー製)を用いて印字を行った。印字条件は100%dutyとし、記録密度は300dpi、ワンパス印字とした。
なお、前記赤インクは、実施例2−1〜2−8及び比較例2−1〜2−6で作製したインクジェット記録用インクにおいて、マゼンタとイエローを混合して調製したものであり、前記緑インクは、実施例2−1〜2−8及び比較例2−1〜2−6で作製したインクジェット記録用インクにおいて、シアンとイエローを混合して調製したものである。
得られた画像におけるカラーインクとブラックインク間のカラーブリードを目視にて、下記基準で評価した。なお、許容範囲はA又はBである。
[評価基準]
A:カラーブリードの発生がなく、黒文字が鮮明に認識できる
B:カラーブリードが若干発生し、黒文字が少しにじむ
C:カラーブリードが発生し、黒文字が滲むが認識は可能である
D:カラーブリードが発生し、黒文字の認識が困難である
結果を下記表9に示す。
本発明のインクジェット記録用インクは、インクジェット記録方式による各種記録に適用することができ、例えば、インクジェットプリンタ、ファクシミリ装置、複写装置などに好適に適用することができる。
1 インクジェット記録装置
2 本体筐体
16 ギア機構
17 副走査モータ
18 キャリッジ
18a 液滴吐出ヘッド
19 プラテン
20 インクカートリッジ
21 ガイドシャフト
22 ガイドシャフト
23 タイミングベルト
24 主走査モータ
25 ギア機構
26 主走査モータ
27 ギア機構
101 装置本体
102 給紙トレイ
103 排紙トレイ
104 インクカートリッジ装填部
105 操作部
111 上カバー
112 前面
115 前カバー
131 ガイドロッド
132 ステー
133 キャリッジ
134 記録ヘッド
135 サブタンク
141 用紙載置部(圧板)
142 用紙
143 給紙コロ
144 分離パッド
145 ガイド
151 搬送ベルト
152 カウンタローラ
153 搬送ガイド
154 押さえ部材
155 先端加圧コロ
156 帯電ローラ
157 搬送ローラ
158 デンションローラ
161 ガイド部材
171 分離爪
172 排紙ローラ
173 排紙コロ
181 両面給紙ユニット
182 手差し給紙部
200 インクカートリッジ
241 インク袋
242 インク注入口
243 インク排出口
244 カートリッジケース
特開2006−316243号公報

Claims (8)

  1. 水、水溶性有機溶剤、及び着色剤を含んでなるインクジェット記録用インクであって、かつ該インクジェット記録用インク中に下記構造式(I)で表される化学構造を有するフッ素系界面活性剤を少なくとも1種類含有することを特徴とするインクジェット記録用インク。
    ただし、構造式(I)中、Rfは、CF、CFCF、(CFF、又は(CFFを表し、X、Yは、X+Y=4又は5を満たす整数を表す。
  2. フッ素系界面活性剤のインクジェット記録用インクにおける含有量が、0.01質量%〜10質量%である請求項1に記載のインクジェット記録用インク。
  3. 着色剤がブラックである請求項1から2のいずれかに記載のインクジェット記録用インクと、着色剤がカラーである請求項1から2のいずれかに記載のインクジェット記録用インクとからなることを特徴とするインクジェット記録用インクセット。
  4. 請求項1から2のいずれかに記載のインクジェット記録用インク、又は、請求項3に記載のインクジェット記録用インクセットに刺激を印加し、該インクジェット記録用インクを飛翔させて画像を形成するインク飛翔工程を少なくとも含むことを特徴とするインクジェット記録方法。
  5. 請求項1から2のいずれかに記載のインクジェット記録用インク、又は、請求項3に記載のインクジェット記録用インクセットに刺激を印加し、該インクジェット記録用インクを飛翔させて画像を形成するインク飛翔手段を少なくとも有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  6. 請求項1から2のいずれかに記載のインクジェット記録用インク、又は、請求項3に記載のインクジェット記録用インクセットを、容器中に収容したことを特徴とするインクカートリッジ。
  7. 請求項6に記載のインクカートリッジを搭載することを特徴とするインクジェット記録装置。
  8. 記録媒体上に請求項1から2のいずれかに記載のインクジェット記録用インク、又は、請求項3に記載のインクジェット記録用インクセットを用いて形成された画像を有してなることを特徴とするインク記録物。
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