JP5653758B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、かごを制動する制動力の制御をブレーキ制御装置により行うエレベータ装置に関するものである。
一般にエレベータに異常が発生したときには、ブレーキの制動力によってかごを制動して、かごを減速停止させるようになっている。従来、ブレーキ動作による減速停止時のかごへの衝撃を小さくするために、かごの減速度が所定値になるようにブレーキの制動力を制御するエレベータのブレーキ装置が提案されている。ブレーキの制動力の制御は、かごを移動させるかご駆動用電動機の速度を検出する速度検出器の出力と減速指令値とを比較することにより行われる(特許文献1参照)。
特開平7−157211号公報
しかし、上記のような従来のエレベータのブレーキ装置では、異常時におけるかごの減速停止の制御と、通常時におけるかごの減速停止の制御とが共通のブレーキ制御装置により行われるので、ブレーキ制御装置が故障した場合には、かごの停止が必要なエレベータの異常時にブレーキによってかごを強制的に停止させることができなくなるおそれがある。また、複数のブレーキ制御装置によってかごの減速停止を制御することにより、かごの停止の制御の信頼性を向上させることもできるが、構成が複雑になってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、エレベータの異常時にかごをより確実に停止させることができるとともに、ブレーキ制御装置の構成の複雑化を抑制することができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ装置は、昇降路内を移動可能なかご、ブレーキコイルを有し、ブレーキコイルへの通電の停止によりかごを制動する制動力を発生し、ブレーキコイルへの通電により制動力の発生を停止するブレーキ装置、及びブレーキコイルへの通電量を調整することにより制動力の制御を行う第1ブレーキ制御手段と、所定の検出手段からの情報に基づいてエレベータの異常の有無を個別に判定しエレベータが異常であるとの判定をしたときにブレーキコイルへの通電を停止する制御を行う複数の演算手段を含む第2ブレーキ制御手段とを有するブレーキ制御装置を備えている。
この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。 図1のブレーキ制御装置を示す構成図である。 図2の第1ブレーキ制御手段の演算処理を説明するフローチャートである。 図2の第1計算機手段の演算処理を説明するフローチャートである。 図1のかごの速度、かごの加速度、図2の調整用スイッチの状態及び第1継電器接点の状態について、通常運転時の時間的変化をそれぞれ示すグラフである。 図1のかごの速度、かごの加速度、図2の調整用スイッチの状態及び第1継電器接点の状態について、かごの加速度に異常が発生する場合の時間的変化をそれぞれ示すグラフである。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、昇降路1内には、かご2及び釣合おもり3が懸架手段4により吊り下げられている。懸架手段4としては、例えばロープやベルト等が用いられている。昇降路1の上部には、かご2及び釣合おもり3を移動させる巻上機(駆動装置)5とそらせ車6とが設けられている。
巻上機5は、モータ7と、モータ7により回転される駆動シーブ8とを有している。懸架手段4は、駆動シーブ8及びそらせ車6に巻き掛けられている。かご2及び釣合おもり3は、駆動シーブ8が回転されることにより昇降路1内を移動される。
かご2には、かご出入口9と、かご出入口9を開閉する一対のかごドア10とが設けられている。各かごドア10は、かご2に搭載されたドア駆動装置の駆動力によって、かご出入口9を閉じる戸閉位置と、かご出入口9を開く戸開位置との間を変位される。
各階の乗場には、乗場出入口と、乗場出入口を開閉する一対の乗場ドアとが設けられている(いずれも図示せず)。昇降路1内には、各乗場の位置に対応する所定のドア開閉可能区間がかご2の移動方向について設定されている。かご2がドア開閉可能区間内に存在するときには、かごドア10が乗場ドアと水平方向について係合可能になっている。従って、かご2がドア開閉可能区間内にあるときには、かごドアが戸閉位置と戸開位置との間を変位されることにより、乗場ドアがかごドアに係合されながら乗場出入口に対して変位される。乗場出入口は、乗場ドアがかごドアに係合されながら変位されることにより開閉される。かご2がドア開閉可能区間外に存在するときには、かごドア10と乗場ドアとの係合が不可能になる。
巻上機5には、駆動シーブ8の回転を制動するブレーキ装置11が設けられている。ブレーキ装置11は、駆動シーブ8と一体に回転されるブレーキディスク(回転体)12と、ブレーキディスク12に接離する方向へ変位可能な制動部材13と、ブレーキディスク12に接する方向へ制動部材13を付勢するブレーキばね(付勢体)と、ブレーキばねの付勢力に逆らって、ブレーキディスク12から離れる方向へ制動部材13を変位させるブレーキコイルとを有している。
制動部材13は、ブレーキコイルへの通電が停止されているときにブレーキばねの付勢力によりブレーキディスク12に接触する。ブレーキディスク12の回転は、制動部材13がブレーキディスク12に接触することにより制動される。かご2を制動する制動力は、ブレーキディスク12の回転が制動されることにより発生する。また、制動部材13は、ブレーキコイルへの通電が行われることによりブレーキばねの付勢力に逆らってブレーキディスク12から離れる方向へ変位される。かご2を制動する制動力の発生は、制動部材13がブレーキディスク12から離れることにより停止される。
モータ7には、駆動シーブ8の回転速度を個別に検出する第1速度検出器(検出手段)14及び第2速度検出器(検出手段)15が設けられている。かご2の速度は、第1及び第2速度検出器14,15からの情報に基づいて算出される。第1及び第2速度検出器14,15としては、例えばエンコーダ等が挙げられる。
かご2には、かごドア10が戸閉位置にあるか否かを検出する戸閉検出器(検出手段)16が設けられている。また、昇降路1内には、ドア開閉可能区間内にかご2が存在するか否かを検出するかご位置検出器(検出手段)17が設けられている。かご位置検出器17としては、例えばかご2の移動方向に沿って昇降路1の内壁に固定されたプレートと、かご2に取り付けられ、かご2がドア開閉可能区間内にあるときにのみプレートを検出するプレート検出センサとを有する検出器が用いられる。
第1及び第2速度検出器14,15からの情報は、エレベータの運転を制御する運行制御装置18へ送られる。第1及び第2速度検出器14,15、戸閉検出器16及びかご位置検出器17のそれぞれからの情報は、ブレーキ装置11の動作を制御するブレーキ制御装置19へ送られる。
運行制御装置18は、かご2を移動させるときに、モータ7への給電を行うとともに、かご2に対する制動力の発生を停止する吸引指令及び継電器駆動指令をブレーキ制御装置19へ出力する。また、運行制御装置18は、第1及び第2速度検出器14,15からの情報に基づいてかご2の加速度の異常の有無を判定し、かご2の加速度に異常があると判定したときに吸引指令のブレーキ制御装置19への出力を停止する。さらに、運行制御装置18は、第1及び第2速度検出器14,15からの情報に基づいてかご2の速度を求め、かご2が停止したとき(即ち、かご2の速度が0になったとき)に継電器駆動指令のブレーキ制御装置19への出力を停止する。
ブレーキ制御装置19は、第1及び第2速度検出器14,15、戸閉検出器16、かご位置検出器17及び運行制御装置18のそれぞれからの情報に基づいて、ブレーキ装置11の動作を制御する。
図2は、図1のブレーキ制御装置19を示す構成図である。図において、ブレーキ装置11のブレーキコイルは、互いに並列に接続された複数(この例では、2つ)の電磁コイル部20,21を有している。ブレーキ制御装置19は、各電磁コイル部20,21への通電量を調整可能な調整用スイッチ22と、調整用スイッチ22の動作を制御する第1ブレーキ制御手段23と、各電磁コイル部20,21への通電を強制的に停止可能な第1継電器24及び第2継電器25(複数の継電器24,25)と、第1及び第2継電器24,25の動作を制御する第2ブレーキ制御手段26とを有している。
第1継電器24は、第1継電器コイル24aと、第1継電器コイル24aへの通電の制御により開閉される第1継電器接点24bとを有している。第2継電器25は、第2継電器コイル25aと、第2継電器コイル25aへの通電の制御により開閉される第2継電器接点25bとを有している。
第1継電器コイル24aへの通電の調整は、半導体スイッチである第1継電器用スイッチ27の開閉動作(On/Off動作)により行われる。第1継電器コイル24a及び第1継電器用スイッチ27は、電源29と接地部(グランド)30との間で直列に接続されている。
第2継電器コイル25aへの通電の調整は、半導体スイッチである第2継電器用スイッチ28の開閉動作(On/Off動作)により行われる。第2継電器コイル25a及び第2継電器用スイッチ28は、電源29と接地部30との間で直列に接続されている。
各電磁コイル部20,21を含むブレーキコイル、調整用スイッチ22、第1継電器接点24b及び第2継電器接点25bは、電源29と接地部30との間で直列に接続されている。この例では、第1継電器接点24bがブレーキコイルと電源29との間に接続され、第2継電器接点25b及び調整用スイッチ22がブレーキコイルと接地部30との間に接続されている。
調整用スイッチ22は、半導体スイッチとされている。調整用スイッチ22による各電磁コイル部20,21への通電量の調整は、第1継電器接点24b及び第2継電器接点25bのいずれもが閉じているときに調整用スイッチ22の開閉動作(On/Off動作)を繰り返すことにより行われる。かご2に対する制動力は、各電磁コイル部20,21への通電量の調整により調整される。各電磁コイル部20,21への通電は、第1継電器接点24b及び第2継電器接点25bの少なくともいずれかが開動作を行うことにより強制的に停止される。
なお、電源29と調整用スイッチ22との間には、放電ダイオード31が接続されている。放電ダイオード31は、第1及び第2継電器接点24b,25bが閉じている状態で調整用スイッチ22が開動作を行ったときに各電磁コイル部20,21に発生する逆起電圧から調整用スイッチ22を保護する。また、第1継電器接点24b及び第2継電器接点25bのそれぞれとブレーキコイルとの間には、直列に接続された放電ダイオード32及び放電抵抗33が接続されている。放電ダイオード32及び放電抵抗33は、第1及び第2継電器接点24b,25bの少なくともいずれかが開動作を行ったときに発生する逆起電力を消費し、各電磁コイル部20,21への通電量を速やかに低下させる。
第1ブレーキ制御手段23には、運行制御装置18からの吸引指令及び第1速度検出器14からの信号が送られる。第1ブレーキ制御手段23は、運行制御装置18及び第1速度検出器14のそれぞれからの情報に基づいて、調整用スイッチ22の動作を制御する。これにより、各電磁コイル部20,21への通電量が調整され、かご2に対する制動力が制御される。
具体的には、第1ブレーキ制御手段23は、運行制御装置18からの吸引指令を受けているときに、かご2に対する制動力の発生を停止する制御を調整用スイッチ22に対して行う。即ち、第1ブレーキ制御手段23は、運行制御装置18からの吸引指令を受けているときに、制動部材13がブレーキディスク12から離れるように各電磁コイル部20,21への通電量を調整する制御を行う。また、第1ブレーキ制御手段23は、第1速度検出器14からの情報に基づいてかご2の加速度を求め、求めた加速度の値と所定の閾値αL(負の値)とを比較しながら、調整用スイッチ22の動作を制御する。第1ブレーキ制御手段23は、かご2の減速度(負の加速度)が閾値αLを超えたときに(即ち、かご2の加速度が閾値αLを下回ったときに)、調整用スイッチ22の動作の制御によりかご2に対する制動力を調整して、かご2の加速度を閾値αLに維持する制御を行う。
第2ブレーキ制御手段26は、第1計算機手段(演算手段)34、第2計算機手段(演算手段)35、共有メモリ(記憶部)36及び故障検知手段37を有している。
第1計算機手段34には、第1速度検出器14、戸閉検出器16及びかご位置検出器17のそれぞれからの信号と、運行制御装置18からの継電器駆動指令とが送られる。第1計算機手段34は、第1速度検出器14、戸閉検出器16、かご位置検出器17及び運行制御装置18のそれぞれからの情報に基づいて、第1継電器用スイッチ27の動作を制御し、第1継電器接点24bの動作の制御を行う。
具体的には、第1計算機手段34は、運行制御装置18からの継電器駆動指令を受けているときに第1継電器接点24bの閉動作を維持する制御を第1継電器用スイッチ27に対して行い、継電器駆動指令の受信が停止されると第1継電器接点24bの開動作を行う制御を第1継電器用スイッチ27に対して行う。また、第1計算機手段34は、第1速度検出器14、戸閉検出器16及びかご位置検出器17のそれぞれからの情報に基づいて、エレベータの異常の有無を判定する。第1計算機手段34は、エレベータに異常がないと判定しているときに第1継電器接点24bの閉動作を維持する制御を第1継電器用スイッチ27に対して行い、エレベータが異常であるとの判定をしたときに第1継電器接点24bの開動作を行う制御を第1継電器用スイッチ27に対して行う。
第1計算機手段34は、第1速度検出器14からの情報に基づいて求めたかご2の速度が速度制限値Vlimを超えたときに、エレベータが異常であるとの判定を行う。また、第1計算機手段34は、戸閉検出器16及びかご位置検出器17のそれぞれからの情報に基づいて、かごドア10の位置が戸閉位置から外れている状態でかご2がドア開閉可能区間外に存在していると判定したときに、エレベータが異常であるとの判定を行う。
速度制限値Vlimは、第1速度検出器14からの情報に基づいて求めたかご2の加速度と閾値αLとを比較することにより設定される。即ち、速度制限値Vlimは、かご2の加速度が閾値αL以上であるときに所定の設定値Vmaxとされ、かご2の加速度が閾値αLを下回ると(即ち、かご2の減速度が閾値αLを超えると)、時間の経過に伴って低下する減少値とされる。
第2計算機手段35には、第2速度検出器15、戸閉検出器16及びかご位置検出器17のそれぞれからの信号と、運行制御装置18からの継電器駆動指令とが送られる。第2計算機手段35は、第2速度検出器15、戸閉検出器16、かご位置検出器17及び運行制御装置18のそれぞれからの情報に基づいて、第2継電器用スイッチ28の動作を制御し、第2継電器接点25bの動作の制御を行う。第2計算機手段35の処理は、第1計算機手段34の処理と同様である。
具体的には、第2計算機手段35は、運行制御装置18からの継電器駆動指令を受けているときに第1継電器接点25bの閉動作を維持する制御を第2継電器用スイッチ28に対して行い、継電器駆動指令の受信が停止されると第2継電器接点25bの開動作を行う制御を第2継電器用スイッチ28に対して行う。また、第2計算機手段35は、第2速度検出器15、戸閉検出器16及びかご位置検出器17のそれぞれからの情報に基づいて、エレベータの異常の有無を判定する。第2計算機手段35は、エレベータに異常がないと判定しているときに第2継電器接点25bの閉動作を維持する制御を第2継電器用スイッチ28に対して行い、エレベータが異常であるとの判定をしたときに第2継電器接点25bの開動作を行う制御を第2継電器用スイッチ28に対して行う。
第2計算機手段35は、第2速度検出器15からの情報に基づいて求めたかご2の速度が速度制限値Vlimを超えたときに、エレベータが異常であるとの判定を行う。また、第2計算機手段35は、戸閉検出器16及びかご位置検出器17のそれぞれからの情報に基づいて、かごドア10の位置が戸閉位置から外れている状態でかご2がドア開閉可能区間外に存在していると判定したときに、エレベータが異常であるとの判定を行う。
速度制限値Vlimは、第2速度検出器15からの情報に基づいて求めたかご2の加速度と閾値αLとを比較することにより設定される。即ち、速度制限値Vlimは、かご2の加速度が閾値αL以上であるときに所定の設定値Vmaxとされ、かご2の加速度が閾値αLを下回ると(即ち、かご2の減速度が閾値αLを超えると)、時間の経過に伴って低下する減少値とされる。
即ち、第1計算機手段34及び第2計算機手段35は、エレベータの異常の有無を個別に判定し、エレベータが異常であるとの判定をしたときに各電磁コイル部20,21への通電を停止する制御を行う。
共有メモリ36には、第1及び第2計算機手段34,35のそれぞれにおける処理結果が記憶される。第1及び第2計算機手段34,35は、第1及び第2計算機手段34,35のそれぞれの処理結果を共有メモリ36から個別に取得し、取得した処理結果を比較することにより、ブレーキ制御装置19の故障の有無を判定する。第1及び第2計算機手段34,35は、故障の判定を行ったときに故障信号を故障検知手段37へ出力する。これにより、第1及び第2計算機手段34,35のいずれかに故障が発生した場合、故障の発生が検知される。
故障検知手段37は、故障信号を受けることにより、第1継電器接点24b及び第2継電器接点25bのそれぞれの開動作を行う制御を第1継電器用スイッチ27及び第2継電器用スイッチ28に対して行う。
次に、第1ブレーキ制御手段23の演算処理について説明する。図3は、図2の第1ブレーキ制御手段23の演算処理を説明するフローチャートである。第1ブレーキ制御手段23の演算は、所定の周期ごとに行われる。第1ブレーキ制御手段23は、運行制御装置18からの吸引指令を受けているか否かを演算周期ごとに判定している(S1)。
第1ブレーキ制御手段23が吸引指令を受けていると判定した場合、第1ブレーキ制御手段23は、各電磁コイル部20,21への通電量を調整してかご2に対する制動力を解除する制御を調整用スイッチ22に対して行い(S2)、当該周期の演算を終了する。これにより、かご2に対する制動力の発生が停止される。このとき、各電磁コイル部20,21への通電量は、調整用スイッチ22のOn/Off動作を繰り返すことにより調整される。
第1ブレーキ制御手段23が吸引指令を受けていない場合、第1ブレーキ制御手段23は、第1速度検出器14からの情報に基づいて求めたかご2の加速度が閾値αLを下回っているか否かを判定する(S3)。
かご2の加速度が閾値αLを下回っている場合、第1ブレーキ制御手段23は、かご2の急減速を回避するために、かご2の加速度を閾値αLに維持する制御(減速度制御)を調整用スイッチ22に対して行い(S4)、当該周期の演算を終了する。このとき、各電磁コイル部20,21への通電量は、調整用スイッチ22のOn/Off動作を繰り返すことにより調整される。
かご2の加速度が閾値αLよりも大きい場合、第1ブレーキ制御手段23は、かご2に対する制動力を発生するために、調整用スイッチ22のOff動作を行う制御を行い(S5)、当該周期の演算を終了する。
次に、第2ブレーキ制御手段26における第1計算機手段34の演算処理について説明する。図4は、図2の第1計算機手段34の演算処理を説明するフローチャートである。第1計算機手段34の演算は、所定の周期ごとに行われる。なお、第2計算機手段35の演算も第1計算機手段34の演算と同様である。
第1計算機手段34は、かご2の速度が0であるか否かを演算周期ごとに判定している(S11)。かご2の速度が0である場合には、第1計算機手段34は、タイマの時間tを0にリセットするとともに、速度制限値Vlimを所定の設定値Vmaxとすることにより、変数の初期化処理を行う(S12)。この後、第1計算機手段34は、運行制御装置18からの継電器駆動指令を受けているか否かを判定する(S13)。
継電器駆動指令を受けている場合には、第1計算機手段34は、第1継電器接点24bの閉動作(On動作)を行う制御を第1継電器用スイッチ27に対して行い(S14)、当該周期の演算を終了する。
継電器駆動指令を受けていない場合には、第1計算機手段34は、第1継電器接点24bの開動作(Off動作)を行う制御を第1継電器用スイッチ27に対して行い(S15)、当該周期の演算を終了する。
一方、かご2の速度が0でない場合には、第1計算機手段34は、かごドア10が戸閉位置から外れている状態(戸開状態)でかご2がドア開閉可能区間外に存在しているか否かを判定する(S16)。
かご2が戸開状態でドア開閉可能区間外に存在している場合には、第1計算機手段34は、かご2に対する制動力を発生するために、第1継電器接点24bの開動作を行う制御を第1継電器用スイッチ27に対して行い(S15)、当該周期の演算を終了する。
かごドア10が戸閉位置にある場合、あるいはかご2がドア開閉可能区間内に存在している場合には、第1計算機手段34は、かご2の速度の絶対値が速度制限値Vlimよりも小さいか否かを判定する(S17)。
かご2の速度の絶対値が速度制限値Vlim以上である場合には、第1計算機手段34は、第1継電器接点24bの開動作を行う制御を第1継電器用スイッチ27に対して行い(S15)、当該周期の演算を終了する。
かご2の速度の絶対値が速度制限値Vlimよりも小さい場合には、第1計算機手段34は、タイマの時間tが0であるか否かを判定する(S18)。
タイマの時間tが0である場合には、第1計算機手段34は、かご2の加速度が閾値αLよりも大きいか否かを判定する(S19)。この結果、かご2の加速度が閾値αLよりも大きい場合には、第1計算機手段34は、第1継電器接点24bの閉動作を行う制御を第1継電器用スイッチ27に対して行い(S14)、当該周期の演算を終了する。また、かご2の加速度が閾値αL以下である場合には、第1計算機手段34は、タイマの時間tを(t+1)とした後(S20)、第1継電器接点24bの閉動作を行う制御を第1継電器用スイッチ27に対して行い(S14)、当該周期の演算を終了する。
一方、タイマの時間tが0でない場合には、第1計算機手段34は、タイマの時間tがあらかじめ設定された設定時間tmaxよりも大きいか否かを判定する(S21)。
タイマの時間tが設定時間tmax以下である場合には、第1計算機手段34は、タイマの時間tを(t+1)とした後(S20)、第1継電器接点24bの閉動作を行う制御を第1継電器用スイッチ27に対して行い(S14)、当該周期の演算を終了する。
タイマの時間tが設定時間tmaxよりも大きい場合には、速度制限値Vlimを(Vlim−V1)とした後(S22)、第1継電器接点24bの閉動作を行う制御を第1継電器用スイッチ27に対して行い(S14)、当該周期の演算を終了する。なお、V1は、あらかじめ設定された固定値である。これにより、速度制限値Vlimを時間の経過に伴って低下する値とすることができる。
次に、かご2の速度、かご2の加速度、調整用スイッチ22の状態及び第1継電器接点24bの状態の通常運転時の時間的変化について説明する。図5は、図1のかご2の速度、かご2の加速度、図2の調整用スイッチ22の状態及び第1継電器接点24bの状態について、通常運転時の時間的変化をそれぞれ示すグラフである。通常運転時には、かご2の加速度が閾値αL以上に維持される(即ち、かご2の急減速が発生していない)ので(図5(b))、かご2に対する制動力を解除する制御が調整用スイッチ22に対して行われる。このときには、調整用スイッチ22がOn/Off動作を繰り返すことにより、各電磁コイル部20,21への通電量が調整される。
なお、各電磁コイル部20,21への通電量の調整のために実際には調整用スイッチ22のOn/Off動作が繰り返されるが、図5(c)では調整用スイッチ22のOn/Off動作が省略されている。また、通常運転時には、かご2の速度が速度制限値Vmaxよりも低い値で維持されるので(図5(a))、第1継電器接点24bの閉動作を行う制御が第1継電器用スイッチ27に対して行われる。
次に、かご2が急減速される場合のかご2の速度、かご2の加速度、調整用スイッチ22の状態及び第1継電器接点24bの状態の時間的変化について説明する。図6は、図1のかご2の速度、かご2の加速度、図2の調整用スイッチ22の状態及び第1継電器接点24bの状態について、かご2の加速度に異常が発生する場合の時間的変化をそれぞれ示すグラフである。
エレベータの異常が時刻t1で発生すると、運行制御装置18からブレーキ制御装置19への吸引指令の出力とモータ7への給電とが停止される。これにより、かご2の速度及び加速度がかご2と釣合おもり3とのアンバランスによって一旦上昇する(図6(a)及び図6(b))。この後、調整用スイッチ22が開動作され、各電磁コイル部20,21への通電が停止される。これにより、かご2が急減速され、かご2の加速度が時刻t2で閾値αLを下回る。
かご2の加速度が閾値αLを下回ると、ブレーキ制御装置19の制御により調整用スイッチ22の開閉動作が繰り返され(図6(c))、かご2の加速度が閾値αLに維持される(図6(b))。このとき、時刻t2からの時間が設定時間tmaxを経過すると、速度制限値Vlimの値が、設定値Vmaxから時間の経過に伴って低下する値に設定される。
かご2の速度が速度制限値Vlim以下で維持され、かご2が時刻t3で十分低速になると、調整用スイッチ22の開閉の繰り返し動作が停止され、調整用スイッチ22の状態が開状態(Off状態)で維持される(図6(c))。
この後、かご2が時刻t4で完全に停止すると、運行制御装置18からブレーキ制御装置19への継電器駆動指令の出力が停止される(図6(d))。これにより、第1及び第2継電器接点24b,25bのそれぞれが開動作される。
かご2の移動時にかご2の速度が速度制限値Vlimを超えた場合には、運行制御装置18からの継電器駆動指令の出力の有無にかかわらず、第1及び第2継電器接点24b,25bの少なくともいずれかがブレーキ制御装置19の制御により開動作される。これにより、各電磁コイル部20,21への通電が強制的に停止され、かご2に対する制動力が発生する。
このようなエレベータ装置では、各電磁コイル部20,21への通電量を制御する第1ブレーキ制御手段23と、エレベータの異常の有無を個別に判定しエレベータが異常であるとの判定をしたときに各電磁コイル部20,21への通電を停止する制御を行う複数の計算機手段34,35を含む第2ブレーキ制御手段26とがブレーキ制御装置19に設けられているので、エレベータの異常の有無を各計算機手段34,35で個別に監視することができ、各計算機手段34,35のいずれかや第1ブレーキ制御手段23が故障した場合であっても、残りの正常な計算機手段の制御により、エレベータの異常時にかご2をより確実に停止させることができる。また、かご2の停止の制御の信頼性の向上のために複数のブレーキ制御装置を設ける必要がなくなるので、ブレーキ制御装置19の構成の複雑化を抑制することができる。
また、各計算機手段34,35は、かご2の減速度が閾値αLを超えたときに、時間の経過に伴って低下する速度制限値Vlimを作成し、かご2の速度が速度制限値Vlimを超えたときに各電磁コイル部20,21への通電を停止する制御を行うので、かご2の速度が低い段階でかご2の速度の異常を判定することができ、エレベータの異常時のかご2の停止をさらに確実にすることができる。
また、各計算機手段34,35は、かごドア10の位置が戸閉位置から外れている状態でかご2がドア開閉可能区間外に存在していると判定したときに各電磁コイル部20,21への通電を停止する制御を行うので、かご2の速度や加速度が異常でない場合であっても、エレベータの異常を判定することができ、エレベータの安全性の向上を図ることができる。
なお、上記の例では、各計算機手段34,35の数が2つとされているが、計算機手段の数を3つ以上としてもよい。

Claims (2)

  1. 昇降路内を移動可能なかご、
    ブレーキコイルを有し、上記ブレーキコイルへの通電の停止により上記かごを制動する制動力を発生し、上記ブレーキコイルへの通電により上記制動力の発生を停止するブレーキ装置、及び
    1つの調整用スイッチの動作を制御して上記ブレーキコイルへの通電量を調整することにより上記制動力の制御を行う1つの第1ブレーキ制御手段と、所定の検出手段からの情報に基づいて上記エレベータの異常の有無を個別に判定し上記エレベータが異常であるとの判定をしたときに上記ブレーキコイルへの通電を停止する制御を行う複数の演算手段を含み、上記第1ブレーキ制御手段から独立している第2ブレーキ制御手段とを有するブレーキ制御装置
    を備え
    上記検出手段には、上記かごの速度を検出する速度検出器が含まれており、
    各上記演算手段は、上記速度検出器からの情報に基づいて求めた上記かごの減速度が所定の閾値を超えたときに、時間の経過に伴って低下する速度制限値を作成し、上記かごの速度が上記速度制限値を超えたときに上記ブレーキコイルへの通電を停止する制御を行うことを特徴とするエレベータ装置。
  2. 上記検出手段には、かご出入口を閉じる戸閉位置にかごドアがあるか否かを検出するかごドア位置検出器と、乗場出入口を開閉する乗場ドアと上記かごドアとが係合可能なドア開閉可能区間内に上記かごが存在するか否かを検出するかご位置検出器とが含まれており、
    各上記演算手段は、上記かごドア位置検出器及び上記かご位置検出器のそれぞれからの情報に基づいて、上記かごドアの位置が上記戸閉位置から外れている状態で上記かごが上記ドア開閉可能区間外に存在していると判定したときに上記ブレーキコイルへの通電を停止する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
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