JP5653496B1 - ショットブラスト装置 - Google Patents
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Abstract
Description
これに対し、一つのコンベアに載せた被加工物に対して、その表裏両面から一度に研掃することも考えることができるが、表面はともかくも、裏面からのショットブラストはコンベアの透き間を通じての研掃となることから、被加工物の表と裏とで均等に研掃することができなかった。そして、コンベアの透き間からより好適に研掃するために、例えば、被加工物を載せるコンベアロールの直径を小さくしたり、コンベアロールの間隔を拡げたりした場合には、小径な被加工物がコンベアから落下する虞があった。さらに、被加工物の裏からも研掃することにより、被加工物が踊ってしまって均等な研掃処理が行えないという問題もあることから、その実施は困難であった。
これにより、被加工物の両面に対する研掃処理を自動化するとともに、均等な研掃処理を連続して行うコンパクトなショットブラスト装置が可能となる。
これにより、被加工物の両面に対する研掃処理を無人化・自動化するとともに、均等な研掃処理を連続して行うコンパクトなショットブラスト装置が可能となる。
これにより、反転部材は一方面が研掃された被加工物を、自動的に反転して、他方面を研掃させるべく第2のコンベア部材に載せることができる。
これにより、反転部材は一方面が研掃された被加工物を、自動的に反転して、他方面を研掃させるべく第2のコンベア部材に載せることができる。
これにより、反転部材は一方面が研掃された被加工物を、自動的に反転して、他方面を研掃させるべく第2のコンベア部材に載せることができる。
上記コンベア装置1は、ほぼ水平に並行する2列のベルトコンベアからなり、その第1コンベア5と第2コンベア6がそれぞれ逆方向に進行する構造となっている。図2中の7は、第1コンベア5を駆動するモーターであり、図1の奥側、すなわち図2の上側に位置する第1コンベア5を駆動して、その上に載せた被加工物を右から左へと移送し、8は第2コンベア6を駆動するモーターであり、図1の手前側、すなわち図2の下側に位置する第2コンベア6を駆動して、その上に載せた被加工物を左から右へと移送する。
そして、第1コンベア5に搬送された被加工物Wは、研掃エリア3内でその一方面を研掃されるとともに、左端で反転させられた被加工物Wは、再び研掃エリア3内でその他方面を研掃され、搬入口と同じコンベア装置1右端へと戻り、回収されるものである。
前記収納域10は、複数本のパイプ材を間隔を設けて平行に並べ、パイプ材の間隙には、コンベア装置1からつながるローラー部材を回転自在に介在させて、一方の収納域10では第1コンベア5から送られてくる被加工物Wを導き入れ、他方の収納域10では内部の被加工物Wを第2コンベア6へ送り出している。
そして、第2コンベア6上の被加工物Wは、未研掃の裏面を上にして研掃エリア3内に搬送されここで研掃され、その後コンベア装置1右端へと到達し、回収される。
なお、コンベア装置1の第1コンベア5を駆動するモーター7と第2コンベア6との関係について詳述すると、モーター7は第1コンベア5を直結して駆動するとともに、その延長上にある第2コンベア6を受けるローラーについては、空回りするようにモーター7の駆動軸にベアリングを介して支持する構造としている。
同様に、第2コンベア6を駆動するモーター8と第1コンベア5との関係については、モーター8は第2コンベア6を直結して駆動するとともに、その延長上にある第1コンベア5を受けるローラーについては、空回りするようにモーター8の駆動軸にベアリングを介して支持する構造とするものである。
上記コンベア装置12は、ほぼ水平に並行する2列のチェーンコンベアからなり、その第1コンベア13と第2コンベア14がそれぞれ逆方向に進行する構造となっている。図6中の7は、第1コンベア13を駆動するモーターであり、図5の奥側、すなわち図6の上側に位置する第1コンベア13を駆動して、その上に載せた被加工物を右から左へと移送し、8は第2コンベア14を駆動するモーターであり、図5の手前側、すなわち図6の下側に位置する第2コンベア14を駆動して、その上に載せた被加工物を左から右へと移送する。
それ以外の構成については、反転部材も含め上述した第1の実施例と同様とするものである。
電磁石21は、図8及び図9に示すごとく、モーター11の回転軸を中心にして180°の対称な位置に1対設けられ、常に同一方向に間欠的に回転する構造である。
図12及び図13に示すように、被加工物Wは第1コンベアの終端から連設する上昇スロープ31に載って斜め上方に持ち上げられ、その最上端となる終端で前端を下方にして垂直な状態で上昇スロープ31から自然落下する。
そして、案内通路32は、その狭い横幅により被加工物Wをほぼ垂直な状態のまま受け止めると、被加工物Wはほぼ垂直な状態のままで案内通路32の下降する底面に沿って転がって下降しつつ、途中で方向を90°曲げられる。さらに下降する被加工物Wは、幅狭な通路が進行(落下)方向に沿って時計回りに90°捻られていることにより、通路の捻りに倣って垂直状態から90°向きを変えてほぼ水平状態になってその出口から第2コンベアへと送出される。
これにより、第1コンベア上で研掃された被加工物Wの上面は、案内通路32を滑り落ちる際に、図12の下側、図13の手前側を向き、そして捻られて案内通路32の出口から第2コンベアの載せられる際には、その上面が下を向き、未研掃の裏面が表に現れることとなる。そして、被加工物Wは第2コンベアに搬送され、研掃エリア内で研掃されるものである。
また、同様に上述した各実施例にあっては、研掃エリア3に1つの投射機2を配置する場合について説明したが、これに限定されることなく、例えば第1コンベアと第2コンベアのそれぞれについて、最適な状態で研掃材を投射するように投射機を配置する構成としてもよいものである。
2…投射機
3…研掃エリア
4…キャビネット
5…第1コンベア
6…第2コンベア
7…モータ
8…モータ
9…反転部材
10…収納域
11…モータ
12…コンベア装置
13…第1コンベア
14…第2コンベア
20…反転部材
21…電磁石
30…反転部材
31…上昇スロープ
32…案内通路
W…被加工物
Claims (4)
- 研掃エリア内をコンベア部材に搬送される被加工物に投射機が研掃材を投射するショットブラスト装置において、
第1のコンベア部材と第2のコンベア部材がほぼ水平方向の同一面に併設され、この2つのコンベア部材を互いに逆方向に進行させる駆動手段と、
前記第1のコンベア部材と第2のコンベア部材の上方に設けられた研掃エリアと、
前記第1のコンベア部材に搬送される被加工物を第2のコンベア部材に載せ替えつつ被加工物を上下反転させる反転部材とを備え、
被加工物は、前記第1のコンベア部材により前記研掃エリア内を搬送されて投射機によりその一方面を研掃されるとともに、前記反転部材により上下反転されて前記第2のコンベア部材に載せ替えられ、前記第2のコンベア部材により再び前記研掃エリア内を搬送され前記投射機により他方面を研掃されることを特徴とするショットブラスト装置。 - 反転部材は、第1のコンベア部材により搬送される被加工物を受ける収納域と、該収納域を180°回転して被加工物を上下反転して第2のコンベア部材の延長域に位置させることを特徴とする請求項1記載のショットブラスト装置。
- 反転部材は、第1のコンベア部材により搬送される被加工物を吸着する磁石と、該磁石を180°回転して被加工物を上下反転して第2のコンベア部材の延長域に位置させることを特徴とする請求項1記載のショットブラスト装置。
- 反転部材は、第1のコンベア部材の終端から連設されて被加工物を斜め上方に搬送する上昇スロープと、該上昇スロープから落下する被加工物を幅狭な通路でほぼ垂直状態で落下案内しつつ通路を90°捻って被加工物を表裏反転して第2のコンベアに載せる案内通路とを備えることを特徴とする請求項1記載のショットブラスト装置。
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