JP5644209B2 - ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブの設計及び選定方法 - Google Patents

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Description

本発明はゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブの設計及び選定方法に関し、更に詳しくは、打球の飛距離が最大となるゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブを、個々のプレイヤーの適性に応じて設計及び選定することができる方法に関する。
一般に、ゴルフクラブでゴルフボールを打撃するときには、打球の飛距離を大きくするため、ゴルフクラブヘッドのフェース面のスイートスポット、又はそのスイートスポットの周囲に形成されたスイートエリアを打点とすることが好ましいとされている。
なお、スイートエリアとは、スイートスポットで打撃した場合とほぼ同等の飛距離(例えば、ボールの最大初速の99%程度)を得ることができる領域を指す。
そのため、ゴルフクラブヘッドの設計においては、スイートエリアを拡大することが行われており、また。プレイヤーがゴルフクラブヘッドを選定する際には、スイートエリアが広いものが重視されている。
このスイートエリアを拡大するには、フェース部を薄くしたり、フェース面の面積を大きくしたりするのが一般的であるが、近年では、特許文献1のように、フェース面の最大撓み位置と、フェース面に投影されるヘッド本体の重心位置との相対的な位置関係に基づいて、個々のプレイヤーの適性に応じてスイートエリアを形成することも行われている。
しかしながら、従来から経験的に、打球の飛距離が最大となる打点(最大飛距離点)は、スイートスポットとは必ずしも一致せず、スイートスポットからトウ側へずれた領域に位置することが知られている。そのため、これまでのスイートスポットやスイートエリアを重視するものとは全く異なった視点から、ゴルフクラブヘッドの設計及び選定を行うことが必要となっていた。
発明者らが鋭意研究したところ、上記の最大飛距離点は個々のプレイヤーのスイング特性に深く関係することを見出し、本発明を完成するに至ったものである。
特開2003−772号公報
本発明の目的は、打球の飛距離が最大となるゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブを、個々のプレイヤーの適性に応じて設計及び選定することができる方法を提供することにある。
上記の目的を達成する本発明のゴルフクラブヘッドの設計方法は、フェース面で打撃したゴルフボールの飛距離が最大となるゴルフクラブヘッドを、プレイヤーの適性に応じて設計するゴルフクラブヘッドの設計方法であって、前記ゴルフクラブヘッド及びゴルフボールをそれぞれ複数の有限要素に分割する第1ステップと、前記プレイヤーが前記ゴルフクラブヘッドを有するゴルフクラブで前記ゴルフボールを打撃する直前における前記フェース面のスピード分布を設定する第2ステップと、前記ゴルフクラブヘッドのヘッド本体の仮の重心位置を前記フェース面に対して垂直に投影した仮の重心点と、前記ボールを打撃する仮の打点とを、前記スピード分布の等高線に対して角度θをなす方向に沿って前記フェース面に設定する第3ステップと、前記仮の重心点及び仮の打点が設定されたフェース面を有するゴルフクラブヘッドが、該仮の打点において、所定のヘッドスピードで前記ゴルフボールに衝突したときの該ゴルフボールの初速、打ち出し角度及びバックスピン量から該ゴルフボールの飛距離を算出する第4ステップと、前記ゴルフボールの飛距離が最大となるように、前記仮の重心点の位置、仮の打点の位置及び角度θの少なくとも1つを変化させる第5ステップとを含むことを特徴とするものである。
また、上記の目的を達成する本発明のゴルフクラブの設計方法は、ゴルフクラブヘッドにシャフトを取り付けてなるゴルフクラブの設計方法であって、前記ゴルフクラブヘッドは、上記本発明のゴルフクラブヘッドの設計方法により設計されることを特徴とするものである。
上記の目的を達成する本発明のゴルフクラブヘッドの選定方法は、重心位置をフェース面に投影した重心点が既知である複数のゴルフクラブヘッドの中から、該フェース面で打撃したゴルフボールの飛距離が最大となるゴルフクラブヘッドを、プレイヤーが自己の適性に応じて選定する方法であって、前記ゴルフクラブヘッド及びゴルフボールをそれぞれ複数の有限要素に分割する第1ステップと、前記プレイヤーが前記ゴルフクラブヘッドを有するゴルフクラブで前記ゴルフボールを打撃する直前における前記フェース面のスピード分布と、該プレイヤーの平均打点とを設定する第2ステップと、前記ゴルフクラブヘッドのヘッド本体の仮の重心位置を前記フェース面に対して垂直に投影した仮の重心点と、前記ボールを打撃する仮の打点とを、前記スピード分布の等高線に対して角度θをなす方向に沿って前記フェース面に配置する第3ステップと、前記仮の重心点及び仮の打点が設定されたフェース面を有するゴルフクラブヘッドが、該仮の打点において、所定のヘッドスピードで前記ゴルフボールに衝突したときの該ゴルフボールの初速、打ち出し角度及びバックスピン量から求められる該ゴルフボールの飛距離を、該仮の打点の位置を変更する毎に算出する算出する第4ステップと、前記ゴルフボールの飛距離が最大となる仮の打点と前記平均打点との間の距離を求める第5ステップと、前記距離が最小となるように、前記仮の重心点の位置及び角度θの少なくとも1つを変化させる第6ステップとを含むことを特徴とするものである。
また、上記の目的を達成する本発明のゴルフクラブの選定方法は、ゴルフクラブヘッドにシャフトを取り付けてなるゴルフクラブの選定方法であって、そのゴルフクラブヘッドは、上記本発明のゴルフクラブヘッドの選定方法により選定されることを特徴とするものである。
本発明のゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブの設計方法によれば、上述したように、個々のプレイヤーに特有のフェース面のスピード分布と、そのスピード分布の等高線に対して角度θをなす方向に沿って配置された仮の重心点及び仮の打点をパラメータとしてゴルフボールの飛距離が最大となる仮の打点を求め、その場合における仮の重心点及び仮の打点を基にして設計を行うようにしたので、最大飛距離点を求めることができるので、打球の飛距離が最大となるゴルフクラブヘッド及びそのゴルフクラブヘッドにシャフトを取り付けてなるゴルフクラブを設計することができる。
本発明のゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブの選定方法によれば、上述したように、個々のプレイヤーに特有のフェース面のスピード分布と、そのスピード分布の等高線に対して角度θをなす方向に沿って配置された仮の重心点及び仮の打点をパラメータとしてゴルフボールの飛距離が最大となる仮の打点を求め、その仮の打点とプレイヤーの平均打点との距離が最短になる場合における仮の重心点を基にして選定を行うようにしたので、打球の飛距離が最大となるゴルフクラブヘッド及びそのゴルフクラブヘッドにシャフトを取り付けてなるゴルフクラブを、個々のプレイヤーの適性に応じて選定することができる。
本発明のゴルフクラブヘッドの設計方法の対象となるゴルフクラブヘッドの例を示す正面図である。 本発明のゴルフクラブヘッドの設計方法を実行するために使用されるコンピュータ30の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態からなるゴルフクラブヘッドの設計方法を説明するフロー図である。 コンピュータ20によって構成される計算装置の構成を示す機能ブロック図である。 フェース面のスピード分布を説明する正面図である。 フェース面のスピード分布の例を示す正面図である。 ローリング成分の割合によるフェース面のスピード分布の変化を説明する正面図であって、(a)はローリング成分が大きい場合を、(b)はローリング成分が中程度の場合を、(c)はローリング成分が小さい場合を、それぞれ示す。 本発明のゴルフクラブヘッドの設計方法における初期設定の例を示す正面図である。 仮の重心点の位置を変化させる方法を示す正面図である。 仮の打点の位置を変化させる領域を示す正面図である。 本発明の実施形態からなるゴルフクラブヘッドの選定方法を説明するフロー図である。 コンピュータ20によって構成される計算装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明のゴルフクラブヘッドの選定方法における初期設定の例を示す正面図である。 本発明のゴルフクラブヘッドの選定方法における計算結果の例を示す正面図である。 本発明のゴルフクラブヘッドの選定方法における最終結果の例を示す正面図であって、(a)はローリング成分が大きい場合を、(b)はローリング成分が中程度の場合を、(c)はローリング成分が小さい場合を、それぞれ示す。
(第1の実施の形態)
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明のゴルフクラブヘッドの設計方法の対象となるゴルフクラブヘッドの例を示す。
このゴルフクラブヘッドは、ゴルフボールを打撃するフェース面1と、そのフェース面1に連接するクラウン部2及びソール部3とを外殻とする金属製の中空構造のヘッド本体4から構成されている。
ヘッド本体4の金属材料は、チタン合金やアルミニウム合金などの高強度の低比重金属が好ましく用いられる。また、クラウン部2には、フェース面1側でかつヒール5寄りの位置にシャフト6に接続するホーゼル7が設けられている。
図2は本発明のゴルフクラブヘッドの設計方法を実行するために使用されるコンピュータ20の構成を示すブロック図である。
コンピュータ20は、CPU22と、不図示のインターフェース回路およびバスラインを介して接続されたROM24、RAM26、ハードディスク装置28、ディスク装置30、キーボード32、マウス34、ディスプレイ36、プリンタ38、入出力インターフェース40などを有している。
ROM24は制御プログラムなどを格納し、RAM26はワーキングエリアを提供するものである。
ハードディスク装置28は、ゴルフクラブヘッドの有限要素解析を行う有限要素解析プログラムと、この有限要素解析プログラムによって得られたシミュレーション結果を用いてプレイヤーの適性に応じて打球の飛距離が最大となるゴルフクラブヘッドの設計値を求める専用の計算プログラムを格納している。
有限要素解析プログラムとして、有限要素解析を行う従来公知のさまざまな市販の有限要素解析ソフトウェア、例えば、ABAQUS(SIMULIA Americas社の登録商標)などを用いることができる。
有限要素解析プログラムは、以下のプログラムを含んで構成されている。
1)有限要素モデルを作成するためのプログラム:
本実施の形態ではゴルフクラブヘッドおよびゴルフボールの有限要素モデルを作成するためのプログラムである。
2)有限要素モデルを用いて有限要素法によるシミュレーション(解析)を行うためのプログラム:
本実施の形態では、ゴルフクラブヘッドの有限要素モデルとゴルフボールの有限要素モデルとを用いて衝突解析を行うためのプログラムである。
ディスク装置30はCDやDVDなどの記録媒体に対してデータの記録および/または再生を行うものである。
キーボード32およびマウス34は、操作者による操作入力を受け付けるものである。
ディスプレイ36はデータを表示出力するものであり、プリンタ38はデータを印刷出力するものであり、ディスプレイ36およびプリンタ38によってデータを出力する。
入出力インターフェース40は、外部機器との間でデータの授受を行うものである。
また、コンピュータ20はスイートエリアが最大となるゴルフクラブヘッドの設計値を求める計算装置を構成する。ここで設計値とは、何れも後で詳述するフェース面1上における重心点Pの位置、打点Dの位置、角度θを含む。
図4に示すように、この計算装置は、モデル作成手段20Aと、フェース面速度分布設定手段20Bと、設計値仮設定手段20Cと、飛距離算出手段20Dと、設計値変更手段20Eとを含んで構成されている。
これら各手段20A乃至20Eは、コンピュータ20が前記の有限要素解析プログラムおよび前記の計算プログラムを実行することによって実現されるものである。
各手段20A乃至20Eについては本実施の形態の設計方法と共に説明する。
次に、図1に示したゴルフクラブヘッドを対象にした、本発明の実施形態からなるゴルフクラブヘッドの設計方法を、図3に基づいて以下に詳述する。
また、以下の各処理は、コンピュータ20が有限要素解析プログラムおよび前記の計算プログラムを実行することに行われるものである。
まず、ヘッド本体4を複数の有限要素Xijk(i、j、kは整数)に、ゴルフボールを複数の有限要素Yijk(i、j、kは整数)に、それぞれ分割する(S10:第1ステップ)。すなわち、ヘッド本体4およびゴルフボールの有限要素モデルを作成する。有限要素モデルの作成は従来公知の有限要素法に基づいてなされるものである。ステップS10はコンピュータ20が有限要素解析プログラムを実行することで行われる。なお、このステップS10は図4のモデル作成手段20Aに相当する。
ここで有限要素とは、有限要素法による解析を行うための要素であって、梁要素、シェル要素及び固体要素などが例示される。また、計算に必要な物性値としては、ロフト角、重心深さ、バルジ&ロール半径、FP値(フェースプログレッション)や、慣性モーメント、ヘッド質量などが例示される。
次に、あらかじめ測定したフェース面1のスピード分布を設定する(S11:第2ステップ)。ステップS12はコンピュータ20が前記の計算プログラムを実行することで行われる。なお、このステップS12は図4のフェース面速度分布設定手段20Bに相当する。
このスピード分布とは、ヘッド本体4を有するゴルフクラブをスイングしたときに、インパクト直前におけるフェース面1のスピードの分布を意味するものである。
スピード分布は、シャフト6の長さに依存する成分と、ヘッド本体4のローリング(シャフト6の回りの回転)による成分とから主に決定される。
図5に示すように、前者のシャフト6の長さに依存する成分は、シャフト6の中心軸の延長線Lの垂線が、ヘッド本体4のソール部3に接する点Aにおいて最大となる。
また、後者のヘッド本体4のローリングに依存する成分は、シャフト6の中心軸の延長線Lから最も離れた点B(ヘッド本体4のトウ8側端部)において最大となる。
従って、スピード分布は、図6に示すように、フェース面1のヒール5側の上部aからトウ側8の下部gへ向けて次第に大きくなるように分布する。
なお、図6においては、速度0.5m/s毎に等高線vを示している。
上記のシャフト6の長さに依存する成分と、ヘッド本体4のローリングに依存する成分との割合は、個々のプレイヤーの適性によって異なり、ローリングに依存する成分が大きい場合には、図7(a)に示すように、等高線vの傾きが大きくなると共に、隣接する等高線v間の幅が狭くなる。そして、ローリングに依存する成分が小さくなり、シャフト6の長さに依存する成分が大きくなると、図7(b)及び図7(c)に示すように、等高線vの傾きが小さくなると共に、隣接する等高線v間の幅が広くなる。
このように、フェース面1のスピード分布は、個々のプレイヤーの適性に応じた固有のものであることが分かる。
スピード分布の測定方法は、特に限定するものではないが、例えば特開2005−34619号公報に記載されたゴルフクラブヘッドの挙動計測装置のように、ヘッド本体に設けた複数のマーカの変位をカメラで連続的に撮影し、その三次元座標の時系列データを計算機で処理する方法を用いることができる。
次に、図8に示すように、フェース面1に、ヘッド本体4の重心位置をフェース面1に対して垂直に投影した仮の重心点P及び仮の打点Dを、スピード分布の等高線vに対して角度θ(0〜180°)をなす直線Mに沿うように設定する(S12:第3ステップ)。ステップS12はコンピュータ20が前記の計算プログラムを実行することで行われる。
なお、このステップS12は図4の設計値仮設定手段20Cに相当する。
そして、ヘッド本体4が、仮の打点Dにおいて、所定のヘッドスピードHでゴルフボールに衝突したときのゴルフボールの初速(ボール初速)、打ち出し角度(打角)及びゴルフボールの逆回転量(バックスピン量)を計算し(S13〜S14)、それらを基にしてゴルフボールの飛距離Lを求める(S15)。ヘッドスピードHとしては、平均的なプレイヤーのヘッドスピードである30〜50m/sが例示される。
ステップS13、S14はコンピュータ20が有限要素解析プログラムを実行することで行われ、ステップS15はコンピュータ20が前記の計算プログラムを実行することで行われる。
なお、ステップS13,S14、S15は、第4ステップに相当し、かつ、図4の飛距離算出手段20Dに相当する。
次に、仮の打点D、仮の重心点P及び角度θの少なくとも1つを変化させた後(S16〜S18)に、ゴルフボールの飛距離Lを求める作業を繰り返し行う(S13〜S15)。
ステップS16、S17、S18は、コンピュータ20が前記の計算プログラムを実行することで行われる。
ステップS16、S17、S18は、第5ステップに相当し、かつ、図4の設計値変更手段20Eに相当する。
上記の作業を通じて求められた飛距離Lが最大となるケースを抽出し(S19)、そのケースおける仮の打点D(最大距離点Z)、仮の重心点P及び角度θを基にゴルフクラブヘッドの設計を行う。言い換えると、打点D(最大距離点Z)、重心点P及び角度θを設計値として決定してゴルフクラブヘッドの設計を行う。
このようにゴルフクラブヘッドを設計することにより、個々のプレイヤー毎に異なるフェース面1のスピード分布に応じて、すなわち、個々のプレイヤーの適性に応じて、最大飛距離点Zを求めることができるので、打球の飛距離を最大にすることができる。
上記の設計方法における計算時間を短縮するためには以下の3つの事項を考慮することが好ましい。
1)角度θを90°とすることが望ましい。
この理由は、等高線vに対して90°に近い方向が、スピードの傾きが最も大きい(短い距離で、スピード差が最も大きい方向)であることから、フェーススピードの効果を最も大きくできる可能性が高いためである。
2)仮の重心点Pの位置は、図9に示すように、ゴルフクラブヘッドのヒール側へ向けて移動させるようにすることが望ましい。
この理由は、フェースセンター近辺(最も人が打球する確率の高い位置)で、ボール初速が最高値になるようにするためである。すなわち、スピード分布はフェーススピードがトウ8側に至るほど高くなるので、必ず重心点Pよりもトウ8側に最高初速点が位置することになるためである。ここで、最高初速点とは、ボール初速が最高となる打点をいう。
3)仮の打点Dの位置については、図10に示すように、フェース面1の幾何学中心(フェースセンター)から30mm以内の領域内、より好ましくは、フェースセンターから上方(クラウン部2側)の半円内の領域内で変化させることが望ましい。
この理由は次のように説明される。実際にゴルファーがゴルフクラブをスウィングしてゴルフクラブヘッドのフェース面でボールを打撃した場合の打点がフェースセンターを中心にして高い確率で分布していること、言い換えると、フェースセンターを中心に、ゴルファーが打点する確率が高い位置であること。さらに、フェースセンターが重心点P(フェース面上重心位置)の配置位置にも近いこと。これらのことから、飛距離が最大となる打点がフェースセンターに近いことが予測されるためである。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、ゴルフクラブヘッドの設計方法について説明したが、第2の実施の形態では、上記設計方法を利用することにより、個々のプレイヤー毎に異なるフェース面1のスピード分布に応じて、すなわち、個々のプレイヤーの適性に応じた最適のゴルフクラブを選定するゴルフクラブの選定方法について説明する。
ゴルフクラブの選定方法を実行するために、第1の実施の形態と同様に、図2に示すコンピュータ20を用いる。
ハードディスク装置28は、ゴルフクラブヘッドの有限要素解析を行う第1の実施の形態と同様の有限要素解析プログラムと、この有限要素解析プログラムによって得られたシミュレーション結果を用いてプレイヤーの適性に応じて打球の飛距離が最大となるゴルフクラブヘッドを選定する専用の計算プログラムを格納している。
第2の実施の形態では、コンピュータ20はプレイヤーの適性に応じて打球の飛距離が最大となるゴルフクラブヘッドを選定する計算装置を構成する。
図12に示すように、この計算装置は、モデル作成手段20Fと、フェース面速度分布平均打点設定手段20Gと、設計値仮設定手段20Hと、飛距離算出手段20Iと、打点間距離算出手段20Jと、設計値変更手段20Kとを含んで構成されている。
これら各手段20F乃至20Kは、コンピュータ20が前記の有限要素解析プログラムおよび前記の計算プログラムを実行することによって実現されるものである。
各手段20F乃至20Kについては以下に示す選定方法と共に説明する。
本発明のゴルフクラブヘッドの選定方法の対象となるゴルフクラブヘッドの例は図1と同じであるが、ヘッド本体4の重心位置をフェース面1に対して垂直に投影した重心点G(スイートスポット)の位置が既知となっている。
重心点Gの位置が、互いに異なる複数のゴルフクラブヘッドを対象とした、本発明の実施形態からなるゴルフクラブヘッドの選定方法を、図11に基づいて以下に詳述する。
まず、ヘッド本体4を複数の有限要素Xijk(i、j、kは整数)に、ゴルフボールを複数の有限要素Yijk(i、j、kは整数)に、それぞれ分割する(S20:第1ステップ)。すなわち、ヘッド本体4およびゴルフボールの有限要素モデルを作成する。有限要素モデルの作成は従来公知の有限要素法に基づいてなされるものである。ステップS20は、第1の実施の形態と同様に、コンピュータ20が有限要素解析プログラムを実行することで行われる。なお、このステップS20は図12のモデル作成手段20Fに相当する。
次に、あらかじめ測定したフェース面1のスピード分布と、同じくあらかじめ求めたプレイヤーの平均的な打点Fの位置を、フェース面1に設定する(S21:第2ステップ)。ステップS21はコンピュータ20が前記の計算プログラムを実行することで行われる。なお、このステップS21は図12のフェース面速度分布平均打点設定手段20Gに相当する。
この平均打点Fの測定には、上述した特開2005−34619号公報に記載されたゴルフクラブヘッドの挙動計測装置を用いることができる。
なお、平均打点Fを測定する代わりに、一般的なプレイヤーの打点であるフェース面1のフェースセンターを、平均打点Fとしてもよい。
次に、図13に示すように、フェース面1に、ヘッド本体4の重心位置をフェース面1に対して垂直に投影した仮の重心点P及び仮の打点Dを、スピード分布の等高線vに対して角度θ(0〜180°)をなす直線Mに沿うように設定する(S22:第3ステップ)。ステップS22はコンピュータ20が前記の計算プログラムを実行することで行われる。
なお、このステップS22は図12の設計値仮設定手段20Hに相当する。
そして、ヘッド本体4が、仮の打点Dにおいて、所定のヘッドスピードHでゴルフボールに衝突したときのゴルフボールの初速(ボール初速)、打ち出し角度(打角)及びゴルフボールの逆回転量(バックスピン量)を計算し(S23〜S24)、それらを基にしてゴルフボールの飛距離Lを求める(S25)。この飛距離Lの計算を、仮の打点Dの位置を変化させるたびに行い(S26)、図14に示すように、飛距離Lが最大となる打点D’の位置を決定する(S27)と共に、その打点D’と平均打点Fとの距離Nを求める(S28)。
ステップS23、S24はコンピュータ20が有限要素解析プログラムを実行することで行われ、ステップS25、S26、S27、S28はコンピュータ20が前記の計算プログラムを実行することで行われる。
なお、ステップS23、S24、S25は、第4ステップに相当し、かつ、図12の飛距離算出手段20Iに相当する。
ステップS26、S27、S28は、第5ステップに相当し、かつ、図12の打点間距離算出手段20Jに相当する。
次に、仮の重心点P及び角度θの少なくとも1つを変化させた(S29〜S30)後に、飛距離Lが最大となる打点D’と平均打点Fとの距離Nを求める作業を繰り返し行う(S23〜S28)。
ステップS29、S30は、コンピュータ20が前記の計算プログラムを実行することで行われる。
ステップS29、S30は、第6ステップに相当し、かつ、図12の設計値変更手段20Kに相当する。
上記の作業を通じて求められた距離Nが最小となるケースを抽出し(S31)、そのケースにおける仮の重心点Pの位置に最も近い重心点Gを有するゴルフクラブヘッドを選定する。
このようにゴルフクラブヘッドを選定することにより、ゴルフボールの飛距離Lが最大となる打点D’(最大飛距離点Z)が、プレイヤーの平均打点Fに最も近接するゴルフクラブヘッドを選択することができるので、打球の飛距離が最大となるゴルフクラブヘッドを、個々のプレイヤーの適性に応じて選択することができる。
上記のゴルフクラブヘッドの選定方法における計算結果の一例を図15に示す。この例では、プレイヤーの平均打点Fをフェース面1のフェースセンターにしており、算出された最大飛距離点Zは平均打点Fと一致している。
ローリングに依存する成分が大きいプレイヤーの場合には、図15(a)に示すように、フェース面1内のスピード差が大きくなり(例えば、4m/sec)、最大飛距離点Z(平均打点Fに一致)は重心点Pからヒール5側へ大きく離れる(例えば、10〜15mm)。
また、ローリングに依存する成分が中程度のプレイヤーの場合には、図15(b)に示すように、フェース面1内のスピード差は小さくなり(例えば、3m/sec)、最大飛距離点Zは重心点Pに近くなる(例えば、5〜10mm)。
そして、ローリングに依存する成分が小さいプレイヤーの場合には、図15(c)に示すように、フェース面1内のスピード差は更に小さくなり(例えば、2m/sec)、最大飛距離点Zは重心点Pとほぼ重なるようになる(例えば、1〜5mm)。
なお、いずれのケースにおいても、最大飛距離点Zは、重心点P(スイートスポットに相当)よりもトウ8側にずれた領域に位置しており、従来からの経験と合致していることが分かる。
上記の結果から、ローリングに依存する成分が比較的大きいプレイヤーは、重心点Gが自己の平均打点Fよりもヒール5側に大きく離れたゴルフクラブヘッドを選定すればよいことが分かる。
また、ローリングに依存する成分が比較的小さくなるほど、プレイヤーは、重心点Gが自己の平均打点Fにヒール5側から近づくようなゴルフクラブヘッドを選定すればよい。
上記の選定方法における計算時間を短縮するためには、角度θを90°とすることが望ましい。
また、仮の重心点Pの位置は、上記の図9に示すように、ゴルフクラブヘッドのヒール側へ向けて移動させるようにすることが望ましい。
更に、仮の打点Dの位置については、上記の図10に示すように、フェースセンターから30mm以内の領域内、より好ましくは、フェースセンターから上方(クラウン部2側)の半円内の領域内で変化させることが望ましい。
本発明の実施に際しては、複数のゴルフクラブヘッドのそれぞれに重心点Gの位置を明示する表示媒体を付しておき、プレイヤーには標準となるゴルフクラブヘッドを有するゴルフクラブをスイングさせて、スピード分布の傾向と平均打点とを測定し、表示媒体と測定結果とを見比べることでゴルフクラブヘッドの選定を行うようにするのが現実的である。
本発明のゴルフクラブヘッドの設計及び選定方法の対象は特に限定するものではないが、図1に示すような、中空構造のヘッド本体を有するウッド型のゴルフクラブヘッドの設計及び選定に、それぞれ好適に用いられる。
また、本発明のゴルフクラブの設計及び選定方法は、上記ゴルフクラブヘッドの設計及び選定方法により選定されたゴルフクラブヘッドにシャフトを取り付けてなるゴルフクラブを、それぞれ設計及び選定することにより行われる。
1 フェース面
2 クラウン部
3 ソール部
4 ヘッド本体
5 ヒール
6 シャフト
7 ホーゼル
8 トウ

Claims (14)

  1. フェース面で打撃したゴルフボールの飛距離が最大となるゴルフクラブヘッドを、プレイヤーの適性に応じて設計するゴルフクラブヘッドの設計方法であって、前記ゴルフクラブヘッド及びゴルフボールをそれぞれ複数の有限要素に分割する第1ステップと、
    前記プレイヤーが前記ゴルフクラブヘッドを有するゴルフクラブで前記ゴルフボールを打撃する直前における前記フェース面のスピード分布を設定する第2ステップと、
    前記ゴルフクラブヘッドのヘッド本体の仮の重心位置を前記フェース面に対して垂直に投影した仮の重心点と、前記ボールを打撃する仮の打点とを、前記スピード分布の等高線に対して角度θをなす方向に沿って前記フェース面に設定する第3ステップと、
    前記仮の重心点及び仮の打点が設定されたフェース面を有するゴルフクラブヘッドが、該仮の打点において、所定のヘッドスピードで前記ゴルフボールに衝突したときの該ゴルフボールの初速、打ち出し角度及びバックスピン量から該ゴルフボールの飛距離を算出する第4ステップと、
    前記ゴルフボールの飛距離が最大となるように、前記仮の重心点の位置、仮の打点の位置及び角度θの少なくとも1つを変化させる第5ステップと、を含むゴルフクラブヘッドの設計方法。
  2. 前記第5ステップにおいて、前記角度θを90°一定とした請求項1に記載のゴルフクラブヘッドの設計方法。
  3. 前記第5ステップにおいて、前記仮の重心点の位置を前記ゴルフクラブヘッドのヒール側へ向けて移動させるようにした請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッドの設計方法。
  4. 前記第5ステップにおいて、前記仮の打点の位置が前記フェース面の幾何学中心から30mm以内になるようにした請求項1〜3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドの設計方法。
  5. 前記ゴルフクラブヘッドが、中空構造のヘッド本体を有するウッド型のゴルフクラブヘッドである請求項1〜4のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドの設計方法。
  6. ゴルフクラブヘッドにシャフトを取り付けてなるゴルフクラブの設計方法であって、前記ゴルフクラブヘッドは、請求項1〜5に記載のゴルフクラブヘッドの設計方法により設計されるゴルフクラブの設計方法。
  7. 重心位置をフェース面に投影した重心点が既知である複数のゴルフクラブヘッドの中から、該フェース面で打撃したゴルフボールの飛距離が最大となるゴルフクラブヘッドを、プレイヤーが自己の適性に応じて選定する方法であって、
    前記ゴルフクラブヘッド及びゴルフボールをそれぞれ複数の有限要素に分割する第1ステップと、
    前記プレイヤーが前記ゴルフクラブヘッドを有するゴルフクラブで前記ゴルフボールを打撃する直前における前記フェース面のスピード分布と、該プレイヤーの平均打点とを設定する第2ステップと、
    前記ゴルフクラブヘッドのヘッド本体の仮の重心位置を前記フェース面に対して垂直に投影した仮の重心点と、前記ボールを打撃する仮の打点とを、前記スピード分布の等高線に対して角度θをなす方向に沿って前記フェース面に配置する第3ステップと、
    前記仮の重心点及び仮の打点が設定されたフェース面を有するゴルフクラブヘッドが、該仮の打点において、所定のヘッドスピードで前記ゴルフボールに衝突したときの該ゴルフボールの初速、打ち出し角度及びバックスピン量から求められる該ゴルフボールの飛距離を、該仮の打点の位置を変更する毎に算出する算出する第4ステップと、
    前記ゴルフボールの飛距離が最大となる仮の打点と前記平均打点との間の距離を求める第5ステップと、
    前記距離が最小となるように、前記仮の重心点の位置及び角度θの少なくとも1つを変化させる第6ステップと、を含むゴルフクラブヘッドの選定方法。
  8. 前記第2ステップにおいて、前記平均打点を前記フェース面の幾何学中心に設定した請求項7に記載のゴルフクラブヘッドの選定方法。
  9. 前記第6ステップにおいて、角度θを90°一定とした請求項7又は8に記載のゴルフクラブヘッドの選定方法。
  10. 前記第6ステップにおいて、前記仮の重心点の位置を前記ゴルフクラブヘッドのヒール側へ向けて移動させるようにした請求項7〜9のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドの選定方法。
  11. 前記第6ステップにおいて、前記仮の打点の位置が前記フェース面の幾何学中心から30mm以内になるようにした請求項7〜10のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドの選定方法。
  12. 前記重心位置をフェース面に投影した重心点が既知である複数のゴルフクラブヘッドのそれぞれに、前記重心点の位置を記載した表示媒体を付すようにした請求項7〜11のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドの選定方法。
  13. 前記ゴルフクラブヘッドが、中空構造のヘッド本体を有するウッド型のゴルフクラブヘッドである請求項7〜12のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドの選定方法。
  14. ゴルフクラブヘッドにシャフトを取り付けてなるゴルフクラブの選定方法であって、前記ゴルフクラブヘッドは、請求項7〜13に記載のゴルフクラブヘッドの選定方法により選定されるゴルフクラブの選定方法。
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