JP5640218B2 - パウチ容器 - Google Patents

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Description

本発明は、パウチ容器に関し、より詳しくは、容器外形を構成する外装シートと、前記外装シートの端縁に形成され容器内部空間を密閉する端縁シール部と、前記端縁シール部を貫通して形成された指掛け孔と、を備えるパウチ容器に関する。
パウチ容器は、密封性や取り扱い性に優れることから、一般食料品やトイレタリー製品はもとより、経管経腸栄養剤(流動食)や輸液等の医療関連製品の容器としても広く用いられている。
これらパウチ容器の中には、容器を保持する際に使用される指掛け孔を備えたものも数多く存在し、例えば、医療品用途では、各種添加剤(例えば、水)を補充するための補充口を備え、当該補充口近傍に指掛け孔が設けられた容器が広く知られている。このような容器では、指掛け孔に指を掛けて容器を保持した状態で補充口から水等を補充するが、例えば、収容物が流動食である場合には、当初充填量の数倍(例えば、2〜3倍)の水が補充され重量が大幅に増加するので、孔縁が指に食い込み、容器を保持することが困難になる場合がある。
指掛け孔は、一般的に、2枚の外装シートをヒートシールして形成された端縁シール領域に形成されるので、孔縁の剛性が高くなっている。従って、容器の重量が大きな場合には、孔縁が指に食い込んで指に痛みを感じる場合がある。こうした問題は、従来から指摘されており、孔縁の食い込みによる指への負担を軽減することを目的として、指掛け孔の縁部に、端縁シール部の端部が指に接触することを防止し、且つ指との接触面積を大きくするための舌片を備えたパウチ容器が幾つか提案されている。
例えば、特許文献1には、注入部の近傍の周辺部に注入口となる部分を挟んで少なくとも2以上の穴が形成され、該穴は、パウチ容器(包装袋)を吊り下げ可能な吊り下げ手段であると共に、指による保持手段であって、未シール部である穴の上縁部に舌片(凸状部)が形成されたパウチ容器が開示されている。
また、特許文献2には、2枚の合成樹脂シートが相互にヒートシールされたシール部に、切目を入れることによって形成された舌片を起こすことで指掛け孔が形成されるパウチ容器において、シール部に舌片の基端部を取り囲む未シール領域を設けて、未シール領域の内側に切目の両端部が位置するパウチ容器が開示されている。
特開2010‐83583号公報 特開2008‐201462号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された容器では、指掛け孔の上縁部に形成された舌片が未シールであり剛性が低いため、舌片の中途部で折れ曲がって容器重量が舌片にうまく分散せず、実質的に接触面積を大きくすることができない場合がある。この場合、指への負担を十分に軽減することができない。
また、上記特許文献2に開示された容器では、舌片及び指掛け孔を形成する切目の両端部が未シール領域に位置しており、指掛け孔と未シール領域とがつながっている。従って、指掛け孔の周縁から未シール部に水等(例えば、レトルト殺菌で使用される水や使用者の指に付着した水等)が浸入して指掛け孔の周縁が汚染されるおそれがある。上述したように、指掛け孔は当該補充口近傍に設けられる場合も多いことから、指掛け孔の周縁が汚染されるとその近傍にある補充口をも汚染され易く、ひいては収容物の汚染にも繋がる可能性があるため、医療品用途には不向きである。
即ち、本発明の目的は、指掛け孔に掛けられる指への負担を十分に軽減でき、且つ指掛け孔の周縁部分を清潔な状態に維持することが可能なパウチ容器を提供することである。
本発明に係るパウチ容器は、容器外形を構成する外装シートと、前記外装シートの端縁に形成され、容器内部空間を密閉する端縁シール部と、前記端縁シール部を貫通して形成された指掛け孔と、を備え、前記容器内部空間に収容物が充填されるパウチ容器において、前記指掛け孔の上方に設けられた未シール部と、前記指掛け孔と前記未シール部との間に形成されて、前記指掛け孔と前記未シール部とを隔離する隔壁シール部と、前記隔壁シール部の少なくとも一部が前記指掛け孔の内側に延出して形成された舌片部と、を更に備え、前記舌片部は、その両側に比して中央部の延出長が長くなった凸形状であり、前記未シール部の下辺と前記舌片部の付け根線とが互いに平行であり、当該下辺と付け根線との間隔が0.5mm〜3.0mmであることを特徴とする。
当該構成によれば、舌片部が隔壁シール部の一部から構成されているので、舌片部の剛性が高く、指掛け孔に掛けられる指と接触する舌片部の全体で大きな容器重量を支える、つまり舌片部の全体で大きな容器重量を受容することができる。
また、指掛け孔の上方に未シール部が設けられているので、未シール部に指掛け孔の上縁部、つまり舌片部で受容した容器重量が作用し易い。そして、未シール部は、剛性が低く撓み易いので、容器重量が作用したときに、その下辺が円弧形状を呈するように撓み、舌片部は、その付け根に折り曲げ罫線が形成されていなくても、未シール部との境界位置で容易に折れ曲がる。より詳しくは、未シール部の撓みに起因して、舌片部の付け根付近の隔壁シール部に円弧形状の折り目線が形成され、当該折り目線で舌片部を含む隔壁シール部が折れ曲がる。更に、舌片部は、未シール部の撓みに起因して、円弧形状の折り目線で折れ曲がるので、特に付け根付近が指に沿うように大きく湾曲する。
従って、舌片部は、その剛性の高さと未シール部の撓みとの相乗作用により、指との大きな接触面積を提供し、指への負担を十分に軽減することができる。
また、指掛け孔と未シール部とは、その間に形成された隔壁シール部により隔離されているので、未シール部は、指掛け孔に対向する部分において密閉されている。従って、指掛け孔の周縁から未シール部に水等が浸入することがなく、指掛け孔の周縁を清潔な状態に維持することができる。
また、本発明に係るパウチ容器において、前記未シール部の下辺は、容器重量が作用する方向に略直交していることが好ましい
また、本発明に係るパウチ容器において、前記未シール部は、周囲が前記端縁シール部で囲まれていることが好ましい。当該構成によれば、指掛け孔の周縁からだけでなく、その他の部分からの水等の浸入も防止することができ、未シール部を清潔な状態に維持することができる。
また、本発明に係るパウチ容器において、補充物を充填するための補充部を更に備え、前記指掛け孔は、前記補充部の近傍に形成される構成とすることができる。
本発明に係るパウチ容器によれば、指掛け孔に掛けられた指への負担を十分に軽減でき、且つ指掛け孔の周縁部分を清潔な状態に維持することができる。従って、本発明に係るパウチ容器は、特に収容物の重量が大きな医療品用途に好適である。
本発明の実施形態であるパウチ容器の正面図である。 図1において、指掛け孔の周辺を拡大して示す図である。 図2において、指掛け孔に指を掛けた状態を示す図である。 図3のA‐A線断面を模式的に示す図である。 本発明の実施形態であるパウチ容器の第1の変形例を示す図である。 本発明の実施形態であるパウチ容器の第2の変形例を示す図である。 本発明の実施形態であるパウチ容器の第3の変形例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、本発明の実施形態であるパウチ容器10は、2枚の外装シート11から構成される平パウチの形態として説明するが、本発明は、これに限定されず、スタンディングパウチ(後述の図7参照)やサイドガゼットパウチ等、その他の公知形態にも適用することができる。また、パウチ容器10に充填される収容物として、流動食(図示せず)を例示して説明するが、収容物はこれに限定されない。
また、本明細書において、パウチ容器10(及び各構成要素)の「上」とは、指掛け孔30に指を掛けてパウチ容器10を保持したときに、上(鉛直上方)になる方向を意味し、各図面における「上」は紙面の上方向である。従って、各図(図4を除く)おいて、紙面の上下方向を、パウチ容器10の上下方向(又は縦方向)とし、紙面の左右方向、及び紙面に対して垂直な方向を、それぞれ、パウチ容器10の左右方向(又は横方向)、及び表裏方向として説明する。
まず初めに、図1及び図2を用いて、パウチ容器10の構成を説明する。
図1は、パウチ容器10の正面図であり、端縁シール部12を砂目ハッチングで、ジッパー20を網目ハッチングで、それぞれ示している。
図1に示すように、パウチ容器10は、容器外形を構成する壁面部として表面部及び裏面部をそれぞれ形成する2枚の外装シート11と、各外装シート11の端縁同士を接合して形成され容器内部空間を密閉する端縁シール部12と、を備えた平パウチである。即ち、表裏面部をそれぞれ構成する同一形状の各外装シート11が重ね合わされた状態で、各外装シート11の端縁、つまり表裏面部の端縁に端縁シール部12が形成され、容器内部空間である収容物の充填部13が密閉された形態となる。
なお、パウチ容器10は、上下方向にやや長く、下部の片隅が斜めにカットされた形状を呈している。収容物の充填前では、各外装シート11同士が略接触した平坦なシート形状であるが、収容物が充填部13に充填された状態では、各外装シート11が離間し収容物の充填量に応じて表裏方向に膨らんだ形状となる。
また、パウチ容器10は、充填部13から収容物を取り出すための注出部である口栓14と、充填部13に水等の補充物を補充するための補充部15と、を備える。図1に例示する形態では、容器下部の斜めにカットされた部分(以下、カット部23とする)に口栓14が、容器上部に補充部15が、それぞれ設けられている。そして、口栓14に対して対角線上に位置する容器上部の端縁シール部12に、容器を吊り下げる際に使用される吊り下げ孔16が設けられている。
更に、パウチ容器10は、端縁シール部12を貫通して形成された指掛け孔30と、指掛け孔30の上方に設けられた未シール部31と、指掛け孔30と未シール部31との間に形成された隔壁シール部32と、隔壁シール部32の少なくとも一部が指掛け孔30の内側に延出して形成された舌片部33と、を備える。図1に例示する形態では、補充部15の右側に指掛け孔30が設けられ、補充部15の左側に、補充物を補充する際に指掛け孔30と共に使用される凹状部35が設けられている。
以下、パウチ容器10の上記各構成要素について詳説する。
外装シート11は、上記のように、容器外形を構成するシート状部材であって、通常、樹脂フィルムから構成される。パウチ容器10では、表面部及び裏面部をそれぞれ形成する2枚の外装シート11(11a,11b;図4参照)を備え、各外装シート11は、いずれも、上下方向にやや長く、カット部23や凹状部35等が形成された同一形状を有する。そして、各外装シート11は、カット部23等の形成位置が一致するように重ね合わされて、その端縁に端縁シール部12が形成される。
外装シート11を構成する樹脂フィルムは、耐衝撃性、耐磨耗性、及び耐熱性など、包装体としての基本的な性能を備えることが要求される。また、後述するように、端縁シール部12は、通常、ヒートシールにより形成されるので、外装シート11には、ヒートシール性も要求される。従って、外装シート11は、通常、ベースフィルム層と、シーラント層と、を備えた積層フィルムから構成される。また、高いガスバリア性が要求される場合には、ガスバリア層を設けることもできる。
ここで、ベースフィルム層、シーラント層、及びガスバリア層の構成材料を例示する。
ベースフィルム層を構成するフィルムとしては、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレ−ト(PEN)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリカーボネート(PC)など)、ポリオレフィン(ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)など)、ポリアミド(ナイロン−6、ナイロン−66など)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリイミド(PI)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリエーテルスルフォン(PES)及びエチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)等から構成される一層又は二層以上の延伸又未延伸フィルムが例示できる。
シーラント層を構成するフィルムとしては、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレン−プロピレン共重合体(EP)、未延伸ポリプロピレン(CPP)、二軸延伸ナイロン(ON)、エチレン−オレフィン共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)及びエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等から構成される一層又は二層以上の延伸又未延伸フィルムが例示できる。
ガスバリア層としては、アルミニウム等の金属薄膜、又は塩化ビニリデン(PVDC)、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)などの樹脂フィルム、或いは任意の合成樹脂フィルム(例えば、ベースフィルム層であってもよい)に、アルミニウム、酸化アルミニウムやシリカ等の無機酸化物などを蒸着(又はスパッタリング)したフィルムなどが例示できる。
また、外装シート11には、収容物の商品名や原材料・使用上の注意事項等の商品説明、その他各種デザインなどを表示するための印刷層(図示せず)を設けることができる。例えば、印刷層は、グラビア印刷等の公知の方法により、ベースフィルム層の内側の面に形成することができる。
端縁シール部12は、各外装シート11の端縁同士、つまり容器の正裏面部の端縁同士を接合して形成され、容器内部空間である充填部13を密閉する接合部であって、通常、ヒートシールにより形成される。ヒートシール部は、各外装シート11のシーラント層が容器の内側となるように重ね合わせた状態で、各シーラント層を溶融し圧着することにより形成される。加熱温度や圧力等のヒートシール条件は、外装シート11の構成材料に応じて適宜選択される。なお、収容物を充填部13に充填するため、一般的には、容器端縁の一部(例えば、容器下端部)を残してヒートシールしておき、開放されている容器下端部から収容物を充填した後、容器下端部をヒートシールして充填部13を密閉する。
また、端縁シール部12は、充填部13を形作ると共に、指掛け孔30等の形成場所を提供する。図1に例示する形態では、容器の左右側端部及び下端部(カット部23含む)の端縁シール部12は、容器の外形線(輪郭線)に沿って平行に小幅で形成されているが、容器の上端部に形成される端縁シール部12は、幅広に形成されている。そして、当該幅広の端縁シール部12に、指掛け孔30や凹状部35が形成される。
口栓14は、充填部13から収容物を取り出すための注出部であって、カット部23に取り付けられたスパウト17と、スパウト17にねじ込まれたキャップ18と、から構成されている。スパウト17は、内部に貫通孔が形成された筒状体であって、スパウト17の外周面に各外装フィルム11が密着するように端縁シール部12が形成されている。
補充部15は、充填部13に水等の補充物を補充するための部分であって、容器の上部左側に設けられている。補充部15は、両側に端縁シール部12が形成されて形作られた補充口19と、補充口19を開閉するジッパー20と、補充物を補充する際に切断除去される切取り部21と、から構成されている。なお、補充口19は、切取り部21が切断除去され、ジッパー20が開かれたときに、容器外部と充填部13とを連通する開口部(通路)となる。また、切取り部21は、補充口19の上端に設けられており、補充口19を塞ぐ端縁シール部12を含み、その左右両側に切断除去される際の切断起点となる切込み部22が形成されている。即ち、図1に示す例では、補充部15は、補充口19が使用されるまでの間、切取り部21により補充口19が塞がれており、補充口19の使用時に、切取り部21が切断除去されて補充口19が開放される形態である。
ここで、図1に加えて図2(図1に係る指掛け孔30周辺の部分拡大図)を適宜参照し、指掛け孔30、未シール部31、隔壁シール部32、及び舌片部33の構成について詳説する。
指掛け孔30は、容器を保持する際(例えば、補充物の補充時)に指が掛けられる孔であって、端縁シール部12を貫通して形成され、周囲が端縁シール部12(隔壁シール部32)で囲まれた貫通孔である。指掛け孔30は、その左右側縁部及び下縁部が略Uの字状に形成され、上縁部が舌片部33の延出形状に対応して孔の内側に向かって張り出した形状、より詳しくは、上縁部の中央が凸状に張り出し、その両側が凹んだ形状を有している。また、指掛け孔30は、舌片部33が折り曲げられたときに、茄子型形状を呈する(図3参照)。
なお、指掛け孔30の形状としては、指を掛け易い形状であれば特に限定されず、孔を縁取る切断線34の形状を変更することで適宜変更できる。例えば、舌片部33の折り曲げ状態において、円形状や楕円形状、四角形状など任意の形状とすることができる。
また、指掛け孔30は、ジッパー20の右端近傍に形成されており、ジッパー20を挟んで指掛け孔30と対向する位置、つまりジッパー20の左端近傍に凹状部35が形成されている。図1に示す例では、指掛け孔30、ジッパー20、及び凹状部35が直線状に配置されており、指掛け孔30及び凹状部35に指を掛けてジッパー20を左右両側から押し付けると、ジッパー20が開いた状態で維持され、補充口19の開口を保持できる構造となっている。
また、指掛け孔30は、図2に示すように、パウチ容器10の縦方向に沿った中心線50に対して左右対称、横方向に沿った中心線51に対して上下非対称な形状を有する。指掛け孔30の大きさとしては、舌片部33が折り曲げられたときに、少なくとも挿入される指(例えば、人差し指や親指)が挿入可能な大きさに設定される必要がある。即ち、舌片部33の最大延出部分に対応する直径D50は挿入される指の直径より短くてもよいが、指掛け孔30の最大横方向長さである直径D51、及び直径D50*(舌片部33が折り曲げられたときの指掛け孔30の最大縦方向長さ;図3参照)は、挿入される指の直径よりも長くする必要がある。
なお、中心線50とは、指掛け孔30の最大横方向長さ(D51)の中点を通り容器の縦方向に平行な線であり、中心線51とは、指掛け孔30の最大縦方向長さの中点を通りパウチ容器10の横方向に平行な線である。
未シール部31は、各外装シート11が接合されていない部分であって、剛性が低く撓み易い(つまり腰がなく柔軟性がある)部分である。未シール部31は、指掛け孔30の上縁部、つまり舌片部33にかかった容器重量が作用し易いように、指掛け孔30の上方に設けられている。そして、未シール部31は、容器重量が作用したときに、その下辺(下端部)が円弧形状を呈するように撓み、舌片部33の折り曲げや舌片部33と指との接触面積の拡大等を可能にする。
また、未シール部31は、中心線50に対して左右対称であり、その上辺及び下辺がパウチ容器10の横方向に対して平行に延びて、横方向に沿って長くなった略矩形状を有している。そして、未シール部31の周囲は、端縁シール部12(隔壁シール部32)で囲まれており、未シール部31は充填部13と同様に密閉された空間となっている。
なお、未シール部31の形状としては、略矩形状に限定されず、楕円形状や三角形状(図5参照)とすることもできるが、未シール部31の下辺は、容器重量が作用する方向に略直交することが好ましい。
未シール部31の横方向の長さL32RLとしては、舌片部33が容易に折り曲げられれば特に限定されないが、本実施例では、図2に示すように、舌片部33の左右に位置する切断線34の上端PR,PLを結んだ線である付け根線Xよりも、長く設定されている。具体的には、容器重量が作用し易いように、舌片部33の付け根線Xに対して、1.0倍以上、好ましくは1.0倍〜3.0倍程度である。また、未シール部31の縦方向の長さL32Hは、容器重量が作用したときに撓み易いように、未シール部31の密閉性等を確保できる限り長い方が好ましく、例えば、1mm〜7mmに設定される。
隔壁シール部32は、各外装シート11a,11bが互いに接合された部分であって、指掛け孔30と未シール部31との間に形成され、指掛け孔30と未シール部31とが互いに連通しないように隔離するシール部である。隔壁シール部32は、端縁シール部12と別工程で形成することもできるが、生産性等の観点から、端縁シール部12の一部として構成されることが好ましい。
また、隔壁シール部32は、その一部として舌片部33を含む。なお、以下では、隔壁シール部32において、舌片部33の付け根線Xと未シール部31の下辺とに挟まれた部分、つまり舌片部33以外の部分を隔離部36と称して説明する。図2に示すように、ここで示す例では、舌片部33の付け根線Xと未シール部31の下辺とが平行関係にあり、隔離部36の縦方向の長さWは均等である。
隔壁シール部32の縦方向の長さ(以下、幅とする)としては、舌片部33の最大延出部分である中心線50上で最大(最大幅=舌片部33の最大延出長さL31C+隔離部36の幅W)となり、舌片部33の左右両側で最小(最小幅=隔離部36の幅W)となる。隔壁シール部32の幅、特に隔離部36の幅Wが大きくなると舌片部33が折れ曲がり難くなるため、隔離部36の幅Wは、未シール部31の密閉性等を確保できる限り小さい方が好ましく、例えば、0.5mm〜3.0mmに設定される。
舌片部33は、指掛け孔30に掛けられた指に接触し、容器重量を受容することで容器の表面側又は裏面側に折り曲げられる部分であって、隔壁シール部32の少なくとも一部が指掛け孔30の内側に延出して形成された部分である。より詳しくは、図2に示すように、舌片部33の付け根線Xより指掛け孔30の内側に延出した部分である。なお、舌片部33は、隔壁シール部32の一部、即ち端縁シール部12から構成されているため、その剛性は高くなっている。
また、舌片部33は、中心線50に対して左右対称であり、上記のように、横方向の中央(つまり中心線50上の位置)が最大延出部分となる。即ち、舌片部33は、その両側に比して中央部の延出長が長くなった略三角形状、つまり下方に突出した凸形状を有している。
なお、舌片部33の形状としては、舌片部33の全体で大きな容器重量を受容することが可能、換言すればある程度の面積を有していれば、特に限定されず、台形状や茄子型形状(図5参照)とすることもできる。中でも、舌片部33の折り曲げ性等の観点から、中央部が下方に突出した凸形状が特に好ましい。また、本実施形態では左右対称の凸形状を例示して説明したが、当然に左右非対称であってもよい。
次に、上記構成を備えるパウチ容器10の製造方法の一例について説明する。
まず初めに、外装シート11の長尺体を、ベースフィルム層及びシーラント層を構成する各樹脂フィルムのラミネートにより作製する。次に、容器の表面部及び裏面部を形成する各外装シート11の長尺体を重ね合わせ、その間にジッパー20の長尺体を挟んだ状態で、長尺体の長手方向に沿った一方の端部、及び長手方向に直交する所定部をヒートシールする。ここで、長尺体の長手方向に沿った一方の端部とは、容器の上端部であり、長尺方向に直交する所定部は、容器の左右側端部となる部分である。
このヒートシール工程により、容器の下端部以外の部分に端縁シール部12が形成されて、補充口19が形作られ、補充口19にジッパー20が取り付けられ、また、指掛け孔30の形成場所が提供される。なお、容器の上端部に形成される幅広の端縁シール部12は、補充口19の右側に未シール部31を残して形成される。
次に、ヒートシールされた上記所定部の中央を切断して、長尺体を個々のパウチ容器10に分割すると共に、切込み部22やカット部23、凹状部35を形成する。そして、カット部23の各外装シート11の間に口栓14のスパウト17を挿入した状態で、カット部23をヒートシールすることでスパウト17を取り付ける。
また、補充口19の右端近傍の端縁シール部12を、未シール部31との間に隔壁シール部32を残すように調整して、トムソン刃で打ち抜き、指掛け孔30を形成する。このとき、指掛け孔30と共に舌片部33が形成される。なお、トムソン刃の形状に応じて切断線34の形状が変化するので、トムソン刃の形状を変更することで指掛け孔30及び舌片部33の形状を適宜変更できる。
最後に、開放されている容器下端部から容器内部空間である充填部13に収容物を充填する。その後、容器下端部をヒートシールして端縁シール部12を形成し、充填部13を密閉することで、収容物が充填されたパウチ容器10が得られる。
なお、収容物が流動食である場合には、通常、高温の水蒸気や熱水を用いたレトルト殺菌(ボイル殺菌)が行われる。
次に、図3及び図4を参照して、上記構成を備えるパウチ容器10の作用効果について、補充口19から水を補充する操作を例示しながら詳説する。
図3は、指掛け孔30に指を掛けた状態を示す図であり、図4は、図3のA‐A線断面を模式的に示す図である。図3及び図4では、舌片部33及び未シール部31に容器重量が作用して、舌片部33が裏面側に折り曲げられると共に、未シール部31の下端部が円弧形状を呈するように撓み、各外装シート11が表裏方向に膨らんだ状態を示している。なお、図4では、各外装シート11a,11bが離間するように撓んだ状態を示しているが、同じ方向(表面側又は裏面側)に撓んでもよく、その場合でも同じ作用効果が得られる。
水の補充操作としては、切取り部21を切断除去して、補充口19を開放することから始まる。切取り部21は、その両側に切込み部22が設けられているので、切込み部22を切断起点として横方向に引っ張ることで容易に切断することができる。
次に、補充口19の左右にそれぞれ形成された指掛け孔30及び凹状部35を使用して容器を保持すると共に、ジッパー20を開けて水の補充を開始する。例えば、右手人差し指を指掛け孔30に舌片部33を押すようにして挿入し、右手親指を凹状部35に掛けて、ジッパー20の両側から補充口19を押し付けることでジッパー20を開けると共に補充口19を広げる。そして、ジッパー20が開いて補充口19が広がった状態を維持しながら水を補充する。
このようにして水が補充されることで容器重量が大幅に増大し、指掛け孔30の上方、つまり舌片部33及び未シール部31には、容器重量が作用して、図3及び図4に示される状態となる。
図3及び図4に示すように、容器を保持する指が舌片部33に接触して容器重量が作用すると、舌片部33及び未シール部31の剛性の差に起因して、舌片部33の付け根部分は、未シール部31との境界位置で折れ曲がる。即ち、舌片部33は、端縁シール部12から構成されているので剛性が高く、その中途部で折れ曲がり難いが、未シール部31は、剛性が低く撓み易いので、舌片部33から容器重量が伝達されると、その下辺が円弧形状を呈するように撓む。従って、舌片部33は、その付け根部分に折り曲げ罫線が形成されていなくても、未シール部31との境界位置で容易に折れ曲がる。より詳しくは、未シール部31の撓みに起因して、隔壁シール部32の隔離部36に円弧形状の折り目線が形成され、当該折り目線で舌片部33が折れ曲がる。
また、舌片部33は、未シール部31の撓みに起因して、円弧形状の折り目線で折れ曲がるので、特に付け根付近が指に沿うように大きく湾曲する。舌片部33は、剛性が高いので、それのみでは容易に湾曲しないが、舌片部33の上方に位置する未シール部31の撓みにより、指に沿うように大きく湾曲することが可能になる。
従って、端縁シール部12から構成される剛性の高い舌片部33は、未シール部31との相乗作用により、中途部で折れ曲がることなく全体で容器重量を受容できると共に、指に沿うように大きく湾曲した形状を呈することができ、指との大きな接触面積を提供し、指への負担を十分に軽減することができる。
また、指掛け孔30と未シール部31とは、その間に形成された隔壁シール部32により隔離されているので、未シール部31は、指掛け孔30に対向する部分において密閉されている。従って、指掛け孔30の周縁から未シール部31に水等が浸入することがなく、隔壁シール部32の周縁を清潔な状態に維持することができる。更に、未シール部31は、その周囲が端縁シール部12に囲まれているので、指掛け孔30の周縁からだけでなく、その他の部分からの水等の浸入も防止できる。
以上のように、パウチ容器10によれば、指掛け孔30に掛けられた指への負担を十分に軽減でき、且つ指掛け孔30の周縁部分及び未シール部31を清潔な状態に維持することができる。従って、パウチ容器10は、特に収容物の重量が大きな医療品用途に好適である。
なお、上記実施形態は、本発明の目的を損なわない範囲で設計変更することができる。
以下、図5〜7を用いて、上記実施形態の変形例を例示する(上記実施形態と同一又は類似する構成要素には、同一の符号を付して、重複する説明は省略する)。
図5は、指掛け孔30周辺の部分拡大図であって、図2に対応する図である。
図5に示すように、舌片部33は、指掛け孔30が使用されない状態において、指掛け孔30の全体を覆う形状、つまり指掛け孔30と同じ形状とすることができる。当該形態では、指掛け孔30及び舌片部33を形作る切断線34が略Uの字状に形成されており、舌片部33を折り曲げることで指掛け孔30が現れる。
また、未シール部31は、その上辺が左右両側よりも中央部が上方に突出しており、全体として略三角形状を有している。
図6は、パウチ容器10の正面図であって、図1に対応する図である。
図6に示すように、ジッパー20の左右両端近傍に、2つの指掛け孔30a,30bを形成することができる。そして、各指掛け孔30a,30bに対応して、未シール部31a,31b、隔壁シール部32a,32b、舌片部33a,33bがそれぞれ形成される。即ち、図6に例示する形態は、図1に例示する形態において、ジッパー20の左方に形成される端縁シール部12の面積を大きくし、凹状部35の代わりに、指掛け孔30bを形成したものである。
図7は、パウチ容器10の正面図であって、図1に対応する図である。
図7に示すように、パウチ容器10は、平面部及び裏面部を形成する外装シート11a,11bに加えて、底面部を形成する外装シート11cを備えるスタンディングパウチの形態とすることができる。なお、スタンディングパウチは、収容物が充填部13に充填されることで底面部を形成する外装シート11cが舟形に展開されて、商品棚等へのスタンディングが可能になる。
図7に例示する形態では、補充部15を有さず、指掛け孔30は、容器上部左側に設けられた口栓14と反対側の容器上部右側に設けられている。また、指掛け孔30や未シール部31は、図1に例示する形態と同じ形状を有するが、当該形態では、容器の上下方向から角度θ傾いた方向に容器重量が作用し易いので、それらの配置角度が図1に例示する形態と異なっている。具体的には、容器の上下方向から角度θ傾いた方向と略直交する方向が長手方向となるように未シール部31が形成され、当該未シール部31に対して図1に例示する形態と同様の配置角度で指掛け孔30等が形成されている。
10 パウチ容器、11 外装シート、12 端縁シール部、13 充填部、14 口栓、15 補充部、16 吊り下げ孔、17 スパウト、18 キャップ、19 補充口、20 ジッパー、21 切取り部、22 切込み部、23 カット部、30 指掛け孔、31 未シール部、32 隔壁シール部、33 舌片部、34 切断線、35 凹状部、36 隔離部、X 付け根線。

Claims (4)

  1. 容器外形を構成する外装シートと、
    前記外装シートの端縁に形成され、容器内部空間を密閉する端縁シール部と、
    前記端縁シール部を貫通して形成された指掛け孔と、
    を備え、前記容器内部空間に収容物が充填されるパウチ容器において、
    前記指掛け孔の上方に設けられた未シール部と、
    前記指掛け孔と前記未シール部との間に形成されて、前記指掛け孔と前記未シール部とを隔離する隔壁シール部と、
    前記隔壁シール部の少なくとも一部が前記指掛け孔の内側に延出して形成された舌片部と、
    を更に備え、
    前記舌片部は、その両側に比して中央部の延出長が長くなった凸形状であり、
    前記未シール部の下辺と前記舌片部の付け根線とが互いに平行であり、当該下辺と付け根線との間隔が0.5mm〜3.0mmであることを特徴とするパウチ容器。
  2. 前記未シール部の下辺は、容器重量が作用する方向に略直交している、請求項1に記載のパウチ容器。
  3. 前記未シール部は、周囲が前記端縁シール部で囲まれている、請求項1又は2に記載のパウチ容器。
  4. 補充物を充填するための補充部を更に備え、前記指掛け孔は、前記補充部の近傍に形成される、請求項1〜3のいずれか1に記載のパウチ容器。
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