JP5638788B2 - シートベルト装置 - Google Patents
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Description
図1には本発明の第1の実施の形態に係るシートベルト装置10の全体構成の概略が斜視図により示されており、図2には本シートベルト装置10の全体構成の概略が側面図により示されている。
図1及び図2に示されるように、アーム14、16及びアーム34の先端側が基端側よりもシート18の後方側に倒れ込み、バックル120がシートクッション40の後端部近傍に位置する状態がバックル120におけるベルト装着位置とされる。この状態で、例えば、乗員132が車両の室内に入るために車両のドアを開けたり、乗員132がシート18に着座したりするとモータアクチュエータ22が作動する。モータアクチュエータ22が作動して出力軸24が回転すると、アーム14、16の先端側がシート18の前方側で且つ上方側へ向けて移動するように出力軸24周りにアーム14、16が上昇回動する。
次に、本発明のその他の実施の形態について説明する。
これらの図に示されるように、ベルト装着アシスト機構162は回転体としての駆動アーム164を備えている。駆動アーム164は厚さ方向が概ねシート18の幅方向に沿った細幅板状に形成されており、その長手方向基端側がモータアクチュエータ22の出力軸24に一体的に連結されている。この駆動アーム164の先端部側にはアーム部材としての従動アーム166が設けられている。従動アーム166は厚さ方向が駆動アーム164の厚さ方向に沿った細幅板状に形成されており、この従動アーム166の長手方向先端部にバックル120が一体的に取り付けられている。
以上の構成の本実施の形態では、図7に示されるように、ガイド孔172の一端部にガイドピン174が位置している状態でバックル120が装着アシスト位置に位置している。この状態でモータアクチュエータ22が作動して出力軸24が回転し、駆動アーム164の先端側がシート18の後方で且つ下方へ倒れるように回動すると、図9に示されるように、バックル120が装着アシスト位置よりもシート18の後方で且つ下方のベルト装着位置へ移動する。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
これらの図に示されるように、ベルト装着アシスト機構212は回転体としての駆動円板214を備えている。駆動円板214は厚さ方向が概ねシート18の幅方向に沿った円板状に形成されており、モータアクチュエータ22の出力軸24の先端側に同軸的且つ一体的に連結されている。この駆動円板214の先端部側にはアーム部材としての従動アーム216が設けられている。従動アーム216は厚さ方向が駆動円板214の厚さ方向に沿った細幅板状に形成されており、この従動アーム216の長手方向先端部にバックル120が一体的に取り付けられている。上記の駆動円板214の外周部近傍には連結シャフト218が駆動円板214の厚さ方向に貫通しており、更にこの連結シャフト218は従動アーム216の長手方向基端側で従動アーム216を貫通し、連結シャフト218周りに駆動円板214に対して従動アーム216を相対回転自在に駆動円板214と従動アーム216とを連結している。
以上の構成の本実施の形態では、図10に示されるように、従動アーム216の長手方向が出力軸24を中心とする駆動円板214の半径方向に沿い、且つ、連結シャフト218の出力軸24とは反対側にバックル120が位置する状態でバックル120が装着アシスト位置に位置している。この状態でモータアクチュエータ22が作動し、図12に示されるように、出力軸24の連結シャフト218とは反対側にバックル120が位置して、従動アーム216の長手方向が出力軸24を中心とする駆動円板214の半径方向に沿うまで出力軸24が図10から図12の左周り方向に略180度回転することでバックル120が装着アシスト位置よりもシート18の後方で且つ下方のベルト装着位置へ移動する。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。
これらの図に示されるように、ベルト装着アシスト機構242は巻取軸244を備えている。巻取軸244は軸方向が概ねシート18の幅方向に沿った円板状に形成されており、モータアクチュエータ22の出力軸24の先端側に同軸的且つ一体的に連結されている。この巻取軸244の外周部には巻取溝が形成されており、この巻取溝の内側には長尺部材としてのワイヤ246の長手方向基端部が係止されている。このワイヤ246は比較的剛性が高いものの撓曲が可能な長尺紐状に形成されており、図13から図15に示されるように、モータアクチュエータ22が作動して出力軸24と共に巻取軸244が右周り方向に回転すると、ワイヤ246はその長手方向基端側から巻取軸244の巻取溝に巻き取られる。
以上の構成の本実施の形態では、図13に示されるように、巻取軸244からワイヤ246が最も引き出された状態でバックル120が装着アシスト位置に位置している。この状態でモータアクチュエータ22が作動して出力軸24と共に巻取軸244が図13から図15の各図における右周り方向に回転すると、巻取軸244の巻取溝にワイヤ246がその長手方向基端側から巻き取られる。これにより、干渉ピン258に干渉されているワイヤ246はその先端側が下降しつつシート18の後方側へ移動し、最終的には図15に示されるように、バックル120が装着アシスト位置よりもシート18の後方で且つ下方のベルト装着位置へ移動する。
12 ベルト装着アシスト機構(バックル移動手段)
14 アーム(駆動アーム)
16 アーム(駆動アーム)
18 シート
22 モータアクチュエータ(駆動手段)
34 アーム(従動アーム)
40 シートクッション
120 バックル
128 ウエビングベルト
160 シートベルト装置
162 ベルト装着アシスト機構(バックル移動手段)
164 駆動アーム(回転体)
166 従動アーム(アーム部材)
170 ガイドプレート(干渉手段)
210 シートベルト装置
212 ベルト装着アシスト機構(バックル移動手段)
214 駆動円板(回転体)
216 従動アーム(アーム部材)
220 ガイドピン(干渉手段)
222 ガイドピン(干渉手段)
240 シートベルト装置
242 ベルト装着アシスト機構(バックル移動手段)
246 ワイヤ(長尺部材)
258 干渉ピン(規制手段)
Claims (1)
- 車両のシートを構成するシートクッションの幅方向側方に設けられて、ウエビングベルトに設けられたタングが装着されるバックルと、
駆動手段の駆動力により前記シートクッションの後端側におけるベルト装着位置と当該ベルト装着位置よりも前方の装着アシスト位置との間で前記バックルを移動させると共に、前記装着アシスト位置から前記ベルト装着位置までの前記タングが前記バックルに装着された際の前記バックルの移動軌跡を、前記装着アシスト位置と前記ベルト装着位置とを通過する直線の上側を通過させるバックル移動手段と、
を備え、更に、
先端側に前記バックルが固定された取付部と、
前記取付部における前記バックルの取付位置よりも基端側で先端側が前記シートクッションの幅方向を軸方向とする軸周りに前記取付部に対して相対的に回動可能に連結された第1アームと、
前記取付部における前記バックルの取付位置と第1アームの取付位置との間で先端側が前記シートクッションの幅方向を軸方向とする軸周りに前記取付部に対して相対的に回動可能に連結される第2アームと、
を含めて構成され、前記第1アーム及び前記第2アームの何れかの一方の基端側に前記駆動手段の出力軸を直接又は間接的に連結して駆動アームとし、前記第1アーム及び前記第2アームの何れかの他方の基端側を前記シートクッションの幅方向を軸方向とする軸周りに回動自在に前記シートに支持させて従動アームとし、更に、前記アシスト位置及び前記ベルト装着位置との間で前記バックルを移動させることが可能な前記第1アームの回動中心の位置で決まる一定の直線上の前記第2アームの回動中心を、前記第1アームの回動中心よりも前記シートの上方に設定したリンク機構を含めて前記バックル移動手段を構成したシートベルト装置。
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