JP3662739B2 - シートベルトのプリテンショナ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のシートベルトの緊張力を自動的に増強させるためのプリテンショナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車の座席には、衝突事故などに際して乗員が前方へ投げ出されることを防止するために、乗員の移動を拘束するためのシートベルトが設けられているが、このシートベルトには、通常の運転時には乗員の動作を拘束せず、急停止時、あるいは衝突時にのみシートベルトの巻取軸をロックする緊急時自動ロック装置付リトラクタ装置(以下ELR装置と略す)が設けられることが通例である。このELR装置は、所定値以上の減速度を検知して極めて短時間のうちに巻取軸をロックし、これによってシートベルトがそれ以上繰り出されないようにしている。一方、巻取軸をロックするだけであると、巻き締まる分だけELR装置からシートベルトが引き出されることは防止できない。そこで、例えばシートベルトを繋着したバックルを急速にシートベルトの緊張方向に移動させて更にシートベルトの拘束力を増大させるようにしたプリテンショナ装置が提案されている(米国特許第4,705,296号等参照)。また、一度移動させたバックルがすぐに戻ってしまわないように、上記プリテンショナ装置にはラチェットや一方向クラッチのような逆止装置が上記ELR装置のものとは別に設けられている。
【0003】
このようなプリテンショナ装置は、例えば本願と同一出願人による特開平5−26541号公報に記載されているように、バックルを牽引する動力発生装置として、化学反応で発生する高圧ガスを用いるものがある。
【0004】
従来の高圧ガスを用いた動力発生装置30を図7に示す。シートのベース部材に固定されたシリンダ31内には中間部に縮径部31bを有する内孔31aが形成され、その一端側部分にはピストン32が受容されている。例えば螺合することにより本体部分に一体的に保持されたピストン32の遊端部32aはシリンダ31の一端開口から突出してリンク部材等を介してバックルに係合し、基端部32bはやや拡径し、シリンダ31の内周面にOリング33を介して接している。シリンダ31の一端開口には、その中央に開口34aを有するキャップ34が締結されている。この開口34aはピストン32の中間部分に摺接してピストン32が移動する際の軸受けとして機能する。
【0005】
また、シリンダ31の内孔31aに於ける他端側部分にはガス発生装置35が受容されている。そして、シリンダ31の後端開口はシールを兼ねる押さえ板37を介してかしめられ、ガス発生装置35を抜け止めしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記構造ではピストン32が最もシリンダ31の内孔31aに没入した図7に示すような状態で組み付けられるが、ピストン32の基端部32bと縮径部31bの段部との隙間Lが小さいと、プリテンショナ装置の構成部品の寸法誤差(例えばリンク部材の連結部分、シートのベース部材とシリンダ受け部)、或いは組み付け時のリンク部材の位置ずれ等が大きい場合にそれを吸収できず、組付けが困難になる不具合があった。また、組み付け後、ピストン32の遊端部32aとリンク部材等との連結部分やリンク部材等とバックルとの連結部分にがたがあると、作動時にこのがたのある部分で所謂玉突き現象が発生し、その衝撃力により各部に局部的な塑性変形が生じ、高圧ガスのエネルギーロスとなる。従って、所要のバックルの駆動力を確保するためにガス発生装置35が大型化し、即ち動力発生装置30が大型化する問題があった。
【0007】
一方、上記構造の場合、動力発生装置30は、その全体、即ちピストン32、シリンダ31及びガス発生装置35を組み付けた状態で保管、搬送することとなるが、何かの原因でガス発生装置35が作動してしまった場合、ピストン32が急激に突出することから、それに対処可能な保管方法、搬送方法が必要となり、スペース効率が低下すると共に、作業に要する時間が多くなり、時間効率も低下しがちであった。また、ピストン32は比較的重いことから、上記誤作動時にシリンダ31の一端開口からピストン32が飛び出さないようにキャップ34を強固なものにする必要があり、動力発生装置30が大型化、重量化しがちであった。
【0008】
本発明は、このような従来技術に課せられた問題点を解消するべく案出されたものであり、その第1の目的は、簡単な構造をもってその作動信頼性を損なうことなく、シートベルトのプリテンショナ装置の動力発生装置の組み付けを容易にし、更にこれを小型化、軽量化することにある。また、本発明の第2の目的は、上記に加えて動力発生装置の取り扱い性をも改善することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上記目的は、車両衝突事故などに際してシートベルトの緊張力を自動的に増強させるべく、シートベルトのバックルを移動可能に支持すると共に動力発生装置をもって該バックルを緊張側に移動させ、逆止装置により移動させたバックルが緩むことを防止するようになっているプリテンショナ装置であって、前記動力発生装置が、固定されたシリンダと、該シリンダ内に受容されると共にその一端開口から突出して前記バックルに直接または間接的に係合するピストン部材と、前記シリンダの内圧を急激に高めるためのガス発生手段とを有し、前記ピストン部材が、前記シリンダ内に受容されかつ突出方向にばね付勢されたピストン本体と、前記ピストン本体に軸線方向に当接しかつ前記シリンダの前記一端開口から突出するピストンロッドとからなり、前記シリンダの前記一端開口が、前記ピストンロッドの外周面が摺接するように前記ピストン本体よりも縮径され、前記シリンダにおける前記ピストン本体の前記一端開口とは相反する側に前記ガス発生手段が設けられていることを特徴とするシートベルトのプリテンショナ装置を提供することにより達成される。また、前記ピストン本体と前記ピストンロッドとが、軸線中心に向けてある曲率の曲面状をなす凹部とこれよりもやや小さな曲率の曲面状をなす凸部との中心部分での接触により係合していると良い。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図面に示された実施例を参照して本発明の構成について詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明が適用されたシート回りを示している。図1において、車室内のセンタピラー1下部に固設されたELR装置2から上方へ引出されたシートベルト3は、センタピラー1の上部に取付けられたスルーリング4を通過した後下向きに延出され、シート5の後部側面にその端部6が固定されている。そしてシートベルト3におけるスルーリング4と端部6との間の部分には、シートベルト3に沿って移動自在なようにタングプレート7が設けられている。また、シートベルト端部6の固着点と反対側のシート側面には、本発明によるプリテンショナ装置Pを介してバックル8が取付けられている。
【0012】
シート5に着座した乗員が、ELR装置2からシートベルト3を引き出し、バックル8にタングプレート7を繋着することにより、乗員の肩から胸、及び腰回りにかけてシートベルト3が掛け渡される。
【0013】
プリテンショナ装置Pは、車両衝突事故などに際してシートベルト3の緊張力を自動的に増強させるためのものであり、図2及び図3に示すように、シート5の側面に装置全体を固定するためのベースプレート11と、ベースプレート11に一端が枢着し、かつ他端がバックル8のアンカー部8aに連結されたアーム12と、ベースプレート11に実質的に固定された動力発生装置としての直線駆動アクチュエータ13と、直線駆動アクチュエータ13の作動端に一端が連結され、かつアーム12の枢着端側の枢着中心から適宜な半径方向距離を置いた位置に他端が連結されたリンク部材14と、アーム12の回動方向を一方のみに規定するための逆止装置15とからなっている。
【0014】
ベースプレート11には、アーム12を支持するセンタシャフト16が取付けられている。アーム12は、その一端をセンタシャフト16に対して回動自在に止められると共に、その他端に、プロジェクション溶接等によってアンカピン17が固着されている。そしてバックル8のアンカー部8aを、アンカピン17のアーム12の側面からの突出部にて回動可能に支持している。
【0015】
リンク部材14の一端はアクチュエータ13の作動端、即ち後記するピストンロッド22bの遊端部に相対回動自在に連結され、他端近傍はアーム12に相対回動自在に連結されている。また、リンク部材14の他端のC字状部分14aは、ピン18に係合し、不用意にアーム12を回転させないためのヒューズをなしている。
【0016】
図4に示すように、アクチュエータ13は、ベースプレート11に固定されたシリンダ21と、その内孔21aの作動端側に受容されたピストン本体22aと、基端側に受容されたガス発生装置25とを有している。ピストン本体22aとガス発生装置25との間にはシリンダ21を外部からかしめることにより位置決め保持されたカラー23が介在している。また、カラー23とピストン本体22aとの間には圧縮コイルばね24が介在し、ピストン本体22aを作動方向に常に付勢するようになっている。
【0017】
ピストン本体22aは、内孔21aの壁面にOリング26を介して接している。また、ピストン本体22aには遊端部がリンク部材14に結合するピストンロッド22bが軸線方向から当接し、ピントン部材22を構成している。ここで、ピストン本体22aとピストンロッド22bとが、軸線中心に向けてある曲率の曲面状をなす凹部とこれよりもやや小さな曲率の曲面状をなす凸部との中心部分で接触することにより係合(当接)しており、これにより両者が自動調心され、ピストンロッド22bがシリンダ内でねじれるようなことがなくなり、エネルギーロスや偏心によるガス漏れの心配がなくなった。実際には曲面状でなくてもテーパ状をなしていても良く、その場合、凸部のテーパよりも凹部のテーパが緩やかになっていると良い。
【0018】
また、上記したように、圧縮コイルばね24がピストン本体22aを作動方向に常に付勢することで、ピストンロッド22bも作動方向に付勢され、該ピストンロッド22bとリンク部材14との連結部分、リンク部材14とアーム12との連結部分等のがたが吸収されるようになっている。ばねは圧縮コイルばねに限定されず、皿ばね、ゴム弾性体等でも良い。
【0019】
尚、シリンダ21の作動端開口21bは、ピストンロッド22bの中間部外周面が摺接するようにスウェージング(絞り)加工により縮径されている。その加工形状の例としては図5(a)〜図5(d)に示す断面のようなものが挙げられる。図5(d)はかしめであるが、全周に亘りかしめても良く、また部分的にかしめても良い。
【0020】
上記アクチュエータ13を組み立てるには、まず、シリンダ21の作動端開口21bと相反する側、即ち基端側開口から、ピストン本体22a、圧縮コイルばね24及びカラー23を挿入し、カラー23を位置決めした状態でシリンダ21をその外周面側からかしめて保持する。そして、ガス発生装置25を挿入してシールを兼ねる押さえ板27を介してシリンダ21の基端側開口部分をかしめる。このように組み立て方向を統一できるため、組み立て容易性が向上している。
【0021】
尚、この時点ではピストンロッド22bはアクチュエータ13に組み付けず、別部品として扱う。これにより、例え何らかの原因でガス発生装置25が作動してしまった場合でもシリンダ21内にてピストン本体22aが移動するのみであるのでその取り扱いが容易になっている。また、ピストン本体22aは軽いことからシリンダ21の作動端開口21bには強固なキャップを設ける必要がなく、単に開口を絞るのみで良いことから径方向に嵩張らず、しかも軽量化されている。これによりプリテンショナ装置の一層の薄型化が可能となり、装置の配置自由度、組み付け容易性が向上している。更に、キャップを設けるための切削加工も必要ないことからシリンダの製造容易性も向上している。
【0022】
そして、このアクチュエータ13をプリテンショナ装置Pに組み付ける際、シリンダ21をベースプレート11に固定し、ピストンロッド22bをシリンダ21の作動端開口21bから挿入し、その遊端部をリンク部材14にピン17をもって連結する。
【0023】
このとき、ピストンロッド22bの遊端部とリンク部材14との組み付け位置をピストン本体22aが作動方向にやや移動した位置に設定しておくことで、プリテンショナ装置の構成部品の寸法誤差、或いは組み付け時のリンク部材の位置ずれ等が或る程度大きくても、それを吸収でき、しかも圧縮コイルばねによりこれらが作動方向に付勢されていることからがたを生じる心配がない。また、ピストン本体22aがカラー23の端面から離間していることで、ピストン本体22aがカラー23の端面に密着している場合に比較して受圧面積が増え、より小さな推力で所望の作動が可能となることからシリンダ強度を低く、即ちシリンダの肉厚を薄くでき、装置が軽量化されている。
【0024】
以下に、本実施形態の作動要領について説明する。まず、減速度センサ(図示せず)によって車両衝突を感知すると、ガス発生装置25の推薬に着火され、この際に発生する燃焼ガス圧で押し出されたピストン部材22の推力がリンク部材14を介してアーム12に伝達され、アーム12の回動力に変換される。するとアーム12の回動に伴ってバックル8が引き込まれ(図6参照)、シートベルト3に張力が加わって乗員の拘束力を増強する。この際、燃焼ガス圧が消失しても逆止装置15がアーム12の逆転を阻止するので、燃焼ガス圧が消失した後にシートベルト3が緩むことが防止される。
【0025】
【発明の効果】
このように本発明によれば、シートベルトのバックルを緊張側に移動させるべく、固定されたシリンダと、その内孔に受容されると共にその一端開口から突出してバックルに直接または間接的に係合するピストン部材と、シリンダの内圧を急激に高めるためのガス発生装置とを有する動力発生装置の上記ピストン部材を突出方向にばね付勢したことで、装置構成部品の寸法誤差や組み付け時の位置ずれ等を容易に吸収でき、組付けが容易になる。また、組み付け後に各部品の連結部分のがたを吸収できることから、高圧ガスのエネルギーロスがなく、動力発生装置を小さくでき、装置全体を小型化、軽量化できる。また、ピストン部材を動力発生時にシリンダから突出しない大きさのピストン本体と、基端がピストン本体にシリンダの一端開口側から着脱可能に係合し、遊端がバックル側に係合するピストンロッドとに分けることで、例え何らかの原因でガス発生装置が作動してしまった場合でもシリンダ内にてピストン本体が移動するのみであり、その取り扱いが極めて容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたシート回りの斜視図。
【図2】本発明によるシートベルトのプリテンショナ装置の側面図。
【図3】本発明によるシートベルトのプリテンショナ装置の底面図。
【図4】本発明によるシートベルトのプリテンショナ装置の動力発生装置の構造を示す断面図。
【図5】(a)〜(d)は、図4のシリンダの作動端開口形状の例を示す部分拡大断面図。
【図6】本発明装置の作動要領を説明する図。
【図7】従来のシートベルトのプリテンショナ装置の動力発生装置の構造を示す図4と同様な断面図。
【符号の説明】
1 センタピラー
2 ELR装置
3 シートベルト
4 スルーリング
5 シート
6 端部
7 タングプレート
8 バックル
8a アンカー部
P プリテンショナ装置
11 ベースプレート
12 アーム
13 アクチュエータ
14 リンク部材
14a C字状部分
15 逆止装置
16 センタシャフト
17 アンカピン
18 ピン
21 シリンダ
21a 内孔
21b 作動端開口
22 ピストン
22a ピストン本体
22b ピストンロッド
23 カラー
24 圧縮コイルばね
25 ガス発生装置
26 Oリング
27 押さえ板
30 動力発生装置
31 シリンダ
31a 内孔
31b 縮径部
32 ピストン
32a 遊端部
32b 基端部
33 Oリング
34 キャップ
34a 開口
35 ガス発生装置
37 押さえ板

Claims (2)

  1. 車両衝突事故などに際してシートベルトの緊張力を自動的に増強させるべく、シートベルトのバックルを移動可能に支持すると共に動力発生装置をもって該バックルを緊張側に移動させ、逆止装置により移動させたバックルが緩むことを防止するようになっているプリテンショナ装置であって、
    前記動力発生装置が、固定されたシリンダと、該シリンダ内に受容されると共にその一端開口から突出して前記バックルに直接または間接的に係合するピストン部材と、前記シリンダの内圧を急激に高めるためのガス発生手段とを有し、
    前記ピストン部材が、前記シリンダ内に受容されかつ突出方向にばね付勢されたピストン本体と、前記ピストン本体に軸線方向に当接しかつ前記シリンダの前記一端開口から突出するピストンロッドとからなり、
    前記シリンダの前記一端開口が、前記ピストンロッドの外周面が摺接するように前記ピストン本体よりも縮径され、
    前記シリンダにおける前記ピストン本体の前記一端開口とは相反する側に前記ガス発生手段が設けられていることを特徴とするシートベルトのプリテンショナ装置。
  2. 前記ピストン本体と前記ピストンロッドとが、軸線中心に向けてある曲率の曲面状をなす凹部とこれよりもやや小さな曲率の曲面状をなす凸部との中心部分での接触により係合していることを特徴とする請求項に記載のシートベルトのプリテンショナ装置。
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