JP5638712B1 - ベビーカー - Google Patents

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Abstract

【課題】 安価な構成で、なおかつ安全に作動するゆりかご機能を備えたベビーカーを提供する。【解決手段】乳幼児を乗せるためのシートと、前記シートを保持する基体と、前記基体に車軸受けを介して取り付けられた車輪と、前記基体を移動させるために力を作用させるグリップと、前記車輪を回転駆動させる駆動部と、前記駆動部の駆動を制御する制御部とを備え、使用者が前記基体を移動させるための作用力を前記駆動部の駆動力により低減させるアシスト機能が付与されたベビーカーであって、前記使用者が前記グリップに作用力を作用させない状態において、前記駆動部の駆動により前記基体を前後方向に往復移動させるゆりかご機能を有することを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、乳幼児を乗せるベビーカーであって、車輪をモータ等により駆動させる機構を備えたベビーカーに関するものである。
従来の人力により移動するベビーカーに代わり、電動モータにより車輪を駆動させて移動するベビーカーが種々提案されている。
図8は、特許文献1に示された電動アシスト機能付きベビーカーの駆動伝達機構と電力制御器の系統図である。電動アシスト機能付きベビーカー800の駆動伝達機構801は、バッテリ802、モータ803、ディファレンシャルギア804を含み、バッテリ802に接続されるモータ803を介して、モータ803に連結されるディファレンシャルギア804に連結される回転軸805で車輪806を駆動する。これら動作は、電力制御器807により制御される。このような電動式のベビーカーは、上り坂や重い荷物を積載した場合でも、大きな労力を必要とせず、楽にベビーカーを移動させることができる。
また、特許文献2においては、むずかる乳幼児をあやすために、ゆりかご載置部を前後方向に駆動するゆりかご装置が開示されている。本装置は、乳幼児が成長した後は幼児用自動車としても使用することができるため、長期間使用することができる。
実用新案登録第3127472号公報 特表2007−527744号公報
しかしながら、上記特許文献1に示された電動アシスト機能付きベビーカーにおいては、例えば長時間の乗車により、むずかる乳幼児をあやす手段がなく、安全面に配慮しつつ、手動でベビーカーを前後させてあたかもゆりかごのようにして乳幼児をあやすしか方法がなかった。また、特許文献2に示されたゆりかご装置は、かごを揺らせる機構が複雑であり、高価なものとなる上、ゆりかごとして使用する場合は、室内等で据え置いて使用するので、ベビーカーのように場所を移動しながら乳幼児をあやすという場面では使うことができなかった。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、安価な構成で、なおかつ安全に作動するゆりかご機能を備えたベビーカーを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係るベビーカーは、乳幼児を乗せるためのシートと、前記シートを保持する基体と、前記基体に車軸受けを介して取り付けられた車輪と、前記基体を移動させるために力を作用させるグリップと、前記車輪を回転駆動させる駆動部と、前記駆動部の駆動を制御する制御部とを備え、使用者が前記基体を移動させるための作用力を前記駆動部の駆動力により低減させるアシスト機能が付与されたベビーカーであって、前記使用者が前記グリップに作用力を作用させない状態において、前記駆動部の駆動により前記基体を前後方向に往復移動させるゆりかご機能を有することを特徴とする。
また、前記ベビーカーは、前記車輪の回転数を検出する回転数検出部と、前記回転数検出部により検出した回転数に基づいて、前記駆動部を制御することを特徴としてもよい。
また、前記ベビーカーは、前記基体の傾きを検出する傾き検出部を有し、前記傾き検出部により検出した基体の傾き量に基づいて、前記アシスト機能を制御するとともに、前記ゆりかご機能を制御することを特徴としてもよい。
また、前記ベビーカーは、前記ベビーカーの周辺の障害物を検出する障害物検出部を有し、前記障害物検出部により障害物を検出した場合に、前記ゆりかご機能を停止させることを特徴としてもよい。
また、前記ベビーカーは、前記使用者が保持する通信端末と前記ベビーカーの距離が所定値以上離れた場合に、前記使用者に報知するとともに、前記ベビーカーのゆりかご機能を停止させることを特徴としてもよい。
本発明によれば、安価な構成で、なおかつ安全に作動するゆりかご機能を備えたベビーカーを実現することが可能となる。
実施形態1に係るベビーカー1の構成を示す概略図である。 実施形態1に係るゆりかご機能の動作の一例を示すフローチャートである。 実施形態2に係るゆりかご機能の動作の一例を示すフローチャートである。 実施形態3に係るベビーカー1aの構成を示す概略図である。 実施形態3に係るゆりかご機能の動作の一例を示すフローチャートである。 実施形態4に係るベビーカー1bの構成を示す概略図である。 実施形態4に係るゆりかご機能の動作の一例を示すフローチャートである。 従来の電動アシスト機能付きベビーカーを示した図である。
以下、本発明の実施形態について図を用いて説明する。以下の説明では同一の部材には同一の符号を付してある。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
<実施形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係るベビーカー1の全体的な構成を示す概略図である。ベビーカー1は、主に、乳幼児を乗せるためのシート2と、シート2を保持する基体3と、基体3に車軸受けを介して取り付けられた前車輪4及び後車輪5、グリップ6、制御部7、駆動部8よりなる。前車輪4または後車輪5には、ベビーカー1の移動方向を検出する方向センサ(図示せず)を備えている。グリップ6は、使用者が基体を移動させる際に力を作用させるためのものであり、基体3の上部に連続して設けられる。また、グリップ6には、ベビーカーの前進又は後退方向への圧力を検出する圧力センサ(図示せず)が内蔵されている。さらに、グリップ6にはゆりかごモードについて入力指示するボタン(図示せず)が設けられている。ゆりかごモードについては後述する。
グリップ6の圧力センサにより圧力を検出した場合に、制御部7から駆動部8へ指令を出し、駆動部8の駆動力により後車輪5を回転させて、ベビーカー1の移動をアシストする。駆動部8はモータ等、後車輪5を回す力を与えるものである。ここでは後車輪5に直接取り付けて力を与えているが、駆動部8を別の位置に設け、ベルト等により力を伝える事で後車輪5及び/または前車輪4を駆動しても良い。以上の構成により、ベビーカー1の使用者がベビーカー1を移動させる場合に、駆動部8のアシスト力により通常よりも軽い力で移動させることが出来るので、坂道等での移動が楽になる。本発明では上記の構成を用いて、ゆりかごのように動作する機能(ゆりかご機能)を実現する。
図2は、ゆりかご機能の動作の一例を示すフローチャートである。なお、本フローチャートにおいて、Sは各動作のステップを表す。
まず、ゆりかご機能の動作に関するゆりかごモードのスタートを指示するボタンがONされ、ゆりかごモードが開始される(S21)。ゆりかごモードとは、本発明の各種検出手段により検出した結果に基づいて、ゆりかご機能の動作の実行、停止を行うモードである。ゆりかごモードを開始しない場合は、ベビーカーの移動に対し、通常のアシストモードのみが作動することとなる。
次に圧力センサがグリップ6の圧力を検出し、人がベビーカーを移動させようとしているか否かを判定する(S22)。圧力センサがグリップ6の圧力を検出した場合は、ベビーカー1を移動させようとしていると判断されるため、ゆりかごモードを終了する(S26)。
グリップ6に圧力が検出されない場合は、ベビーカー1を移動させる方向を決定する(S23)。通常、最初に前進方向とし、S23の処理毎に方向を反転させ、前進方向、後退方向への移動を繰り返す。方向決定については、例えば、方向センサ(図示せず)がベビーカー1の移動方向を検出し、これに基づいて移動方向を決定する。
あるいは、あらかじめ、制御部7に移動方向の決定方法を設定しておく方法でも構わない。この場合は、ゆりかごモードにおいて、S22でグリップ6に圧力が検出されないときに、前車輪4が左右方向に回転するのをあらかじめ固定が可能な機構を備えることが望ましい。前車輪4が左右方向に回動可能な状態でゆりかご機能がはたらくと、前車輪4が左右に動くことで、ベビーカー1が予期しない方向に動くことがあり、危険防止のためである。
次に決定した方向へ所定時間加速する(S24)。加速した後に所定時間減速し(S25)、再びS22の処理へ戻り、ここで、グリップ6の圧力検出が無ければ、逆方向に同じ動作を行う。加速後急に減速するのではなく、加速した後、所定時間惰性で動作し、減速しても良い。加速、減速時の加速度を調整することでゆりかごと類似した動作を行う事が出来る。なお、ここでは加速、減速を行った毎にグリップ6の圧力を検出しているが、常時圧力検出を行っても良い。
このように、ベビーカーの移動をアシストする駆動部を利用してゆりかご機能とすることで、ベビーカーをゆりかごとしても使用することができ、また、ゆりかごを動作させるための特別な駆動機構を必要としないため、複雑な構造を必要とせず、コスト的にも有利なゆりかご機能を備えたベビーカーを実現することが可能となる。
<実施形態2>
次に、実施形態2について説明する。本実施形態においては、車輪の回転数をセンシングすることでゆりかご動作時のベビーカーの元の位置からの移動量を小さくする例について説明する。
図3は、本実施形態のゆりかご機能の動作の一例を示すフローチャートである。S31からS33までの動作及びS37の動作は、実施形態1のS21からS23まで及びS26と同じである。本実施形態においては、ベビーカーは、S34の加速時及びS35の減速時において、単位時間当たりの車輪の回転数を検出する回転数検出部を備える。回転数を検出する車輪は前車輪4、後車輪5のいずれの回転数でもよく、検出は駆動部8であるモータ内のホール素子やエンコーダを用いて行う。
検出された回転数から次の加速・減速時の速度をゆりかごの前後方向の各移動量が同等となるように補正し(S36)、補正した速度で次の加速、減速を行う。
本実施形態によれば、実施形態1の効果に加え、ゆりかご動作の速度の補正により、ゆりかご動作中のベビーカーの移動量を小さくすることができる。このため、車輪の下の床面あるいは地面の状態によって、ゆりかご動作の前進と後退の量が僅かに異なった場合、長時間動作を繰り返すとベビーカーが路面状況により元の位置から徐々に移動するといった事態を回避することができ、ゆりかご動作を行っても大幅なベビーカーの移動が起こらず、安全に使用することができる。
<実施形態3>
次に、実施形態3について説明する。本実施形態においては、基体3の傾きをセンシングすることで、よりベビーカーの安全性を高める例について説明する。
図4は、本実施形態に係るベビーカー1aの全体的な構成を示す概略図である。ベビーカー1aは、図1に示された実施形態1のベビーカーの構成に加え、基体3の傾きを検出する傾きセンサ9を備える。傾きセンサ9は、加速度センサ等が用いられ、例えば制御部7内部など、水平な位置に取り付けられる。
図5は、本実施形態の動作の一例を示すフローチャートである。まず、ゆりかご機能の動作に関するゆりかごモードのスタートを指示するボタンがONされ、ゆりかごモードが開始される(S51)。次に圧力センサがグリップ6の圧力を検出し、人がベビーカーを移動させようとしているか否かを判定する(S52)。圧力センサがグリップ6の圧力を検出した場合は、ベビーカー1を移動させようとしていると判断されるため、ゆりかごモードを終了する(S58)。
一方、S52において、グリップ6の圧力が検出された場合は、傾きセンサ9にて、基体3の傾きが所定量以上傾いていないかを判定する(S53)。所定量以上傾いている場合は危険と判断し、ゆりかごモードを終了する(S58)。すなわち、傾きセンサ9により検出した基体3の傾き量の絶対値が任意の値以上の場合に、ゆりかご機能を停止する。なお、ゆりかごモードを終了させるだけでなく、駆動部8によりベビーカー1aの移動を停止させてもよい。S53で、基体3が所定量以上傾いていない場合は、ゆりかご機能を動作させるため、ベビーカー1aを移動させる方向を決定する(S54)。S54からS57までの動作は、実施形態2のS33〜S36と同じである。
傾きセンサ9はゆりかご機能にのみ用いるだけでなく、例えば上り坂ではアシスト比率を増加、下り坂ではブレーキで抑速する等によりアシスト機能の制御をよりきめ細かく効果的に行うことが可能となる。
このように、ベビーカーに傾きセンサを設け、この傾きセンサにより検出した基体3の傾き量に基づいてゆりかご機能の動作を制御することにより、例えば坂道等、所定量以上傾いた状態でゆりかご機能が働いてベビーカーが転倒するといった危険を防止し、より安全性の高いゆりかご機能付きベビーカーを実現することが可能となる。
<実施形態4>
次に、実施形態4について説明する。本実施形態においては、基体3周辺の障害物を検出することで、よりベビーカーの安全性を高める例について説明する。
図6は、本実施形態に係るベビーカー1bの全体的な構成を示す概略図である。ベビーカー1bは、図4に示された実施形態2のベビーカーの構成に加え、ベビーカー周辺の障害物を検出する障害物センサ10a、10b及び通信アンテナ11を備える。
障害物センサ10aは、前車輪4に近い基体3の前方部分に設けられ、障害物センサ10bは、後車輪5に近い基体3の後方部分に設けられる。障害物検出には、カメラや超音波センサ等が用いられ、前方の障害物を障害物センサ10aが、また後方の障害物を障害物センサ10bがそれぞれ検出する。障害物センサの位置や個数は変更しても良い。
通信アンテナ11は、使用者の所持する通信端末を検出するものであり、これにより、ベビーカーが使用者から所定の距離以上離れているかを検出する。通信アンテナ11の電波が使用者の所持する通信端末を検出しなければ、ベビーカーと使用者が所定の距離以上離れていると判断する。通信アンテナ11には、RFID(Radio Frequency IDentification)、DSRC(Dedicated Short Range Communication)、NFC(Near Field Communication)等の短距離無線のアンテナが用いられる。
図7は、本実施形態の動作の一例を示すフローチャートである。まず、ゆりかご機能の動作に関するゆりかごモードのスタートを指示するボタンがONされ、ゆりかごモードが開始される(S71)。次に圧力センサがグリップ6の圧力を検出し、人がベビーカーを移動させようとしているか否かを判定する(S72)。圧力センサがグリップ6の圧力を検出した場合は、ベビーカー1bを移動させようとしていると判断されるため、ゆりかごモードを終了する(S73)。
一方、S72において、グリップ6の圧力が検出されなかった場合は、傾きセンサ9にて、基体3の傾きが所定量以上傾いていないかを判定する(S74)。所定量以上傾いている場合は危険と判断し、ゆりかごモードを終了する(S73)。なお、ゆりかごモードを終了させるだけでなく、駆動部8によりベビーカー1bの移動を停止させてもよい。
S74において基体3の傾きが所定量以上でない場合は、障害物センサ10a、10bにて障害物の有無を判定する(S75)。障害物センサ10a、10bのいずれかにおいて、障害物が検出された場合は危険と判断し、ゆりかごモードを終了する(S73)。なお、ゆりかごモードを終了させるだけでなく、駆動部8によりベビーカー1bの移動を停止させてもよい。このようにすることで、ゆりかご機能を作動中に周囲の障害物と衝突するといった危険を回避することができる。
また、S75において障害物が検出されなかった場合は、使用者の所持する通信端末とベビーカーの距離が、所定値以上離れていないかを通信アンテナ11を用いて判定する(S76)。
ここで、使用者とベビーカーが所定値以上離れている場合は、この状態でゆりかご機能を動作させると危険と判断し、通信端末を通じて使用者へ通知し(S77)、ゆりかごモードを終了する(S73)。なお、ゆりかごモードを終了させるだけでなく、駆動部8によりベビーカー1bの移動を停止させてもよい。通信端末から使用者への通知は、音声、振動等の方法により行う。あるいは、ベビーカー本体に音声や光などで使用者に危険を報知する機能を備えてもよい。使用者とベビーカーが離れた場合に使用者に報知することで、安心してベビーカーを使用することができる。
一方、S76にて使用者とベビーカーが所定値以上離れていない場合は、ゆりかご機能を動作させるため、ベビーカー1bを移動させる方向を決定する(S78)。S79からS81までの動作は、実施形態2のS34〜S36と同じである。
このように、障害物検出や使用者との距離検出を行うことで、ゆりかご動作を行う時に加え、通常のベビーカー移動時においてもより安全性を高めることができる。
以上説明したとおり、本発明によれば、複雑な構造を必要とせず、安価な構成でなおかつ安全に作動するゆりかご機能を備えたベビーカーを提供することが可能となる。
本発明は、車輪をモータ等により駆動させる機構を備えたベビーカーに好適に利用できる。
1、1a、1b ベビーカー
2 シート
3 基体
4 前車輪
5 後車輪
6 グリップ
7 制御部
8 駆動部
9 傾きセンサ
10a、10b 障害物センサ
11 通信アンテナ

Claims (5)

  1. 乳幼児を乗せるためのシートと、
    前記シートを保持する基体と、
    前記基体に車軸受けを介して取り付けられた車輪と、
    前記基体を移動させるために力を作用させるグリップと、
    前記車輪を回転駆動させる駆動部と、
    前記駆動部の駆動を制御する制御部とを備え、
    使用者が前記基体を移動させるための作用力を前記駆動部の駆動力により低減させるアシスト機能が付与されたベビーカーであって、
    前記使用者が前記グリップに作用力を作用させない状態において、前記駆動部の駆動により前記基体を前後方向に往復移動させるゆりかご機能を有することを特徴とするベビーカー。
  2. 前記車輪の回転数を検出する回転数検出部と、
    前記回転数検出部により検出した回転数に基づいて、前記駆動部を制御することを特徴とする請求項1記載のベビーカー。
  3. 前記基体の傾きを検出する傾き検出部を有し、
    前記傾き検出部により検出した前記基体の傾き量に基づいて、前記アシスト機能を制御するとともに、前記ゆりかご機能を制御することを特徴とする請求項1または2記載のベビーカー。
  4. 前記ベビーカーの周辺の障害物を検出する障害物検出部を有し、
    前記障害物検出部により障害物を検出した場合に、前記ゆりかご機能を停止させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のベビーカー。
  5. 前記使用者が保持する通信端末と前記ベビーカーの距離が所定値以上離れた場合に、前記使用者に報知するとともに、前記ベビーカーのゆりかご機能を停止させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のベビーカー。
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