JP2011245932A - ベビーカー - Google Patents

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Abstract

【課題】ベビーカーの構成を複雑化することなく、ゆらぎや傾きを復元させるなどの姿勢変化を与えることができるようにする。
【解決手段】基体12と車軸受け30との間に上下方向に伸縮可能な弾性部材34を設け、発電モードに設定されている場合、走行時の路面の凸凹による車輪14の上下動により弾性部材34が伸縮動作することに対応して電気エネルギーを生成し、姿勢変化付与モードに設定されている場合、弾性部材34に外力を与えて伸縮動作させることで基体12に姿勢変化を与える姿勢変化付与手段16を設ける。この姿勢変化付与手段16は、回転軸を有する電動モータと、車軸受け30に立設されたラックギアと、電動モータの回転軸に取り付けられ、ラックギアに係合されるピニオンギアとで構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、乳幼児を乗せるベビーカーに関し、特には、ゆらぎ動作を与えたり、坂道などで傾いた場合に復元動作を与えたりすることのできるベビーカーに関する。
従来、乳幼児を乗せるベビーカーは、複数の車輪を取り付けたフレームなどで構成された基体に乳幼児を座らせるシートを取り付け、基体に取り付けた手押し杆を把持して前方に押すことで走行させるようにしたものが一般的である。このような構成のベビーカーにおいて、シート内に電磁石を利用した振動発生器を設けておき、この振動発生器を駆動させてシートに振動を与えることで、シートに座った乳幼児の睡眠を誘導するようにしたものが提案されている(特許文献1)。なお、ベビーカーが坂道や路面の段差などで傾いた場合、その傾きを復元させるようにすると、シートに座っている乳幼児に不安感を与えないようにすることができるが、このようなベビーカーは存在していない。
特開2004−24678号公報
ところで、乳幼児を乗せるベビーカーにおいて、適度のゆらぎや振動を与えるようにすることで、睡眠にまで導かなくともむずかる乳幼児をあやすことができ、利便性がより高められることになる。しかし、上記従来の構成では、電磁石を利用した振動発生器をシート内に設けておく必要があることから、シートのクッション性が阻害されるだけでなく、振動発生器を作動させるための電源となる二次電池が必要となり、比較的長時間、振動発生器の作動を実現しようとすると、その二次電池の容量を大きくする必要がある。
また、坂道などでの傾きを復元させるようにすることができると、ベビーカーに乗っている乳幼児に不安感を与えないようにすることができ、ベビーカーとしての利便性がより高められることになる。この場合でも、傾きを復元させるための駆動装置が必要となるだけでなく、その駆動装置を作動させるための電源となる二次電池が必要となり、上記と同様の問題が生じる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ゆらぎや傾きを復元させるなどの姿勢変化を与えることができるようにしたもので、二次電池を大型化することなく、より長時間給電することができるベビーカーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係るベビーカーは、路面を走行するための複数の車輪がそれぞれ車軸受けを介して設けられた基体に乳幼児を座らせるシートが取り付けられてなるものであって、前記車軸受けと前記基体との間に設けられた上下方向に伸縮可能な弾性部材と、第1の動作モードと第2の動作モードの何れか一方に選択的に切り替えるスイッチ手段と、このスイッチ手段により第1の動作モードに切り替えられた場合、走行時の路面の凸凹による前記車輪の上下動により前記弾性部材が伸縮動作することに対応して電気エネルギーを生成する一方、前記スイッチ手段により第2の動作モードに切り替えられた場合、前記弾性部材に外力を与えて伸縮動作させることで前記基体に姿勢変化を与える姿勢変化付与手段と、この姿勢変化付与手段により生成された電気エネルギーを蓄える二次電池と、前記スイッチ手段を作動させて第1の動作モードと第2の動作モードの何れか一方に選択的に切り替えると共に、前記スイッチ手段により第2の動作モードに切り替えられた場合、前記二次電池から電気エネルギーを供給して前記姿勢変化付与手段を駆動制御する駆動制御手段とを備えたことを特徴としている。
この本発明の一態様に係るベビーカーによれば、スイッチ手段により第1の動作モードに切り替えられた場合、走行時の路面の凸凹による車輪の上下動により弾性部材が伸縮動作することでシートに座っている乳幼児に与える衝撃を緩和することができるだけでなく、弾性部材の伸縮動作に対応して姿勢変化付与手段が作動されることで、二次電池を充電する電気エネルギーを生成することができる。また、スイッチ手段により第2の動作モードに切り替えられた場合、姿勢変化付与手段により外力を与えて弾性部材を伸縮動作させることで基体にゆらぎ動作を与えたり、基体に傾きの復元動作を与えたりするなど、基体に姿勢変化を与えることができる。このように、本発明では、基体に姿勢変化を与える姿勢変化付与手段により二次電池への充電を行うことができるため、二次電池を大型化することなく、より長時間給電することができる。
また、本発明の他の一態様では、上述のベビーカーにおいて、前記シートに当該シートに座らせた乳幼児の動きを検知する動きセンサが設けられ、前記基体に与えられる姿勢変化はゆらぎ動作であって、前記駆動制御手段は、前記動きセンサが乳幼児の動きを検知したときに前記スイッチ手段を作動させて第1の動作モードから第2のモードに切り替えると共に、前記姿勢変化付与手段を駆動制御して前記基体にゆらぎ動作を与えるものであることを特徴としている。
この本発明の他の一態様のベビーカーによれば、駆動制御手段は、シートに設けた動きセンサが乳幼児のむずかるなどの動きを検知したときにスイッチ手段を作動させて第1の動作モードから第2のモードに切り替えると共に、姿勢変化付与手段を駆動制御して基体にゆらぎ動作を与えるので、実験的に求めるなどした適宜のゆらぎ態様(1/fゆらぎ、鉄道や自動車などの揺れを模倣したゆらぎなど)に設定しておくことで、むずかる乳幼児をゆらぎ動作によりあやすことができる。
また、本発明の他の一態様では、上述のベビーカーにおいて、所定個所に手動操作手段が設けられ、前記基体に与えられる姿勢変化はゆらぎ動作であって、前記駆動制御手段は、前記手動操作手段が手動操作されたときに前記スイッチ手段を作動させて第1の動作モードから第2のモードに切り替えると共に、前記姿勢変化付与手段を駆動制御して前記基体にゆらぎ動作を与えるものであることを特徴としている。
この本発明の他の一態様のベビーカーによれば、駆動制御手段は、所定個所に設けられた手動操作手段が手動操作されたときにスイッチ手段を作動させて第1の動作モードから第2のモードに切り替えると共に、姿勢変化付与手段を駆動制御して基体にゆらぎ動作を与えるので、実験的に求めるなどした適宜のゆらぎ態様(1/fゆらぎ、鉄道や自動車などの眠りを誘う揺れを模倣したゆらぎなど)に設定しておくことで、手動操作手段を必要に応じて手動操作することでむずかる乳幼児をゆらぎ動作によりあやすことができる。
また、本発明の他の一態様では、上述のベビーカーにおいて、所定個所に前記基体の傾きを検知する傾斜センサが設けられ、前記基体に与えられる姿勢変化は傾きの復元動作であって、前記駆動制御手段は、前記傾斜センサが前記基体の傾きを検知したときに前記スイッチ手段を作動させて第1の動作モードから第2のモードに切り替えると共に、前記姿勢変化付与手段を駆動制御して前記基体に傾きの復元動作を与えるものであることを特徴としている。
この本発明の他の一態様のベビーカーによれば、駆動制御手段は、所定個所に設けた傾斜センサが基体の傾きを検知したときにスイッチ手段を作動させて第1の動作モードから第2のモードに切り替え、姿勢変化付与手段を駆動制御して基体に傾きの復元動作を与えることで、道路が傾斜していたり段差が大きくなっていたりする場合に生じる基体の傾きを小さくすることができ、シートに座っている乳幼児に与える不安感を和らげることができる。
また、本発明の他の一態様では、上述のベビーカーにおいて、前記姿勢変化付与手段は、回転軸を有する電動モータと、前記車軸受けに立設されたラックギアと、前記電動モータの回転軸に取り付けられ、前記ラックギアに係合されるピニオンギアとで構成されるものであることを特徴としている。
この本発明の他の一態様のベビーカーによれば、姿勢変化付与手段は、回転軸を有する電動モータと、車軸受けに立設されたラックギアと、電動モータの回転軸に取り付けられ、ラックギアに係合されるピニオンギアとで構成されるものであるため、二次電池の充電と基体に与える姿勢変化とを同一の姿勢変化付与手段により確実に実行することができる。
また、本発明のその他の態様では、上述のベビーカーにおいて、前記姿勢変化付与手段は、立設された筒状コイルと当該筒状コイル内に配設された磁石とで構成されるリニアモータと、このリニアモータの筒状コイル内に挿通自在に設けられて前記磁石に取り付けられ、前記車軸受けに立設された中心杆とで構成されるものであることを特徴としている。
この本発明の他の一態様のベビーカーによれば、姿勢変化付与手段は、立設された筒状コイルと当該筒状コイル内に配設された磁石とで構成されるリニアモータと、このリニアモータの筒状コイル内に挿通自在に設けられて磁石に取り付けられ、車軸受けに立設された中心杆とで構成されるものであるため、二次電池の充電と基体に与える姿勢変化とを同一の姿勢変化付与手段により確実に実行することができる。
本発明のベビーカーは、ゆらぎ動作や傾きの復元動作などの姿勢変化を与えることができ、二次電池を大型化することなく、より長時間給電することができる。
本発明の一実施形態に係るベビーカーの基本構成を概略的に示す要部切り欠き側面図である。 ベビーカーの複数の車輪の配置構成を示す要部底面図である。 ベビーカーの傾斜センサの計測方向を説明するための図である。 ベビーカーの姿勢変化付与部の構成例を示す図である。 ベビーカーの姿勢変化付与部の動作を説明するための図である。 ベビーカーの姿勢変化付与部の動作を説明するための図である。 ベビーカーの基体に姿勢変化を与えるための制御構成を説明するためのブロック図である。 コントローラに備わる機能実現部を説明するためのブロック図である。 ベビーカーの基体にゆらぎ動作を与える動作説明をするためのフローチャートである。 ベビーカーの基体に傾きの復元動作を与える動作説明をするためのフローチャートである。 ベビーカーの基体に傾きの復元動作を与える動作説明をするためのフローチャートである。 ベビーカーの基体に傾きの復元動作を与える動作説明をするためのフローチャートである。 ベビーカーの基体に傾きの復元動作を与える動作説明をするためのフローチャートである。 ベビーカーの基体に傾きの復元動作を与えるタイミングについて説明するための図である。 ベビーカーの基体の別の構成例を示す図である。 ベビーカーの姿勢変化付与部の別の構成例を示す要部断面図である。
図1は、本発明の一実施形態に係るベビーカーの基本構成を概略的に示す要部切欠き側面図であり、図2は、このベビーカーに備わる複数の車輪の配置関係を示す要部底面図である。
これらの図において、ベビーカー10は、車輪などを取り付けるための板状の基体12と、この基体12の下面側に取り付けられた前後左右の4つの車輪14と、各車輪14にそれぞれ対応して基体12に取り付けられた姿勢変化付与部16と、基体12の上面側に取り付けられた乳幼児を座らせるクッション性を有するシート18と、基体12の上面側に取り付けられた傾斜センサ20と、基体12の上面側に取り付けられたコントロールボックス22と、基体12に斜め上方に向けて一体に取り付けられた手押し杆24と、手押し杆24の上部適所に取り付けられた手動指示スイッチ26とを備えている。なお、基体12には、走行方向の左右両側にシート18を覆う覆い体28が設けられている。
車輪14は、それぞれの車輪14に対応して基体12の下面側に設けられた車軸受け30を介して基体12に設けられたものであり、それぞれの車軸受け30に突設された車軸32に回転自在に取り付けられたものである。それぞれの車軸受け30は、スプリングからなる弾性部材34を介して基体12に取り付けられている。すなわち、弾性部材34は、上下方向に伸縮可能なものであり、その下端が車軸受け30に固着され、その上端が基体12の下面に固着されることで各車軸受け30を基体12に支持している。
姿勢変化付与部16は、ベビーカー10が第1の動作モードである発電モードに設定されている場合に、弾性部材34が路面の凸凹により走行時に上下方向に伸縮動作することに対応して電気エネルギーを生成するものであり、ベビーカー10が第2の動作モードである姿勢変化付与モードに設定されている場合に、弾性部材34に外力を与えて当該弾性部材34を伸縮動作させることで基体12に姿勢変化(ゆらぎ動作や傾きの復元動作)を与えるものである。この姿勢変化付与部16の具体的構成については後述する。
シート18は、背もたれ36が一体に取り付けられたもので、乳幼児の座る個所の内部上方に乳幼児の動きを検知するための圧電センサなどからなる動きセンサ38が設けられている。この動きセンサ38は、乳幼児がむずかって手足をばたつかせるなどしたときに加わる圧力を検知するものである。この動きセンサ38として、例えば、複数個の圧電センサをシート18の適所に点在させて構成したり、所定面積の感圧シートをシート18の適所に配置することで構成したりすることができる。
傾斜センサ20は、坂道や路面の段差などにより基体12が傾いたときに基体12の傾きを検知するためのもので、具体的には、図3に示すように、走行方向の前側の車輪(前輪)14のうちの左手の車輪14をFL、右手の車輪14をFRとし、走行方向の後側の車輪(後輪)14のうちの左手の車輪14をRL、右手の車輪14をRRとしたとき、FL−RR方向とFR−RL方向の2つの方向の傾きを検知する。このため、本実施形態では、傾斜センサ20として、FL−RR方向の傾きを検知するものと、FR−RL方向の傾きを検知するものとを備えている。
コントロールボックス22は、姿勢変化付与部16の動作を制御するための制御回路などを収納したものである。手動指示スイッチ26は、基体12に姿勢変化を与える指示を手動で行なうためのものである。例えば、手動指示スイッチ26の1回のオン操作により、姿勢変化付与部16により基体12にゆらぎ動作を与える指示信号が出力される。また、手動指示スイッチ26の連続する2回のオン操作により、姿勢変化付与部16により坂道などで傾いた基体12に傾きの復元動作が与えられる態様に切り換えることができる。
図4は、姿勢変化付与部16の具体的構成例を示す図である。姿勢変化付与部16は、上述したように、各車輪14にそれぞれ対応して基体12に取り付けられたものであり、それぞれ同一の構成と機能とをするものであるため、図4では1つの姿勢変化付与部16のみを示している。すなわち、この姿勢変化付与部16は、基体12の下面に取り付けられた、回転軸40を有する電動モータ42と、この電動モータ42の回転軸40に嵌合されたピニオンギア44と、弾性部材34により基体12に取り付けられた車軸受け30の上面に下端が固着されて基体12の上方に突き出るように上下方向に配設され、ピニオンギア44と歯合するラックギア46とで構成されたものである。なお、電動モータ42は、磁界と電流の相互作用による力を利用して回転軸40を回転駆動させる構成のものであり、本実施形態では、DCモータを用いている。また、電動モータ42は、そのトルクを検出するためのトルクセンサ48(図7)を回転軸40などに備えている。
このように構成された姿勢変化付与部16は、発電モードに設定されている場合、次のように機能する。すなわち、図5に示すように、車軸受け30が路面の凸凹などにより車輪14を介して弾性部材34の弾性力に抗して基体12側に持ち上げられた状態となるとき(この場合、弾性部材34は縮んだ状態となる)、ラックギア46が車軸受け30と共に上方に移動することで、ピニオンギア44を介して電動モータ42の回転軸40を矢印方向に回転させることになる。
また、図6に示すように、車軸受け30が路面の凸凹などにより車輪14を介して弾性部材34の弾性力に抗して基体12から離反する側に引き下げられた状態となるとき(この場合、弾性部材34は伸びた状態となる)、ラックギア46が車軸受け30と共に下方に移動することで、ピニオンギア44を介して電動モータ42の回転軸40を図5とは逆の矢印方向に回転させることになる。
すなわち、電動モータ42は、図5及び図6に示すように、路面の凸凹などにより回転軸40が連続的あるいは間欠的に正逆両方向に回転されることで発電機として機能することになり、正逆両方向の電気エネルギーを生成する。
一方、上述のように構成された姿勢変化付与部16は、姿勢変化付与モードに設定されている場合、次のように機能する。すなわち、図5に示すように、基体12にゆらぎ動作を与えたり、基体12に傾きの復元動作を与えたりするため、車軸受け30(車輪14)を基体12側に近づけた状態にするときには、所定のトルクを与えて電動モータ42を矢印方向に回転駆動させることでラックギア46を弾性部材34の弾性力に抗してトルクに対応した所定位置にまで引き上げることになる。
また、図6に示すように、基体12にゆらぎ動作を与えたり、基体12に傾きの復元動作を与えたりするため、車軸受け30(車輪14)を基体12から離反する側に引き下げられた状態にするときには、所定のトルクを与えて電動モータ42を図5とは逆の矢印方向に回転駆動させることでラックギア46を弾性部材34の弾性力に抗してトルクに対応した所定位置にまで引き下げることになる。
すなわち、電動モータ42は、基体12にゆらぎ動作を与える場合には、プログラムされたゆらぎ動作(1/fゆらぎ、鉄道や自動車などの揺れを模倣したゆらぎなど)となるよう、図5及び図6に示すように、それぞれの電動モータ42が連続的あるいは間欠的に正逆両方向に回転駆動されることになる。また、基体12に傾きの復元動作を与える場合には、図5及び図6に示すように、傾きを復元するのに必要な位置の電動モータ42が傾きの復元に必要な方向に所定のトルクで回転駆動されることになる。
図7は、基体12にゆらぎ動作を与えたり、基体12に傾きの復元動作を与えたりするなどの姿勢変化を与えるための制御構成を説明するためのブロック図である。
この図において、制御回路50は、第1の動作モードである発電モード及び第2の動作モードである姿勢変化付与モードの何れか一方に選択的に切り替えるモード切替スイッチ52と、モード切替スイッチ52が発電モードに切り替えられたときに作動する電圧レギュレータ54と、電動モータ42を回転駆動させる駆動電源となるもので、姿勢変化付与部16により生成される電気エネルギーを蓄える二次電池56と、電動モータ42を回転駆動するモータ駆動回路58と、全体の動作を制御するコントローラ60とを備えている。なお、モード切替スイッチ52、電圧レギュレータ54及びモータ駆動回路58は、図示では便宜的にそれぞれ1つのみを示しているが、何れも姿勢変化付与部18を構成する4つの電動モータ42にそれぞれ対応して設けられている。
ここで、モード切替スイッチ52は、電子スイッチで構成されたものであり、コントローラ60からの制御信号に基づき発電モードと姿勢変化付与モードの何れか一方に選択的に切り替えられるものである。このモード切替スイッチ52は、発電モードに切り替えられたときには、電動モータ42からの出力を電圧レギュレータ54に供給し、姿勢変化付与モードに切り替えられたときには、モータ駆動回路58からの出力を電動モータ42に供給するように回路接続するものである。
電圧レギュレータ54は、AC―DCコンバータなどで構成され、対応する電動モータ42で生成された電気エネルギーを一定レベルの直流に変換するように構成されたものであり、この直流に変換された電気エネルギーを二次電池56に供給する。
モータ駆動回路58は、PWM制御などを実行するもので、コントローラ60からの制御信号に基づき二次電池56からの電気エネルギーを所定レベルに調整して電動モータ42に供給するものである。これにより、電動モータ42は、供給される電気エネルギーに対応した所定レベルのトルクで回転駆動され、弾性部材34に外力を与えて伸縮動作を行なわせ、基体12に姿勢変化を与える。
コントローラ60は、演算処理を実行するCPU、所定の処理プログラムやデータなどが記憶されたROM及び処理データを一時的に記憶するRAMを有するマイクロコンピュータなどで構成されたもので、傾斜センサ20、手動指示スイッチ26、動きセンサ38及びトルクセンサ48が図略のインターフェイス回路を介して接続されており、モード切替スイッチ52及びモータ駆動回路58に制御信号を供給して作動させるものである。
このコントローラ60には、図8に示すように、モード切替スイッチ52に制御信号を供給して発電モード及び姿勢変化付与モードの何れか一方のモードに切り替えるモード切替部60a、モータ駆動回路58に制御信号を供給して電動モータ42を回転駆動させるモータ駆動部60b、傾斜センサ20から出力される傾きデータを処理する傾きデータ処理部60c、手動指示スイッチ26が操作されたか否かを判別する操作判別部60d、動きセンサ38からの出力値に基づいて乳幼児がぐずって暴れている場合などの乳幼児の動きを判別する動き判別部60e、モード切替スイッチ52が発電モード及び姿勢変化付与モードの何れの動作モードに切り替えられているかを判別するモード判別部60f、傾斜センサ20からの出力値に基づいて基体12の傾きを判別する傾き判別部60g、及び、電動モータ42に設けられたトルクセンサ48からの出力値に基づいて電動モータ42のトルクの大きさを判別するトルク判別部60hとしての各機能実現部を備えている。
図9は、制御回路50により基体12にゆらぎ動作を与える動作説明をするためのフローチャートである。まず、コントロールボックス22に備わる図略の電源スイッチがオン操作されることで、モード切替部60aによりモード切替スイッチ52が作動され、初期設定として発電モードに設定される(ステップ♯10)。この発電モードに設定されている場合、走行時の路面の凸凹などにより弾性部材34が伸縮動作して電動モータ42の回転軸40が回転されることで電気エネルギーが生成され、この電気エネルギーは各電動モータ42に対応する電圧レギュレータ54でそれぞれ一定レベルの直流に変換されて二次電池56に供給される。
このように、二次電池56は、モード切替スイッチ52により発電モードに設定されている場合、それぞれの電動モータ42で生成された電気エネルギーが対応する電圧レギュレータ54で直流に変換されて供給されることで充電され、所定レベルの電圧が維持されることになる。なお、発電モードに設定されている場合、弾性部材34は、走行時の路面の凸凹により生じる衝撃が車輪14を介して基体12に伝わるのを緩和する機能をも有することになる。
次いで、手動操作スイッチ26が手動操作によりオンされているか否かが操作判別部60dにより判別される(ステップ♯12)。このステップ♯12でオンされていると判別された場合、モード切替スイッチ52がモード切替部60aにより切り替えられて姿勢変化付与モードに設定される(ステップ♯14)。これにより、それぞれの電動モータ42が基体12に所定のゆらぎ動作を与えるようにモータ駆動部60bにより正逆両方向に回転駆動される(ステップ♯16)。なお、手動操作スイッチ26がオン操作されたときには、モード切替スイッチ52に対し継続的に制御信号が出力され、再度のオン操作によりモード切替スイッチ52に対する制御信号が出力停止されるように設定されている。
次いで、ステップ♯12に戻り、以降の動作が実行される。すなわち、それぞれの電動モータ42が、プログラムされた回転方向とトルクとなるように正逆両方向に回転駆動され、これにより対応する弾性部材34がそれぞれ伸縮動作されることで、基体12にプログラムされた緩やかな所定のゆらぎ動作が与えられることになる。このように、基体12にゆらぎ動作が与えられることで、むずかって暴れるなどしていた乳幼児があやされることになる。このゆらぎ動作は、1/fゆらぎ、鉄道や自動車などの揺れを模倣したゆらぎなど、乳幼児にとって心地よいゆらぎとなるように設定されている。
一方、ステップ♯12でオン操作されていないと判別された場合(もともとオン操作されていない場合と再度オン操作された場合を含む)、モード切替スイッチ52が発電モードに設定されているか否かがモード判別部60fにより判別される(ステップ♯18)。
このステップ♯18での判別が肯定されると(もともとオン操作されていない場合)、動きセンサ38から出力される信号レベルが所定値以上の大きさであるか否かが動き判別部60eにより判別される(ステップ♯20)。すなわち、シート18に座っている乳幼児がばたつくなどして暴れている場合、動きセンサ38から所定値以上の大きさの信号が出力されるので、この出力値が閾値として設定されている。
このステップ♯20での判別が否定されると、ステップ♯12に戻って以降の動作が実行される。なお、ステップ♯18での判別が否定されると(再度オン操作された場合)、モード切替スイッチ52がモード切替部60aにより切り替えられて発電モードに設定され(ステップ♯22)、その後にステップ♯20に移行する。
また、ステップ♯20での判別が肯定されると、ステップ♯14に移行して以降の動作が実行される。すなわち、モード切替スイッチ52がモード切替部60aにより切り替えられて姿勢変化付与モードに設定され、それぞれの電動モータ42が基体12に所定のゆらぎ動作を与えるようにモータ駆動部60bにより正逆両方向に回転駆動される。これにより、対応する弾性部材34がそれぞれ伸縮動作されることで、基体12にプログラムされた緩やかな所定のゆらぎ動作が与えられ、むずかって暴れるなどしていた乳幼児をあやすことができる。
図10乃至13は、制御回路50により基体12に傾きの復元動作を与える動作説明をするためのフローチャートである。この動作説明を行なうにあたり、図14を参照して、基体12に傾きの復元動作を与えるタイミングについて説明する。なお、基体12の復元動作は、図3に示すFL−RR方向とFR−RL方向とで原理的に同一であるため、ここでは便宜的にFR−RL方向についてのみ説明する。
すなわち、図14おいて、正負のθ2(+θ2は、図3に示すFR−RL方向において、走行方向の前側(FR側)が高く、後側(RL側)が低くなる方向の傾きを示し、−θ2は、図3に示すFR−RL方向において、走行方向の後側(RL側)が高く、前側(FR側)が低くなる方向の傾きを示している)は、傾斜センサ20による計測値の瞬間的な傾きで転倒につながる虞のある臨界値を示している。この+θ2又は−θ2を超える大きさの傾きが傾斜センサ20により検知されたときには(計測値>+θ2、又は、計測値<−θ2)、本実施形態では、基体12に対し直ちにFR−RL方向における傾きの復元動作(傾きを復元する方向の動きを与える動作)が実行される。
また、正負のθ1(+θ1は、図3に示すFR−RL方向において、走行方向の前側(FR側)が高く、後側(RL側)が低くなる方向の傾きを示し、−θ1は、図3に示すFR−RL方向において、走行方向の後側(RL側)が高く、前側(FR側)が低くなる方向の傾きを示している)は、走行中のガタツキ(瞬間的な傾きの連続)を均した時間平均の傾き(閾値)を示している。すなわち、傾斜センサ20でのFR−RL方向における計測値が−θ2≦計測値≦+θ2であり、すぐに転倒する虞はなくても、基体12が傾き続けている状態では乳幼児の座り心地が悪くて暴れたりする虞があるため、本実施形態では、計測値の所定時間(例えば、0.5秒)の時系列データの平均値を求め、−θ1>平均値、又は、+θ1<平均値になると、基体12に対しFR−RL方向における傾きの復元動作(傾きを復元する方向の動きを与える動作)が実行される。
最初に、図10に基づき、基体12の傾きの計測値が−θ2を超える大きさになった場合の復元動作について説明する。なお、本実施形態では、手動操作スイッチ26の連続する2回のオン操作により、基体12にゆらぎ動作を与える態様から基体12に傾きの復元動作を与える態様に切り替えられるようになっている。
まず、コントロールボックス22に備わる図略の電源スイッチがオン操作されることで、モード切替部60aによりモード切替スイッチ52が作動され、初期設定として発電モードに設定される(ステップ♯30)。この発電モードに設定されている場合、走行時の路面の凸凹などにより弾性部材34が伸縮動作して電動モータ42の回転軸40が回転されることで電気エネルギーが生成され、各電動モータ42に対応する電圧レギュレータ54でそれぞれ一定レベルの直流に変換されて二次電池56に供給される。
このように、二次電池56は、モード切替スイッチ52により発電モードに設定されている場合、それぞれの電動モータ42で生成された電気エネルギーが対応する電圧レギュレータ54で直流に変換されて供給されることで充電され、所定レベルの電圧が維持されることになる。なお、発電モードに設定されている場合、弾性部材34は、走行時の路面の凸凹により生じる衝撃が車輪14を介して基体12に伝わるのを緩和する機能をも有することになる。
次いで、傾斜センサ20でのFR−RL方向における傾きの計測値が−θ2よりも小さいか否かが傾き判別部60gにより判別される(ステップ♯32)。このステップ♯32での判別が肯定されると、モード切替スイッチ52がモード切替部60aにより切り替えられて姿勢変化付与モードに設定される(ステップ♯34)。
次いで、FR−RL方向の各車輪14に対応する電動モータ42がそれぞれ回転駆動され、基体12に傾きの復元動作が与えられる(ステップ♯36)。すなわち、FRの車輪14に対応する弾性部材34が伸びる方向に電動モータ42が回転駆動され、RLの車輪14に対応する弾性部材34が縮む方向に電動モータ42が回転駆動される。その後、ステップ♯32に戻って以降の動作が繰り返し実行される。これにより、基体12は傾きが解消されるか、あるいは、傾きが緩和され、シート18に座っている乳幼児に不安感を与えないようにすることができる。
一方、ステップ♯32での判別が否定されると、発電モードに設定されているか否かがモード判別部60fにより判別される(ステップ♯38)。このステップ♯38での判別が否定されると(すなわち、姿勢変化付与モードに設定されているということ)、モータ駆動回路58により電動モータ42に供給される電気エネルギーを低減させることで電動モータ42のトルクを減少させる(ステップ♯40)。
次いで、電動モータ42のトルクが所定値以下になったか否かがトルク判別部60hにより判別される(ステップ♯42)。なお、このトルクは、弾性部材34の弾性力により電動モータ42の回転が停止したときの値が計測される。このステップ♯42での判別が肯定されると、電動モータ42の駆動が停止される(ステップ♯44)。このように、電動モータ42の駆動を停止する前に、電動モータ42のトルクを減少させることで、弾性部材42の伸縮動作を緩やかに行なわせることができ、急激な姿勢変化を緩和することができる。
その後、モード切替部60aによりモード切替スイッチ52が作動されて発電モードに設定され(ステップ♯46)、ステップ♯32に移行して以降の動作が繰り返し実行される。なお、ステップ♯38での判別が肯定されると(すなわち、発電モードに設定されたままということ)、ステップ♯32に移行して以降の動作が繰り返し実行される。また、ステップ♯42での判別が否定された場合も、ステップ♯32に移行して以降の動作が繰り返し実行される。
次に、図11に基づき、基体12の傾きの計測値が+θ2を超える大きさになった場合の復元動作について説明する。まず、コントロールボックス22に備わる図略の電源スイッチがオン操作されることで、モード切替部60aによりモード切替スイッチ52が作動され、初期設定として発電モードに設定される(ステップ♯50)。この発電モードに設定されている場合、走行時の路面の凸凹などにより弾性部材34が伸縮動作して電動モータ42の回転軸40が回転されることで電気エネルギーが生成され、各電動モータ42に対応する電圧レギュレータ54でそれぞれ一定レベルの直流に変換されて二次電池56に供給される。
このように、二次電池56は、図10に示す場合と同様に、発電モードに設定されている場合、それぞれの電動モータ42で生成された電気エネルギーが対応する電圧レギュレータ54で直流に変換されて供給されることで充電され、所定レベルの電圧が維持されることになる。また、発電モードに設定されている場合、弾性部材34は、走行時の路面の凸凹により生じる衝撃が車輪14を介して基体12に伝わるのを緩和する機能をも有することになる。
次いで、傾斜センサ20でのFR−RL方向における傾きの計測値が+θ2よりも大きいか否かが傾き判別部60gにより判別される(ステップ♯52)。このステップ♯52での判別が肯定されると、モード切替スイッチ52がモード切替部60aにより切り替えられて姿勢変化付与モードに設定される(ステップ♯54)。
次いで、FR−RL方向の各車輪14に対応する電動モータ42がそれぞれ回転駆動され、基体12に傾きの復元動作が与えられる(ステップ♯56)。すなわち、FRの車輪14に対応する弾性部材34が縮む方向に電動モータ42が回転駆動され、RLの車輪14に対応する弾性部材34が伸びる向に電動モータ42が回転駆動される。その後、ステップ♯52に戻って以降の動作が繰り返し実行される。これにより、基体12は傾きが解消されるか、あるいは、傾きが緩和され、シート18に座っている乳幼児に不安感を与えないようにすることができる。
一方、ステップ♯52での判別が否定されると、発電モードに設定されているか否かがモード判別部60fにより判別される(ステップ♯58)。このステップ♯58での判別が否定されると(すなわち、姿勢変化付与モードに設定されているということ)、モータ駆動回路58により電動モータ42に供給される電気エネルギーを低減させることで電動モータ42のトルクを減少させる(ステップ♯60)。
次いで、電動モータ42のトルクが所定値以下になったか否かがトルク判別部60hにより判別される(ステップ♯62)。なお、このトルクは、弾性部材34の弾性力により電動モータ42の回転が停止したときの値が計測される。このステップ♯62での判別が肯定されると、電動モータ42の駆動が停止される(ステップ♯64)。このように、電動モータ42の駆動を停止する前に、電動モータ42のトルクを減少させることで、弾性部材42の伸縮動作を緩やかに行なわせることができ、急激な姿勢変化を緩和することができる。
その後、モード切替部60aによりモード切替スイッチ52が作動されて発電モードに設定され(ステップ♯66)、ステップ♯52に移行して以降の動作が繰り返し実行される。なお、ステップ♯58での判別が肯定されると(すなわち、発電モードに設定されたままということ)、ステップ♯52に移行して以降の動作が繰り返し実行される。また、ステップ♯62での判別が否定された場合も、ステップ♯52に移行して以降の動作が繰り返し実行される。
次に、図12に基づき、基体12の傾きの平均値が−θ1を超える値となった場合の復元動作について説明する。まず、コントロールボックス22に備わる図略の電源スイッチがオン操作されることで、モード切替部60aによりモード切替スイッチ52が作動され、初期設定として発電モードに設定される(ステップ♯70)。この発電モードに設定されている場合、走行時の路面の凸凹などにより弾性部材34が伸縮動作して電動モータ42の回転軸40が回転されることで電気エネルギーが生成され、各電動モータ42に対応する電圧レギュレータ54でそれぞれ一定レベルの直流に変換されて二次電池56に供給される。
このように、二次電池56は、図10に示す場合と同様に、発電モードに設定されている場合、それぞれの電動モータ42で生成された電気エネルギーが対応する電圧レギュレータ54で直流に変換されて供給されることで充電され、所定レベルの電圧が維持されることになる。また、発電モードに設定されている場合、弾性部材34は、走行時の路面の凸凹により生じる衝撃が車輪14を介して基体12に伝わるのを緩和する機能をも有することになる。
次いで、傾斜センサ20からRAMに取り込まれているFR−RL方向の傾きの計測値のうち、直近の所定時間の傾きの平均値が傾きデータ処理部60cにより算出される(ステップ♯72)。この算出値はRAMなどに記憶される。その後、このステップ♯72で求めた傾きの平均値が−θ1よりも小さいか否かが傾き判別部60gにより判別される(ステップ♯74)。このステップ♯74での判別が肯定されると、モード切替スイッチ52がモード切替部60aにより切り替えられて姿勢変化付与モードに設定される(ステップ♯76)。
次いで、FR−RL方向の各車輪14に対応する電動モータ42がそれぞれ回転駆動され、基体12に傾きの復元動作が与えられる(ステップ♯78)。すなわち、FRの車輪14に対応する弾性部材34が伸びる方向に電動モータ42が回転駆動され、RLの車輪14に対応する弾性部材34が縮む方向に電動モータ42が回転駆動される。その後、ステップ♯74に戻って直近の傾きの平均値と比較され以降の動作が繰り返し実行される。これにより、基体12は傾きが解消されるか、あるいは、傾きが緩和され、シート18に座っている乳幼児に不安感を与えないようにすることができる。
一方、ステップ♯74での判別が否定されると、発電モードに設定されているか否かがモード判別部60fにより判別される(ステップ♯80)。このステップ♯80での判別が否定されると(すなわち、姿勢変化付与モードに設定されているということ)、モータ駆動回路58により電動モータ42に供給される電気エネルギーを低減させることで電動モータ42のトルクを減少させる(ステップ♯82)。
次いで、電動モータ42のトルクが所定値以下になったか否かがトルク判別部60hにより判別される(ステップ♯84)。なお、このトルクは、弾性部材34の弾性力により電動モータ42の回転が停止したときの値が計測される。このステップ♯84での判別が肯定されると、電動モータ42の駆動が停止される(ステップ♯86)。このように、電動モータ42の駆動を停止する前に、電動モータ42のトルクを減少させることで、弾性部材42の伸縮動作を緩やかに行なわせることができ、急激な姿勢変化を緩和することができる。
その後、モード切替部60aによりモード切替スイッチ52が作動されて発電モードに設定され(ステップ♯88)、ステップ♯74に移行して直近の傾きの平均値と比較され以降の動作が繰り返し実行される。なお、ステップ♯80での判別が肯定されると(すなわち、発電モードに設定されたままということ)、ステップ♯74に移行して直近の傾きの平均値と比較され以降の動作が繰り返し実行される。また、ステップ♯84での判別が否定された場合も、ステップ♯74に移行して直近の傾きの平均値と比較され以降の動作が繰り返し実行される。
次に、図13に基づき、基体12の傾きの平均値が+θ1を超える値となった場合の復元動作について説明する。まず、コントロールボックス22に備わる図略の電源スイッチがオン操作されることで、モード切替部60aによりモード切替スイッチ52が作動され、初期設定として発電モードに設定される(ステップ♯90)。この発電モードに設定されている場合、走行時の路面の凸凹などにより弾性部材34が伸縮動作して電動モータ42の回転軸40が回転されることで電気エネルギーが生成され、各電動モータ42に対応する電圧レギュレータ54でそれぞれ一定レベルの直流に変換されて二次電池56に供給される。
このように、二次電池56は、図10に示す場合と同様に、発電モードに設定されている場合、それぞれの電動モータ42で生成された電気エネルギーが対応する電圧レギュレータ54で直流に変換されて供給されることで充電され、所定レベルの電圧が維持されることになる。また、発電モードに設定されている場合、弾性部材34は、走行時の路面の凸凹により生じる衝撃が車輪14を介して基体12に伝わるのを緩和する機能をも有することになる。
次いで、傾斜センサ20からRAMに取り込まれているFR−RL方向の傾きの計測値のうち、直近の所定時間の傾きの平均値が傾きデータ処理部60cにより算出される(ステップ♯92)。この算出値はRAMなどに記憶される。その後、このステップ♯92で求めた傾きの平均値が+θ1よりも大きいか否かが傾き判別部60gにより判別される(ステップ♯94)。このステップ♯94での判別が肯定されると、モード切替スイッチ52がモード切替部60aにより切り替えられて姿勢変化付与モードに設定される(ステップ♯96)。
次いで、FR−RL方向の各車輪14に対応する電動モータ42がそれぞれ回転駆動され、基体12に傾きの復元動作が与えられる(ステップ♯98)。すなわち、FRの車輪14に対応する弾性部材34が縮む方向に電動モータ42が回転駆動され、RLの車輪14に対応する弾性部材34が伸びる方向に電動モータ42が回転駆動される。その後、ステップ♯94に戻って直近の傾きの平均値と比較され以降の動作が繰り返し実行される。これにより、基体12は傾きが解消されるか、あるいは、傾きが緩和され、シート18に座っている乳幼児に不安感を与えないようにすることができる。
一方、ステップ♯94での判別が否定されると、発電モードに設定されているか否かがモード判別部60fにより判別される(ステップ♯100)。このステップ♯100での判別が否定されると(すなわち、姿勢変化付与モードに設定されているということ)、モータ駆動回路58により電動モータ42に供給される電気エネルギーを低減させることで電動モータ42のトルクを減少させる(ステップ♯102)。
次いで、電動モータ42のトルクが所定値以下になったか否かがトルク判別部60hにより判別される(ステップ♯104)。なお、このトルクは、弾性部材34の弾性力により電動モータ42の回転が停止したときの値が計測される。このステップ♯104での判別が肯定されると、電動モータ42の駆動が停止される(ステップ♯106)。このように、電動モータ42の駆動を停止する前に、電動モータ42のトルクを減少させることで、弾性部材42の伸縮動作を緩やかに行なわせることができ、急激な姿勢変化を緩和することができる。
その後、モード切替部60aによりモード切替スイッチ52が作動されて発電モードに設定され(ステップ♯108)、さらにステップ♯94に移行して直近の傾きの平均値と比較され以降の動作が繰り返し実行される。なお、ステップ♯100での判別が肯定されると(すなわち、発電モードに設定されたままということ)、ステップ♯94に移行して直近の傾きの平均値と比較され以降の動作が繰り返し実行される。また、ステップ♯104での判別が否定された場合も、ステップ♯94に移行して直近の傾きの平均値と比較され以降の動作が繰り返し実行される。
以上、基体12に傾きの復元動作を与える動作につき、便宜的に図10乃至図13に示す個別のフローチャートに基づき説明したが、実際には傾きの復元動作を与える一連の動作として実行されるものである。また、便宜的に図3に示すFR−RL方向の復元動作のみについて説明したが、図3に示すFL−RR方向についても同様に復元動作が実行されることになる。
本発明に係るベビーカー10は、上記実施形態のように構成され、モード切替スイッチ52により動作モードを切り替えることで基体12に姿勢変化(ゆらぎ動作や傾きの復元動作)を与える姿勢変化付与部16により二次電池56を充電することができるため、二次電池56を大型化することなく、より長時間給電することができる。
また、姿勢変化付与部16が、回転軸40を有する電動モータ42と、車軸受け30に立設されたラックギア46と、電動モータ42の回転軸40に取り付けられ、ラックギア46に係合されるピニオンギア44とで構成されるものであるため、二次電池56の充電と基体12に与える姿勢変化とを当該姿勢変化付与部16により確実に実行することができる。
なお、本発明に係るベビーカーは、上記実施形態のものに限定されるものではなく、以下に述べるような種々の変形態様を必要に応じて採用することができる。
(1)上記実施形態では、ベビーカー10を構成する基体12は板状のものとして説明しているが、これに限るものではない。例えば、基体12は、図15に示すように、管材などによりフレーム状に構成されたものであってもよい。この場合、フレーム状に構成された基体12の先端部に車輪14が図略の弾性部材34を介して図略の車軸受け30に取り付けられ、姿勢変化付与部16も車軸受け30に対応して基体12の先端部に設けられることになる。
(2)上記実施形態では、車輪14は前後左右に合計4個設けられたものであるが、これに限るものではない。例えば、車輪14は、前側に2個、後側に1個の合計3個設けた構成とすることもできる。
(3)上記実施形態では、基体12にゆらぎ動作を与えるにあたり、姿勢変化付与部16により全ての車輪14に対応する弾性部材34を伸縮動作させることで実行しているが、これに限るものではない。例えば、前輪のみとか後輪のみとかの特定の車輪14に対応する弾性部材34を伸縮動作させることでゆらぎ動作を与えるようにすることもできる。
(4)上記実施形態では、基体12に傾きの復元動作を与えるにあたり、姿勢変化付与部16により全ての車輪14に対応する弾性部材34を伸縮動作させることで実行しているが、これに限るものではない。例えば、前輪のみとか後輪のみとかの特定の車輪14に対応する弾性部材34を伸縮動作させることで傾きの復元動作を与えるようにすることもできる。
(5)上記実施形態では、姿勢変化付与部16を構成する電動モータ42としてDCモータを用いているが、これに限るものではない。例えば、電動モータ42として、図16に示すように、複数のコイル群からなる筒状コイル70と、この筒状コイル70内に配設された磁石72とから構成されるリニアモータ74を用いることもできる。このようなリニアモータ74を用いて姿勢変化付与部16を構成する場合、筒状コイル70が下端側を弾性部材34の内径部に挿通させた状態で基体12に貫通状に固定されると共に、弾性部材34の内径部に挿通自在に配設された中心杆76が下端を車軸受け30に固着し上端を磁石72に固着して筒状コイル70の内径部を挿通自在となるように配設される。
このように構成された姿勢変化付与部16は、発電モードに設定されている場合、路面の凸凹などで弾性部材34が伸縮動作することで中心杆76が上下動し、これにより筒状コイル70内を磁石72が上下動することで電気エネルギーが生成される。また、姿勢変化付与モードに設定されている場合、筒状コイル70に通電して直進する磁界変化を生じさせることで磁石72が上下動し、これにより弾性部材34に外力が与えられることで弾性部材34が伸縮動作し、これにより基体12に姿勢変化が与えられる。
なお、モータ駆動回路58は、複数のコイル群からなる筒状コイル70に直進する磁界変化を生じさせるように機能する回路構成とされる。また、電動モータ42として、例えば、ステッピングモータを用いることも可能である。この場合もモータ駆動回路58は、ステッピングモータに対応した回路構成とされる。
(6)上記実施形態では、手押し杆24に手動指示スイッチ26を設け、この手動指示スイッチ26を必要に応じて手動操作することで基体12にゆらぎ動作を与えるようにしているが、これに限るものではない。例えば、乳幼児の動きが動きセンサ36で検知できないようなレベルのときに基体12にゆらぎ動作を与える必要がない場合は、ゆらぎ動作を与えるための手動指示スイッチ26は不要となる。但し、この場合でも、手動指示スイッチ26は、基体12にゆらぎ動作と傾きの復元動作とを選択的に与える場合、その選択指示を与えるためのものとして用いればよい。
なお、基体12にゆらぎ動作を与えるために手動指示スイッチ26を設けた場合は、乳幼児の動きが動きセンサ36で検知しないようなレベルの場合でも、手動操作することで基体12にゆらぎ動作を与えることで乳幼児をあやすことができるので、より利便性に優れたものとなる。また、動きセンサ38を設けないで、基体12にゆらぎ動作を与えるための手動指示スイッチ26のみを設けるようにしてもよい。
(7)上記実施形態では、基体12に与える姿勢変化として、ゆらぎ動作と傾きの復元動作を選択的に与えるようにしているが、これに限るものではない。例えば、基体12にゆらぎ動作のみを与えることができるものとしてもよいし、基体12に傾きの復元動作のみを与えることができるものとしてもよい。
(8)上記実施形態では、電動モータ42のトルクを回転軸40などに設けたトルクセンサ48により検知するようにしているが、これに限るものではない。例えば、コイルに流れる電流値などでトルクを検知するようにすることもできる。また、電動モータ42の回転駆動をいきなり停止するようにしても基体12に急激な変化が生じない場合では、トルクを減少させた後に電動モータ42の回転駆動を停止する必要はないので、トルクセンサ48は不要となる。
本発明を表現するために、上述において図面を参照しながら実施形態を通して本発明を適切且つ十分に説明したが、当業者であれば上述の実施形態を変更および/または改良することは容易に為し得ることであると認識すべきである。したがって、当業者が実施する変更形態または改良形態が、請求の範囲に記載された請求項の権利範囲を離脱するレベルのものでない限り、当該変更形態または当該改良形態は、当該請求項の権利範囲に包括されると解釈される。
10 ベビーカー
12 基体
14 車輪
16 姿勢変化付与部(姿勢変化付与手段)
18 シート
20 傾斜センサ
26 手動指示スイッチ(手動操作手段)
30 車軸受け
34 弾性部材
38 動きセンサ
40 回転軸
42 電動モータ
50 制御回路
52 モード切替スイッチ(スイッチ手段)
54 電圧レギュレータ
56 二次電池
58 モータ駆動回路
60 コントローラ
70 筒状コイル
72 磁石
74 リニアモータ
76 中心杆

Claims (6)

  1. 路面を走行するための複数の車輪がそれぞれ車軸受けを介して設けられた基体に乳幼児を座らせるシートが取り付けられてなるベビーカーであって、前記車軸受けと前記基体との間に設けられた上下方向に伸縮可能な弾性部材と、第1の動作モードと第2の動作モードの何れか一方に選択的に切り替えるスイッチ手段と、このスイッチ手段により第1の動作モードに切り替えられた場合、走行時の路面の凸凹による前記車輪の上下動により前記弾性部材が伸縮動作することに対応して電気エネルギーを生成する一方、前記スイッチ手段により第2の動作モードに切り替えられた場合、前記弾性部材に外力を与えて伸縮動作させることで前記基体に姿勢変化を与える姿勢変化付与手段と、この姿勢変化付与手段により生成された電気エネルギーを蓄える二次電池と、前記スイッチ手段を作動させて第1の動作モードと第2の動作モードの何れか一方に選択的に切り替えると共に、前記スイッチ手段により第2の動作モードに切り替えられた場合、前記二次電池から電気エネルギーを供給して前記姿勢変化付与手段を駆動制御する駆動制御手段とを備えたことを特徴とするベビーカー。
  2. 前記シートに当該シートに座らせた乳幼児の動きを検知する動きセンサが設けられ、前記基体に与えられる姿勢変化はゆらぎ動作であって、前記駆動制御手段は、前記動きセンサが乳幼児の動きを検知したときに前記スイッチ手段を作動させて第1の動作モードから第2のモードに切り替えると共に、前記姿勢変化付与手段を駆動制御して前記基体にゆらぎ動作を与えるものであることを特徴とする請求項1記載のベビーカー。
  3. 所定個所に手動操作手段が設けられ、前記基体に与えられる姿勢変化はゆらぎ動作であって、前記駆動制御手段は、前記手動操作手段が手動操作されたときに前記スイッチ手段を作動させて第1の動作モードから第2のモードに切り替えると共に、前記姿勢変化付与手段を駆動制御して前記基体にゆらぎ動作を与えるものであることを特徴とする請求項1記載のベビーカー。
  4. 所定個所に前記基体の傾きを検知する傾斜センサが設けられ、前記基体に与えられる姿勢変化は傾きの復元動作であって、前記駆動制御手段は、前記傾斜センサが前記シートの傾きを検知したときに前記スイッチ手段を作動させて第1の動作モードから第2のモードに切り替えると共に、前記姿勢変化付与手段を駆動制御して前記基体に傾きの復元動作を与えるものであることを特徴とする請求項1記載のベビーカー。
  5. 前記姿勢変化付与手段は、回転軸を有する電動モータと、前記車軸受けに立設されたラックギアと、前記電動モータの回転軸に取り付けられ、前記ラックギアに係合されるピニオンギアとで構成されるものであることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のベビーカー。
  6. 前記姿勢変化付与手段は、立設された筒状コイルと当該筒状コイル内に配設された磁石とで構成されるリニアモータと、このリニアモータの筒状コイル内に挿通自在に設けられて前記磁石に取り付けられ、前記車軸受けに立設された中心杆とで構成されるものであることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のベビーカー。
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