JP5634772B2 - ワイヤハーネス配索体及びワイヤハーネス配索ユニット - Google Patents

ワイヤハーネス配索体及びワイヤハーネス配索ユニット Download PDF

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Description

本発明は、車内の天井面に取り付けられる内装パネルなど、車体に取り付けられる板状のベース部材に配索されるワイヤハーネス配索体、及び、該ワイヤハーネス配索体を有するワイヤハーネス配索ユニットに関する。
自動車には、カーナビゲーションシステムやオーディオ機器、各種ランプ類などの多種多様な電装品が搭載されている。これら電装品は、車内に配索されたワイヤハーネスを介して、バッテリーなどの電源から電力が供給されたり、電子制御ユニット等との間で制御情報を送受信したりする。ワイヤハーネスは、複数の電線が束ねられて構成されている。
従来、このようなワイヤハーネスは、車両の組立工程において、車体に直接取り付けられて配索されていたので、ワイヤハーネスを取り付けるときに、該ワイヤハーネスを所定の配索箇所に沿って配置したのち、テープやブラケットなどにより複数箇所を固定する必要があり、そのため、作業性が悪く、取り付けに長時間を要して、作業コストを押し上げてしまっていた。また、特に、車内の天井面へのワイヤハーネスの取り付けは、組立作業者が上向きの姿勢を強いられるので、より作業性が悪かった。
そこで、例えば、別の組立工程において、車内の天井面に組み付けられる内装パネルなどのベース部材に予めワイヤハーネスを配索したワイヤハーネス配索ユニットを組み立てて、このワイヤハーネス配索ユニットによって、ベース部材の組み付けと同時にワイヤハーネスを取り付けることで、車両の組立工程における作業性を向上させて、作業コストを抑えていた。例えば、特許文献1などにおいて、このような技術が開示されている。
しかしながら、上述したワイヤハーネス配索ユニットのワイヤハーネスは、ブラケット等のハーネス係止具によってベース部材に固定されているので、その位置を動かすことができず、そのため、例えば、ワイヤハーネスが最小公差の長さであると、組み付け作業をする際にベース部材からの延出長さが不足して、その先端のコネクタ等を外部の電装品に接続しづらくなり、また、ワイヤハーネスが最大公差の長さであると、その延出長さが余り途中で湾曲してしまって、ワイヤハーネスのベース部材からの延出部分を覆う装飾カバーなどを組み付けづらくなり、つまり、公差の影響によって作業性が悪くなる場合などがあるという問題があった。そして、このような問題を解決する構成として、図10に示すワイヤハーネス配索ユニットがあった。
図10のワイヤハーネス配索ユニット(図中、符号601で示す)は、車内の天井面に取り付けられるベース部材としての内装パネル610と、ワイヤハーネス620と、コルゲートチューブ631及びテープ632からなる第1取付部材630と、テープからなる第2取付部材640と、を有している。ワイヤハーネス620は、先端部分622と基端部分623とからなる支線621と、図示しない幹線と、を備えている。支線621は、その先端に外部の電装品ユニットと接続されるコネクタ627が設けられている。
先端部分622は、内装パネル610の外縁610bから延出される。基端部分623は、内装パネル610の上面610a上に配置されている。基端部分623の先端部分622寄りの一端部623aは、テープ632によって内装パネル610の上面610aに固定されたコルゲートチューブ631に挿通されて、先端部分622の長さを調整する方向(図中左右方向)に移動可能に取り付けられている。基端部分623の先端部分622から離れた側の他端部623bは、第2取付部材640によって上面610aに固定される。基端部分623の一端部623aと他端部623bとの間には湾曲して配置された余長部623cが設けられている。また、ワイヤハーネス620の幹線は、図示しないテープによって上面610aに固定される。
そして、このワイヤハーネス配索ユニット601によれば、第1取付部材630が、支線621の先端部分622をその長さを調整する方向、即ち、先端部分622を内装パネル610の外縁から引き出す方向及び当該外縁に向けて押し込む方向に移動可能なように、基端部分623の先端部分622寄りの一端部623aをベース部材に取り付けているので、先端部分622の長さ調整が可能となり、ワイヤハーネス配索ユニット601や装飾カバー等の組み付けを容易にしていた。
特開2000−335329号公報
しかしながら、上述したワイヤハーネス配索ユニット601において、先端部分622が、その長さ調整のために内装パネル610の外縁に向けて押し込まれるように移動された場合、押し込まれた先端部分622の一部が基端部分623の余長部623cとなることにより、基端部分623が第1取付部材630と第2取付部材640との間で湾曲するが、このとき、その配置や湾曲のくせなどによって、内装パネル610の上面610aに直交する方向に湾曲してしまうことがあり、このような湾曲が生じると、基端部分623の余長部623cと車両ボディの天井部とが接触してしまって、走行時の振動などにより異音やワイヤハーネスの破損などが生じてしまうという問題があった。
本発明は、上記課題に係る問題を解決することを目的としている。即ち、本発明は、ベース部材から延出された部分の長さを調整する際に生じるワイヤハーネスの湾曲の方向を規制できるワイヤハーネス配索体及びワイヤハーネス配索ユニットを提供することを目的としている。
請求項1に記載された発明は、上記目的を達成するために、車両に取り付けられる板状のベース部材に配索されるワイヤハーネス配索体において、前記ベース部材の外縁から延出される先端部分、及び、前記先端部分に連なり前記ベース部材に取り付けられる、前記先端部分寄りの一端部とその反対側の他端部との間に所定長さの余長部が設けられた、基端部分を備えるワイヤハーネスと、前記先端部分をその長さを調整する方向に移動可能なように、前記基端部分の前記一端部を前記ベース部材に取り付ける第1取付部材と、前記基端部分の前記他端部から前記余長部にかけて並列に固定された棒状のハーネス支持部材と、前記ハーネス支持部材が前記ベース部材に沿って揺動可能なように、前記ハーネス支持部材の前記基端部分の前記他端部近傍の箇所を前記ベース部材に取り付ける第2取付部材と、を有し、前記第1取付部材が、前記基端部分の前記一端部を保持し、かつ前記先端部分にその長さを調整する方向に移動させる力が加えられたときに当該第1取付部材に対して前記基端部分の前記一端部が摺動され前記第2取付部材が、前記ベース部材に粘着する粘着部材であることを特徴とするワイヤハーネス配索体である。
請求項2に記載された発明は、上記目的を達成するために、車両に取り付けられる板状のベース部材に配索されるワイヤハーネス配索体において、前記ベース部材の外縁から延出される先端部分、及び、前記先端部分に連なり前記ベース部材に取り付けられる、前記先端部分寄りの一端部とその反対側の他端部との間に所定長さの余長部が設けられた、基端部分を備えるワイヤハーネスと、前記先端部分をその長さを調整する方向に移動可能なように、前記基端部分の前記一端部を前記ベース部材に取り付ける第1取付部材と、前記基端部分の前記他端部から前記余長部にかけて並列に固定された棒状のハーネス支持部材と、前記ハーネス支持部材が前記ベース部材に沿って揺動可能なように、前記ハーネス支持部材の前記基端部分の前記他端部近傍の箇所を前記ベース部材に取り付ける第2取付部材と、を有し、前記第1取付部材が、前記ベース部材に固定されるとともに、内側に前記基端部分の一端部を挿通するように形成されたコルゲートチューブを備え、前記コルゲートチューブの内径が、前記基端部分の一端部の外径と同一又は略同一にされていることを特徴とするワイヤハーネス配索体である。
請求項に記載された発明は、請求項に記載された発明において、前記第2取付部材が、前記ベース部材に粘着する粘着部材であることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1又は3に記載された発明において、前記粘着部材が、前記ハーネス支持部材を前記ベース部材に向けて押さえつけるように当該ベース部材に粘着する粘着テープであることを特徴とするものである。
請求項に記載された発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載された発明において、前記先端部分の周囲を覆うように設けられた被覆部材を有していることを特徴とするものである。
請求項に記載された発明は、上記目的を達成するために、車体に取り付けられる板状のベース部材と、前記ベース部材に配索されるワイヤハーネス配索体と、を有するワイヤハーネス配索ユニットにおいて、前記ワイヤハーネス配索体が、請求項1〜のいずれか一項に記載のワイヤハーネス配索体であることを特徴とするワイヤハーネス配索ユニットである。
請求項1、に記載された発明によれば、ワイヤハーネスの先端部分をその長さを調整する方向に移動可能なように、ワイヤハーネスの基端部分の一端部をベース部材に取り付ける第1取付部材と、基端部分の他端部から余長部にかけて並列に固定された棒状のハーネス支持部材と、ハーネス支持部材がベース部材に沿って揺動可能なように、ハーネス支持部材の基端部分の他端部近傍の箇所をベース部材に取り付ける第2取付部材と、を有しているので、ワイヤハーネスの先端部分がその長さを調整する方向に移動されると、先端部分に連なるワイヤハーネスの基端部分の余長部が伸縮し、この余長部の伸縮に伴って、基端部分の他端部から余長部にかけて並列に固定された棒状のハーネス支持部材が、第2取付部材によってベース部材に取り付けられた箇所を支点として、ベース部材に沿って揺動する。
請求項に記載された発明によれば、第2取付部材が、ベース部材に粘着する粘着部材であるので、粘着部材によってハーネス支持部材をベース部材に沿って揺動可能に取り付けている。
請求項に記載された発明によれば、先端部分の周囲を覆うように設けられた被覆部材を有しているので、被覆部材によってワイヤハーネスを保護することができ、さらに、被覆部材によって先端部分の重量及び外径が増し、そのため、重量が増すことにより先端部分が重みで下方に垂れ下がり、また、外径が増すことにより先端部分の移動時に第1取付部材やベース部材などにつかえる(ひっかかる)。
以上説明したように、請求項1、に記載された発明によれば、ワイヤハーネスの先端部分がその長さを調整する方向に移動されると、先端部分に連なるワイヤハーネスの基端部分の余長部が伸縮し、この余長部の伸縮に伴って、基端部分の他端部から余長部にかけて並列に固定された棒状のハーネス支持部材が、第2取付部材によってベース部材に取り付けられた箇所を支点として、ベース部材に沿って揺動するので、ハーネス支持部材がベース部材に沿って揺動することにより、このハーネス支持部材が固定された基端部分の余長部についてもベース部材に沿って揺動し、そのため、余長部がベース部材に直交する方向に湾曲することを防止でき、即ち、ワイヤハーネスの湾曲方向を規制でき、ワイヤハーネスと車両ボディとの接触を回避して走行時の異音やワイヤハーネスの破損などを防止できる。
請求項に記載された発明によれば、粘着部材によって、ハーネス支持部材をベース部材に沿って揺動可能に取り付けているので、例えば、粘着力によってベース部材に取りつけられる粘着テープや柔軟性合成樹脂などの組立容易且つ安価な粘着部材を用いることができ、製造コストを低減することができる。
請求項に記載された発明によれば、被覆部材によって重量が増すことにより先端部分が重みで下方に垂れ下がるので、例えば、ベース部材が車両ボディの天井部に取り付けられる内装パネルなどの場合、先端部分が軽いと湾曲のくせなどによりワイヤハーネスが上方に向かってしまい、他の部品(例えば、ガラスなど)をワイヤハーネス近傍に装着する際にワイヤハーネスの挟み込みなどが生じてしまうが、本発明では、このような挟み込みなどを回避して、作業性を向上できる。また、被覆部材によって外径が増すことにより先端部分の移動時に第1取付部材やベース部材などにつかえる(ひっかかる)ようにすることで、ストッパとして機能して先端部分の移動可能長さを規制することができ、先端部分が必要以上に押し込まれることを防いで、作業性を向上できる。
本発明のワイヤハーネス配索ユニットの一実施形態を示す部分上視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1のIII−III線に沿う断面図である。 図1のワイヤハーネス配索ユニットにおいて、ワイヤハーネスの先端部分の長さを伸ばした状態を説明する図である。 図1のワイヤハーネス配索ユニットにおいて、ワイヤハーネスの先端部分の長さを縮めた状態を説明する図である。 本発明のワイヤハーネス配索ユニットの第1の変形例の構成を示す図であり、(a)は、部分上視図であり、(b)は、(a)のIV−IV線に沿う断面図である。 本発明のワイヤハーネス配索ユニットの第2の変形例の構成を示す図であり、(a)は、部分上視図であり、(b)は、(a)のV−V線に沿う断面図である。 本発明のワイヤハーネス配索ユニットの第3の変形例の構成を示す部分上視図である。 本発明のワイヤハーネス配索ユニットの第4の変形例の構成を示す部分上視図である。 従来のワイヤハーネス配索ユニットを示す部分上視図である。
以下、本発明のワイヤハーネス配索体及びワイヤハーネス配索ユニットの一実施形態を、図1〜図5を参照して説明する。
本実施形態のワイヤハーネス配索ユニット(図中、符号1で示す)は、車体としての車内の天井面に配設されて該天井面を覆うことで車内を装飾するとともに、天井近傍に設けられた電装品ユニットに給電等するためのワイヤハーネスを配索するものである。もちろん、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、装飾のための意匠を備えず、内装パネルと天井面との間の乗員から見えない箇所に配設され、ワイヤハーネスを天井面に取り付けることのみを目的としたものなどであってもよい。
ワイヤハーネス配索ユニット1は、各図に示すように、ベース部材としての内装パネル10と、ワイヤハーネス配索体5と、を有している。
内装パネル10は、車内の天井面に組み付けられる部材である。内装パネル10は、本体部11と、壁部12と、を備えている。
本体部11は、天井面の形状に沿って略矩形板状に形成されている。本体部11の車内側に向く下面には、例えば、合成繊維や天然繊維からなる編織物若しくは不織布、又は、本革調等の表面加工が施された合成樹脂などからなる図示しない意匠層が設けられている。この意匠層によって、車内を装飾して美観を高めている。また、本体部11の天井面側に向く上面11a(即ち、内装パネル10の上面11a)には、ワイヤハーネス配索体5が取り付けられている。
壁部12は、本体部11の車両前方に位置する外縁11b(即ち、内装パネル10の外縁11b)に、上面11a側に向けて立設されている。壁部12には、切り欠き部13が設けられている。この切り欠き部13は、後述する第1取付部材30のコルゲートチューブ31の外形に沿って壁部12の上端を切り欠いて形成されており、この切り欠き部13から、コルゲートチューブ31及びこのコルゲートチューブ31に挿通された後述するワイヤハーネス20の支線21が延出される。
ワイヤハーネス配索体5は、ワイヤハーネス20と、ハーネス支持部材25と、第1取付部材30と、第2取付部材40と、を備えている。
ワイヤハーネス20は、複数の被覆電線WがシースSなどにより束ねられて構成されている。ワイヤハーネス20は、図示しない幹線と、該幹線から分岐された支線21とを備えている。
支線21は、その先端21aに図示しない電装品ユニットなどを接続して給電等を行うための部位である。支線21の先端21aには、車内のフロントガラス上部に設けられる電装品ユニットに接続されるコネクタ27が設けられている。この電装品ユニットとして、例えば、電動ルームミラーやマップランプ、バニティランプ、降雨検知装置、ETC装置などが設けられている。また、支線21の基端21bは、図示しないワイヤハーネス20の幹線に接続されている。支線21の長さは、最大公差にさらに所定の長さの余長を加えた長さにされている。この余長は、ワイヤハーネス配索ユニット1の構成に応じて適宜定められる。支線21は、先端部分22と、基端部分23と、を備えている。
先端部分22は、内装パネル10の壁部12に設けられた切り欠き部13(即ち、外縁11b)から後述する第1取付部材30のコルゲートチューブ31とともに延出されている部位である。先端部分22のコネクタ27寄りの一端部22aは、ポリ塩化ビニル(PVC)などからなる被覆部材24で覆われている。この被覆部材24の長さは、先端部分22の内装パネル10の外縁11bからの最低延出長さと同じにされている。
基端部分23は、先端部分22のコネクタ27から離れた他端部22bに連なり、内装パネル10の本体部11の上面11a上に配索されている部位である。また、基端部分23には、先端部分22寄りの一端部23aとその反対側の他端部23bとの間に、略L字型に屈折して配置された、所定の長さの余長を含む、余長部23cが設けられている。
ハーネス支持部材25は、例えば、ポリプロピレン(PP)などのワイヤハーネス20より硬質の合成樹脂など用いて、断面矩形状の真直な棒状に形成された部材である。ハーネス支持部材25は、基端部分23の他端部23bから余長部23cにかけて並列に配置されるとともに、該他端部23b及び余長部23cに結束バンドなどの結束部材26によって固定されている。つまり、ハーネス支持部材25は、その形状に沿うように基端部分23の他端部23b及び余長部23cを支持している。なお、ハーネス支持部材25は、例えば、断面が円形状や屈折した棒状など、本発明の目的に反しない限り、その形状は任意である。
第1取付部材30は、基端部分23の一端部23aを内装パネル10の上面11aに取り付ける部材である。第1取付部材30は、コルゲートチューブ31と、粘着テープ32と、を備えている。
コルゲートチューブ31は、合成樹脂などからなり、断面円形又は断面楕円形の筒状に形成された周知の電線保護部材である。コルゲートチューブ31は、その内側に先端部分22の他端部22b及び基端部分23の一端部23aが挿通されている。
コルゲートチューブ31は、軸方向が壁部12と直交するように、その先端部31aが壁部12の切り欠き部13から延出され且つその基端部31bが内装パネル10の上面11a上に配置されている。また、コルゲートチューブ31は、その先端部31aの一部分が切り欠き部13に嵌め込まれて壁部12に支持されているとともに、基端部31bが粘着テープ32によって上面11aに取り付けられている。
コルゲートチューブ31は、先端部分22がその長さを調整する方向(即ち、先端部分22を内装パネル10の外縁11bから引き出す方向、及び、先端部分22を内装パネル10の外縁11bに向けて押し込む方向)に移動可能なように、先端部分22の他端部22b及び基端部分23の一端部23aを内装パネル10の上面11aに取り付けている。
コルゲートチューブ31の内径(断面楕円形のときは短径)は、それに挿通される支線21の部分(即ち、先端部分22の他端部22b及び基端部分23の一端部23a)の外径と同一又は略同一に形成されているのが望ましい。このようにすることで、コルゲートチューブ31の内周面と支線21の外周面とが互いに当接するので、基端部分23がコルゲートチューブ31の内周面全周(断面楕円形のときは短径方向に沿って相対する内周面の一部)によって狭持されてより強固に保持されるとともに、先端部分22にその長さを調整する方向に移動させる力が加えられたときには、コルゲートチューブ31の内周面と基端部分23の一端部23aの外周面とが互いに摺動されて、先端部分22の長さを調整できる。そのため、必要に応じて先端部分22の長さを調整できるとともに、組立後に車両の振動などによる意図しない先端部分22の移動(伸縮)を防止することができる。
また、コルゲートチューブ31の内径(断面楕円形のときは短径)は、支線21の被覆部材24で覆われている部分の外径より小さく形成されている。これにより、先端部分22を内装パネル10の外縁11bに向けて押し込む方向に移動させたときに、被覆部材24が、コルゲートチューブ31につかえる(ひっかかる)ことにより、ストッパとして機能して、先端部分22が必要以上に押し込まれることを防止できる。
第2取付部材40は、粘着テープ41を備えており、この粘着テープ41によって、ハーネス支持部材25の先端部分22から離れた他端25b及び基端部分23の他端部23bを、基端部分23の一端部23aと直交するように、内装パネル10の上面11a上に取り付けている。粘着テープ41は粘着力によりハーネス支持部材25の他端25bを内装パネル10に取り付けているので、ハーネス支持部材25は、内装パネル10に完全には固定されず、その他端25bを支点として、他端25bとは反対側の一端25aが上面11aに沿って揺動可能となる。また、このような粘着テープ41に代えて、溶融状態においてハーネス支持部材25の他端25bを覆うように設けられ、凝固状態において柔軟性を有するとともにハーネス支持部材25の他端25bを揺動可能に内装パネル10の上面11a上に取り付ける、柔軟性合成樹脂などを用いてもよい。
次に、上述したワイヤハーネス配索体5及びワイヤハーネス配索ユニット1における本発明に係る作用の一例について、図4、図5を参照して説明する。
基端部分23における第1取付部材30と第2取付部材40との間(即ち、一端部23aと他端部23bとの間)の部分には、余長部23cが位置づけられて、弛みが設けられている。これにより、先端部分22を内装パネル10の外縁11bから引き出す方向に移動させると、余長部23cが先端部分22として引き出され、また、先端部分22を内装パネル10の外縁11bに向けて押し込む方向に移動させると、この移動した分の長さが余長部23cとして第1取付部材30と第2取付部材40との間に位置づけられる。そのため、余長部23cの長さ(弛み)を第1取付部材30と第2取付部材40との間で調整して、先端部分22の長さを伸縮させることができる。
例えば、図1の状態において、支線21の先端部分22が短いとき、図4に示すように、先端部分22を、内装パネル10の外縁11bから引き出す方向X1に移動させる。すると、基端部分23の余長部23cが第1取付部材30に近づく方向に移動して余長が先端部分22として引き出されて、先端部分22の長さが伸びる。このとき、基端部分23の余長部23cの移動に伴ってハーネス支持部材25の一端25aが引っ張られて、その他端25bを支点として第1取付部材30に近づくように上面11aに沿って揺動する。
また、図1の状態において、支線21の先端部分22が長いとき、図5に示すように、先端部分22を、内装パネル10の外縁11bに押し込む方向X2に移動させる。すると、先端部分22の移動された分の長さが、基端部分23に移動して余長部23cとして第1取付部材と第2取付部材40との間に位置づけられて、余長部23cが第1取付部材30から離れる方向に移動して、先端部分22の長さが縮む。このとき、基端部分23の余長部23cの移動に伴ってハーネス支持部材25の一端25aが押されて、その他端25bを支点として第1取付部材30から離れるように上面11aに沿って揺動する。そのため、ハーネス支持部材25に支持された基端部分23についても、上面11aに沿って揺動するので、上面11aに直交する方向に湾曲することを防止できる。
なお、本実施形態においては、各図に示すように、基端部分23の一端部23aの軸と基端部分23の他端部23bの軸とが互いに直交するように、第1取付部材30と第2取付部材40とが配置されている。例えば、一端部23aの軸と他端部23bの軸とが同軸又は平行に配置されていると、先端部分22が押し込まれて余長部23cの長さが増した場合に、該余長部23cが移動する方向が特定できないことがあり、そのため、余長部23cを収容するためのスペースを多く設ける必要がある。しかし、本実施形態によれば、基端部分23の一端部23aの軸と他端部23bの軸とが異なる方向に向けて配置されているので、余長部23cを所定の方向(即ち、一端部23aの軸を延長した線と他端部23bの軸を延長した線との交点側)に向けて移動させることができ、そのため、上記スペースを小さく且つ容易に設計できる。このように、第1取付部材30及び第2取付部材40は、基端部分23の一端部23aの軸と基端部分23の他端部23bの軸とが互いに異なる方向を向くようにして、それぞれ内装パネル10に配置されることが望ましい。ただし、本発明は、このような配置に限られるものではない。
次に、上述したワイヤハーネス配索ユニット1の車内の天井面への組付方法の一例を説明する。
ワイヤハーネス配索ユニット1において、予め基端部分23の余長部23cを先端部分22として引き出しておく(第1工程)。次に、支線21の先端21aに設けられたコネクタ27を、車内のフロントガラス上部に設けられた電装品ユニットに接続する(第2工程)。それから、内装パネル10を車内の天井面に取り付ける(第3工程)。そして、先端部分22を内装パネル10の外縁11bに向けて押し込む方向に移動させて先端部分22の長さを調節する(第4工程)。このようにして、ワイヤハーネス配索ユニット1は組み付けられる。
このように、組付工程において先端部分22の長さを伸縮させてその長さを調整できるので、ワイヤハーネス20の公差の影響による作業性の低下を防ぐことができる。
また、この組付方法以外にも、例えば、上述した組付方法において、先に内装パネル10を車内の天井面に取り付け、そのあとに、コネクタ27を電装品ユニットに接続して、先端部分の長さを調整しても良く、又は、予め基端部分23に十分な余長部23cを設け、そして、内装パネル10を車内の天井面に取り付けたのち、先端部分22をその長さを調整する方向に移動させて長さを調節しながらコネクタ27を電装品ユニットに接続する方法などでもよい。これら組付方法においても、上記と同様にワイヤハーネス20の公差の影響による作業性の低下を防ぐことができる。
本実施形態によれば、ワイヤハーネス20の支線21の先端部分22をその長さを調整する方向に移動可能なように、支線21の基端部分23の一端部23aを内装パネル10(即ち、上面11a)に取り付ける第1取付部材30と、基端部分23の他端部23bから余長部23cにかけて並列に固定された棒状のハーネス支持部材25と、ハーネス支持部材25が内装パネル10に沿って揺動可能なように、ハーネス支持部材25の基端部分23の他端部23b近傍の箇所である他端25bを内装パネル10に取り付ける第2取付部材40と、を有しているので、ワイヤハーネス20の支線21の先端部分22がその長さを調整する方向に移動されると、先端部分22に連なる基端部分23の余長部23cが伸縮し、この余長部23cの伸縮に伴って、基端部分23の他端部23bから余長部23cにかけて並列に固定された棒状のハーネス支持部材25が、第2取付部材40によって内装パネル10に取り付けられた他端25bを支点として、内装パネル10に沿って揺動する。
また、第2取付部材40が、内装パネル10にに粘着する粘着テープ41を備えているので、粘着テープ41によってハーネス支持部材25を内装パネル10に沿って揺動可能に取り付けている。
また、先端部分22の周囲を覆うように設けられた被覆部材24を有しているので、被覆部材24によって先端部分22を保護することができ、さらに、被覆部材24によって先端部分22の重量及び外径が増し、そのため、重量が増すことにより先端部分22が重みで下方に垂れ下がり、また、外径が増すことにより先端部分22の移動時に第1取付部材30のコルゲートチューブ31につかえる(ひっかかる)。
以上説明したように、本発明によれば、ワイヤハーネス20の支線21の先端部分22がその長さを調整する方向に移動されると、先端部分22に連なる支線21の基端部分23の余長部23cが伸縮し、この余長部23cの伸縮に伴って、基端部分23の他端部23bから余長部23cにかけて並列に固定された棒状のハーネス支持部材25が、第2取付部材40によって内装パネル10に取り付けられた他端25bを支点として、内装パネル10に沿って揺動するので、ハーネス支持部材25が内装パネル10に沿って揺動することにより、このハーネス支持部材25が固定された基端部分23の余長部23cについても内装パネル10に沿って揺動し、そのため、余長部23cが内装パネル10に直交する方向に湾曲することを防止でき、即ち、ワイヤハーネス20の湾曲方向を規制でき、ワイヤハーネス20と車両ボディとの接触を回避して走行時の異音やワイヤハーネス20の破損などを防止できる。
また、粘着テープ41によって、ハーネス支持部材25を内装パネル10に沿って揺動可能に取り付けているので、例えば、粘着力によって内装パネル10に取りつけられる粘着テープや柔軟性合成樹脂などの組立容易且つ安価な粘着部材を用いることができ、製造コストを低減することができる。
また、被覆部材24によって重量が増すことにより先端部分22が重みで下方に垂れ下がるので、内装パネル10を車両ボディの天井部に取り付けるときに、先端部分22が軽いと湾曲のくせなどにより先端部分22が上方に向かってしまい、他の部品(例えば、ガラスなど)をワイヤハーネス20の近傍に装着する際に当該ワイヤハーネス20の挟み込みなどが生じてしまうことがあるが、本発明では、このような挟み込みなどを回避して、作業性を向上できる。また、被覆部材24によって外径が増すことにより先端部分22の移動時に第1取付部材30のコルゲートチューブ31につかえる(ひっかかる)ようにすることで、ストッパとして機能して先端部分22の移動可能長さを規制することができ、先端部分22が必要以上に押し込まれることを防いで、作業性を向上できる。
本実施形態において、第2取付部材40は、粘着テープ41によって、ハーネス支持部材25の他端25b及び基端部分23の他端部23bを内装パネル10に取り付けているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図6(a)、(b)に示すように、粘着テープ41によって、ハーネス支持部材25の他端25bのみを内装パネル10に沿って揺動可能に取り付けるものであってもよい。または、図7(a)、(b)に示すように、第2取付部材40は、粘着テープ41に代えて揺動クランプ部材45を備えるものであってもよい。この揺動クランプ部材45は、内装パネル10に固定される基部46と、該基部46から内装パネル10に沿って互いに間隔をあけて平行に突設された一対の支持部47と、該一対の支持部47に両端を支持された軸部48と、を有し、該軸部48が、ハーネス支持部材25の他端25b近傍に設けられた軸孔25cに挿通されて、ハーネス支持部材25を内装パネル10に沿って揺動可能に取り付けるものである。これら構成のように、本発明の目的に反しない限り、第2取付部材40は、ハーネス支持部材25を内装パネル10に沿って揺動可能に内装パネル10に取り付けるものであれば、その構成は任意である。
また、本実施形態において、ハーネス支持部材25の他端25bが、第2取付部材40の粘着テープ41によって内装パネル10に取り付けられているが、これ以外にも、例えば、図8に示すように、ハーネス支持部材25の他端25bより一端25a寄りの箇所が、粘着テープ41によって内装パネル10に取りつけられるようにしてもよい。このようにすることで、先端部分22を内装パネル10の外縁11bに向けて押し込む方向に移動させたときに、基端部分23の湾曲のくせなどによりハーネス支持部材25の一端25aに内装パネル10に直交する方向に持ち上げる力が働いたような場合でも、ハーネス支持部材25の他端25bが支点となるとともに、該他端25bより一端25a寄りの箇所が粘着テープ41によって内装パネル10に向けて押さえつけられているので、ハーネス支持部材25の一端25aが内装パネル10から持ち上がってしまうことを、より確実に防止できる。また、ハーネス支持部材25が長いほど、それに支持される余長部23cの部分を長くでき、よりワイヤハーネス20の湾曲の方向を規制できる。
また、本実施形態において、第1取付部材30(即ち、コルゲートチューブ31)は、先端部分22の他端部22b及び基端部分23の一端部23aを内装パネル10(即ち、上面11a)に、先端部分22がその長さを調整する方向に移動可能に取りつけるものであったが、本発明はこれに限定されるものでなく、例えば、図9に示すように、上述した実施形態のコルゲートチューブ31に代えて、より短いコルゲートチューブ33を用いて内装パネル10の内側に配置するようにして、基端部分23の一端部23aのみをを挿通するようにするなど、第1取付部材30は、先端部分22の長さを調整する方向に移動可能なように、少なくとも基端部分23の一端部23aを内装パネル10に取りつけるものであればよい。なお、このような構成の場合、切り欠き部13の幅を、先端部分22の被覆部材24で覆われた部分の外形より小さくすることで、ストッパとして機能して先端部分22の移動可能長さを規制することができる。
また、本実施形態において、ワイヤハーネス20は、図示しない幹線と支線21とを有するものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ワイヤハーネス20は、分岐がなく1本の幹線のみからなるワイヤハーネスでも良く、又は、幹線から分岐された1又は複数の支線を備えたワイヤハーネスであっても良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 ワイヤハーネス配索ユニット
5 ワイヤハーネス配索体
10 内装パネル(ベース部材)
11 本体部
11a 上面
11b 外縁
12 壁部
20 ワイヤハーネス
21 支線
22 先端部分
23 基端部分
23a 基端部分の一端部
23b 基端部分の他端部
24c 基端部分の余長部
24 被覆部材
25 ハーネス支持部材
30 第1取付部材
31 コルゲートチューブ
40 第2取付部材
41 粘着テープ(粘着部材)

Claims (6)

  1. 車両に取り付けられる板状のベース部材に配索されるワイヤハーネス配索体において、
    前記ベース部材の外縁から延出される先端部分、及び、前記先端部分に連なり前記ベース部材に取り付けられる、前記先端部分寄りの一端部とその反対側の他端部との間に所定長さの余長部が設けられた、基端部分を備えるワイヤハーネスと、
    前記先端部分をその長さを調整する方向に移動可能なように、前記基端部分の前記一端部を前記ベース部材に取り付ける第1取付部材と、
    前記基端部分の前記他端部から前記余長部にかけて並列に固定された棒状のハーネス支持部材と、
    前記ハーネス支持部材が前記ベース部材に沿って揺動可能なように、前記ハーネス支持部材の前記基端部分の前記他端部近傍の箇所を前記ベース部材に取り付ける第2取付部材と、を有し、
    前記第1取付部材が、前記基端部分の前記一端部を保持し、かつ前記先端部分にその長さを調整する方向に移動させる力が加えられたときに当該第1取付部材に対して前記基端部分の前記一端部が摺動され
    前記第2取付部材が、前記ベース部材に粘着する粘着部材である
    ことを特徴とするワイヤハーネス配索体。
  2. 車両に取り付けられる板状のベース部材に配索されるワイヤハーネス配索体において、
    前記ベース部材の外縁から延出される先端部分、及び、前記先端部分に連なり前記ベース部材に取り付けられる、前記先端部分寄りの一端部とその反対側の他端部との間に所定長さの余長部が設けられた、基端部分を備えるワイヤハーネスと、
    前記先端部分をその長さを調整する方向に移動可能なように、前記基端部分の前記一端部を前記ベース部材に取り付ける第1取付部材と、
    前記基端部分の前記他端部から前記余長部にかけて並列に固定された棒状のハーネス支持部材と、
    前記ハーネス支持部材が前記ベース部材に沿って揺動可能なように、前記ハーネス支持部材の前記基端部分の前記他端部近傍の箇所を前記ベース部材に取り付ける第2取付部材と、を有し、
    前記第1取付部材が、前記ベース部材に固定されるとともに、内側に前記基端部分の一端部を挿通するように形成されたコルゲートチューブを備え、
    前記コルゲートチューブの内径が、前記基端部分の一端部の外径と同一又は略同一にされていることを特徴とするワイヤハーネス配索体。
  3. 前記第2取付部材が、前記ベース部材に粘着する粘着部材であることを特徴とする請求項2に記載のワイヤハーネス配索体。
  4. 前記粘着部材が、前記ハーネス支持部材を前記ベース部材に向けて押さえつけるように当該ベース部材に粘着する粘着テープであることを特徴とする請求項1又は3に記載のワイヤハーネス配索体。
  5. 前記先端部分の周囲を覆うように設けられた被覆部材を有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のワイヤハーネス配索体。
  6. 車体に取り付けられる板状のベース部材と、前記ベース部材に配索されるワイヤハーネス配索体と、を有するワイヤハーネス配索ユニットにおいて、
    前記ワイヤハーネス配索体が、請求項1〜5のいずれか一項に記載のワイヤハーネス配索体である
    ことを特徴とするワイヤハーネス配索ユニット。
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