JP5634102B2 - 系統連系インバータ - Google Patents

系統連系インバータ Download PDF

Info

Publication number
JP5634102B2
JP5634102B2 JP2010087546A JP2010087546A JP5634102B2 JP 5634102 B2 JP5634102 B2 JP 5634102B2 JP 2010087546 A JP2010087546 A JP 2010087546A JP 2010087546 A JP2010087546 A JP 2010087546A JP 5634102 B2 JP5634102 B2 JP 5634102B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
common mode
inverter
capacitor
reactor
phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010087546A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011223667A (ja
Inventor
裕史 児山
裕史 児山
純一 津田
純一 津田
宏 餅川
宏 餅川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2010087546A priority Critical patent/JP5634102B2/ja
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to EP11732915.1A priority patent/EP2525482A4/en
Priority to KR1020127020157A priority patent/KR101357445B1/ko
Priority to PCT/JP2011/050421 priority patent/WO2011087045A1/ja
Priority to TW100101262A priority patent/TWI454028B/zh
Priority to CN201180006038.4A priority patent/CN102714469B/zh
Publication of JP2011223667A publication Critical patent/JP2011223667A/ja
Priority to US13/547,552 priority patent/US8472215B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5634102B2 publication Critical patent/JP5634102B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Inverter Devices (AREA)

Description

本発明は、直流電源の出力を交流に変換して電気事業者の電力系統と連系させる系統連系インバータに関する。
近年、太陽光発電システムや燃料電池などといった直流電源の出力を交流に変換して電力系統に連系させる系統連系インバータでは、高周波スイッチング化が進んでおり、それに伴い、高調波漏れ電流や電磁ノイズ(EMI:Electro-Magnetic Interference)が問題になっている。漏れ電流やEMIはインバータの制御や他の機器に影響を与えたり、漏電遮断器を誤動作させたりする恐れがある。日本国内では、漏れ電流の許容量は電気用品安全法で規定されており、EMIはVCCI(Voluntary Control Council for Information Technology Equipment:情報処理装置等電波障害自主規制協議会)などによって規制されているが、特にEMIに関しては、近年、規制強化の動きが加速しつつある。
太陽光発電システムにおいては、太陽電池パネルと大地に接続された太陽電池パネルのフレームとの間に浮遊容量が存在し、高周波のコモンモードノイズの経路となりうる。一般に、太陽電池パネルの表面にはガラス板から成る絶縁層が形成されており、このガラス板は大きな平面を有するため、雨で濡れると太陽電池パネルとフレーム間の浮遊容量が増大し、高周波コモンモード電流も増大する。高周波電圧の変動は、インバータが半導体素子のスイッチングにより直流を交流に変換する際に発生する。このため、インバータにおいては、漏れ電流や高周波ノイズは避けて通れない問題である。
漏れ電流や高周波ノイズを抑制する方法としては、特許文献1のように高周波コモンモード電流にとって低インピーダンスとなるバイパス路をインバータ内に構成して、漏れ電流や高周波ノイズを外部に流出させない方法がある。
図9は、高周波電流のバイパス路を構成した系統連系インバータの1つとしての太陽光発電系統連系インバータを示す構成図である。この太陽光発電系統連系インバータは、半導体スイッチング素子により構成されたインバータ1、出力フィルタ2、コモンモードチョークコイル3、第1コンデンサ対41、第2コンデンサ対42、太陽電池5および系統トランス7を備えている。直流側中性点cと交流側中性点fとはバイパス路gで接続されている。なお、図9においては、コモンモードチョークコイル3のコモンモードインダクタンスを31、巻線間容量を32、太陽電池5と大地との間に存在する浮遊容量6をコンデンサ6aおよびコンデンサ6bとして示している。
太陽電池5は、直流電圧を発生する。この太陽電池5で発生された直流電圧は、コモンモードチョークコイル3を経由してインバータ1に供給される。コモンモードチョークコイル3は、太陽電池5からインバータ1に流れるコモンモード電流を抑制する。第1コンデンサ対41は、コンデンサ41aおよびコンデンサ41bから構成されており、太陽電池5の出力の正極端子(a点)と負極側の入力端子(b点)との間に配置されている。第2コンデンサ対42は、コンデンサ42aおよびコンデンサ42bから構成されており、系統トランス7の入力端子d点とe点の間に配置されている。第1コンデンサ対41の中性点cと第2コンデンサ対42の中性点fはバイパス路gにより接続されており、高周波コモンモード電流にとってインピーダンスの低いバイパス路が構成されている。インバータ1は太陽電池5の出力する直流電圧をパルス幅変調(PWM:Pulse Wide Modulation)する。出力フィルタ2はリアクトル21a、21b、コンデンサ22により構成され、インバータ1から出力されるPWM電圧波形を、系統の商用周波数と同じ周波数の正弦波交流に変換する。
高周波コモンモード電流のバイパス路gが構成されており、バイパス路gに流れる電流はコモンモードチョークコイル3により抑制されるので、インバータ1は線間3レベルPWM制御方式で駆動することができる。線間3レベルPWM制御は、図10に示すように、−1,0,1の3レベルの出力をとるため、図11に示す線間2レベルPWM制御と比べて電圧の振幅が小さく、同じスイッチング回数でスイッチング周波数が等価的に2倍となる。このため、出力フィルタ2のリアクトル21を小型化でき、さらに損失も低減することができる。線間3レベルPWM制御はゼロ電圧を出力する時にコモンモード電圧の変動が発生し、漏れ電流やノイズの原因になるという問題もあるが、前述したように、高周波コモンモード電流のバイパス路を形成することで上記問題も解決することができる。
特願2008−289758号
しかしながら、上述した高周波コモンモード電流のバイパス路を構成する太陽光発電系統連系インバータでは、コモンモードチョークコイル3に印加される電圧が大きく、コモンモードチョークコイル3の巻数が比較的多くなるため、巻線間に発生する浮遊容量が大きくなってしまう。図12は、コモンモードチョークコイル3の巻線間容量と出力フィルタ2のリアクトルで発生する共振ルートを示す図である。図13は、コモンモードチョークコイル3とインバータ1と出力フィルタ2とコンデンサ対4をコモンモードから見た等価回路である。
コモンモードチョークコイル3は、図12(b)に示すように、閉磁気回路を構成するコア30aに巻線30bと巻線30cとが巻回され、巻線30bと巻線30cとが磁気結合している。各巻線30b,30cは、巻線間容量32を有している。このため、コモンモードチョークコイル3は、図12(a)及び図13に示すように、コモンモードインダクタンス31と巻線間容量32とが並列に接続されたように表される。
出力フィルタ2のリアクトル21a,21bは、ノーマルモードのリアクトルであるが、コモンモードから見ると、リアクトル21a,21bが並列に接続された状態になる。図12(a)に示すように、第1コンデンサ対41a,41bと第2コンデンサ対42a,42bとその中性点の接続であるバイパス路gをコモンモードから見ると、図13に示すように、コンデンサ4によるインバータの入出力間の接続で表される。
コモンモードインダクタンス31と巻線間容量32との共振周波数以上の周波数では、コモンモードインダクタンス31のインピーダンスよりも巻線間容量32のインピーダンスが小さい。このため、巻線間容量32と出力フィルタ2のリアクトル21との間でコモンモードの共振が発生する。この共振は、コンデンサ対41a,41b,42a,42bにより構成されるバイパス路gを通る。この共振の電力は、比較的大きいため、ノイズが大きくなる。
本発明の課題は、コモンモードチョークコイルの巻線間容量と出力フィルタのリアクトルとの間で発生する共振に起因するノイズを抑制する系統連系インバータを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、直流電源の出力をパルス幅変調する単相又は三相のインバータと、インバータの入力側に配置され、中性点を形成するように直列に接続された第1コンデンサから成る第1コンデンサ組と、インバータの出力側に配置され、中性点を形成するように直列に接続された第2コンデンサから成る第2コンデンサ組と、第1コンデンサ組の中性点と第2コンデンサ組の中性点とを接続することにより形成されたコモンモード電流のバイパス路と、第1コンデンサ組と第2コンデンサ組との間で且つインバータの入力側又は出力側に設けられてインバータで発生されたコモンモード電流を抑制する1以上のコモンモードチョークコイルと、インバータから出力されるパルス幅変調された電圧波形を正弦波状の単相又は三相交流に変換するための第1リアクトルと第3コンデンサとで構成された出力フィルタと、コモンモードチョークコイルの巻線間容量と出力フィルタの第1リアクトルとの間で発生する共振を抑制する共振抑制回路とを備え、前記バイパス路は、前記インバータのスイッチング周波数において、前記第2コンデンサ対を介して接続された系統トランスから大地を介して前記直流電源の浮遊容量に漏れ電流が流れる漏れ電流路よりも小さいインピーダンスを有し、前記コモンモードチョークコイルは、前記漏れ電流路および前記バイパス路よりも大きなインピーダンスを有することを特徴とする。
本発明によれば、共振抑制回路は、コモンモードチョークコイルの巻線間容量と出力フィルタの第1リアクトルとの間で発生する共振を抑制するので、共振に起因するノイズを抑制することができる。
本発明の実施例1に係る系統連系インバータの構成を示すブロック図である。 出力フィルタの他の構成を示すブロック図である。 三相の系統連系インバータとして太陽光発電系統連系インバータの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2に係る系統連系インバータの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例3に係る系統連系インバータの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例4に係る系統連系インバータの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例5に係る系統連系インバータの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例6に係る系統連系インバータの構成を示すブロック図である。 高周波電流のバイパス路を構成した系統連系インバータの1つとしての太陽光発電系統連系インバータを示す構成図である。 線間3レベルPWMを示す図である。 線間2レベルPWMを示す図である。 コモンモードチョークコイルの巻線間容量と出力フィルタのリアクトルで発生する共振ルートを示す図である。 コモンモードチョークコイルとインバータと出力フィルタとコンデンサ対をコモンモードから見た等価回路である。
以下、本発明の実施の形態の系統連系インバータを、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る系統連系インバータの構成を示すブロック図である。実施例1に係る系統連系インバータは、単相の太陽光発電系統連系インバータである。なお、以下においては、背景技術の欄で説明した図9に示す系統連系インバータの構成要素と同一又は相当する構成要素には、図9で使用した符号と同一の符号を付して説明する。
この太陽光発電系統連系インバータは、インバータ1、出力フィルタ2、ダンピング抵抗23、コンデンサ24、トランス25、コモンモードチョークコイル3、第1コンデンサ対41、第2コンデンサ対42、太陽電池5、系統トランス7、直流ラインコンデンサ8を備えている。図1においては、太陽電池5と大地との間に存在する浮遊容量6をコンデンサ6aおよびコンデンサ6b、コモンモードチョークコイルのコモンモードインダクタンスを31、コモンモードチョークコイルの巻線間容量を32として示している。
太陽電池5は直流電圧を発生し、第1コンデンサ対41、コモンモードチョークコイル3、および直流ラインコンデンサ8を経由してインバータ1に電力を供給する。なお、本発明の直流電源としては、太陽電池に限らず、燃料電池、その他の直流電圧を発生する装置を使用することができる。
コモンモードチョークコイル3は、第1コンデンサ対41の出力側であって、かつ、インバータ1の前段に設けられており、インバータ1に含まれるスイッチング素子のスイッチングに起因して発生するコモンモード電圧が原因で流れるコモンモード電流を抑制する。
インバータ1は、FETまたはIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などといった半導体素子によるブリッジ回路から構成されている。インバータ1は、線間3レベルPWM制御方式で駆動され、太陽電池5から供給される直流電圧を、例えば図10に示すような、+1から0まで、または、0から−1まで変化する振幅を有し、パルス幅が正弦波状に変化するパルス波形を有するPWM電圧波形に変換し、出力する。
出力フィルタ2は、入力端がインバータ1の出力端子に接続された第1リアクトル21a、第2リアクトル21bおよび第1リアクトル21aの出力端と第2リアクトル21bの出力端との間に接続された相間コンデンサ22(第3コンデンサに相当)から構成されている。出力フィルタ2は、インバータ1の出力するPWM波を、図10の破線で示すような正弦波電圧波形に変換して出力する。
第1コンデンサ対41は、コンデンサ41aとコンデンサ41bとが直列に接続されて構成されており、太陽電池5とコモンモードチョークコイル3の間であって、コモンモードチョークコイル3の正極側の出力端子(a点)と負極側の出力端子(b点)との間に配置されている。a点には直流ライン正電圧が、b点には直流ライン負電圧がそれぞれ現れる。これらコンデンサ41aとコンデンサ41bとの接続点に直流ライン中性点cが形成されており、この直流ライン中性点cは、中性点接続線gによって、第2コンデンサ対42の交流出力中性点fに接続されている。
第2コンデンサ対42は、コンデンサ42aとコンデンサ42bとが直列に接続されて構成されており、出力フィルタ2の出力端子(d点,e点)間に配置されている。d点とe点との間には正弦波交流(交流出力電圧)が現れる。これらコンデンサ42aとコンデンサ42bとの接続点には交流出力中性点fが形成されており、交流出力中性点fは、上述したように、中性点接続線gによって、直流ライン中性点cに接続されている。この中性点接続線gは、コモンモード電流(漏れ電流)のバイパス路となる。
系統トランス7は、系統連系インバータから出力される正弦波交流を変圧し、電力系統に接続するための電力系統端hから出力する。系統トランス7の中性点は、中性点接地線iにより大地に接続されている。
共振を抑制するダンピング抵抗23(23a,23b、第1抵抗に相当)とコンデンサ24(24a,24b、第4コンデンサに相当)は直列に接続され、出力フィルタ2のリアクトル21(21a,21b)に対して並列に接続されている。ダンピング抵抗23とコンデンサ24の直列接続経路は、巻数比1:1のトランス25で結合されており、トランス25はノーマルモードに対してはインダクタンスを示してインピーダンスが高くなり、コモンモードに対しては磁束が打ち消しあってインダクタンスを示さない巻き方になっている。すなわち、トランス25の1次巻線の巻方向と2次巻線の巻方向とが逆向き、すなわち、1次巻線と2次巻線とが逆相に巻回されている。
上記のように構成された系統連系インバータにおいては、系統トランス7の中性点接地線i→大地→太陽電池5の浮遊容量6といった経路で高周波コモンモード電流が流れる「漏れ電流(ノイズ)路」が形成される。また、インバータ1の出力→第2コンデンサ対42→中性点接続線g→第1コンデンサ対41→インバータ1の入力といった線路で高周波コモンモード電流が流れる「バイパス路」も形成される。高周波コモンモード電流のバイパス路は、高周波漏れ電流の主たる周波数(インバータ1のスイッチング周波数に等しい)において、漏れ電流路よりも十分に小さいインピーダンスを有し、コモンモードチョークコイル3は、漏れ電流路およびバイパス路よりも大きなインピーダンスを有する。
したがって、高周波コモンモード電流の殆どはインピーダンスの低いバイパス路を流れることになり、その大きさはコモンモードチョークコイル3によって抑制される。その結果、系統連系インバータの外へ流れ出る高周波コモンモード電流は抑制される。
実施例1では、図13に示すようにコモンモードチョークコイルの巻線間容量32と出力フィルタ2のリアクトル21の間でコモンモードの共振が発生し、その共振はバイパス路gを通るが、ダンピング抵抗23により共振が減衰されるため、共振は抑制される。また、ダンピング抵抗23にはコンデンサ24が直列に接続されているので、低い周波数成分の電流はコンデンサ24により遮断されてダンピング抵抗23に流れなくなる。共振周波数以下の電流成分を遮断するようにコンデンサ24の値を設定することで、ダンピング抵抗23で発生する無駄な損失を抑制することができる。遮断周波数は、リアクトル21とコンデンサ24とによる共振周波数により計算される。
また、トランス25は、ノーマルモードに対してはインピーダンスが高く、コモンモードに対してはインピーダンスが低い。このため、ダンピング抵抗23に流れる電流の殆どはコモンモード成分のみとなり、ダンピング抵抗23をコモンモードに対してのみ作用させることができる。ノーマルモード電流は殆どダンピング抵抗23に流れなくなるので、ダンピング抵抗23で発生する無駄な損失を抑制することができる。
このように、共振抑制用のダンピング抵抗23、コンデンサ24、トランス25の作用により、損失を最低限に抑えつつ、コモンモードチョークコイル3の巻線間容量32と出力フィルタ2のリアクトル21との間で発生する共振を抑制することができる。
なお、図1ではコモンモードチョークコイル3はインバータ1の入力側に配置されているが、インバータ1の出力側に配置しても良く、コモンモードチョークコイル3はインバータ1の入力側と出力側の両方に複数配置されても良い。また、トランス25の巻線抵抗が共振を抑制する減衰成分として十分に作用する場合には、ダンピング抵抗23を除去することができる。
また、図1の実施例1では、出力フィルタ2は、図2(a)に示すように構成したが、図2(b)に示すように、1次巻線と2次巻線とを磁気結合させたリアクトル26を用いても良い。リアクトル26は、コモンモードでは磁束が打ち消し合いインダクタンスを示さず、ノーマルモードでは磁束が合わさるためインダクタンスを示す。この場合、リアクトル26のコモンモードインダクタンスは存在しないが、図2(c)に示すようにリアクトル26には漏れインダクタンス27a,27bが存在するため、この漏れインダクタンス27a,27bがコモンモードチョークコイル3の巻線間容量32と共振を引き起こす。実施例1のダンピング抵抗23、コンデンサ24、トランス25はこの共振にも作用し、損失を最低限に抑えつつ共振を抑制できる。
また、実施例1に係る系統連系インバータは、本発明を単相の系統連系インバータに適用した例であるが、本発明は、三相の系統連系インバータに適用することもできる。
図3は、三相の系統連系インバータとして太陽光発電系統連系インバータの構成を示すブロック図である。この系統連系インバータは、上述した実施例1に係る系統連系インバータが以下のように変更されて構成されている。
すなわち、出力フィルタ2の第1リアクトル21aおよび21bは、各相に挿入されたリアクトル21u、21vおよび21wに置き換えられ、相間コンデンサ22は、各相間を結ぶ3つの相間コンデンサ22a、22bおよび22cに置き換えられ、第2コンデンサ対42は、3つのコンデンサ42u、42vおよび42wに置き換えられて各相の中性点を形成するように構成されている。ダンピング抵抗23a、23bおよびコンデンサ24a、24bは各相のリアクトル21u、21vおよび21wに対して並列に接続されるダンピング抵抗23u、23v、23w、コンデンサ24u、24v、24wに置き換えられ、トランス25はコモンモードに対して磁束が打ち消しあってインピーダンスが低くなるように接続されたトランス25u、25v、25wに置き換えられている。
トランス25uの一次側の一端はリアクトル21uに接続され、トランス25uの一次側の他端はトランス25wの二次側を介して抵抗23uに接続される。トランス25vの一次側の一端はリアクトル21vに接続され、トランス25vの一次側の他端はトランス25uの二次側を介して抵抗23vに接続される。トランス25wの一次側の一端はリアクトル21wに接続され、トランス25wの一次側の他端はトランス25vの二次側を介して抵抗23wに接続される。
また、実施例では、昇圧回路を回路中に示さなかったが、実際の太陽光発電系統連系インバータでは昇圧回路を備えることが多い。昇圧回路は実施例1または実施例2における直流ラインコンデンサ8の入力側に配置される。昇圧回路がコモンモードチョークコイル3と直流ラインコンデンサ8の間に配置された場合には、コモンモードチョークコイル3の漏れインダクタンスを昇圧回路のリアクトルとして利用することができる。昇圧回路は、太陽電池5の出力電圧を昇圧し、直流ラインコンデンサ8を経由してインバータ1に送る。本発明は、昇圧回路を備えた系統連系インバータにおいても損失を最低限に抑えつつ共振を抑制できる。
図4は、本発明の実施例2に係る系統連系インバータの構成を示すブロック図である。この系統連系インバータは、実施例1に係る系統連系インバータのコンデンサ24とトランス25を除去し、ダンピング抵抗23のみをリアクトル21に並列に接続して構成されている。
ダンピング抵抗23の損失が問題とならない場合には、実施例2に示すダンピング抵抗23のみをリアクトル21に並列に接続することで、部品点数を少なく抑えつつ、コモンモードチョークコイル3の巻線間容量32と出力フィルタ2のリアクトル21との間で発生する共振を抑制することができる。
また、実施例2に係る系統連系インバータも、実施例1に係る系統連系インバータと同様に、コモンモードチョークコイル3は、インバータ1の出力側に配置されても良く、インバータ1の入力側と出力側の両方に複数配置されても良い。また、出力フィルタ2のリアクトルとしては、図2(b)に示すリアクトル26を用いても良い。また、本発明は、三相の系統連系インバータに適用することができ、さらに、昇圧回路を備える系統連系インバータに適用することもできる。
図5は、本発明の実施例3に係る系統連系インバータの構成を示すブロック図である。この系統連系インバータは、実施例1に係る系統連系インバータのトランス25を除去し、ダンピング抵抗23とコンデンサ24と直列回路をリアクトル21に並列に接続して構成されている。
ノーマルモード電流によるダンピング抵抗23での損失が問題とならない場合には、実施例3に示すダンピング抵抗23とコンデンサ24のみをリアクトル21に並列に接続することで、部品点数を少なく抑えつつ、コモンモードチョークコイル3の巻線間容量32と出力フィルタ2のリアクトル21との間で発生する共振を抑制することができる。
また、実施例3に係る系統連系インバータも、実施例1または実施例2に係る系統連系インバータと同様に、コモンモードチョークコイル3はインバータ1の出力側に配置されても良く、インバータ1の入力側と出力側の両方に複数配置されも良い。また、出力フィルタ2のリアクトルとしては、図2(b)に示すリアクトル26を用いても良い。また、本発明は、三相の系統連系インバータに適用することができ、さらに、昇圧回路を備える系統連系インバータに適用することもできる。
図6は、本発明の実施例4に係る系統連系インバータの構成を示すブロック図である。この系統連系インバータは、実施例3に係る系統連系インバータのダンピング抵抗23とコンデンサ24との直列回路を、リアクトル21ではなくコモンモードチョークコイル3の各相に対して並列に接続して構成されている。
共振はコモンモードチョークコイル3の巻線間容量32と出力フィルタ2のリアクトル21との間で発生しているため、コモンモードチョークコイル3の各相に対して並列にダンピング抵抗23を接続しても、コモンモードチョークコイル3の巻線間容量32と出力フィルタ2のリアクトル21との間で発生する共振を抑制することができる。
図6では、コモンモードチョークコイル3の各相にダンピング抵抗23とコンデンサ24との直列回路を並列に接続した例を示したが、図1に示す実施例1に係る系統連系インバータと同様に、ダンピング抵抗23とコンデンサ24との直列回路にトランス25を追加してコモンモード電流のみがダンピング抵抗23に流れるように構成しても良い。トランス25の巻線抵抗が共振を抑制する減衰成分として十分に作用する場合には、ダンピング抵抗23を除去することができる。
また、実施例2に係る系統連系インバータと同様に、ダンピング抵抗23のみをコモンモードチョークコイル3の各相に並列に接続してもよい。
さらに、実施例4に係る系統連系インバータも、実施例1〜3に係る系統連系インバータと同様に、コモンモードチョークコイル3はインバータ1の出力側に配置されも良く、インバータ1の入力側と出力側の両方に複数配置されても良い。また、出力フィルタ2のリアクトルとしては、図2(b)に示すリアクトル26を用いても良い。また、本発明は、三相の系統連系インバータに適用することができ、さらに、昇圧回路を備える系統連系インバータに適用することもできる。
図7は、本発明の実施例5に係る系統連系インバータの構成を示すブロック図である。この系統連系インバータは、実施例2に係る系統連系インバータのダンピング抵抗23を除去し、バイパス路gの中に直列にダンピング抵抗9(第2抵抗に相当)を接続して構成されている。
共振はコモンモードチョークコイル3の巻線間容量32と出力フィルタ2のリアクトル21との間で発生し、その共振はバイパス路gを通る。このため、バイパス路gにダンピング抵抗9を直列に接続しても、コモンモードチョークコイル3の巻線間容量32と出力フィルタ2のリアクトル21との間で発生する共振を抑制することができる。
第1コンデンサ対41または第2コンデンサ対42または両方のコンデンサ対のそれぞれのコンデンサと直列にダンピング抵抗9を接続しても、ダンピング抵抗9をバイパス路g中に設けることと等価である。
また、実施例5に係る系統連系インバータも、実施例1〜4に係る系統連系インバータと同様に、コモンモードチョークコイル3はインバータ1の出力側に配置されも良く、インバータ1の入力側と出力側の両方に複数配置されても良い。また、出力フィルタ2のリアクトルとしては、図2(b)に示すリアクトル26を用いても良い。また、本発明は、三相の系統連系インバータに適用することができ、さらに、昇圧回路を備える系統連系インバータに適用することもできる。
図8は、本発明の実施例6に係る系統連系インバータの構成を示すブロック図である。この系統連系インバータは、実施例5に係る系統連系インバータのダンピング抵抗9に対して、リアクトル10(第2リアクトルに相当)を並列に接続して構成されている。
バイパス路g中にダンピング抵抗9を設けるとダンピング抵抗9は共振の減衰成分として作用するが、バイパス路gのインピーダンスが大きくなるため、高周波コモンモード電流をバイパスさせる作用が弱くなる。
しかし、バイパス路gに設けられたダンピング抵抗9に対してリアクトル10を並列に接続すると、リアクトル10は低い周波数に対して低いインピーダンスを示し、高い周波数に対しては高いインピーダンスを有するため、バイパス路gのインピーダンスの大きさを周波数によって変えることができる。
バイパス路gを通る高周波コモンモード電流の主な周波数は、インバータ1のスイッチング周波数である。このスイッチング周波数が、コモンモードチョークコイル3の巻線間容量32と出力フィルタ2のリアクトル21との間で発生する共振の周波数よりも低い場合には、スイッチング周波数においてはバイパス路gを通るコモンモード電流の殆どはインピーダンスの低いリアクトル10を流れる。共振周波数においてはリアクトル10のインピーダンスは高く、ダンピング抵抗9のダンピング効果を共振に対して作用させることができる。
このように、バイパス路gに接続したダンピング抵抗9に対してリアクトル10を並列に接続することで、高周波コモンモード電流のバイパス作用を大きく損なうことなく、コモンモードチョークコイル3の巻線間容量32と出力フィルタ2のリアクトル21との間で発生する共振を抑制することができる。
また、実施例5のバイパス路gのダンピング抵抗9による構成、または実施例6のダンピング抵抗9とリアクトル10とによる構成は、実施例1〜4の構成と組み合わせて実施することもできる。
また、実施例6に係る系統連系インバータも、実施例1〜5に係る系統連系インバータと同様に、コモンモードチョークコイル3はインバータ1の出力側に配置されも良く、インバータ1の入力側と出力側の両方に複数配置されても良い。また、出力フィルタ2のリアクトルとしては、図2(b)に示すリアクトル26を用いても良い。また、本発明は、三相の系統連系インバータに適用することができ、さらに、昇圧回路を備える系統連系インバータに適用することもできる。
本発明は、太陽電池システムや燃料電池システムを電力系統に接続する系統連系インバータとして利用可能である。
1‥インバータ
2‥出力フィルタ
3‥コモンモードチョークコイル
5‥太陽電池
6‥浮遊容量
7‥系統トランス
8‥直流ラインコンデンサ
9‥ダンピング抵抗
10,21‥リアクトル
22,24,41,42‥コンデンサ
23‥ダンピング抵抗
25‥トランス
31‥コモンモードインダクタンス
32‥巻線間容量
a‥直流ライン正電圧
b‥直流ライン負電圧
c‥直流ライン中性点
d,e,j‥交流出力ライン
f‥交流側中性点
g‥バイパス路
h‥電力系統端
i‥系統トランス中性接地線

Claims (6)

  1. 直流電源の出力をパルス幅変調する単相又は三相のインバータと、
    前記インバータの入力側に配置され、中性点を形成するように直列に接続された第1コンデンサから成る第1コンデンサ組と、
    前記インバータの出力側に配置され、中性点を形成するように直列に接続された第2コンデンサから成る第2コンデンサ組と、
    前記第1コンデンサ組の中性点と前記第2コンデンサ組の中性点とを接続することにより形成されたコモンモード電流のバイパス路と、
    前記第1コンデンサ組と前記第2コンデンサ組との間で且つ前記インバータの入力側又は出力側に設けられて前記インバータで発生されたコモンモード電流を抑制する1以上のコモンモードチョークコイルと、
    前記インバータから出力されるパルス幅変調された電圧波形を正弦波状の単相又は三相交流に変換するための第1リアクトルと第3コンデンサとで構成された出力フィルタと、
    前記コモンモードチョークコイルの巻線間容量と前記出力フィルタの第1リアクトルとの間で発生する共振を抑制する共振抑制回路と、
    を備え、
    前記バイパス路は、前記インバータのスイッチング周波数において、前記第2コンデンサ組を介して接続された系統トランスから大地を介して前記直流電源の浮遊容量に漏れ電流が流れる漏れ電流路よりも小さいインピーダンスを有し、前記コモンモードチョークコイルは、前記漏れ電流路および前記バイパス路よりも大きなインピーダンスを有することを特徴とする系統連系インバータ。
  2. 前記共振抑制回路は、前記出力フィルタの各々の相の第1リアクトルに並列に接続され又は前記コモンモードチョークコイルの両端の巻線に並列に接続された第1抵抗を備えることを特徴とする請求項1記載の系統連系インバータ。
  3. 前記共振抑制回路は、前記出力フィルタの各々の相の第1リアクトルに並列に接続され又は前記コモンモードチョークコイルの両端の巻線に並列に接続された前記第1抵抗と第4コンデンサとから成る直列回路を備えることを特徴とする請求項2記載の系統連系インバータ。
  4. 前記共振抑制回路は、前記出力フィルタの各々の相の第1リアクトルに並列に接続される部品の経路に、直列に接続された巻線を備え、
    一方の相の前記巻線と他方の相の前記巻線とは、コモンモードに対して低いインピーダンスを有し且つノーマルモードに対して高いインピーダンスを有するように磁気結合してなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の系統連系インバータ。
  5. 前記共振抑制回路は、前記コモンモード電流のバイパス路中に第2抵抗を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の系統連系インバータ。
  6. 前記共振抑制回路は、前記コモンモード電流のバイパス路中に設けられた前記第2抵抗と並列に接続された第2リアクトルを備えることを特徴とする請求項5記載の系統連系インバータ。
JP2010087546A 2010-01-13 2010-04-06 系統連系インバータ Active JP5634102B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010087546A JP5634102B2 (ja) 2010-04-06 2010-04-06 系統連系インバータ
KR1020127020157A KR101357445B1 (ko) 2010-01-13 2011-01-13 계통 연계 인버터
PCT/JP2011/050421 WO2011087045A1 (ja) 2010-01-13 2011-01-13 系統連系インバータ
TW100101262A TWI454028B (zh) 2010-01-13 2011-01-13 System interconnection converter
EP11732915.1A EP2525482A4 (en) 2010-01-13 2011-01-13 Grid-tie inverter
CN201180006038.4A CN102714469B (zh) 2010-01-13 2011-01-13 ***联合逆变器
US13/547,552 US8472215B2 (en) 2010-01-13 2012-07-12 Grid-tie inverter for interconnecting AC voltage to electric power grid

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010087546A JP5634102B2 (ja) 2010-04-06 2010-04-06 系統連系インバータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011223667A JP2011223667A (ja) 2011-11-04
JP5634102B2 true JP5634102B2 (ja) 2014-12-03

Family

ID=45039904

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010087546A Active JP5634102B2 (ja) 2010-01-13 2010-04-06 系統連系インバータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5634102B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013106475A (ja) * 2011-11-15 2013-05-30 Toshiba Corp 系統連系インバータ
CN104170227B (zh) * 2012-03-13 2017-08-04 东芝三菱电机产业***株式会社 电抗器及使用该电抗器的电源装置
JP2014003763A (ja) * 2012-06-15 2014-01-09 Sinfonia Technology Co Ltd 静止型空港電源
US10842563B2 (en) 2013-03-15 2020-11-24 Covidien Lp System and method for power control of electrosurgical resonant inverters
DE102013106702B4 (de) 2013-06-26 2017-08-31 Sma Solar Technology Ag Verfahren und Vorrichtung zum Erkennen eines Lichtbogens
US9642670B2 (en) 2013-10-29 2017-05-09 Covidien Lp Resonant inverter with a common mode choke
JP6516181B2 (ja) * 2015-03-11 2019-05-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 電力変換回路およびそれを用いた電力変換装置
CN108183604A (zh) * 2017-12-28 2018-06-19 东风商用车有限公司 一种电机控制器用emi滤波器
KR102509155B1 (ko) * 2019-03-07 2023-03-10 도시바 미쓰비시덴키 산교시스템 가부시키가이샤 전력 변환 장치
DE102020215055A1 (de) * 2020-11-30 2022-06-02 Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung Schaltungsanordnung zum Reduzieren von Gleichtaktstörungen eines leistungs-elektronischen Geräts

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3466118B2 (ja) * 1999-08-31 2003-11-10 三菱電機株式会社 インバータ式駆動装置の漏洩電流低減フィルタ
JP2007336743A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Uinzu:Kk インバータ装置
WO2009013996A1 (ja) * 2007-07-20 2009-01-29 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki 電力変換装置用コモンモードフィルタおよび出力フィルタおよび電力変換装置
JP2009148078A (ja) * 2007-12-14 2009-07-02 Toshiba Corp ノイズフィルタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011223667A (ja) 2011-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5634102B2 (ja) 系統連系インバータ
TWI454028B (zh) System interconnection converter
Zhou et al. Analysis and suppression of leakage current in cascaded-multilevel-inverter-based PV systems
US9455646B2 (en) Filter device, power converter and common mode noise suppression method
US9281738B2 (en) Power conversion apparatus with low common mode noise and application systems thereof
Loh et al. Magnetically coupled impedance-source inverters
Chen et al. A novel inverter-output passive filter for reducing both differential-and common-mode $ dv/dt $ at the motor terminals in PWM drive systems
Salmon et al. PWM inverters using split-wound coupled inductors
EP2352223B1 (en) System interconnection inverter
CN112771777B (zh) 用于ac功率与dc功率之间的转换的装置
US20100109582A1 (en) Method for controlling a load with a predominantly inductive character and a device applying such a method
Sekar et al. A review and study of harmonic mitigation techniques
JP2011147238A (ja) 系統連系インバータ
JP6207751B2 (ja) 電力変換装置
Huber et al. Common-mode currents in multi-cell solid-state transformers
CN112821735A (zh) 滤波器装置
Hu et al. A New Single-Phase $\boldsymbol {\Pi}-\text {Type} $5-Level Inverter Using 3-Terminal Switch-Network
JP2013106475A (ja) 系統連系インバータ
Takongmo et al. Parallel inverters using a DC common mode PWM filter with an AC differential mode PWM filter
RU2416853C1 (ru) Способ снижения уровня высших гармоник
Sankala et al. Modular double-cascade converter
CN210246597U (zh) 变换器装置
JP2016226224A (ja) モジュラーマルチレベル変換器
JP6568788B2 (ja) 変圧器及び電力変換装置
Orfanoudakis et al. An extended boost three-phase transformerless PV inverter for common-mode leakage current reduction

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140311

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140916

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141014

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5634102

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151