JP2009148078A - ノイズフィルタ - Google Patents

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純一 津田
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【課題】モータからの漏れ電流を抑えるとともに、ノーマルモードとコモンモードとの両方のEMIノイズが電源に伝導するのを抑えること。
【解決手段】電力変換装置の出力側の電源ライン各相に接続される3つのコンデンサと、3つのコンデンサに入力側の3本の巻線がそれぞれ直列接続され出力側を3本まとめて中性点を形成する三相リアクトルと、電力変換装置の入力側の交流電源ラインに中性点を形成する第1相間コンデンサと、第1相間コンデンサから平滑コンデンサに至る経路の任意の位置に直列に挿入された第1コモンモードチョークコイルと、第1コモンモードチョークコイルから平滑コンデンサに至る経路に接続された第2相間コンデンサとを備え、三相リアクトルに形成した中性点と第1相間コンデンサの中性点とを接続する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電力変換装置で発生されるEMIノイズを抑制する漏れ電流低減型のノイズフィルタに関する。
インバータなど素子の高速なスイッチングを伴う電力変換装置からはEMIノイズが発生する。このEMIノイズは、例えば電源を共通とする他の機器に伝導して誤動作を起こすなど悪影響を及ぼす可能性がある。このため、EMIノイズには規制が設けられており、電力変換装置が発生するEMIノイズは、この規制値を満たす必要がある。これを実現するため、従来はノイズフィルタによる対策を行ってきた。
図6は最もシンプルで一般的なノイズフィルタを電力変換装置に適用した回路図である。図6では、電力変換装置19は、コンバータ20、平滑コンデンサ21及びインバータ22で構成され、電源24からの電力を電力変換器19で変換してモータ4を駆動する場合を示している。ノイズフィルタ23は電力変換装置19の入力側に設けられ、コモンモードチョークコイルLcと、相関コンデンサCxa、Cya、Czaと、相関コンデンサCxa、Cya、Czaを3相まとめて接地する接地コンデンサCyとから構成されている。
電力変換装置19のコンバータ20やインバータ22の素子のスイッチングにより発生する高周波のコモンモード電流は、電力ラインを伝ってモータ4に達し、モータ4の巻線との間に存在する浮遊容量などを通してアースへと流れる。ノイズフィルタ23がない場合、このコモンモード電流はアースから電源24を回って電力変換装置19へと戻ってくる。この電源24に流れるコモンモード電流が結果としてコモンモードのEMIノイズとして観測される。
これに対して、コモンモードチョークコイルLc、相間コンデンサCxa、Cya、Cza、接地コンデンサCyとで構成するノイズフィルタ23を電源24と電力変換装置19との間に取り付けた場合には、コモンモードチョークコイルLcは電源ラインを流れる高周波成分であるコモンモード電流に対して大きなインピーダンスを示し、逆に相間コンデンサCxa、Cya、Czaと接地コンデンサCyとから成る回路のインピーダンスは低くなる。その結果、モータ4からアースに流れたコモンモード電流はインピーダンスの低い接地コンデンサCy及び相間コンデンサCxa、Cya、Czaを通ってインバータ装置へと戻り、電源24でのEMIノイズは低減する。
また、相間コンデンサCxa、Cya、Czaは電力変換装置19から発生するもうひとつのノイズ成分となる高周波のノーマルモード電流に対してバイパス回路として作用する。その結果、電源24でのノーマルモードのEMIノイズも減少する。なお、この構成のノイズフィルタ23ではモータ4の浮遊容量を通ってアースに流れる漏れ電流を抑えることはできない。
一方、モータ4からの漏れ電流を抑えるものとして、図7に示すように電力変換装置19の出力側にコモンモードチョークコイルLcを接続し、このコモンモードチョークコイルLcとモータ4との間に、スター結線の3相リアクトルLとコンデンサC1とを接続し、コモンモード電流に対して低インピーダンスとなる回路を構成して、その中性点をコンバータ20の出力の電源ラインに接続した相間コンデンサC2a、C2bの中性点に接続したものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、図8に示すように、電力変換装置19の出力側にコモンモードチョークコイルLcを接続し、このコモンモードチョークコイルLcとモータ4との間に、コンデンサC1a、C1b、C1cや抵抗Ra、Rb、Rc、をスター結線し、コモンモード電流に対して低インピーダンスとなる回路を構成して、その中性点をコンバータ20の出力の電源ラインにスター接続した相間コンデンサCxa、Cya、Czaの中性点に接続したものがある(例えば、特許文献2参照)。
特許文献1、2のものでは、コモンモードチョークコイルLcが電力変換装置19からのコモンモード電流の発生を抑えるとともに、コモンモードチョークコイルLcを通過したコモンモード電流も低インピーダンスの回路を通って電力変換装置19に戻るため、モータ4の浮遊容量を介して外に漏れ出す電流は大きく低減される。
特許第3596694号公報 特許第3466118号公報
しかし、特許文献1のものでは、モータ4からアースに流れる漏れ電流の低減には有効であるが、電力変換装置19から発生して線間を伝って電源24に流れるノーマルモードノイズを低減する効果はなく、EMIノイズの規制を満たすことができない。また、電力変換装置19の出力側に接続されているコモンモードチョークコイルLcには素子のスイッチングにより多くの高周波成分が含まれる電流が流れるために、表皮効果の影響を受けて電線の銅損が大きくなるという問題も生じる。
また、特許文献2のものでは、特許文献1に比べると電力変換装置19と電源24との間の相間コンデンサCxa、Cya、Czaがノーマルモードノイズの低減に幾分寄与するが、これだけでは十分なEMIノイズの低減効果を得ることはできない。さらに、コモンモードチョークコイルLcとモータ4との間に接続してスター結線で中性点を形成する回路に抵抗が含まれるため、回路の損失が大きくなり実用的ではない。
一方、図6に示したコモンモードチョークコイルLcと相間コンデンサCxa、Cya、Czaと接地コンデンサCyとで構成する一般的なノイズフィルタ23では、電源24に伝導するノイズは低減するものの電力変換装置19からモータ4の浮遊容量を通してアースに流れる漏れ電流自体は減ることはなく、この漏れ電流がアースを共通とする他の機器に流れて誤動作などの悪影響を及ぼしたり、あるいはモータ4のベアリングに流れて電食を発生させるなどの問題がある。
本発明の目的は、モータからの漏れ電流を抑えるとともに、ノーマルモードとコモンモードとの両方のEMIノイズが電源に伝導するのを抑えることができるノイズフィルタを提供することである。
本発明ノイズフィルタは、入力側の電源ラインからの交流電力を直流電力に変換するコンバータと、前記コンバータからの電流を平滑する平滑コンデンサと、直流電力を交流電力に変換して出力側の電源ラインに出力するインバータとを備えた電力変換装置で発生されるEMIノイズを抑制するノイズフィルタにおいて、前記電力変換装置の出力側の電源ライン各相に接続される3つのコンデンサと、前記3つのコンデンサに入力側の3本の巻線がそれぞれ直列接続され出力側を3本まとめて中性点を形成する三相リアクトルと、前記電力変換装置の入力側の交流電源ラインまたは前記コンバータと前記平滑コンデンサとの間の直流電源ラインに中性点を形成する第1相間コンデンサと、前記第1相間コンデンサから前記平滑コンデンサに至る経路の任意の位置に直列に挿入された第1コモンモードチョークコイルと、前記第1コモンモードチョークコイルから前記平滑コンデンサに至る経路に接続された第2相間コンデンサとを備え、前記三相リアクトルに形成した中性点と前記第1相間コンデンサの中性点とを接続したことを特徴とする。
本発明によれば、モータからの漏れ電流を抑えるとともに、ノーマルモードとコモンモードとの両方のEMIノイズが電源に伝導するのを抑えることができるノイズフィルタを提供できる。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係わるノイズフィルタを電力変換装置に適用した回路図である。電力変換装置19は、電源24からの交流を直流に変換するコンバータ20と、電流を平滑する平滑コンデンサ21と、直流を交流に変換するインバータ22とから構成される。
そして、ノイズフィルタ23は以下のように構成する。電力変換装置19の出力側の電源ラインに、三相リアクトル10の各相にコンデンサ11a、11b、11cを直列接続した三相分の回路を接続し、もう一方で三相まとめて中性点を形成してコモンモード抽出回路12を構成する。この中性点は、電力変換装置19の入力側電源ラインにスター接続する第1相間コンデンサ13a、13b、13cの中性点と接続する。第1相間コンデンサ13a、13b、13cと電力変換装置19との間の電源ラインには第1コモンモードチョークコイル14を接続し、その出力側電源ラインにもう一組の第2相間コンデンサ15a、15b、15cを接続する。なお、図1では第2相間コンデンサ15a、15b、15cはスター接続となっているが、デルタ接続でも構わない。
コモンモード電流抽出回路12は電力ラインの相間をつなぐ回路となっているが、相間を流れる低周波のノーマルモード電流はコンデンサ11a、11b、11cでカットされるためにコモンモード電流抽出回路12にはほとんど流れず、負荷に供給されるべき電流に影響を与えることはない。一方、キャリア周波数あるいはそれ以上の高い周波数のノーマルモード電流に対しては、三相リアクトル10が高いインダクタンスとして作用するため、やはりコモンモード電流抽出回路12に流れ込むことはない。
これに対して、電力ラインの各相から中性点へと流れる高周波のコモンモード電流に対しては、コンデンサ11a、11b、11cが低インピーダンスとなるとともに、三相リアクトル10もコア内の磁束が強められないためにインダクタンスを示さず、回路全体として低インピーダンスの特性を持つ。このため、コモンモード電流抽出回路12と第1相間コンデンサ13a、13b、13cとで構成される回路は、アースを介してモータと電源との間に形成されていた漏れ電流の経路に対して低いインピーダンスのバイパス回路を形成することとなる。
このバイパス回路に挟まれる電源ライン上に、インピーダンスの高いコモンモードチョークコイル14が存在することから、電力変換装置19から発生したコモンモード電流、すなわち漏れ電流は、コモンモードチョークコイル14によって大きく抑えられるとともに、抑え切れないコモンモード電流は低インピーダンスのバイパス回路を流れる。このため、アースへの漏れ電流は大きく低減される。また、コモンモードチョークコイル14に存在する漏れインダクタンスは、その両端の2組の相間コンデンサ13a、13b、13c、15a、15b、15cとともに、電力変換装置19からのノーマルモード電流に対してC−L−Cのフィルタ回路を構成する。このため、高周波のノーマルモードノイズの低減に有効に作用する。
第1の実施の形態によれば、コモンモード電流抽出回路12は、相間を流れる低周波のノーマルモード電流及び高い周波数のノーマルモード電流をカットするので、負荷に供給されるべき電流に影響を与えることはない。また、電力ラインの各相から中性点へと流れる高周波のコモンモード電流に対してはコモンモードチョークコイル14で抑制できるので、高周波のノーマルモードノイズを低減できる。
(第2の実施の形態)
図2は本発明の本発明の第2の実施の形態に係わるノイズフィルタを電力変換装置に適用した回路図である。この第2の実施の形態は、図1に示した第1の実施の形態に対し、三相リアクトル10に代えて、U相、V相、W相のうちの異なる2つの相の相間を流れるノーマルモード電流に対してインダクタンスを示し、コモンモード電流に対してインダクタンスを示さない向きに巻いた3つのリアクトル16a、16b、16cを用いて、各リアクトル16a、16b、16cの同じ相の巻線を直列に接続して構成したものである。図1と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
コモンモード電流抽出回路12を構成する3つのリアクトル16a、16b、16cは、それぞれU相とV相、V相とW相、W相とU相を巻線に持つ。各リアクトル16a、16b、16cは、相間を流れるノーマルモード電流に対しては磁性体コア内に発生する磁束が強め合って高いインダクタンスを示し、逆にコモンモード電流に対しては磁束が打ち消しあってインダクタンスを示さないように巻線される。そして同じ相の巻線が直列になるように3つのリアクトルを接続して三相分のリアクトルを構成し、その一方をコンデンサ11a、11b、11cに接続してもう一方には中性点を形成する。
このような構成においては、例えば、EEコアやPQコアなどを用いて一つの磁脚に二つの相を巻線して各リアクトルを構成するなど、巻線の磁気結合が三相リアクトルに比べて高いリアクトルを実現することが可能となり、各巻線の漏れインダクタンスを低減できる。漏れインダクタンスは特に高い周波数においてコモンモード電流抽出回路12のバイパス回路としての性能低下を招くことから、漏れインダクタンスを極力抑えることができるので、より高い周波数の漏れ電流まで低減できることになる。
第2の実施の形態によれば、巻線の磁気結合が三相リアクトルに比べて高いリアクトルを実現できるので、各巻線の漏れインダクタンスを低減でき、より高い周波数の漏れ電流まで低減できる。
(第3の実施の形態)
図3は本発明の本発明の第3の実施の形態に係わるノイズフィルタを電力変換装置に適用した回路図である。この第3の実施の形態は、図2に示した第2の実施の形態に対し、第1相間コンデンサ13a、13b、13cの入力側に第2コモンモードチョークコイル17を追加して接続したものである。図2と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
第2コモンモードチョークコイル17は、モータ4の浮遊容量・アース・電源24を回る漏れ電流を抑制するものであり、これにより漏れ電流を一層低減する。また、第2コモンモードチョークコイル17の漏れインダクタンスがノーマルモードノイズの一層の低減に寄与する。
以上の説明では、図2に示した第2の実施の形態に対し、第2コモンモードチョークコイル17を設けた場合を示したが、第1の実施の形態に対して、第1相間コンデンサ13a、13b、13cの入力側に第2コモンモードチョークコイル17を設けるようにしてもよい。
(第4の実施の形態)
図4は本発明の本発明の第4の実施の形態に係わるノイズフィルタを電力変換装置に適用した回路図である。この第4の実施の形態は、図3に示した第2の実施の形態に対し、第2相間コンデンサ15a、15b、15cを第2コモンモードチョークコイル17の入力側に接続したものである。図3と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
この場合も、モータ4の浮遊容量・アース・電源24を回る漏れ電流は、第2コモンモードチョークコイル17で抑制され、第3の実施の形態と同等の作用効果が得られる。
(第5の実施の形態)
図5は本発明の本発明の第5の実施の形態に係わるノイズフィルタを電力変換装置に適用した回路図である。この第5の実施の形態は、図3に示した第3の実施の形態に対し、第1相間コンデンサ13a、13b、13cの中性点とアースとの間に接地コンデンサ18を接続したものである。図3と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
図5に示すように、第1相間コンデンサ13a、13b、13cの中性点に接地コンデンサ18が接続されている。電力変換装置19から発生するコモンモード電流に対して第1コモンモードチョークコイル14は高いインピーダンスを示してこれを抑える働きをする。理想的には周波数が高くなるほどインピーダンスも高くなるため、漏れ電流の抑制効果は一層高まるはずであるが、実際には巻線間に浮遊容量が存在するために高周波帯域ではインピーダンスが低下する。さらにコモンモード電流抽出回路12を構成するリアクトル16a、16b、16cの漏れインダクタンスの影響が高周波数帯域ではより顕著に現れてコモンモード電流のバイパス回路としての働きを阻害する。このため、低周波に比べると高周波の漏れ電流はモータ4の浮遊容量を通ってアースに流れ出しやすくなる。
接地コンデンサ18はこの高周波の漏れ電流が電力変換装置19へと戻る低インピーダンスの経路を形成して、電源24に漏れ電流が回るのを防ぐ役割を果たす。このため、150kHzから30MHzまでの高い周波数帯域で規定されている電源24への伝導ノイズを十分抑制することが可能となる。
さらに、接地コンデンサ18がない状態ではアースを介してモータ4の浮遊容量と電源のインダクタンス、あるいはコモンモードチョークコイル17を結ぶ回路で共振が発生して十分な漏れ電流低減効果が得られない場合がある。接地コンデンサ18を付けることで電源側に流れていた漏れ電流はこの接地コンデンサ18を迂回するようになり、回路上のインダクタンス成分が排除される。この結果、共振による漏れ電流の増幅が抑えられ、漏れ電流低減効果が十分に発揮されることとなり、接地コンデンサ18は単なる電源への伝導ノイズの抑制ということ以上の重要な役割を担うこととなる。
本発明の第1の実施の形態に係わるノイズフィルタを電力変換装置に適用した回路図。 本発明の第2の実施の形態に係わるノイズフィルタを電力変換装置に適用した回路図。 本発明の第3の実施の形態に係わるノイズフィルタを電力変換装置に適用した回路図。 本発明の第4の実施の形態に係わるノイズフィルタを電力変換装置に適用した回路図。 本発明の第5の実施の形態に係わるノイズフィルタを電力変換装置に適用した回路図。 従来のノイズフィルタを電力変換装置に適用した一例の回路図。 従来のノイズフィルタを電力変換装置に適用した他の一例の回路図。 従来のノイズフィルタを電力変換装置に適用した別の一例の回路図。
符号の説明
10…三相リアクトル、11a、11b、11c…コンデンサ、12…コモンモード電流抽出回路、13a、13b、13c…相間コンデンサ、14…コモンモードチョークコイル、15a、15b、15c…相間コンデンサ、16a、16b、16c…リアクトル、17…コモンモードチョークコイル、18…接地コンデンサ、19…電力変換装置、20…コンバータ、21…平滑コンデンサ、22…インバータ、23…ノイズフィルタ、24…電源

Claims (5)

  1. 入力側の電源ラインからの交流電力を直流電力に変換するコンバータと、前記コンバータからの電流を平滑する平滑コンデンサと、直流電力を交流電力に変換して出力側の電源ラインに出力するインバータとを備えた電力変換装置で発生されるEMIノイズを抑制するノイズフィルタにおいて、前記電力変換装置の出力側の電源ライン各相に接続される3つのコンデンサと、前記3つのコンデンサに入力側の3本の巻線がそれぞれ直列接続され出力側を3本まとめて中性点を形成する三相リアクトルと、前記電力変換装置の入力側の交流電源ラインまたは前記コンバータと前記平滑コンデンサとの間の直流電源ラインに中性点を形成する第1相間コンデンサと、前記第1相間コンデンサから前記平滑コンデンサに至る経路の任意の位置に直列に挿入された第1コモンモードチョークコイルと、前記第1コモンモードチョークコイルから前記平滑コンデンサに至る経路に接続された第2相間コンデンサとを備え、前記三相リアクトルに形成した中性点と前記第1相間コンデンサの中性点とを接続したことを特徴とするノイズフィルタ。
  2. 前記三相リアクトルに代えて、U相、V相、W相のうちの異なる2つの相の相間を流れるノーマルモード電流に対してインダクタンスを示し、コモンモード電流に対してインダクタンスを示さない向きに巻いた3つのリアクトルを用いて、各リアクトルの同じ相の巻線を直列に接続して構成したことを特徴とする請求項1に記載のノイズフィルタ。
  3. 前記第1相間コンデンサの入力側に第2コモンモードチョークコイルを接続したことを特徴とする請求項1または2に記載のノイズフィルタ。
  4. 前記第2相間コンデンサを前記第2コモンモードチョークコイルの入力側に接続したことを特徴とする請求項3に記載のノイズフィルタ。
  5. 前記第1相間コンデンサの中性点とアースとの間に接地コンデンサを接続したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のノイズフィルタ。
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