JP5623939B2 - レジスタ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車の車室内の換気や空調の空気吹出部に使用されるレジスタに関する。
従来より、自動車のインストルメントパネル等に配設され、例えば空調装置で調節された調和空気を車室内に吹き出す空気吹出部に使用されるレジスタが知られている。
例えば特許文献1には、略矩形筒状の枠体内部に互いに平行に配設され、左右方向に延びる軸周り(つまり、上下方向)に回動可能な複数の前ブレードと、枠体内部の前ブレードよりも後側に互いに平行に配設され、上下方向に延びる軸周り(つまり、左右方向)に回動可能な複数の後ブレードとを備えたレジスタが開示されている。そして、複数の後ブレードの1つには、前方に開口する切欠部が設けられ、該切欠部には当該切欠部の周縁部における上側部分と下側部分とを接続するガイド柱が設けられている。また、このレジスタは、複数の前ブレードの1つに左右方向にスライド移動可能に装着された操作ノブと、該操作ノブに嵌め込まれる連結部材と、ガイド柱と係合するリンクアームとを備えている。そして、操作ノブと一体化された連結部材及びリンクアームは、上下方向に互いに回動可能に嵌合連結されている。リンクアームは、ガイド柱を挟んで左右両側に配設される略矩形板状の一対の脚部を有する。
このレジスタでは、使用者が操作ノブを上下方向に回動させると、操作ノブが装着された前ブレードが上下方向に回動し、それに連動して他の全ての前ブレードが上下方向に回動する一方、使用者が操作ノブを左右方向にスライド移動させると、その移動力がリンクアームの一対の脚部からガイド柱が設けられた後ブレードに伝動して該後ブレードが左右方向に回動し、それに連動して他の全ての後ブレードが左右方向に回動する。これにより、空気の吹出方向を上下左右に調整することができるようになっている。
特許第4118198号公報(第4〜6頁、図1〜7)
しかしながら、前記特許文献1のレジスタでは、使用者が操作ノブを上下方向に回動させたときに、操作ノブと一体となってリンクアームも上下方向に回動するように構成されている。こうした構成では、リンクアームと切欠部周縁部との間に常時、上下方向の隙間が形成される。そのため、例えば摩耗によりリンクアームと連結部材との連結が緩んだときには、空調装置からの調和空気等によりリンクアームが連結部材との連結部を支点として上下方向に回動して切欠部内でバタつき、それによって異音が発生する虞がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、操作ノブを操作することにより調和空気等の吹出方向を調節することができるレジスタにおいて、操作ノブに回動可能に連結されたリンクアームのバタつきを防止することである。
上記課題を解決するために、本発明では、後ブレードの切欠部の周縁部に張出部を設けると共に、リンクアームの後端部に該張出部と摺動可能に常時当接する円盤状の摺接部を設けた。
具体的には、第1の発明では、前端に空気の吹出口を有する筒状の枠体と、上記枠体内部に互いに平行に配設され、それぞれ所定の第1方向に延びる第1軸周りに回動可能な複数の前ブレードと、上記枠体内部の前ブレードよりも後側に互いに平行に配設され、それぞれ上記第1方向と交差する第2方向に延びる第2軸周りに回動可能な複数の後ブレードと、上記複数の前ブレード及び上記複数の後ブレードを回動させる回動機構とを備え、上記複数の後ブレードの1つには、前方に開口する切欠部が形成され、上記切欠部には、当該切欠部の周縁部における上記第2方向の一方側と他方側とを接続するガイド柱が設けられ、上記回動機構は、上記複数の前ブレードの1つに第1方向にスライド移動可能に取り付けられる操作ノブと、上記ガイド柱と係合するリンクアームとを有し、上記操作ノブ及びリンクアームは、上記第1軸と平行な第3軸周りに互いに回動可能に連結され、上記操作ノブの第3軸周りの回動により、当該操作ノブが取り付けられた前ブレードが第1軸周りに回動し、それに連動して他の全ての前ブレードが第1軸周りに回動する一方、上記操作ノブの第1方向へのスライド移動により、その移動力が上記リンクアームを介して上記ガイド柱が設けられた後ブレードに伝動して該後ブレードが第2軸周りに回動し、それに連動して他の全ての後ブレードが第2軸周りに回動するように構成されたレジスタを対象とし、上記リンクアームは、上記第1方向における両側に、前方に向かって延出する延出部をそれぞれ有すると共に、これら2つの延出部の間に、前方に向かって突出する位置決め部を有し、上記操作ノブは、後端部に、上記第1方向における嵌合構造により互いに異なる上記延出部と上記第3軸回りに回動可能に連結される2つの連結片を上記第1方向に離間して有すると共に、これら2つの連結片の間に、後方に向かって突出し且つ上記位置決め部を挟むことで該位置決め部の上記第1方向における移動を規制する2つの規制突起を有し、上記切欠部の周縁部には、互いに上記第2方向に対向する一対の張出部が形成され、上記リンクアームの後端部には、上記両張出部に摺動可能に常時当接する円盤状の摺接部が設けられていることを特徴とする。
第2の発明では、第1の発明において、上記リンクアームは、上記ガイド柱を挟んで第1方向の両側に配設され且つそれぞれの後端部に上記摺接部が設けられた一対の脚部を有していることを特徴とする。
第3の発明では、第2の発明において、上記延出部は、上記脚部から上記第1方向に延出した後に前方に向かって延出する形状を有し、上記延出部のうち上記第1方向に延出した部分と上記脚部及び摺接部とは、補強リブで連結されていることを特徴とする。
第1の発明によると、リンクアームの摺接部が一対の張出部に常時当接しているため、リンクアームの切欠部内における第2方向の移動を防止することができる。従って、リンクアームのバタつきを防止することができる。
また、リンクアームの摺接部が円盤状に形成されているため、リンクアームの摺接部と一対の張出部とがスムーズに摺動し得る。これにより、良好な操作感を確保し得る。
第2の発明によると、リンクアームの一対の脚部がガイド柱を挟んで第1方向の両側に配設されているため、操作ノブの第1方向へのスライド移動により、その移動力がリンクアームの一対の脚部からガイド柱が設けられた後ブレードに伝動して該後ブレードを第1方向に回動させることができる。また、一対の脚部それぞれに摺接部が設けられているため、両脚部の摺接部によりリンクアームのバタつきを防止することができる。
本発明の実施形態に係るレジスタの概略斜視図である。 回動機構の周辺部の斜視図である。 後ブレードの斜視図である。 操作ノブの斜視図である。 リンクアームの斜視図である。 レジスタの動作説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
(レジスタの構成)
図1は、本発明の実施形態に係るレジスタ1の概略斜視図である。このレジスタ1は、例えば自動車のインストルメントパネル等に配設され、空調装置で調節された調和空気を車室内に吹き出す空気吹出部に使用されるものであり、調和空気の吹出方向を上下左右に調整する機能を有する。
レジスタ1は、後端部(図1の紙面奥側の端部)が図示しないエアダクトを介して空調装置(不図示)に接続されると共に前端部に空調装置で調節された空気の吹出口Sを有する略矩形筒状の枠体3を備える。
枠体3の前端部には、レジスタ1の前面を形成する略矩形状の化粧枠31が取り付けられている。
化粧枠31の下部には、枠体3内部に形成される空気通路を開閉するシャッタ(図示せず)を操作するための操作ダイヤル33が設けられている。
枠体3内部の吹出口S付近には、左右方向に延びる複数(ここでは5つ)の板状の前ブレード5,5,・・・が互いに平行に配設されている。
各前ブレード5の左右両端部の前部には、図2に示すように、左右方向に突出する回動軸51,51が同軸上に設けられている。そうして、これら回動軸51,51が枠体3の左右側壁に回動可能に支持されていることより、各前ブレード5は、左右方向に延びる軸A周り(つまり、上下方向)に回動可能になっている。従って、本実施形態では、左右方向が第1方向となり、軸Aが第1軸となる。
各前ブレード5の右端部の略中央部には、突出部53が設けられている。そして、5つの前ブレード5,5,・・・の突出部53がリンク部材(不図示)で連結されていることにより、5つ全ての前ブレード5が連動して上下方向に回動するようになっている。
枠体3内部の前ブレード5よりも後側で且つ上記シャッタよりも前側には、上下方向に延びる複数(ここでは4つ)の板状の後ブレード7,7,・・・が互いに平行に配設されている。
各後ブレード7の上下両端部には、図2,3に示すように、上下方向に突出する回動軸71が同軸上に設けられている。そして、これら回動軸71,71が枠体3の上下側壁に回動可能に支持されていることにより、各後ブレード7は、上下方向に延びる軸B周り(つまり、左右方向)に回動可能になっている。従って、本実施形態では、上下方向が第2方向となり、軸Bが第2軸となる。
各後ブレード7の下端部の後部には、突出部73が設けられている。そして、4つの後ブレード7,7,・・・の突出部73がリンク部材(不図示)で連結されていることにより、4つ全ての後ブレード7が連動して左右方向に回動するようになっている。
複数の後ブレード7,7,・・・の1つ(図1の右から2番目の後ブレード7)には、該後ブレード7の前端縁から後方に向かって切欠かれて前方に開口する切欠部75が形成されている。
切欠部75の周縁部の前端部近傍には、互いに上下方向に対向する一対のフランジ状の張出部77,77が設けられ、両張出部77,77の前端部近傍同士は、棒状のガイド柱79により接続されている。こうして、切欠部75の周縁部における上側と下側とがガイド柱79により接続されている。
そうして、レジスタ1は、複数の前ブレード5,5,・・・を上下方向に、複数の後ブレード7,7,・・・を左右方向にそれぞれ回動させるための回動機構9をさらに備えている。
回動機構9は、レジスタ1の使用者が空気の吹出方向を調節する際に掴む操作ノブ91と、後ブレード7のガイド柱79と係合するリンクアーム93とを有する。
操作ノブ91には、図2,4に示すように、当該操作ノブ91を左右方向に貫通するスリット91aが設けられている。操作ノブ91は、スリット91aから4つの前ブレード5,5,・・・の1つ(図1の上から3番目の前ブレード5)に外挿され、該前ブレード5に左右方向にスライド移動可能に取り付けられている。
操作ノブ91のスリット91a下側の後端部には、リンクアーム93を連結するための連結片91bが左右両端部それぞれに設けられ、各連結片91bには、後述するリンクアーム93の連結突起93dが嵌合する嵌合孔91cが設けられている。
操作ノブ91のスリット91a下側の後端部における左右方向略中央部には、後方に向かって突出する2つの規制突起91d,91dが離間して設けられている。
リンクアーム93は、図2,5に示すように、二股状に形成されていて、左右方向に間隔を空けて設けられた一対の脚部93a,93aと、これら一対の脚部93a,93aの前端部同士を連結する位置決め部93bと、各脚部93aの外側部分から左右方向に延出すると共に、その延出端部で屈曲して前方に向かって延出する延出部93c,93cとを有する。
両延出部93c,93cの前端部の外側部分には、左右方向に突出する連結突起93dが同軸上に設けられている。そして、両延出部93c,93cの前端部が連結片91bと規制突起91dとの間に配置され、両延出部93c,93cの連結突起93d,93dが嵌合孔91c,91cに回動自在に嵌合されていることにより、操作ノブ91とリンクアーム93とが左右方向に延びる軸C周り(つまり、上下方向)に互いに回動可能に連結されている。従って、本実施形態では、軸Cが第3軸となる。
位置決め部93bは、規制突起91d,91d間に配置されており、このことにより、位置決め部93bと両規制突起91d,91dとで、操作ノブ91及びリンクアーム93の左右方向の相対移動を規制し、操作ノブ91とリンクアーム93との連結が解除されることを防止している。
両脚部93a,93aの間には、ガイド溝93eが形成されていて、このガイド溝93eにガイド柱79が配設されている。換言すれば、両脚部93a,93aは、ガイド柱79を挟んで左右両側に配設されている。このようにして、リンクアーム93とガイド柱79が係合している。
各脚部93aの後端部には、円盤状の摺接部93fが設けられ、各摺接部93fは、後ブレード7の両張出部77,77に摺動可能に当接している。
(レジスタの動作)
次に、上記シャッタを開けた状態で調和空気の吹出方向を上下左右に調整する方法について説明する。
まず、調和空気の吹出方向を上下に調整する場合について、図6を参照しながら説明する。
前ブレード5が水平状態にあるとき(図6(a)の状態)から調和空気の吹出方向を下向きに調整するには、操作ノブ91を下方向に回動させる。これにより、操作ノブ91が装着された前ブレード5が該前ブレード5の前側部分が下側に、後側部分が上側になるように上記軸A周りに回動し、それに連動して他の全ての前ブレード5,5,・・・も同様に、前側部分が下側に、後側部分が上側になるように回動する。このとき、リンクアーム93と操作ノブ91との連結部JT(連結片91bと連結突起93d)が図6(a)に示す位置から斜め前方上側に移動するため、リンクアーム93は、軸C周りに回動しながら前方に移動する。この際、リンクアーム93の摺接部93fは、後ブレード7の両張出部77,77と摺動しながら前方に移動する。こうして、図6(b)に示す調和空気の吹出方向が下向きに調整された状態になる。
また、前ブレード5が水平状態にあるとき(図6(a)の状態)から調和空気の吹出方向を上向きに調整するには、操作ノブ91を上記とは逆に上方向に回動させる。これにより、操作ノブ91が装着された前ブレード5が該前ブレード5の前側部分が上側に、後側部分が下側になるように上記軸A周りに回動し、それに連動して他の全ての前ブレード5,5,・・・も同様に、前側部分が上側に、後側部分が下側になるように回動する。このとき、リンクアーム93と操作ノブ91との連結部JTが図6(a)に示す位置から斜め前方下側に移動するため、リンクアーム93は、軸C周りに回動しながら前方に移動する。こうして、図6(c)に示す調和空気の吹出方向が上向きに調整された状態になる。
一方、調和空気の吹出方向を左右に調整する際には、操作ノブ91を左右方向にスライド移動させる。これにより、操作ノブ91の移動力がリンクアーム93の脚部93aからガイド柱79が設けられた後ブレード7に伝動して該後ブレード7が軸B周り(左右方向)に回動し、それに連動して他の全ての後ブレード7が左右方向に回動し、調和空気の吹出方向が左右に調整される。
(実施形態の効果)
本実施形態のレジスタ1では、リンクアーム93の両摺接部93f,93fが両張出部77,77に常時当接している。そのため、操作ノブ91の嵌合孔91cやリンクアーム93の連結突起93d,93dが摩耗して、操作ノブ91とリンクアーム93との連結が緩んだとしても、空調装置からの調和空気等によりリンクアーム93が軸C周り(上下方向)に回動して切欠部75内でバタつくことはない。
また、上述したように、調和空気の吹出方向を調整する際にはリンクアーム93の摺接部93fと後ブレード7の両張出部77,77とが摺動するが、摺接部93fが円盤状に形成されているため、(例えば、前ブレード5,5,・・・を極端に上向きや下向きにした場合であっても)摺接部93fと両張出部77,77とはスムーズに摺動する。そのため、レジスタ1の使用者は、無理なく調和空気の吹出方向を調整することができ、良好な操作感を得ることができる。
《その他の実施形態》
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
即ち、操作ノブとリンクアームの連結構造は、上記に限られず、例えば、リンクアームの連結突起を延出部前端部の内側部分に設け、該延出部前端部を操作ノブの連結片外側に配置し、両延出部の連結突起を連結片の外側から嵌合孔に嵌合してもよい。
また、一対の張出部を切欠部の周縁部に沿って連続させて一体化してもよい。
本発明は、操作ノブを操作することにより調和空気等の吹出方向を調節することができるレジスタにおいて、操作ノブに回動可能に連結されたリンクアームのバタつきを防止することができる点で有用である。
1 レジスタ
3 枠体
5 前ブレード
7 後ブレード
75 切欠部
77 張出部
79 ガイド柱
9 回動機構
91 操作ノブ
93 リンクアーム
93a 脚部
93f 摺接部
A 軸(第1軸)
B 軸(第2軸)
C 軸(第3軸)

Claims (3)

  1. 前端に空気の吹出口を有する筒状の枠体(3)と、
    上記枠体(3)内部に互いに平行に配設され、それぞれ所定の第1方向に延びる第1軸(A)周りに回動可能な複数の前ブレード(5,5,…)と、
    上記枠体(3)内部の前ブレード(5,5,…)よりも後側に互いに平行に配設され、それぞれ上記第1方向と交差する第2方向に延びる第2軸(B)周りに回動可能な複数の後ブレード(7,7,…)と、
    上記複数の前ブレード(5,5,…)及び上記複数の後ブレード(7,7,…)を回動させる回動機構(9)とを備え、
    上記複数の後ブレード(7,7,…)の1つには、前方に開口する切欠部(75)が形成され、
    上記切欠部(75)には、当該切欠部(75)の周縁部における上記第2方向の一方側と他方側とを接続するガイド柱(79)が設けられ、
    上記回動機構(9)は、上記複数の前ブレード(5,5,…)の1つに第1方向にスライド移動可能に取り付けられる操作ノブ(91)と、上記ガイド柱(79)と係合するリンクアーム(93)とを有し、
    上記操作ノブ(91)及びリンクアーム(93)は、上記第1軸(A)と平行な第3軸(C)周りに互い回動可能に連結され、
    上記操作ノブ(91)の第3軸(C)周りの回動により、当該操作ノブ(91)が取り付けられた前ブレード(5)が第1軸(A)周りに回動し、それに連動して他の全ての前ブレード(5,5,…)が第1軸(A)周りに回動する一方、上記操作ノブ(91)の第1方向へのスライド移動により、その移動力が上記リンクアーム(93)を介して上記ガイド柱(79)が設けられた後ブレード(7)に伝動して該後ブレード(7)が第2軸(B)周りに回動し、それに連動して他の全ての後ブレード(7,7,…)が第2軸(B)周りに回動するように構成されたレジスタであって、
    上記リンクアーム(93)は、上記第1方向における両側に、前方に向かって延出する延出部(93c,93c)をそれぞれ有すると共に、これら2つの延出部(93c,93c)の間に、前方に向かって突出する位置決め部(93b)を有し、
    上記操作ノブ(91)は、後端部に、上記第1方向における嵌合構造により互いに異なる上記延出部(93c,93c)と上記第3軸(C)周りに回動可能に連結される2つの連結片(91b,91b)を上記第1方向に離間して有すると共に、これら2つの連結片(91b,91b)の間に、後方に向かって突出し且つ上記位置決め部(93b)を挟むことで該位置決め部(93b)の上記第1方向における移動を規制する2つの規制突起(91d,91d)を有し、
    上記切欠部(75)の周縁部には、互いに上記第2方向に対向する一対の張出部(77,77)が形成され、
    上記リンクアーム(93)の後端部には、上記両張出部(77,77)に摺動可能に常時当接する円盤状の摺接部(93f)が設けられていることを特徴とするレジスタ。
  2. 請求項1に記載のレジスタにおいて、
    上記リンクアーム(93)は、上記ガイド柱(79)を挟んで第1方向の両側に配設され且つそれぞれの後端部に上記摺接部(93f)が設けられた一対の脚部(93a,93a)を有していることを特徴とするレジスタ。
  3. 請求項2に記載のレジスタにおいて、
    上記延出部(93c)は、上記脚部(93a)から上記第1方向に延出した後に前方に向かって延出する形状を有し、
    上記延出部(93c)のうち上記第1方向に延出した部分と上記脚部(93a)及び摺接部(93f)とは、補強リブで連結されていることを特徴とするレジスタ。
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