JP5638422B2 - レジスタ - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施形態1に係るレジスタ1の概略斜視図である。このレジスタ1は、例えば自動車のインストルメントパネル等に配設され、空調装置で調節された調和空気を車室内に吹き出す空気吹出部に使用されるものであり、調和空気の吹出方向を上下左右に調整する機能を有する。
レジスタ1は、後端部(図1の紙面奥側の端部)が図示しないエアダクトを介して空調装置(不図示)に接続されると共に前端部に空調装置で調節された空気の吹出口Sを有する略矩形筒状の枠体3を備える。
次に、上記シャッタを開けた状態で調和空気の吹出方向を上下左右に調整する方法について説明する。
本実施形態1のレジスタ1では、リンクアーム93の係合片部93d,93dが球体79aに常時嵌合(係合)しているため、操作ノブ91の嵌合孔91cやリンクアーム93の連結突起93e,93eが摩耗して、操作ノブ91とリンクアーム93との連結が緩んだとしても、空調装置からの調和空気等によりリンクアーム93が軸C周り(上下方向)に回動してバタつくことはない。
次に、本発明の実施形態2に係るレジスタについて説明する。
実施形態2に係るレジスタでは、リンクアーム193の係合ピン193dが球体79aに常時当接(係合)しているため、上記実施形態1と同様に、リンクアーム193のバタつきを防止することができる。
上記実施形態2について、以下のような構成としてもよい。
本発明は、上記実施形態1,2について、以下のような構成としてもよい。
3 枠体
5 前ブレード
7 後ブレード
75 切欠部
77 張出部
79 係合柱
79a 球体
79b 第1軸部
79c 第2軸部
9 回動機構
91 操作ノブ
93,193 リンクアーム
93a 脚部
93d 係合片部
93f 凹状湾曲面
93g 係合溝
93h 対向面
193d 係合ピン
A 軸(第1軸)
B 軸(第2軸)
C 軸(第3軸)
Q 中心
S 吹出口
X 直線
Claims (5)
- 前端に空気の吹出口(S)を有する筒状の枠体(3)と、
上記枠体(3)内部に互いに平行に配設され、それぞれ所定の第1方向に延びる第1軸(A)周りに回動可能な複数の前ブレード(5,5,…)と、
上記枠体(3)内部の前ブレード(5,5,…)よりも後側に互いに平行に配設され、それぞれ上記第1方向と交差する第2方向に延びる第2軸(B)周りに回動可能な複数の後ブレード(7,7,…)と、
上記複数の前ブレード(5,5,…)及び上記複数の後ブレード(7,7,…)を回動させる回動機構(9)とを備え、
上記複数の後ブレード(7,7,…)の1つには、前方に開口する切欠部(75)が形成され、
上記切欠部(75)には、当該切欠部(75)の周縁部における上記第2方向の一方側と他方側とを接続する係合柱(79)が設けられ、
上記回動機構(9)は、上記複数の前ブレード(5,5,…)の1つに上記第1方向にスライド移動可能に取り付けられる操作ノブ(91)と、上記係合柱(79)と係合するリンクアーム(93)とを有し、
上記操作ノブ(91)及びリンクアーム(93)は、上記第1軸(A)と平行な第3軸(C)周りに互い回動可能に連結され、
上記操作ノブ(91)の第3軸(C)周りの回動により、当該操作ノブ(91)が取り付けられた前ブレード(5)が上記第1軸(A)周りに回動し、それに連動して他の全ての前ブレード(5,5,…)が上記第1軸(A)周りに回動する一方、上記操作ノブ(91)の上記第1方向へのスライド移動により、その移動力が上記リンクアーム(93)を介して上記係合柱(79)が設けられた上記後ブレード(7)に伝動して該後ブレード(7)が第2軸(B)周りに回動し、それに連動して他の全ての上記後ブレード(7,7,…)が第2軸(B)周りに回動するように構成されたレジスタであって、
上記係合柱(79)は、当該係合柱(79)の上記第2方向における中程に球体(79a)を有し、
上記リンクアーム(93)は、前後方向に腕状に延びると共に上記第1方向に互いに対向する一対の係合片部(93d,93d)を有し、
上記各係合片部(93d)の対向面(93h)には、上記球体(79a)の曲面に対応する凹状湾曲面(93f)を有する係合溝(93g)が前後方向に延びるように形成され、
上記両係合片部(93d,93d)は、前記係合溝(93g)の前後方向における中程において、該係合溝(93g)の凹状湾曲面(93f)で上記球体(79a)を上記第1方向の両側から挟んで、上記球体(79a)に対し、前後方向に摺動可能に且つ、上記第2方向に傾動可能に常時係合し、
上記各係合片部(93d,93d)のうち上記球体(79a)よりも上記切欠部(75)の奥側に延びる部分と上記切欠部(75)の周縁部との間には、当該係合片部(93d,93d)の傾動動作を許容するための隙間が設けられている
ことを特徴とするレジスタ。 - 前端に空気の吹出口(S)を有する筒状の枠体(3)と、
上記枠体(3)内部に互いに平行に配設され、それぞれ所定の第1方向に延びる第1軸(A)周りに回動可能な複数の前ブレード(5,5,…)と、
上記枠体(3)内部の前ブレード(5,5,…)よりも後側に互いに平行に配設され、それぞれ上記第1方向と交差する第2方向に延びる第2軸(B)周りに回動可能な複数の後ブレード(7,7,…)と、
上記複数の前ブレード(5,5,…)及び上記複数の後ブレード(7,7,…)を回動させる回動機構(9)とを備え、
上記複数の後ブレード(7,7,…)の1つには、前方に開口する切欠部(75)が形成され、
上記切欠部(75)には、当該切欠部(75)の周縁部における上記第2方向の一方側と他方側とを接続する係合柱(79)が設けられ、
上記回動機構(9)は、上記複数の前ブレード(5,5,…)の1つに上記第1方向にスライド移動可能に取り付けられる操作ノブ(91)と、上記係合柱(79)と係合するリンクアーム(93)とを有し、
上記操作ノブ(91)及びリンクアーム(93)は、上記第1軸(A)と平行な第3軸(C)周りに互い回動可能に連結され、
上記操作ノブ(91)の第3軸(C)周りの回動により、当該操作ノブ(91)が取り付けられた前ブレード(5)が上記第1軸(A)周りに回動し、それに連動して他の全ての前ブレード(5,5,…)が上記第1軸(A)周りに回動する一方、上記操作ノブ(91)の上記第1方向へのスライド移動により、その移動力が上記リンクアーム(93)を介して上記係合柱(79)が設けられた上記後ブレード(7)に伝動して該後ブレード(7)が第2軸(B)周りに回動し、それに連動して他の全ての上記後ブレード(7,7,…)が第2軸(B)周りに回動するように構成されたレジスタであって、
上記係合柱(79)は、球体(79a)と、上記球体(79a)の上記第2方向の一方側の端部と上記切欠部(75)の周縁部における上記第2方向の一方側とを接続する第1軸部(79b)と、上記球体(79a)の上記第2方向の他方側の端部と上記切欠部(75)の周縁部における上記第2方向の他方側とを接続する第2軸部(79c)とをさらに有し、
上記リンクアーム(193)は、前後方向に延びると共に上記球体(79a)に摺動可能に当接する複数本の係合ピン(193d,193d,…)を有し、
上記複数本の係合ピン(193d,193d,…)には、上記係合柱(79)の上記第1方向の一方側で上記第1軸部(79b)及び球体(79a)に当接する係合ピン(193d1)と、上記係合柱(79)の上記第1方向の他方側で上記第2軸部(79c)及び球体(79a)に当接する係合ピン(193d2)とが含まれ、
上記リンクアーム(93)は、上記複数本の係合ピン(193d,193d,…)で、上記球体(79a)に対し、前後方向に摺動可能に且つ、上記第2方向に傾動可能に常時係合している
ことを特徴とするレジスタ。 - 前端に空気の吹出口(S)を有する筒状の枠体(3)と、
上記枠体(3)内部に互いに平行に配設され、それぞれ所定の第1方向に延びる第1軸(A)周りに回動可能な複数の前ブレード(5,5,…)と、
上記枠体(3)内部の前ブレード(5,5,…)よりも後側に互いに平行に配設され、それぞれ上記第1方向と交差する第2方向に延びる第2軸(B)周りに回動可能な複数の後ブレード(7,7,…)と、
上記複数の前ブレード(5,5,…)及び上記複数の後ブレード(7,7,…)を回動させる回動機構(9)とを備え、
上記複数の後ブレード(7,7,…)の1つには、前方に開口する切欠部(75)が形成され、
上記切欠部(75)には、当該切欠部(75)の周縁部における上記第2方向の一方側と他方側とを接続する係合柱(79)が設けられ、
上記回動機構(9)は、上記複数の前ブレード(5,5,…)の1つに上記第1方向にスライド移動可能に取り付けられる操作ノブ(91)と、上記係合柱(79)と係合するリンクアーム(93)とを有し、
上記操作ノブ(91)及びリンクアーム(93)は、上記第1軸(A)と平行な第3軸(C)周りに互い回動可能に連結され、
上記操作ノブ(91)の第3軸(C)周りの回動により、当該操作ノブ(91)が取り付けられた前ブレード(5)が上記第1軸(A)周りに回動し、それに連動して他の全ての前ブレード(5,5,…)が上記第1軸(A)周りに回動する一方、上記操作ノブ(91)の上記第1方向へのスライド移動により、その移動力が上記リンクアーム(93)を介して上記係合柱(79)が設けられた上記後ブレード(7)に伝動して該後ブレード(7)が第2軸(B)周りに回動し、それに連動して他の全ての上記後ブレード(7,7,…)が第2軸(B)周りに回動するように構成されたレジスタであって、
上記係合柱(79)は、球体(79a)を有し、
上記リンクアーム(193)は、前後方向に延びると共に上記球体(79a)に摺動可能に当接する3本以上の係合ピン(193d,193d,…)を有し、
上記3本以上の係合ピン(193d,193d,…)には、上記球体(79a)の中心(Q)を通る直線(X)で該球体(79a)を2分割したときに、該2分割された球体(79a)の一方側に当接する2本の係合ピン(193d3,193d4)と、上記2分割された球体(79a)の他方側の部分であって、上記2本の係合ピン(193d3,193d4)と上記球体(79a)の中心(Q)に対して点対称となる位置の間の部分に当接する係合ピン(193d5)とが含まれ、
上記リンクアーム(93)は、上記3本以上の係合ピン(193d,193d,…)で、上記球体(79a)に対し、前後方向に摺動可能に且つ、上記第2方向に傾動可能に常時係合している
ことを特徴とするレジスタ。 - 前端に空気の吹出口(S)を有する筒状の枠体(3)と、
上記枠体(3)内部に互いに平行に配設され、それぞれ所定の第1方向に延びる第1軸(A)周りに回動可能な複数の前ブレード(5,5,…)と、
上記枠体(3)内部の前ブレード(5,5,…)よりも後側に互いに平行に配設され、それぞれ上記第1方向と交差する第2方向に延びる第2軸(B)周りに回動可能な複数の後ブレード(7,7,…)と、
上記複数の前ブレード(5,5,…)及び上記複数の後ブレード(7,7,…)を回動させる回動機構(9)とを備え、
上記複数の後ブレード(7,7,…)の1つには、前方に開口する切欠部(75)が形成され、
上記切欠部(75)には、当該切欠部(75)の周縁部における上記第2方向の一方側と他方側とを接続する係合柱(79)が設けられ、
上記回動機構(9)は、上記複数の前ブレード(5,5,…)の1つに上記第1方向にスライド移動可能に取り付けられる操作ノブ(91)と、上記係合柱(79)と係合するリンクアーム(93)とを有し、
上記操作ノブ(91)及びリンクアーム(93)は、上記第1軸(A)と平行な第3軸(C)周りに互い回動可能に連結され、
上記操作ノブ(91)の第3軸(C)周りの回動により、当該操作ノブ(91)が取り付けられた前ブレード(5)が上記第1軸(A)周りに回動し、それに連動して他の全ての前ブレード(5,5,…)が上記第1軸(A)周りに回動する一方、上記操作ノブ(91)の上記第1方向へのスライド移動により、その移動力が上記リンクアーム(93)を介して上記係合柱(79)が設けられた上記後ブレード(7)に伝動して該後ブレード(7)が第2軸(B)周りに回動し、それに連動して他の全ての上記後ブレード(7,7,…)が第2軸(B)周りに回動するように構成されたレジスタであって、
上記係合柱(79)は、球体(79a)を有し、
上記リンクアーム(193)は、前後方向に延びると共に上記球体(79a)に摺動可能に当接する4本以上の係合ピン(193d,193d,…)を有し、
上記4本以上の係合ピン(193d,193d,…)には、上記球体(79a)の中心(Q)に対して点対称に配置された4本の係合ピン(193d,193d,…)が含まれ、
上記リンクアーム(93)は、上記4本以上の係合ピン(193d,193d,…)で、上記球体(79a)に対し、前後方向に摺動可能に且つ、上記第2方向に傾動可能に常時係合している
ことを特徴とするレジスタ。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載されたレジスタにおいて、
上記リンクアーム(93)は、上記第1方向における両側に、前方に向かって延出する延出部(93c,93c)をそれぞれ有すると共に、これら2つの延出部(93c,93c)の間に、前方に向かって突出する位置決め部(93b)を有し、
上記操作ノブ(91)は、後端部に、上記第1方向における嵌合構造により互いに異なる上記延出部(93c,93c)と上記第3軸(C)周りに回動可能に連結される2つの連結片(91b,91b)を上記第1方向に離間して有すると共に、これら2つの連結片(91b,91b)の間に、後方に向かって突出し且つ上記位置決め部(93b)を挟むことで該位置決め部(93b)の上記第1方向における移動を規制する2つの規制突起(91d,91d)を有する
ことを特徴とするレジスタ。
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