JP5623526B2 - 車両用カーテンエアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、乗員が非正規位置にいても、的確に乗員保護性能を確保することが可能であると共に、乗員の車外放出防止機能や側面衝突に対する乗員保護機能を適切に組み込むことが可能で、これら3つの乗員保護性能をすべて満足し得る車両用カーテンエアバッグ装置に関する。
エアバッグ本体がルーフからサイドウインドウに沿って下向きに展開膨張される車両用カーテンエアバッグ装置として、特許文献1が知られている。特許文献1の「頭部保護エアバッグ装置」は、展開膨張完了時に、エアバッグの下縁側に、車両前後方向に沿う高いテンションを発生可能な頭部保護エアバッグ装置を提供することを課題とし、膨張用ガスを流入させて、エアバッグが展開膨張を完了させると、各膨張遮蔽部における区画部で区画された各膨張部により、各膨張遮蔽部自体に、前後方向のテンションが発生する。各膨張遮蔽部相互は、膨張用ガスを流入させない板状部の下方位置の膨張連通部により、エアバッグ下縁側で連結されている。膨張連通部は、エアバッグ下縁に沿って前後方向に配置されて、各膨張遮蔽部相互を、各膨張遮蔽部に生じていたテンションを低下させずに、連結できるため、エアバッグの下縁全体に、前後方向に沿う高いテンションを生じさせることができる。
特開2002−302005号公報
特許文献1は、膨張用ガスを流入させない板状部とした膨張連通部により、エアバッグの下縁全体に、前後方向に沿う高いテンションを生じさせることで、特に車両のロールオーバー時における乗員の車外放出防止作用を企図して構成されている。
しかしながら、エアバッグ全体性能としては、乗員放出防止による乗員保護性能に加え、乗員が通常の姿勢で着座している場合だけでなく、乗員頭部がサイドウインドウに接近しているなど非正規位置(out of position)にある場合の乗員保護性能や、側面衝突に対する乗員保護性能も確保する必要があり、これら3つの保護性能をすべて満足し得る車両用カーテンエアバッグ装置の案出が望まれている。
本発明は上記従来の課題に鑑みて創案されたものであって、乗員が非正規位置にいても、的確に乗員保護性能を確保することが可能であると共に、乗員の車外放出防止機能や側面衝突に対する乗員保護機能を適切に組み込むことが可能で、これら3つの乗員保護性能をすべて満足し得る車両用カーテンエアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明にかかる車両用カーテンエアバッグ装置は、ルーフからサイドウインドウに沿って下向きに展開膨張されるエアバッグ本体を備えた車両用カーテンエアバッグ装置であって;上記エアバッグ本体は、インフレータガスを導入するガス導入ポートと、環状シームによって取り囲まれるエアバッグ空間内に車両前後方向に並設される前後一対の前方メインチャンバおよび後方メインチャンバとを含み;上記ガス導入ポートは、上記環状シームを一部切除した形態で、上記エアバッグ本体の上端中央部に形成され;上記前方メインチャンバは、少なくとも上記環状シームの上縁と並行に車両の長さ方向前方へ延びる上部横ガイドシーム部の後端に縦ガイドシーム部の上端を接続して折り曲げた形態でかつ該縦ガイドシーム部の下端が前方へ向けて曲げられて上記エアバッグ空間内に形成された前方ガイドシームで囲って、車両前方斜め下方へ向けて区画されて形成され;上記後方メインチャンバは、少なくとも上記環状シームの上縁と並行に車両の長さ方向後方へ延びる上部横ガイドシーム部の前端に縦ガイドシーム部の上端を接続して折り曲げた形態でかつ該縦ガイドシーム部の下端が後方へ向けて曲げられて上記エアバッグ空間内に形成された後方ガイドシームで囲って、車両後方斜め下方へ向けて区画されて形成され;上記前方ガイドシームおよび上記後方ガイドシームそれぞれの上方には、上記環状シームの上縁との間に、上記ガス導入ポートに連通して、インフレータガスが、車両前方および車両後方へ流れそれらの上部横ガイドシーム部を介して回り込んで、上記前方メインチャンバおよび上記後方メインチャンバに流れ込む横向きガスダクトが形成され;上記前方ガイドシームおよび上記後方ガイドシームの上記縦ガイドシーム部は互いに向かい合って配置され;上記前方ガイドシームおよび上記後方ガイドシームの上記縦ガイドシーム部間には、ほぼ直上に位置する上記ガス導入ポートに連通して、インフレータガスが、車両下方へ流れそれらの縦ガイドシーム部を介して回り込んで、上記前方メインチャンバおよび上記後方メインチャンバに流れ込むと共に、当該インフレータガスにより車両下方へ向かって展開膨張する縦向きチャンバが形成され;上記前方メインチャンバおよび上記後方メインチャンバにはそれぞれ、上記横向きガスダクトおよび上記縦向きチャンバ双方から上記前方ガイドシーム内側および上記後方ガイドシーム内側へインフレータガスが流れ込んで充満し、該前方メインチャンバが車両前方斜め下向きに向かって展開膨張され、該後方メインチャンバが車両後方斜め下向きに向かって展開膨張されることを特徴とする。
前記縦向きチャンバは、車両のBピラー位置に位置づけられ、前記エアバッグ本体を車両内方へ引き込むように、該Bピラーに沿って重なり合って展開膨張されることが好ましい。
前記エアバッグ本体には、前記前方メインチャンバの車両前方に、該前方メインチャンバと連通されてインフレータガスが流入されるフロントチャンバが形成され、該フロントチャンバは、少なくとも上部が部分的に車両のAピラー位置に位置づけられて、該Aピラーと重なり合って展開膨張されることが望ましい。
少なくとも前記フロントチャンバは、膨張したとき、車両ドアのベルトラインとオーバーラップするように、その下部が該ベルトラインよりも下方へ達する外形輪郭で形成されることが好ましい。
前記エアバッグ本体と前記Aピラーとを連結するストラップが設けられることが望ましい。
前記エアバッグ本体には、前記後方メインチャンバの車両後方に、該後方メインチャンバと連通されてインフレータガスが流入されるリアチャンバが形成され、該リアチャンバは、車両のCピラー位置に位置づけられて、該Cピラーと重なり合って展開膨張されることが好ましい。
前記後方メインチャンバを形成する前記ガイドシームには、該後方メインチャンバを前後に仕切るために、前記上部横ガイドシーム部から前記縦ガイドシーム部と並行に追加シーム部が形成されることが望ましい。
前記エアバッグ本体には、前記リアチャンバの車両後方に、該リアチャンバと連通されてインフレータガスが流入される追加チャンバが形成され、該追加チャンバは、前記Cピラー後方で展開膨張されることが好ましい。
本発明にかかる車両用カーテンエアバッグ装置にあっては、乗員が非正規位置にいても、的確に乗員保護性能を確保することができると共に、乗員の車外放出防止機能や側面衝突に対する乗員保護機能を適切に組み込むことができ、これら3つの乗員保護性能をすべて満足させることが可能である。具体的には、前方および後方メインチャンバの展開膨張方向を車両前方および車両後方の斜め下方へコントロールすることができるので、非正規位置に乗員頭部が位置している場合であっても、前方および後方メインチャンバが斜めに展開していき、その際、乗員頭部付近での前方および後方メインチャンバの膨張タイミングを遅らせて、これら前方および後方メインチャンバを、それらの厚みが薄い状態で乗員頭部とサイドウインドウの間に割り込ませることができ、当該頭部に上方からエアバッグ本体の展開膨張力が作用する事態を防止することができ、乗員傷害値を低減することができる。
本発明にかかる車両用カーテンエアバッグ装置の好適な一実施形態を示す、エアバッグ本体が車両内部で展開膨張した状態の正面図である。 図1に示した車両用カーテンエアバッグ装置のエアバッグ本体の正面断面図である。 図1中、A−A線矢視断面図である。 本発明にかかる車両用カーテンエアバッグ装置の変形例を示す要部拡大図である。 本発明にかかる車両用カーテンエアバッグ装置の他の変形例を示す要部拡大図である。
以下に、本発明にかかる車両用カーテンエアバッグ装置の好適な実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態にかかる車両用カーテンエアバッグ装置のエアバッグ本体が車両内部で展開膨張した状態を示す正面図、図2は、図1に示した車両用カーテンエアバッグ装置のエアバッグ本体の正面断面図、図3は、図1中A−A線矢視断面図である。
車両用カーテンエアバッグ装置1は主に、展開膨張されるエアバッグ本体2と、エアバッグ本体2にインフレータガスGを導入するインフレータ3とから構成される。
本実施形態にかかる車両用カーテンエアバッグ装置1のエアバッグ本体2は、車両の前後長さ方向に沿って、Aピラー4位置からCピラー6後方の後部サイドウインドウ9までを覆う長さ寸法で形成される。また、エアバッグ本体2は車両の上下高さ方向に沿って、おおよそ、Aピラー4とBピラー5の間の前部サイドウインドウ7、Bピラー5とCピラー6の間の中央部サイドウインドウ8、並びに後部サイドウインドウ9のすべてを覆う高さ寸法で形成される。
エアバッグ本体2は、巻き取った状態あるいは畳み込んだ状態で、上縁部を車両のルーフ、具体的にはルーフサイドレール10周辺部に取付固定することで、当該ルーフサイドレール10周辺部に格納して設置される。エアバッグ本体2の後端部は、後部サイドウインドウ9後方位置で、ルーフやその周辺部分に連結される。本実施形態では、エアバッグ本体2の前縁部とAピラー4とを連結するストラップ11が、Aピラー4内部に収納して設けられる。
インフレータ3はシリンダ形態で、Bピラー5後方のルーフサイドレール10周辺部に取付固定される。車両用カーテンエアバッグ装置1では、格納されているエアバッグ本体2に、インフレータ3からインフレータガスGを導入することにより、エアバッグ本体2がルーフサイドレール10からサイドウインドウ7〜9に沿って下向きに展開膨張するようになっている。
エアバッグ本体2は従来周知のように、折り畳んで重ね合わせた一枚の布材、もしくは重ね合わせた二枚の布材を、縫合や接合による環状シームSで結合することで形成される。縁辺部がシームを形成する袋織りによって形成してもよい。エアバッグ本体2内には、この環状シームSで取り囲んだ内部に、エアバッグ空間が形成される。シームSは環状でなくても、他のシームとの連結によってその内部にエアバッグ空間を形成できればよい。
環状シームSには、これを一部切除した形態で、インフレータ3が挿入されてインフレータガスGが導入されるガス導入ポート12が形成される。図示例にあっては、ガス導入ポート12は、エアバッグ本体2の上端中央部、図示例にあっては、Bピラー5後方位置に形成されている。環状シームSで取り囲んだエアバッグ空間内には、ガス導入ポート12からインフレータガスGが導入される。
エアバッグ空間内には、環状シームSとガイドシーム13の組み合わせにより、車両前後方向に並設して前後一対の前方メインチャンバ14と後方メインチャンバ15が形成される。
まず、前方メインチャンバ14について説明する。エアバッグ空間内には、前方ガイドシーム13が形成される。前方ガイドシーム13は、連続的な接合で形成しても、断続的な接合で形成してもよい。前方ガイドシーム13は、環状シームSの上縁Suと並行に、Bピラー5前方からAピラー4へ向かって車両の長さ方向前方へ延びる上部横ガイドシーム部13aと、Bピラー5前方でBピラー5に沿って車両の高さ方向下方へ延びる縦ガイドシーム部13bとから形成される。
前方ガイドシーム13は、上部横ガイドシーム部13aの後端に、縦ガイドシーム部13bの上端を接続して折り曲げた形態で形成される。上部横ガイドシーム部13aの前端は、下方へ曲げ下げて形成される。縦ガイドシーム部13bの下端は、前方へ向けて曲げられて形成される。従って、前方ガイドシーム13は全体としておおよそ、上部横ガイドシーム部13aおよび縦ガイドシーム部13bが二辺をなすL字状やJ字状もしくはコ字状あるいはC字状の形態で形成される。
前方ガイドシーム13は、上部横ガイドシーム部13aの下側が環状シームSの下縁Slと向かい合うと共に、縦ガイドシーム部13bの前方側が環状シームSの前縁Sfと向かい合い、これにより、折り曲げた形態で囲い込む前方ガイドシーム13の内側に、車両前方斜め下方へ向けられた前方メインチャンバ14が形成される。
本実施形態にあっては、前方メインチャンバ14の前方にフロントチャンバ16を形成するために、環状シームSにはこれに連続して当該環状シームSの一部をなすフロントシーム17が形成されていて、縦ガイドシーム部13bはフロントシーム17と向かい合っている。フロントシーム17は、環状シームSの上縁Suから車両の高さ方向下方へ向かって形成され、その下端が縦ガイドシーム部13bの下端よりも下方に位置するように設定される。
前方ガイドシーム13の上部横ガイドシーム部13aは、環状シームSの上縁Suから下方に間隔を隔てて形成され、これにより、上部横ガイドシーム部13a上方には、環状シームSの上縁Suとの間に、Bピラー5から車両前方へ向かう横向きガスダクト18が形成される。
Bピラー5前方に位置する上部横ガイドシーム部13aの後端で規定される横向きガスダクト18の入口側は、後方に位置するガス導入ポート12と連通される。横向きガスダクト18の出口側は、環状シームSの一部であるフロントシーム17に面する。従って、横向きガスダクト18に流入して車両前方へ向かうインフレータガスGは、フロントシーム17に案内されて、車両下方へ向かうように流れる。
後方メインチャンバ15は、前方メインチャンバ14と同様に形成され、向きが車両後方斜め下方に向けられる。エアバッグ空間内には、後方ガイドシーム13が形成される。後方ガイドシーム13も、連続的な接合で形成しても、断続的な接合で形成してもよい。後方ガイドシーム13は、環状シームSの上縁Suと並行に、Bピラー5後方からCピラー6へ向かって車両の長さ方向後方へ延びる上部横ガイドシーム部13aと、Bピラー5後方でBピラー5に沿って車両の高さ方向下方へ延びる縦ガイドシーム部13bとから形成される。
後方ガイドシーム13は、上部横ガイドシーム部13aの前端に、縦ガイドシーム部13bの上端を接続して折り曲げた形態で形成される。上部横ガイドシーム部13aの後端は、下方へ曲げ下げて形成される。縦ガイドシーム部13bの下端は、後方へ向けて曲げられて形成される。従って、後方ガイドシーム13も全体としておおよそ、上部横ガイドシーム部13aおよび縦ガイドシーム部13bが二辺をなすL字状やJ字状もしくはコ字状あるいはC字状の形態で形成される。
後方ガイドシーム13は、上部横ガイドシーム部13aの下側が環状シームSの下縁Slと向かい合うと共に、縦ガイドシーム部13bの後方側が環状シームSの後縁Srと向かい合い、これにより、折り曲げた形態で囲い込む後方ガイドシーム13の内側に、車両後方斜め下方へ向けられた後方メインチャンバ15が形成される。
本実施形態にあっては、後方メインチャンバ15の後方にリアチャンバ19を形成するために、環状シームSにはこれに連続して当該環状シームSの一部をなすリアシーム20が形成されていて、縦ガイドシーム部13bはリアシーム20と向かい合っている。リアシーム20は、環状シームSの上縁Suから車両の高さ方向下方へ向かって形成され、その下端が縦ガイドシーム部13bの下端よりも下方に位置するように設定される。
後方ガイドシーム13の上部横ガイドシーム部13aは、環状シームSの上縁Suから下方に間隔を隔てて形成され、これにより、上部横ガイドシーム部13a上方には、環状シームSの上縁Suとの間に、Bピラー5から車両後方へ向かう横向きガスダクト18が形成される。
Bピラー5後方に位置する上部横ガイドシーム部13aの前端で規定される横向きガスダクト18の入口側は、ほぼ直上に位置するガス導入ポート12と連通される。横向きガスダクト18の出口側は、環状シームSの一部であるリアシーム20に面する。従って、横向きガスダクト18に流入して車両後方へ向かうインフレータガスGは、リアシーム20に案内されて、車両下方へ向かうように流れる。
後方メインチャンバ15および前方メインチャンバ14を形成する後方ガイドシーム13および前方ガイドシーム13の縦ガイドシーム部13bは、Bピラー5を挟んで互いに向かい合って並行に形成される。これら縦ガイドシーム部13b同士の間には、Bピラー5に沿って当該Bピラー5に車両内側から重なり合うように位置づけられて、車両の下方へ向かって縦向きチャンバ21が形成される。
縦ガイドシーム部13bの上端で規定される縦向きチャンバ21の入口側は、ほぼ直上に位置するガス導入ポート12と連通される。縦ガイドシーム部13bの下端で規定される縦向きチャンバ21の出口側は、環状シームSの下縁Slに面する。従って、縦向きチャンバ21は、これに流れ込むインフレータガスGにより車両下方へ向かって展開膨張する。
また、縦向きチャンバ21内を車両下方へ向かって流れるインフレータガスGは、環状シームSの下縁Slに案内されて、車両前方の前方メインチャンバ14側と車両後方の後方メインチャンバ15側へ振り分けられて流れる。展開膨張する縦向きチャンバ21は、Bピラー5に車両内側から当接し、その当接反力でエアバッグ本体2全体を車両内方へ押し込むようになっている。
縦向きチャンバ21は、それ自体が展開膨張するけれども、インフレータガスGをエアバッグ本体2の他の部位へ流通させる機能も有することから、縦ガイドシーム部13b側方に形成される縦向きガスダクトということもできる。
ガス導入ポート12から導入されるインフレータガスGは、車両前方については、横向きガスダクト18からフロントシーム17に案内されて、上部横ガイドシーム部13aを介し縦ガイドシーム部13bに向かって回り込むガス流となると共に、縦向きチャンバ21から環状シームSの下縁Slに案内されて、縦ガイドシーム部13bを介し上部横ガイドシーム部13a下へ回り込むガス流となって、これら横向きガスダクト18および縦向きチャンバ21双方から前方ガイドシーム13内側へ流れ込んで充満し、これにより前方メインチャンバ14が前部サイドウインドウ7に面する位置で、車両前方斜め下方へ向かって展開膨張される(図中、矢印Xで示す)。
車両後方についても、ガス導入ポート12から導入されるインフレータガスGは、横向きガスダクト18からリアシーム20に案内されて、上部横ガイドシーム部13aを介し縦ガイドシーム部13bに向かって回り込むガス流となると共に、縦向きチャンバ21から環状シームSの下縁Slに案内されて、縦ガイドシーム部13bを介し上部横ガイドシーム部13a下へ回り込むガス流となって、これら横向きガスダクト18および縦向きチャンバ21双方から後方ガイドシーム13内側へ流れ込んで充満し、これにより後方メインチャンバ15が中央部サイドウインドウ8に面する位置で、車両後方斜め下方へ向かって展開膨張される(図中、矢印Yで示す)。
フロントチャンバ16は、環状シームSに取り囲まれた内部に、前方メインチャンバ14とAピラー4との間に位置させて形成される。フロントチャンバ16は、フロントシーム17の下端と環状シームSの下縁Slとの間に形成されるフロントポート22を介して、前方メインチャンバ14側に連通される。
フロントポート22は、前方メインチャンバ14が展開膨張する車両前方斜め下方位置に形成され、この展開膨張に伴うガスGが流入される。従って、フロントポート22は、フロントチャンバ16の下方部分に形成される。フロントチャンバ16は、前方メインチャンバ14からフロントポート22を介して流入するインフレータガスGにより、前部サイドウインドウ7前側で、車両の高さ方向上方へ向かって展開膨張される。
フロントチャンバ16は、膨張展開されることで、少なくとも上部が部分的に、車両内側からAピラー4と重なり合うように形成される。展開膨張するフロントチャンバ16は、Aピラー4に車両内側から当接し、その当接反力でエアバッグ本体2全体を車両内方へ押し込むようになっている。
フロントチャンバ16および前方メインチャンバ14のフロントチャンバ16近辺は、環状シームSの下縁Slが下方へ向かって凸の形態で湾曲形成されることによって、膨張したときに、車両ドアのベルトライン23とオーバーラップするように、その下部がベルトライン23よりも下方へ達する外形輪郭で形成される。
リアチャンバ19は、フロントチャンバ16とほぼ同様に構成される。リアチャンバ19は、環状シームSに取り囲まれた内部に、Cピラー6位置に、当該Cピラー6に車両内側から重なり合う配置で形成される。リアチャンバ19は、リアシーム20の下端と環状シームSの下縁Slとの間に形成されるリアポート24を介して、後方メインチャンバ15側に連通される。
リアポート24は、後方メインチャンバ15が展開膨張する車両後方斜め下方位置に形成され、この展開膨張に伴うガスGが流入される。従って、リアポート24は、リアチャンバ19の下方部分に形成される。リアチャンバ19は、後方メインチャンバ15からリアポート24を介して流入するインフレータガスGにより、Cピラー6に沿って車両の高さ方向上方へ向かって展開膨張される。
展開膨張するリアチャンバ19は、Cピラー6に車両内側から当接し、その当接反力でエアバッグ本体2全体を車両内方へ押し込むようになっている。
次に、本実施形態にかかる車両用カーテンエアバッグ装置1の作用について説明する。エアバッグ本体2は、まず前方・後方メインチャンバ14,15が展開膨張し、引き続き、フロント・リアチャンバ16,19が展開膨張して、全体の展開膨張作用が完了する。詳細に説明すると、ガス導入ポート12から導入されるインフレータ3のインフレータガスGは、まず、縦向きチャンバ21に流入すると共に、車両の長さ方向前方および後方の横向きガスダクト18に振り分けられて流入する。
縦向きチャンバ21は、瞬時に車両の高さ方向下方へ展開しかつ膨張して、エアバッグ本体2の中央位置でしっかりとした縦フレームを形作る。また縦向きチャンバ21は、Bピラー5に対する当接反力により、エアバッグ本体2全体を車両内方へ引き込み、展開膨張作用を車両内方で進行させる。
横向きガスダクト18は、これらも瞬時に車両の長さ方向前方および後方で膨張し、エアバッグ本体2の上部位置でしっかりとした横フレームを形作る。
横向きガスダクト18から吹き出すインフレータガスGは、フロントシーム17およびリアシーム20に案内されて車両の高さ方向下方へ向かって流れながら、環状シームSの下縁Slとガイドシーム13の配置によって、上部横ガイドシーム部13aを介し縦ガイドシーム部13bへ向かって回り込んでガイドシーム13内側に囲ったメインチャンバ14,15へと流れ込むガス流となる。同様に、縦向きチャンバ21から吹き出すインフレータガスGは、環状シームSの下縁Slに案内されて車両の前後方向へ振り分けられながら、フロントシーム17およびリアシーム20とガイドシーム13の配置によって、縦ガイドシーム部13bを介し上部横ガイドシーム部13a下へと回り込んでメインチャンバ14,15へ流れ込むガス流となる。
これらガス流によってインフレータガスGが充満する前方・後方メインチャンバ14,15はそれぞれ、車両前方斜め下方および車両後方斜め下方へ向かって展開膨張する。
これらメインチャンバ14,15の展開膨張過程で、インフレータガスGはさらに、これらメインチャンバ14,15が膨張する方向に面して位置するフロントポート22およびリアポート24に向かって流入する。フロントポート22およびリアポート24に流れ込んだインフレータガスGは、メインチャンバ14,15の展開膨張完了よりも遅いタイミングで、フロントチャンバ16およびリアチャンバ19を展開膨張させる。フロントチャンバ16およびリアチャンバ19は、Aピラー4上部およびCピラー6に対する当接反力により、展開膨張作用を完了したエアバッグ本体2全体を確実に車両内方に保持する。
以上説明した本実施形態にかかる車両用カーテンエアバッグ装置1は、メインチャンバ14,15の展開膨張方向を車両前方および車両後方の斜め下方へコントロールすることができるので、非正規位置に乗員頭部が位置している場合であっても、メインチャンバ14,15が斜めに展開していき、その際、乗員頭部付近でのメインチャンバ14,15の膨張タイミングを遅らせて、これらメインチャンバ14,15を、それらの厚みが薄い状態で乗員頭部とサイドウインドウ7,8の間に割り込ませることが可能で、当該頭部に上方からエアバッグ本体2の展開膨張力が作用する事態を防止することができ、乗員傷害値を低減することが可能である。
Bピラー5に沿って重なり合って膨張展開する縦向きチャンバ21による当接反力と、前方メインチャンバ14よりも遅いタイミングで展開膨張して前部サイドウインドウ7を遮蔽するフロントチャンバ16を併設したので、ロールオーバー発生時などにおける乗員の車外放出を適切に防止することが可能である。
Bピラー5に沿って重なり合って膨張展開する縦向きチャンバ21による当接反力と、後方メインチャンバ15よりも遅いタイミングでCピラー6に沿って重なり合って展開膨張するリアチャンバ19を併設したので、これらチャンバ21,19間に位置する後方メインチャンバ15で中央部サイドウインドウ8を遮蔽して、乗員の車外放出を適切に防止することが可能である。
少なくともフロントチャンバ16を、膨張したとき、車両ドアのベルトライン23とオーバーラップするように、その下部がベルトライン23よりも下方へ達する外形輪郭で形成したので、フロントチャンバ16によりベルトライン23から当接反力を得て、前部サイドウインドウ7をほぼ完全に遮蔽することができ、車外放出防止効果をさらに向上することができる。特に、フロントチャンバ16を車両外側に寄せて配置する場合には、このオーバーラップにより、フロントチャンバ16による車外放出防止作用を確実化することが可能である。
エアバッグ本体2とAピラー4とを連結するストラップ11を設けたので、エアバッグ本体4とAピラー4との間の隙間が拡大することを防止でき、車外放出防止効果をさらに高めることが可能である。
メインチャンバ14,15よりも膨張展開完了時点を遅延させたフロントチャンバ16とリアチャンバ19により、実質的にメインチャンバ14,15の展開膨張完了時間を短縮することが可能で、側面衝突時における乗員保護性能を向上することが可能である。また、メインチャンバ14,15からフロントチャンバ16やリアチャンバ19へのインフレータガスGの流入によって、メインチャンバ14,15の硬さのコントロールが可能となる。この硬さのコントロールと、フロントチャンバ16およびリアチャンバ19の展開膨張が完了するタイミングとは、フロントポート22およびリアポート24の大きさの設定により、調整することが可能である。
従って、本実施形態にかかる車両用カーテンエアバッグ装置1によれば、乗員が非正規位置にいても、的確に乗員保護性能を確保することができると共に、乗員の車外放出防止機能や側面衝突に対する乗員保護機能を適切に組み込むことができ、これら3つの乗員保護性能をすべて満足させることが可能である。
図4には、上記実施形態の変形例が示されている。この変形例では、後方メインチャンバ15を形成するガイドシーム13に、当該後方メインチャンバ15を前後に仕切るために、上部横ガイドシーム部13aから縦ガイドシーム部13bと並行に追加シーム部25が形成される。縦ガイドシーム部13bと追加シーム部25の下端は共に、環状シームSの下縁Slに近接される。中央部サイドウインドウ8が大きい場合、後方メインチャンバ15の容量が大きくなり、即座に展開膨張させることが難しい場合がある。このような場合には、後方メインチャンバ15を追加シーム部25で前後に仕切ることで、後方部分を車両後方斜め下方へ展開する先行展開チャンバ部分15aとし、前方部分を、側面衝突対策に有効な遅延チャンバ部分15bとすることが可能である。
図5には、他の変形例が示されている。この変形例では、エアバッグ本体2の環状シームS内に、Cピラー6位置のリアチャンバ19よりも車両後方に位置させて、リアチャンバ19と連通されてインフレータガスGが流入される追加チャンバ26を形成し、追加チャンバ26を、Cピラー6後方で展開膨張させるようにしている。追加チャンバ26は、環状シームSに接続される増設シーム27で適宜に仕切ることにより形成される。このように構成すると、後部サイドウインドウ9に面して座席が設けられる大型のバンなどに対し、側面衝突対策に有効な遅延チャンバ(追加チャンバ26)を備えることができる。
上記実施形態および変形例では、エアバッグ本体2に備えるガス導入ポート12を、車両前後方向中央部に形成するセンターフィルタイプを例示して説明したが、リアフィルタイプやフロントフィルタイプであってもよいことはもちろんである。
以上に述べた車両用カーテンエアバッグ装置は、本発明の好ましい例であって、これ以外の実施形態例も、各種の方法で実施または遂行できる。特に、本願明細書中に限定される主旨の記載がない限り、この発明は、添付図面に示した詳細な部品の形状、大きさおよび構成配置等に制約されるものではない。また、本願明細書中に用いられた表現および用語は、説明を目的としたもので、特に限定される主旨の記載がない限り、それに限定されるものではない。
1 車両用カーテンエアバッグ装置
2 エアバッグ本体
4 Aピラー
5 Bピラー
6 Cピラー
7〜9 サイドウインドウ
10 ルーフサイドレール
11 ストラップ
12 ガス導入ポート
13 前方・後方ガイドシーム
13a 上部横ガイドシーム部
13b 縦ガイドシーム部
14 前方メインチャンバ
15 後方メインチャンバ
16 フロントチャンバ
18 横向きガスダクト
19 リアチャンバ
21 縦向きチャンバ
23 車両ドアのベルトライン
25 追加シーム部
26 追加チャンバ
G インフレータガス
S 環状シーム

Claims (8)

  1. ルーフからサイドウインドウに沿って下向きに展開膨張されるエアバッグ本体を備えた車両用カーテンエアバッグ装置であって、
    上記エアバッグ本体は、インフレータガスを導入するガス導入ポートと、環状シームによって取り囲まれるエアバッグ空間内に車両前後方向に並設される前後一対の前方メインチャンバおよび後方メインチャンバとを含み、
    上記ガス導入ポートは、上記環状シームを一部切除した形態で、上記エアバッグ本体の上端中央部に形成され、
    上記前方メインチャンバは、少なくとも上記環状シームの上縁と並行に車両の長さ方向前方へ延びる上部横ガイドシーム部の後端に縦ガイドシーム部の上端を接続して折り曲げた形態でかつ該縦ガイドシーム部の下端が前方へ向けて曲げられて上記エアバッグ空間内に形成された前方ガイドシームで囲って、車両前方斜め下方へ向けて区画されて形成され
    上記後方メインチャンバは、少なくとも上記環状シームの上縁と並行に車両の長さ方向後方へ延びる上部横ガイドシーム部の前端に縦ガイドシーム部の上端を接続して折り曲げた形態でかつ該縦ガイドシーム部の下端が後方へ向けて曲げられて上記エアバッグ空間内に形成された後方ガイドシームで囲って、車両後方斜め下方へ向けて区画されて形成され
    上記前方ガイドシームおよび上記後方ガイドシームそれぞれの上方には、上記環状シームの上縁との間に、上記ガス導入ポートに連通して、インフレータガスが、車両前方および車両後方へ流れそれらの上部横ガイドシーム部を介して回り込んで、上記前方メインチャンバおよび上記後方メインチャンバに流れ込む横向きガスダクトが形成され、
    上記前方ガイドシームおよび上記後方ガイドシームの上記縦ガイドシーム部は互いに向かい合って配置され、
    上記前方ガイドシームおよび上記後方ガイドシームの上記縦ガイドシーム部間には、ほぼ直上に位置する上記ガス導入ポートに連通して、インフレータガスが、車両下方へ流れそれらの縦ガイドシーム部を介して回り込んで、上記前方メインチャンバおよび上記後方メインチャンバに流れ込むと共に、当該インフレータガスにより車両下方へ向かって展開膨張する縦向きチャンバが形成され、
    上記前方メインチャンバおよび上記後方メインチャンバにはそれぞれ、上記横向きガスダクトおよび上記縦向きチャンバ双方から上記前方ガイドシーム内側および上記後方ガイドシーム内側へインフレータガスが流れ込んで充満し、該前方メインチャンバが車両前方斜め下向きに向かって展開膨張され、該後方メインチャンバが車両後方斜め下向きに向かって展開膨張されることを特徴とする車両用カーテンエアバッグ装置。
  2. 前記縦向きチャンバは、車両のBピラー位置に位置づけられ、前記エアバッグ本体を車両内方へ引き込むように、該Bピラーに沿って重なり合って展開膨張されることを特徴とする請求項1に記載の車両用カーテンエアバッグ装置。
  3. 前記エアバッグ本体には、前記前方メインチャンバの車両前方に、該前方メインチャンバと連通されてインフレータガスが流入されるフロントチャンバが形成され、該フロントチャンバは、少なくとも上部が部分的に車両のAピラー位置に位置づけられて、該Aピラーと重なり合って展開膨張されることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用カーテンエアバッグ装置。
  4. 少なくとも前記フロントチャンバは、膨張したとき、車両ドアのベルトラインとオーバーラップするように、その下部が該ベルトラインよりも下方へ達する外形輪郭で形成されることを特徴とする請求項3に記載の車両用カーテンエアバッグ装置。
  5. 前記エアバッグ本体と前記Aピラーとを連結するストラップが設けられることを特徴とする請求項1から4いずれかの項に記載の車両用カーテンエアバッグ装置。
  6. 前記エアバッグ本体には、前記後方メインチャンバの車両後方に、該後方メインチャンバと連通されてインフレータガスが流入されるリアチャンバが形成され、該リアチャンバは、車両のCピラー位置に位置づけられて、該Cピラーと重なり合って展開膨張されることを特徴とする請求項1から5いずれかの項に記載の車両用カーテンエアバッグ装置。
  7. 前記後方メインチャンバを形成する前記ガイドシームには、該後方メインチャンバを前後に仕切るために、前記上部横ガイドシーム部から前記縦ガイドシーム部と並行に追加シーム部が形成されることを特徴とする請求項1から6いずれかの項に記載の車両用カーテンエアバッグ装置。
  8. 前記エアバッグ本体には、前記リアチャンバの車両後方に、該リアチャンバと連通されてインフレータガスが流入される追加チャンバが形成され、該追加チャンバは、前記Cピラー後方で展開膨張されることを特徴とする請求項6または7に記載の車両用カーテンエアバッグ装置。
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