JP2016032412A - ワイヤハーネス用プロテクタ - Google Patents

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青木 勝彦
Katsuhiko Aoki
勝彦 青木
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Abstract

【課題】電線群が引っ張られたり曲げられたりしたときに、電線群を固定する粘着テープの巻き付け位置がずれてしまうことや、電線群を固定する粘着テープが抜けてしまうことを抑制できるワイヤハーネス用プロテクタを提供する。【解決手段】複数の電線からなる電線群20を収容し、かつ電線群20が外方へ引き出されるプロテクタ本体30と、プロテクタ本体30の端部から電線群20の引き出し方向に延びるとともに、電線群20が粘着テープT1によってテープ巻き固定されるテープ固定片32と、テープ固定片32からプロテクタ本体30側に向けてフック状に折り返された形状を有する突起部33と、を備え、テープ固定片32と突起部33との間に、テープ固定片32に貼付される粘着テープT1が入り込むよう構成している。【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤハーネス用プロテクタに関する。
従来、自動車に配索されるワイヤハーネスの構成要素である電線群を収容するワイヤハーネス用プロテクタが知られている(例えば、特許文献1参照)。図3は特許文献1に記載されたワイヤハーネス用プロテクタを示す。
図3において、ワイヤハーネス用プロテクタ100は、ワイヤハーネスの構成要素である図示しない複数の電線からなる電線群を収容し、かつ電線群が外方へ引き出されるプロテクタ本体101と、プロテクタ本体101から電線群の引き出し方向に延びるとともに、電線群が図示しない粘着テープによってテープ巻き固定される電線群受部102と、電線群受部102の先端部に形成した鍔部103とを、有して構成されている。
電線群受部102に電線群をテープ巻き固定する粘着テープは、鍔部103により電線群受部102に対する巻き付け位置が定められるとともに、電線群受部102から抜けないようになっている。
実開平6−2924号公報
しかしながら、上述したワイヤハーネス用プロテクタ100は、電線群が引っ張られたり曲げられたりしたときに、粘着テープの伸びに起因して、電線群受部102に対する粘着テープの巻き付け位置がずれてしまうことや、あるいは電線群受部102から粘着テープが抜けてしまうことが懸念される。
本発明は、上述したような課題を解決するためになされたもので、電線群が引っ張られたり曲げられたりしたときに、電線群を固定する粘着テープの巻き付け位置がずれてしまうことや、電線群を固定する粘着テープが抜けてしまうことを抑制できるワイヤハーネス用プロテクタを提供することを目的とする。
本発明に係るワイヤハーネス用プロテクタは、上記目的を達成するため、複数の電線からなる電線群を収容し、かつ前記電線群が外方へ引き出されるプロテクタ本体と、前記プロテクタ本体から前記電線群の引き出し方向に延びるとともに、前記電線群が粘着テープによってテープ巻き固定されるテープ固定片と、前記テープ固定片からプロテクタ本体側に向けてフック状に折り返された形状を有する突起部と、を備え、前記テープ固定片と前記突起部との間に、前記テープ固定片に貼付される前記粘着テープが入り込むよう構成している。
この構成により、本発明に係るワイヤハーネス用プロテクタは、テープ固定片に電線群をテープ巻き固定する粘着テープがテープ固定片とフック状に折り返された突起部との間に入り込むため、電線群が引っ張られたり曲げられたりしたときに粘着テープに伸びが生じても、テープ固定片に対する粘着テープの巻き付け位置がずれてしまうことや、テープ固定片から粘着テープが抜けてしまうことを抑制できる。
上述した構成のワイヤハーネス用プロテクタにおいて、前記突起部は、テープ固定片に貼付される粘着テープのテープ幅の半分以上を覆うよう形成された構成であることが好ましい。
この構成により、本発明に係るワイヤハーネス用プロテクタは、テープ固定片に貼付される粘着テープのテープ幅の半分以上が突起部により覆われるため、電線群が引っ張られたり曲げられたりしたときに粘着テープに伸びが生じても、テープ固定片に対する粘着テープの巻き付け位置がずれてしまうことや、テープ固定片から粘着テープが抜けてしまうことをより効果的に抑制できる。
また、上述した構成のワイヤハーネス用プロテクタにおいて、前記プロテクタ本体は、底面部および前記底面部の両縁部に連なって突出する一対の側面部を有する樋状に形成され、前記テープ固定片は、前記底面部の端部に連なって前記電線群の引き出し方向に延びるよう形成された構成であることが好ましい。
この構成により、本発明に係るワイヤハーネス用プロテクタは、プロテクタ本体の底面部の端部に電線群がテープ巻き固定されるテープ固定片を電線群の引き出し方向に連なるよう形成していため、プロテクタ本体に収容される電線群をテープ固定片に安定した状態で固定することができる。
本発明によれば、電線群が引っ張られたり曲げられたりしたときに、電線群を固定する粘着テープの巻き付け位置がずれてしまうことや、電線群を固定する粘着テープが抜けてしまうことを抑制できるワイヤハーネス用プロテクタを提供することができる。
本発明の実施の形態に係るワイヤハーネス用プロテクタの部分縦端面図である。 本発明の実施の形態に係るワイヤハーネス用プロテクタに用いるプロテクタ本体の部分斜視図である。 従来のワイヤハーネス用プロテクタの部分斜視図である。
以下、本発明の実施の形態に係るワイヤハーネス用プロテクタについて、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係るワイヤハーネス用プロテクタ10は、複数の電線21からなる電線群20を収容し、かつ電線群20が外方へ引き出されるプロテクタ本体30と、蓋部31と、プロテクタ本体30から電線群20の引き出し方向に延びるとともに、電線群20が粘着テープT1によってテープ巻き固定されるテープ固定片32と、テープ固定片32からプロテクタ本体30側に向けてフック状に折り返された形状を有する突起部33と、を備え、テープ固定片32と突起部33との間に、テープ固定片32に貼付される粘着テープT1が入り込むよう構成されている。
電線群20は、複数の電線21を粘着テープT2により荒巻きして束ねたもので、自動車に搭載された電子機器を電気的に接続するようになっている。この電線群20は、複数の電線21をコルゲートチューブに内装したものでもよい。
プロテクタ本体30は、図2に示すように、底面部30aおよび底面部30aの両縁部30a,30aに連なって突出した一対の側面部30b,30cを有する樋状に形成されており、底面部30aおよび側面部30b,30cにより囲まれる空間に電線群20を収容するようになっている。底面部30aの幅W1は、側面部30b,30cの高さH1よりも大きく設定されている。
蓋部31は、一縁部にプロテクタ本体30の一方の側面部30bが図示しないヒンジ部を介して一体に形成されており、他縁部がプロテクタ本体30の他方の側面部30cに当接するまでヒンジ部を中心にプロテクタ本体30に折り重ねられると、一対の側面部30b,30cの間の開口部を覆って底面部30aに相対し、プロテクタ本体30とともに、扁平な矩形断面を有する中空構造体を構成するようになっている。
また、蓋部31は、他縁部にプロテクタ本体30の他方の側面部30cに図示しないフック部を有している。このフック部は、プロテクタ本体30の他方の側面部30cに形成された図示しない係止部に係合して、蓋部31によりプロテクタ本体30の側面部30b,30cの間の開口部が覆われた状態に保持するようになっている。
テープ固定片32は、プロテクタ本体30から電線群20の引き出し方向、すなわち、プロテクタ本体30の底面部30aの端部30a3に連なって電線群20の軸線方向に延びるよう形成されており、電線群20が粘着テープT1によってテープ巻き固定されるようになっている。テープ固定片32の幅W2は、底面部30aの幅W1よりも小さく設定されている。
突起部33は、テープ固定片32の先端部からプロテクタ本体30側に向けて折り返された形状を有しており、テープ固定片32と突起部33との間に、テープ固定片32に貼付される粘着テープT1が入り込むよう構成されている。この突起部33は、テープ固定片32に貼付されるT1のテープ幅W3の半分以上を覆うよう形成されている。
突起部33は、テープ固定片32に相対する面33aとテープ固定片32において粘着テープT1が貼付される側の面32aとの間隔が、例えば1mm程度となるよう設定されており、テープ固定片32と突起部33との間に0.1mm以下の厚みを有する粘着テープT1を、容易に、かつ確実に入り込ませることができるようになっている。
ワイヤハーネス用プロテクタ10を構成するプロテクタ本体30、蓋部31、ヒンジ部、フック部、係止部、テープ固定片32および突起部33は、ポリプロピレン(PP)等の樹脂材料により一体成型されている。また、突起部33には、成形型からワイヤハーネス用プロテクタ10を取り出すための型抜き用の孔33bが形成されている。
さらに、プロテクタ本体30に電線群20を収容し、テープ固定片32に電線群20を粘着テープT1によりテープ巻き固定した後、プロテクタ本体30および蓋部31は、蓋部31がプロテクタ本体30の側面部30b,30cの間の開口部を覆うよう図示しない粘着テープにより固縛されるようになっている。
本実施の形態に係るワイヤハーネス用プロテクタ10は、テープ固定片32に電線群20をテープ巻き固定する粘着テープT1がテープ固定片32とフック状に折り返された突起部33との間に入り込むため、電線群20が引っ張られたり曲げられたりしたときに粘着テープT1に伸びが生じても、テープ固定片32に対する粘着テープT1巻き付け位置がずれてしまうことや、テープ固定片32から粘着テープT1が抜けてしまうことを抑制できる。
また、本実施の形態に係るワイヤハーネス用プロテクタ10は、テープ固定片32に貼付される粘着テープT1のテープ幅W3の半分以上が突起部33により覆われるため、電線群20が引っ張られたり曲げられたりしたときに粘着テープT1に伸びが生じても、テープ固定片32に対する粘着テープT1の巻き付け位置がずれてしまうことや、テープ固定片32から粘着テープT1が抜けてしまうことをより効果的に抑制できる。
また、本実施の形態に係るワイヤハーネス用プロテクタ10は、プロテクタ本体30の底面部30aの端部に電線群20がテープ巻き固定されるテープ固定片32を電線群20の引き出し方向に連なるよう形成していため、プロテクタ本体30に収容される電線群20をテープ固定片32に安定した状態で固定することができる。
上述したワイヤハーネス用プロテクタ10は、プロテクタ本体30の底面部30aの端部にテープ固定片32を、電線群20の引き出し方向に連なるよう形成しているが、プロテクタ本体30の側面部30bもしくは側面部30bにテープ固定片を、電線群20の引き出し方向に連なるよう形成した構成を採っても、本実施の形態と同様に、テープ固定片に対する粘着テープT1の巻き付け位置がずれてしまうことや、テープ固定片から粘着テープT1が抜けてしまうことを抑制できる。
以上説明したように、本発明にワイヤハーネス用プロテクタは、電線群を固定する粘着テープの巻き付け位置がずれてしまうことや、電線群を固定する粘着テープが抜けてしまうことを抑制できるという効果が得られるので、ワイヤハーネス用プロテクタ全般に有用である。
10 ワイヤハーネス用プロテクタ
20 電線群
30 プロテクタ本体
30a 底面部
30a1,30a2 両縁部
30a3 端部
30b,30c 側面部
31 蓋部
32 テープ固定片
33 突起部
T1 粘着テープ
W3 テープ幅

Claims (3)

  1. 複数の電線からなる電線群を収容し、かつ前記電線群が外方へ引き出されるプロテクタ本体と、
    前記プロテクタ本体から前記電線群の引き出し方向に延びるとともに、前記電線群が粘着テープによってテープ巻き固定されるテープ固定片と、
    前記テープ固定片からプロテクタ本体側に向けてフック状に折り返された形状を有する突起部と、を備え、
    前記テープ固定片と前記突起部との間に、前記テープ固定片に貼付される前記粘着テープが入り込むよう構成したことを特徴とするワイヤハーネス用プロテクタ。
  2. 前記突起部は、テープ固定片に貼付される粘着テープの幅の半分以上を覆うよう形成されたことを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネス用プロテクタ。
  3. 前記プロテクタ本体は、底面部および前記底面部の両縁部に連なって突出する一対の側面部を有する樋状に形成され、
    前記テープ固定片は、前記底面部の端部に連なって前記電線群の引き出し方向に延びるよう形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネス用プロテクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019009973A (ja) * 2017-06-28 2019-01-17 古河電気工業株式会社 プロテクタ

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JP2012228080A (ja) * 2011-04-20 2012-11-15 Yazaki Corp 電線導出部のテープずれ防止構造

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