JP5614797B2 - ワイヤハーネスの取付方法 - Google Patents

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本発明は、車両等におけるワイヤハーネスの取付方法に関する。
車両等では、ワイヤハーネスの配索作業を簡便にするために、ワイヤハーネスの配索経路に位置する樹脂部材に、ワイヤハーネスを固定するための機構を一体形成しておく場合がある。
図3及び図4は、ワイヤハーネス101の配索経路に位置する樹脂部材111に、ワイヤハーネスを固定するための機構(後述の柱状突起対)を一体形成した従来のワイヤハーネスの取付方法を示したものである。このワイヤハーネスの取付方法は、下記特許文献1に開示されたものである。
図示例の場合、ワイヤハーネス101は、複数の被覆電線102をリボン状に接続して一体化したリボン電線である。ワイヤハーネス101には、樹脂部材111への固定に利用される熱融着テープ104が設けられている。この熱融着テープ104は、ワイヤハーネス101を幅方向に横断する帯状である。また、熱融着テープ104は、両端105a,105bがワイヤハーネス101の外側に突出するように長さ設定されている。また、熱融着テープ104は、熱融着により各被覆電線102の絶縁被覆に融着一体化されている。
ワイヤハーネス101の両側に突出する熱融着テープ104の両端105a,105bには、後述する樹脂部材111側の柱状突起を挿通させるための突起挿通孔106a、106bが、貫通形成されている。
樹脂部材111は、車体上のワイヤハーネス101の配索経路に配備される部品で、熱可塑性樹脂で形成されている。この樹脂部材111としては、具体的には、例えば、インストルメントパネルや、ドアトリムなど、車体の内装に使用される各種の構造用樹脂部品が該当する。
図示例の樹脂部材111の場合は、ワイヤハーネス101が載置されるハーネス配索面113に、柱状突起対115が、一体形成されている。ハーネス配索面113上の柱状突起対115は、ワイヤハーネス101の長さ方向に適宜間隔Dで、複数装備されている。
それぞれの柱状突起対115は、ワイヤハーネス101の幅方向に離間して配置された一対の柱状突起116a,116bから構成されている。互いに対を成す柱状突起11a6と柱状突起116bとの間の離間距離L1は、各柱状突起116a,116bが熱融着テープ104の両端105a,105bの突起挿通孔106a、106bに嵌合するように、突起挿通孔106aと突起挿通孔106bとの間の離間距離に対応して設定されている。
なお、柱状突起116a,116bは、いずれも、円柱状の突起である。各柱状突起116a,116bは、その上端部が、ハーネス配索面113に載置されたワイヤハーネス101の熱融着テープ104の突起挿通孔106a、106bから上方に突出するように、ハーネス配索面113からの突出高さが設定されている。
図3に示したワイヤハーネス101の樹脂部材111への取り付けは、ケーブル載置工程と、突起熱成形工程と、を順に実施することで完了する。
ここで、ケーブル載置工程とは、図4(a)に示すように、ワイヤハーネス101の各熱融着テープ104の両端105a,105bの突起挿通孔106a、106bを、樹脂部材111上のハーネス配索面113の各柱状突起116a,116bの上端に嵌合させて、各柱状突起対115間に、ワイヤハーネス101を配置する工程である。
また、突起熱成形工程は、図4(a)に示すように、前述のケーブル載置工程を終えた各柱状突起116a,116bの上端に、加熱手段(ヒーティングダイ)121を押し当てて、各柱状突起116a,116bの上端部の熱成形を行う。
更に詳しく説明すると、加熱手段121は、各柱状突起116a,116bの上端部に、該上端部の軟化(可塑化)に必要な加熱処理と、軟化した上端部を拡径状態に圧縮成形する加圧処理とを行う。この加熱手段121の加熱・加圧処理により、各柱状突起116a,116bの上端部は、図4(b)に示すように、突起挿通孔106a、106bを通過できない程度に拡径した円板状107に変形する。
図4(b)に示した各柱状突起116a,116bの上端部の拡径変形によって、ワイヤハーネス101は、柱状突起対115間に位置決めされた状態に、樹脂部材111のハーネス配索面113に固定される。
以上に説明したワイヤハーネスの取付方法では、樹脂部材111に一体形成された柱状突起対115間にワイヤハーネス101を載置し、各柱状突起対115を構成している各柱状突起116a,116bの上端を、ワイヤハーネス101の突起挿通孔106a、106bに嵌合させることで、ワイヤハーネス101をハーネス配索面113上に位置決めする。
更に、ワイヤハーネス101の突起挿通孔106a、106bに嵌合した柱状突起116a,116bの上端を、加熱手段121によって突起挿通孔106a、106bよりも大きな外径に加熱変形させれば、ワイヤハーネス101の熱融着テープ104が柱状突起対115から離脱不可となり、ワイヤハーネス101が樹脂部材111に固定された状態になる。
このように、上記のワイヤハーネスの取付方法では、ワイヤハーネス101や樹脂部材111とは別体のクリップ等を使用せずに、ワイヤハーネス101を樹脂部材111に固定できるため、樹脂部材111へのワイヤハーネス101の取り付けを容易にすることができる。
特開平10−285755号公報
ところが、特許文献1に記載のワイヤハーネスの取付方法では、ワイヤハーネス101を柱状突起対115間に載置する際に、熱融着テープ104の両端の突起挿通孔106a、106bの位置を、柱状突起対115を構成している一対の柱状突起116a,116bの上端の位置に正確に整合させなければならず、突起挿通孔106a、106bと柱状突起116a,116bとの位置整合にかなりの手間が必要になるため、ワイヤハーネス101の取り付け作業がそれほど簡便にはならないという問題があった。
また、固定するワイヤハーネス101は、樹脂部材111上の柱状突起116a,116bの配置に対応して、予め、突起挿通孔106a、106bを形成しておく必要があり、突起挿通孔106a、106bの装備に、加工費や手間がかかるという問題もあった。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消することに係り、突起を孔に嵌合させると言った手間のかかる位置整合が不要で、しかも、ワイヤハーネス側に位置整合用の孔を加工する必要がなく、ワイヤハーネスの配索経路に位置する樹脂部材へのワイヤハーネスの取り付けを容易にすることができるワイヤハーネスの取付方法を提供することにある。
本発明の前述した目的は、下記の構成により達成される。
(1)熱可塑性樹脂で形成された樹脂部材にワイヤハーネスを取り付ける工程として、
前記樹脂部材上のハーネス配索面に一体形成された柱状突起対間に、前記ワイヤハーネスを配置するケーブル載置工程と、
前記柱状突起対を構成する各柱状突起の上端側を、互いに対を構成する柱状突起同士の対向方向に加熱状況下で折り曲げて、前記各柱状突起の上端側を前記ワイヤハーネスの上方への移動を規制する折り曲げ形態に成形し、且つ、互いの対向方向に突き当たる各柱状突起の端面同士を熱融着させた後、熱融着を終えた柱状突起を冷却して、前記柱状突起対を構成する各柱状突起の上端側が前記ワイヤハーネスを前記ハーネス配索面上に押さえた状態とする突起熱成形工程と、
備え、
前記柱状突起の直径dは、前記柱状突起対間の長さをwとしたとき、
d≧w/2
を満たすことを特徴とするワイヤハーネスの取付方法。
(2)前記柱状突起の高さhは、前記柱状突起の直径をd、ワイヤハーネスの厚さをtとしたとき、
h≧(d+2t)
を満たすことを特徴とする上記(1)に記載のワイヤハーネスの取付方法。
上記(1)の構成によれば、ワイヤハーネスは、ケーブル載置工程と、突起熱成形工程と、を行うことで樹脂部材に取り付けられる。
ここで、ケーブル載置工程は、樹脂部材上のハーネス配索面に一体形成された柱状突起対間にワイヤハーネスを配置する(嵌め込む)操作で、柱状突起対がワイヤハーネスを幅方向に挟んでワイヤハーネスの幅方向の位置決めを行う。このケーブル載置工程では、別体のクリップ等を使用せず、しかも、突起を孔に嵌合させると言った手間のかかる位置整合作業も不要で、しかも、ワイヤハーネス側に位置整合用の孔を加工する必要がないため、樹脂部材上でワイヤハーネスの幅方向の位置決めを簡単に行うことができる。
また、突起熱成形工程は、柱状突起対を構成する各柱状突起の上端側を、互いに対を構成する柱状突起同士の対向方向に、加熱状況下で折り曲げた形態に成形し、且つ、互いの対向方向に突き当たる各柱状突起の端面同士を熱融着させた後、熱融着を終えた柱状突起を冷却して、前記柱状突起対を構成する各柱状突起の上端側が前記ワイヤハーネスを前記ハーネス配索面上に押さえた状態とするものである。そして、この突起熱成形工程では、各柱状突起の上端側を加熱状況下で折り曲げ成形する手段として、例えば、高温の加熱板等を使用することで、簡単に、各柱状突起の上端側が前記ワイヤハーネスを前記樹脂部材上のハーネス配索面上に押さえた状態とすることができる。
即ち、上記(1)の構成によれば、樹脂部材のハーネス配索面上におけるワイヤハーネスの幅方向の位置決めと、ワイヤハーネスのハーネス配索面上への押さえ付けとを、簡単に実施することができ、ワイヤハーネスの配索経路に位置する樹脂部材へのワイヤハーネスの取り付けを容易にすることができる。
また、上記(1)の構成によれば、ワイヤハーネス1を取り付けるのに充分な強度が得られる。
また、上記(2)の構成によれば、突起熱成形工程で、柱状突起の上端側を加熱成形する高温の熱成形部材がワイヤハーネスに接触することを防止できる。
本発明によるワイヤハーネスの取付方法によれば、樹脂部材のハーネス配索面上におけるワイヤハーネスの幅方向の位置決めと、ワイヤハーネスのハーネス配索面上への押さえ付けとを、簡単に実施することができ、ワイヤハーネスの配索経路に位置する樹脂部材へのワイヤハーネスの取り付けを容易にすることができる。
本発明に係るワイヤハーネスの取付方法の一実施形態の説明図で、(a)はワイヤハーネスを柱状突起対間に配置するケーブル載置工程の説明図、(b)は柱状突起対を構成している各柱状突起の上端側を熱成形させる突起熱成形工程の説明図、(c)は突起熱成形工程を終えて柱状突起対によりワイヤハーネスが固定された状態の説明図である。 図1に示した樹脂部材上の柱状突起対の各柱状突起の高さ寸法や、柱状突起対間に配置するワイヤハーネスの厚さ寸法の説明図である。 従来のワイヤハーネスの取付方法を示す斜視図である。 (a)は従来のワイヤハーネスの取付方法においてワイヤハーネスを柱状突起対間に配置する工程の説明図、(b)は柱状突起対間のワイヤハーネスを固定する工程の説明図である。
以下、本発明に係るワイヤハーネスの取付方法の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1及び図2は本発明に係るワイヤハーネスの取付方法の一実施形態を示したもので、図1(a)はワイヤハーネスを柱状突起対間に配置するケーブル載置工程の説明図、図1(b)は柱状突起対を構成している各柱状突起の上端側を熱成形させる突起熱成形工程の説明図、図1(c)は突起熱成形工程を終えて柱状突起対によりワイヤハーネスが固定された状態の説明図、図2は図1に示した樹脂部材上の柱状突起対の各柱状突起の高さ寸法や、柱状突起対間に配置するワイヤハーネスの厚さ寸法の説明図である。
この一実施形態のワイヤハーネスの取付方法は、ワイヤハーネス1の配索経路に位置する樹樹脂部材11に、ワイヤハーネス1を取り付ける方法である。
本実施形態の場合、ワイヤハーネス1は、図2に示すように、厚さ寸法がt、幅寸法がwのフラットな配線材で、具体的には、複数の被覆電線をリボン状に接続して一体化したリボン電線、フレキシブルフラットケーブル(FFC)、フレキシブルプリントサーキット(FPC)、フレキシブルワイヤーサーキット(FWC)等を使用することを想定している。但し、ワイヤハーネス1として、複数の被覆電線を丸型に結束した電線を利用することもできる。
樹脂部材11は、熱可塑性樹脂で形成されており、ワイヤハーネス1の配索経路に配置される車載部品である。
樹脂部材11は、ワイヤハーネス1が載置されるハーネス配索面12に、柱状突起対21が一体形成されている。柱状突起対21は、ワイヤハーネス1の幅方向に離間してハーネス配索面12に立設された一対の柱状突起22,22から構成される。一対の柱状突起22,22間の間隔は、ワイヤハーネス1の幅寸法wと略等しいか、あるいは幅寸法wより僅かに大きく設定される。
図1及び図2では、ハーネス配索面12上の1つの柱状突起対21を示しているが、柱状突起対21は、ワイヤハーネス1の長さ方向に沿って適宜間隔で、複数対設けるようにしても良い。
柱状突起対21を構成する各柱状突起22は、円柱状で、その直径dは、ワイヤハーネス1の幅寸法wの2分の1以上の大きさに設定される。
即ち、
d≧w/2 ……(1)
である。
これにより、ワイヤハーネス1を取り付けるのに充分な強度が得られる。
また、各柱状突起22の高さh(図2参照)は、上記のように、柱状突起22の直径をd、ワイヤハーネス1の厚さをtとしたとき、次の(2)式が成立する範囲に設定される。
h≧(d+2t) ……(2)
これにより、後述する突起熱成形工程で、柱状突起22の上端側を加熱成形する高温の熱成形部材がワイヤハーネス1に接触することを防止できる。
本実施形態におけるワイヤハーネスの取付方法では、樹脂部材11にワイヤハーネス1を取り付ける工程として、ケーブル載置工程と、突起熱成形工程とを順に実施する。
ケーブル載置工程は、図1(a)に示すように、樹脂部材11上のハーネス配索面12に一体形成された柱状突起対21間に、ワイヤハーネス1を配置する工程である。
突起熱成形工程は、前記ケーブル載置工程を終えた後に実施される。この突起熱成形工程は、図1(b)に示すように、柱状突起対21を構成する各柱状突起22の上端に高温の加熱板31を押し当てて、一対の柱状突起22,22の上端側を所定の形状に熱成形する工程である。
加熱板31としては、例えば、高温に加熱されたステンレス板等が使用される。
更に詳しく説明すると、この突起熱成形工程では、各柱状突起22の上端側を、互いに対を構成する柱状突起22同士の対向方向(即ち、ワイヤハーネス1の幅方向)に加熱状況下で折り曲げて、各柱状突起22の上端側をワイヤハーネス1の上方への移動を規制する折り曲げ形態に成形し、且つ、互いの対向方向に突き当たる各柱状突起22の端面同士を熱融着させた後、熱融着を終えた柱状突起22を冷却して、図1(c)に示すように、柱状突起対21を構成する各柱状突起22の上端側がワイヤハーネス1をハーネス配索面12上に押さえた状態とする。
以上に説明した本実施形態のワイヤハーネスの取付方法では、ワイヤハーネス1は、ケーブル載置工程と、突起熱成形工程と、を行うことで樹脂部材11に取り付けられる。
ここで、ケーブル載置工程は、樹脂部材11上のハーネス配索面12に一体形成された柱状突起対21間にワイヤハーネス1を配置する(嵌め込む)操作で、柱状突起対21がワイヤハーネス1を幅方向に挟んでワイヤハーネス1の幅方向の位置決めを行う。
このケーブル載置工程では、別体のクリップ等を使用せず、しかも、突起を孔に嵌合させるといった手間のかかる位置整合作業も不要で、しかも、ワイヤハーネス1側に位置整合用の孔を加工する必要がないため、樹脂部材11上でワイヤハーネス1の幅方向の位置決めを簡単に行うことができる。
また、突起熱成形工程は、柱状突起対21を構成する各柱状突起22の上端側を、互いに対を構成する柱状突起22同士の対向方向に、加熱状況下で折り曲げた形態に成形し、且つ、互いの対向方向に突き当たる各柱状突起22の端面同士を熱融着させた後、熱融着を終えた柱状突起22を冷却して、柱状突起対21を構成する各柱状突起22の上端側がワイヤハーネス1をハーネス配索面12上に押さえた状態とするものである。
そして、この突起熱成形工程では、各柱状突起22の上端側を加熱状況下で折り曲げ成形する手段として、図1(b)に示したように、高温の加熱板31を使用することで、簡単に、各柱状突起22の上端側が前記ワイヤハーネス1を前記樹脂部材11上のハーネス配索面12上に押さえた状態とすることができる。
即ち、上記実施形態の構成によれば、樹脂部材11のハーネス配索面12上におけるワイヤハーネス1の幅方向の位置決めと、ワイヤハーネス1のハーネス配索面12上への押さえ付けとを、簡単に実施することができ、ワイヤハーネス1の配索経路に位置する樹脂部材11へのワイヤハーネス1の取り付けを容易にすることができる。
また、上記実施形態では、前述の(2)式に示したように、各柱状突起22の高さhは、熱成形時に高温の加熱板31がワイヤハーネス1に接触することがないように、十分な大きさに確保されているため、高温の加熱板31がワイヤハーネス1に接触して、ワイヤハーネス1にダメージを与えることがなく、安心して取り付け作業を行うことができる。
なお、本発明のワイヤハーネスの取付方法は、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形、改良等が可能である。また、前述した実施形態において例示した各部の材質、形状、寸法、形態、数量、配置箇所等は、本発明の目的を達成できるものであれば、任意であり、前述した各実施形態に限定されない。
1 ワイヤハーネス
11 樹脂部材
12 ハーネス配索面
21 柱状突起対
22 柱状突起
31 加熱板
d 柱状突起の直径
h 柱状突起の高さ寸法
t ワイヤハーネスの厚さ寸法
w ワイヤハーネスの幅寸法

Claims (2)

  1. 熱可塑性樹脂で形成された樹脂部材にワイヤハーネスを取り付ける工程として、
    前記樹脂部材上のハーネス配索面に一体形成された柱状突起対間に、前記ワイヤハーネスを配置するケーブル載置工程と、
    前記柱状突起対を構成する各柱状突起の上端側を、互いに対を構成する柱状突起同士の対向方向に加熱状況下で折り曲げて、前記各柱状突起の上端側を前記ワイヤハーネスの上方への移動を規制する折り曲げ形態に成形し、且つ、互いの対向方向に突き当たる各柱状突起の端面同士を熱融着させた後、熱融着を終えた柱状突起を冷却して、前記柱状突起対を構成する各柱状突起の上端側が前記ワイヤハーネスを前記ハーネス配索面上に押さえた状態とする突起熱成形工程と、
    備え、
    前記柱状突起の直径dは、前記柱状突起対間の長さをwとしたとき、
    d≧w/2
    を満たすことを特徴とするワイヤハーネスの取付方法。
  2. 前記柱状突起の高さhは、前記柱状突起の直径をd、ワイヤハーネスの厚さをtとしたとき、
    h≧(d+2t)
    を満たすことを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネスの取付方法。
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